2017-04-21 16:05 | カテゴリ:ウィーン

こないだ取材がてら調べたので、シュテファン大聖堂の有料エリアの入り方や価格などを、メモがてら記事にしてみます。


ネットをどこ探しても載ってなくて、たぶん直接現地で聞かないと教えてくれない情報です。ご参考までにどうぞー。

 

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シュテファン大聖堂

 

●無料エリア


シュテファン大聖堂に無料で入れるのは、入り口付近と左翼のみ。中央の会衆・主祭壇エリアと右翼、宝物殿、カタコンベ、北塔と南塔はそれぞれ有料。

 

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シュテファン大聖堂の主祭壇エリア

 

●中央の会衆・主祭壇エリアと右翼


このエリアに入るには、

 

①入場料を支払う(4.5ユーロ)

②オーディオガイド付き入場料を支払う(5.5ユーロ、日本語を含む20ヶ国語、9:00-10:45と13:00-15:45)

③ガイドツアー(5.5ユーロ、独語15時、英語10:30)

④ミサに参加する(無料だがチェック有り)

 

のうちのどれか。①と②は基本自由に歩き回れます。

 

無料で入れるのは、左翼のこの部分。この柵から右は有料です。

 

どの入り方をする場合でも、一旦大聖堂に入り、主祭壇に向かって左の方に歩いていったら、鉄柵の入り口にカウンターがありますので、そこでお金を払ったり、オーディオガイドを借りたりします。


ガイドツアーのスタート地点は、そのカウンターの少し後方の立て看板が立っているところです。


個人的には、時間制限はあるものの、オーディオガイドが一番手軽なのではないかな、と思います。もしオーディオガイドが使えない時間帯なら、①の自由に歩き回る、でもいいかもしれませんが、ちょっと4.5ユーロは高いですね。。以前無料で入れたエリアなので、せっかくならちゃんと歴史を学びたいものです。


ミサは誰でも入れますが、入り口で一応チェックがありますので、観光客がタダで中に入ろうとしている場合は、見破られることが多いと思います。逆に、ちゃんと座ってミサに参加する場合は、歴史的建造物でミサを受け、音楽も聞けて、素晴らしい体験ができると思いますよ。


ミサを受けるにはキリスト教徒である必要はありませんが、聖体拝領の時は並んでもパンをもらうことはできません。起立、着席などは周りを見ていればわかりますし、歌や詠唱は黙って聞いているだけで大丈夫です。周りの人と挨拶する儀式や、献金の儀式は、日本のミサと変わりませんが、タイミングなどは周りの人を見て合わせましょう。


●この有料内部見学以外の、4つの有料エリア

 

・宝物殿(入口近くの塔、5.5ユーロ)

・カタコンベ(30分~一時間ごとにガイドツアー。カタコンベ入り口で集合。5.5ユーロ)

・北塔(低い方の塔。エレベーター+自由見学、5.5ユーロ。大聖堂入って左翼)

・南塔(高い方の塔。階段+自由見学、4.5ユーロ。入り口は大聖堂の外)

 

内部見学のオーディオガイド、カタコンベ、2つの塔と宝物殿のセットで13.90ユーロ。

 

●おまけとかお勧めとか

 

無料エリアだけでも全体が見渡せ、あの空気感を感じることはできますが、主祭壇エリアはやはり入っておいたほうがいい気がします。主祭壇に近づけるかどうかで、かなり満足度が違うので。

 

例えば、顔を覗かせる有名な像があるこの螺旋階段は、無料エリアからだとこんなふうに見えて、肝心の顔は有料エリアからでないと見えません。

 

他の有料エリアとしては、個人的には、エレベーターのある方の塔(北塔)はお勧めです。南塔のほうが高いし、階段は上り甲斐がありますが、当時工事中だったからか、景色はあまり開けず、狭い穴から覗いてた感じでした。エレベーターの方は外に出ることができて、あの屋根を間近で見ることができて感動。見下ろすとフィアカーの駐車場もあり、見ごたえもあります。プンメルン(鐘)があるのもこちら側。

 

カタコンベは大昔行ったっきりだけど、かなり見ごたえあるので、こういう暗がりでちょっと怖いのが好きな人は、相当ゾクゾクすると思います。個人的には、年に何回か夜に入るチャンスがあるときに行くのが、もっと怖くてドキドキしそうですが、まだ実現してません。。

 

あと、シュテファン大聖堂にある像やステンドグラスの殆どがレプリカです。本物はウィーン博物館にありますので、こちらも見てみたい方は、とってもおすすめです♪

 

参考:【オーストリア】ウィーンの歴史と芸術を一石二鳥で楽しめるウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ | 海外現地情報ブログ | 阪急交通社

 

●まとめ

 

というわけで、シュテファン大聖堂の有料エリアのご案内と、入場料でしたー。

 

この記事は、2017年3月時点で、シュテファン大聖堂のガイドツアーのデスクで聞き取り取材をした話をまとめたものです。

 

ちょっと前まで、主祭壇エリアは無料で入れたので、ここが結構な有料エリアになってしまったのはびっくりですね。入場料は年々上がっていますので、これからどんな風に上がっていくのか、ちょっと怖い気がしますが。。

 

 

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2017-02-03 16:46 | カテゴリ:ウィーン
1月10日から1月末にかけて、ウィーンのドナウ川が凍って、家族連れが久々の自然スケートを楽しむ風景が至る所でニュースになっていますね。

Danube river creates perfect conditions for ice hockey - CNN.com

(ここ結構スゴイ動画があります)

 

ドナウと一言で言っても、ドナウと名の付く川的なものはウィーンに4つもあります。全部凍るわけではないので、まずはドナウの解説からしておきましょう。

 

こちらがウィーンの航空写真です。左上から右下にかけて横切る川っぽい形のモノが四つ見えますよね?右上から、濃い緑色をしているもの、並行して左上から右下へ流れる二本の川、そこから枝分かれして左にくねくねと入っていく細い流れって感じです。色もそれぞれ違うことに注目しておいてください。

 

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ドナウ河は、ナイル川のように何度も氾濫してきた歴史があります。それも昔の話ではなく、ドナウ河の大規模な流域制御工事は1970年代まで続けられました。ウィーンの歴史は、ドナウ河との闘いと言っても過言ではありません。 氾濫したら周辺地帯水浸しなんですから、結構大ごとです。

 

昔は雪解け水と共に氾濫したドナウ川は、毎年その姿を変え、流域はどこも沼地状態で、溺死者も続出していました。そのドナウ河流域のコントロールのため、三日月湖や運河、人工島、ダムまで作られ、今の姿になりました。

 

この拡大写真を色付けしてみました。

 

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現在ドナウの名がつけられる川(的なもの)は、全部で四本あります。

 

青:ドナウ河本流。通常ウィーンでは「ドナウ」と言えばこれを指します。

 

緑:ノイエドナウ(直訳:新ドナウ)。雪解け時のドナウの氾濫を防ぐため堰き止められた部分。1970年代にドナウ河(元々は青+緑の幅だった)を縦に分断する人口の島(ドナウインゼル)が建設され、島の北端と南端にノイエドナウを堰き止めるダムが作られました。洪水の危険がある時は、このダムが開けられ、ドナウはドナウインゼルの左右で流れます。

 

ドナウインゼルは一部を除いて車両通行禁止のリクリエーションエリアとなっています。ジョギング、サイクリングの他に、レストランや公園などが広がっていて6月に開催される巨大野外フェスドナウインゼルフェストはここが会場です。

 

赤:アルテドナウ(直訳:旧ドナウ)。流れから切り離され、三日月湖となった元ドナウ河。現在は夏はヨットハーバー、ウィンドサーフィンスクール、水遊び場などで人気。さらに枝分かれし、ゲンゼホイフル、カイザーヴァッサーなどがあります。

 

ピンク:ドナウカナル(直訳:ドナウ運河)。ドナウ河からウィーン旧市街方面に引き込んだ運河。現在ではドナウ河クルーズのルートになっていて、シュヴェーデンプラッツの船着き場→運河を遡り、オットー・ワーグナーの水門→ドナウ本流を下る→運河を下から遡るコース。また、ブラティスラバ行きの高速船も発着しています。

 

また、ドナウの名は冠していませんが、もう一つウィーンを流れる「ウィーン川」をオレンジ色で示しています。現在はほとんど暗渠を流れているため、姿を見ることができる場所は少ないですが、シュタットパーク(市民公園)の中を流れている部分は日の目を見ています。ナッシュマルクトの地下を流れていて、アン・デア・ウィーン劇場の「ウィーン」は「ウィーン川沿いの劇場」と言う意味です。

 

こうやって見て見ると、アルテドナウとノイエドナウは堰き止められているから色が濃いのですね。逆に流れている方のドナウ本流は白く濁っています。「美しき青きドナウ」とは言いますが、ドナウによってかなり色が違います。

 

ドナウタワーからドナウ本流(奥)とノイエドナウを見下ろして。やはり色が違いますね。

 

私の経験では、ドナウが本当に青く見えるのは、晴れて濃い青空が広がる春か夏の日、ドナウインゼルの地下鉄の駅で降りて、橋から南側を見た時です。濃い緑色の水面に、水色の青空が反射して、独特の色になります。

 

これは晴れた日のノイエドナウ。ちょっと青い色飛んでますが、実際見たらかなり青かったです。

 

ただし、これも青く見えるのは堰き止めてあるノイエドナウで、本流の方はやっぱり濁ってドドメ色をしています(笑)。シュトラウスの時代にはドナウは堰き止めていなかったはずですが、どの瞬間をとらえて青かったのかが気になるところです。

 


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2016-10-07 16:04 | カテゴリ:ウィーン

ランチと馬車観光に付き添い、車いすの方とウィーンを移動してみたわけですが、私なりに色々と考えたことをまとめておきます。

 

<車椅子とベビーカー移動の違い>

 

車椅子移動とベビーカー移動は似ていることがかなりあったので、心の準備はできていたけど、違うところもいくつか。まず大人の車椅子は重さがかなりあること。石畳や砂利道はベビーカーより更にきつそう。段差は似た感じかな?ベビーカーは2-3段行けるけど、車いすは1段が限界っぽい。

 

あと最も大きいのは、乗っている人の忍耐力。ベビーカーは子供がすぐ退屈してギャーと言い出すので気が気じゃないし、ゆっくり乗り物乗ったり食事したりできないけど、大人の車椅子だと、大人として状況を楽しまれるし、多少のことは我慢されるので、本能で生きている子供と時間の感覚が全然違う。当たり前だけどw

 

しかし動き回っている子供と違って、大人の車椅子には褥瘡(床ずれ)という問題が。。長時間同じ姿勢とか、今回のように馬車が揺れるとか、褥瘡になりやすい条件が私にもまだよくわからないけど、結構厄介な問題らしい。大人は我慢してしまうけど、本当はとてもつらいのかもしれない。。

 

<まとめ、考えたこと>

 

というわけで、車いすの方とウィーンを歩き回った感想でした。子連れフライトも大変だけど、車いすの方を連れてのフライトも想像を絶する大変さだったと思います。それでも、ウィーンに来ることを目標に頑張って来られたとのことで、少しでもお手伝いできてよかったです。

 

そして、介護をされている方の苦労は今の私にはまだ想像するだけですが、育児をしたことによって、独身時代よりも色々視野が広がって、色々大変なことはあるけれど、外に出て沢山の体験をしたい!人生を豊かにしたい!と言う方の気持ちが少しはわかるようになった気がします。

 

車椅子だから、小さい子がいるから、家にこもって外出しなければいいなんて、むちゃくちゃな話だ。介護や育児している人、そして車いすの方や小さい子だって、外に出ていろんな体験をして、それが成長や励みになったりする。それが海外旅行だって、しっかり準備すれば、その準備すら楽しいはず。

 

私だって小さい子二人連れての一時帰国は、毎回フライトと時差ボケで死ぬ思いをしている。それでも、自分と子供たちが日本で過ごす時間はとても濃厚で、全ての苦労の価値があると思ってる。周りに迷惑かけないように準備も沢山してる。なんかそういう大変さがとても重なって、他人事とは思えなかった。

 

そして、そんな車椅子の方のためのバリアフリー観光が整備されているウィーンという町を、改めて素晴らしいと思った。ランチをしたフィーグルミュラーも予約時に「車椅子?平気ですよ」という返事だったし、まさか馬車までバリアフリーとは。なんかとっても懐が深くて感動した。

 

 

と言うわけで、なんだか書いていたら長くなってしまった、ウィーンのバリアフリー観光でしたが、いかがだったでしょうか?

 

私が 付き添ったのは一日のほんの一部の時間でしたが、全旅程やその準備期間の事については、だださんのブログ「在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート」とその後継ブログ、に詳しいので、そちらもぜひ読んでみてくださいね。あと、この旅行についての電子書籍をダダさんが出版されています。そちらも合わせてどうぞ。

 

 

 


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2016-10-02 16:59 | カテゴリ:ウィーン

●フィアカーの魅力

 

フィアカーの楽しみどころは、まず車高の高さ。他の車の屋根を見下ろす感じなので、車の視点よりずっと高くて、なんか偉くなった気分がする。そして、馬のパカパカいう足音。これを聞いたらウィーンにいる!って気分がするよね。そして今日感じたのは、ウィーン旧市街の静かな裏道の魅力。

 

馬車が通るルートが車も人も少ない裏道なのにびっくりした。経験上馬にストレスが少なく、渋滞で止まらないコースなのね。徒歩ではあまり通らない道も多くて勉強になった。ホーフブルクの中に乗り入れられるのはタクシーとフィアカーだけなので、あそこを通る気分は格別♪

 

実はフィアカーに乗ったのは二回目。前は母とミヒャエル門から法務省まで、タクシー代わりに乗ったんだった。観光目的ではなく単に交通手段として乗ったのw ホーフブルクからリンクに出て、美術史美術館横を通って国会議事堂の手前で曲がり、MQまで行くルートはめっちゃ気持ちよかった!

 

この前回のフィアカールートの良かったことは、リンクを馬車で走れたこと。いつも車で通る道なのに、視点が高いと全然景色が違う!信号待ちで車やトラムを見下ろす快感w違う乗り物に乗るだけでこんなにテンション上がるなんてね!なので、定番ルートじゃないフィアカーもお勧めです♪

 

●フィアカーの値段設定 

 

ちなみに、定番ルートでも、目的地があって送ってもらう場合でも、時間と値段の設定は同じで、20分55ユーロか40分80ユーロ。普通4人乗りくらいなので、40分コースで4人乗れば、一人頭20ユーロで、そんなに高くない。

 

この時間内であれば、例えばホテルまで乗せて帰って、とかでもOK。けど、旧市街やリンク沿いのホテルじゃなかったら、結構ルート的につまらないかも。。

 

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フィアカーの値段表。

 

●ちょっと大変だったこと

 

車椅子で乗られた方は、石畳を走る時に結構ガタガタするので厳しそうでしたが、ほとんど舗装された道でスムーズでした。日差しがきつかったのでほろを下ろしてもらったんだけど、車いすの辺りは結構日が当たってたのも厳しかったかも。。けど、とても楽しんでおられたようでほんと良かったです!

 

 

終わったら馬車を降りて、徒歩で市民公園方面へ。意外と車椅子を押していても普通に歩ける。オーバラー本店があったので、矢も楯もたまらずアイスカフェーとチョコムーストルテを注文ww幸せすぎる瞬間♪ゆっくりおしゃべりもできてとっても楽しかったです♪

 

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大好物のオーバラーのチョコムーストルテ!

 

(次回まとめます!)

 


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2016-09-29 16:57 | カテゴリ:ウィーン

●フィアカーの乗り方とルート

 

ウィーンのフィアカー(馬車)の乗り方は、20分コースか40分コースどちらかを選んで御者さんにお任せで観光地を回ってもらう。ルートは御者任三によって違うかもだけど、20分コースは旧市街のみ(アムホーフ、フライウング、ペーター教会、グラーベン辺りかと)、40 分コースはリンク辺りまで。 後述しますが、目的地があってそこまで行って!と言うのもOK。

  

今日は40分コースで、御者さんお任せルート。シュテファン大聖堂→アムホーフ、フライウング→カフェツェントラル→ブルク劇場→市庁舎 →フォルクス庭園→首相官邸→ミヒャエラ門からホーフブルク新宮(美術史美術館)→スペイン乗馬学校→ドロテウム→グラーベン→ペーター教会→シュテファン大聖堂というルート。

 

御者さんは英語やドイツ語で観光地の解説をしてくれるんだけど、まあ私が基本的に日本語で案内してたので、途中からジョークとか豆知識も混ぜてくれるようになった。途中で馬がかみつき合ったりしてたいそうな喧嘩を始めてびっくり。他の御者さんが2人くらい寄って来て慌てて引き離してくれた。

 

 

●馬車から見たウィーンの景色

 

それでは、馬車の席から見たウィーンを一挙にご紹介!

 

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御者さんの後ろ姿を眺めながらパカパカ。

 

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ホーフブルク入り口のところのミヒャエル教会の尖塔。

 

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ホーフブルクの中庭で、別のフィアカーとすれ違って。馬が目の高さ!

 

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ホーフブルクの中庭で、振り返ってスイス宮の案内をしてくれる御者さん

 

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お馴染みホーフブルク新宮でUターン

 

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シシィ博物館辺りを背景に。

 

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スペイン乗馬学校が左手に、シシィ博物館が右手にあるホーフブルクの通路から、ミヒャエル広場に出て来る所のこの門。いつもきれいだと思うけど、馬車が写りこんでるとになるとまたさらにウィーンっぽいなー!

 

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裏道通ってグラーベン周辺のペーター教会前。この教会はなぜか馬車がとてもよく似合う(前に馬車乗り場あるしね)

 

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シュテファン大聖堂の横の馬車乗り場に戻ってきた

 

40分が飛ぶように過ぎました!!

 

(フィアカーのお話ちょっと長くなりそうなので、次の記事に分けます)

 

 


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2016-09-27 16:43 | カテゴリ:ウィーン

<フィアカーに同乗させていただく>

 

ランチ後、14時のフィアカー(ウィーンの観光馬車)の予約のためシュテファン広場に戻る。元々私は帰宅予定が、夫が子供たちを見てくれるというので、私も残ってフィアカーにご一緒させてもらい、ウィーンを馬車からご案内。久々で気持ちいい!40分が飛ぶように過ぎました。高いけどフィアカー雰囲気あっていいよね!

 

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まさにこのフィアカーに乗りました。

 

車椅子フィアカーと普通のフィアカーの違い、ぱっと見てわかりますか?私は普通のフィアカーと同じすぎて、全然見た目の凄さがわかりませんでしたw

 

まず、事前に予約されていた車いす用のフィアカー(馬車)が結構すごくてびっくり。乗り口の床の辺りから、3つに重ねたスロープ2本出してきて、いとも簡単に車椅子を押して乗れてしまう優れもの。見た目は普通のフィアカーと変わらない。車椅子+二人は少し狭いけど乗れてしまう。

 

●車いす用フィアカーの使い方

 

それではフィアカーのスロープの引き出し方をお見せしましょう!

 

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まず一本目のスロープを出します。3つに重なったコの字型のスロープが、馬車の下に収納されているのを引き出すだけ。

 

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二本目のスロープの引き出し準備。まず、馬車の下から、馬車の足の高さに持ち上げて引っかけます。

 

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二本目も引っ張って延ばします。

 

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これで延ばし終わり。

 

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別角度で見たらこんな感じ。ものの2分ほどで準備完了。

 

後は、御者さん自ら車椅子を押して乗り降りをしてくれます。

 

ちなみに、車いすフィアカーの予約方法は、だださんの方が詳しいですが、フィアカーの会社にメールで問い合わせるとのことです(それぞれのフィアカーはどこかのフィアカー会社に所属しています。タクシーみたいな感じで。会社によって車椅子フィアカーを持っているところ灯っていない所があるのかも)

 

(次はいよいよ、ウィーンの街を馬車から観光してみます!)

 


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2016-09-12 16:42 | カテゴリ:ウィーン

<だださんたちにお会いしてみた>

 

お会いした日私はめちゃくちゃ用事を詰め込んでいて、朝空手クラス、その後だださんとランチして、息子を幼稚園に迎えに行くまでに帰宅、というハードスケジュール。結局、子供たちの事は世話してくれる人が見つかったので、夕方までゆっくりだださんと過ごすことができました。

 

以下は、その時のつぶやきまとめです。

 

==

 

<フィグルミュラーで定番シュニッツェル>

 

空手クラスの後は、ウィーンに車椅子のお母様と来られている方とお会いしてランチ。もう数ヶ月メールのやり取りをして、色々情報面でサポートしてきたので、やっとお会いできたという感じ。フィグルミュラーで仔牛のシュニッツェルとバックヘンデルサラート。ジャガイモのサラダが人気♪

 

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お馴染みフィグルミュラーの入り口

 

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注文したのはあの顔より大きいブタのシュニッツェルではなく、ちゃんとした仔牛のシュニッツェル。

 

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付け合わせのサラダ。このポテトサラダが大好評!

 

この数か月、ウィーンをバリアフリー的な視点で考えながらやり取りをしていたんだけど、やっぱりベビーカーでうろうろした経験はすごい役立ってる。フィグルミュラーは新店舗にベビーカーで入りやすかった記憶があったので、そっちの予約でドンピシャ。段差少ないし、バリアフリー席広々。

 

旧店舗の方は、関西でやってた「ブログ旅」の番組でさきちゃんが入ったところなんですよー、なんて話も出たりした。けど旧店舗は段差が大きいのと、席の間隔が狭いのとで、バリアフリー的にはイマイチ。新店舗は角を曲がったところで、入り口段差は一段、内部は段差はなく、前ベビーカーで来た時と同じ、周りに余裕のあるある席に案内してもらった。

 

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新店舗の方の入り口

 

そして観光客向けでちょっとごちゃごちゃはしてるけど、Figlmuellerの食事はやっぱり美味しい。シュニッツェルもいいけど、それ以外のメニューが色々好きなんだなー。ここでバックヘンデルサラート食べたの初めてだけど、相当美味しい部類に入ると思う。っていうかサラダより肉だがw

 

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私が頼んだバックヘンデルサラート(フライドチキンサラダと訳せばいいのか?)ポテトサラダとVogelsalatが乗ってて、カボチャの種オイルが絶品!

 

フィグルミュラーの系列でグリンツィングにあるFiglsと言うビアホールが好きで結構行くんだが、ここも美味しい!フィグルミュラー&Figlsが出してる料理本がめちゃくちゃかわいくてお勧め!!

 

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この料理本!うちにも一冊あります。

 

(お次は馬車でウィーン観光!)

 

 


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2016-09-09 16:42 | カテゴリ:ウィーン

ちょっと前の記事でご紹介した「きょうだい介護おやこ介護」の本の著者の方が、車椅子のお母様と一緒にウィーンに来られた時にお会いしました。

 

 

その時のことをちょっとまとめてみます。

 

<出会い>

 

ちょっと記憶が薄れかけていますが、確かツイッターのRTで、「車椅子のお母様を連れてウィーンに旅行する人がいる。情報求む!」みたいなのが回ってきて、リプライで「在住者ですが何かできることはありますか?」って返事したんだったかな。

 

それと同時に、ブログの読者の方から直接、「車椅子のお母様を連れてウィーンに行かれる方がいるので、情報提供できたりしませんか?」みたいなメッセージが届き、おお!さっきツイッターで見た話だ!タイムリー!と思ったんだった。

 

けど、私はベビーカー押してウィーンはウロウロするし、子連れフライトの大変さは身に染みて知ってるけど、果たしてベビーカーの子供と車椅子の大人がどこまで違うのかとか、車いす特有のサービスなどについては全然知らない。

 

なので、昔からのミュージカルファン仲間で、車いすでよく観劇に来られていたご夫婦に連絡を取り、私と三人でメールで質問に答えるという体制を整えました。(巻き込んでしまって、いっぱい調べていただいてほんとうにすみませんでした!)

 

<一人旅と誰かの世話をしながらの旅の違い>

 

その、車いすのお母様を連れてウィーンに来られる方と言うのが、在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート を書かれているだださん

 

ブログを拝見すると、バイオリンの先生をしていらっしゃったお母様を在宅介護されていて、リハビリを頑張って音楽の都ウィーンに行こう!という目標を目指して頑張っていらっしゃったとのこと。

 

偶然実家も近く、宝塚ファンでエリザベートもご存じ、おまけに多分同世代な上元バックパッカーなんて共通点も。更に文章書くのが好きと、色々共通点もあることがわかってきて、お会いするのが楽しみになってきた。

 

 

正直、普段私が暮らしている(それも育児が忙しくて、せっかく住んでるのにあまり街に出ない)ウィーンに来るのが数年越しの夢、と言うのは、こそばゆいというか、不思議な感じすらする。

 

けど、私が日本に一時帰国してる時は、突然飛行機で14時間の距離のウィーンがものすごい遠く離れた場所に感じて、子連れフライト中なんて永遠に感じる。そういう時には、ウィーンって多くの日本人にとってはあこがれのヨーロッパの街なんだなあ・・としみじみ思う。

 

 

一人旅や元気な大人同士の旅と、小さい子共や車いすの方を連れての旅では、感じる距離は倍どころか10倍、20倍に感じる。その辺りの事は、私でも何か気持ち的に寄り添えるところがあるのではと思った。

 

こうして、ほぼ半年にわたるメールのやり取りと準備期間は、私とサポートのご夫婦とだださんの間で何通もメールがやり取りされ、ウィーンのバリアフリーのインフラ、町の人の優しさや受け入れ度、ホテルの場所や地下鉄の工事状況、公共のトイレとその設備、レストランの入り口の幅、段差、石畳や砂利、駅のエレベーター、紙おむつなどを購入できるお店情報、飛行機や空港のサービス、ラウンジなど休めるところ、送迎サービスなど、ありとあらゆる情報を下調べしました。

 

ベビーカーでウィーンの街を知り尽くしている私としては、駅のバリアフリーや段差などの車輪での動きやすさなどは、実体験としてお伝えすることができたし、ウィーンの街の人がベビーカーや車いすにどれだけ優しいかなどと言ったメンタリティのお話も安心感を与えた感触がありました。

 

また、サポートのご夫婦も私以上に沢山調べてくださり、私だけの情報では力不足だったなあと思うことも多々ありました(特に、最初決めていたホテルの最寄り地下鉄駅が工事で使えないことは、私も完全に失念していました!)

 

<ウィーンのバリアフリー観光案内がすごい!>

 

調べものをしている間に見つけた、ウィーン観光局が公式で出しているバリアフリー観光案内Accessible Viennahttps://www.wien.info/media/files/accessible-vienna.rtf

 

これ凄過ぎです!!!英語でウィーンの観光に必要なバリアフリー案内を網羅しまくった、ものすごい資料です。

 

観光地、レストラン、ホテル、劇場、公衆トイレの段差、エレベータ、扉の幅まで詳細に書かれていて、ウィーンと言う町のバリアフリーに掛ける熱意がすごすぎてかなり感動しました!!!

 

まあ、そもそもウィーンはめちゃくちゃバリアフリーが進んでいて、もちろん地下鉄の駅は全部エレベーターで動けるし、ザッハみたいな高級カフェでもオムツ替え台があるので、子連れが肩身が狭かったり不便だったりすることは全くない。ベビーカー移動のための地下鉄の案内チラシもかなり便利だし、子連れや妊婦が地下鉄に乗ったら、必ずと言っていいほど席を譲ってもらえる。

 

そんな、ベビーカー視点のインフラは知っていたけど、このバリアフリー案内はあまりに網羅していて、車椅子でも、ベビーカーでも、どんどんウェルカム!ウィーンをみんなで楽しんでね!っていうスタンスが、ほんと素敵です。

 

そして、半年の準備期間を経て、だださんとお母様がウィーンへやってきました。

 

(続きます)

 


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2014-07-03 00:58 | カテゴリ:ウィーン

ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のフラッシュモブを以前ご紹介しましたが、音楽の都ウィーンでは、ウィーンらしいクラシック音楽をテーマにしたフラッシュモブが何度か行われています。

 

私が一番完成度が高く感動したのは、旧西駅で行われたカルミナ・ブラーナのフラッシュモブ。楽器演奏付きです!

 

 

 

次にウィーンらしいのが、シュヴェヒャート空港改修工事後のオープニングで行われた、ウィンナーワルツのフラッシュモブ。

 

 

通常フラッシュモブは、歌だったり、急にフリーズしたりすることが多いですが、楽器演奏やダンスでも楽しいですね♪

 

その他に、新西駅でのコーラスもなかなか印象的です。こちら2014年のWiener Festwochen(ウィーン演劇祭)の際に歌われたもので、Coro Siamoという合唱団がフィンラン語の歌を歌っています。

 

 

 

最後に、キャッチミーがウィーンミュージカル初のフラッシュモブでしたが、ついこの間ダーティー・ダンシングのTime of My Lifeのフラッシュモブが、中央駅のINTERSPAR(スーパー)で行われていたようです。

 

 

庶民的なスーパーということで、キャッチミーのあの迫力には及びませんが、周りの子連れの皆さんが大喜びですね♪

 

あと、ウィーンじゃないですが、ポーランドのワルシャワの商業施設で行われた、レ・ミゼラブルのワン・デイ・モアのフラッシュモブがかなり感動的です。

 

 

一度フラッシュモブの場に出くわしてみたいですし、できれば参加してみたら楽しそうですよねー。

 

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2013-11-28 09:25 | カテゴリ:ウィーン

Nationalfeiertagの日、混雑している街中を抜けて、フライウングまで歩いてくると、小さなビオの食材のマーケットをやっていたので、外でランチしてみました。

 

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フライウングのビオのマーケット。奥の黄色い建物は、Schottenstift。

 

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こんな風に屋台とベンチがあり、適当に食べ物と飲み物を買って食べます。

 

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こんな感じのTirolergroestl(ポテトや野菜、肉をまとめて炒めた料理)が、無造作なのに食材がいいのか、とっても美味しかったです!

 

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ビオのチーズやさん

 

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木のおもちゃ屋さんも何件かありました。

 

盛り方はとっても雑なんですが、食材がいいのかとっても美味しかったです!ビールもわざわざビオビール(Waitra産)で、なんだか天気もいいし、食事もシンプルでおいしいし、幸せな気分になりました♪

 

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おまけ。Maria am Gestadeの教会の正面から。この教会結構好きなんだけど、この角度から撮ったことまだなかったんだよねー。

 


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2013-11-26 09:25 | カテゴリ:ウィーン

10月26日のオーストリアのNationalfeiertag。王宮前はあまりに人が多いので、Heldenplatzを抜け出して、Minoritenplatz方面に移動しました。

 

ホーフブルクからMinoritenplatzに抜けるところに向かい合って建っている建物が、大統領官邸と首相官邸です。こちらも、ナショナルデーのイベントで、どちらも一般公開されていました。

 

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こちらが、フィッシャー大統領の官邸。オーストリアでは大統領は象徴的な立場ですので、政治のリーダーの首相と違って、あまり権限はなく、名誉職的な位置づけです。

 

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向かい合うこちらが首相官邸。こちらもオープンデーでした。

 

この、大統領官邸と首相官邸の間のスペースで遊んでいたら、なんと、ファイマン首相本人が通りかかってびっくりしました!この至近距離で、こんなにカジュアルに歩いてるんですね!

 

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女の子の隣の白髪の紳士です。あれは娘さん?にしては若いなあ。一応ボディーガードっぽい人を一人付けていましたが、観光客や一般人が普通に通っているところをにこやかに歩いてきました。

 

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ちょうどこの首相が通ったあたりを、フィアカーの馬車も通っていきます。

 

ここから一筋入ると、Minoritenplatzです。ここには外務省の建物があり、珍しくEUの各国の旗が掲げられ、こちらも内部が一般公開されていました。

 

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オーストリア外務省。元はニーダーエーステライヒ州の州庁だったんですが、首都がSt Poeltenになってから、外務省のものになりました。

 

この広場では、特殊部隊コブラのショーや、消防の展示が行われていて、子供向けにホースを持って放水体験などもありました。

 

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その後も、町をフラフラ歩いていたんですが、さすが祝日!という感じです。お店が全然開いていなくて、町中が遊園地(それも公務員がスタッフなのでなんかお堅い感じw)という雰囲気で、ワクワクしました!

 

ちなみにこの日は市庁舎前でも、このNationalfeiertagの一環として、Sicherheitsfest(警察や消防などのお祭り)をしていたのですが、16時からウィーン劇場協会の野外コンサートもあり、エリザベートやキューティー・ブロンドのメンバーが歌を披露しました。ウィーンって結構こういうイベントでミュージカルスターがプロモーションすることがあるんですよー。(私はもう何度も行ってるので、わざわざ行かなかったけど、結構周りの人が教えてくれた(笑))

 


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2013-11-24 09:25 | カテゴリ:ウィーン

毎年10月26日のオーストリアの建国(独立?)記念日はNationalfeiertagとして、祝日になり、街を挙げてのお祭りになります。

 

ちょっとうまいことこのNationalfeiertagの祝日の名前を和訳できないんですが、ちょっと由来を説明しておきます。Nationalfeiertagは、直訳すると「国の祝日」って感じでしょうか。「国のことをお祝いする日」ってニュアンスですね。

 

オーストリアは、第二次世界大戦後、ロシア、イギリス、フランス、アメリカの4か国に分割占領され、ウィーンも4分割されます。この分割占領は1945-1955年の10年間に及び、10月26日は、分割占領をしていた最後の国(イギリス)が撤兵した翌日で、オーストリアが永世中立国となった日でもあります。

 

(私は分割占領を終わらせる条約にサインした、あの有名なFigl外相のOesterreich ist frei!のスピーチの日がこの日だと思ってたんですが、それは同じ年の5月の話でした。5月に分割占領が終わることが決まり、各国の撤兵に10月までかかったってことですね。)

 

一応「国のお祝い」の日なので、この日は旧市街全体で、お祭りムードです。とは言ってもあまり浮かれた感じではなく、一番メインのイベントは、王宮での軍隊関係の展示。戦車やヘリコプターが展示され、兵隊さんが行進します。

 

1955年から10年ごとに、リンク大通りを閉鎖して、戦車の大行進が行われます。これを私は偶然2005年に見に行ったんですが、この年は分割占領からの解放50周年の記念の年だったこともあり、このパレードがものすごい迫力だったことを覚えています。

 

普段通る道に、大量の戦車がすごいスピードで走っているあのパレードは、ものすごい非日常で感動しました。

 

 

というわけで、オーストリアに来たころは何回かこのお祭りを見に来ていたんですが、最近全然来てないなあ、と思い、この祝日がお天気のいい土曜日だったので、行ってみることにしました。

 

(あまりこのお祭りに最近行かないのは、祝日が月火木金だったら、休日とくっつけて連休にして旅行に行ってしまってるからかと。。逆に祝日が土曜だったら、ウィーンにいることが多いので、お祭りを覗いて見ることになるのかもしれません。)

 

メインの会場はホーフブルク新宮の前のHeldenplatzですが、ウィーン旧市街全体が会場になっていて、ちょっとした広場でも様々な展示や省庁のオープンデーなどが催されていました。

 

軍隊のお祭りかと思いきや、消防や警察、特殊警察のコブラやスキー場の救助隊、首相官邸や大統領官邸、国会議事堂や外務省なども参加して、もう、「公務員が納税者を目いっぱい楽しませる」みたいな趣向になっていたのが、なんだかほほえましかったです(笑)。

 

それでは、このお祭りを写真でご紹介しますー。私が行ったときはHeldenplatzでは新兵の着任式が行われていて、親族などが見に来ていたようで、相当混雑していました。

 

DSC08779王宮前は大混雑。皆さん手をかざしてみているのは、新兵の着任式。私いたところからは、赤いベレー帽が見えたのと、誓いの言葉が聞こえたくらいでした。

 

右手に見えるクレーンみたいなのは、この日に設置された、ショー用のバンジージャンプの台。特殊部隊の人とかが飛び降りてたみたいです。

 

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軍隊のヘリ!入り口に並んでいる人がいますが、乗ってみることもできます。

 

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戦車に乗る軍人さん。この日は軍人さんがいたるところにいて、めちゃくちゃかっこよかったです。

 

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あの戦車に乗る4人の軍人さんのシルエットがかっこいい。。軍服を着ているのは、両端二人(着任式の撮影をしている)で、真ん中の二人は女性です。女性軍人さんなのか、報道関係者なのかわかりませんでした。

 

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この車も並んで乗れます。ナンバープレートがBHはBundesheerの略で、軍用車両です。

 

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この戦車は、若者がよじ登ってます。手前の子供を乗せてるのもかわいいです。パパが子供と戦車の写真を撮ってました。

 

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ホーフブルク正面から。

 


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2013-10-05 07:27 | カテゴリ:ウィーン

前回に引き続き、プラーター公園を奥まで堪能できる、ミニ鉄道Liliputbahnのご紹介です。

 

プラーターと言えば、まずは遊園地や観覧車が浮かぶ方がほとんどかと思いますが、実はこのプラーターの遊園地(Wurstelprater)は、ウィーン最大の6km2の大きさを誇る「プラーター公園」(Wiener Prater)のごく一部にすぎないんです。

 

本体のプラーター公園は、遊園地やその周辺だけを知っている人にとっては、驚くほど広大で奥が深く、公園というより森のようなところもあります。

 

プラーター公園はドナウ川流域の土地として12世紀にはすでに記録に残っています。16世紀以降ハプスブルク家の狩猟場となり、1766年にヨーゼフ2世が一般開放してからは、皇帝の狩場兼市民の憩いの場として親しまれてきました。モーツァルトも「プラーターに行こう」という曲を書いています。(歌詞がヘンなんですがw)

 

プラーター公園のミニ鉄道(Liliputbahn)は、1928年に開通し、こちらも現役のアトラクションとして活躍しています。

 

このプラーターのミニ鉄道は、観覧車の足元から発車し、4つの駅を経て3.9キロの距離を20分ほどかけて走ります。プラーター公園中央部を貫通する、プラーターハウプトアレーと呼ばれる大通りと並行して走るルートを取っています。

 

それでは、一緒にミニ鉄道に乗って、プラーター公園の全貌を見てみましょうー!

 

出発してすぐは、遊園地の景色が車窓から覗けます。

 

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Stelzeで有名なシュヴァイツァーハウスなどのレストランは、このミニ鉄道で1駅行ったところです。

 

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シュヴァイツァーハウスのStelzeは本場チェコのバドワイザービール(元祖の方)と一緒に♪

 

遊園地が終わると、今度はピクニック広場のようなのどかな芝生が広がっています。

 

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こんな感じの公園が沢山あり、子連れで来ても一日楽しめそうです。

 

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列車が並行して走る、プラーターハウプトアレーという歩行者天国の大通り。もっぱら自転車とジョギングの人が汗を流しています。

 

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犬の散歩の他に、乗馬のサインも出ています。ウィーン市内で乗馬!?しかし、こんなにうっそうと木が茂っていると、ウィーンの森にいるような気になってしまいます。

 

この芝生ゾーンを抜けると、だんだん木が生い茂って来ます。心なしか周りが暗くなり、街中とは思えないほどの森の中です。

 

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もうここまで木が密集してきたら、そりゃあ「皇帝の狩場」としてシカやイノシシもいたというのもうなずけます。今でも普通に鹿とか走り回ってそうですよね。

 

このミニ鉄道は、ドナウパークのミニ鉄道のように公演を一周するのではなく、真ん中の大通りを往復しているだけなので、これでもこの広大な公園の全貌を把握はできていません。実際、この公演のどこかに野球場が二つ隠れていたりします。

 

そういえば、9月20日から10月前半までやっている、ウィーン版オクトーバーフェスト、Wiener Wiesnもこのプラーター公園が会場でしたね。

 

というわけで、長々とプラーターのご紹介をしてきましたが、何となくこの奥の深さ、わかっていただけましたでしょうか?ただの遊園地かと思ってきたら、実は森だった!っていうのが、私のストレートな感想なんですが(笑)、この広大さに歴史も組み合わさって、何とも言えないロマンを感じてしまう公園ですよね。

 

少し長めにウィーンに滞在される方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

 


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2013-10-04 07:26 | カテゴリ:ウィーン

さて、プラーターに焦点を絞って、遊園地、観覧車と見てきましたが、最後は公園本体をミニ鉄道Liliputbahnで巡ってみます。

 

ちょうどよく遊びに行く、ドナウパークのミニ鉄道の年間パスを持っていて、毎日のように乗って公園まで遊びに行っているんですが、このドナウパークのミニ鉄道の年間パスは、プラーターのミニ鉄道でも使えるんです!

 

(ドナウパークのミニ鉄道の年間パス持ってるって知られたら、ものすごい驚かれます。。それもそのはず、よっぽど近隣住民でもあまり乗らないのに、私なんて週3回のペースで乗ってますから、下手したら地下鉄よりへヴィーユーザーです。既に全運転手さんと車掌さんに顔を覚えれてるので、普通に顔パスで乗車できるレベルの常連です(笑))

 

というわけで、プラーターのミニ鉄道に乗りに行ってみたわけですが、色々とびっくりしたことがありました。まず、乗り慣れたドナウパークのミニ鉄道よりガタガタ揺れる!さすが歴史のあるミニ鉄道です。1928年に開通して今でも現役のアトラクションなんですから、すごいですねー。

 

あと、ドナウパークのミニ鉄道はディーゼルですが、プラーターは平日はディーゼルで週末だけ本物の蒸気機関車になるんです!行った日は平日だったのでちょっと残念でしたが、ぜひ年間パスが使える間に蒸気機関車も乗ってみたいです!

 

あと、一番驚いたのが、プラーター公園の広さ!これはちょっとウィーンしないとは思えない広さと森の深さです。プラーターと言えば遊園地とピクニックと思っていた私としては、そのさらに奥に広大な森が広がっていたことに驚きました。

 

というわけで、今回はミニ鉄道で巡ったプラーター公園のお話です。

 

ミニ鉄道の乗り場は、観覧車の足元から。少し進むと、こんな感じのかわいい駅があります。

 

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この日乗った電車は、Mannerロゴ色のピンクのディーゼル車。意外に観光客のお客さんがたくさん乗っていて、繁盛していましたよ。

 

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Mannerはオーストリアでは超有名なお菓子メーカー。ワッフルの間にナッツクリームが挟まったお菓子は定番です。シュテファン広場に専門店もありますね♪

 

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イタリア人がなぜかとても多かったです。

 

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ドナウパークのミニ鉄道もそうですが、ちゃんと席の間の幅を広くとってある車両があって、ここはベビーカーを乗せられるようになっています。

 

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こちらが、週末運行の蒸気機関車。石炭の山もあったので、本当に石炭が動力なんですね!!

 

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こちらはカッコいい、白の蒸気機関車。結婚式とかで貸し切って欲しい感じです。

 

次回は、この素敵なミニ鉄道で、プラーター公園を往復してみます♪

 


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2013-10-02 08:04 | カテゴリ:ウィーン

あー。観覧車ネタはもうおしまいにするつもりだったのに、またネタを思いついてしまいました。。もう一回分だけお付き合いください。

 

今日は、プラーターの観覧車を使って宣伝されたものでもお気に入りの「金のコイン」のお話です。

 

いろいろ調べていたら見つけた、貴重な観覧車の画像です。観覧車シリーズの1つ目の記事で、サッカーの千手観音みたいなのをご紹介しましたが、こちらも観覧車が広告に使われた例です。このころ、観覧車が広告に使われまくって、かなり楽しかったんですが(最近あまりないですね。。)、その中でもこれは品もセンスもよく、気に入っていたものです。

 

Prater.atの公式サイトより

 

これ、何かわかりますか?答えを言ってしまうと、「ウィーンフィルのロゴが刻印された金のコイン」なんですが、これでピンと来る人はよほどの金マニア(笑)。

 

この元ネタとなっているウィーンフィルのコインは、こんな感じです。

 

 

ウィーンでは、身近な人にお祝い事があると、金のコインを贈る習慣があります。特に多いのが、子供の洗礼式。赤ちゃんがカトリックの洗礼を受けると、親戚は日本の出生祝いのような感覚で、本物の金のコインを贈ります。

 

オーストリア人で洗礼を受けた人なら、こういう金のコインが家に4,5個は転がっているので、みんな見たことがあり、お馴染みのコインなんです。

 

もちろん、本物の金ですので、お値段も相当します。サイズによって小さいもので1万円から、3,5万円と言った感じで、親戚でも年代に応じて色々なサイズのコインが贈られます。(うちにもいくつかあります)

 

基本的に、このコインは、子供の誕生を祝うために贈られ、親が大切に管理し、いつかは子供の「資産」となります。日本のお年玉のように、親が使ってしまわないために、お金ではなくて「金」を贈るのかもしれません。

 

どこかで昔読んだのですが、オーストリアの金の流通量がかなり上位に来ているのは、この習慣があるためと考えられます。しかし、このコイン、もらっても一生使わずに大事に取っておく人が大半かと思うのですが、そういう埋もれてしまったコインも実はたくさんあるかもしれませんねー。

 

ちなみに、買いたい人は、シュテファン大聖堂の横にある銀行で購入できたはずです。私が何年か前の親戚の子供の洗礼式で金のコインを贈った時には、確かそこで買ったという記憶があります。ウィーンフィルのより小さい、デュカーティというのもあります。

 

という、オーストリアの習慣が詰まった、このウィーンフィルの金のコインなんですが、この丸い形をそのまま観覧車に使ったこの広告、なかなかグッドアイデアですよね!

 

ウィーン人ならだれでも見て分かる、金のコインの観覧車。身近にお祝いしたいことがあったら、この観覧車を見てふと「あ、金のコイン買いに行かなきゃ」って思ったりする人もいたかもしれません。

 

というわけで、観覧車シリーズの第4弾は、オーストリアの習慣までついでにご紹介してしまいました。

 

まだ、プラーターネタは、ミニ鉄道があるんですが、こちらも頑張ってまとめますー。

 


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