2017-05-16 16:02 | カテゴリ:レベッカ Rebecca

BWレベッカ投資詐欺事件の裁判の結果が出ました。今回の裁判は、プロデューサーVS投資家に手を引くよう匿名のメールを送った広報担当者で、実質広報担当者の勝利と言える結末になりました。

 

BWレベッカ投資詐欺事件背景はこちら

舞台はウィーン! BWレベッカ謎の巨額投資家の死と開幕無期延期の経緯

 

これまでの経緯を要約すると、BWで上演される予定だったウィーン発のミュージカル「レベッカ」を巡り、前代未聞の投資詐欺が発覚し、上演中止&FBIによる捜査が行われていました。

 

上記の記事を書いた2012年以降何があったのか要約します。

 

①死亡したとされる架空の投資家Paul Abramsを仲介したMark Hottonは詐欺罪で3年の懲役。

 

②投資不足額を埋める新規の投資家Larry Runsdorfに「匿名の悪質なメール」を送り、投資を断念させる原因となった謎の人物が、公演の広報担当のMarc Thibodeauだったことが判明。

 

③プロデューサーのBen SprecherとLouise Forlenzaがこの広報担当者に対して民事訴訟を起こした。結審は2017年5月10日。1000万ドルの請求に対し、9万ドルの賠償が認められた。内訳は8.5万ドルは潜在的投資家に干渉したため、5千ドルは契約違反で、請求額の大半を占める名誉毀損は認められなかった。

 

ThibodeauはベテランのBW広報エージェントで、今回投資家に警告メールを送ったのは、広報担当者として間違った行動ではなかった、プロデューサーは投資詐欺が発覚する前から、大口投資家が架空の人物だることは気づいていたはずだ、と主張している。

 

今回、名誉毀損が認められなかったということは、広報担当者の実質勝利といえます。裁判の結果からすると、プロデューサー側はこの興行が失敗するのが目に見えていて、資金集めのために粗を隠していたが、広報担当者が投資家に警鐘を鳴らして救った、という構図が見えてきます。

 

控訴の可能性はありますが、プロデューサーが興行権を失っていることから言っても、せっかくセットも衣装も作ってBWの倉庫に置いてはありますが、このプロデューサーの下でのレベッカBW公演の可能性はなくなってしまったようです。

 

参考記事

‘Rebecca’ Lawsuit Verdict Falls Far Short for Broadway Producers - NYTimes.com

Trial for Broadway窶冱 窶漏ebecca窶・Scandal Begins - NYTimes.comNew Investors Found for the (Would-Be) Broadway Musical Rebecca | Playbill

 

●ひとことつぶやき。。


裁判の結果やら、誰が悪かったかという話はさておき、「レベッカ」という作品のファンとしては、プロデューサーが版権を失っていることが裁判で判明したことが一番残念。。お金さえ集まれば公演ができる状態だったのに、もうせっかく作った衣装やセットは日の目を見ることはないんだな。。

 

いつか、このレベッカ詐欺事件で一つのミュージカル作品が作られることを、密かに期待してしまいます。ミュージカル「プロデューサーズ」を知っていると、プロデューサーがお金だけ集めて、興行を失敗させ、計画倒産してドロンとかありえますしねw

 

更に、ウィーンでレベッカをライムント劇場でやっていた頃、Ronacherで上演されていたのがプロデューサーズですから、並々ならぬ縁を感じてしまいます(笑)

 

こんな謎な事件が起きても、この作品の素晴らしさは変わりません!ブロードウェーにこだわらず、世界中で多くの人の目に触れてほしいものだと思います。

 

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2012-10-09 09:22 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
もう情報が錯綜しまくって、リアルタイムで見てるとこの1,2週間超エキサイティングだったんですが、10月1日に当面の決着を見ました。

今回はウィーンミュージカルの批評サイトだけではなく、ブロードウェーニュースやプレイビル、NYの普通の新聞(NYタイムズやNYポスト)も巻き込んで、ローカルなウィーンミュージカルとは全く違うレベルの大騒ぎ!

とりあえず、時系列に何が起きたのかを説明しますね。

・ロンドン公演が何年か前に企画されたが、延期に延期を重ねて中止になった経緯がある。

・そして、ロンドン公演と同じプロデューサーでBW進出が決定(私が始めて噂を聞いたのは2008年秋ごろ)。

・2012年はじめの開幕が予定されていたが、十分な資金が集まらず、一度延期された。このため、キャスティングからやり直しになった。

・2012月11月開幕が再度アナウンス。稽古の開始は9月半ばスタートだった。

・2012年8月に、1200万ドルの制作費のうち1/3の450万ドルを出すことになっていた謎の投資家が急死し、資金繰りが急にうまく行かなくなった。ちなみに、この450万ドルと言うのは、普通のBWの投資の10倍の額。

・この投資家は、とある人物を通してプロデューサーBen Sprecherに紹介された人物で、匿名ではあったが、各メディアによってPaul Abramsと発表された。ロンドンと南アフリカで事業をやっている富豪で、8月にロンドンでマラリアで死去したとのこと。ただ、それほどの人物の死亡広告も死亡記事もないことから、この死、更にこの投資家自身の存在も怪しまれていた。

・プロデューサーのBen Sprecherも実はこの人物に会ったことも話したこともなく、メールでのやり取りで投資が決まっていたとのこと。謎の投資家の死後、遺族から資金を集めようとすると、彼の管財人は作りたてのメールアドレスから連絡してきたり、色々と胡散臭いことが分かってきた。

・資金繰りがうまく行かないことが判明し、プロデューサーはとりあえず9月半ばに予定されていた稽古開始を10月1日スタートに延期し、初日の日程は11月のままとした。(チケットは既に売り出されている)

・巨額の投資額の埋め合わせをしようとプロデューサーは奔走した。9月30日の声明によれば、投資不足額を埋める新規の二人の投資家が見つかったが、一人は撤回、もう一人は「匿名の悪質なメール」を受け取り、恐れをなして投資を断念したとのこと。

・稽古スタート予定日の前日、先走って当初公演中止が報じられたが、実際の公式発表は「公演の無期延期」。

・稽古の開始予定日だった10月1日には、キャスト、スタッフが最初で最後の会合を開き、そこでプロデューサーBen Sprecherはみんなの前で事情を再度説明。キャストとスタッフの暖かい支持を受けた。

・最新の情報では、謎の巨額投資家Paul Abramsをプロデューサーに紹介した人物が、有名な詐欺師であったかもしれないという記事が出ています。この件を受け、当局による調査も始まっていて、刑事事件に発展する可能性もあります。

・10/8日のニュースで、謎の巨額投資家Paul Abrams氏とプロデューサーのBen Sprecher氏を仲介したMark Hottonという男が詐欺を働いていたことが、調査の結果分かりました。

250万円を投資すると行っていたPaul Abrams氏とは、他の3人の投資家に働きかけて200万円を出資させ、合計450万円の出資額(プロダクション全体の1/3の額)を達成するはずでしたが、この4人は全て架空の人物だったのです。

現在この案件はFBIが調査中とのことで、もう、作品自体よりも、この詐欺事件をミュージカル化して欲しいくらいです。

以上が、今日までの経緯を時系列でまとめたもの。

私の意見というか感想というか。。

・まずは、直接会ったこともない謎の巨額投資家、その人が妙なタイミングで謎の死(マラリアで死ぬとか。。)、おまけに、新規投資家を撤退された「悪意のある匿名のメール」。もう、意味不明の謎が多すぎて、偶然と言うより誰かの悪意が働いた詐欺事件の匂いがぷんぷんします。

・最初は、このプロデューサーBen Sprecher自身が詐欺師(ミュージカル、プロデューサーズのマックス・ビアリストクみたいなw)か野心家で、お金を集めて話題だけ作ってドロンする気か、新進気鋭の野心的プロデューサーとして、無理してでも公演を開幕させたくて、ありもしないお金を信じてしまったか、と思ったの。ロンドン公演も同じパターンで中止になってるしね。

・けど、今日、2人の出演者(一人はダンヴァース夫人)の手紙を記事にしたものを読んで、ちょっと気持ちが変わってきた。キャストとスタッフは10月1日のミーティングで、プロデューサー本人から真摯な言葉を聞き、みなで家族のような気持ちで、公演の無期延期を受け止めた。二人ともが、キャスト、スタッフを代表して、Ben Sprecherはすばらしい人物で、メディアに書かれているような野心家でも詐欺師でもない、と書いている。もしこの事件がBen Sprecherのミス/詐欺であるなら、一番迷惑をこうむったキャストやスタッフが彼を守るような発言をするわけがないし、そういう意味でもきっと、Ben Sprecherは一生懸命仕事をしていたのに、上手の詐欺に引っかかってしまったのでは、と言う気がしてきた

・で、メディアの罠にも気がついた。NY TimesとNY Postはこのプロデューサーの事を詐欺師/アホと決め付けて、悪意に満ちた記事を書いてるのね。あんな書き方したら、誰が読んでもこの事件はプロデューサーの経験不足/詐欺と思うに決まってるじゃない。

けど、BroadwayworldとかPlaybillといったミュージカル専門メディアはもうちょっと事実のみを並べて書いた記述。私は毎日この両方の記事を追いかけた上、ドイツ語ソースの記事も沢山読んだけど、悪意がある記事と、事実だけを淡々と述べた記事の2種類があるのね。

そして、三種類目の記事が、このキャストの手紙を記事にしたもの。キャストはこのマスコミの偏った報道や決めつけを痛烈に批判してる。生き馬の目を抜くような大金が動く世界で、このキャストの手紙は、初めてBWプロダクションの人間味を感じさせてくれた気がする。

というわけで、とりあえず「公演は無期延期」は決定事項ですが、詐欺師が絡んでいるせいで、当局の調査やら色々入って、もしかしたら真実が明らかになるかもしれません。もうここまできたら、レベッカの呪いとか。。けど、日本やブダペストやヘルシンキの上演は全然問題なかったのにねー。けど、もし資金繰りがとうとう成功して、ちゃんとBWで公演できるようになったら、今回の大騒ぎで話題性だけじゃ十分!チケット売れまくるんじゃないかしら(笑)。

このニュース、毎日しっかり追っていきますので、また報告することがあったらまとめますね!




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2012-07-04 07:51 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
ブダペストでレベッカ見たついでに、ウィーン版のレベッカレポを一挙に上げておきます。結局9回も見た上、ヘルシンキ版もアップするので、しばらくレベッカ三昧の更新となりますが。。(全部一気にできるかどうかまだわからないけど。。)

とりあえず今日は、ウィーン版レベッカの配役情報が出た時の興奮の記事。
記者会見の書き起こしとかもしてますー。

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♪Rebeccaキャスト発表
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明日は、原作レポですー。



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2006-10-26 08:32 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
<<二幕>>
(オーバーチュア)

<1場 レベッカの部屋の入り口>
Und das und das und das (Ich)

休憩時間中はRのロゴが表示されている。2幕が始まるころには、幕が次第に海の景色に変わり、短いオーヴァーチュアが流れる。

幕が開くと、ドアのついているほうの金色の壁が今度は上手側に。その手前に薄い幕。これはレベッカの部屋の前で、時間は翌朝。ピンクのバスローブを羽織った「私」はマキシムがレベッカの部屋にいると思い込み、扉をたたいている。自分はマキシムに愛されていない、マキシムはまだ死んだレベッカを愛しているのだと思い込んでいる「私」がおびえて歌う。(Und das und das und das ♪(Ich))

そこへ通りかかったデンヴァーズ夫人。衣装を使って自分を落としいれようとしていた張本人を見つけてうろたえる「私」。デンヴァーズ夫人は「私」がレベッカの地位をのっとろうとしていたから憎んでいると話す。(Rebecca - Reprise ♪(Mrs Danvers, Ich, Schatten))

(レベッカの部屋)

この曲の途中で前の薄い幕とその後ろの金の壁が上に上がり、レベッカの部屋が現れる。勝ち誇ったように歌うデンヴァーズ夫人。後ずさりしながらおびえる「私」。とうとうデンヴァーズ夫人からの圧力に耐え切れなくなった「私」はベランダの窓を押し開け、外に立つ。

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ここで大きな盆が回り、レベッカの部屋の窓の外から見たサイドが見える。(これは前のレベッカの部屋のシーンでは盆が回らなかったのでわからなかった!実はセットの裏側もちゃんと出来てる!)窓の外はつたが壁に絡まり、おどろおどろしい雰囲気。壁の中(窓の左側)には実は4人アンサンブルが黒子で仕込んであり、人が動くことでつたが動く以上の気味悪さが満点。(それに、このつた人間がデンヴァーズ夫人とハモるし!)

(窓辺)
Nur ein Schritt (Mrs Danvers)

デンヴァーズ夫人は「私」の立つベランダにやってきて、「私」の後ろに立ち、説得するように歌う。(Nur ein Schritt ♪(Mrs Danvers))「ここから飛び降りたら楽になれる。。レベッカの影から開放される。。」つた人間たちがささやく「消えてしまえ!」デンヴァーズ夫人はフルパワーですごい迫力!!!「私」も負けじと声を張り上げるが、デンヴァーズ夫人の「飛び降りろ」という声に今にも打ち負かされそう。(ほんと、ここの二人のソロはすごすぎる!!!二人ともすごいけど、デンヴァーズ夫人の高音がカッキーーーンと聞こえてきてすごすぎ!!!アルトだと思ってたのに、こんな高音が出るなんて!!!)

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二人のデュエットが最高潮に達し、「私」が今にも説得され、絶望して飛び降りんとした時に、遠くから花火のような爆発音が聞こえてくる。海からの警報だと気がついた「私」はマキシムがそちらにいるかもしれないと思い、正気に返り部屋を後にする。残されたデンヴァーズ夫人はものすごい厳しい顔をして外をにらんでいる。

<2場 海辺>
Strandgut (Ensemble, Ich, Frank, Favell)

前幕が下り、アンサンブルが横に列に並んでいる。上手から2人のアンサンブルが縄を持って現れ、鉄の先頭までかけていって、アンサンブルみんなで縄を持って何かを引っ張っている。(フランクも前列にまざってる)

舞台上にはBenとファヴェルがいる。マキシムを探しにやってきた「私」はフランクに聞くが、マキシムの居所がわからない。そんな時、ファヴェルにぶつかり、いやいやながら会話した内容によると、沖でヨットが見つかったことがわかる。その場を後にする「私」。

ファヴェルはベンを見つけ、床に殴り倒し、帽子をかぶる。再び「私」が登場し、帽子をかぶったファヴェルをマキシムと勘違いし、駆け寄って抱きしめようとする。ファヴェルとわかると逃げようとするが、ファヴェルはボート探索のためにダイバーが出動した旨、ボートには誰かの死体が乗っている旨を知らせる。

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このシーン、縄を持って踊るという簡単なアンサンブルの動きながら、雰囲気が出ててすごくいい!それに紗幕には海の泡ぶくが映るので、ダイバー気分になれる!

<3場 ボート小屋>
Sie's fort - reprise (Ben)
Du liebst sie zusehr (Ich)
Kein Laecheln war je so kalt (Maxim)

ボート小屋へやってきた「私」はベンを発見する。ベンはいつもの歌を歌っている。(Sie's fort - reprise (Ben))「私」はここでマキシムの姿を見つけて驚く。マキシムは衰弱して疲れきっているように見える。「私」は昨夜の衣装の件で、もうマキシムがレベッカのことを忘れられない、自分はド・ヴィンター夫人としては不適格だ、マキシムからは別れを言い出されるものだと思い、「あなたは今でも彼女を愛しているのね。。」(Du liebst sie zusehr (Ich))というと、マキシムは驚いたように「私」を見て、「違う、私は彼女を憎んでいた」と言う。

突然の告白に驚く「私」。マキシムは説明を始める。(Kein Laecheln war je so kalt♪ (Maxim))レベッカは自由奔放な女で、二人の間には愛はまったくなかった。モンテカルロの崖(マキシムが最初のデートで「私」を連れて行ったところ)で結婚してすぐのころに「私はあなたの妻として完璧に振舞う。ド・ヴィンター家の名前は傷つけない。その代わり、私に好きにさせて(ボーイフレンドを作ったりして遊ぶと言う意味で)」と言う。マキシムは、ド・ヴィンター家の名誉のために離婚出来なかったため、この条件を飲むしかなく、表向きはド・ヴィンター家の幸せな夫婦生活を営む中、レベッカが夜な夜なレベッカの個室に改装したボート小屋に泊まって、男を連れ込んでいるのを見ない振りするしかなかった。彼女の微笑みは氷のようだった。


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ある夜、レベッカのボート小屋に電気がついているのを見たマキシムは、ボーイフレンドの一人でいとこのファヴェルが泊まりに来ていると思い込み、怒り狂ってボート小屋に殴りこむと(ここで初めてマキシムは小屋の戸を開ける中に入り、再び出てきて、扉のところで歌う)、レベッカが青ざめ、疲れた表情をしてベッドで一人タバコをすっているのを見つける。

レベッカはマキシムに、自分が妊娠していること、子供の父親はいとこのジャック・ファヴェルであることを告げた。自分がほかの男の子供を生み、その子供がド・ヴィンター家の跡継ぎになるなんて、なんて面白いのかしら、と勝ち誇ったように冷たい微笑を見せるので、マキシムは耐え切れず、彼女を突き飛ばした。レベッカはその冷たい微笑が顔に凍りついたまま、亡くなっていた。

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マキシムは急いで遺体をレベッカのヨットに乗せ、沖へと流して沈めた。40日後に溺死した女性の遺体が上がった時に、その遺体をレベッカのものとうその証言をし、レベッカの真相は闇に隠れた。

この説明を聞いた「私」は、この話は絶対二人だけのもの。誰にも話さないとマキシムを元気付ける。さらに、ぼろぼろのマキシムに「私を愛しているといってくれ」といわれ、Ich liebe dich so sehr...と言い、二人は抱き合って励ましあう。

二人は立ち上がり、短いキスを交わして、階段を上がっていく。一人ボート小屋を振り返るマキシム。

しかし、このシーンのUweがすごすぎる!!!こんなに歌も演技もものすごい迫力でこなせる人ってほんといないよ。。それに、この歌めっちゃ難しいし、感情の込め方がフレーズずつ全然違うんだよ!それも、回想の歌でいありながら、今の話も含んでいるので、回想と語りと行ったり来たりするのがめっちゃ難しいはず!レベッカのせりふはレベッカの演技をしながら言ってるし、「私」に説明しながらも、心はレベッカを殺した夜にさかのぼって、怒りを思い出してるって感じ!!!ほんと、すごすぎる。。。このシーンがUwe的にはやっぱり一番見せ場かな。

<4場 朝食室>
Die Staerke einer Frau (Beatrice, Ich)

翌朝。中幕が降りた状態。赤いディナーテーブルのようなセットが乗ったミニ舞台が置いてあり、Firthとロバートが昨日の事件について新聞を見ながら話をしている。

マキシムを支えなければならないと自覚した「私」をベアトリスが訪ねる。ベアトリスは「私」の変化に気がつき、「愛する男性を守る女性ほど強いものはない」と歌う。この曲結構印象に残る上、このミュージカルのテーマでもあるので、かなりいい!それも、ベアトリスがいい!!!!もともと強い女(って言うか姉御)なので、こういう歌が似合う!

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<5場 廊下>
Die neue Mrs De Winter - reprise (Ensemble)

中幕が上がり、マンダレイの玄関ホールらしき舞台装置。使用人たちが木の箱やはしご、巻いたじゅうたんなどを持って忙しそうに働いている。

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新しいド・ヴィンター夫人(「私」のこと)の命令で、レベッカの趣味でそろえられた家財道具などを処分しているところ。デンヴァーズ夫人はそれを見ながら、どうすることも出来ない。

このシーンもかなりコミカルで面白い。途中で、巻いたカーペットを埃たたきでたたいて、もうもうと埃があがるところがあるんだけど、そのへんにいた人が二人くしゃみするの!それも、くしゃみが歌の一部なの!おもしろい!!

<6場 朝の執務室>
Mrs de Winter bin Ich! (Ich, Mrs Danvers)

レベッカの趣味掃討作戦は朝の執務室にも及ぶ。「私」が使用人(Christophの役)に言って、大きなガラスケースの中の蘭の花を処分するようにいる。デンヴァーズ夫人は、蘭はレベッカの一番好きな花だったので、処分するなんてありえない!というが、「私」は小さい花の花束(前のシーンでRobertからもらった)を差し出し、自分はこの花が好きだ。蘭はいらないという。「私」のピンクの衣装がかわいい!

同じように、Rのイニシャルの入った便箋やレベッカの住所録を床に置いたハロッズの木の箱に投げ入れる。(見知らぬ死んだ女の人の住所録なんていらない♪とか歌う。うろたえるデンヴァーズ夫人が見もの!)最後に天使の陶器の置物もゴミ箱行き!「ド・ヴィンター夫人は私!♪」

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<7場 法廷の廊下>
Die Voruntersuchung (Ensemble)

中幕が途中まで開き、下手に裁判官の机。ここにはジュリアン検事とホリッジ(同じく検事?)と書記(かな?これもChristoph)が座っている。舞台中央にはマキシムが座っていて、「私」がキレないようにと諭しながらキスし、励ましている。裁判が始まると、3つ折の柵を持った群集が現れ、さくの向こうで騒ぐ。「私」とフランクは柵の最前列で裁判を見ている。ファヴェルとデンヴァーズ夫人は最後尾でこっそり成り行きを見守っている。

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見つかった船で遺体が見つかったため、レベッカの死後40日経ったときにマキシムがレベッカのもの証言した遺体は別物ということになり、マキシムは法廷に連れて行かれて真偽を追及される。

ホリッジ検事が立ち上がり、マキシムの尋問が始まる。見つかった船の中で遺体が見つかっただけではなく、船は内側から栓が抜かれ、沈められた形式がある、というくだりになって、マキシムがキレる!!!!ここで、「私」が気を失って倒れ、法廷は延期となる。ファヴェルとデンヴァーズ夫人はマキシムがキレたあたりで法廷を後にしている。

<8場 図書館>
Eine Hand Waescht die andere Hand (Favell)
Sie's fort - reprise (Ben)

デンヴァーズ夫人とファヴェルがマンダレイの階段から下りてくる。どうやらファヴェルがデンヴァーズ夫人を送ってあげたようだ。ファヴェルはまだマンダレイに用事があるといって残る。

法廷から「私」とフランクが帰ってくると、ファヴェルが図書館で待ち構えている。ファヴェルはソロEine Hand Waescht die andere Hand♪を歌い、自分は欲しいものがいっぱいある。弱みを握って、もらえるものがあるところからもらうんだ!と熱唱。ファヴェルはレベッカの死に関する、マキシムに不利な証拠を持っていることをにおわし、この証拠品を高額で取引しようと示唆する。「私」とフランクはあっけに取られてみている。

この曲は雰囲気はキッチュ風で、さすがにファヴェルはルキーニ役者だったなあと実感。ファヴェルの声がハスキーになるところが悪人っぽくてぴったり。

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ここにマキシムが帰ってくる。ファヴェルがマキシムを脅迫して取引する気であることを「私」とフランクがマキシムに知らせ、この証拠品を握りつぶすのが得策と考えるが、マキシムはあえてジュリアン判事を招きいれ、ファヴェルの証拠品を公にしようとする。「私」とフランクはこのマキシムの自殺行為的な行動に理解が出来ない。(このあたりがマキシムの「運命主義者」的な性格になるのね。もう、どうにでもなれって言うか、流れに身を任せていくところまで行ってやろうって感じ)

ここでファヴェルはマキシム、「私」、フランク、ジュリアン判事に、レベッカが死んだ日にファヴェルに送った手紙を見せ、レベッカが自殺でなかったという証拠だと主張する。手紙の内容は、「とても大事なことがあるので、話がしたい」という簡単な内容だが、マキシムと「私」はレベッカが妊娠のことをファヴェルに知らせようとしていたと直感する。

ジュリアン判事は「こんな手紙じゃ証拠にならない」というと、ファヴェルはベンを荒っぽく引っ張ってきて(なぜか階段の後ろに隠れてるし。。)、あの夜マキシムがレベッカと一緒にいたところを見たか、証言をさせようとする。ベンはファヴェルの前に緊張して座っているマキシムの目を見て例の歌を歌い、「あの女は行ってしまった。。海で溺れて死んだ。。」というので、ファヴェルにとって有利な証言は得られない。安心してタバコに火をつけるマキシム。

次に、ファヴェルはデンヴァーズ夫人を呼び、その日にレベッカがロンドンから遅くに戻ってきたこと、疲れた様子であったことなどを証言される。また、デンヴァーズ夫人が持参したレベッカの手帳には、その日付のところに「ベイカー氏」と電話番号が書いてあった。

ここでフランクは電話機を取り、書いてある電話番号に電話すると、「ベイカー氏」が産婦人科の医師であることが判明する。これで、ファヴェルやジュリアン判事に出さえ、レベッカが妊娠していたことがはっきりとわかってしまう。ファヴェルは、子供は自分の子であり、それがマキシムの殺人の動機だと主張する。

ジュリアン判事は中立の立場から、ファヴェルと「私」を伴ってロンドンのベイカー医師を尋ね、事実を明らかにする旨を決定する。(マキシムはマンダレイを離れない。ここは原作と違うところね)

このシーンは迫力も緊張感も満点!ほとんど歌がなく、せりふでつづられるんですが、ファヴェルの悪人加減とマキシムの諦めとキレ寸前の一触即発状態、「私」とフランクのの言葉にならない励まし(っていうかキレ防止)、ジュリアン判事の中立さ、デンヴァー夫人の勝ち誇ったような立ち姿ががっぷり四つに組んで、火花がぱちぱち!オケがBGMとして音楽をつけるのが効果満点!それも、状況が二転三転しながら、マキシムに不利なほうに向かっていく上、観客もどんどん、マキシムが殺人を犯したと確信するようになるので、緊張感抜群!皆さんの演技力と脚本の精密さ、縁の下の力持ちのオケ(BGMは Sie ergibt sich nicht♪)に拍手!!!

<9場 ロンドン/マンダレイのホール>
Sie fuhr 'n um acht (Ensemble)
Keiner hat sie durchschaut (Maxim)

ここで盆が回って、紗幕が降り、紗幕前にはロンドンへ向けて電車が出発するシーンが映される。紗幕の後ろでは、アンサンブル(召使たち)がマキシムがほんとに殺人を犯したか心配して歌う。(Sie fuhr 'n um acht♪)

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紗幕の手前に照明がつき、奥が見えなくなる。紗幕の映像はロンドンの普通の家の前。右から医者の格好をした若い男が、左からはファヴェル、「私」、ジュリアン判事が登場し、映像の扉の前で話をする。ここはせりふがなく、医師がカルテをめくり、淡々と何かを説明する。ファヴェルは最初はわくわくしてうれしそうな顔をしているが、この事実を聞いた瞬間否定するような、ありえない!という顔をし、その後はうつむいて裏切られたような顔をしている。「私」は事実を聞いた瞬間雷に打たれたように驚き、その後は顔は笑顔で輝く。ジュリアン判事はビジネスライクに淡々と受け答えを終え、釈然としない顔のファヴェルを連れて退場する。「私」は医者とともに右に退場。

ベイカー医師は引退した老人じゃ、、という原作の突っ込みをしたいんだけどね。。あと、マキシムも一緒に来るはずじゃ。。とかね。。ま、演出の後の流れも、いいので、原作から離れても全然OK.

ここで、紗幕の奥に再び電気がつき、左側にマキシムが暗い図書館に一人で座っている。マキシムのそばの電話が急に鳴ると、紗幕の右のほうにはロンドンの赤い電話ボックスが映像で移され、紗幕の後ろに「私」が立って、まるで電話ボックスから電話をしているように見える。「私」はロンドンからベイカー医師のところで聞いた事実を伝えるが、無言のため、内容はわからない。マキシムは「わかった。駅まで迎えに行く」といって電話を切る。

この辺、よくサスペンスを引っ張るねえ。見てる方は、「みんな驚いてるけど、この事実って何なの!教えて!」って思うしね。。

「私」の報告を受けて事実の恐ろしさに一人戸惑うマキシム。(Keiner hat sie durchschaut (Maxim)♪)ここでマキシムは、横で心配して立っているフランクにとうとう事実を知らせる。「レベッカは病気だった。。。死に至る病気。。。癌だった。。」

マキシムは、レベッカの病気が判明し、死を望んでいたこと、そして、ファヴェルの子供を妊娠したとうそをついてマキシムを脅迫し、彼に自分を殺害させようと計画したことに気がつく。死の際にもマキシムを落としいれ、殺人の罪を着せようとしていたレベッカ。レベッカはマキシムが自分を殺すこと、そうすることによってマキシムの残りの人生が自分の死の影から逃れられなくなることを知っていて、マキシムに自分を殺させたのだ。すべてを知っていた恐ろしいレベッカ。誰も、デンヴァーズ夫人ですら、レベッカの真意を知らなかった。

<10場 窓辺>
Rebecca - reprise (Mrs Danvers, Schatten)

マキシムがフランクに言った、レベッカが癌であったというせりふを階段の上でこっそり聞いていたデンヴァース夫人。自分の好きなように生きることが生きがいだったレベッカ。病気を死ぬほど恐れていたレベッカ。

レベッカの死の理由を知ったデンヴァーズ夫人は、レベッカの白いナイトガウンを抱え、絶望的に階段を降り、そのままレベッカの部屋のベランダから外に向かってレベッカの名前を呼ぶ。(Rebecca (reprise)♪)

ここのデンヴァーズ夫人は史上最高。一オクターブ上げるところあり、このRebeccaの主題歌乗りプライズのなかでは、短いながら一番いい!!!!

<11場 コーンウォールの駅>
Jenseits der Nacht (Ich, Maxim)

紗幕が下り、大きな駅の映像が映る。プラットフォームで待ち遠しげな様子のマキシム。っていうか、駅に対してマキシムちっちゃ過ぎ。(笑)しばらく待っていると、電車が入ってくる。(この電車が入ってくる映像はかなりすごい!!!電車の足元からのあおった角度なので、自分が電車の下にいるような気分になる!)

電車から降り立ち、マキシムに飛びついて抱きしめる「私」。(ここ、実際は「私」は下手から走って登場するだけだけど、ちゃんと電車から出てきたように見える!)ここで、この舞台初めてのまともなラブソング。これから二人で手を取り合って生きて意向、みたいな曲ね。実際はHilf mir durch die Nacht♪のリプライズです。「崖に立ったら空を見上げt2羽のかもめを見よう♪」って言う箇所がいいわ。(Jenseits der Nacht (Ich, Maxim)♪)

この曲の間、ずんずん暗くなる背景の駅。木の間に星が見えてすごくきれい!と思ってると、なぜか駅が消えて、大宇宙に。。。ラブソングとはいえ、二人が駅から大宇宙に飛んじゃうのはちょっとやりすぎ?と思って、アンチラブソングの私は微妙に苦笑。(まあ、車で駅から家まで走って帰ってて、大宇宙は車から見える星空と思えばいいのかな)

でも、曲が終わって、マンダレイへの森の中の小道を車で走っていく映像は秀逸。そして、マンダレイに近づくにつれ、向こう側が異様に明るい事に気がつく。「私」は「まだ朝じゃないのに向こうがあんなに明るいなんて変ね」というとマキシムが「あれは朝日じゃない!マンダレイだ!」と叫び、二人は上手に走り出す。(原作はここでおしまい)

<12場 炎上するマンダレイ>
Manderley in Flammen (Ensamble, Frank)

紗幕の奥では、召使たちとフランクが火事だ!火事だ!と叫びながら、煙の中を逃げ回っている。紗幕の下と両側には火の映像が映され、舞台上は煙が立ち込め、赤い照明が緊張感を高めている。走り回る召使たちと対照的に、階段の上には白いナイトガウンを羽織ったデンヴァーズ夫人が遠くを見てじっとしている。紗幕の前には、マキシムと「私」と迎えに来たフランクが走り回っている。フランクがソロを叫んでいる。(このフランクのソロ迫力があっていいんですが、なにせ火がすごいので個人があまり見れない。。)

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召使たちが去った屋敷で、白いナイトガウンを着たデンヴァーズ夫人が手に持った燭台で階段の手すり手に火をつける。階段の手すりには火が走り、炎上する螺旋階段。(この螺旋階段の手すりの火は本物!!!すごすぎる!!!)

紗幕の前ではなすすべもなく立っているマキシムと「私」。マキシムは迫力のソロ(Gott Warum?のリプライズ)をフルパワーで歌っているが、やっぱり火がすごすぎて、あまりマキシムにまで注意が行かない。。

紗幕の火はどんどん大きくなり、すでに屋敷全体に火が回っている。屋敷には再び人影が見える。白いガウンの背中に火がついたまま、一人で逃げ惑うデンヴァーズ夫人。(この火も本物!それも、背中に火がついてるし!怖すぎる!!)

火に包まれたデンヴァーズ夫人が上手に走り去ってしまうと、いよいよ炎上も最終段階。遠くから見つめながら悲痛に歌うマキシムと「私」の顔にも赤く火が反射している。紗幕の炎はめらめらと所狭しと燃え上がり、火のついた螺旋階段はゆっくりと回転しながら地面に沈んでいく。

今までの舞台で見たことのないほどの迫力の演出。鳥肌立ちまくりで、舞台から目が離せない。。。マキシムと「私」の必死の声が聞こえてくるが、燃える屋敷から目が離せない!

マンダレイ炎上のフィナーレは、回転しながら落下する燃える螺旋階段の一番上についたシャンデリアがバチ!バチ!とものすごい大きな火花を散らすことで最高潮を迎える。もう、紗幕の奥の屋敷は燃える手すりとシャンデリアの火花以外見えないくらい暗く、見えるのは紗幕に映された抑えられないほどの炎と、崩れ行く瓦礫の黒い塊だけ。もう、観客は演出のすごさに感極まり、屋敷炎上してるというのに、ここは毎回盛大な拍手!!!!!この拍手はミュージカル史でも珍しい、歌手への拍手ではなく、演出への拍手!!!!本当に、歴史に残るすばらしい演出だよ。。

<エピローグ マンダレイの廃墟>
Ich hab getraeumt von Manderley - Reprise & Finale II (Ich, Schatten)

屋敷が焼け落ち、真っ暗になった紗幕の前に、一人たたずむ「私」。プロローグのIch hab getraeumt von Manderley♪を歌うが、心にしみるー。あんなに豪華できらびやかだった屋敷が焼け落ちる。。屋敷に住んでいた人だけではなく、私まで心が痛いよ。。

紗幕に映るマンダレイの概観。ノスタルジー。なくなっちゃって残念だなあ。。と思っていると、紗幕の向こうには、見慣れた皆さんが!屋敷の召使、ベアトリス、フランク、舞踏会への招待客など、今までのキャストの総集編がみんな立って、こっちを懐かしげにみている。泣ける!!!!(特にベアトリスが真ん中に立っているのが、なんかいい!)

次第に紗幕奥の照明がフェードアウトして、マンダレイの仲間たちも闇に消えてしまう。「私」の歌が終わり、紗幕がサーーっと開くと、舞台奥には、青い空の背景に包まれたマキシムが「私」を待っている!「私」はマキシムに抱きつき、二人の幸せな将来を確信する。

=幕=

カテコは普通のカテコで、BGMは流れるものの、もう一曲歌うとかはなし。ただし、カテコのあと、出演者が掃けた後でオケがもう一度演奏してくれます。これは最後まで聞いて、拍手を忘れずに!!!





ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



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2006-10-12 08:10 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
超長文、ウィーン版レベッカのストーリーや演出を覚えている限り全部!書きました!これで公演が終わっても隅々まで思い出せます(笑)

===

やっと書き上がりました。Rebeccaシーンごと解説。これを読めば見てない人も見た気になれる?これから見に行かれる方は、ご参考にどうぞ。(ネタバレしまくりなので、「ドイツ語わかるから解説いらない!」という方は読まないほうが緊張感が高まっていいかも)

長文ですのでごゆっくり。。


<<1幕>>
<プロローグ マンダレイの廃墟>
Ich hab getraeumt von Manderley (Ich, Schatten)

Rの文字のロゴが映されている紗幕に雲とも波とも取れる白いもやがかかり、紗幕の向こうが透けて見える。紗幕の向こう側には「私」がスカーフをかぶって立ちすくみ、Ich hab getraeumt von Manderleyと歌う。一声目から透き通った声でとてもきれい。

曲が進むにつれ、黒か茶色の衣装を着た「影」がスモークがたかれた舞台上でうごめく。ううむ。エリザの最初のシーンを髣髴とさせるなあ。っていうか、そのままでは。。これは「私」がマンダレイのことを回想していて、マンダレイにいた人たちを回想しているという設定なのね。(それにしてもエリザに似てる。。)紗幕には影や雲のようなものが映るほか、レベッカの影、マンダレイの影もかすめる。デンヴァース夫人は曲の一部で下手手前に立ってスポットを浴びているが、影のように消えてしまう。

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曲が終わるころには、「影」は舞台を去り、スモークも消え去り、1942年モンテカーールローーー♪という時点では紗幕が上がり、上から豪華で金ぴかな柱とエレベーターのセットが降りてくる。エレベータの奥のフロントデスクは下手から滑り出してくる。ほかに、スライドするミニ舞台に乗った珈琲テーブルが上手と下手の両方からひとつずつ出てくる。モンテカルロの客が座っている。上手側のみに舞台の一番手前には青い衣装に狐の襟巻きのヴァン・ホッパー夫人。「私」はソロが終わり、スカーフを外すと質素な格好で退場。

<1場 モンテカルロのホテルのロビー>
Du wirst niemals eine Lady(Mrs van Hopper, Ich)

ヴァンホッパー夫人が雇われ話し相手である「私」をロビーで大声で探している。「私」はエレベーターから現れ、ヴァン・ホッパー夫人にファッション雑誌を届ける。ヴァンホッパー夫人は「お前はレディーになんてなれるわけがない」と歌う。

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この歌を歌っている間に、フロントデスクに注目!真っ白なスーツに白い帽子をかぶった人物が向こうを向いて立っているが、この人がマキシム!(かなり気がつきにくいが、ここが重要!)ヴァンホッパー夫人の歌を聞かず、この男性に気がつく「私」。マキシムと「私」は歌の間しばらく視線を交換し、戸惑う。(このフロントデスクには、Andreも登場する。結構見てると面白い)

歌が終わり、マキシムは奥のフロントデスクからエレベーターに乗ろうとするが、ヴァンホッパー婦人に強引に名前を呼ばれて引き止められ、珈琲に誘われる。いやいやながらヴァンホッパー夫人のいるテーブルに連れて来られるマキシム。強引な夫人に不快感をあらわにしながらも「モンテカルロはどう思いますか?」と「私」に話しかけたりもする。マキシムはかなり早い段階で立ち上がり、その場を後にする。ヴァンホッパー夫人は気にせず、風邪を引いたかもしれないので、明日は一日ベッドで過ごすわ!と嬉しそうに言う

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<2場 ホテルのテラス>
Er verlor unerwartet seine Frau Rebecca (Ensemble)

翌朝。ホテルの入り口のセットが取り払われ、テラスになる。青と白の巨大ひさしが現れ、お客さんたちが舞台奥を指差している。ほかの部分は前のシーンと同じ。

ホテルの客はみな、マキシムと前妻レベッカのことを知っていて、うわさしている。(Er verlor unerwartet seine Frau Rebecca♪)マキシムが一番右側のテーブルに座って新聞(Financial Times)を読んでいる。ヴァン・ホッパー夫人が風邪のため、一人で朝食室に下りてきた「私」は、マキシムの横のテーブルに座ろうとして花瓶を倒してしまう。テーブルクロスがぬれたため、マキシムが自分と同席してくれないかと「私」に言う。朝食の席でマキシムに対して、自分の身の上(ヴァンホッパー夫人の話し相手として雇われ、旅先についていく生活をしている)を語る「私」。マキシムは近くの海の見える崖に車で連れて行ってあげると誘う。

(崖)
Am Abgrund (Ich, Maxim)

セットはすべて天井に引き上げられ、ミニ舞台と、舞台上に乗った客数組だけが舞台に残る。奥の幕は空の色。マキシムと「私」は舞台手前の崖方にオケの天井がくりぬいてあるところにやってくる。「私」は景色に感動するが、マキシムは上の空で暗い表情。(ここでアンサンブルの短い歌が入る)絵が趣味の「私」が崖の絵を描き、マキシムに贈る。「私」が父は絵描きだったが、なくなったと話すと、マキシムは「私と君は似ている。。一人ぼっちだ。。」といい、マキシムは「私」にキスして退場。

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<3場 ヴァン・ホッパー夫人のスィートルーム>
Zeit in einer Flasche (Ich)

「私」は崖デートから戻り、荷物が積み上げてあるのを発見する。(中幕手前。セットは水色のスーツケースの山。スーツケースはヴィトンかと思いきや、パチもの?(笑))ヴァンホッパー夫人は、モンテカルロが飽きたので、アメリカに帰ると告げる。急いでマキシムの部屋に電話しようとするが、通じなくてもう二度とマキシムには会えないと恐れる「私」。

一人残された「私」は幸せな時が色あせないように小瓶につめておけたら、と歌う。(Zeit in einer Flasche♪)このソロは派手さはないもののとてもきれいな曲なので、じっくり歌詞まで聴くとすごくいい!!!

(ちなみに、原作では「幸せな時を瓶に詰めて持っておきたい」というせりふは崖デートの直前で登場する)

曲の終わり(正確には途中)にマキシムが登場。「私」がヴァン・ホッパー夫人とアメリカに行かなければならないと知って、「じゃあ、アメリカかマンダレイか選ばないといけないねえ」と言う。続けて「マンダレイに僕と一緒に来ないか」というが、「私」は秘書として雇うとか、そういう意味だと思って誤解する。とうとうマキシムは「結婚したいか?」と聞くので私が戸惑っていると、「じゃ、しないならいいんだ。君は僕のことが好きだと思ったんだけどね」といって帰ろうとする。「私」は思わず「あなたのことはとてもとても愛してます!」といってマキシムに抱きつく。これで結婚決定。

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そこへヴァンホッパー夫人がやってくるので急いで離れる二人。マキシムにあえて大げさに喜ぶヴァンホッパー夫人(おもしろすぎる!!)マキシムが開口一番「彼女はあなたのお供をしてアメリカにはいけなくなりました」と告げて退場する。驚くヴァンホッパー夫人。それと同時に、前妻レベッカのことを引き合いに出し、「私」ではマキシムの妻にはなれないだろうとからかう。

(イタリア)
Hochzeit (Instrumental)

花嫁衣裳を着た「私」とマキシムが喜びいっぱいの新婚旅行。紗幕の映像はイタリアの風景。二人は幸せいっぱい。マキシムを見つけてお花を贈ろうとする少女から花を受け取り、「私」に上げたり、二人で記念写真を撮ってもらったり。(写真屋さんはRobertね)次第に紗幕の映像が森っぽくなり、森の向こうにマンダレイの館が見えてくる。

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<4場 マンダレイ邸の玄関ホール>
Die neue Mrs De Winter (Ensemble, Mrs Danvers, Frank Crawley)

紗幕の奥では、マンダレイ邸の玄関ホールで召使たちが忙しく新しいド・ヴィンター夫人を迎える準備をしている。ここで初めて螺旋階段お目見え。螺旋階段が客席のほうを向いている時は、玄関ホールという設定らしい。デンヴァース夫人やフランクが一部ソロを持つが、ほとんどアンサンブル。使用人たちが階段に集まってマキシムと「私」を迎える準備をしているところに、コートを頭からかぶった「私」とFirthに傘を指させたマキシムが登場。(外は大雨)

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マキシムは使用人たちに新しいド・ヴィンター夫人を紹介し、使用人たちに鷹揚に挨拶する。最後にデンヴァーズ夫人と「私」をひきあわせる。あいさつする際に「私」は手袋を床に落としてしまうが、自分で拾う前にデンヴァーズ夫人に拾われる(これは映画ではハンカチだったけど、重要なシーンね)。デンヴァーズ夫人はゲストの部屋を改築して「私」の部屋にしたことなどを告げる。

<5場 朝の執務室>
Sie ergibt sich nicht (Mrs Danvers)
Die lieben Verwandten (Beatrice, Ich, Giles)

上から2枚の金色の壁が斜めに降りてくる(これはけっこうすごい!)右側の壁には扉があるが、実際に出入りするのは二枚の壁の間の空間。(これで出入り口とわかるのすごい!中央には巨大なガラスのケースに入った蘭の花。上手手前に赤い重厚な書き物机。机の上には電話、天使の陶器とRのイニシャルの入ったノートや便箋がおいてある。ここはレベッカの書斎、朝の執務室。デンヴァーズ夫人が一人部屋を歩き回っている。

デンヴァーズ夫人は欄の花にほおずりせんばかりに近づき、レベッカについてのソロを歌う(Sie ergibt sich nicht♪)。「彼女は誰にも屈しなかった。誰よりも強く、死ですら彼女を上回ることは出来なかった」この曲は非常に繊細で不気味!!!すばらしい!!!

マキシムが忙しいので、一人で屋敷の探検をする「私」は、この部屋に迷い込む。。デンヴァーズ夫人が、部屋の解説をする。蘭の花はレベッカの一番好きな花。机の上の陶器の天使はとても高価なものであることなど。歌が終わると「私」に「お手紙を書かれるでしょうから?といって部屋を出る。(「私」には手紙を出すような相手もいない)

「私」は陶器の天使を見ようとして持ち上げるが、壁の向こうから話し声が聞こえたのでびっくりして落として割ってしまう。その直後、マキシムの姉ベアトリスと夫のジャイルズが入ってくる。机の後ろに隠れる「私」(ここはなんとなく隠れ方が面白いので笑ってしまう。。)二人に見られないようにこっそり割れた陶器を引き出しに隠して、正座のような格好になって「こんにちは」という「私」。それを見てびっくりのベアトリス。

ベアトリス(略称でビーと呼ばれることもある)は姉御肌のとてもフレンドリーなお姉さん。ジャイルズも愛想のいいおじさんで、「私」と打ち解ける。(Die lieben Verwandten♪)この曲は楽しそうだし、今までの暗ーいムードを一掃してくれるので結構好き!

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<6場 読書室>

Bist du Gruecklich? (Ich, Maxim)
Bust du Boese? (Ich, Maxim)

前の曲の終わり辺りから画面転換が始まる。舞台装置は再び螺旋階段。ただし、階段の下は大きな本棚になっていて、本棚のほうが客席を向いている。この形になったときは、場所は「読書室」。手前には革のソファーと低いテーブル(上はチェス版になっている)。上手にブランデーが入った地球儀。

夜、「私」とマキシムが読書室で楽しそうにチェスをしている。最後は「私」がチェスのゲームに勝ち、賞品としてキスをゲット☆(ここがマンダレイで唯一ラブラブのシーンなんじゃ。。)そして、ラブラブの歌、Bist du Gruecklich? ♪

マキシムは、若い「私」がマンダレイで退屈していないか気にしている。「私」は毎年恒例の仮面舞踏会を復活させたいというと、マキシムは最初反対するが、そのあと快く承諾する。ラブラブな二人☆

そこへデンヴァーズ夫人が入ってきて、(明らかにラブラブの邪魔!)陶器の置物がなくなったことをマキシムに報告する。「私」はすかさず、自分が壊したこと、言い忘れていたことを告白し、その場は丸く収まるが、「私」が屋敷の回りの人々がマキシムは「私」のことを噂したりしてるかも。。というと、いきなりキレルる。(Bust du Boese?♪)二人はけんかして、後味の悪いまま読書室を後にする。


<7場 東翼のスィートルーム>

Hilf mir durch die Nacht (Ich, Maxim)

下手からミニ舞台に乗ったベッド(後ろに金の壁)。「私」が白いネグリジェで登場し、一人ベッドに入る。上手には半分隠れた螺旋階段の上にマキシムが立ち、タバコに火をつける。二人は夜を別々に過ごすのか?「私」はマキシムの突然の怒りに呆然としている。マキシムはレベッカの影におびえている。館のまったく別々の場所で、二人はHilf mir durch die Nacht♪のデュエットを歌う。(←この曲、すごくきれいで素敵!Uweキャノンも堪能。ラスト、Uweの声のほうがWiestkeより上をうたうところがあるんだけど、すごい迫力!!!)

途中でマキシムは階段を降り、図書館のイスに一人座り、一人で過ごす夜の辛さを歌う。最後は「愛とは何か見せて欲しい」と言って終わる。


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<8場 ベアトリスの家>
Was ist nur lost mit ihm?

前幕が下り、右からベアトリスの赤い鏡台がミニ舞台に乗って登場。左側にはゴルフの服を着たジャイルズがベアトリスに出発を促すが、ベアトリスは電話中なので、ジャイルズはあきらめてゴルフに行ってしまう。(このジャイルズがあとのゴルフ場のシーンに登場)ベアトリスの電話の相手は「私」で、おそらく昨日の夜のマキシムがキレたことを相談している様子。電話が終わると、ベアトリスはマキシムの不安定な性格を心配して歌う。「私は自分の弟をよく知っているけれど、こんなにひねくれてしまったのは、よっぽど絶望的なことがあったに違いない。」(Was ist nur lost mit ihm?♪)

<9場 レベッカの部屋>
Sie war gewohnt, geliebt zu werden (Mrs Danvers, Favell)
Rebecca (1) (Mrs Danvers)

場所が変わって優雅な白いカーテンの沢山かかった部屋。上手手前には水色の豪華な鏡台。鏡の上には蘭の花がかかっている。奥のカーテンの向こうには、うっすらと大きなベッドとベランダが見える。

上手から走って部屋に入ってきた茶色の服の男。口ひげがあり、なんとなく横柄で感じが悪い。これがジャック・ファヴェル。レベッカの「お気に入りのいとこ」。ファヴェルの後からデンヴァーズ夫人がゆっくりと部屋に入ってくる。

マキシムがロンドンにいって不在の間に、デンヴァーズ夫人がレベッカの部屋にファヴェルを招きいれた様子。ファヴェルは美しいレベッカの部屋でも勝手気ままに振舞い、ベッドに土足で寝転んだりしている。それを見て眉をしかめるデンヴァーズ夫人。

ファヴェルは自分がレベッカの愛人だったことをほのめかす。デンヴァーズ夫人は「レベッカにとって愛は遊びに過ぎなかった。いくらファヴェルがレベッカの愛人だったからといって、それは何も意味しない」という。

「私」が部屋の入り口で迷っているが、ファヴェルに見つかる。ファヴェルはやたら馴れ馴れしくし、自分の訪問のことをマキシムに言わないように口止めして去る。

デンヴァーズ夫人は、口止めのお返しに舞踏会の衣装のヒントとしてロライン・ド・ヴィンターの衣装を着ることを勧める。このアイデアに乗り気な「私」はマキシムに言わないようにお願いする。

デンヴァーズ夫人は「私」にレベッカの部屋を案内する。白い幕が上がると、大きくて優雅なベッドとベランダが明らかになる。ベランダの大きな窓を開けると海から風が吹き込み、かもめの声が聞こえる。(風とかもめの音と揺れるカーテンだけで窓の向こうが海とわからせる演出はすごい!)デンヴァーズ夫人が、「海がレベッカの名前を読んでいる」というと、アンサンブルのささやき声で「レベッカーーー。レベッカーーー」と聞こえる。(このささやき声は、この時点ではちょっと笑っちゃうけど、後で結構効果的)

この海のささやきが引き金となって、テーマ曲Rebecca(1)を歌うデンヴァーズ夫人。ベッドの上にあるレベッカの白いナイトガウンを大事そうに手に持ち歌うデンヴァーズ夫人。このレベッカの慕いように気味悪がる「私」。1番と2番の間に再び「レベッカー」ささやきが。さっきはちょっと不自然だったけど、今回はかなり不気味でいい感じ。曲の2番に入ると、デンヴァーズ夫人は「私」をレベッカの鏡台に座らせ、レベッカのナイトガウンを着せて思い出話をする。

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2番のサビではアンサンブルの声がどわーーっと加わってすごい迫力!!!普通、存在しないアンサンブルの声が聞こえてくるのはあまり好きじゃないんだけど(マンマミーアとか)、今回は家具やレベッカの衣装がすべてレベッカを呼んでいるという雰囲気がして違和感がないどころかすごい迫力!!!そんな中でどっかーーーーんと声を響かせるデンヴァーズ夫人がまたすごい!!!!!!!


<10場 ゴルフクラブ>

Wir sind Britisch (Ensemble)

まあ、マジメなシーンの間に楽しいシーンを入れるというわけですね。あまり意味のあるシーンとも思えないんですが、楽しいのでまあよしとするか。前幕が下りて、ゴルフ用の小山が三つ出てくる。この三つの小山とレトロなゴルフ衣装を着たアンサンブルでゴルフシーンになるのがすごいねえ。(しかし、今までゴルフシーンが出てきたミュージカルなんてなかったかも。。)

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アンサンブルの皆さん(ジャイルズ、Firth、ロバートも混じっている)が仮面舞踏会に行くのを楽しみにしていて、新しいド・ヴィンター夫人のことを意地悪にうわさしている。ここはアンサンブルの皆さんが結構遊んでるので、見てて楽しい!!このシーンは手の振り付けを真似して楽しむとか、ファンには結構遊びやすいかもね。

<11場 ボート小屋>
Sie's fort (Ben)
Gott, Warum? (Maxim)

楽しいシーンの後は暗いシーンね。盆が回って、下手にボート小屋(二つの高い建物。建物のひとつには扉がついている)と舞台中央に木の質素な階段が見える。

Benが3つの貝で遊びながら、気味の悪い歌を歌っている。(Sie's fort♪)歌の内容は、「彼女は行ってしまった。おぼれて沈んでいった」というもの。これはレベッカの事を指しているのか?Benは知的障害があるらしく、ミステリアス。(しかし、この役者さんすごいわ。。歌うまいし演技もいい。。)

そこへ、相変わらず暇なので、館を探検している「私」がやってくる。おびえるBenに怖がらなくていい、といい、やさしくする。Benは昔のド・ヴィンター夫人に合うのを怖がっているとわかった「私」はド・ヴィンター夫人はもう死んだので帰ってこないと知らせる。Benは「私」のことを「天使のようにやさしい」といい、怖がらなくなる。

そこへマキシムが「私」を探している声が上から聞こえてくる。「私」がボート小屋にいるというと階段を下りてくるマキシム。やってくるなりいきなり「何でボート小屋なんかにキレんだ!」とキレるマキシム。
意味がわからず、おびえて走り去る「私」。

マキシムは一人残され、目頭をつまんで苦悩する。なぜマンダレイに戻ってきたのか?レベッカの影に付きまとわれるマキシム。(Gott Warum?♪)この曲はすごい。Uweキャノン炸裂!!!!!!それも、曲がかっこいい!!!!それに、最後のクライマックスのUweの声量と迫力がもうすごい!!!!!どっかーんと後ろに吹き飛ばされそうになるから!!!!

<12場 フランクのオフィス>
Ehrlichkeit und vertrauen (Frank)

前幕が下り、上手側にフランクのオフィスの机。フランクはFirthと話しているが、「私」が入ってくるとFirthを帰す。「私」は仮面舞踏会にヴァン・ホッパー夫人を招待するための手紙を持ってきた。手紙をフランクに渡してしまうと、フランクにレベッカのことを質問する「私」。前夜のボート小屋でのマキシムの怒り方にショックを受けたらしい。。(しかし、毎回マキシムがキレるたびに誰かに相談してるよね。。。)

フランクは、「レベッカは今まで見た中で一番美しい女性だった」と複雑な表情で話す。(ここ、ミュージカルでは語られませんが、原作では実はフランクもレベッカに激しく誘惑され、一晩をともにしたことがあるのです。。そりゃ、複雑だわ。。)しかし、「私」のほうを振り返り、「私」とレベッカはまったく違うので、比較なんで着ない、といいます。「誠実さと信頼が一番の美しさなのです」と「私」に言い、元気付ける。

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「私」は安心して退場するが、その後一人残ってもフランクは歌い続ける。よっぽどレベッカのこと「怖かった」んだろうねえ。。このソロ、短いけどすごくいいです。Andreはフランクにぴったりだ!!!

<13場 マンダレイのホール>
Der Ball von Manderley (Ensamble)
I am an Americal Woman (Mrs Van Hopper)

前幕が開くと、螺旋階段は玄関ホールの位置。螺旋階段の手前には、赤い衣装を来た5組のカップルが踊っている。(確か一番右がベアトリス&ジャイルズ。アラビア風の衣装。縞々で背中に7の数字がついているのがChristophで、左側にいる変な帽子の人がHenrik。)上手一番端っこには、ローマ人の衣装を着た判事が立っている。

螺旋階段の上には、ギリシャの戦士のカッコをした女性が立ち、その上にはモーツァルト(爆!!!)の衣装を着た男性とマリーアントワネットみたいな服を着た女性が立っている。(Der Ball von Manderley (Ensamble))

マキシムが階段の上から普通のタキシードで入ってくる。(ほかに二人タキシードの人がいるが、ひとりはRobert D Marx もう一人は召使のロバート役(ややこしい。。))

そこへ、下手からサーモンピンクの平べったい派手派手な衣装を着たヴァンホッパー夫人が登場。最初は戸惑っているが、判事を見つけると口説きにかかる。というか、判事どころか会場にいる男全員を取り巻きにしちゃう、すごいヴァン・ホッパー夫人!!!(I am an Americal Woman♪ (Mrs Van Hopper))



もう、この曲はめちゃめちゃ楽しい!!!!この舞台の中では一番楽しく盛り上がるよ!!!!!ブロードウェイっぽい雰囲気の曲で、最初は二人のタキシードの男(お盆を持ってる)を取り巻きに、そして、全男性を回りにはべらして派手派手ダンス!!!!!もう、赤とピンクで派手すぎる!!!!大盛り上がり!!!それに、歌もすごすぎる!!

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!!曲が終わるとショーストッパー必至!!!!

<14場 衣裳部屋>
Heut Nacht verzauber ich die Welt (Ich)

ここで初めて螺旋階段が回転する。曲が終わって螺旋階段が乗った小さいほうの盆が回りながら沈み、お客さんたちは盆とともに下に沈む。これで、雰囲気は2階の部屋に来たよう。

2回の「私」の部屋では、ベアトリスがそろそろ舞踏会に姿を現すようにせっついてる。「私」はまだ服の準備が出来ていないので、ミニスカートのようなものをはいている。後ろではTinaさん(クラリス役)が髪形を治している。やっと準備が出来たので、床に広げた白いスカートをつけながら、今夜は私が主役だとわくわくして歌い上げる。(Heut Nacht verzauber ich die Welt (Ich))

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「私」の衣装は真っ白なドレスに白いシルクハット風の帽子。下手したら1幕最後だし、女主人公のお披露目シーンだし、白い衣装だし、エリザの1幕最後風になるんじゃないかと心配してたけど、かろうじて、帽子があったから全然別の衣装に見えてよかったよ。。
<15場 マンダレイのホール>
Finale erster Akt (Mrs Danvers & Ensemble)

さて、準備が出来螺旋階段をゆっくりと降りる「私」。Ladies and Gentlemen, Mrs de Winter!というアナウンスがかかる。螺旋階段は「私」が歩いて降りるのと同時に回転して上がってくるので、「私」は常に舞台の中央にいる感じ。螺旋階段が上がりきって、舞踏会のお客さんたちは階段の上のほうにいる「私」を見上げるが、反応がおかしい。

しーんとするお客さん。マキシムはすごい勢いで階段を駆け上がり、「お前何しとんねん!」とキレる。

ヴァン・ホッパー夫人が「どうしたっていうのよ?!」と大声を上げるが、ベアトリスが「静かに!あの服は去年レベッカが来た服よ!」という。マキシムは激怒し、部屋にもどれと怒鳴り、おびえた「私」は階段を駆け上がる。

ここで、大きいほうの盆が回転し、本の見えるほうが客席に向く。その結果、舞踏会の客は盆に乗って下手脇のほうに移り、螺旋階段の奥に隠れていたデンヴァーズ夫人が舞台上に姿を現す。勝ち誇るようにレベーーーッカーーーーー♪と歌うデンヴァーズ夫人。階段の手すりで泣き崩れる「私」、階段の上り口で座りこんで顔を押さえて苦しむマキシム。この三人にぴたっとスポットが当たり、対立が浮き彫りに。ああ、このマキシム泣けるよ!!!!!!!!最後はデンヴァーズ夫人がキッと階段状で泣き崩れる「私」を見上げて幕。

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(2幕に続きますー)



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2006-09-28 07:18 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
ああ。もう、とりあえず今回のレポはこれげ打ち止め。30日に一般公開プレミアに行くので、ストーリー解説の詳細はそのあとに書きます。。(一週間経つと記憶が薄れてきた。。)

●客席編

今回はプレビュー公演なので、客席もかなり変わった感じ。私たちが座っていた2Rangは会員専用席。1Rangは関係者専用席らしい。

休憩時間に1Rangに行ってみたんだけど、見れたのはRobert D Marx(ほんとはアンサンブルだけど、今は別公演に出てる)とチケットオフィスのお兄さんくらいでした。御大とかは休憩時間は楽屋裏かなあ。

ちなみに、TadWのモギリで働いてて、いまはライムント劇場の2Rangのクローク係の長髪のお兄さんは、いまだに私のことを覚えていて、ちゃんと挨拶してくれました。こういうことの積み重ねがあると、劇場が我が家って気がしてくるよねー!

しかし、2Rangは明らかにほかの階と熱気が違って、もう、ひゅーひゅーがすごかった!!!!!!!多分、夏中ライムント劇場に来れてなかった分、シャウトがたまってたのね!!!私なんて、一曲目終わった時点でシャウトしたら、すごい気持ちよくて、「ああ!!!シーズンが始まった!この快感がいいんだ!」ってすごい懐かしかったよ。。。

もちろん、公演は始まったばっかりでまだリピーターポイントはないんだけど、微妙な客席の反応にちょっと笑った。。だって、マキシムが「私」にいきなり結婚しようって言うところ、あまりにも唐突過ぎて(R&Jのロミオの「結婚しよう」発言並。。)客席から苦笑気味の拍手。はいはい。おめでとさん、的は拍手に爆笑したよ。。

●ストーリーシート編

最後に、ストーリーシートの和訳(曲のタイトルはドイツ語のまま)を載せておきますね。

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<<1幕>>
<プロローグ マンダレイの廃墟>
Ich hab getraeumt von Manderley (Ich, Schatten)

<1場 モンテカルロのホテルのロビー>
Du wirst niemals eine Lady(Mrs van Hopper, Ich)

<2場 ホテルのテラス>
Er verlor unerwartet seine Frau Rebecca (Ensemble)

(崖)
Am Abgrund (Ich, Maxim)

<3場 ヴァン・ホッパー夫人のスィートルーム>
Zeit in einer Flasche (Ich)

(イタリア)
Hochzeit (Instrumental)

<4場 マンダレイ邸の玄関ホール>
Die neue Mrs De Winter (Ensemble, Mrs Danvers, Frank Crawley)

<5場 朝の執務室>
Sie ergibt sich nicht (Mrs Danvers)
Die lieben Verwandten (Beatrice, Ich, Giles)

<6場 図書館>

Bist du Gruecklich? (Ich, Maxim)
Bust du Boese? (Ich, Maxim)

<7場 東翼のスィートルーム>

Hilf mir drch die Nacht (Ich, Maxim)

<8場 ベアトリスの家>
Was ist nur lost mit ihm?

<9場 レベッカの部屋>
Sie war gewohnt, geliebt zu werden (Mrs Danvers, Favell)

<10場 ゴルフクラブ>

Wir sind Britisch (Ensemble)

<11場 ボート小屋>
Sie's fort (Ben)
Gott, Warum? (Maxim)

<12場 フランクのオフィス>
Ehrlichkeit und vertrauen (Frank)

<13場 マンダレイのホール>
Der Ball von Manderley (Ensamble)
I am an Americal Woman (Mrs Van Hopper)

<14場 衣裳部屋>
Heut Nacht verzauber ich die Welt (Ich)

<15場 マンダレイのホール>
Finale erster Akt (Mrs Danvers & Ensemble)


<<二幕>>
(オーバーチュア)

<1場 レベッカの部屋の入り口>
Und das und das und das (Ich)

(レベッカの部屋)
Rebecca - Reprise (Mrs Danvers, Ich, Schatten)

(窓辺)
Nur ein Schritt (Mrs Danvers)

<2場 海辺>
Strandgut (Ensemble, Ich, Frank, Favell)

<3場 ボート小屋>
Sie's fort - reprise (Ben)
Du liebst sie zusehr (Ich)
Kein Laecheln war je so kalt (Maxim)

<4場 朝食室>
Die Staerke einer Frau (Beatrice, Ich)

<5場 廊下>
Die neue Mrs De Winter - reprise (Ensemble)

<6場 朝の執務室>
Mrs de Winter bin Ich! (Ich, Mrs Danvers)

<7場 法廷の廊下>
Die Voruntersuchung (Ensemble)

<8場 図書館>
Eine Hand Waescht die andere Hand (Favell)
Sie's fort - reprise (Ben)

<9場 ロンドン/マンダレイのホール>
Sie fuhr 7n um acht (Ensemble)
Keiner hat sie durchschaut (Maxim)

<10場 窓辺>
Rebecca - reprise (Mrs Danvers, Schatten)

<11場 コーンウォールの駅>
Jenseits der Nacht (Ich, Maxim)

<12場 炎上するマンダレイ>
Manderley in Flammen (Ensamble, Frank)

<エピローグ マンダレイの廃墟>
Ich hab getraeumt von Manderley - Reprise & Finale II (Ich, Schatten)

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●全体のまとめ

ストーリー編を端折ってしまいましたが、今週末あたりにちゃんともう一度舞台見てから書きます。(これは一度書いてしまえば何度も書かなくていいので。。)

とにかく、Rebeccaはすごかった!というか、私好み?暗くてどよーんとしてて、心理戦で、ラブストーリーが少なくて、歌の迫力がすごくて、演出で鳥肌!!!

R&Jがツボだった人にとっては、Rebeccaはどうかわからないけど(若者(特に若い男)もダンスシーンも少ないし。。)、エリザやM!がツボだった人にとってはかなりいいかも。

とにかく、「死」の影がちらつくのはウィーン人好みだし、悲劇的キャラってこっちでは受けるよね。。最後のハッピーエンドも完全にハッピーじゃないので(マンダレイ炎上するし)、その辺が暗ーくていいかも。

まあ、いくつか気になったところもあったので、プレビュー公演の後のアンケートに書かせてもらいました。かなりたくさん書いた(それも英語とドイツ語混ぜて。。)ので、どうなるかわからないけど、気になったところは改善されてたらいいなあ。(少なくともUweのアメリカ英語。。)

というわけで、再度ウィーンのミュージカルの底力の強さを思い知った公演でした。あとはチケットが売れてくれれば言うことないんですが。。



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2006-09-26 07:10 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
●キャラ編

・「私」Wietske van Tongarn

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まず、最初にWietskeにはお疲れ様!といいたい!!!!最初のIch hab getraeumt von Manderleyから始まって、8割がた出ずっぱり!ソロも4,5曲あるんじゃ?っていう勢いだし、デュエットも多い!(マキシム、ダンヴァーズ夫人、ヴァン・ホッパーズ夫人、マキシムの姉、フランクなど。。)ほんと、こんなに歌が多かったら声が大丈夫か心配だよ。。

でも、Wietskeはとても透明感のある声で歌もうまかった!エリザのセカンド時代は、やっぱりMayaさんに比べると迫力がなあ。と思ってたけど、こういう若い娘の役ならぴったり!高音がMayaさんほどどっかーーんと出なくてもいい歌が多いしね。あと、Uweとのデュエットが2曲ほどあるけど、声が合ってるのか、聞いていてすごくいい!やっぱり声の相性ってあるよね。

「私」の役は演技も難しいんだよねー。初恋で、シャイな21歳の小娘が、2回りも年上の人(それも、キレやすい(爆))と結婚して、愛を発見し、強さを発見していく、という、女性の成長を描いた物語でもあるので、1幕と2幕では違う演技が要求される。1幕は首をすくめたような立ち方をしておどおどしているので、幼さがよく出てたと思った。

2幕(特に、ボート小屋でのマキシムの告白シーン)以降では、ベアトリスとのデュエット「恋をした女の強さ」を境にどかんとパワーアップ!ダンヴァース夫人を押しのける強さ!なんか、女は本気になると怖いよ、って感じだけどね。

製作発表の時に、「強い女性を描きたい」といわれていただけあって、この、「私」の成長はレベッカの重要なテーマなのだ!よく考えると「強い女」ミュージカルってあんまりないような。。

少しだけ難を言わせてもらうと、この、「幼い小娘」から「強い女」になる過程が、結構どっかーんって感じだったので、わかりやすくていい反面、段階を追ってない気がしたんだけど、気のせいかな?特に一幕では、マキシムがいきなりキレたり、ダンヴァース夫人にいじめられたりしながら、ちょっとずつ大人になっていくって言うところがあまり演技に出てなかった気がするなあ。。

まあ、まだほんとに初日なので、今後に期待ですが、言うまでもなく初日のプレッシャーをはねのけ、出ずっぱりで歌いまくり、すばらしい舞台にしてくれた、ウィーンの新しいスターWieskeに大きな大きな拍手を送りたいと思います!!!!やっぱりRebeccaの主役はマキシムじゃなくて「私」だったよ!!

・マキシム(Uwe)

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なんかねえ、今までUweは生で3回見てるんですが(DIVA2004(東京)、Mitsukoコン(ウィーン)、M!コン(ウィーン))、ウィーンで二回見た時はどちらもあまりにもやばやばだったので、かなり評価が下がってたし。。やっぱりトートは過去の栄光で、もう今はだめになっちゃったのかな。って、ファンもやめかけだったし。。

なので、今回のマキシムも、正直言って全然期待してなかったのです。。だって、Uweって練習したらうまいけど、練習してなかったら、練習不足が丸出しで。。(Mitsukoコンとか。。)今回は初日前だし、練習不足もありうると思ったんだけどね。。

そして、舞台が始まっても、ずーーーーーっと歌がない!!!相手役のWietskeはでずっぱりで歌いまくりなのに、モンテカルロでも歌わないし、一部、しゃべりながら歌うところがあるんだけど(マンダレイ到着のシーン)、ここでは、あの、Uwe節(悪い意味で。。)が出たので、あっちゃーーとちょっと頭を抱えちゃったし。。っていうか、せりふ自体あんまりないし。。もう、「ああ。。。Uweが歌えないからソロ削られたのかな。。」とか、適当なこと考えてました。。

ところが!1幕後半ボート小屋のシーンでソロが!ソロだよ!!大丈夫かUwe!!!!!!

しかし、そんな心配はご無用でした!!!!!いやあ、もう、サビでは吹っ飛ばされるかと思った!!!!すごい声!!!!!!!めっちゃ迫力!!!!!!これぞ本物のUwe!!!!!!!伊達にドイツ語圏で一番有名なミュージカルスターじゃないよ!!!!まじで、このUweのソロには感動した!!!!!!!!

もう、この一曲で一気にUweを見直したよ!すごいよ、Uwe!!!!!いや、まじで、男性でここまで歌声をどっかーんと客席に運んでくれる人は見たことがないよ!もう、Uweキャノンといってもいいほどの声の迫力!!!!!

2幕の前半で、ボート小屋で「私」にレベッカとの関係を打ち明ける重要なシーンでは、聞き役の「私」に向かってUwe炸裂!!!!!!!もう、すごすぎる!!!これはただのソロじゃなくて、演技も必要だし(回想しながら解説する)、緊張感も高めないといけないし、きれいに歌えばいいだけじゃないのだ!そんな難しい歌を、びしっと決めてくれたUwe!!!!!!この曲は多分この作品中一番の難曲だよ!!!!すごいよ!!!!!!

2幕後半、駅で「私」を迎えたマキシムが、やっと二人の愛を確かめるデュエットを歌う。(ここ、背景が宇宙になるのでちょっと大げさで笑っちゃうんですが)ここもWietskeとの声の相性がよくて、すごくいい!!!この曲は、ハッピーエンドだーー!って曲なので、思いっきり歌ってもらえばいいんですが、ほんといいよ!!!

というわけで、Uweの歌、完全に見直しました。またファンに逆戻り。。(苦笑)

それじゃ、歌以外のところも分析。。えっと、化粧がちょっとすごくてびっくり。マスカラが目の下についてるのか、目の下に黒でアイライナーを入れてるのかわからないけど、目の下が黒い!ちょっとオペラグラスで見るのが怖いかも。。あ、あと、髪は黒いです。製作発表の時よりも伸びたかな。分け目がなんとなく微妙なんですが、これは角度によるかも。

身長は、Wiestkeよりも微妙に高いので、まあOKでしょう。ブーツはいてるかどうかまではチェックしてなかった。。今度見た時にちゃんと見ておきます!ただ、身長に染み付いたくせは、悲しいかな、消せません。。。マキシムと「私」がキスするところは、ストーリー中だけでも6,7回あるんだけど、Uweのキスって独特なの!!!!

これに気づいたときは笑ってしまったんだけど、Uweのキスって、なんか、下から来る感じなの!!普通男性がキスする時って、上から来るでしょ?それがUweの場合は下から回り込んでくるの!もう、気になって気になって!!!

やっぱり彼氏(もうフィアンセだね)はUweより大きいから、Uweは下から甘えるようにするキスのくせがついちゃったんだね。。WietskeはちょっとUweより低いんだけど、それでもUweは下からのキスを無意識にしてしまうのか!これもフィアンセの愛の証!(←何言ってるんだ、私(爆))というわけで、ひそかにUweキスをはやらそうと企んでいます。誰か協力してくれないかな。。

キスと言えば、回数が多い!前書いたけど、ストーリー中だけでもキスシーンが4、5回(モンテカルロ、ボート小屋、裁判、宇宙のシーン)。ひとつのシーンで複数回することもあるので、延べ普通に7回越えてると思うよ。。。おまけに、この日はカテコでさらに5回以上!!それも、ディープ!!!!Uweがゲイってわかってるから「ふうん」程度で済むけど、Uweがストレートだったら、Wietskeは真剣にびびると思うよ。。Uwe実はキス魔。。しかしWietskeはゲイのUweに一日10回以上キスされて(それも毎日!)どんな気分なんだろう。。。

さて、キスについて語りすぎた。。(苦笑)後残るは演技ですが、これはまあ、いいんじゃないでしょうか?前半はちょっと緊張してたのか、演技の幅が少ないかなあとは思ったけどね。私は、原作のマキシムの、モンテカルロでの紳士的でニヒルで他人を馬鹿にしたような態度がすごく魅力的だと思ったんだけど、Uweはもう一息な気がした。。あのマキシムの雰囲気がUweにぴったりだと思ってるので、ぜひ今後慣れてきたらあのマキシムにしかない魅力を出して欲しいなあ!あと、フランクと親友のはずなんだけどいまいち仲よさげじゃなかったのはなぜ?

2幕に入ると演技はぐっとパワーアップ。マキシムってキレやすい性格なんですが、Uweがキレると結構怖くていい感じだ。。それに、マキシムの弱さが出てきて、その弱さをカバーしようとする様子がいい!!!「私」にだけ自分の本当の姿を見せるけど、ジャック・ファヴェルの前では、どんなに立場が弱くなろうとも、威厳を保ってるんだよね!痛々しくてよい!!!!

あ、もうひとつ突っ込むことがあるんだった。。Uweアメリカ英語はやめてくれ。。。イギリスの貴族なのに、べたべたのアメリカ英語。。いや、彼氏(フィアンセ)がアメリカ人だから、Uweの英語がアメリカ英語なのは別にいいけど、舞台に上がったら英国紳士なんだから、マキシムをメアアアキシムといったり、マンダレイをメアアアアンダレイというのはやめてくれーー!!これは、同行した友達もかなり眉をひそめていたので、二人して最後のアンケートにきっちり書かせてもらいました。

・Mrs. Danvers(Susan Rigvava-Dumas)

やっぱり、誰に言わせても、ダンヴァース夫人がやっぱり一番印象に残ったキャストだったと思うよ!もう、ダンヴァース夫人すばらしすぎる!!!!映画でもすごいうまい人で、ダンヴァース夫人の出来で作品の出来が左右されちゃうくらい重要な役なんだけど、Susanさん、完璧!!!よくこんなにぴったりの人を見つけたもんだよ。。

黒い衣装がまた似合う!多分、ほんとはすごくきれいな人なんだろうけど、髪をひつ積めてあげているのですごく厳しい印象。立ち姿もきりっとしてて怖いよ。。

そして、歌が!!!!歌がすごすぎ!!!もう、こういう冷たくて怖い歌を歌わせたら天下一品!もう、私が書いても説明できないくらい鳥肌立つので、これは実際目で見てください。。もう、1幕の最後のレーーベッカーー♪は震えが来たよ。。2幕最初の「私」に飛び降り自殺を勧めるところも怖いし!!!!あと、あのキーになる、レベッカの部屋を案内するところが気味悪すぎ!!!

最後のシーンはレベッカの白いナイトガウンを着て、マンダレイとともに炎上。今まで黒い服だったので、ここで白いガウンを羽織るとまた新しい印象でいい感じ。

ほんと、この舞台を見た人の8割が「一番よかった役者は?」という質問に「ダンヴァーズ夫人」と答えるはず!もう、ぜひ彼女のダンヴァース夫人を目に焼き付けてください!

・Jack Favell (Carsten Lepper)

悪役。後半にソロが一曲。それほど目立たない悪役なのは、やっぱりダンヴァース夫人が怖すぎるから?この人、元トートでルキーニなんだけど、ちょっとトートやルキーニの声としては好きじゃないんだなあ。。でも、ファヴェルだと悪役っぽい声と顔で合ってるかも。

でも、演技は、なんかねえ、、ちょっと浮いてた気がするのは私だけ?私のイメージでは、ファヴェルは意地汚くて強欲で自分は女にモテモテと思ってる、不良中年の腐った感じなんだけど、ちょっとこのファヴェルはきれいすぎ。もうちょっとべちゃーっとした悪さを出して欲しかったなあ。。

ソロは悪くて楽しい曲で、曲自体はいいんだけど、Carstenがやるとちょっとなあ。。小ざかしい狐って感じなので、歌のインパクトに欠けるんだよなあ。。その上、あの手紙を持ち出すシーンの後、一気にいなくなっちゃうし。本では最後までうっとうしいのについてきて、ほんといやなやつだったのに、案外あっさり消えちゃうのね。。と思った。

・Mrs van Hopper(Carin Filipcic)

Carinさん!さすがウィーンのミュージカルファンのおばちゃんスター!!!!R&JのショーストッパーのCarinさんがRebeccaでこんな脇役になるからどうしようと思ってたけど、Carinさんは周りがほっておきませんよ!!!

ヴァン・ホッパー夫人は、原作では超脇役なんだけど、Carinさんのために舞台で出番が増えるし(それも一番盛り上がるシーン)、ソロ2曲もあるし、舞台の盛り上げ役立ったよ!ま、全体的に静かなキャラが多いので、ヴァン・ホッパー夫人くらいしか盛り上げれるキャラがいないんだよね。。

モンテカルロのホテルのシーンも、いきなりノリノリのソロで緊張気味の舞台を一気にほぐすし、仮面舞踏会の派手派手ソングは、もう楽しすぎ!!!!!!(周りで一緒に踊ってる皆さんも面白いけどね。。)

ほんと、Carinさんがウィーンに残ってくれてよかったよ!これからもショーストッパーを続けてくれるに違いない!

・Beatrice (Kerstin Ibald)

エリザでエステルハージー夫人だったKerstinさん。ファンは結構しっかりついてるものの、あまり日の当たる役じゃなかったよね。。今回のベアトリスはマキシムの姉で、しっかりしたいい人。ソロもデュエットも重要なのがあるので、Kerstinさんとしては格上げだね!

で、出来をちょっと心配してたんだけど、すごくよかった!!!!こういう、はきはきして姉御肌の役が合う!歌もうまいし、「恋する女の力」の曲では、「私」との超重要なデュエットもすごくきれいに決まるし!!!それに、乗馬服とか、姉御系の衣装がよく似合う!

・Frank Crawley (Andre Bauer)

Andre!!!!エリザのフランツですよ!!!こんな脇役とは、明らかに格下げ!!!ま、実はAndre的には結構合ってる役なんですが、地味で事務方で、マキシムを支える、って感じでね。個人的には、原作からしてフランクは好きなキャラなので、Andreがしてくれてうれしいといえばうれしいんだけどね。。

ソロは1曲。ううむ。歌うまいのにもったいない。。しかし、マキシムの親友のはずなのに、あまり仲良さげじゃなかったなあ。あと、衣装が変すぎる!ズボンの上からブーツをはくのはやめてくれー!

・Ben (Noberto Bertassi)

この役者さん初耳だったんですが、歌もうまくていい感じ。Benはちょっと知恵遅れのミステリアスな感じの役回り。原作のイメージでは、もっと気持ち悪い感じなのかな、と思ってたけど、舞台上では「幼い大人」という感じで、それほどインパクトはなかったかな。。

実は、キノコ(Fritz)がこの役のセカンドなので、ちょっと楽しみ。(爆)

・アンサンブル

もう、エリザに出てた知った顔が結構いるので、同窓会みたい!今回は全部ファーストキャストなので、Swingの皆さん(Tinaさん、キノコなど)は出てませんでした。

Henrik Sehnert(エリザのラウシャー司教)はいろんなシーンでいろんな役で出てくるので楽しい!舞踏会のシーンではCarinさんに頭はたかれるし!

Christoph Sommersguterはひょろっと背が高いので見つけやすい!彼女のMartinaはSwingなので、一緒に出演できてよかったね!

Sigrid Brandstetterはヘレネの人ね!顔がわかりやすい!

注目のRobert D. Marxは出てないなあ、と思ってたら、客席にいました。今まだSchani-Mehr als ein Lebenのほうに出演してるんだったね。。

(まだまだ、ストーリーシート編に続きますー)


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2006-09-22 01:42 | カテゴリ:レベッカ Rebecca

●舞台設定編

いやあ、舞台設定がほんとにすごい!!!印象に残ったシーンのみピックアップ。細かくはストーリー編で。。

・盆

舞台設定での注目は、前回ライムント劇場のバックステージツアーで話題になっていた「盆」(回り舞台)。もう何十年も使用されていないので、これがレベッカで使われるかが結構私的にポイントだったんだけど、途中まで使わないので「ああ。やっぱりもうさび付いて使えないのか。。もったいないなあ。。」と思ってたんですが!!!!1幕ラストで使う使う!!!!!!もう、盆が主役!!!!(←それは言い過ぎw)

実は盆は二重になってて、(◎←こんな形)外側の盆は回転するだけだけど、内側の盆はかなり大きいのに、セリ下がったりしてすごすぎる!!!

1幕と2幕の終わりでは、マンダレイの館内の巨大螺旋階段のセットが乗った、この内側の盆が回転しながらセリ下がるし!!!!今まであまり動きがなかった盆だけに、ここでぐわああああっとセリ下がるとそりゃあもう、すごい迫力ですとも!!!!ああ、もう、このストーリーの影の主役はこの回転巨大螺旋階段だよ!!!!!

・映像の効果

今回回転階段と双璧の演出効果は、紗幕に映し出される映像!!!!!こんなに映像(それも写真じゃなくて動画)を大幅に使った舞台って見たことないけど、ものすごいリアルで効果的!!!!おそらく、作る側もコスト削減に貢献してそうなので、一石二鳥♪しかし、海や火は背景っていうか、象徴でもあるので、映像で出してくれるとすごい効果的。他にも、マンダレイ館の外見、駅も結構印象的。

マンダレイの館の外観は、映画からそのまま取ったのかな?という感じだったんだけど、ちょっと建物自体の形は違ったような?VBW取材班がUweとWietskeと一緒にマンダレイ邸を見にイギリスに行ったはずなので(このことについて詳しい雑誌の記事を読んだんだった。。)、やっぱりちゃんとモデルになった館の実物を元にしたのかしら。ちょっと館の外観がCGっぽくてひらべっっちゃい感じなのはちょっと残念。。

でも、このお屋敷取材は、モデルになったお屋敷のオーナーが絶対に公開しないと決めているので、取材班はマンダレイを実際に見れていないのだ!なので、おそらくこの舞台の映像のモデルになったのは、ずっと前に撮影された館の写真だけのはず。なんだか、原作で「私」がマンダレイの館の絵葉書を思い出すシーンがあるけど、そういうノスタルジーがあって、別にモデルになった実物を見なくてもいいんじゃないかという気はするんだけどね。

・オケピ上空のがけ

オケピはいつものライムント劇場の場所にあるんだけど、舞台をくりぬいたように見せてあります。それも、舞台上からオケピを除くと、崖から下を見下ろしてるみたいな形に舞台が切り取ってあるので、モンテカルロで「私」とマキシムが「絶景デート」した時に、まさに二人が崖から下を見下ろしてるみたいで、すごくいい感じ!

この崖は、崖として使用されるのはこのときだけなんだけど、舞台手前にずーっとあるので、なんとなく常に不安な気分を書きたてる効果があるような気がする。実際、「私」がダンヴァーズ夫人から突き落とされかけるシーンでも、「落下」のイメージがあるし、とにかく、このオケピ上の崖があるのが以外に効果的。

・ミニ舞台

ミス・サイゴンでよく使われてたけど、セットをすでに乗せた形で、すべるようにサイドから出てくる「舞台上の舞台」がよく使われてました。私が気づいただけで左右ひとつずつあったけど、大きさ的にはもっとバリエーションあったかも。

よく、テーブルだけとか、鏡台だけとかを乗っけて出てきて、ソロが終わったらさーっと引っ込む感じ。

・モンテカルロのホテル

モンテカルロのホテルが!巨大柱!エレベーター!もう、セットでかすぎ!ついこないだ、奇しくもラスベガスのホテル「モンテカルロ」に泊まったけど、それよりすごかったんじゃ!金持ちムード満開!衣装も1927年ってことで、雰囲気出てます。しかし、舞台の上からどかんどかんと柱が降りてくるのは、見ててもちょっとすごい。

・マンダレイ邸内部(螺旋階段!)

マンダレイの玄関(メインの広間)はこの舞台でも一番美しいシーンのひとつ。中央には、巨大な螺旋階段が!螺旋階段の階段下の部分は本棚になっていて、古い本が沢山置いてあるので、重厚に見える!

1幕ラストで初めてわかるんだけど、この螺旋階段は小さいほうの丸い盆に乗っていて、、螺旋階段ごと回転しながらせり下がるようになっているのだ!もう、レベッカの秘密兵器といえばこの回転する螺旋階段でしょう!!!思わず驚きの声が出てしまうよ。。

2幕ラストはもう、このセットが燃える燃える!まあ、紗幕に火の映像がリアルに浮かぶわけですが、このセットも、階段の手すりのところが燃えてる!こんなに舞台上で火を使うのもはじめてみたよ。。

・「私」の書斎

上から巨大な二枚の金色の壁が斜めに降りてきたと思ったら、それが「私」の書斎。(旧レベッカの書斎なので、レベッカの好みで作られている)。この壁がシンプルながら結構効果的で、かなり役に立ってるね!

・レベッカの寝室

これは、螺旋階段の次に重要なセット。部屋の内部は手前に鏡台。カーテンの奥にベッドとベランダへ続く窓。このセットは、また巨大ながら、大きいほうの盆の上に乗っていて、ダンヴァーズ夫人が「私」に飛び降りるように言う時にはベランダから外を見たほうが客席に向くので、これも迫力!客席にいるのに、外にいる気分になるよ!(風もちゃんと作っている)それに、この、外から見たベランダのシーンは、壁にはつたが絡まっていて、見た目もおどろおどろしくていい!

・ボート小屋

ま、これは、誰にも目に触れない、寂れた場所って感じなので、地味ーな感じでいいじゃないでしょうか。崖の上からやってきたという感じを出すため、上に上がる木の質素な階段がついていて、そこから「私」やマキシムが登場します。

(キャラ編に続きますー)


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2006-09-22 01:26 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
Rebeccaレポ続きです。ここから先ネタバレありです!

●これから見に行く人へ一言。

原作の本を読むか、映画は見ていったほうがいいです。ストーリーが難しいので、ドイツ語がわからない人は前もってあらすじがわからないと全然楽しめないと思う。。一応、会場ではエリザのときみたいなストーリーシートがもらえますが、今のところドイツ語版しかない様子。エリザくらいたくさん日本人が来ないと、日本語版もできないかも。。

あらすじ(映画のあらすじなので、舞台や原作とちょっと違うところがありますが。。)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9764/story.html

以下は、私がレベッカ関連で書いた日記。(どちらもネタバレ満載ですが)

レベッカ予習
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-975.html

レベッカ原作読了
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-1198.html


●映画、原作との比較編(以下ネタバレあり)

キャスト編、ストーリー編に行く前に、映画、原作と比べておきます。まあ、映画と原作はあまり違わないんだけど、舞台はどちらかといえば映画版に近くて、二つ大きな変更を新たに付け加えたって感じかな。

<映画と原作が違うところ>

・仮面舞踏会登場シーン
原作:去年レベッカが着たのと同じ衣装を着た「私」が、舞踏会の始まる直前にマキシムに衣装を着た姿を見せる。マキシムに怒鳴られ、一度部屋に引っ込むが、「館の女主人」としての責任感に目覚め、青いドレスに着替えて再登場し、最後まで女主人役を勤め上げる。

映画:舞踏会たけなわで、問題の衣装を着て登場。マキシムに怒鳴られ、「私」は部屋に引っ込んで夜通し号泣。

舞台:映画の設定に近い。舞踏会が最高に盛り上がったところで登場し、マキシムが怒鳴りまくったのでおびえて退場(ここで幕)。

やっぱり、舞台の効果から考えると、舞踏会が盛り上がったところで「私」が登場するほうが効果的だもんね!ここで不気味にレーーベエッカーーー♪と歌うダンヴァース夫人が凄すぎ!

・レベッカの死の謎

原作:マキシムがレベッカをボート小屋で銃で撃ち殺す。
映画:ボート小屋でマキシムがレベッカと口論になり、追い詰められたレベッカが自ら頭を撃って自殺
舞台:ボート小屋でマキシムとレベッカが口論になり、マキシムがレベッカを突き飛ばす。レベッカはその後死亡。

これは、原作みたいにしちゃうと、いくらレベッカがあおったとはいえ、マキシムが殺人犯になっちゃうので、この展開は舞台には持ってこないほうがいいなあ、と思ってたんだけど、やっぱり舞台ではマキシムは直接手は下してないっぽい感じにごまかしておいてくれたのね。。このほうが無難で、あとくされがなくていいと思うよ。

・マンダレイ炎上の謎
原作:全ての謎が解決し、ロンドンからマンダレイまで「私」とマキシムが車で戻る途中、遠くから炎上するマンダレイが見える。(ここで物語り終了。ダンヴァース夫人の行方、放火犯は不明)
映画:「私」とマキシムが炎上するマンダレイに車で帰って来る。炎上する館に取り残され、遠くを見つめるダンヴァース夫人が見える。おそらく夫人は館と共に焼失。
舞台:映画版を踏まえ、「私」とマキシムは炎上するマンダレイを至近距離から見ている。館内部ではダンヴァース夫人の服に火がつく。(おそらく焼死)

まあ、これも舞台効果から言ったら至近距離で炎上したほうが断然いいよね!しかし、まさかこの炎上のシーンがここまですごい迫力になるとは、誰も予想していなかったのでは??

<追加・変更シーン>

・舞踏会でvan Hopper夫人が登場!!!
うひゃー!!!まさかヴァン・ホッパー夫人がここで登場とは、さすが舞台!ヴァン・ホッパー夫人はウィーンの人気者Carinさんなので、もう、ここはCarinさんの独壇場!!!!!まさかCarinさんを一幕最初だけの出番にしておくわけがないとは思ってたけど、舞踏会でど派手なソロを入れるとは、もう、さすがだ!!!!!それに、多分この舞台で一番楽しくて派手な曲なので、舞台もにぎやかになるしいいよね!

舞踏会シーンではお客さんの衣装は赤で統一。(マキシムは黒のタキシード。あとで登場する「私」は白のドレス。これまたあとで登場するダンヴァース夫人はいつもの黒)その中で、サーモンピンクのど派手なドレスを着た、ヴァン・ホッパー夫人はレミズの結婚式のシーンのテナ夫妻並みに浮いてるよ!もう、「私はアメリカ人」っていうこの曲がもう楽しすぎ!

そういえば、原作に「サーモンピンクの衣装を着た夫人」が舞踏会のシーンで何度か象徴的に登場するけど、それをヴァン・ホッパー夫人に当てはめたんだねー。これはうまくでてきていて、原作ファンもにやっとする追加シーンだ!

・ベイカー医師が登場しない。。

これはストーリー的にも大きな変更なので、ちょっと原作読んだ身としてはどうして変更したのか謎。。

レベッカが死ぬ前の晩訪ねていた、ロンドンの婦人科の医者を訪ねるシーン。原作では車でマキシム、「私」、ジャック・ファヴェル、判事の4人が医師宅を訪問し、真実(レベッカは癌だったこと)を突き止める、物語のクライマックス。推理小説の「犯人はお前だ!」的な重要シーン。私は原作読みながら、ベイカー医師が「レベッカは癌だった。。」って言った瞬間、「うおー!」と思わず声が出たもん。。

ところが、舞台では、マキシムはマンダレイで待機。「私」が一人で電車に乗ってロンドンへ。電話でマキシムに医師の診察を伝え、マンダレイにいるマキシムがそれをフランクに伝える。マキシムが無罪(っていうか、レベッカにはめられて自殺幇助みたいな形になった)ってことがわかる、一種のクライマックスの瞬間なのに、ちょっとさらっとしすぎじゃないですか?

まあ、このあとマキシムが駅に到着した「私」を迎えに行ってここでどどどーーんとラブソングがあるので、医者のシーンは控えめにして、ラブソングと館炎上をクライマックスに持ってきたのかな?納得といえば納得だけど、個人的には車で4人でロンドンまで行くところが結構好きだったので、変わっちゃってちょっと残念かも。

・RobertとFrithが入れ替わってる?

原作ではFrithが年配ベテランの執事で、Robertが若くい召使のはずなんだけど、舞台ではFrithがパリっとしたかっこいい若い執事で、Robertがおじいさんだったよ。


<削除シーン>

まあ、原作が長いので、カットするシーンがあっても当然かな。気になったカットシーンのみ。。

・Happy Vally(幸せの谷)がない。。。
美しいマンダレイの中でも、最も美しく花が咲き乱れる別世界、「幸せの谷」。これが舞台でどう表現されるのかが楽しみだったんだけど、この場面は完全カット。他にも、マンダレイの屋外の芝生の美しさなどがカットされてたのが残念。。

・犬がいない。。

もうこのあたりからは原作ファンのぶつぶつですが、犬。。。Jasper。。。「私」になついて素敵な犬だったのに。。レベッカ殺害現場のボート小屋(マキシムが行きたがらなかった)に偶然「私」を連れて行ったのもJasperだし。。ま、舞台上で犬はさすがに無理か。。

・マキシムの母に会いに行くシーンがない。。

ま、これも省略可なシーンなんですが、原作では結構ショックの大きいシーンだったので、削除は残念。でも、既に1幕結構長いし、このシーン入れてられなかったんだろうなあ。

(舞台設定編に続きます)


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2006-09-21 07:31 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
Rebecca!!!!!レポはまだまだ続くけど、とりあえず全体の感想編だけアップしておきますね。(昨日帰ってきて速攻書いた。。)続きをお楽しみに。。

●全体の感想(ネタばれなし)

Rebeccaのプレビュー公演見てきました!初演の8日前の会員と関係者のための公演なので、これが事実上の初演!!!世界で始めてこの作品を見た観客になるとは、なんかすごい気分!

で、感想ですが、いい!!!!これは自信をもってお勧めできる!!!!ほんと、ここまで期待してたので、出来が悪かったらどうしよう。。と思ってたけど、いい意味で期待を上回る出来でした!

何がよかったかというと。。演出!演出!演出!音楽!役者!って感じ。もう、演出に度肝を抜かれまくり。古典的なデザインの舞台装置と映像の効果がばっちり!!!!

しっかり本も読み込んで、映画も見てたので、予習は完璧で、もう、頭の中で何度もシュミレーションしてたのに、予想外の舞台装置に思わずうおおお!!!!と何度も言ってしまったよ!!!!特に1幕ラストと2幕ラストがど迫力!!!!でも、ホテルもマンダレイもすごい!それに、映像がすごい!!!!(ここはネタバレなしなので、あまり詳しく書けない。。)

音楽はまあ、クンツェとリーヴァイなのでいいのは当たり前。さすがに御大二人組みだなあ!すごいなあ!!それに、音楽監督のカスパー・リヒターさんがいつもながら素敵過ぎる!いまだに、Ich hab getraeumt von Manderley♪と主題歌のレーーベーーッカーー♪が頭で鳴り響いてるよ。。。

そして、役者!最初はちょっと皆さん緊張してたので、後半でここまですごい出来になるとは思わなかったよ!!!Susan(Ms Danvers)すごすぎる!!!!IchのWietske!!!出ずっぱりであそこまで歌うのはすごいよ!!!!そしてUwe!!!!!!!!いやあ、ほんと、すごい歌声だったよ。さすがUwe。ほんと、時文句とか言ってごめん。ほんとソロは鳥肌立ちまくり!!!!そして、もう一人、脇役ですばらしかったのはMrs. Van HopperのCarinさん(R&Jの乳母ね)!!!全然主要キャラじゃないに見せ場多いし、ノリノリで曲も楽しい!!!ほかの脇役もアンサンブルもすごくよかった!!!!!!!やっぱりウィーンはレベル高いわ。。

あと、特筆すべきはジャンル。今までなかったジャンルの作品なので、そういう意味では、新境地を開いたかも。ラブストーリーは背景に過ぎなくて、前面に出てるのはやっぱりミステリーと「私」の成長かな。こういう、「ミステリーミュージカル」ってあまりなかったよね?

ちょっと難を言えば、一幕が長い。。それも、ちょっと流れがぶつぶつ切れるので話が追いにくいのと、ソロが多くて派手なシーンが少ない。。それに対して、2幕がすごい!!!!!ソロよりもデュエットやコーラスが多いし、物語の緊張感が高まってくる!!それに、舞台セットがもう、2幕はすごさ全開!!!こんなの見たことない!!!セットで鳥肌立ちまくったよ!!!

あと、これは私的にはクスリと笑うポイントだったのが、過去の作品を髣髴とさせるシーンが!!!いきなり一幕幕開きはエリザのプロローグ風だし、舞踏会のシーンは衣装の色が違うけど、デザイン的に何となくR&JのBallを思い出すし、使用人たちが歩き回るところはエリザの宮廷に使える女たち風&M!のコロレドの館風だし。これも、前の作品のの二番煎じって言うよりも、前からのファンへのサービスって感じかな。私的には、こういう小ネタ大歓迎なので楽しめたよ!

というわけで、最初の心配とは裏腹に、すごくいい作品に仕上がってました。ほんと、お勧めできる作品です。私も結構沢山リピートすると思うし!!!ああ、もう次の公演が見たい!!!!!!!!!!




ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



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2006-06-15 07:35 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
さて、やっとRebecca読了!元々ミュージカルの予習で読み始めたんだけど、文学としてもすごく面白くて引き込まれながらずんずん読んじゃいました。ううむ。文学ってやっぱりいいねえ。(←ダビンチコードを文学と言い切れない私)

全体的に言って、すごく良くできた文学だと思います。大体英文学の有名どころは読んだと思ってたけど、こんないい作品を見逃していたなんてもったいない!ストーリーの組み立てや構成もいいし、「私」が成長していく様子もわかるし、なんといってもマキシムがすごい魅力的!!!!!今までに読んだことのないタイプの男で、すごいつかみ所がないのに男としては魅力的なの!なんか現実にはいそうだけど、本や映画にはいなさそうなタイプ。あと、「私」が最初の小娘時代から、マンダレーに来て考え方が代わって、少しずつ大人になっていくところがすごくいい。この当たり、すごく良くかけてると思う。

155302605_160.jpg


で、突込みどころ!とりあえずネタばればっかりなので要注意!!!







・最初の始まり方は、マンダレーに住めなくなったのでホテル住まいの「私」の視点から語られる。一旦読み終わったので、もう一度最初から読み直してみたら何か伏線が見えるかも。

・伏線といえば、どこもここもよく仕掛けてあって、後半で謎が解けていく時に「ああ!そういえば!」みたいなのがいっぱい。

・映画を全部覚えてたわけじゃなかったので、レベッカが妊娠じゃなくて癌だったってすっかり忘れてたんだけど、このことがわかった瞬間なんか、すごい納得した。ほんと、サスペンスに続くサスペンスで、ぐんぐん読ませる展開がすごいよかった!!!!

・大きなどんでん返しは2回あって、一回目はマキシムがレベッカのことを愛してなかったとわかるシーン。二つ目はレベッカが癌だったとわかるシーン。このあたりはぐんぐん引き込まれるねえ。個人的には最初のほうのマキシムと「私」のモンテカルロでのデートがいい感じ。

・レベッカの白骨死体が見つかり、マキシムがピンチになった時に「私」がマキシムを支えてあげていたのがすごく印象的。なんか、すれちがいばっかりで変なカップルだけどちゃんと愛し合ってるじゃんー。って思った。しかし、「私」は21歳の若さで付き合った人がこんなひねくれモノとは大変だねえ。どう考えても普通の恋愛や結婚じゃないし。。

・そういう終わりかたかい!!!火をつけるのはダンヴァース夫人で、確か映画では燃えてるマンダレーが出てきて、ダンヴァース夫人が一緒に燃え死んだって言うのがはっきりわかる演出だったけど、本ではマキシムと「私」が丘の上からマンダレーが燃えてるのを見下ろして、そこで終わった。。なんか、こうやって余韻を残して終わらすのもいいのかなあ。今までかなり詳しく説明してくれてたわかりやすいお話だったので、こうやって唐突に終わられるとちょっとびっくりするけど。。

・しかし、レベッカほんと悪いやつだ。。いや、映画でもう知ってたけど、本で読むと更に悪いやつだよ。。自分がガンにかかってるってわかってから、マキシムに人の子供を妊娠してると思い込ませて、殺させたわけですね。理由はどうであれ、マキシムが彼女を殺したことはれっきとした真実なのに、裁判では彼女がガンのために自分で船を沈めて自殺したという説がまかり通って、ほんとは殺人を犯したマキシムにお咎めなしって、ほっとしたけど、冷静になってみたらこんな終わり方でいいのか?

●映画と詳細が結構違った。。

・映画だと、マキシムがレベッカを追い詰め、レベッカがマキシムの目の前で頭を打って死んだんだけど、原作ではマキシムはレベッカを銃で撃ち殺してます。これだとどう考えてもマキシムが殺人の罪をおかして、裁判でレベッカが自殺になったから助かったって感じだよね。映画のほうがマキシムは悪いことしてないからいいかも。ミュージカルでどうなるか楽しみ。。(多分映画のほうになるのでは?やっぱり仕方なかったとはいえ、マキシムがレベッカに直接手を下したのはまずいでしょう。。)

・映画だと、マンダレーは最後に炎上。自ら火をつけたダンヴァース夫人は屋敷の中でマンダレーと最期をともにするんだけど、原作ではマキシムと「私」ははるか遠くの丘からマンダレーの火を見るところでおしまい。誰が火をつけたのか、ダンヴァース夫人がどこへ行ったのか(行方不明になる件はフランクがマキシムに電話で伝えている)、全く不明。行間からダンヴァース夫人が火をつけたことは読み取れるけど、ダンヴァース夫人が焼死したかどうかは全くわからないね。。それに他の召使とかどうなったんだろう。。犬(Jasper)はフランクに預けてたから無事だったんだよね。

・仮面舞踏会のシーンで「私」が着る衣装は、映画ではレベッカの肖像画と同じ衣装(本人は知らずに、ダンヴァース夫人のアドバイスに従った)なんだけど、原作では、前年の仮面舞踏会でレベッカが着たののと同じ衣装で、廊下にかかっている絵を参考にした。これは、原作のほうがなんとなく自然でいいかも。だって、いくらなんでもレベッカの外観を何となく知ってるわけだし、レベッカの肖像くらい「私」でも見たらわかると思う。。白いふわっとした衣装のはずなんだけど、舞台でエリザと重ならないかちょっと心配。でも多分舞台ではレベッカの肖像画が出てくるんだろうなあ。あえてレベッカの絵は想像に任せるほうがいいと思うが。。

・映画では確か、仮面舞踏会の真っ最中にレベッカの衣装で乗り込んだ「私」をみてマキシムが激怒→「私」は一晩舞踏会に登場せず、泣き明かすんだったと思うけど、原作では、仮面舞踏会の直前のディナーで仲間内だけでいる時に「私」が衣装を着て登場するので、マキシムに怒られてひとしきり部屋で泣いた「私」は別の衣装に着替えて舞踏会の後半はちゃんとお客さんを迎えたりするみたい。(このときのドレスは青)。舞台では仮面舞踏会が1幕最後のシーンになるはずなので、ちゃんと「私」が登場して派手なシーンにして欲しいなあ。

●キャラ編

これでやっと誰が誰かよくわかったよ。。ミュージカルの配役も交えて、キャラ分析!

・マキシム(Maxim de Winter)

気むずかしやでかんしゃくもちで、でもなんとなく男して魅力のある45歳くらいの英国紳士。マンダレーという誰でもあこがれる、観光客も来るようなすばらしい田舎のお屋敷(ロンドンから車で6時間くらい)に召使たちと住んでいる。先妻レベッカとは死別し、モンテカルロへ傷心旅行中、「私」に会う。

実は誰からも愛されていた先妻レベッカの本当の姿を知っていたのは彼だけ。他の男と遊びまくる先妻を苦く見守っていたが、レベッカが他の男の子供を妊娠したと打ち明けられ、彼女を銃で撃ち殺し、死体を彼女の船に乗せて海で難破させ、死体ごと隠してしまう。後に別人の死体を彼女のものと偽り、その後彼女の影におびえて暮らしていた。レベッカさえいなければ幸せだったはずなのに。。

ミュージカルのオーディションの告知によると、「役の年齢35-40歳。イギリス人貴族。裕福で自信に満ちているが、自己分裂している。ドライなユーモアを好み、皮肉な運命論者。バリトン。 」とのこと。確かにぴったりかも。ドライなユーモア、自己分裂。その通り。運命論者っていうのは最初ぴんと来なかったけど、確かに、最後自分がレベッカを殺したことが知られそうになった時に、真実が明るみに出れば自分が危険な目に会うことを知っていて、あきらめたかのように真実を追究しようとしていたところなんかが運命論者だね。すごい難しい役だと思うけど、Uweだったらけっこうぴったりの気がする。っていうか、正直言ってUwe以外でこの役ができそうな人が思いつかない。。(あえて言えばRobか。。w)

Uweが記者会見で歌った歌がSuch a Foolと言うタイトルなんですが、すごいマキシムの口癖っぽい!!よく特長捉えてるなあ。

・私

天涯孤独で、van Hooper夫人のお供で各地を回っていた21歳の若い娘。趣味は絵。シャイでつめを噛む癖がある。自分の言いたいことは人の迷惑とかを考えてあまりはっきりといわない。良くいろんなことを想像したり夢を見たりして、過去や未来に思いをはせる。時々想像していることを自分で演じることもある。ストーリーが進むにつれ、少しずつ大人になり、しっかりとした考え方ができるようになる。

ミュージカルでキャストはWietske van Tongeren。見た目はかわいいし、おどおどさせたら似合いそうだし、かなりいい人選かも。オーディションの告知では「役の年齢21歳。若い知的な女性で、内気だが次第に自信をつけていく役。ポジティブな雰囲気。ロマンティックでデリケート。ポップソプラノ。 」なので、ぴったりでしょう。

普段子供っぽいんだけど、仮面舞踏会で優雅に変身してくれるのが楽しみ。あとは、後半しっかりしてきた時にどれだけ魅力的になれるかだね。ものすごい演技力が必要だと思うのでがんばれ!!

ちなみに、彼女のソロ、A bottle full of memory♪のタイトルは、物語の始めのほうで、モンテカルロでマキシムと出あったばかりの「私」がドライブしながら考えることに由来しています。とてもよくできたタイトルで、原作読みながら「ここだ!!」と思わずうなってしまった。。

該当部分の引用:

If only there could be an invention that bottled up a memory, like scent. And it never faded, and it never got stale. And then, when one wanted it, the bottle could be uncorked, and it woul be like living the moment all over again.

What particular moments in your young life do you wish uncorked?

I am not sure. I'd like to keep this moment and never forget it.

・ダンヴァース夫人(Mrs. Danvers)

前妻レベッカを狂信的に慕っていたダークな家政婦で、マンダレーを切り盛りしている。レベッカには子供時代から仕えていて、死後もレベッカの影にあこがれつづける。レベッカの部屋を毎日掃除したり、レベッカが最後にきた下着を洗わずに保存していたりと、熱狂的レベッカファン。

マキシムに嫌われているJackが一度マキシムに内緒でマンダレーにきた時に、唯一Jackを目撃した「私」に告げ口されたと思い込み、復讐するために仮面舞踏会で前年レベッカがきた衣装を「私」に着させる。マキシムに激怒され落ち込んだ「私」に窓から飛び降りて自殺するように勧めたり、やることが姑息。。最後はレベッカの癌のことを知ると、荷物をまとめて行方不明になる。(映画ではマンダレーに放火し、自ら焼死する)

はっきりいって、私が「私」だったら、いくら身分違いだとはいえ、夫の使用人ごときになめられたりしないけどなあ。いくら怖くても、自分が今はド・ヴィンター夫人なんだし、家政婦ごときに脅されたりしたらちょっと情けないなあ。ま、それがいいところなのかもしれないけどね。

オーディション告知では、「役の年齢40歳代前半。厳しく独断的。感情を石のように隠している。狂信的で性的に欲求不満」とのこと。なるほどね。っていうか、やっぱり性的に欲求不満って言うのがよくわからないですが。。でも、映画ではものすごいインパクトの強い役なので、舞台でも楽しみ。ソロRebecca♪はたぶんメインテーマになる曲なので、がんばれ!!!

・Jack Favell

悪役。この役がCarsten Lepper(Stuttgartのトート)の役かあ。この人、ルキーニもやったんだよね。ってことは悪役タイプか。。

えっと、Jackはレベッカのいとこで、レベッカが結婚した後も二人はずっと関係があった。(レベッカは他にもいろんな男と不倫してた)見た目は不健康に太った赤ら顔で、アルコールとタバコが手放せない。強欲で下品。レベッカのことは未だに好きというより、裕福で上品なマキシムが嫌いな感じ。マキシムのことをレベッカと同じようにマックスと呼ぶ。

レベッカの死後マンダレーには立入禁止にされるが、ダンヴァース夫人の手引きでレベッカの部屋に入ったところを「私」に見つかる。後半の重要人物で、裁判の後、レベッカの手紙を持って現れ、レベッカが自殺したはずはないと主張。マキシムを追い詰める。

オーディションの告知によると、「役の年齢30-35歳。ハンサムなプレイボーイで女を追いかけるタイプ。軽率で法律違反もする。車の販売の仕事をしていて、つかの間の魅力があるが、信用はできないタイプ。ダンスがうまい役者募集。高いバリトン」とのこと。車の販売のことは原作には書いてなかったなあ。それに、この人は踊るのか。。主要キャストで踊るのはこの人だけなんじゃ。。しかし、悪役でダンスっていったい。。予想ではダンヴァース夫人との悪役デュエットがありそう。

・Frank Crawley

めっちゃいいひと。マンダレーのマネージャーでマキシムの親友。「私」も信用していろいろと打ち明け話をしている。とことんマキシムのことを心配してくれているが、一度レベッカに利用されて関係を持ったことも。

FrankはAndre Bauerなんだよねーー。あまりにもぴったりすぎで、原作読んだ時に、FrankはAndreしかない!絶対!!!って思った。マジメでしっかりしてていい人。ああ。Andreぴったりすぎ!!しかし、AndreとUweが親友っていうのがなんかピンと来ないけどね。。。

オーディション告知では、「イギリスの田舎の紳士。マンダレーの管理者でマキシムの忠実な友人。信頼でき、思いやりがあり、物分りがよく忠実。バリトン。」Andreにぴったりじゃありませんか!!!

フランクは地味な役だから、ソロあるかなあ。ぜひ一曲歌って欲しいなあ。あるとすれば、マンダレーに来たての頃「私」がフランクに色々レベッカのことを説明する場面があるんだけど、あそこでレベッカ解説ソングかなあ。あとはUweと絡んだ会話が良くありそうだ。あと、舞踏会では海賊の衣装。Andre似会わなさ過ぎ!(笑)

・Mrs Van Hooper

「私」をモンテカルロで話し相手として雇っていた婦人。おしゃべりでゴシップ好き。マキシムに話し掛け、嫌がられる。途中で風邪を引く。

オーディション告知では「存在感があり、面白いキャラクター女優。典型的教養のないアメリカ人未亡人で、超金持ち。強い声」とのこと。これをCarinさんがするわけね。。Carinさんにはもったいないほど出番が少ないけど、前半でものすごいソロがあるんだろうなあ。Carinさんコメディセンスの見せ所!!っていうかさ、いつかCarinさんにデンヴァー夫人をやってほしいんだが。。。

・Beatrice

マキシムの妹(姉?)で既婚。(夫はGiles)少し遠くに住んでいるが、マンダレーには良くやってくる。率直で竹を割ったような性格。「私」のことは気に入っているらしく、よく気に掛けてくれる。レベッカのことは、夫の件があり嫌っていた。

個人的にはBeatriceはストーリー上でかなり気に入ってるキャラ。ずけずけものを言う人っていいわー。悪い人じゃないしね。それに、出番はかなり多め。

オーディション告知によると、「マキシムの姉。親切で自身たっぷりの女性。人を見る目がある。気に入った人にはいつまでもよい友達でいてくれるタイプ。正直で率直。ポップメゾソプラノ」とのこと。これがKerstin Ibaldさん(エリザでエステルハージー) かあ。なんとなくもうちょっとインパクトのある人だったら良かったんだが。まあ、Kerstinさんなら無難にやってくれるでしょう。見た目はぴったり。もうちょっとはきはきしてそうな人がよかったんだがなあ。

・Ben

知恵遅れ気味の地元の老人。いつもレベッカの船の泊めてあった浜辺をうろついている。レベッカに精神病院粋にすると脅されたらしく「私」を避けるが、最後は「私」が悪い人ではないとわかり、心を開く。

オーディション告知では、「気味の悪い障害者の男で、ふしぎな先見の明がある。単純で幼稚でおびえている。テノール」とのこと。先見の明とは、原作にはなかった気が。。Norberto Bertassi が演じる。

・Colonel Julyan

後半のみ登場。裁判の後Jackがレベッカの手紙を証拠に判決を覆そうとするので、中立の立場で付き添う大佐。(どちらかというとJackに厳しく、マキシムに親切)もしかしたら真実を知っているかもしれないが、誰にも語らない。

オーディション告知では「役の年齢40-45歳。イギリスの公務員。印象的な性格。紳士的で物事に惑わされない。強い役者でよい歌声が望ましい。バリトン」とのこと。この役以降はキャストが発表されてないので、アンサンブルにするのかな。アンサンブルにするにしては重要な役なんですけど。。多分最後から2番目位の歌を歌いそうなんだけどなあ。

・Frith

屋敷の執事。いかにも執事って感じ。少し年取ってるのかな。キャスト発表されてないので、アンサンブルがやるのかな?Frithとかかなり本では登場してたんだけどなあ。やっぱり使用人レベルだと役者がつかないのか。。

・Robert

屋敷の召使。給仕みたいな仕事をしてるみたいで、食器を持ってきたりとかしてる。特に重要な役ではないけど、小道具的によく登場する。

・Clarice

「私」付きの小間使い。かなり気があって仲良し。

・Giles

Beatriceの夫。太っていて陽気。舞踏会ではアラビアの服。息子がいる。レベッカに利用されて関係を持ったこともある。Beatriceもそのことに気づいている。

・Maximの祖母

80歳くらいで病床で、看護婦たちに介護されている。目が悪く、記憶もあやしい。レベッカのことが好きだったので、Beatriceと「私」が訪問したら、レベッカを出せとわめく。

・bishop's wife

最初のほうで「私」が訪問して雑談する普通のおばさん。

・A women in salmon dress

舞踏会で「私」が何度か目撃する。

・Mrs C........

名前忘れたけど、舞踏会をやってくれとせっつく普通のおばさん

・Dr Baker

レベッカの死んだ日に彼女を診察した婦人科医。彼女妊娠してたのではなく、癌だったと教えてくれる人なので、出番は少ないが重要な役。

●舞台予想

本は前半(舞踏会以前)はカラフルで登場人物も多くて、舞台向けかなあと思ってたんだけど、後半は登場人物も限定されて、レベッカの死の理由の謎解きに終始しているので、本で読んでるとどきどきするけど、舞台にすると効果が出るかなあ。

とりあえず、前半はモンテカルロ、マンダレー、Happy Valley、浜辺、レベッカの部屋、舞踏会といろんなシーンになるけど、後半は船の難破(浜辺)、裁判、マンダレー室内(雨)、車で移動、婦人科医(ロンドン)、マンダレー炎上くらいなので、あまり面白そうじゃないなあ。後半は時間が経つのも3日くらいだし。このストーリーのスピードのバランスをどう取るかがポイントかなあ。

後、難しいのは「私」とマキシムの愛の物語をどんな風に織り込むかだよね。マキシムみたいに気むずかしやだと、普通のラブストーリーじゃ絶対無理だし、今までになかったタイプのラブストーリーを作らないとだめだよね。アンチラブストーリー派の私としてはうまく仕上げて欲しいところ。あと、犬はどうするのかなあ。

いろいろ語ったけど、原作読んで更に興味が湧いた!これはすごい楽しみかも!もう一度映画を見直したら予習も完璧!




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2006-04-20 07:45 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
Rebeccaキャストが公式に発表されました!!!!!!

Maxim De Winter - Uwe Kröger(言わずと知れたオリジナルトート、コロレドなど)
ICH - Wietske van Tongeren(去年のウィーン版エリザシシィセカンド。Stuttgartではシシィファーストもしてました)
Mrs. Danvers - Susan Rigvava-Dumas(Stuttgartのゾフィー?よく知りません。ごめん。。)
Jack Favell - Carsten Lepper(Stuttgartのトート、ドイツ語版ファントム映画のラウルの声など。R&Jでパリスも?)
Mrs. van Hooper - Carin Filipcic(R&Jの乳母!!!!!!まだまだウィーンにいてくれるのねー)
Beatrice - Kerstin Ibald(エリザでエステルハージーさんでした)
Frank Crawley - André Bauer(再演エリザのフランツ。こんな脇役なんて。。。(泣))

しかし、マキシムが一番上ってことは、Uweが主役?(笑)いつまでUweがやるのかなあーー。Uweのあと誰がやるかが非常に気になるんですが。。(Robとか!Robとか!)

VBW公式サイト(Rebecca用のサイトが出来て大幅リニューアル!!):
http://www.musicalvienna.at/produktionen/Rebecca
(下のほうにスクロールすると全主要キャストの顔写真が見れます)

ORFのWienHeuteで記者会見の様子とUwe&Wietske&Susanの歌っている様子が見れます。ちゃんとニュースにしてくれるなんてORF最高!!!!

http://your.orf.at/wiewebcam/bheute/player.php?day=2006-04-19&offset=00:17:40

これは他のニューサイトもこぞって取り上げるニュースでしょうねえーー。またほかにニュースになったらここで更新していきます。

(追記)
Rebecca続報です。

ここに記者会見の模様がすごく詳しく書いてあります!
http://www.musical-total.de/index.php?option=com_content&task=view&id=530&Itemid=22

あと、写真はこちらで
http://www.kultur-channel.at/

箇条書きにまとめます。


・記者会見は4月19日11時からライムント劇場で行われた。

・まず、ストーリー紹介が行われ、そのあとシーンのスケッチ、衣装の紹介、続いて曲お披露目、最後に写真&インタビューと言う順番でした。

・キャストはソリスト9人、アンサンブル18人(9人男性9人女性)、Swing7人(3人女性4人男性)
Probeが7月18日開始、初日が9月28日です。

・上記のキャストに加えてあと二人発表されたらしいです。
Noberto Bertassi (Ben), Thomas Bayer (Oberst Julyan).

・シーンはわかっているだけでも以下のとおり
1927年モンテカルロのホテル、コーンウォールの海岸、マンダレー邸、ゴルフ場、レベッカの部屋。セットは現実と中小の間で揺れ動く。

・レベッカは舞台上には現れないが、マンダレー邸の影のような存在。レベッカの部屋は大きなカーテンがかかり(これは映画と一緒ね)、屋敷に影を投げかける。

・マンダレー邸のセットは記者会見で発表された。心象風景のよう、シュールレアリズムのようだという表現がされている。

・1幕最後の仮面舞踏会はかなり豪華になる様子。2幕最後の家が燃えるシーンはまだ秘密。

・曲は4曲披露されました。曲は以下の通り。
(上記の動画でも見れます)
オーバーチュア、Wietse(Ich役)の„a bottle full of memories“、Uwe(Maxim役)の„Such a fool“ 、Susan(デンバー夫人役)の主題歌„Rebecca“
(何でタイトルが英語なんでしょう。。。もしや全部ドイツ語じゃなくて英語の作品になるとか???ううむ。。。。)

・Uweは歌の出だしを出そこなって間違ったとか。。Uweがこの曲を聞いたのは記者会見の直前。

・Uweは髪を黒っぽい色に染めていたそうです。

・デンバー夫人の主題歌はすばらしい出来で、いろいろなところで既に賛辞が出ています。

・Uweのインタビューによると、コロレド以来のウィーンでの大きな役になるので、とても楽しみにしているとのこと。レベッカの映画を見て、マキシムがやりたかったそうです。ウィーンにアパートもあるので、「家に帰ってきた気がする」と言っています。

・Uweの衣装はほとんど出来上がっているとのこと。

・Uwe曰く、役を最初から作っていくのが楽しみとのこと。Uweはサンセットブ大通りのJoe Gillisやミスサイゴンのクリスとマキシム役を比較し、はじめは典型的に貴族的でイギリス人的で完璧なマキシムが、過去の記憶とともに真実の姿を現すような人物になると表現していました。

・オーディションはUwe抜きで始まったそうです。(もうUweは最初っから決まってたんだねー)WietskeとUweの声のハーモニーはぴったりとのこと。(個人的にはちょっと二人ともキンキンしすぎじゃないかと心配なんですが)

<ひとりごと>
えっと、Uweが主役みたいな扱いなんですが、あくまで主役は「Ich」ですよー。Uweが入ってストーリーが変えられちゃいそうなんですけど。。。
しかし、翌日にここまでちゃんとニュースが出てくれると助かります。。
いまだに、何で曲のタイトルが英語なのか気になるんですが。。ほんと、英語のミュージカルってことないよね?




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2005-10-06 15:15 | カテゴリ:レベッカ Rebecca
この機会に来年夏以降ライムント劇場で上演されるレベッカの予習などをしてみました。

原作:ダフネ・デュ・モーリア「レベッカ」
映画:ヒッチコック「レベッカ」(出演:ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテーン)

私としたことが、まだ読んだ事ないんですけど。。岩波文庫に入ってたのは知ってるけどいまいち興味が湧かなくて。。

まずあらすじはこちら↓(ネタばれあり!)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9764/story.html

ジェーンエアっぽいなあ。。
面白いのは、主人公で語り手の女性に名前がないこと。レベッカというのは、主人公が結婚する男性の前妻。まあ、主人公が前妻の亡霊に悩まされる系のお話みたいです。

いや、この日記を書くことにしたのは、ウィーン劇場教会のオーディションの記事を見たから。
http://www.musicalvienna.at/produktionen/uebersicht/aktuell/t6_369/link425/Audition%20REBECCA.pdf

オーディションは1月ごろにウィーン、ケルン、ハンブルグで開かれるようです。

それぞれのキャストに要求される特徴は以下の通り。

==
「私」(主人公の女性Ichって。。):
役の年齢21歳。若い知的な女性で、内気だが次第に自信をつけていく役。ポジティブな雰囲気。ロマンティックでデリケート。ポップソプラノ。

マキシム(主人公と結婚する男性):
役の年齢35-40歳。イギリス人貴族。裕福で自信に満ちているが、自己分裂している。ドライなユーモアを好み、皮肉な運命論者。バリトン。

デンヴァー夫人(家政婦。前妻レベッカを未だに熱愛している):
役の年齢40歳代前半。厳しく独断的。感情を石のように隠している。狂信的で性的に欲求不満。
==

まだあるけど、とりあえず主要な分だけ。色々と突込みどころ満載ですが。。まず、レベッカというタイトルなのに、レベッカ役がいない!これは、もう死んじゃったので、亡霊役としても登場しないと言うことか。。。

UweとPiaがレベッカに出たいと言っていましたが、Uweはまあ、マキシム以外ないだろうなあ。年齢、性格などもいけそう。ただ、Piaがどうなるか。。デンヴァー夫人じゃかわいそうだし(欲求不満って。。)、主人公は21歳だよ!どの役にはいるんだろうか。。それとも、レベッカ役はもう Piaに決まってるからオーディションしないのかなあ。でも、死人の役もいやだよねえ。
「私」はMarjanかなあ。まあ、他にも色々いそうだけどね。

ちなみに、オーディション参加者全体へのアナウンスが以下のとおり。

==
アクセントのないドイツ語前提。(爆笑。ウィーン弁のミュージカルもやろうよ!!)
すべての役者はちゃんと動けること!(ダンスもある程度要求されると言うことだろう。。)

一曲バラード。もう一曲はアップテンポな曲を準備してきてください。(一曲はドイツ語で)
楽譜と全員ダンス用の衣装を持ってくること。(つまり、全員ダンスナンバーがあるんだな。。)
==

ううーー。なんか、オーディションの情報を見てると、かなりイメージが湧くので素敵。現在エリザ組みはどこかに食い込んだりするのかな。。(特にRob,Mate,Andre当たりが気になるところです。)