2015-12-05 07:10 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画

さて、しばらく映画「黄金のアデーレ」と実際にウィーンで起きた「アデーレ騒ぎ」について比較してまとめています。

 

「アデーレ事件」関連記事はクリムトの歴史カテゴリからどうぞ。この記事だけ、「オーストリアを舞台にした映画」カテゴリに入れています。

 

話は少し変わりますが、映画に登場するオーストリアを調べるのが趣味な私としては、街角で知ってる景色が出てくると、一応気になる。

 

 

ビデオのタイトルをここに入力します

日本語版「黄金のアデーレ」トレイラー

 

ウィーンへやってくるところで、ホーフブルクの新宮が映る。「ウェルカム・トゥ・オーストリア」と話しかけられるシーンは、オペラ座横のアルカディアのあるところだね。

 

結婚式の場面は、ユダヤ人の結婚式だー。屋根の上のバイオリン弾きもこれだねー!

 

内装の撮影は、パレ・アウアースペルクかー。ゲイの舞踏会Rosenballで何度か入ったな。コンチータに遭遇したのもここw

 

あとは、昔のアデーレの絵が飾ってあったベルヴェデーレを再現してある(涙)

 

しかし、ウィーン市庁舎にナチスの旗垂らさせたって、どんだけ傷をえぐるんだ、このロケハンは。

 

しかし、オーストリアよくこの映画のロケ許したな。。自分が悪者になる映画のロケ。。

 

こちらが、ロケのレポ

Vienna with a Woman in Gold | Association of Film Commissioners International

ウィーンでは2014年の5月に3週間撮影したそうな。

 

ロケ写真いっぱい!こういうのワクワクする!

"Woman in Gold" in Vienna - News Archive - News & Press - VIENNA FILM COMMISSION

 

ロケ現場は以下の通り

St. Ulrichs-, Juden- und Rooseveltplatz, the City Hall, the Semperdepot, the Academy of Fine Arts, Kaiserwiese, Hotel Sacher, the Konzerthaus, the Opera House, Palais Auersberg and the Belvedere.

 

まあ、ユダヤ人地区ってことで2区も多いですねー。よく見たら、市庁舎はあの正面の所にナチの旗を掲げたわけじゃなく、横の通りと中庭みたい。あーよかった。この場面、トレイラーでも出てきます。

 

ロケ写真、上のサイトから引用します。

 

市庁舎の横の道。一般人いっぱい見てる。。結構オーストリア人にとってはトラウマだな。。

 

これも市庁舎ですが、中庭なので、一般人には見られません。あーよかった。

 

 

これ、トレイラーで見える階段の新旧のシーンね。

 

これも階段のシーン。

 

ベルヴェデーレは外せません。

 

お馴染みカフェ・ザッハ前。オペラ座横のシーンかな。

 

まあ、ホロコースト記念碑のユーデンプラッツも入れないわけにはいかないでしょうね。

 

なぜかプラーターも

 

ロケ当時の新聞記事。

"The Woman in Gold": Mirren, Reynolds, Brühl und Holmes drehen in Wien - KURIER.at

 

ウィーン側の受け入れは、おおむね好意的だったそうです。当初は3,4日のロケの予定が、あまりにウィーンの場面が重要な為、できるだけ長く撮影することになったとか。

 

出演者の中にジョナサン・プライスがいる。あと、ケイティ・ホームズがウィーンで撮影したみたいだけど(弁護士の妻役なのになぜ?)、トム・クルーズも一緒に来たりしたんだろうか。彼のミッションインポッシブルのロケ時期も結構近かった気がする。

 

 

 

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2015-03-07 07:29 | カテゴリ:映画

メアリーポピンズ絡みで「ウォルト・ディズニーの約束」Saving Mr Banksを見てみました。

 

感想つぶやきをまとめておきます。

 

==

 

ちょこちょこ見てた「ウォルト・ディズニーの約束」やっと見終わった。いい映画だったなー。見てよかった。特にメアリー・ポピンズブームの今がタイムリー。

 

けど、これタイトルはSaving Mr Banksじゃないと、映画に期待するものが全然違うんじゃない?

 

第一、メアリー・ポピンズ知らずにこの映画見ても、三分の一くらいしか楽しめないんじゃないかな?あれだけ歌がいっぱい出てきたら、MP知らなかったら退屈じゃない?逆にMPの歌歌えるレベルなら、もう嬉しすぎるよね。2ペンスとか凧の歌とか聞こえてきただけで泣けるし。

 

トム・ハンクスとエマ・トンプソンとコリン・ファレルと運転手の人が素晴らしすぎ。トム・ハンクスもコリン・ファレルもそんなに好きじゃなかったけど、見直した。

 

トム・ハンクスは目の吊り上がったメイクしてて、イメージ変わったー。あの話し方も印象的。コリン・ファレルも存在感抜群!

 

あと、地味に作詞作曲兄弟がいい味出してたwあんな風にミュージカルって作曲したりするのねー。

 

デザイン画とか色々、作品のイメージを決める会議の内部が見れて面白かった。おじさんが子役の声やったり、楽しそうだな。あんなミュージカル作成現場に携われるなんて、一度経験してみたい!

 

しかし、MP映画も舞台も見てたから、初見でも小ネタわかったしクスッてできたけど、見てなかったり忘れてたりしたら見逃してたかもしれなくて、勿体なくなるところだったわ。

 

小ネタかなり色々面白かった。そしてペンギン!やっぱり重要でしょ!(笑)メリーゴーランド、桜の木などのモチーフも。

 

それでも、原作手元にあるけどまだ読めてない。原作→映画→Saving Mr Banks→舞台の順番で見たらよかったんだが、映画→舞台→Saving Mr Banks→原作の順番だとちょっとカオスかも。昔原作読んだ感じでは、映画の方が好きだった記憶があるけど。

 

正直ミュージカルなディズニー映画は好きだけど、ディズニーランドはそんなに燃えない(着ぐるみが苦手w)私としては、ディズニーランドに行って冷めてるトラヴァース夫人は結構共感できた。ディズニーランドに連れて行ってもらって気持ちが変わるのかと思ったら、きっかけはそれじゃなかったのね。

 

映画のバンクス氏とゴフ氏(パパ)はずいぶんイメージ違うけど、あの映画の堅物バンクス氏、結構好きだな。凧があそこまで重要アイテムだとは。映画はもちろんラスト凧だからいいけど、舞台は凧はそこまで重要じゃないのがもったいないな。原作読んでみなきゃだけど。

 

舞台の凧は2幕始めに軽く凧揚げする以外は、2幕後半バンクス氏が床に落ちてるのを拾ったりするんだったけど、どの場面だったかあまり覚えてない。銀行行く前だよね?で、帰って来てから子供部屋で家族4人集まって、凧をじゃじゃーんって出すだけだっけ?で、最後はMPが去っておしまい。うーむ。

 

Saving Mr Banksの映画見ても、トラヴァース夫人がそこまで映画版MPを気に入ってるとは思えないんだよね。あの映画見て、原作の続編の映画化は拒否し続けたらしいし、舞台化もイギリス人スタッフを使うように厳命したらしいし、そこまで出来に喜んでるわけでもなさそうかも。

 

けど、ウォルトが説得に押し掛けるところのシーンは素晴らしかった。あの場面でこの映画とMPの映画がすべて説明されてる。

 

あと、過去と現在と作成風景の3段構成が、個人的には結構好きだった。銀行の歌とパパの演説が重なるところがすごいよかった!けど舞台版は銀行の歌ないんだよね。。

 

あと、MPのモデルになったおばさん、セリフ一つ一つがMPそのままで、まじめなシーンなのに笑ったwSpit-Spot!とか有名なせりふオンパレードw

 

あとママの抱いてる赤ちゃんがうちの子と同じくらいで、苦労がしのばれたよ。。見た目がウィーン版のママと結構似てる。

 

舞台版MPのママは、映画みたいな活動家じゃなくて、元女優の主婦なの。で、調べたら、トラヴァース夫人も元女優。

 

トラヴァース夫人は父はアイルランド、母はスコットランド人で、オーストラリアに移住。父の死後22歳でイギリスへ戻り、叔母が育ての親なんだって。映画で、詩で賞を取ってたのも伏線だね。

 

あー。MP知ってれば知ってるほど、この映画色々小ネタや伏線があって面白い!もう一度最初から見直したいわ。そして原作読み終わったら、映画、舞台、原作、どれが一番好きか考えてみよう。

 

しかしディズニー映画ってどれもミュージカル的には大好きだけど、原作者になってって言われたら困ると思うわ。。だって、原作は枠組みになるくらいで、ストーリーは全然原作尊重してないんだもん。アナ雪でもリトル・マーメイドでもノートルダムでも。プーさんも原作の方が絵がかわいいし。

 

(ネタバレ)そうか、映画MPの前半の怖いパパは、守銭奴で厳しいウォルトのパパで、解雇されてからのパパはパメラ・トラヴァースのパパなのか。でもちろん、最後の凧揚げのパパは救われた二人のパパというわけ。

 

舞台MPでは厳しさも優しさも振れ幅が少なくて、キャラも薄いな。映画MPの方が極端で、パメラとウォルト二人の父親の両方を併せ持つMr Banksという側面がはっきりしていたと思う。

 

 

 

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2014-09-17 07:56 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ

いつかやりたいなーと思っていたら、気分が乗ったので、レット・イット・ゴーのサビの部分を5か国語対訳にしてみました。

 

ドイツ語&英語&トルコ語版DVD
 

イタリア語以外は勉強したことある/話せる言葉なので、結構楽に訳せたかなー。イタリア語も読むのは楽だし、スペイン語と似てるので、半分くらいは自分で訳せた気がする。

 

なんだか、日本語の歌詞が文脈に沿ってなくて、ヒット曲用にストーリーと独立した訳になってしまっているっていう批判もよく聞くけど、それぞれの言語で、色々工夫や苦労してるんだなーって思いながら訳してました。

 

実は、一番訳しにくかったのは、原語としては一番できるはずの英語だったのも意外。「解き放つ」と訳してはみたけど、Let it goっていうフレーズ自体が訳しにくいのかな。

 

あとは、フランス語のLibérée, DélivréeがのDélivréeがDeliveredという意味じゃなくて、Releasedっていう意味なんだけど、「自由になった、配達された」って訳を間違えているサイトが多いなーと思った。

 

ドイツ語版はめっちゃ訳しやすかった。かっちりしてて明快。イタリア語は唯一英語にしてから日本語にしたけど、ラストの「寒さこそ私の我が家よ」って訳がなんだか素敵。スペイン語は「Libre soy, libre soy」のシャウトが、他の言語よりなんだか解放感があって好きだわー。

 

というわけで、五か国語対訳行きますー。

 

<日本語版>

 

ありのままの 姿見せるのよ

ありのままの 自分になるの

何も怖くない 風よ吹け

少しも寒くないわ

 

<英語版>

 

Let it go, let it go

Can't hold it back anymore

Let it go, let it go

Turn away and slam the door

I don't care

what they're going to say

Let the storm rage on.

The cold never

bothered me anyway

 

解き放つ、解き放つの

もう抑えられない

解き放つ、解き放つわ

背中を向けて扉を閉めるの

人の云うことなんて

気にしない

嵐が吹き荒れればいいわ

寒さはどうせ

気にならないのだから

 

<ドイツ語版>

 


ドイツ語版CD

 

Ich lass los, lass jetzt los.

Die Kraft sie ist grenzenlos.

Ich lass los, lass jetzt los.

Und ich schlag die Türen zu.

Es ist Zeit, nun bin ich bereit!

Und ein Sturm zieht auf.

Die Kälte, sie ist nun

ein Teil von mir.

 

自由になる、今自由になるの

力は無限大

自由になる、今自由になるわ

扉を閉めるの

時が来たわ、準備はできた

嵐がやってくる

寒さはもう私の一部。

 

<フランス語版>

 


フランス語版CD

 

Libérée, Délivrée

Je ne mentirai plus jamais

Libérée, Délivrée

C'est décidé, je m'en vais

J'ai laissé mon enfance en été

Perdue dans l'hiver

Le froid est pour moi,

Le prix de la liberté.

 

自由になって、解放されたの

もう嘘はつかない

自由になって、解放されたわ

もう決めた、行くことにする

子供時代は夏に置いてきた

冬に埋もれて

寒さは、自由の代償だわ。

 

<イタリア語版>

 

イタリア語版CD

 

D'ora in poi lascerò

che il cuore mi guidi in po',

scorderò quel che

so e da oggi cambierò!

Resto qui, non andrò più via,

sono sola ormai,

da oggi il freddo è casa mia!

 

今から出ていくわ

心が私を導く

慣れ親しんだもの忘れ

今日変わるの

ここに立って、留まるのよ

一人になったわ

寒さこそ私の我が家よ

 

<スペイン語版>

 

スペイン語
(ラテンアメリカ)版CD

 

Libre soy, libre soy

No puedo ocultarlo más

Libre soy, libre soy

Libertad sin vuelta atras

Qué más da, no me importa ya

Gran tormenta habrá

El frio es parte tambien de mí

 

自由、自由よ

もう隠れない

自由、自由よ

振り返らない自由な

もう誰も気にしないし

気にならない

大嵐が来るわ

寒さも私の一部なのよ

 

 

なかなか訳してて楽しかったです。

 

実は、この5か国語対訳は、ショップでアナ雪CDやDVDをお買い上げのお客様へのおまけチラシとして入れるつもりで作ったんですが、このおまけチラシの方には、上記の原語と日本語訳の他に、カタカナ版も付いています。

 

カタカナ版さえあれば、5か国語(日本語入れたら6か国語か。。)で歌えてしまうという、優れもの!今からアナ雪CD&DVD買った方はラッキーですね♪

 


フランス語&
英語版DVD

 


イタリア語&英語版DVD

 


スペイン語&ポルトガル語&英語版DVD

 


カラオケCD

 

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2014-07-17 00:07 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ

「アナと雪の女王」各国語版をウィーン・ミュージカル専門店ウィーン・ミュージカル・ワールドにで取り扱うために色々調べているうちに、やたら各国語版タイトルに詳しくなってしまいました。今日はトリビア第三段です。

 

それぞれの国の言葉で、「アナと雪の女王」ってなんていうか知っていますか?アンデルセンの「雪の女王」を元にしたお話ということを踏まえて、考えてみてください。

 

まず英語版はFrozen。「凍ってしまって」といった感じのニュアンスでしょうか。

 

ドイツ語版はDie Eiskönigin - Völlig Unverfroren となります。直訳すると「氷の女王」で「完全凍解」という副題が付きますが、この副題がダブルミーニングで曲者です。

 

「完全にVoellig」と「溶けてしまった状態Unverfrohen」と単純に訳せそうですが、Unverfrorenという単語には、Verfroren(完全に凍ってしまった状態)の否定形(Un)という意味だけでなく、「大胆な、臆面もない」といった意味があり、そうなると、副題は「とっても大胆な」といった意味がダブルミーニングになるわけです。

 

副題に雪や氷から連想させる「完全凍解」とストーリーのワクワク感を想像させる「とっても大胆な」ダブルミーニングを持たせるなんて、なかなか奥が深いですね。

 

ちなみに、前作「塔の上のラプンツェル」も英題がTangled(もつれて)で、ドイツ語題がRapunzel – Neu verföhntと、似たような構成になっています。

 

ラプンツェルの副題、Neu verföhntっていうのも実はダブルミーニングで、verföhntはそれ自体で英語のTangled(もつれてしまった)という意味がありますが、Neu (Newly) が付くことで、本来のföhnen(ドライヤーで乾かす)の意味が浮き出してきて、「髪を乾かしたばかりの」という意味にもなります。

 

つまり、ラプンツェルの副題は、Tangled(英題と同じ「もつれてしまった」という意味)と、「髪を乾かしたばかりのラプンツッェル」というのダブルミーニングになっているわけですね。

 

こんな副題の凝った言葉遊びは、ドイツ語版だけに見られる特徴です。英語版も過去分詞一単語で、ぱっと見では原作タイトルが分からないという仕掛けはありますが、そこまで複雑ではないですよね。

 

「アナと雪の女王」ドイツ語版サウンドトラックCD Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren

 

「アナと雪の女王」ドイツ語&英語&トルコ語版DVD Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren

 

かなりドイツ語のダブルミーニングで脱線しましたが、残りの言語のタイトルを一気にご紹介します。

 

フランス語では、結構そのままLa Reine des Neiges (雪の女王)となっています。

 

「アナと雪の女王」フランス語版サウンドトラックCD La Reine des Neiges

 

イタリア語はIl Regno di Ghiaccio 。氷の王国、という意味です。

 

「アナと雪の女王」イタリア語版サウンドトラックCD Il Regno di Ghiaccio

 

オランダ語版は、Frozenのままで、オランダでのタイトルは作っていません。

 

「アナと雪の女王」オランダ語版サウンドトラックCD

 

スペイン語、ポルトガル語は、ヨーロッパのスペイン、ポルトガル版と、南米のスペイン語圏、ブラジルとの二種類ずつあるのが興味深いです。

 

スペインのスペイン語:El reino del hielo

ラテンアメリカのスペイン語:Frozen: Una aventura congelada

 

ポルトガルのポルトガル語:Frozen - O Reino do Gelo

ブラジルのポルトガル語:Frozen - Uma Aventura Congelante

 

「アナと雪の女王」スペイン語(ラテンアメリカ)版サウンドトラックCD Frozen: Una aventura congelada

 

「アナと雪の女王」スペイン語&ポルトガル語&英語版DVD El reino del hielo

 

スペイン語とポルトガル語で言語は違うとはいえ、ヨーロッパの2国はよく似ていますね。日本語に直すとどちらも「氷の王国」です。一方、ラテンアメリカでは、スペイン語もポルトガル語も「凍った冒険」となっています。

 

こうやって見ていると、前半は「雪」より「氷」派の訳題が優勢で、後半は「女王」派と「王国」派どちらもあるといった感じですね。

 

というわけで、いろいろ調べているうちに少し賢くなってしまった気がします(笑)

 

 

「アナと雪の女王」各国語版聴き比べには、「アナと雪の女王」カテゴリへどうぞ!

 

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2014-07-15 00:04 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ

ウィーン・ミュージカル専門店ウィーン・ミュージカル・ワールド「アナと雪の女王」各国語版CDとDVD を入荷する準備中に知った、色々なトリビアをご紹介します。

 

 

今日は、どの国で何語を収録するか?という話題です。

 

日本で購入できるDVDは、日本語版と英語版の音声と字幕が含まれていると思います。

 

ヨーロッパでも、多くの国では、自国語と英語の音声と字幕をつける場合が多いのですが、今回面白い発見がありました。

 

ドイツ語版DVDは、ドイツ語と英語の他に、トルコ語が収録されているんです。これは、ドイツ語圏にトルコからの移民が多く、需要が多いからです。隣国でもないトルコの音声を含めてしまうなんて、太っ腹ですね♪

 

「アナと雪の女王」ドイツ語&英語&トルコ語版DVD Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren

 

そして、スペインのスペイン語版DVDには、ポルトガル語とカタルーニャ語が収録されています。ポルトガルは隣国ですので、わざわざポルトガル語でDVDを製造するより、スペインと同じ市場で売ってしまったほうが経済的と言うのはわかります。

 

「アナと雪の女王」スペイン語&ポルトガル語&英語版DVD El reino del hielo

 

カタルーニャ語と言うのは、スペイン東部のカタルーニャ地方(バレンシア地方の近く)で話されている言語で、スペインではバスク語、ガリシア語と共に地方公用語となっています。

 

その中でもカタルーニャ語だけが収録されているのですが、スペイン国内や、主にカタルーニャ地方とその周辺でとても有力な言語であるために、採用されたと考えられます(特別に補助金を出して、カタルーニャ語のソフトウェアなどを作らせる場合もあるほど、普及に力を入れている言語です)。

 

こうやって見ていくと、DVDの収録言語でも、お国柄が出るんですねー。

 

 

しかし、カタルーニャ語版の音声が収録されてるくらいなら、オーストリア方言のドイツ語で1バージョン作って欲しかったなー、なんて思ったりしてしまいます(笑)。

 

オーストリアの映画の吹き替えは、9割以上がドイツで、ドイツ人の俳優が吹き替えた、標準ドイツ語のものが使われていて、わざわざオーストリアのドイツ語で吹き替えなおすことはほとんどありません。

 

けれど、オーストリアのドイツ語吹き替えという試みもないわけではなく、私が知っている中では、映画「ベイブ」(あの子豚が歌うお話です)は、オーストリアで放送されるときは、オーストリアのドイツ語で吹き替えられていて、とても微笑ましいです。

 

<大陸によって異なる言語と配役>

 

また、ヨーロッパのスペイン語ラテンアメリカのスペイン語は発音や単語が微妙に異なることで知られていますが、この映画に関しては、全く別の役者が全く別のセリフを吹き替えています。それだけでなく、映画の訳題、歌のタイトルまで全く異なるという徹底のしようです。

 

「アナと雪の女王」スペイン語(ラテンアメリカ)版サウンドトラックCD Frozen: Una aventura congelada

 

 

「アナと雪の女王」スペイン語&ポルトガル語&英語版DVD El reino del hielo

 

フランス語も、フランスのフランス語とカナダのケベックのフランス語では多少異なります。こちらは映画タイトルや曲名はそのままで、吹き替えの役者だけ別になっています。

 

各国語版だけでなく、同じ言語間での聞き比べまで出来てしまうという、なかなか奥の深い「アナと雪の女王」。みなさんも興味のある言語で聞いて、一緒に歌ってみませんか?

 

「アナと雪の女王」各国語版聴き比べには、「アナと雪の女王」カテゴリへどうぞ!

 

 

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2014-07-13 00:08 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ

前回の記事で、ウィーン・ミュージカル専門店ウィーン・ミュージカル・ワールド「アナと雪の女王」各国語版CDとDVDが入荷したお話を書きましたが、その準備中に知った色々なトリビアをご紹介します。

 

 

当ショップでは、全キャストアルバムに配役と役者名を並べて明記すること、全収録曲名を明記することを心がけています。

 

特に前者の役名と出演者情報の併記は、世界中どこのミュージカルCDショップやデータベースを探しても見つからない情報で、当ショップ独自でまとめたものです。(出演者名を並べただけの情報は簡単に見つかりますが、役名と対応するように表記されたデータベースは、自称ミュージカルCDマニアの私が調べたところでも、他にありません。)

 

こんな情報誰が必要なの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身があればいいなあ、と思っていたデータベースなので、ミュージカルCDマニアの方で、「こんな情報が欲しかった!」っていう方もいらっしゃるかもしれません。

 

というわけで、今回も各国語版の出演者情報をそれぞれの言語で掘り出して併記するのに苦労しましたが、CD紹介もこれで充実しました!

 

 

特に「アナ雪」は、国によってはセリフと歌の役者が異なることもあり、調べるのは結構大変でした。。日本語版や英語版、フランス語版、イタリア語版、オランダ語版は、セリフと歌が同じ役者ですが、ドイツ語版とスペイン語版は、セリフと歌の役者が異なります

 

 

<ドイツ語版とフランス語版出演者ご紹介>

 

では、声の出演者の過去の出演作品ご紹介します。どこかで聞いたことがある声かもしれませんよ!

 

英語版のエルサのイディナ・メンゼルは、レントのモリーンやウィキッドのエルファバなどの役で出演していたことは、今回の映画で初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。

 

ドイツ語版のエルサ(歌)はもエルファバ役者だったり、エリザベートでシシィを演じたこともあるWillemijn Verkaikで、ドイツ語圏ミュージカルに詳しい方は、名前を見たことがあるかもしれませんね。。

 

また上記の、ドイツ語版エルサの歌を担当するWillemijn Verkaikは元々オランダ人ですので、オランダ語版「アナ雪」では、歌とセリフどちらも担当しています。一人で二ヶ国語で演じているなんて素敵ですね。

 

 

こちらの25国語版レット・イット・ゴーでは、英語版、フランス語版に続いてドイツ語、オランダ語となっていますが、、このドイツ語とオランダ語が同一人物の声です。

 

「アナと雪の女王」ドイツ語版サウンドトラックCD Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren

 

「アナと雪の女王」オランダ語版サウンドトラックCD

 

「アナと雪の女王」ドイツ語&英語&トルコ語版DVD Die Eiskönigin - Völlig Unverfroren

 

フランス語版のエルサは、ロミオ&ジュリエットでジュリエット役をやっていたこともありますが、残念ながら彼女の歌声はロミオ&ジュリエットのCD等には収録されていないようです。フランス版のドラキュラ(ワイルドホーン作品ではなくDracula: L'Amour Plus Fort Que La Mortという別作品)のCDでは、彼女の声を聞くことができます。

 

「アナと雪の女王」フランス語版サウンドトラックCD La Reine des Neiges

 

「アナと雪の女王」フランス語&英語版DVD La Reine des Neiges

 

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2011-06-03 19:38 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画
ジャンル:海外情報 テーマ:ヨーロッパ
さて、もう気になりだしてから10ヶ月ほど経ってしまってますが、やっと行ってまいりました。ドナウ溺死者無名墓地Frieldhof der Namenloesnのレポです。

この無名墓地、映画Before Sunrise(邦題「恋人までの距離(ディスタンス)」のロケ地のひとつなんです。映画で初めて知って、とても雰囲気のあるいい墓地なので行ってみたかったところの一つです。

去年8月ごろに書いたBefore Sunriseのレポ群でも、一番興味を持って書いてたのがこの無名墓地。
映画Before Sunrise
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-130.html
Before Sunriseの無名墓地
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-129.html
Before Sunriseの台詞集
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-128.html
Before Sunriseロケ地情報
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-127.html

墓地の歴史なんかは、上記の無名墓地レポをどうぞ。日本語ソースないので、オフィシャルサイトを要約したりしてまとめてます。

簡単に説明すると、この無名墓地は、1845年から1940年の間にドナウの港周辺で見つかった人たちのお墓です。ドナウで溺死した人たちが、水中の渦に巻き込まれてこのあたりによく浮かんでいたのを、有志の墓守Joseph Fuchsさんが地元の家具屋に頼んで棺桶を作ってもらい、一人ひとり丁寧に埋葬した墓地です。後にこのFuchsさんは地道な功績を認められ、ウィーン市から勲章を受けています。うーん。こういう話好きだなあ。それにウィーン人も好きそうな話だ。。

で、ちょうど日曜午後にポコッと時間が空いたので、同行者に頼んで付いてきてもらった。カーナビに住所を入力すると、思ったより遠いことが発覚。映画では確か、トラム→U4と乗り継ぎしてたと思うんだが、実際の場所は11区の一番端っこ。空港のすぐ近くなので、地下鉄なんて通ってないし、公共の交通機関じゃ辿りつけない。かろうじて76Aというバスが走ってるけど、バス降りてからまだ相当歩かないと無理だとおもう。どうやって映画の二人はあんなに速く(それも間違った交通機関でww)ここまでたどり着いたんだろうww。映画のからくりだねwww。。。

この辺りはウィーン郊外の工業地帯で、大きなロジ倉庫や下水処理場なんかがある。ナビに従って車を走らせても、さびれた工場の敷地内を通ったりして、不安になるくらい人里はなれたところ。その先を行くと、Alberner Hafenというドナウの港にたどり着く。ここは河で漁業をする人たちの組合があって、おそらく漁業従事者以外はほとんど用がないのでは。漁師さんたちの魚をとる網と小屋と小さな食堂しかない、ものすごく静かなところに、Frieldhof der Namenloesnの標識はある。同行のウィーン人も、こんな所はもちろん初めて。

この墓地には1900年までの無名遺体を埋葬した第一の墓地と、それ以降1940年まで使われた第二の墓地がある。第一の墓地はなんども水没し、今は木の板で覆われていて、どこがお墓でどこが通路なのかもはっきりしない。ただ一本、Namenloseと書かれた鉄の十字架が草の中に立ちすくんでいる。

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第二の無名墓地のほうが、この映画に登場した墓地。チャペルが入っている太った円柱の塔が見えたときは、映画そのままで結構興奮した。

映画と同じように向かって右側の階段を降りる(この階段のそばにウサギがいたんだよ!よく考えるとオーストリアの自然のウサギは茶色なので、なんであんなところに白黒のウサギがいたのか謎なんだが。。)。

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チャペルの塔

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チャペルの中を覗いて

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Joseph Fuchsさんの勲章のことが書いてある

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チャペルの建造に関して

そして、チャペルを十分調べてから、無名墓地の入り口に向かう。だんだん興奮してきた。ちょっと怖いけど。

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無名墓地入り口。Frieldhof der Namenloesnと左側にある。

ちょうど映画の時期も6月だったので、草ぼうぼうっぷりが映画そのままで既視感がすごい。

どれも黒い鉄の十字架に白い字で名前が記してあり(無名墓地という名ではあるけど、三分の一くらいは名前が分かっている)、草は高く生えてはいるがちゃんと整備されている印象をうける。所々お花やろうそくが供えてあったり、子供のお墓はおもちゃやぬいぐるみがかけてあったりする。

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Namenlos(無名死者)と書かれた十字架

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手前のぬいぐるみがかかった十字架はSepperlという子供のお墓。

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入り口のろうそく

とても静かで、落ち着いた静粛な気分になる。訪ねてくる人は全くいないわけではなく、時々サイクリングがてら来る人がいる模様。ウィーン人にとっては、一応名前は聞いたことがあるので、機会があれば来てみたかったと思っている場所、という位置づけのよう。

小さい小さい墓地なので、10分もあれば十分見て回れる。それにしても静かだ。ウィーン市内で、それも工業地帯の奥にあるとは信じられない静けさ。

天気がいいので少し散歩してみたくなり、駐車場の向こうの原っぱを歩いてみる。ここも牧草地と漁師の小屋しかない、耳が痛くなるくらい静かな場所。ドナウの川の流れが変わるまでは、この辺りは溺死者が浮かぶエリアだったのね。。今は、ドナウのこちら側も、対岸に見えるドナウインゼル側も、川魚を採る網くらいしか人工のものは見えない。この漁師さんたちが、今でも毎年一回、無名墓地の埋葬者を祭って船を出す日があるんだとか。こういう所で魚を採っていたら、この墓地のことがやっぱり身近に感じるんだろうね。

しかし、ちょっとこの静けさは私の中でずいぶん堪えた。ウィーンの郊外や田舎は色々行ったし、お気に入りの散歩道もあるけど、ここみたいに開けていて、人がほとんどいなくて、耳が痛くなるくらい静かなところは見たことがない。墓地だけじゃなく、この辺りの空気には、なんだか人を静粛な気持ちにさせる何かがある気がする。とてもなんとなくだけど、アウシュヴィッツ(ビルケナウの方)の静けさと少し共通する点がある気がした。
2010-08-05 18:23 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画
ジャンル:海外情報 テーマ:ヨーロッパ
(なんだか調べながら書いたので、とりとめがないですが、最後のほうにちゃんとまとめてますー。)

ロケ地に行ったブログまとめ。

僕が覗いた、恋人までの距離(ディスタンス)
http://you16kafka.exblog.jp/12529755/

ほとんど定番の場所ですが、最後の写真(翌朝に二人がふらふらと歩いてくる路地)が!よくこんなところ見つけたなあ!

ウィーンで「BEFORE SUNRISE」のロケ地巡りしてみたよ?☆
http://go.travel.mag2.com/e/mag2/traveler/le-fabuleux-destin/album/10436006/

これまたほとんど定番ですが、教会の入り口が写っている!公園はStadtparkなのかなあ。背景にギリシャ神殿みたいなのが見えたので、ブルクガーテンだと思ったのだが。。

無名墓地レポ
http://blogs.yahoo.co.jp/wienergasse/21702547.html

日本人で行った人いるんだー。すごいなあ。あまりあの地域は環境よくないのだが。。(苦笑)

しかし、やっぱり、木枠の路地と電話をするカフェはどこかわからないなあ。日本語以外のソースも当たってみよう。


はい。次は英語やドイツ語のソース。

ここがさすがに結構ちゃんとしてる。

Before Sunrise filming locations
http://www.travbuddy.com/travel-blogs/41395/Before-Sunrise-filming-locations-2

やっぱり、教会はMaria am Gestadeでキマリだね。この写真では内部の写真もあるわけですが、映画のままかどうかこの写真じゃよくわからないね。。

Moelker Bastionというのは、二人がぶらぶら散歩してたところですが、ちょうど写真の右端にシューベルトの絵が写ってるでしょ?これが私のよく行くレストラン。

いい写真が多いけど、新しい発見はあまりないかな。

Before Sunrise - Wien für Verliebte im Freizeitstress
http://tylers-kneipe.de/archive/2005/12/17/before_sunrise__wien_fuer_verl

おおーー!!!ここは新しい発見が!レコード屋が!そうそう、Alt & Neuという名前だったわ。Plattenladen "Teuchtler - Alt & Neu"というのが正式名称らしい。写真もなかなかいい。


そして!!!!やっと真打発見!!!それも、以外私が日参しているミュージカルサイトに情報が。なんという灯台下暗し。。(っていうか、何でミュージカル情報サイトに映画のロケ地情報が。。(苦笑))

ここ(http://www.kultur-channel.at/die-before-sunrise-tour-auf-den-spuren-von-ethan-hawke-julie-delpy/)をスタート地点に、Before Sunriseツアーのオフィシャルサイト(http://www.afterimage.at/index.php?option=com_content&task=view&id=143&Itemid=254)を発見。

そして、こちらがロケ地まとめ(http://www.afterimage.at/index.php?option=com_content&task=view&id=145&Itemid=267)。PDF版は地図もあって便利!
http://www.afterimage.at/index.php?option=com_content&task=view&id=152&Itemid=266

というわけで、わかったことー。

・西駅はプラットフォーム7(今工事中だからどうなったのかな)
・これはもう有名な話だけど、演劇青年に出会ったのはZollamtsteg
・レコード屋Plattenladen "Teuchtler - Alt & Neu"の住所はWindmühlgasse 10, 1060
・教会はMaria am Gestade。住所はSalvatorgasse 12, 1010
・詩人に会ったドナウカナルは、アウガルテンとSalztorbrückeの間。
・最初に入ったバーはArenaの近くだった!!っていうか、映画見たときに「お、Arena映った」って思ったんだった!!
・私がよく行くレストラン、シューベルト何たらは、Mölkersteigにある。
・やっぱりSpittelbergだ!
・電話してたカフェはなんと、Cafe Sperl。有名どころじゃんー。
・Club Roxyが赤ワインをもらったところ。場所はなんとOperngasse。すごいど真ん中だねえ。
・最後にねっころがってたところがHotel im Palais Schwarzenbergってなってるんですが、ここに芝生があるの?ううむ。。住所はSchwarzenbergplatz 9。

このサイトでほとんどの疑問が解決した気がするー。しかし、未解決の疑問がまだいくつか。。

・最後にねっころがってた所だけは現地を見に行って見ないと何ともいえないねえ。。
・上の日本人のレポにあった、翌朝ぶらぶら手をつないで歩いていた路地の場所もわからない。
・木枠の路地はやっぱり一番難しいか。。ここは誰も見つけた人がいなさげだぞ。。

しかし、このツアー、今年の6月に実際行われてたらしい。そして、写真が上がっている。かなり面白い。。

http://www.flickr.com/photos/kinountersternen/page3/

その他トリビア(http://www.duncanjdsmith.com/uploads/phjpri/viennabeforesunrise.pdf

・上記のMölkersteigにあるレストラン、シューベルト何たらの名前はDreimäderlhaus(三人の女の子の家)。シューベルトが三人の女の子を同時に口説いたんだとか(笑)
・クライネスカフェーはウィーンで一番小さいカフェ。オーナーHanno Pöschlは俳優でもあり、最初の電車のシーンで喧嘩する夫婦を演じている。
・クライネスカフェーのある広場はFranziskanerplatz。ここにはフランシスコ派の教会がある。また、修道院も隣接している(だから映画ではあんなところで修道士が出てきたのね)。また、中央にあるモーゼ像のオリジナルはナチスに溶かされた。
・Zollamtstegの橋はウィーン川にかかっている。設計はオットー・ワーグナー。
2010-08-05 14:07 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画
ジャンル:海外情報 テーマ:ヨーロッパ
なんだか色々出て来ますが、今回は自分メモで気に入った台詞を集めてみた。

(木枠の上で。神について)
Celine: I believe if there's any kind of God it wouldn't be in any of us, not you or me but just this little space in between. If there's any kind of magic in this world it must be in the attempt of understanding someone sharing something. I know, it's almost impossible to succeed but who cares really? The answer must be in the attempt.

(ジェシーがセリーヌをウィーンで電車から降ろそうとする口説き文句)
Jesse: Alright, alright. Think of it like this: jump ahead, ten, twenty years, okay, and you're married. Only your marriage doesn't have that same energy that it used to have, y'know. You start to blame your husband. You start to think about all those guys you've met in your life and what might have happened if you'd picked up with one of them, right? Well, I'm one of those guys. That's me y'know, so think of this as time travel, from then, to now, to find out what you're missing out on. See, what this really could be is a gigantic favor to both you and your future husband to find out that you're not missing out on anything. I'm just as big a loser as he is, totally unmotivated, totally boring, and, uh, you made the right choice, and you're really happy.
Celine: Let me get my bag.

(木枠の上で。ジェシーが夫や父親になることについて)
Jesse: Sometimes I dream about being a good father and a good husband. And sometimes it feels really close. But then other times it seems silly like it would ruin my whole life. And it's not just a fear of commitment or that I'm incapable of caring or loving because... I can. It's just that, if I'm totally honest with myself I think I'd rather die knowing that I was really good at something. That I had excelled in some way than that I'd just been in a nice, caring relationship.

(親子関係について)
Jesse: Everybody's parents fucked them up. Rich kids parents gave them too much. Poor kids, not enough. You know, too much attention, not enough attention. They either left them or they stuck around and taught them the wrong things.

(人生の難しさについて)
Jesse: I don't know, I think that if I could just accept the fact that my life is supposed to be difficult. You know, that's what to be expected, then I might not get so pissed-off about it and I'll just be glad when something nice happens.

(人間の魂のかけらの大きさについて)
Jesse: OK, well this was my thought: 50,000 years ago, there are not even a million people on the planet. 10,000 years ago, there's, like, two million people on the planet. Now there's between five and six billion people on the planet, right? Now, if we all have our own, like, individual, unique soul, right, where do they all come from? You know, are modern souls only a fraction of the original souls? 'Cause if they are, that represents a 5,000 to 1 split of each soul in the last 50,000 years, which is, like, a blip in the Earth's time. You know, so at best we're like these tiny fractions of people, you know, walking... I mean, is that why we're so scattered? You know, is that why we're all so specialized?

(時間と余暇について)
Jesse: You know what drives me crazy? It's all these people talking about how great technology is, and how it saves all this time. But, what good is saved time, if nobody uses it? If it just turns into more busy work. You never hear somebody say, "With the time I've saved by using my word processor, I'm gonna go to a Zen monastery and hang out". I mean, you never hear that.

(愛と自己犠牲の自分勝手さについて)
Jesse: I kind of see this all love as this, escape for two people who don't know how to be alone. People always talk about how love is this totally unselfish, giving thing, but if you think about it, there's nothing more selfish.

(恋愛関係の永遠について)
Jesse: Why do you think everybody thinks relationships are supposed to last forever anyway?
Celine: Yeah, why. It's stupid.

(結婚について)
Jesse: Listen, if somebody gave me the choice right now, of to never see you again or to marry you, alright, I would marry you, alright. And maybe that's a lot of romantic bullshit, but people have gotten married for a lot less.
Celine: Actually, I think I had decided I wanted to sleep with you when we got off the train. But now that we've talked so much, I don't know anymore.
Celine: Why do I make everything so complicated?

(愛と相手を知ることについて)
Celine: When you talked earlier about after a few years how a couple would begin to hate each other by anticipating their reactions or getting tired of their mannerisms-I think it would be the opposite for me. I think I can really fall in love when I know everything about someone-the way he's going to part his hair, which shirt he's going to wear that day, knowing the exact story he'd tell in a given situation. I'm sure that's when I know I'm really in love.
2010-08-05 11:06 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画
ジャンル:海外情報 テーマ:ヨーロッパ
またもや、ロケ地調査魂が燃え上がり、調べてしまったよ。。

まず、無名墓地。これは、Friedhof der Namenlosen Wienで検索したらすぐ出てきた。

オフィシャルサイト
www.friedhof-der-namenlosen.at

http://de.wikipedia.org/wiki/Friedhof_der_Namenlosen

写真見たら一発だね。映画では丸い塔の向かって右側の階段を下りてきて、そのそばでウサギを見つけて、その奥が無名墓地だった。

場所は11区。Alberner Hafenのそば。1845年から1940年の間にドナウの港周辺で見つかった人たちのお墓です。多くは名前も死因もわからない。ドナウの渦のせいでこのあたりには常に溺死体が浮かぶ場所となっているので、ちょうど水から守られた一帯となっているこの辺りが墓地として定められた。ドナウの渦はものすごい速さで、体が千切れてしまうことが多く、人物を特定することは多くの場合不可能だった。

墓地は二つの部分に分かれている。1840年から1900年の間に見つかった478の無名遺体が第一の墓地に埋葬されている。この第一の部分は、何度も水没し、現在は木に覆われて今でははっきりとはわからない。

1900年にシマリングの手工業者のボランティアで洪水保護ダムの裏の森に二つ目の墓地が作られ、現在まで管理されている。(こちらが映画に登場したほう)。1935年に壁とチャペルが作られた。1939年にAlberner港と穀物用サイロが建てられ、ドナウの流れが変わって以来、ここでの溺死体は格段に減った。ここには104の溺死体が埋葬され、43は身元がわかっている。

最後の埋葬は1940年(1953年という十字架もあるが。。)。この地域が1938年にウィーン市に帰属してから(それ以前はこのあたりは自治区だった)、無名の遺体はウィーン市の負担で中央墓地に埋葬され、この無名墓地の残りの部分は空のままである。

ここに埋葬された無名遺体は、それぞれ家具職人が寄贈した木製の棺おけに入れられている。(ぽいと埋められたわけではなく、きちんと埋葬されているという意味)。一時期この場所は港の拡張のために使用されるという動きもあったが、これも回避され、話題に上がることは無くなった。1957年からこの墓地はウィーン市の文化部門に属し、チャペルは1987年に修復された。

有志の埋葬人(ehrenamtliche Totengraeberという表現がなかなか詩的)Joseph Fuchs(1996年没)がこの墓地を丁寧に管理してきた。それぞれの遺体は鉄の十字架と白いキリスト像の元に埋葬されている。彼はこの仕事でウィーン市から金の勲章を受け取った。彼の子孫が有志で、そして公の援助なしにこの墓地を見守っている。(上記の公式サイトを見ると、Joseph Fuchsさんが2007年にウェブサイトを更新してるのでびっくりしたけど、多分息子が同じ名前なのね。)

毎年、死者の日の後の第一日曜日には、ドナウの漁師組合が花輪を作り、溺死者たちを記念してドナウを渡る。写真はオフィシャルサイトにある。

今日では、ドナウに上がる溺死体は非常にまれとなっている。発見された場合、すぐに中央墓地へ運ばれる。一番最近のドナウに上がった溺死体は2004年11月に見つかった女性である。

===

というわけで、なかなか興味深い歴史が出てきました。この二つのウェブサイトは日本語版が無いので、軽く意訳しておけば資料的価値はあるかな、と思って訳してみました。

しかし、ウィーンは死の町というのは知っていたけど、こういうところは本当にウィーンらしくてしみじみしていいねえ。ボランティアで墓地を管理していたJoseph Fuchsさんと同名の息子さんや、無料で棺おけや壁やチャペルを作った職人さんたち。頭が下がります。

それに、ドナウの水流や渦との関連でこの場所に墓地ができたというのが非常に面白い。最近になって整備されるまでは、このあたりの住民にとってドナウはかなりの脅威だったことが伺えるよね。今でも増水するとちょっと怖いし。

この無名墓地、一人で行くのは怖いけど、ぜひ見に行ってみたい。モーツァルトの墓地St. Marxみたいな雰囲気なのかしら。また行ってみたらレポしますー。
2010-08-04 23:45 | カテゴリ:ウィーンを舞台にした映画
ジャンル:海外情報 テーマ:ヨーロッパ
ずーーーっと気になっていた、ウィーンが舞台の映画Before Sunrise(邦題:恋人までの距離<ディスタンス>)を、やっと見ました!!!!!いやあ、見てよかった。それも、なんだかこの年になって見てよかった(笑)。

友達のお気に入りの映画と聞いてからずっと気になってたんだけど、ラブストーリー苦手なので、最後まで見れるか不安だったんですが(爆)、最初の10分だけ見てみて、まだウィーンが出てきてもいないのに、もう引き込まれてしまった!なんか、表情と会話のテンポが引き付けられる!何も特別なシーンでもないのに。。

というわけで、ゆっくり時間が取れるときを見計らって、じっくり大画面(プロジェクターで)見てみた。いい!いい映画だよ!

内容は、ブダペストからウィーンに向かう列車に乗り合わせたアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。ふとしたきっかけで話が始まり、お互いに意気投合してウィーンで下車し、翌朝までの14時間あまりを一緒に過ごすお話。お話のほとんどは二人の会話シーン。それも、あれやこれや、恋愛と関係なさげな話もいっぱい出てくるのがリアル。

いやあ、これと似たような経験を思いっきり思い出して、自分と重ねて見てしまった。。私はパリだったけど。もう一生会えないかもしれないのに始めてしまった恋。すごく楽しくてわくわくして、一晩で一生分のお話をしたくて、別れまで甘美で。

女のほうがおしゃべりで、いろんな哲学的な話をいっぱい持ち出して、男のほうが恋愛のことしか考えてなくて馬鹿なことを言ったりして。けど、大事なところでしっかりしてるのはやっぱり男のほうだったり。

この映画には9年後の続編Before Sunsetというのがあるらしいけど、私も9年後の続編みたいな感じで再会してみたり。一生会えないと思ってても、実際はすんなり会えたりもするんだけどね。。でも、真っ最中はそんなこと信じられないもんね。。

というわけで、何度か涙したシーンもあったわけですが。まず最初は、ウィーンに着いたときにジェシーがセリーヌを電車から降ろそうと口説くところ。「何年もして、ほかの男と結婚もして、ふと思ったときに、あの時過ごして楽しかったな、って思い出してもらえるような日になる」みたいな台詞。

あと、全部終わって、二人ともそれぞれの電車やバスに乗って別れて行ったあと、二人で過ごした場所が、二人抜きで朝の光に照らされる。船で座ったテーブル、木枠をベンチ代わりに座った道端、クライネスカフェー、オペラ座裏のアルベルティーナ入り口、ブルクガーテン(朝になってわかった。。)。ここが一番泣けた。すごい。。

いや、舞台がウィーンだから見始めた映画だったんですが、舞台がウィーンじゃなくても感動したと思う。確かに、知ってるところがいっぱい出てくるのは楽しいけど、それより、ちょっとした小道具や背景が観光チックじゃなくて、個人的だったのがすごくよかった。なんていうか、みんな知ってるウィーンを映画にしてみましたー、って感じじゃなくて、いくら観光地ウィーンでも、二人にとって特別の意味がある個人的な場所としてのウィーンとして描かれてたのが、なんとも言えず感慨深い。

そんな中でも、くすっと笑えるのが、ウィーン人との交流。もう、ウィーン人変人ばっかりで笑えるー。まず最初に出てくる電車の中の喧嘩してる夫婦w。なまじ会話が理解できちゃうもんだから爆笑。。(ちゃんと皆さんウィーン弁です。)そして、橋の上で会う妙な演劇若者二人組。ださすぎ。。そして、普通にいそう過ぎるwww。電話してたカフェのほかの客も、まさにいそうな人たちばっかりで、会話の内容もありえすぎるww。ドナウカナルの詩人みたいなのは見たことないけど、あの人は意外にハンサムだったしいい人だったね。

あと、この記事(http://www.ab-road.net/europe/austria/vienna/guide/04894.html)で、登場する場所をまとめてあるので、すごく参考になるんだけど、ここに登場しないところで、「ここどこ?」って言うところがいくつかあった。

・無名墓地:ウサギかわいいw。これいったいどこ?下りた電車の駅は、Stadtparkっぽいかな、と思ったんだけど、あの辺りになさそうな雰囲気だし。。
・教会:中に入って二人がクウェーカー教徒の結婚式の話をしたところ。ファサードしか映らない。。見覚えがある気がするのだが。。
・電話をするカフェ:クライネスカフェーじゃないほう。赤い布張りのソファーに座るカフェ。入ったことはない雰囲気。ウィーンらしいので一度行ってみたいけど、いったいどこだ?
・木枠に座ってしゃべる小道:これはさすがにむずかしいだろう。。えくぼちゃんなら知ってるかな?

あとは大体どこかわかったかな。あ、小さいバーとかレコード屋とかは知らないけど。。普通に道を歩いてるシーンで、よく行くレストラン(シューベルトなんとか)が映ったのはうれしかった!

場所の選択で感動したのはやっぱり、クライネスカフェーとアルベルティーナかな。絶妙だよね。クライネスカフェーは劇場帰りにいつも前を通るんだけど、雰囲気いい広場だなーと思ってたところだったの。あそこ夜ほんと雰囲気いいよねー。

あと、アルベルティーナの角度のオペラ座(それも、照明が新しくなる前なのでライトが黄色っぽい。。)がなんとも言えずいい。。

ヴォティーフ教会は、結構好きなんだけど、なんだか足場が組んであって薄汚れた感じ。。しかし、クライネスカフェーまで行っててシュテファン寺院見てないなんてことないと思うんだけど、映ってないだけでちゃんとデートコースに入れたよね?(笑)

あとは定番のプラーター。しかし、観覧車はいつもいっぱいなので、どうやって二人で貸切にしたのか謎!ジェシーはそれでお金なくなっちゃったとか?(笑)

ま、邦題が言ってみれば不満なんですが(誰が聞いても不満だと思うけど)、セリーヌが木枠の上で言った「神がいるとすれば、それは私やあなたではなく、私とあなたの間にいる」っていう台詞と関係があるのかな。

というわけで、ウィーン在住者でも、ウィーン行ったことない人でも、じっくり味わえる映画です。ロケ地探ししてみようかなー。(えくぼちゃんがもうすでに全部見つけてそうだが(笑))
2007-09-13 20:32 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ
日本では公開まだなのねー。ずーっと前からポスター見てていきたかったんだけど、今日ぽっかり時間が空いたので(ほんとはRobに会いにカルメン・クバーナ見るはずだったけど売り切れで。。)、見たがってた友達を誘って映画館へ。

で、感想はーーー!!!!楽しいーーーー!!!!超ハッピー!!!!!!面白かった!!!!これはお勧め!!!底抜けに楽しいよ!!それに、ミュージカルファンじゃなくても楽しめる。一緒にいった子はミュージカル絶対見ない人なのに、この映画は超楽しかったって言ってたし!

最初のGood Morning Boltimoreは正直、「ああ。やっぱり突然歌う系の映画かも。。」って感じだったんですが、2,3曲歌ったあとではもう全然違和感なし。まあ、歌と踊りのシーンはテレビのシーンとかが多くて、歌が第一というより、踊りのシーンのための歌って感じだったから違和感が少なかったのかも。

なんか、もう音楽が超楽しいし、踊りがいい!!!!盛り上がる!!!!生で見ても面白かっただろうなーと前半は思ったけど、後半は映画ならではの演出に大満足。パパママの衣装が豪華になるところと、写真が動くところ(ハリポタみたいだ。。)が映画でよかった!と思ったよ!

それにダンスシーンがこれでもかって言うくらい豪華!!!にぎやかな曲だし客席で自然に踊ってしまうくらい(多分私のいすはぎしぎしいってたかも。。)ほんと、楽しかった!!!

しかし、この映画、なんと言っても一番はキャストでしょう。。1000人オーディションから大抜擢されたというトレイシー役の子が嫌味がなくて元気でかわいい!!!

しかし、やっぱり一番はトレイシーのママ役のジョン・トラボルタ。もう、天才としか言いようがない。。女装が似合いすぎ。声が低いのもすぐに気にならなくなるし、ダサい服も派手な服も妙に似合ってる。。そして、あの天才的ダンス!!!!動き出したらもう、あの動きはやっぱりありえん!!!!さすがトラボルタ!!基礎が違うよ!!!!何であんなに詰め物して太ってるのにあそこまで動けるんだ!!!!!そして歌まで!!!!ダンスばっかり見てて歌ちゃんと聞いてなかったけど、サントラで聞きなおしてみよー!!!

どうやら、監督(シカゴと同じ)はトラボルタ出演説得に一年かかかったらしい。シカゴ出演は結局拒否したらしいからね。。(トラボルタがビリー役だったかと思うとちょっと作品のイメージ変わるなあ。)しかし、この役は超はまり役!!!!さすがだったわ。。。あのグリースのトラボルタが女装とはね。。。

ほかのキャストも秀逸。トレイシーの友達のひょろっとした子もとぼけてるようで最後はセクシーにかっこいいし、トレイシーパパなんて超脇役かと思ったらママとラブラブで踊るし!!!(この洗濯干してるシーンが超楽しかった!!!!ちょっとプロデューサーズのウーラとレオの踊りのシーンを思い出したよ。。)

そして、ちょっと惚れそうだったのがリンク役のザック・エフロン君。顔全体というより、マユゲが超タイプだ。。。やばすぎる。。。ちょっと調べたら、ハイスクールミュージカル主役らしいぜ!!!!(サントラまだ聞いてないし)あと、映画フットルースも出るらしい(フットルースストーリー知らないけどRobがやった役かな?)。やばい、これは見なければ!

あ、あと、シカゴでママ・モートンだったクィーン・ラティファがやはり貫禄ですね。(やば、RobのバンドもMortonだった。。)歌になると安心するわー。ソロはシカゴより多いし。サントラ聞きなおさなきゃ。。。

クィーン・ラティファの息子役と娘役のダンスのうまさもありえん。娘、歌もめちゃめちゃうまいし。。。

しかし、このお話はシンデレラストーリーだけじゃなくて、黒人の差別問題を引っ掛けてるところがうまく出来てる。最近私が60年代づいてるので(ヘアーとかさ)、余計気になるのかもしれないけど、60年代ってすごいよね。。まさかテレビまで分けられてたとは思わなかったわ。。

しかし、客席で私だけが爆笑してたパロディシーン、ミュージカルファンと分かち合いたいんだけどーー!!!前ヘアー見た時にドリガパロディーで爆笑したんですが、ヘアスプレーもドリガが!!!!ネタにしやすいのか???

とりあえず、派手な衣装の黒人3人組がドリガ的に歌ってるシーンがあったんだけど「ま、そういう時代だし偶然かなー」と思ってたら、次のシーンで三人娘のポスターが!!!!!三人娘のユニット名はダイナマイツDynamites!!!ドリガのドリメッツとそっくりじゃないか!!!!決め手は曲名。これはそのままOne Night Only!!!!ありがとう!分かりやすいパロディーで!!!!!!!これ見て爆笑したんですが(とくにダイナマイツという名前に。。)、客席で私だけだったので目立ってしまったよ。。。映画見る人は要チェックだ!!ほかにもパロディー隠れてるかも。。。

というわけで、大急ぎ感想でした。これはお勧め!時間があったらリピートしたいなあ!!!!
2007-07-25 10:42 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ
来週Robのヘアー見に行くわけですが、予習しないとなーと思いつつ、あまりCDも聞く時間ないなあ、っていうか、ビデオ見ないと。。と思ってたら、昨日テレビで偶然やってた!なんてタイミング!!ま、見たのは途中からで多分後半2/3くらい見た感じかな。あとで前半はビデオで見直すよ。

ヘアーって何となく、時代遅れやら何らや言われてますが、はっきり言ってすごいいい映画だと思った!!やられた!!って感じ。もう、あんな発想無理。音楽、振り付け、歌の入り方。もう、オリジナルすぎる!!!

まあ、JCS映画も最初は受け付けなかった人なので、60年代文化への慣れがキーになると思うんだけど、60年代ヒッピー面白!って思う人はヘアー見たら超わくわくすると思うよ!父親の世代だけど、生き生きしてるし、テンションめちゃめちゃ高いし!

色々とレビュー読んでると、オープニング(見逃した!)がすごいらしい。あと、前半はちょっとだれるが、後半がぐいぐい進むらしい。ふむふむ。前半どんな感じなのかな。

あらすじは、ベトナム戦争に徴兵されるクロード(マジメ君)がアメリカでの最後の日々を楽しもうとNYにやってきて、ヒッピーのバーガー(長髪ワイルド)に出会う。クロードは上流階級のシーラに一目ぼれするが、すぐに徴兵され、訓練のためネバダに送られ、バーガーやシーラと離れ離れになる。バーガーたちヒッピーとシーラはクロードに会いにネバダまで車で駆けつけ、最後の再開を果たす。そして衝撃の入れ替え劇が。。

最後は驚いた。いや、一番怖い結末で、びくびくしたよ。すごい皮肉だ。。。この映画すごいわ。。。

どうやら、調べたら映画と舞台の結末は違うらしい。。映画はクロードはマジメ君で、ヒッピー文化に触れて感化される→徴兵&訓練→驚きの結末、なんだけど、舞台はクロードは元々ヒッピーで、他のヒッピーが召集令状を燃やす中、クロードだけは徴兵される決意をする、という内容。確かにヒッピーと戦争の対立を描いてはいるけど、内容全然違うね。。

で、Robがマジメ君クロードすると思ってたんですが、どうやらクロードはMarkで、カリスマ長髪ワイルドヒッピーのバーガーをRobがするらしい。そして、映画ではクロードの恋人、舞台では二人共に恋するシーラをRobの奥さんSabineが。Robは黒髪長髪の役で刺青も活かせる役だし、なかなか出番が多そう。バーガー、クロードとも脱ぐシーンも多そうだしねー。

●歴史背景

どうやら、今年はヒッピーの何かの記念の年らしく、テレビやラジオでヒッピー解説の番組が多いよ。Summer of Loveの40周年だったかな。ウッドストックの記念日かな。とにかく、テレビつけたら60年代ばっかり。最初はふうんって思ってたけど、ヘアー見たら60年代気分になってきた。

実はヘアーの続きで、60年代ヒッピーの歴史的背景をヘアーと絡めて解説している番組があってすごい勉強になった。日本の運動の様子も映ってたよ。そういえば、父親は大学の受験か入学式かに思いっきりかぶったとか言ってたなあ。それに、昔の写真見たら長髪だったしと思うと、そういう時代がすごい身近に思える。

そういう時代背景とベトナム戦争、ヒッピーの流れって調べてみるとほんと面白い。時代って文化なんだね。そして、その中、当時のミュージカルは全て政治的意図を持って作られていたと言うのが新鮮。メッセージのない作品なんて舞台に上げる価値はないといった考え方で、ヘアーもそんな中ブロードウェイで上演され、世界中で大ヒットとなったわけです。舞台が世界中の若者に火をつけたんだね!すごい影響力だなあ。今はそんな政治的な作品なんてほとんどないしね(かろうじてレント?しかし、どちらかと言うと最後はラブストーリーだし)。

ヘアーは戦争反対という明確なメッセージのほかにも、人種差別、同性愛差別に反対の姿勢があり、メッセージを全て内包してる。それに、戦争反対のメッセージをあんなに皮肉な形でラストに使うとは。。あのラストを思い出すと身震いする。。

あと、「ヘアー」と言うのは、ヒッピー文化の象徴の長髪のことで、映画ではバーガーが「ヘアー」代表。(おそらく舞台ではクロードもバーガーも全員。)バーガーは両親に「髪を切れ!」といわれるが、絶対に切らないというエピソードもある。

解説によると、ヒッピーにとって髪の毛をぼーぼーに生やすことは、自然回帰、支配されない生き方、制服(軍隊)に縛られない生き方を指す、重要なシンボル。その自慢の長髪をバーガーは友人クロードを連れ出すためにばっさり切ってしまう。象徴的だー。しかし、髪を切ったことがバーガーの破滅につながるんだけどね。。。

というわけで、映画とそのあとの解説番組で60年代にかなり詳しくなったよ。親の世代はあの中で普通に生活してたんだねー。私の子供の世代は、21世紀始めをテレビで見てどう思うんだろう。。
2005-11-21 19:39 | カテゴリ:映画
ないだの水曜が初日で、金曜にはもう見てきました。参加者を当日メールで募ったら、結構見たいって人がいたので、総勢6人(オーストリア人2名、ウクライナ人、カナダ人、トルコ人)で行きました。

私のハリポタ歴は、映画3作、本4冊半。5巻の途中で止まってるんですが。。

映画は、やっぱり楽しかった!うーん。でも個人的ランキングでは、ハリポタ映画は3>2>4>1の順番かなあ。3作目がすごい好きだったので、4作目はそれには及ばない感じ。それに私はシリウス・ブラックが好きなのでやっぱり3作目がいいな。。

以下ハリポタ4、ネタばれにならない程度に箇条書きに。

・セドリックが本のイメージどおりでうれしかった!

・Mad Eye Moodyがもっとひょろひょろ思ってたら、中年バイク乗りみたいだったのでびっくり。実はMad Eye Moodyはシリウス・ブラックの次に好きなキャラなのでひょろひょろじゃなくてショック!でも演技はすごくよかったので、お気に入りになるかも。

・3作目から変わったダンブルドア(校長先生)が。。。4作目は校長先生すごい出てくるんだけど、全然ぱりっとしないの!!前の先生は目がすごく優しくて出番は少ないながらハリーを見守っているって感じがよかったんだけど、新しい校長先生はもう、なんか目が怖いの!!昔の校長先生がいたら、この映画はもっとよくなってたかも。

・双子が成長しててなんか素敵になってる!いや、顔がかっこよくなったわけじゃないけど、赤毛の長髪ってなんかかっこいい!!三枚目の役のくせに、髪が風になびいてたり!あのハンサムなオリヴァー(マニアックなキャラだなあ。。1,2作目でハリーのクイディッチチームのキャプテンだったオリヴァー・ウッド)が卒業しちゃったので、これからは双子に注目かなあ。

・赤毛の長髪と言えば、ロンも赤毛の長髪で時々双子と見間違えたよ。本では私はロンのファンだったので(映画見て一気に冷めた。。)、今後彼が少なくとも赤毛を風になびかせてくれたらちょっとは惚れるかも。

・ハリーが大人っぽくなってる!なんか、腕の辺りがもう大人の雰囲気が!!ムキムキじゃないけど、鍛えたらちゃんとムキムキになりそうだよ!!(って14歳の子供捕まえて何言ってるんだ、私)けどね、映画の最初では大人になった!っておどろくけど、映画の最後の方ではやっぱり子供だなあ、って思った。

・ムキムキと言えば!!!!皆さん!大人の男登場です!!!
ヴィクター・クルム!!!クィディッチ・ワールドカップのスター!!!タンクトップで女の子に追いかけられるシーンがあるんだけど、私も一緒になってきゃーきゃー言ってました。

・フランス語訛の女の子たちに爆笑!!あんなにみんなあからさまにきつくしなくても。。

・ヴォルデモートがなんかもっと怖いと思ってた。マリリン・マンソンみたい。

・あともう一人、誰かはいえないけど結構好みの人が登場。多分今後も出てくると思うので注目!

・いっしょに見てた人に、「もしかしたらルシウス・マルフォイがタイプなんじゃない?」って聞かれた。。ルシウス・マルフォイって、ハリーのライバルのマルフォイのパパ。どこから見ても悪者。金髪オールバックの長髪ね。

誰にも言ってなかったのに何でばれたんだ!!!!!!!ショック。。。。それも、理由までずばり当てられたよ。。。「髪型がトート、顔がRob」
何でそこまでばれてるんだ!!!!!!爆爆爆!!!
ほんと、実は結構Robに似てるの。でも、自分だけの内緒にしてたのに!!!!もう私にプライバシーはないのか。。
2005-10-21 14:50 | カテゴリ:ミュージカル映画レポ
どこかでオペラ座の怪人レポが流行ってるので(笑)私も流行に乗らせていただいて、2005年のお正月辺りに書いたレポを引っ張り出してみます。
って、ほんとは昨日エリザ見たので、そのレポもアップしなきゃ!!!

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ファントム映画(英語版)、見てきました!!!!(正月から。。)というわけで、感想行きます!

●全体

はっきりいって、最高にお勧めです。数回見てもいいかも。一回では見逃してしまうディーテールもあるかもなので。だって、私みたいに口ぱくで歌いながら目をつぶって歌を堪能する場合、スクリーンは見てないこともあるでしょ?(そんな人いないか。。)なので、何回か見て、全部押さえたほうがいいかも!

とりあえず、舞台版の正確な再現プラス細かい場面の作りこみプラスちょっとしたエピソードの挿入という感じです。舞台のいいシーンは全部うまく取り込んであるし、ストーリーもほとんど変えてません。(注:ストーリーの変更はないけど、解釈の範囲で演技が違ったり、追加のシーンがあったりはするけど。)舞台を見た人は、「映画の値段で舞台が見れる!」という、超お得感があります。ただ、やっぱり、生で歌ってるという点では、舞台のほうに軍配が上がるけどね。(映画は時々口がずれる。。。)

ストーリーはエビータのようにだれたりせず、盛り上がりとおとなしいシーンがうまく交互に入っていて、飽きさせません。キャラの作りこみも舞台より凝っていて、私的には舞台版より納得。歌は、舞台版とほとんど一緒。ほんのちょっと省いてるところもあると思うけど、歌わずにせりふで言ったり(そういうときには、オリジナルのメロディーがバックで流れる)して、あまり違和感がない。私の好きな「だ~れなんだその声は」は省略されてました。残念。。

特に圧巻のシーンは、マスカレードとお墓のシーン。マスカレードは、ちょっと最初は地味かなと思ったんだけど、一番の盛り上がりで、階段のところで舞台と同じ振り付けをするの!!舞台ファンには、超興奮しどころ!!!

お墓のシーンは、あの、ファントムのちっちゃいびっくり火花ではなく、ラウルとファントムの殺陣がまともにあるので、舞台版よりリアルでよい。

あとは、細かいエピソード(ファントムがどうやってオペラ座に来たか、マダム・ジリイとファントムの関係、後日談など)が細かく入っていて、舞台で省かれていた疑問点がうまく解決してます。ちなみにこういう細かいエピソードは、原作(ガストンルルー)か、2冊本の「ファントム」から取られています。2冊本のファンの私としては、この本からちょっとでもエピソードが入っていたのでうれしい♪

なんか、いくつかムーランルージュを髣髴とさせるシーンがあったんだけど、気のせいかな?

一応、私以外の意見も参考までに書いておくと、一緒に行ったミュージカル中立派の友人曰く、もうちょっとドラマチックなものを期待していたとのこと。つまり、舞台舞台しすぎていて、映画らしくなかったって。この人は、一般人(マニアじゃないという意味でw)なので、やっぱりちょっと歌が長いなあと感じたらしい。舞台だと歌ーーーーー♪っていう感じで生を堪能できるんだけど、映画だと、一般人にはちょっと歌は長く感じるみたい。私的には、歌の長さはこのままでOKなんだけどね。というか、歌を省略されたらえらく怒ったと思う。

ということで、全体的には、最高にお勧めです。ミュージカルファンとしてみると、待望の一作の期待に沿う、とてもおいしい映画です。

(キャラクター編、ストーリー編に続く)