ダンス・オブ・ヴァンパイアTdV前楽見てきました。厳密に言うと翌日(25日)が楽日なんですが、楽日のチケットはエリザと同じく発売されてないので、一般発売は今日が最終日となります。楽日は内輪、出演者のパートナーとクイズか何かで当たった人くらいかな。私の歌の先生は、奥さんがアンサンブルなので、楽日に行ってました。

個人的にはTdV6回目だったみたいです。それほど通うつもりでもなかったのに、意外に見てるわー。けど、今日は前楽だし、ファンは今日集まるわけなので、やっぱり何か特別な趣向を期待したんですが、ほんと、びっくりするほど何もなくてかなり残念。

いつもと違った点(ファン編):
・ファンにコスプレの人が多かった。コスプレって言っても、ゴスっぽいドレスとか。
・自作Tシャツの人が多かった。後ろに日付が書いてあった。ここまで気合入れてるのに、ファンサービスのない公演なんて、ちょっとひどいかも。。
・なんか、手書きのポスターみたいなのを持ってる立ち見がいた
・拍手が激しかった
・日本人がいつもより客席に多かった

くらいかな。追加カテコもなく、アドリブもほとんどなく、別に歌い方がものすごい気合が入っているわけでもなく、全員ファーストキャストというくらいで、ほんと、普通の公演に毛が生えたくらいでした。

まあ、私の席がいつもよりずいぶんよかったので、かなり最後にもう一度じっくり舞台美術を楽しめたのがよかったけど。60ユーロくらいの席で、ミュージカルクラブ割引で54ユーロ。あと、もらってたチケット金券を動員して自腹で19ユーロだけだった。Rang2の最後列だったんだけど、ほんと見晴らしよかったー。特に最後の飛ぶところがものすごいよく見えたww。

●いつもと違った点(キャスト編)、気がついたこと

まあ、あまり特筆することもなかった公演だったので、たいしてレポすることもないんですが、今回特有だったこと、気がついたことを軽くまとめておきます。

・Logikの歌で、すごい早い段階から拍手の嵐。結局3回ショーストップした。拍手のタイミングの早さに笑ったwww。けど、実はこの曲終わる直前ちょっと涙出た。。これがもう聞けなくなると思うと、寂しい。。。

・Gott ist totで、やっぱりDrewよりThomasだよな。。。と思ってたんですが、見た目も!!!Thomasの影ってほんと生きてるみたいだったんだけど、Drewの影はバルカン星人に見えるよ。。。歌う時に手を体より前に出すと、下から照明が当たって影になるので、自然と手が実物より大きく映写されるのね(Thomasはそこまで計算して、手は体の真横だった)。おまけにDrewはThomasみたいに指をぴくぴくさせないで、いつもピースだから、必然的に映る影は巨大なカニのようなピースがwww。最後の最後で気がついたけど、もっと前に気がついてたらよかった。。爆笑ポイントだったのにー。

・Draussen ist Freiheitではやっぱり泣いた。ああ、やっぱりこのシーンが一番好きだー!!!(逆に言うと、このシーン以外あまり興奮しない。。)

・Seit Bereitで、Robert D Marxがすぐ側に立ってたよーー!!かっこいいいーーー!!!バンパイヤの衣装似合うなあーー!!

・ヘルベルト登場で拍手が出たのに爆笑ww。

・Totale FinsternisでRobert D Marxは赤い貴族の服と羽根の付いた赤い帽子で、場所は右上でした。墓場のシーンも目立ってていいねえ♪

・悪夢のシーン、Robert D Marxはソロ二つあった!Fuer die Nacht~♪っていう3フレーズ目。めちゃめちゃ美声で、ほんと、この人のヘルベルトとクロロックが見たかったよーーー。

・図書館のシーンの早口歌でも、教授は大拍手。っていうか、今回気合入ってたの、教授くらいだったんじゃない?そして、LukasとJa?Ja?Ja?Ja?ってやり取りを繰り返して爆笑。これが多分唯一のアドリブっぽい箇所だったかも。

・もちろんヘルベルトのプフ!でも拍手。

・真夜中のバルのシーン、ヘルベルト、噛まれたサラを見て思いっきり嫌な顔してる。。女の血じゃ嫌なのねー。

・噛まれてる最中のLukasの顔が面白いww。そして、一瞬で自分の牙つけてるー。

・最後の飛ぶやつ!!前回があまりにあっけなかったんですが、今回は見晴らしのいい席だし、着地地点が結構近かったので、存分に楽しめました。飛行速度も少しゆっくりになったみたいで、少し余裕持って見れたかも。やっぱり、Drewがせり下がるところはよく見えちゃったから、飛んでるのは替え玉って分かって笑えるんだけどねー。

●Drewについて

しかし、やっぱりDrewは微妙に物足りないなあ。。なんだか、TdV自体それほど深みのある作品でもないんですが、それでも結構見てるのは、Thomasの美声に聞きほれに言ってたのが大きかったかも。それがDrewになると、何度も聞くほどじゃ。。って感じなんだよね。。

Drewが悪いんじゃなくて、普通に声の質が合ってないだけなんだけどさ。だって、こないだのJCSのジーザスなんて、私のJCS史上最高のゲッセマネだったし。Drewはロックな歌はほんとすばらしいけど、こうやって低音を響かせるのは合わないよね。。

あと、今日思ったけど見た目が若い!ヘルベルトくらいの年の息子とか、信じられん。。兄弟に見えるw。いや、バンパイヤだから年取らないんだろうけど、けど若いよー。

クロロックにはオヤジのセクシーさが欲しいところだけど、Drewはセクシーと言うかかわいいし。一幕ラストの門前の問答は、ちょっとクロロックおちゃめなんですが、ここのDrew面白いから好きww。

あと、サラの入浴中にバルに誘うところはロックな歌声聞かせどころだから好き♪

けど、それ以外は、Unstillbare Gierとか、Thomasのあのすばらしさに比べると、なんだか酔えないんだよね。。それなりにDrewアレンジして、高音のよさを出すようにがんばってはいるんだけどね。。

あと、もう一つ。。あのクロロックの衣装似合ってない!!!前も書いたけど、カテコの衣装がやっぱり一番似合ってる。っていうか、カテコの衣装かっこよすぎ。Thomasはカテコの衣装全然似合ってなかったよねwww。もうさ、Drew,いっそのことカテコの衣装で全部登場してくれたらもっとかっこよかったのにーーー。

●出待ち編

お迎え待つ間に、時間があったし知り合いもいたので、ちょっとだけ楽屋裏に顔出してきまた。まあ、今日は楽屋裏びっくりするくらい人がいて、別に私も突撃するつもりもなかったので、遠巻きに見てたんですが、人数が多いだけで別に大してイベントもなかったし。(エリザの時はファンが替え歌で「私だけに」歌ったらしい。)

・Robにそっくりな人に遭遇。っていうか、向こうもこっちに気がついたっぽかったので、ほんとにRobかも。しかし、その一瞬観光客に道を聞かれて一瞬目を離した隙に、いなくなってしまった。。Robだったかもしれなかったのに!!!

・時間つぶしで楽屋裏行っただけなので、別に写真やサインを求めてたわけじゃないんですが、歌の先生の奥さんのMartinaさんは会ったら挨拶しようかな、と思ってた。しかし、楽屋口工事中な上、すごい人なので、全く近づけず。。かなり遠めで、出てくるのが見えたんですが(妊娠でずいぶん顔が丸くなってるので、最近の顔しか知らない人はびっくりするかも。。)、人垣に阻まれて近づけず。。昨日の歌のレッスンの時に「遠くから見たよー」って言ったらびっくりしてた。(本人は妊娠中なので、舞台に上がるアンサンブルだったのを、裏で歌うSwingに変えてもらって、最後まで出演してます。さすがにつわり中は病欠出してたみたいだけど。)

・そんな人垣なのに、結構ちゃんと出てきてた。まあ、楽日だったら公演後パーティーだから出てこないので、ファンにとっては最後の交流の日って感じかな。私が気がついただけでも、シャガールのおやじさん、Marjan、Lukasは見えた。Marjanのほうが先に出てきて、Lukasは少し遅れて出てきて、別々に人垣に飲まれてたよ。

・Lukasは知り合いさんとのツーショットを撮ってあげました。撮影中にお迎えの電話がかかってきたりしたので、ばたばただったけど。。それに、Lukas私の大きなおなかガン見www。カメラよりおなか見てたんじゃww。

・日本人も結構出待ちしてました。って言うか、楽日決まってから、ファンの知り合いも続々見に来てたから、この2週間くらい盛況だったのでは?Lukasが出てきた頃に雨が降ってきて、ちょっとサインとか大変そうだったわー。

。途中から、近くに停めてある車から、TdV初演版のCDが大音量で流れてきて、ちょっとこれはイベントっぽくて嬉しかった♪しかし、Totale Finsternis聞いて「お、これ、初演版」と分かってしまう私って。。Sarahの声が全然違うんだよー。

●楽日の様子

まあ、エリザだったら無理して楽日何とかチケットゲットがんばったと思うけど、TdVだし、いっか。。って感じで。。

けど、昨日歌のレッスンに行って、楽日見てた歌の先生に色々聞いたよ。まあ、本人がエリザアンサンブルでもあるし、ファンと身内じゃ感じ方も違うと思うけど。

・雰囲気がすごく盛り上がってた。拍手とかシャウトとかもすごかったし。(これは、エリザ楽日は実は拍手やシャウトはイマイチだったの。。関係者が多くてリピーターが少なかったので、普段のシャウトのタイミングで出なかったりしてさ。。まあ、歌の先生もリピーターの熟練度を知らないと思うから、実はファンいっぱいだった前楽の方が盛り上がってたかもね)

・奥さんは、裏でコーラス歌ってたSwingなんだけど、ちゃんとカテコの舞台には衣装着て上げてもらってたよ。そのために特別にカテコの事前練習もあったんだってさ。(おー。Swingも衣装着て舞台に上げてもらうのはいいねー。エリザの時は、AlternierendのRobは普段着だったさ。。。あと、子ルドの子供たち控え5人くらいも、客席からカテコだけ前に行ったので、普段着だったよ。)

って感想でした。エリザの楽日行ったんだよー、って言ったら、びっくりしてたわ。っていうか、会うたびに私のファン度にびっくりされる。。引かれないようにしなくては。。(笑)

あと、楽日の映像、結構長いのがYoutubeに上がってます。Boris &Caroカップルも一瞬映ってるーー。
http://www.youtube.com/watch?v=X-ro149xOJE&feature=youtu.be

あと、LukasがFuer SarahのラストをMarjanに変えて歌ったとか。その音声もあります。Maaaaaaで既に拍手がww。しかし、Lukasはほんと、こういうイベントのサービス精神が旺盛だなあ。ウィーン弁Ohne Sieとかも、すごい嬉しかったし。
Fuer Sarah@TdV楽日。
http://www.youtube.com/watch?v=OHZoCQzr4dU&feature=youtu.be

●まとめ

というわけで、結局なんだかんだ言いながら6回も見たTdVですが、個人的にはちょうどいいタイミングだったのでは、と思います。ほんとはあと2回、Robert D Marxでクロロックとヘルベルトを見たかったんですが、まあ、体調よくなかったし、TdV8回見るのもちょっと多すぎな気がww。

やっぱりThomasじゃなくなったらちょっと魅力半減だし、Drewは次のSister Act(天使にラブソングを)の悪役でお茶目なところを見たいなー。これから当分は劇場に通えないし、うまいこと劇場休暇のタイミングで産まれてくれそうなので(笑)、ゆっくりと観劇に復帰したいな、と思ってます




ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

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ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

え?もうダンス・オブ・ヴァンパイア五回目?ちょっと集計してみて自分でもびっくり。それほどリピート対象ではなかったはずが。。(苦笑)あと2回は見ようと思ってるのに。多いぞww。

しかし、前回が去年の6月だったので、相当見てなかったことになるわ。ま、フランス行ってたり、TdVを胎教にはどうかと思ってちょっと控えてたのもあるけど(笑)。この間に11月にキャスト変更があってクロロックがThomasからDrew Sarichになり、アンサンブルにRobert D Marxが入ったり、2月に追加演出があったりして、気にはなってたんだけど。(特に演出変更は1月に友達の結婚式で知り合いになった、ハンガリー人の舞台美術のKentaurさんから直接聞いたインサイダー情報)ま、どんな演出変更かは、後述しますが、正直吹き出したwww。

全体的には、ほんと、なんとなく私の中でTdVの位置づけが結構低かったにも関わらず、思ったより悪くなかった。久々だったからかな。好きなシーンもあるしね(Draussen ist Freiheit♪)。ただ、笑うシーンや怖いシーンは、もう最初っから種明かしわかってるので、どうしても事前に笑ってしまうわ。リピーターの性。。

あと、今朝大量に採血されてふらふらだったので、そんな中吸血鬼ってシュールすぎる。。誰か私に血を分けてくれって感じ(苦笑)。

●チケット編

妊婦なので立ち見に立てず、相変わらず歯がゆい思いをしてます。ラストミニッツも値段上がったし(会員なら18ユーロで2枚。以前は11ユーロで1枚)、当日割引で安い席(29ユーロ席が会員半額割引で14.5ユーロ)ももうあまり残ってないし、私の予算内で座って見れる席ってあまりないのよねー。

と思ってたら、なぜかこの日の公演の10ユーロ席が一枚だけ前売りで出てた。前日に電話して予約したら、会員割引20%オフで8ユーロ。ま、見切れても8ユーロなら立ち見の5ユーロの次に安い選択肢だし、と思って、即効予約。

1Rangほぼ右端。半分くらい見切れる程度。1Rangで見るの初めてなので、あまり文句はない。エリザ時代の10ユーロ席や立ち見を思い出すわ。それより困ったのは、中学生の学校グループに混じってしまったこと。ひえー。ティーンの観客ってあほなことするからいやなのにー。けど、私の隣が引率の先生だったせいか、前に陣取ってた中学生の男の子たちは、比較的静かでした。

おまけに2幕は人がずいぶん移動したらしく、ほとんど見切れない席が空いてたので、1Rang最前列で見れてラッキー♪お墓のシーンは全体見たかったしねー。


●気がついたこと

ううむ。今回はあまり大きな発見はなかったかな。

・最初の「携帯消してください」アナウンスが、聞きなれない声だと思ったら、ThomasからDrewに変わってた。Thomas(涙)。

・まさか泣くと思ってなかったけど、Draussen ist Freiheitで号泣。わからんもんだ。。。っていうか、あのサラ役ダンサーが引っ張りまわされてるのとか見てると「うおーーー!!私も踊りたいーーー!」って思って号泣した。わけわからん。。けど、最近好きなように体が動かせないのでちょっとうらやましいと思ったのかなあ。

・Seit Bereit(バンパイヤが客席で歌う曲)では、事前にくるってわかってても、1Rangだとどこに出没するのかわからないから、しきりに背後チェックww。私が後ろ気にしてるのに気がついた隣のおばさんも後ろ見てるww。結局、1Rangは背後からじゃなくて、一番舞台に近い空のボックス席(両側)に一人ずつでした。2Rangだと背後から来るのにねー。

しかし、上から見てるとほんと、平土間の人たちがびっくりしてるのが面白すぎる。今回はすごいみんなシャウトしてて、女の子の真剣なキャー!がいたるところで聞こえて大爆笑。

・びっくりのシーンといえば、墓場の退場シーン。ほんとここうまくできてるわー。だって、退場の行列は無表情にほとんど全員退場しかけて、みんなほっとしたところで最後にグワ!って来るから、ほんと予期してないよね。。ここも、今回後ろのほうの人たちが真剣に怖がって叫んでて、真上から見てるとほんと爆笑ーー!

・さて、舞台美術ののKentaurさん(友達の友人で、その友達の結婚式にゲストで来てた。Facebookで友達になっちゃったよw)から直接聞いた、演出変更の件ですが(本人曰く「2月始めからちょっとしたトリックが入るよー。ちょっとだけだけどね」って嬉しそうに言ってました。このこと、ブダペスト旅行記とともに日記にしようと思ってまだ書いてないや。。)、ちゃんと変更点わかりました。っていうか、笑ったwww。

いや、「クロロックが飛ぶ」って言うのはもうさすがに知ってたんですが、いつ飛ぶのかなー、見切れ席で見逃したらいやだなーと思ってたんですが、これはさすがに見切れ席でも見逃しません(笑)。

飛ぶのは最後の最後です。サラがアルフレートを噛んでそのまま逃亡して、教授が気がつかずに歌った後、客席からクロロックがゆっくりと舞台上に上がって、舞台奥まで行って「うわっはっはっは」と笑った後、いきなり舞台からピューと2階席奥まで客席上空を縦断します。「うわ。飛んだわ」って感じww。

いや、クロロックが「うわっはっはっは」って笑った後、スモークの中せり下がったのが見えちゃったんだよね。。だから、飛んだのはエキストラのクロロック。せり下がったの見えなかったら、ほんとに飛んだ風に見えて、もっとびっくりしたのかも。。しかし、ほんと、なんかすごい早く飛んでなんだかおかしかったww。でも見れて満足ww。


●キャスト編

もうほんと、ファーストキャストはDrewクロロック以外何度も見てるんですが、久々だからまあよかったかな。次回はファースト出ない日狙っていくぞー!

あ、最近VBWではキャスト表の写真を撮らせてくれないんですが(って今までも撮ってたのは日本人ばっかりだったのかもだけどww)、チケットオフィスに開演間際のすいてる時間帯に行って、だめもとで「キャスト表もらえますか?」って聞いたら、なんとその場でプリントアウトしてくれた。係りの人にもよるのかもだけど、持ち帰れるので便利です♪

・Drew Sarich(クロロック)

はいー。初めてのDrewクロロックです。11月からやってるから、もうこなれてるはずだよねー、と思ってたんですが。。ううむ。。これは。。

いや、正直結論から言うと、Thomasのほうが3倍はいいです。Thomas---!!!ああ。。ほんとThomasすばらしかったよね。ほんと最高だったよね、Thomas。うん。あの演技といい、緊張感といい、余裕といい、指の引きつりっぷりといい、そして何よりあの美声。。。ああ。。Thomas。。。

Drewは、いや、悪くないしよくがんばってるけど、Thomasとは違うクロロックを作りきれてないので、演技ではThomasの劣化版でしかないし、なにより(Drewのせいじゃないけど)声の質がずいぶん違うんだよね。。ま、見た目もDrewのほうが顔が丸くて若く見えるので、Thomasにあったような老成した年齢不詳の魅力があまりない感じ。多少Lukasより背が低いので迫力も劣るし。。けど、メイクで眉毛を思いっきり濃く鋭角にしてたので(←エリザ時代のRobっぽくて好みw)、かなりDrewの幼い顔の欠点は隠されてたけど。

ま、顔はまあ、若い顔のバンパイヤもいるだろうし別にいいんだけど、演技が。。。演技が。。なんだか、何を目指してるのかなんだかよくわからなかった。。Thomasってほんと、周りの空気を凍りつかせたり、またそれを自分で破ってみたり、自由自在だったけど、そこまでDrewは空気を操れてないんだよねー。だから最初のGott ist Todの大事な歌でも、歌は悪くないけど、急に登場して凍りつくムードを作れてない。おまけに、あの影絵がうまく利用できてないよ!!Thomasはあの指の演技とマント使いで、あの影が完璧に制御されてたけど、Drewはなんか適当に体動かしてるって感じで、時々影だけ見てるとなんか笑える形になってたりする。。

結局、なんだか私がいつも「Thomasだったらここをこうしてたのにー」って思い返しちゃったって事は、それだけDrew独自の演技がなかったって事だよね。普段私は、いくら見慣れた好きな役者がファーストでも、無名セカンドがそれなりに独自の解釈でがんばってたら普通に評価するんだけどさ。Drewともあろう世界的有名人に、私があまり惹かれなかったってことは、なんか、工夫がなかったってことなのかなあ。

あと、声の質。DrewのウリってRobと似て、ロックな高音だと思うんだけど、クロロックって低音の響きと真ん中くらいの音程の深さが重要だよね。。これ、Thomasほんと完璧だったんだけど(あとスティーブ・バートンとかマイケル・クロフォード版も聞いたけど、この二人も低音と中音がすばらしい!!っていうか、スティーブ・バートン、実はThomasより好きかも。。)、Drewは中音がちょっとつぶしたようになっちゃうんだよね。これ、昔JCSのユダで見た時にも思ったけど、このDrewの中音ちょっと苦手。。

歌自体は、高音が得意なだけあって、結構Thomasの歌い方から変えてるところもあったし、そういうアレンジはかっこよかったと思う。一番Drewらしいアレンジだったのは、サラが家でお風呂に入ってる時に舞踏会に誘いに来るところの後半。すごい高音ロックで鳥肌立ったけど、ああいうロックなアレンジしてくれたのはあそこだけだった。。。

そういうちょっとしたアレンジ以外は、どうがんばってもThomasのほうに軍配が上がるわ。。やっぱり見せ場のGott ist Tod、教授とLukasが城に着いたときの駆け引きと直後のLukasの説得(「禁じられた欲望を解き放て」)、Unstillbare Gierなんかが、ずいぶんと迫力負けしてた。。アルフレートに「禁じられた欲望を解き放て」っていうところ、ものすごい好きなシーンなんだけど、Thomasはもう、見てて聞いてて、体がしびれちゃうの。なんかアルフレートもちょっと魅入られた感じになるけど、それが劇場全部って感じで。これが、Drewだとなんか中途半端。。

Unstillbare Gierはさすがに有名な曲だし、Drewもしっかりやってくれると思ったんですが。。。ううむ。。。。さらっと流したって感じか。。。中音部分の声の深さが足りないので、軽く聞こえてしまうのと、あと、フレーズのあとでけっこうぶちぶち切っちゃうんだよね。。余韻がないからさくさく歌ってる感じに聞こえるの。それに、最後の「予言してやろう」って言うところ、クロロックが観客に直接語り掛けないといけないのに、なんかそれも軽い感じ。Thomasだったらほんとに「Unstillbare Gierが世界を支配するぞー」って語りかけてくるのでほんとに信じちゃうし、それがこの曲の、ひいてはこの作品の哲学みたいなもの(「禁じられた欲望に身を任せ、自由に身をゆだねて不死身に生きる代償にUnstillbare Gier(静まらない渇き)を永遠に追いかけなければならない」)なのにね。。。

あ、Drewがよかったところもあげておく。1幕ラストで城の扉を閉めるところ。Thomasはもう、あそこ背中の演技からマントの捌きまで完璧で、ジャジャ!ジャ!ジャジャ!って言うところで、もう歌舞伎役者みたいな形式美を見せてくれてたわけですが、Drewも全然違ったけどまあよかった。後姿のままマントを下ろして(ジャジャ!)、扉に入って(ジャ!)ってところまではThomasと同じ。そのあと、こっちを向いて高笑いして、半分開いてるドアを自分で閉めて、また開けて、また閉める、ってところはなんかお茶目だった。

あと、ThomasはもうUnstillbare Gierがあまりにもすばらしすぎて、その後の舞踏会以降結構どーでもいい、って感じだったんだけど、Drewは舞踏会以降のほうがよかった。舞踏会の司会で台の上で歌うところとかロックでよかったし、Thomasより印象に残った。舞踏会の客に話しかけるところは、今までの中途半端さはどこへやら、結構カリスマがあったよ。サラを噛むところも、サラが嫌がる演技も含めてよかった。

で、Drewが一番よかったのは、意外に一番最後。現代ウィーンのカテコシーンで途中から出てくるんだけど、いやあ、見違えたよ。この現代ロックな黒い衣装がめちゃめちゃ似合っててかっこいい!!!!っていうかさ、絶対この衣装のほうがクラシックなのより似合ってるよ。。っていうか、単にDrewはクラシックな衣装が似合わないだけ?(爆)Thomasは逆にこのロックな衣装が違和感あったのにww。Drewカテコシーンかっこよすぎで、思わず今までの中途半端さが吹き飛んだわ。こりゃファンいっぱいできるわww。おまけに、書割を上に引っ張りあげる動作をして、赤いVampireの文字が上がって来るんだけど、このあたりのカリスマ性もある。いやあ、実はDrewほんと衣装で損してた?!(爆)

というわけで、なんともDrewはがんばってたけど、Thomasほどじゃなかったなあ、という印象でした。Drewはロックミュージカルで見たいよ。。次回はDrew休演日を狙って、セカンドでクロロックみたいなあ(Robert D Marxだったらいいなあ)と思ってます。

・Lukas Perman(アルフレート)

ほんと、無難で問題なく、すらっとこなしてくれました。なんかLukasが30歳超えたって知ってから、ちょっと前より好きになったわ。なんか、前は「若造め。。」見たいな気分だったのが(笑)、ちょっと大人の男として見れるようになったのかも(笑)。30歳であの若い見た目もちょっと超人的かも。あれで25歳だったらガキだが、30歳だと「若く見える大人の男」って感じだよね(←いったい何を言っているんだ私はww)

相変わらずFuer Sarahがすごくよかった。特に後半。本気でがんばる気持ちになってから、すごくいいわー。

・Marjan Shaki(サラ)

ううむ。今日はなんか声の調子がイマイチか。いつもの透き通って飛んでくる声が、ところどころ飛んでこなかった気が。Lukasとのデュエットとか、Lukasの声量のほうがずっとあったよ。

・Krannerさん(教授)

いやあ。ほんと、この人回を重ねるごとにさらによくなるわ。主演キャストなのに、前回見た時よりまたよくなってる。っていうか、この役この人以外できないんじゃ。。こないだKrannerさんガイズアンドドールズ@Volksoperでチョイ役で出てたけど、あの日この役はいったい誰がしたんだろう。。

とにかくLogikの歌で途中2回も含めて3回も拍手でショーストップ状態になったのは初めて見た!!2幕のアリストテレスの歌(図書館の)もすごい早口で拍手拍手!!ほんといいわ、この人。。

・シャガールの人

初めての人だった。多分今までずっとファーストの人だったと思う。いや、悪くなかった。いつもの人ちょっと演技がこなれすぎて大げさになってたのが鼻についてたけど、違う意味で新鮮だった。Eine Tocheter ist ein Segen♪の歌もうまかったし。

あ、ちょっと関係ないけど、この人が舞台上にいる時のBGMってバルカンっぽいのが多いので面白いわー。Tot zu sein ist komischの生き返った後のどたばたとか、霊廟の後半のクコールに追いかけられるところとか、急にオケがズンチャズンチャってバルカンチックなアレンジになるのが好きー。(ほんとのところはシャガールは多分ルーマニア系のユダヤ人だからバルカンじゃないんだけどさ。。)

・マグダの人

この人も初見かな?マグダはセカンド3人目かも。多分マグダの中では一番好き。見た目もぽっちゃりセクシーで、顔は田舎くさいし。歌もTot zu sein ist komischとかすごいうまかったー!

・ヘルベルト

この人ほんと毎回当たるわw。しかし毎回いい。。教授にお尻たたかれて、プハ!って言うところ、いつもすごい拍手だよねー。もっとソロ欲しいくらい。

・Robert D Marx(アンサンブル)

いやったーーーー!!!!Robert D Marx(常にフルネームw)がウィーンに帰ってきたーーー!!嬉しすぎ♪そして、今日はもうアンサンブルをオペラグラスで探しまくり♪

アンサンブルには、「踊るアンサンブル」と「歌うアンサンブル」がほぼ半分ずついるの。Robert D Marxは踊れる人だけど、一応「歌うアンサンブル」のほうにいるので、ダンスは簡単な振り付けのみ担当してる感じ。まあ、「踊るアンサンブル」はDraussen ist Freiheitとか悪夢とかアクロバティックなダンスが多いので、特別なダンサーを使ってるのかもね。しかし、踊るアンサンブル&歌うアンサンブルといえば、プロデューサーズの「踊るヒトラー」「歌うヒトラー」を思い出すのは私だけ?ww

Knoblauchのシーンではメイク濃くて探しにくいけど、円柱形のグレーのロシア帽をかぶってます。村人一の美形です(笑)。その後は1幕は歌うアンサンブルは出てきません。。残念。。

2幕はTotale Finsternisの額縁に入ってたはず(ちょっと席移動しててチェック忘れた。。)。おそらく後のシーンとの兼ね合いから、赤いマントと羽根つき帽子の人がいれば、その人だと思われます。

悪夢のシーンでも出てた!それも、ソロ有!Robert D Marxの美声が聞けたぞ!!!このシーン、踊るアンサンブルがアクロバチックなダンスをする傍ら、マグダとヘルベルトと4人の男バンパイヤが歌ってます。ソリストとしてはAlexander di Capri(この人なんか人気あるけどあまり歌うまくないんですけど。。)しか名前挙がってないけど、実は4人ともソロのフレーズあります♪

もうこのシーンはダンス見なくていいので、Robert D Marxの美形っぷりを存分に楽しみつつ(めちゃくちゃこういうクラシックなバンパイヤ衣装が似合う男。。)、口が動いてる時はソロパートを堪能しました♪途中、ダンスシーンでは「歌うバンパイヤ」は横にはけて、簡単な振り付けをやってるんですが、Robert D Marxは向かって左手一番舞台に近いところで、めちゃくちゃかっこいい表情で振り付けしてます。これはオペラグラスで必見w。

墓場のシーンでは、墓石で言うとちょうどど真ん中に立ってます。赤いマントと羽根つき帽子。すごい牙むいてるwww。退場経路は向かって右側の通路の3,4番目。舞踏会のシーンでは、墓場と同じ衣装で、ヘルベルトのすぐ後、列の一番前の一番真ん中です。

最後の現代ウィーンのカテコでは、プラスチックゴムみたいな素材のよろいみたいなのを着用してる人です。背中にはバイク乗り用の背骨プロテクター(亀の甲羅みたいに見えるw)を付けてます。ううむ。Drewとは逆に、Robert D Marxはクラシックなカッコのほうが似合うなあw。

・Martina Rumpf

歌の先生の奥さんで、エリザアンサンブルにいたMartina Rumpfは今日は出演してませんでした。残念!しかしよく考えたら、歌の先生は今週旅行に行っててレッスンが出来ないらしいので、多分奥さんも一緒に行ってるんじゃないかなあ。そりゃ、休演でも納得。

・指揮者

指揮は新しい音楽監督のKohen Schoots(こんなスペルだっけ?)でした。オーバーチュアでは「トロイ!」って思ったけど、実はけっこうメリハリのある演奏で、それほど悪くなかった気がします。っていうか、私の好きな指揮者が最近減ってて寂しいわ。。Walter Lochmannも違う劇場で振ってるし。。

●まとめ

というわけで、久々だったけど思ったより悪くない出来でした♪今回新しかったのは、Drewクロロックと飛ぶシーンだったわけですが、どちらもまあ、そんなもんか、って感じか。

あと2回は行きたいんだけど、せっかっくだから次回はファーストキャストが全然いない日を狙ってみよう♪

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

ダンス・オブ・ヴァンパイア オリジナル・ウィーン・キャスト 1998年初演版全曲CD<2枚組>

ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

劇場到着は18時45分。楽勝と思われたラストミニッツはなぜか売り切れ。チケット売りのお兄さんがすごい親切で、「今日はなぜか売り切れだけど、明日や明後日はたくさんラストミニッツでるよ」とか教えてくれました(VBWの窓口は圧倒的に男性の方が親切w)。で、ラストミニッツないくせに立ち見はあったので、TdV初立ち見♪いつもいい席ばっかりだったんで(笑)一度立ち見に行ってみたかったのだ。

やっぱり立ち見、いいねえ。立ってるぶん体が動かしやすいし(観劇しながら体を動かす方がおかしいw)、シャウトも気兼ねなくできるし(笑)。上から見ると、下から見たときには気が付かなかったことも気が付くようになるし、アンサンブルの動きも上からのほうがわかりやすい。

そうそう、今日チケットが珍しく売り切れてたのは、全員ファーストだったからみたい。実は、そろそろセカンドを見たかったので、個人的にはファーストである必要はあまりなかったんですが(笑)。この時期で全員ファーストの確率は2割程度?開幕直後はほとんどがファーストなんだけどねー。って言うか、私も全員ファーストで見たのは始まってすぐに見たとき以来だわ。

まあ、それでも、よく考えたらこの劇場で立ち見席を争ったことはないので(プロデューサーズも春の目覚めも立ち見がらがらだったしw)、先を争っていい場所をとるのに慣れず、おまけに電話しながらだったので、不覚にも結構立ち見ポジションは良くなかったかも。右側の、立ち見ゾーンの真ん中くらいか。ちょうど舞台の右半分半分弱見切れるくらい。ま、もう4回目だし見えなくてもなにが起きてるかわかるからぜんぜんいいけど、初見であそこだったらちょっとかわいそうかな。けど、やっぱり立ち見は音がいい!特にオケの音が断然きれい!!!

●上からだと、やっぱり見える角度が違う分、気がつくことも違うよね。今日気が付いたことのリストアップ

・教授が引っかかるところ。アルフレートが鎖のようなもので教授の腰ベルトをつないでました。命綱だね。上ってきた後も、ちゃんと台詞をしゃべりながらLukasがまた鎖をはずしてました。

・「サラへ」の曲の直前、悪夢から目が覚めて、教授に服を着せてあげるアルフレートですが、どうやらベッドの後ろに誰かスタンバイしていて、履きやすいように形を整えてからアルフレートに渡している模様(笑)。

・最後のバルのシーンで、説教台の上にクロロックが上ってるんですが、あれ実は階段の下にはアルフレートがいるので、クロロックは階段を上がっているわけではなく、いつの間にかあそこに現れているのだ!上から見てると、幕の後ろから説教台の高さに黒い階段が差し出されて、そこを登ってきている。

・墓場のシーンの後で、客席を通っていくやつ、上から見たら超おもしろい!だって、片側につき同時に5人くらい驚いてるんだもん!!!!これは、絶対上から見るのがおもしろいよ!!

・客席にバンパイヤが出没するSeit Bereitのシーンが怖くて怖くて、このシーンの前から、物音がするたびに何度も後ろを振り向いてたよ。。(照明の人がよく出入りするので)警戒しすぎw。

・ちょうどこのシーンの直前に、後ろの扉からバンパイヤがそっと入ってきて、照明ブースのそばに後ろを向いてこっそり立ってたのを発見!やったぜ!先に見つけてやったぜwww!!!で、歌の直前で身を乗り出す。知っててもやっぱりかなり唐突で怖いわー♪このシーン、向かい側で誰かがあまりに驚いてすごい叫んでておもしろかった!

・霊廟のシーンの棺の中はのヘルベルトはハリボテですw。クロロックのほうはこちらから見えなかったけど、おそらく同じかと。あと、木の棺の中のシャガールとマグダは、ほんとにあのちっちゃい中に入ってます。かなり長時間密室で密着してるよね。。それにマグダはかなりセクシーな衣装なんだけど、大丈夫なのかしら?

●その他、今回気が付いたこと

・「バンパイヤのダンス」ってタイトルなのに、ダンスのシーンが少ないよね。。もっとR&J並にダンスしまくってくれたらいいのに。Draussen ist Freiheitと悪夢のダンスくらいじゃない?舞踏会だって盛り上がらないし(爆)

・この作品、笑える場面が少ないって前書いたけど、ほかのロングラン作品と違うのは、役者のアドリブが少ない!教授とかアドリブしまくりでもいいのに、全然アドリブなし!なぜ!!!エリザベートだってR&Jだってアドリブどんどんしてたのに!!!それに、アンサンブルも怖い群舞が多いから、レベッカみたいなアンサンブルのアドリブも少ない。後、エリザベートやR&Jではあった客席との交流(ヨーゼフシャウトやベンヴォーリオのかわいそうコールw)も少ないー。だからリピーターが増えないんじゃ。。。

・っていうか、一応上の立ち見にはリピーターがいるわけですが、みんな高校生w。ま、それは予想してたんですが、もっとコスプレとか多くてコアな人たちが多いのかと思いきや、普通におとなしい人ばっかりなのね。つまんないー!(笑)あのエリザベート時代の熱気あるファンっぷりはどこへ行ったの?!客席を率先しての拍手やヒューヒューは?!?!レベッカですらいっぱいあったのに!!!なんだか、TdVって微妙に拍手タイミングが難しいんだよね。。もっとリピーターが仕切ってくれないと、拍手しそびれたりがあるので、ちょっと微妙。。

・っていうかさ、リピーターなら、あのLogicの早口の歌のラストの振り付け真似しようよ!!私一人でまねして恥ずかしいじゃん!!!(爆)

・前も言ったけど、悪夢のシーンは、あの裏クロロックが裸じゃなければ、ずいぶん評価は上がると思うのに!!

・やっぱりあの裏アルフレート=カテコのマイケルジャクソンでした。

・王様万歳!!!Totale Finsternisの時の額縁もかっこいいし、墓場のシーンも、目立たないながらなかなか素敵だよー。ちなみに、墓場のシーンでかなり目立ってる水色の上着の白いかつらの人が、後からアルフレートに殴られちゃうんだね。このシーン、左一番手前から出てくるのは、裏クロロックだよ。

・墓場のシーン、実は、墓から出てくる第一弾の人たちが舞台の前に立った後で、第二段の人たちが這い出てくるんだねー。つまり、墓の数よりアンサンブルは多いってことだ。平土間に座ってたら気が付かないところだったよ。。けど、このシーンの迫力は下から見てるほうがあると思う。上から見てたら思ったより怖くなかった。Milchのシーンみたいに前幕閉じたほうが迫力があったかも。

・舞踏会の直前の舞台変換が美しいー!!!!ステンドグラスから入ってくる光が動くのがきれい!!!!!舞台美術ブラボー!!!!

・血のりが最近激しくなってる気がw。

・ユダヤ人について。最初は、この作品せっかくシャガールがユダヤ人なのにその設定生かしきれてないなあ、と思ってたんです。ユダヤ人ポイントは、「ユダヤ人のヴァンパイやだ!」って言うところと、最初のバイオリン(屋根の上のバイオリン引きのオマージュ)と家が回るシーンでおばさんが持ってるろうそくと横で祈るキパの男くらい。けどね、よく考えたら、シャガールがユダヤ人ってことは、おばさんも、サラもユダヤ人だよ!でアルフレートがユダヤ人じゃないとすると、そりゃ、シャガールは反対するっすよ。。っていうか、吸血鬼のほうが更にたちが悪いけどね。。なんだか、深読みかもしれないけど、あの、シャガールの娘を守る歌で、ちょっとユダヤ人の悲哀も感じてしまった。

・「にんにく」のシーンで、教授が「城はあるかね?」と尋ねたときに、教えそうになって口を押さえられるめのくりくりっとしたオヤジさんは、シャガールが凍って帰ってきたときの編み物をして最後まで残ってるオヤジさんと同じ。かわいいw。

・シャガールの居酒屋のシーンのどこかで、みんながあわてるシーンがあるんだけど、そのときに「おかあさん!おかあさん!」って言う空耳が聞こえた!シャガールが凍って帰ってくるところかな。結構シリアスなシーンだったんだけど。

・Lukasひざパッドw。よく見ると、Lukasのひざにはプロテクターが入ってます。何のためかと思ったけど、あの鏡のシーンのあとでヘルベルトに思いっきりのっかかられたりするときにひざを守るのね(笑)。

・カテコ。ま、最後のシーンは、ヴァンパイヤが増えまくって、実は現在のウィーンはヴァンパイヤの牙城ですよ、って結論なんですが(ヒント:衣装が現在で、背景がウィーンの夜景)、このシーンのトーマスがマジかっこいいって!!!!!あの年で全然おなか出てないよ!!!Uweでも出てるって言うのに!!!Krannerさんも全然出てない!すごい!!

●キャスト編

・Thomas

トーマス、ますます好きになるわ。。もう完璧じゃない?指ぴくぴくの歌は、一緒に指ぴくぴくしちゃうよw。今回はオペラグラスで表情を集中的に見てました。Unstillbare Gierは本当に、ほんとにすばらしいねえ。。こんなすばらしい歌を5ユーロで聴けちゃうなんて申し訳ないねえ。。トーマス。。。すごすぎるわ。。。

・Lukas &Marjan

もうかなり磨きがかかってきてますね。文句なし。あ、ちょっとMarjanが不安定だったかも、いつもより。Lukasは完璧。

・マグダの人

マグダはセカンドのほうがあほっぽくて好きだわー。ファーストはちょっときつい感じが。歌もセカンドのほうがうまい。

・おじさん、おばさん、教授

相変わらずです。セカンド当たったことないから何とも。。教授裏声すごいね。おばさんもDraussen ist Freiheitの後半で家が回るところのソロがめちゃうまい!!

・クコール

みれば見るほど好きになる。。かわいい。。けど、オペラグラスでみると予想以上にすごい顔だったw。

・ヘルベルト

また、磨きがかかってます。プフ!!!が最高!!!!もしヘルベルトが鏡に映ったとしても、あの手つきをまねれる人はいまい!(笑)

●番外編、英語版

英語版レコーディングを聞いたんですが、なかなか興味深い。聞いたのはマイケル・クロフォード(初代ファントム)版。歌声すばらしい!!!けど、トーマス全然負けてないどころか、ロックっぽく歌うところはトーマスのほうがそれらしい!!!しかし、マイケル・クロフォード、ファントムそのまま(笑)。

しかし、聞いてるとやっぱりこりゃ、BWではぽしゃるわ、って思った。英語が何だか変なんだもん。なんて言えばいいのか、きれいな台詞や歌詞に感動することがないのね。ドイツ語だと感動するところが、英語だと普通なの。ひどいのが、Unstillbare Gier。英語だとEndless Apetiteなんだけど、一番最後のウンシュティルバーレ・ギーーーーーーーーーーーアって言うところが、エンドレスアペターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイトなの。でも、アペタイトって普通アクセント最初でしょ?だから、なんか変ー。

あと、アルフレートは超うまいんですが、サラが微妙。アイーダ系というか、強くてごついの、声が。Draussen ist Freiheitとかゴツゴツ!!!!多分、Totale Finsternisの元歌の人の声と似てるので、選考基準がそんな感じだったんでしょう。サラは絶対ウィーン版のほうがいい!!!

次は、うわさのスティーブバートン版を聞いてみよう!!演技がトーマスとはずいぶん違うらしいし。しかし、Unstillbare Gierは名曲だなあ。。。

●出待ち編

初対面の同行者さんに、普通に「出待ちします?ディナーします?」って聞いたら、「出待ち初めてです!」って言うので、一緒に行ってみた。私も、大体一公演一回くらいしか出待ちしない上、誰か日本人が来ないとしないので、タイミングとしてはなかなか。気温は低いけど、冬じゃないし(笑)。

今日はファーストキャストだし、カスパーさんが最終公演が近いので、もしやみんなで居残りパーティー?と思ったんですが、順々に皆さん出てきてくれました。プロデューサーズとかよりも出が遅いのは、皆さんメイク濃いから?(笑)まあ、10時40分ごろから11時で皆さん出てきた感じです。

メインはまあ、まだ出て来ないかな、というタイミングで、見慣れた顔が!!!それも、誰も呼び止めないが、あれはカスパー・リヒターさん!!!イエーイ!!!引退公演間近で出会えるとは!!!

というわけで、呼び止めてサインゲット。っていうか、サインより一緒に写真撮ればよかった、私。。。サインペン持ってなかったから、蛍光ペンだし、キャスト表だし。。(爆)そして、サインしつつ「今週最後ですよね!」って言うと「日曜日に引退コンサートだよ」とおっしゃるので「チケット持ってます!がんばってください!」と会話。っていうか、カスパーさんオーストリア人だと思ってたけど、思いっきりドイツのドイツ語だったことに少なからずショックを受けた。。。ドイツ人ということで好感度ダウン(爆)

しばらくおしゃべりしてると、舞台監督助手のHenrikがフラッと出てきた。ウィーン版エリザのラウシャー司教ね♪スキンヘッドの。この作品で監督助手してるので、毎公演、スタッフとしていろんなところに出没してる。こないだは長いことチケットオフィスでラストミニッツチケットの売れ行きを見張ってたし。今回は楽屋裏で遭遇w。あまりによく見かけるので結構普通かな、と思って、声はかけず。やっぱり「ラウシャー司教ですよね!」って話しかけたら喜んでもらえたかな、と思うと、ちょっと悪かったかな。けど、長年の出待ち癖で、お目当て以外は声をかけなくなってしまった。。(汗。ま、お目当てっていうか、今回はメインキャスト手当たり次第なんですがw)

そうこうしているうちに、扉の奥にLukasが!ガラス扉から出てくると、6人くらいに取り囲まれる。その横にちっちゃいMarjanらしき人物もサインをしている模様。第一弾が収まるのを待って、Lukasに接近する。っていうか、それ以前から日本人のほうはチラチラ見てるしw。私が話しかけたらおもしろくないので(爆)、日本語で同行者さんに話しかけてもらう。(っていうか、私がLukasに日本語で話しかけると違和感あるかな、レベルもわからないし、って思ったんだが、それは杞憂だったw)

もう、Lukas日本語ぺらぺらすぎ。それも、こなれすぎw。「一緒に写真とって良いですか?」って聞いたら「こんにちはー、いいですよー。日本人ですねー。来てくれてありがとうー」みたいな感じで、向こうからぺらぺらと。すげーすげー。同行者さん&Lukasのツーショットを撮ってあげて、私もLukasと撮ってもらうべく、横に並ぶ。ここまでは、私もLukasにはドイツ語だったんだけどね。。私の斜め上上空から、Lukasがため息混じりに「あぁぁ。。。日本語。。。。」ってつぶやいたのがおかしくて、写真の顔が変になったよ!!あのつぶやきは一体なんだったんだ?!

「あぁぁ。。日本語懐かしい。。。」なのか、「あぁぁ。。日本語もうかなり忘れた。。。」なのか、とにかく、めちゃくちゃ哀愁漂ってて、かわいそうになったので、ここから日本語に切り替え。「ありがとう!今日すごくよかったです!がんばってください!」みたいなことを、不覚にも私がLukasに日本語で話すという、妙な事態に。いや、このため息を聞いちゃったら、ドイツ語で話しかけたら逆にかわいそうなくらいだよ。。

そして、Lukasとはずいぶん色々話して(っていうか、Lukasがすごい話したがってw)、そのまま道を渡ってどこかのバーに入って行きました。気が付いたらMarjanはもういなかったので、たぶん同じバーに先に向かってたのかと。

そうこうするうちにThomas登場!!!!私の今日のメインディッシュ♪出待ちでThomasは初めて!それも、Thomas最近急激に惚れ中w。あのStrictly MusicalsのソロコンサートのCDがすばらしすぎて、もうThomasかっこよすぎ。なんだか、急いでるっぽかったので、大急ぎで写真撮ってもらいました。引きとめてしまったのに、すごい親切だった!!!!

次は、ヘルベルト。舞台と地の手の動きが同じw。顔のつくりは変わらないけど、舞台はかなり白く塗ってるのか、本当はかなり肌の色は褐色でした。アヒル口でかわいい。。。それに、すげーいい人。めちゃ親切!!!写真を一緒に撮って、お別れを言ったあとでちょっとぶつかりそうになったんですが、その時に「ヒョ!」って言った声が、超裏声でヘルベルトそのままじゃん!w

そして、最後に登場したのが教授w。もう、6人の若い女の子に囲まれておしゃべりしまくりw。おまけに、そっちがやっと終わったら、次は親子に自分が演出した舞台のチラシ渡したりで、なかなか手が空かないw。やっと教授がフリーになったので、一緒に写真撮ってもらって(写真撮るときにめがねを外すんですが、めがね外したらなかなかかっこいいおじさんだよw)、ありがとう、って言おうとすると、向こうからめちゃくちゃ話しかけてくる!!!

「僕は日本語はしらないんだけどねー。」「ドイツ語うまいねー。」こっちも「Lukas日本語ぺらぺらですよー」とか色々しゃべってると、「あ!思い出した!サヨナラ!知ってる!イエイ!(ガッツポーズ)」。教授。。。か、かわいすぎる。。。(笑)それに、ウィーン弁がいいねえw。

というわけで、かなり短時間でかなり有効に時間を使えて、なかなかいい感じの出待ちができました♪思ったより出待ち人口も多くなかったし。TdVだからかなり楽屋口は高校生ばっかりかと避けてたんですが(確かに高校生多かったけど)、それほど人は多くなかったので、何とかなりそうな感じかなー。


ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

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ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

え?前見たのいつだっけ?っていうくらいずいぶん久々のダンス・オブ・ヴァンパイアTdVです。初日直後に行って以来なので、9ヶ月ぶりくらいか。急に夜時間が空いたので、空席をチェックしてみたら以外にがらすきだったので行ってみた。正直、チケット完売だと思ってたので、あんなにあまってて逆にびっくり。

●チケットゲット編

今回は非会員の同行者と一緒なので、チケット戦略が微妙に難しい。いっぱい空席があるので、私はラストミニッツの11ユーロでいいとして、会員でない人はラストミニッツも無理なので、事前に一枚だけ購入する必要がある。運良く29ユーロの席が一個だけ空いていたので、ウィーンチケットに電話して「会員なんですが割り引きありますか(普通は1割引なので)?」と聞いてみたら、なんと、会員が当日に予約すると半額になることが判明!!!14ユーロでチケット買えちゃいました♪

さて、自分の分のチケット確保のため、劇場に18時45分到着。ラストミニッツは19時開始なので、あれだけ席が空いてりゃあ余裕かと思って、Ronacherに着いてみると。。なんと、長蛇の列。私の前に50人はいたぞ。こりゃ、無理か。。とかなりあきらめていたんだけど、20分もすると列ははけて、三列目左から3つ目の超良席♪っていうか、あれだけ並んでて3列目って、なんてラッキーな。。。しかし、最終的には100席くらいは余裕でラストミニッツでさばいたっぽいんですが、そんなに売れ残ってていいのか、VBW??お客さんがラストミニッツ期待しすぎると、通常のチケットが更に売れなくなるんじゃ。。。

ちなみに、立ち見は前売り分は売り切れ。当日の立ち見は2時間前から。会場が18時45分なので、その時間になると立ち見の高校生たちが上の階に走っていきましたとさ。

ちなみに、この公演で舞台監督助手みたいな仕事をしているHenrikは、チケットオフィスに入り浸ってた上、幕間には客席をうろうろしてました。客の反応確かめるのも仕事のうち?

●全体の感想

いやあ、TdV3回見て、3回とも前から3列目以内とは、なんてラッキー♪

キャストは、クロロックがThomasだったけど、サラとアルフレートはセカンド(BarbaraなんたらとSebastianなんたら)でした。教授とヘルベルトとマグダとおばちゃんはファーストだったけど、おじちゃんがセカンドだったのかなあ、それとも、ファーストでひげの感じを変えたのかなあ(爆)。

気がついたことを箇条書きに。

・Thomas最高!!!!!もう、かっこよすぎ、セクシーすぎ。歌も素敵だし!!!もう、オペラグラスで3列目からThomasガン見w。やっぱり、あの門の前のシーンで遠い目をしてから、いきなり正気に返るところが地味に面白い。

Unstillbare Gierは相変わらず最高。牙は、よーく見てたら、つけてるシーンとつけてないシーンがあったのが意外。門の前のシーンとか、Unstillbare Gierのシーンとかは暗くてよく見えないのをいいことに、牙なしでした。歌が重要なシーンでもあるので、歌に集中できるためかな。

・アルフレートは1幕かなり怪しげだったけど、2幕Fuer Sarah以降よくなった。Lukasより更にボンボンでダメダメ感が漂う。名づけて、垂れ眉くん。演技はなかなか自己流を追及していて、未完成ながら面白かった。

・サラは、Marjanにいろんな意味でそっくりな女の子。化粧、表情、歌い方など、あまりにもMarjanとそっくりで、時々Marjanかと思ってしまうくらい。ただ、あまりにもそっくりすぎて、演技や解釈の違いはほとんどなかったのが残念。そうそう、最後、アルフレートと歌いながらいきなり牙が生えてバンパイヤ化するのがびっくりだったんですが、よく見てたら、一瞬アルフレートのソロのときにアルフレートの左肩に頭を持たれかけるのね。どうやら、その客席から隠れた瞬間にこっそり牙をつけてるらしい!なんという早業!!!アルフレートも、その後更に噛まれて床を転げ回ってる間にいつの間かつけてる。

・ヘルベルトの人気がすごいw。客席もヘルベルトの時が一番ヒューヒューが多いw。教授にお尻ぺんぺんされた後、負け惜しみでプフ!っていうところが爆笑。ベッドのアクロバットのシーン、ヘルベルトあんなに出てきて歌ってるとは、気がつかなかった。

・しかし、3回目だけど、やっぱりTdVはそれほどリピートしない気がするという印象は変わらないなあ。なんだか、暗いんだよね。。。で、結論や哲学がないんだよね。。って同行者に言ったら「TdVの哲学は、倫理観を捨てて一時の快楽にふけってしまうと、欲望が増大してもっともっとほしくなり、救いは訪れないってことだよ」って言ってた。けど、それってTdVの哲学というより、Unstillbare Gierの哲学だよねー。

・全体的には、初日から9ヶ月たってるので、熟成度が上がってるかと思ったけど、正直言うと、初日周辺とあまり完成度は変わってなかった(くらい、初日周辺の完成度が高かった)。レベッカだと、初日は緊張度(キャストが初心のまま、緊張して演じているので、舞台に緊張感が生まれる)が高い代わりに、完成度が低い(緊張しているが故のアクシデントが起こったり、役者同士の絡みが少なかったり)ことが多くて、それが6-9ヶ月位するとこなれてきて、緊張度は落ちるけど、完成度が上がって熟成してくるんですが、この作品はなんだか、最初から完成度が高くて、おまけに緊張度も高かっただけに、今は緊張度が下がって、初日周辺のほうが印象が強かった気がする。

・TdVって結構単発のシーンが多いので、正直、1幕のDraussen ist Freiheitのアクロバティックダンスと、2幕のTotale Finsternis(額縁が動く)、ベッドのアクロバティック(悪夢)、墓場の行進とUnstillbare Gierだけ見れば満足な気がする。あってもなくてもいいシーン多くない?おじちゃんとマグダの絡みとか、全然別になくてもいいし。。(マグダの人がうまい時は、Tot zu sein ist komischがよかったりするけど、ストーリーと関係ないし)

・個人的に、ベッドの悪夢のシーンはあまり好きじゃないんですが、今回結構しっかり見てみた。やっぱり、あのシーンの違和感は、クロロックダンサーが上半身裸ことだよ(爆)。しかし、この人ダンスはすごい。とんでもない2回転ジャンプがこの世のものとは思えなかった!!!サラダンサーもいつもながらすごいよね。。けど、歌うサラと踊るサラがいるとか、プロデューサーズの「歌うヒトラーはこちら、踊るヒトラーはあちら」って言うせりふ思い出して笑ってしまったw。

・あと、TdVっていまいち面白くない。。。(笑いどころがないという意味で。)一番笑いを取るのは、相変わらず「ユダヤ人のバンパイヤ」って言うところくらいだし。もうちょっと、こう、楽しく笑いたいんだよねー。どうせ、それほど真剣な話でもないんだし(爆)。

・そうそう、客席の反応。っていうか、ウィーンのミュージカルファンはいったいどうなってしまったのだ???100回リピーターがいるはずのカルトミュージカルのTdVなのに、リピーターの存在が希薄すぎる。。。大体公演が始まって6ヵ月後くらいからは、リピーターポイントが生まれてきて、立見席率先して面白い物が見れると期待してたのに、リピーター静か過ぎる!!!!ひゅーひゅーすら、Unstillbare Gierとカテコ以外はほとんどない。それに、拍手のタイミングがまた遅すぎる!!!確かに、初日周辺で行ったときは、歌が終わってすぐにみんな拍手してた!!!それが、今は、歌が終わって、その後のせりふも終わって、伴奏も終わってからやっと拍手。もうそのころには、歌の感動も薄れてるよ。。

・一応、今回もちゃんとバンパイヤ服(ゴス調の服)着ていったんですが、前回に比べてTdVっぽ衣服を着てた人がずっと少なかった!!!!前は、3割くらいは「ウィーンにはびこる現代のバンパイヤ」のかっこしてきてたのに!!!

・アンサンブルは、知った名前がないのでいまいち楽しめないんですが、一応お気に入りは「王様」。額縁のシーンで王様(左下)で、墓場のシーンと舞踏会のシーンでも登場します。なかなか貴族的な顔つきでよさげです。

・アンサンブルといえば、悪夢のシーンのアルフレートダンサー(唇の色が濃いおにいちゃん)が鏡のアルフレートもやってるんですが、この人、カテコのときマイケルジャクソンしてません?サングラスしてるけど、クロロックダンサーとサラダンサーと共に出てくるので、多分この人だと思うんだけど。

・舞台美術のKentaurさんは、実は私のハンガリー人の友達の友達ということが判明。ウィーン版TdVの一番の売りは舞台美術だと思うので、そんな人が以外に身近にいるとは!

●まとめ

というわけで、駆け足で感想でした。まあ、ほんと、別にリピートしなくてもいいんですが、まあ気が向いたらまたいくと思います。Thomasすごい好きだけど、セカンドもちょっと見てみたいしねー。っていうか、ライムント劇場のIch war noch niemals in NYが見たすぎるーーー!!!!!


ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

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すげー。すげー。ダンス・オブ・ヴァンパイアTdVすごすぎるーーーー!!!!興奮!!!!!迫力!!!!!やばい、なんだかんだ言っても、やっぱりこの作品はすごいパワーだわ。すごいわ。やばいやばい。

なんか、今朝になって、TdVってストーリーないなあ、とか、いったい誰が何のためになにをやってるのかいまいちわからんなあとか、いろいろと思ってたんですが、もうどうでもいい!!!!!!(笑)もう、パワーでどんな未解決の問題も押し切るのだ!!!!ストーリーのないミュージカルは、力技で観客を楽しませれば、満足して帰ってもらえるのです!!!!!(笑)

というわけで、昨日に引き続き、今日もTdVを、頂いたチケットで行ってきました。この作品をこんな良席で見られることなんて、もう金輪際ないと思われ、ほんとうに、ありがたいことです。今日は左2列目。昨日が右側3列目だったので、ちょうど逆の角度から見られます。キャストは昨日とほぼ同じ。やはりまだセカンドキャストが育ってない模様。マグだのみ、セカンドのMariekeという人でしたが、個人的には本役の人より気に入ったかも。

というわけで、なにがどの順番で起こるかわかってる分、かなり落ち着いて見れた二回目。キャラの細かい演技や、衣装や装置の細かいところをみれたりしたので、なかなかおもしろかったよ!しかし、一回目のあの、びっくり!やられた!!という気持ちは初回のみなので、やっぱり初回はかなり貴重な体験ではあるなあ。

昨日の教訓から、今回はちゃんとTdVに合わせた黒の服で感激。ゴスっぽい感じのアクセサリも一個だけ持ってたので使えてよかったw。このアクセサリを使うのはRHS以来だよw。

昨日はあまりキャスト編を書かなかったので、今日はそのあたりを重点的に。

・Thomas

ほんとすばらしい。Thomasが毎日ウィーンにいるなんて夢のようだ。。すばらしすぎてUweほどのつっこみどころが少ないのがちょっと残念なくらい。けど、Thomas元々かなりの茶目っ気のある人なので、演技も悲哀とコミカルをうまく使い分けていて、私はすっごく好き。っていうか、いったいあんな声どこからでてくるのか。人間とは思えん。Thomas本当に、ものすごい役者だと思うよ。。。

クロロックって結構、性格の意味が分からない(というか、この作品自体、キャラの性格付けが結構緩いので、どんな動機に基づいて人物が行動しているのかかなりよくわからん。)、物語全体で一貫した演技にするのは難しいかもしれないんですが、それでもかなり一貫して分かりやすい演技をしてました。。指の演技は、ヴァンパイアらしさのためにぴっぴっとかなり不自然にしてますw。(爪どころか、手のひらの手相まで書いてるw)、それより、注目は顔の演技。口の広げ方が異常に歯をむき出してる。これは牙を強調する為ね。あと、目の動き。最初のソロで、退場直前に完全に無表情になるんですが、その後少し表情が付くところとの差がすごい!!!!ここ、無表情になったら注目!!!

あと、門の前で二人をお出迎えするときに、「遠い目」するでしょ?あれがまたかなりうまい上に、その後正気に返るところがもう爆笑。そのあと正気に戻るところが一番好き♪そして、Lukasとの対決(?)がもうすごすぎ。っていうかLukas完全にやられてるw。ここのクロロック、ほんと素敵だわ。。。っていうか、ほんとThomasかっこいいんですけど。。。男としてっていうか、別に美男でもなんでもないのに、自分をかっこよく見せるすべを良く知ってるって感じ。素敵な大人の男だわ。。。

一幕最後の、扉の方に歩いていって、閉めるところのタイミングといい、もう最高!!!!あと、Totale Finsternisで左からさらに近寄って歩いていくところもかっこいい。。。マント捌きとか、素敵過ぎる。。。

よく見てたら、衣装は1幕と2幕で微妙に違います。あと、カテコの衣装も別だから3種類ね。

・Lukas

昨日みた感じでは、かなり1幕が脇役色が濃いアルフレート何ですが、よーく見てると、1幕の冴えないアルフレートも、相当演技細かい!!!!こまかくLukas見てるとかなりおもしろい!!!!

サラのお風呂のところにクロロックが入ってきた後、教授と二人で駆けつけるところは、十字架を必死でかざしてるんだけど、めちゃかわいいから!!!そして、今日も思ったけど、Lukasの好きな声はFreeeeeeeiheitのところ。声がうつくしすぎ。ほんと、あの高音は本当に耳に心地よい。それに、地下室のシーンや、ヘルベルトを相手にしたときのコメディーセンスがなかなかだわ。

・Marjn

ほんと歌うまくて安定してるね。。。すばらしいねえ。。。(ごめん、力尽きてレポかけない。。。Marjanと他の人についてはまた今度。。)

・教授

ほんと完璧な教授だと思う。さすが初演キャスト。。


気がついたこと

・毎日アクシデントがある模様。昨日は、サラの首筋の噛みあとに血糊がついてなかった。昨日は、その代わりに何とかThomasが口紅を擦り付けて、薄くピンクになってた程度。あれがアクシデントとは気がつかなかったよ。。そして今日はもっと激しくてわかりやすいアクシデント。図書館のセットが登場しつつ、右側の中幕が上がるんですが、セットに幕が絡まって大変なことに!!!教授が既に「本だー!」と喜んでるのに、セットはまだ幕かぶったままで、本もありません。。(笑)何とかそのまま幕はびりびり言いつつ上がったので、何とか無事に済みましたが、ひやひやだったよ。

・2番手のマグダの人、私は結構好き。本役さんがすごい細くていかにも女優って感じなんですが、2番手はかなりぽっちゃりしてて正反対。胸が大きいところだけ似てるかな。しかし、2番手の人顔はかわいいし、歌も好き!!!!しかし、かなり重そうで、運ぶシャガールが相当苦労してました。

・ほんとまじで、もう、墓場の死人ダンスがも・の・す・ご・く怖い!!!!!怖すぎる!!!!!!!いくらエリザ風死人振り付けとはいえでも、2列目で見たら泣く子も黙るよ!!!!!怖すぎだよ!!!!!エリザで言うと、ミルクのシーンを最前列ど真ん中で見た怖さの4倍くらい(衣装で2倍、曲の長さも2倍)。すばらしい!!!!!おまけに、もう降りてくるって知ってるけど、知っててももういいから!!!って思うくらいこわい。やっぱり、中央ブロック通路側5,6列目あたりの女性が「ぶー」って脅かされます。超怖いだろうなあ。。

・色々と伏線が見えてきた。まず、一番最初の複線は、アルフレートと教授の一番最初のせりふ。アルフレートの独白で「教授はノートを取っていると、教授以外の世界が死んでしまったようになる」って言ってるけど、結局これって、ラストで教授がノート取ってる間にアルフレートもバンパイアになっちゃうよね?

・あと、Fuer Sarahでアルフレートが「愛してる!僕の血も上げてもいいくらい」って言ってる!!!ここ、LukasわかりやすくBlut!って言ってくれるからありがたいねw。

・伏線じゃないけど、シャガールがユダヤ人って言うのは、よく見てるとチョコチョコ出てるね。ひげと髪型もそうだし、最初にバイオリン弾いてるw。7本のろうそくも出てくるし。だからって、ストーリーがどうなるわけでもないんですが。

・教授の早口の歌で、材木が落ちるタイミングがおかしかった。昨日はちょうど、盛り上がったところでどこんと落ちてぴったりだったけど、今日はかなり事前に途中で落ちてしまい、立ち見の常連が笑ってたw。もう、切れるべき木が先に切れてしまってたのでどうするのかと思ったら、本来のタイミングではのこぎりを滑らしてうまくフォローしてました。うまい!

・立ち見の常連といえば、この作品実は結構拍手が難しいんです。曲が終わった振りして終わってなかったり(Unstillbare Gierとか)、暗転になって場面が変わっても歌が続いてたりとか。レベッカではこういうときにぱらぱらと初心者の拍手が出たんですが、TdVは立ち見に常に常連がいるので、客席もちゃんと常連のタイミングで拍手が出てる。拍手がきれいに出るのは嬉しいねー。常連のヒューヒューも嬉しすぎ!

・MarjanとThomasのTotale Finsternisがすばらしすぎる。本当にすごいMarjan。最初は、Thomasの声が深くてMarjanの声がキーンとしてるので合わないかなあ、と思ったんだけど、歌ってる間にThomasの包み込むような美声で全然気にならなくなった!!!

・そうそう、Fuer Sarahはやっぱりベッドのシーンでした。つまり、朝ごはん→教授が着替えて出て行く→Fuer Sarahのソロ→かばんを握り締める→ソロ後半。で、ソロ前半はまだ、僕は強いとか言ってるけど、かなりなよなよで、口だけな感じ。それが、かばんを取って中からスポンジを出してから、急に変わる!!!!!背筋も伸びて、今まで「僕は強い」と歌いながら、自分は強いと暗示をかけようとしてるみたいだったけど、それが自分のものになってる感じ。いや、ほんと、かばん取ったあとがあまりにもすばらしくて、泣きそうになった。Lukas帰ってきてくれてありがとう。。。

・鏡のシーン、トリック知ってみててもやっぱりすごいわ。そして、前回気がつかなかったけど、メヌエットの最後ばれるところは、三人また鏡映ってるね!

・せむしの人は、別にバンパイヤじゃないのねー。日の光も大丈夫。人間で、クロロックに使えてるだけなのねー。かなりかわいいから好き。Schlafenが笑える♪

・悪夢のシーン、今日良く見てみたけど、やっぱり、まあまあ。楽しみどころは4バンパイヤのソロかな。特に最初の二人のテノールがすごく高くて聞かせる。妄想サラと妄想アルフレートのダンスもいいけど、どうしても妄想クロロックの裸が気になって。。。腹筋描くくらいなら服着たらいいのに。。。

・最後、サラがアルフレートとDraussen ist Freiheit歌うところねー。サラ、おかしいなと思う一番最初はBis!だね!!これはかなり笑える。Bis(s)!って聞いて、え?Biss?って思ってたら、牙生えてるし。っていうか、ドイツ語素敵♪(注:Bisは~まで、Bissは噛み付くという単語をかけてあるw)

・昨日の指揮者はカスパーさんだったけど、今日はめがねのおじさん。初めて見る人な割りに全く危なげない指揮っぷりだったので感心して、キャスト表を見に行っても名前がない(TdVのキャスト表には指揮者の欄がない!)。名前が知りたくて、もぎりのお姉さんに聞いたら、「めがねの人なら、Walter Ruehmerだよ」と教えてくれました。やるなあ。。。ちなみに、指揮台には小さいモニターがついていて、ドラムの映像が映っている。オケピのどこを探してもドラムはいない。いったいどこにいるんだろう。。。

●まとめ

というわけで、夢のようなTdV連続の日々も終了。これからしばらくは、チケットも売り切れてることだし、おとなしくしてます。11月ごろからTdV詣でを再開する予定。そのころにはセカンドも育ってきてるだろうし、ファーストキャスト演技に余裕が出てきてるころだろうから楽しみだわー。

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

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ウィーン版Tanz der Vampire(邦題ダンス・オブ・ヴァンパイア)見てきましたーーー!!!!!ミュージカルファン暦XX年。いまだに見たことなかったのが不思議なくらいなんですが、10周年コンは出張で見逃してたし。。なので、正真正銘人生初のTdVなのですー!!!!

●チケット編

さて、前回、チケットが取れなさ過ぎるーー!という日記を書いたTdVですが、なんとその直後に見知らぬ方からメッセージがあり、実はチケットを買ったが急用でウィーンまでいけなくなったので、無料でチケットをもらってもらえないかという、信じられない申し出が!!!!ちょっと、あまりのタイミングのよさとラッキーすぎる話に目を疑ったけど、即効YES。そして、今日と明日のチケットを譲ってもらうことになったのです。それも、前代未聞の良席。今日が前から3列目右ブロック、明日が中央ブロック2列目!譲ってくださった方、すばらしいチケットをいただいてしまい、どうもありがとうございました!!!

しかし、問題はチケットの受け渡し。上記のやり取りが先週の火曜日くらいのお話。そこから、日本から急ぎのEMSで送っても、金曜にチケットが届かなかったらやばいことに。そして、郵便受けは日曜日になっても空。。。私の手元にあるのは、念のために送っていただいたチケットの写真と予約番号のみ。これを持ってとりあえず劇場へ。

開演前でごった返す中、黒いマントを羽織ったwチケット売り場の係員の人に「ちょっと込み入った話なんですが、送ってもらうはずだったチケットが届いていないんです。再発行してもらえますか?」といって、印刷したチケットの写真を見せると、なんと、係員のお兄さん(いつもいる人なので結構偉い人だと思う)は、同じ紙になにやらサインをしてはんこを押してくれた。「これで、この写真のチケットを本物のチケットとして扱うというサインをしたから、この写真チケットで入れるよ」とのこと。普通にチケットを印刷して再発行してもらえると思ってたので、まさか印刷チケットそのまま通用するとは。。。(笑)というわけで、もし、チケットを紛失してしまった皆さん、チケットの写真さえあれば、ちゃんと受付で効力のあるチケットにしてもらえます。さすがウィーン、融通利くなあ。。。。

そして座席へ。案内してくれるおねえさんもみんな黒マント付(笑)。素敵過ぎるー。そして、どきどきの座席は!!!!なんと3列目!!!!!!キャッツで言うと、ラムタムタガーと踊れる席!!!!エリザで言うとキッチュでチョコゲット確実な席!!!!!(笑)これは、立ち見常連の私としては、身に余る光栄でございます。。。。ほんとうに、チケットを譲っていただいた方、ありがとうございます!!!!!!

●全体の感想

とりあえず、全体の感想を言わせていただくと、迫力ーーーー!!!濃いーーーー!!!そして、色んなものが盛りだくさんなので、コアなミュージカルファンから、ミュージカル初心者まで万人が楽しめる作品に仕上がっています。

何が一番すばらしかったって、舞台装置。かっこよすぎ。衣装も素敵過ぎ。もう、この二つの舞台美術に感動!!!そして、もちろん、役者が最高!!!!!!!クロロック(Thomas)、サラ(Marjan)、アルフレート(Lukas)に教授(Krannerさん)は、もう、黄金の組み合わせだよ!!!!ファーストキャストで見れて幸せだーーー!!!Thomasすごすぎ。セクシーすぎ。そしてMarjan相変わらずうますぎ。Lukasも後半すごくいい。Krannerさんは初演の貫禄。すばらしい!!!!!そして、見所のシーンが多い!!!!どのシーンも渾身の迫力!!!!!

そして、観客の迫力や熱気が半端じゃない。っていうか、この劇場(Ronacher)で満席とかものすごい久しぶりじゃない?(笑)もう、カテコのときとか、客席が熱いよ!!!!ひゅーひゅーも自然に多いよ!!!!!!もう、この客席の熱気はエリザ以来な気がする。レベッカですらここまでひゅーひゅーは多くなかったよな。。こりゃ、チケット売れまくってるのもわかるよ。。。

というわけで、今まで、プロデューサーズ、春の目覚めと観客を選ぶ作品が続いたRonacher劇場ですが、今度は久々に、万人受けする作品です。Ronacher好きとしては、当日券が出ないくらい売り切れちゃうのはちょっと寂しいけど、これは確実にヒットするでしょう(っていうか既にヒットしてるし)。ミュージカルファンの皆さんはぜひ、ぜひ!!!

●演出編

とはいっても、一つ一つのシーンの説明はやめときます。。多分そのうち公式にか非公式にか絶対映像が出回るはずだし(笑)。なので、全体の感想の続きで、気がついたことを。。何が一番よかったって、やっぱり舞台美術。どのシーンも一枚の絵のよう。

とはいっても1幕は宿屋のシーンが多いので、宿屋の入り口と中身が180度回転する盆の上に乗っていったり来たりしてるだけなので、最初はあまり代わり映えがしない。というか、あまりにもレミズのMaster of the Houseのシーンっぽい。ちなみに、このためにもともとなかった盆をRonacherの舞台の下に仕込んだらしいです。っていうか、もともと盆すらない劇場だったのかここは。。(苦笑)

Knoblauchのシーンはつかみのダンスシーンなのでかなり迫力で素敵だし、歌も好きなんだけど、微妙にプロデューサーズのKing of Broadwayに重なる。。最初の掴みという位置づけも、なんとなくぼろい人たちwがユダヤ系のダンスを踊ってるのもおんなじ。やばい、もしや、他のミュージカルのネタを使いまわさないといけないくらい、演出ネタ切れ?と思ってました、はい。

そうそう、シャガールがユダヤ人という設定が何か意味を持ってくるのかと思ったんですが、十字架を持ったマグダに「俺はイーディッシュ(ユダヤ系)バンパイヤだから十字架は利かないよー」っていうジョークのためだけだった気がするw(ここ爆笑したw)。だれか、シャガールがユダヤ人の設定が他に出てくるところあったら教えてー。

そんな感じで、基本的に1幕前半は演出はそれほどすごくないです。っていうか、よく注意してみてると、2幕でも見覚えのある演出や振り付け(あとで書くけど)が出てくるので、ウィーンミュージカルに詳しい人は「またか。。」的な気分になります。けど、そんな気分を補っても余りあるほど、斬新なシーンがかっこいいの!!!!

最初に「お、やるな」と思ったのは、クロロック登場の歌。(私のすぐ横をあのThomas様がすそを引きずって歩いてこられるので、思わずのけぞった!)指揮者の目の前に立って、足元からスポットを浴びるので、前紗幕に巨大な影が映ってかっこいいの!!!紗幕の後ろはサラとアルフレートがスポット当たってて、不吉な感じがいい!!!!そして、微妙に笑えるのがThomasの腕と指の動きw。あまりはげしく動かしすぎると、後ろの巨大な影がはみ出しちゃうので、微妙な腕の曲げ方と、その割りにぴんぴんした指の動きが妙に笑えるw。このままうつぶせにしたら匍匐前進できるわw。しかし、Thomasの好きだからちゃんとみたいけど、影がかっこいいので、どちらもみるには後ろの席でもいいかもね!!!

で、一幕の一番かっこいいシーンは、文句なくDraussen ist Freiheit!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!もう、このシーンはこの作品で一番好き。っていうか、このシーンまでは正直演出見くびってました。ごめんなさい。もうこのシーンで完全にノックアウトです。さすがVBWです。恐れ入りました。

この曲もうMarjan&Lukasバージョン知ってるし、ふうん、程度に聞いていたのですよ。そしたら、急にダンスナンバーになって、サラの妄想の中で舞踏会が始まるわけですよ!!!サラはDraaaaaaaaaaaaaaaaaaaussen ist Freeeeeeeeeeeeeeeeiheitって歌ってるけど、リズムはユーロビート的フォックストロットになって、4組のバンパイアダンサーが登場!そのうち一人の女性は妄想サラダンサーで、妄想クロロックダンサーに好きなようにされまくる。もう、かっこよすぎる!!!!!!!!!すごいアクロバティックなの!!!!もう妄想サラが投げられたり、振り回されたり、担がれたり、ダンスがすごいの!そして、モダンなダンスながらステップがフォックストロットでかっこよすぎる!!!!!!!!!!!!!!もう、このシーンでほんと、恐れ入りました!!!!!って感じです。

おまけに、そのまままた背景が変わって、宿屋の骨組みだけ残して盆が回るのもいい!!!!そして、一回転したらクロロックがいきなり立ってるのもすごい!!!!!!もう、この曲がこんなに盛り上がると思ってなかったので超感動。もう、このまま1幕終わりにしてくれてもいいくらい最高に盛り上がったよ!!!!

このシーンの後は、シャガールとマグダのシーンなので、演出はまた普通の宿屋。と思ったら!!!!Seit Bereit♪のシーンがすごいよ!!!いきなり回りをバンパイヤに囲まれてるよ!!!!!私の目の前にも、すぐ横にも、立ち見の後ろにもいる!!!!!!った言うか、最初は、マント着てたもぎりのお姉さんたちが登場したのかと思ったら、ほんとのアンサンブルだったw。このシーンはすごい迫力で、絶対劇場見回しちゃいます。

で、そうこうしてる間に、クロロックのお城に到着。最初前紗幕に映像が映るので、まさにレベッカ。マンダレイがつんつんなお城になっただけで、これはレベッカ知ってる人なら絶対気がつく!そして、クロロックが二人をお出迎え。このシーンはRHSのリフラフがお城におで迎えするところと似てるよねー。狙ってるのか偶然なのか。。。(Koukolは絶対リフラフ狙ってるよねw)

2幕は、すごい演出のオンパレード!!!!!クロロックの城のデザインはほんとかっこいいよ!!!けど、振り付け的には私はDraussen ist Freiheitが一番好きかな。。

幕が開けると、中幕の辺りに真っ赤な壁があり、8枚の肖像画が飾ってある。真ん中に奥へ続く階段。サラが手前で歌っていると、クロロックが階段から登場。Sei Bereit......を誰が歌っているのかはっきりしない。よくみてみると、肖像画の口が動いてる!!!!肖像画、リアルだけど絵だと思ってたのでびっくりした!!!!ほんとリアルだから!あと、サラの衣装がかわいい。ブーツと赤いショールだけであそこまでかわいいなんて、衣装すごいわ。。

そして、次のシーンは悪夢のシーン。多分かなり大きなダンスシーンなんだろうケド、個人的にはまあまあといった印象。悪夢のシーン的に言えば、Anatevka(屋根の上のバイオリン引き)のスケールの大きすぎる悪夢が好きすぎて、他の悪夢(マンマとか)がどれもちゃちく見えてしまうよ。。確かにカッコいいんだけどね。

それに、クロロック以外のバンパイヤソロがちゃんと歌うのはこのシーンくらいなので、アンサンブルファンにはおいしいシーンかも。あと、アクロバティックな感じはするからまあまあかっこいい。ただ、群舞でDraussen ist Freiheitの迫力を求めたら、それほどじゃなかった気が。。。R&Jみたいな、あの、どかーーーん!!!!若者の血と汗!!!!!っていうか、血を飲ませてくれーーーーー!!!!みたいな渇望があまり感じられない。。。ので、アイデア的にはよかったけど、迫力的にもうちょっとがんばって欲しかったかな。。と思った。見る席によってはもっと迫力かもしれないけど。そうそう、妄想クロロックがひょろっとしすぎて(腹筋描いてるくらいひょろw)、ちょっとイメージ違ったかも。。そのせいかな。。。ま、それでも結構見ごたえはあるシーンです。

このシーンは、悪夢より、次のLukasの歌がすばらしいーーーーー!!!!!Fuer Sarah、すごいよ!!!!この歌今まで退屈で好きじゃなかったけど、この演技とこの設定ならいい!!!!!あとで詳しく書くけど、この曲でLukasへの今日の評価は180度変わった!!!!

そして、地下室のシーン!!!!ここは、舞台美術が美しいーーー!!!っていうかさ、このお城の上から下がってる牙みたいな形の天井が超かっこいいんですけど!!!!!それも、Lukas軽々降りるし!教授引っかかるし!!!棺もかっこいいし!!!!しかし、あのちっちゃな木の棺にどうやって二人押し込んだのかがなぞ。

さて、ここからは頭の使いどころです。図書館とお風呂と鏡を行ったり来たりするシーンが続くんですが、ここの演出も頭を使っていてかなり好き。基本的には、巨大な吹き抜けの円柱が盆に乗ってます。円柱の一部は図書館に、別の一部はお風呂に、別の一部は鏡になってます。一箇所扉が開いていて、円柱の真ん中にいる人を見ることもできます。盆が回って、シーンからシーンを行ったり来たりするんですが、頭いいなあ。。。

図書館→お風呂(サラ)→図書館(本を発見)→扉からサラの着替え見える→ヘルベルト(お風呂に入ってはいない。。残念。。)→鏡の前でヘルベルトの歌、といった感じ。

ヘルベルトが結構普通の衣装なので、日本版の評判(Tバックとか)を聞いていただけにちょっと残念。けど、このヘルベルト私は好きだよー。かなりかわいい。これでLukasより背が高かったらなあ、とちょっと思うけど、抱きついたり押し倒したりするのが素敵だし、ことあるごとに歯をむき出すのが細かくて好きー。

そして鏡。すごい、すごい。これ、どこの国でもトリックは同じなのかな?っていうかさ、最初は、真剣にヘルベルトが映ってないと思ってた!衣装の色とかで工夫して、鏡に映らないようにしてるのかと思ったけど、よく色を見てもそういうわけじゃないんだよねー。いやあ、まさかそんなやり方をしてるとは思わなかったけど(曲の最後のほうでトリックがわかったw)、妄想人間が多い作品なので、納得。これはすごいです。

ちょっと待てよ、Wikipediaの解説によると、このあたりでFuer Sarahになるはずなんですが、今思い出してみたら、Fuer Sarahは朝起きてから、ベッドの前で歌ってた気がして仕方がない。パンフにもFuer Sarahがどこで歌われたか書いてないし。なぜだ?っていうか、順番変えたのかな?

さて、場面は変わって墓場。ここかっこいいよーーー超かっこいいよーーーーー!!!!2幕の見せ場はここだね!!!!!!しかし、墓場の登場の仕方は、往年のエリザファンにはチェスを思い起こさせる可能性あり。。。。チェスのように故障とかが多そうなセットなので気をつけてね♪w

そしてEwigkeitの曲!!!!!!衣装が超かっこいい!!!!!衣装しびれるーーーーー!!!!!!!しかし、振り付けがどうみてもエリザの最初のシーンです。。。死人はこんなダンスばっかり踊るって決まってるのか。。。ここでエリザを思い出すのは絶対私だけじゃないはず!!!!!!まあ、何とかがんばって、エリザよりもぎゅぎゅん!!!!とメリハリをつけてる分ちょっとかっこよくなってるけどさ。。。しかし、まあ、振り付けは似てるけど迫力はすごいよ!!!!舞台のふちぎりぎりまで来てるし、みんなマジで怖いしーーーーー!!!!!そして、このシーン最後がもう、夢に出てくるくらいに怖すぎ!!!!!

もう、私の席(通路横)が一番怖い!!!!!だって!!!!幽霊たちが客席に下りて来るんだもんー!それも、まさに幽霊ウォークで。。。私が怖すぎて恐れおののいてたら、4人くらいがもうイっちゃった顔で通り過ぎて行ったので、「ああ、よかった。この幽霊はイっちゃってるだけで悪さはしないのね」と安心した矢先!王様の衣装の最後尾のちょっとマイルドにイっちゃってる人がいたので、やさしそうだな、と思ってたら、いきなり私の通路挟んで向こう側の人に「ぶー!」っていって脅かすの!!!!もう、私の席の周りの日とみんな飛び上がって怖がるし!!!!!!怖すぎだし!!!!!!!!!

そして、次のシーンはあの有名なUnstillbare Gier。セットは歌の途中で戻っていくので、最後はThomasが浪々と何もない舞台でソロを聞かせてくれて大満足。Thomasすごすぎ。ほんと、すごすぎです。

そして、曲が終わって空になった舞台に、右から説教台のようなものがすべるように出てきて舞台上を移動し、最終的に左側に落ち着きます。それと同時に、天井から牙に似た飾りが降りてきて、柱になります。舞踏会の間の出来上がりー。この、舞台変換がかっこよすぎるので、単なるセット組み換えと思わずに堪能してください。かっこいいから!!!!!

バルのシーン自体は思ったほどじゃなかった。なんでだろ?ダンスがメヌエットだから動きが少なかったからかな?サラのかまれ方もなんか普通だったし。教授とLukasが面白かったけど、ダンスとしては結構記憶に残らない感じでした。Draussen ist Freiheitのほうが何倍もすごかった!!!!まあ、教授とアルフレートが逃げ出したやり方は結構よかったけどね。

そして、ラスト。そういう終わり方かー。よくやったぜー!って感じ。っていうか、みんなバンパイアになると性格変わりすぎw。MarjanとLukasは手に手を取り合って客席後ろに消えていきます。

そして、舞台は空になり、一番奥の書割が現代に!!!!赤く大きなVampireの文字が!なんか、最初はこの現代の書割、単なるどこかの町の絵だと思ってたんだけど、よく見たらウィーンじゃん!!!!!!やばいよーーーー!!!ウィーン侵略されてるっすよーーーー!!!!!他人事じゃないよーーー!!!

そして、ここで登場した現代ヴァンパイアたちの衣装がまたかっこよすぎて失神しそう。ほんと、衣装がすごすぎ。大好き、衣装!!!!!!!!レザー、ゴスロリ、網タイツ。かっこいいーーーーー!!!!そして、着替えて登場したLukasの衣装も素敵だし、Marjanのも赤いペンダントが粋だ!!!!!!!もう、衣装の人すごすぎ!!

というわけで、もう、舞台美術と衣装が最高でした。あとでパンフ読んでみたら、Kentaurとかいう変な人が舞台美術と衣装を一緒に担当してたので、ちょっと興味を持って経歴を読んでみた。そしたらさ!!!!!!この人ハンガリー人じゃん!!!!!それも、ハンガリーで何もかも演出しまくってる人じゃん!!!!!あの、私が大好きだったあのJosephも!!!!他にも、プロデューサーズ、WSS、シカゴなど。。。で、ブダペスト版のTdVを演出してからウィーン版を手がけたそうな。

っていうかさ、ほんと、めちゃめちゃいろんな意味で濃い演出だなあ、と思ってたわけですよ。ウィーンのミュージカルってもっと静か目なシーンが多いというか、緩急をつけておとなしいシーンも結構あるんだけど、この作品に限っては最初から最後まで全力疾走だったわけで、何でここまで全部クライマックス(w聞いたようなw)なんだろう。。って思ってたけど、ハンガリー人演出家だからだよ!!!これで全て解決w。

ちなみに、私が時々微妙に気に入ってなかった振り付けは、案の定というべきか、エリザ&モーツァルトの演出の人でした。久々ウィーン復帰なわけですが、まさにエリザ的振り付けそのままだったね。。。

●キャスト編

キャスト編はまた今度のレポでも書くので、今回は軽く。。

・Thomas

Thomasセクシーすぎーーー!!!!なんてカリスマなんだ。。。すばらしすぎる。。。すばらしい声で、超安定してるし、存在感がすごいの!!!(指ピッピッ手する以外はw)Unstillbare Gierの盛り上がるところとか、もう、競りあがったのかと思ったら競りあがってなかったくらい、体の大きさが大きくなる気がするのー。Thomasすごいわ。。。。

・Marjan

衰えてない。ほんと、安定して安心して聞けるし、かわいい。文句なし。まあ、一言言うとMarjan素のまますぎて、レポ書きながら「サラが。。」って書くより「Marjanが。。」って書きたくなるぐらいそのままだったけどw。

・Lukas

あのさ、2幕前半まではほんと、いいとこないなあ、と思ってたの。彼女のMarjanのほうが数倍出番も歌も多いし存在感もある。Lukasはなんかさ、教授の雑用係って言うか、ほんと、役としても全然たいしたことなかったのね。1幕の終わりとか思いっきりクロロックに圧倒されてるし、いいとこなし。あ、唯一よかったのは、Draussen ist FreeeeeiheitのFreeeeiのところw。

ただ、すごいあほなぼんぼんで、あほなぼんぼんにしか見えなかったのは、演技だなあ、すごいなあ、と思ったの。MarjanがサラよりMarjanに見えたのに対して、LukasはあまりLukasには見えなかったし。地味だけどそこを評価しようかな、と思ってたの。

そしたらさ!!!!!Fuer Sarahだよ!!!!!!この曲でLukas180度変換!!!!この曲の前半は、やっぱりまだあほのぼんぼんなんだよー。歌はうまいのに、根拠がないって言うか、口だけって感じ。それがさ!!!!一度かばんを持って退場しかけてから、もう一度客席に向いて歌う最後の部分!!!ここでアルフレートは変わるの!!!!!!!ちゃんとするの!!!!!!!なんか、愛の力で変わったって感じがすごいするの!!!!!

なんか、この一瞬の変わりようがすごくよくて、私はLukasもよくやったなあ、ある意味、演技としてはMarjanよりよくがんばったなあ、と思うわけです。

ちなみに、ラストの噛みつ噛まれつのシーンは、カップルならではの親密さだなあ、とちょっと安心してみれましたw。

ごめん、他のキャストはまた今度レポしますー。

●その他気がついたこと

・エリザのルキーニセカンドで、レベッカでジャイルズやってたFernandがアンサンブルで出てます。見つからなかったけどw。

・結構たくさんグッズが出てます。それも、かなり売れてます。Tシャツ買ってる人が多かったなあ。私はパンフ(6.60ユーロ)とリブレット(10ユーロ)を買いました。リピートする時用にカチューシャみたいなのとか買ったほうがよかったかなあ。。

・出待ちしてたら、Henrik(ウィーン版エリザのラウシャー。スキンヘッド)がいました。あまりに久々だったのでちょっとびっくりした上、キャストにはいなかったはずなので、急いでパンフをみてみたら、舞台監督助手みたいな役柄になってました。スタッフになることにしたのかな。。

・今日は見なかったけど、パンフによるとRobert D Marxもキャストにいるらしい。それもクロロックのセカンド。確か今ルドルフのアンサンブルやってるはずなので、ほとんどクロロックをすることはない(Walk inという表現です)らしいんですが、Robertのクロロックならみてみたい!!!!!!

●まとめ

というわけで、かなり濃くて迫力があって、万人受けする作品です(特にウィーンでは)。日本人もたくさんきそうだし、VBWの財政難を解決してくれるという意味でも、応援していきたい作品です。っていうか、売り切れだったら応援しようにもできないんだけどさw。

それと、本当に初見でめちゃくちゃいい席と、普段の私からは想像もできないほどの優遇をさせていただいたわけです。ひとえに席を譲っていただいた方のおかげです。再度ありがとうございます!!!!!このレポが、いつか来られるときの参考になれば幸いです。ありがとうございました!!!!

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