2015-02-04 06:44 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

今回がモーツァルト!ブダペストレポ最終回。カテコ編とまとめ編です。
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●カテコ編


いやあ!!!ラストもすごく盛り上がったし、すばらしかったよ!ほんとおなかいっぱいになった!!特にヴォルフとアマデがすごかったよ!!!

 

と、感動に打ち震えていると、カテコが始まった!まあ、普通に拍手して、ちょっと抑え目にヒューヒュー言ったらいいかなあと思っていたら、なんか異変が!!!

 

普通の拍手じゃなくて、ぱん!ぱん!ぱん!って、みんな手拍子を合わせるの!!!!いったい誰がどんな方法で拍手リーダーしてるのかわからないけど(見たところ立見席もないし、リピーターもそんなにいなさそうなのに)、見事な手拍子!!!こんな組織的な手拍子は、いろんな国でミュージカルを見てきたけど見たことないよ!!


まあ、郷に入っては郷に従えなので、真似して手拍子をしてみます。それも、微妙に少しずつスピードアップして、手がたたけないくらい早くなったら、申し合わせたかのようにまたゆっくりに戻るの!不思議だ!!!

 
カテコは、まず、エリザの最初のカテコのように、アンサンブルはグループで、それ以外は一人ずつ挨拶します。それぞれのところで拍手もないし、観客は手拍子を続ける!!一回目のカテコがはけると、全く同じ要領で2回目カテコ!


2回目のカテコが終了するとオケが音楽を始めて、エリザの2回目のカテコのように、音楽付きで再びアンサンブルが挨拶しに出てくる。メインキャストが出てくる時になると、それぞれの人物のテーマソング(コロレドだったらWie kann es moeglish sein♪、男爵夫人だったら星から降る金♪など)とともに登場。なんかヒッティングマーチみたいで楽しい♪

 

最後から二人目はアマデなんだけど、舞台奥から5回転くらいのバク転しながら登場!!!!いや、12歳くらいの子供ですよ??舞台手前まで出てくると、くるっと回ってお辞儀!!!超かわいい!!!っていうか、大人っぽい!!!


最後に割れるような拍手とともに登場したヴォルフガングは、赤いコートを持っているので、着るのかなーと思ったら、アマデに手渡してました。子供用だったのね。。バク転に邪魔だから持っててあげたんだね。主役に自分のコートを持ってこさすなんて、頼もしいアマデだ。。


ここで緞帳が下がりますが、それでも、観客の手拍子は止まず、激しく催促するみなさん。エリザ的には、これで幕が下りて終わりになるのが普通なので、私的には十分楽しませてもらったし、もう3回カテコがあったから十分楽しんだよ。。と思っていると、なんと、緞帳の小さい扉から主要キャストが一人ずつ出てきて再度挨拶。

 

特にナンネール、コロレド、アマデ、ヴォルフの拍手がすごかった。。。(多分一番拍手が多かったのはナンネール。有名な役者なのかな。)挨拶が終わると、みんな緞帳の前に立って、全員集合で再度お辞儀。それが終わると、一人ずつ再び扉から礼をして引っ込んでいきました。ううー。長いカテコだ。。。

結局、この4回分もある超長いカテコをすべて拍手じゃなくて手拍子で乗り切った私たち。とても新鮮な体験でした。他の東欧の国でもこうなのかな?それともこれはブダペストオリジナルの伝統なのかな?


あ、あと、拍手、歓声の文化でもうひとつ言い忘れたことが。こちらは、曲の後で拍手はありますが、歓声はありません。いや、エリザみたいに毎曲するのはともかく、ここでは、超名曲(星から降る金♪、神よなぜ許される♪なぜ愛せないの♪など)ですら、終わった後の歓声はまばらです。

 

でも、誰かがヒューヒュー言ったら私もあわせていっていたのですが、後で考えたら、ヒューヒュー言ってたのは、私の前に座ってたR&Jのジャケットを来たオーストリアからの遠征客でした。。。ってことはローカルの人はひゅーひゅーは言わないのかな?


●まとめ


いやあ、ほんと、片道4時間往復8時間かけてウィーンから遠征しましたが、これはほんとに見る価値ありでした!!!終わる前に見にこれてよかった!!(10月2日の後は今年は公演はないようです)


演出もエリザ的にかなり象徴的で私の好みだし(裸、サウナ、トイレなど突込みどころはありますが。。)、なんと言っても役者がすごい!!!!歌がみんな、相当うまい!ウィーンレベルとは言いませんが、かなり近いところまで行っています。ヴォルフ、コロレド、ナンネール、コンスタンツェ、パパ、男爵夫人などは、ウィーンでも十分やっていけるでしょう。

 

残念だったのはアンサンブル。ダンスはちょっとばらばらだったし、歌もいまいち迫力に欠けたものもありました。(すごくよかったのもあったんだけどね!!)


今回の一番のがんばり賞はヴォルフとアマデ!!!この二人が仲良しな感じがとてもよかったのと、ヴォルフが熱唱系、アマデが軽業系なのが、とてもいいコンビでした。


ただ、全体的に、歌をすごく増やしたのが微妙。新曲一曲のほかに、2幕で登場する歌を1幕で再利用したり(革命の歌など)、同じ曲を何度も歌ったりしてたので、日本版より、合計5,6曲は増えてたはず。

これは、歌の新鮮味がなくなってしまうし、全体的に長くなってしまうと言う欠点はあるけど、逆にいうと、おなかいっぱい気分にさせてくれたので、結局よかったのかな。これでもか!と歌を畳み掛けてくるので、1幕を見終わった時点で、もう2幕分くらい見たようなおなかいっぱい感があったよ。(1幕の真中辺りでもう既に休憩がほしくなったくらい。。だって、演出とか覚えるの大変なんだもん!)


あと、歌やシーンの順番を入れ替えたのの意図がいまだによくわかりません。。シカネーダーのソロがあんなの最後のほうでいいのか?もう、ヴォルフが死ぬかもーってとこになってあの曲はよくわからん。。そのほかにも、シーンのつながりがスムーズじゃないところ(1幕のウェーバー家とザルツブルグの行ったり来たり、レクイエムの注文の後での魔笛作曲など)があって、シーンの順番の必然性がよくわかりまんでした。。まあ、日本版とウィーン版も順番変えてるみたいだし。


なので、もうちょっと重複している曲を削って、シンプルにしたほうがわかりやすかったかなと言う気はしますが、こういうごちゃごちゃしてるほうがかえって、たくさん見たーいっぱい熱唱を聞いたーと言う気がするからいいのかな?

 

なんか、これでブダペストミュージカル文化の一端がのぞけたので、また来年あたりウィーンミュージカルがひまになった頃に来てみよーっと。

 

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2015-02-02 06:41 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

今回は、ブダペスト版モーツァルト!ストーリー編2幕です。

●ストーリー編
==2幕==

Prológus II.
Doktor Mesmer, Cosnataze Nissen, Szolgák

プロローグ2です。まあ、これは1幕と同じ舞台設定ね。コンスタンツェが耳をふさいでいやいやをしています。

Itt Bécsben!
Wolfgang, Waldstätten, Schikaneder, Salieri, Ensemble
Hier in Wien

幕が開いて群集が動き始めると、第一声は「エマニュエル・シカネーダーです!」って、ヒゲの変な髪型の人が。。っていうかさ、シカネーダーのソロは1幕のはずなのに、今まで自己紹介もなしってどういう順番?


舞台は巨大セリの中央に1幕と同じくピアノがありますが、今回弾いているのは子供のアマデではなく大人のヴォルフ。演奏が終わり、ウィーンの貴族たちが拍手しながらここはウィーン♪を歌います。


この曲好きなのーー!とすごい期待していたんですが、アンサンブルがいまいちまとまらずちょっと残念。。おまけにいろいろなところを一気に見ないといけないので、かなり難しかったよ。。


Szeret, mind, ki ismer, Hah! Egy kis szerelmi fészek, Igérd meg, hogy megismerhetlek!
Wolfgang, Constanze, Cäcilia, Thorwart
Was Liebe wirklich ist Dich kennen heisst dich lieben


コンサートから落胆のうちに帰宅するヴォルフ。そこへ、橋からコンスタンツェが登場し、ママとけんかしたから今日は泊めてくれと言います。

 

ヴォルフは二つ返事でOK。そのまま二人は、1幕の最後のように、犬と猫のまねをして四つん這いになってピアノの下にもぐりこみ、(アマデは舞台上にいるけど、けしかけるようにヴォルフのお尻をぺんぺんします。)

 

ここで二人のラブソングが入るわけですが、アロイズヤのときとは打って変わってラブシーンはありません。せいぜい四つん這いになってキスするだけ。健全!!(日本語版CDを聞いていると、絶対ラブシーンが入るんだと思ってたよ。。)


そうこうしているうちにセシリアとその新しい夫が入ってきて、誓約書にサインさせられます。ところが、サインされた誓約書を母親の手からもぎ取り、コンスタンツェがびりびりに引き裂き、「愛しているから誓約書なんてなくても結婚する」と言います。(誓約書破ったなんて知らなかった。。誓約書があるからウェーバー家を養ってるんだとばっかり思ってたよ。。)


Intrikus egyesülés, Micsoda felfújt hólyag
Wolfgang, Salieri, Alfieri, Dittersdorf, Waldstätten, Ensemble


サリエリなどがヴォルフの態度や音楽について文句を言うシーン。


ヴォルフは結婚してウェーバー家を養わないといけないので男爵夫人にお金の無心をしますが、男爵夫人はそのだらしなさに背を向けて断ります。

A herceg távozott
Nannerl, Leopold
Der Prinz ist fort


再びザルツブルグのモーツァルト家の部屋。ナンネールとパパが歌います。もう、この二人のデュエットは何曲目だろう。。でも、相変わらずナンネールは本当にうまいし、パパが下をつけるところもものすごく美しい。。でも見た目、この二人が夫婦です。。(笑)

A barátok dala
Wolfgang, Schikaneder
Freundschaftslied


場面は変わって(中幕が開いて)ウィーンのヴォルフガングの部屋。書くのを忘れてましたが、ウィーンの場面はウィーンのスカイラインをかたどった背景になります。シュテファン寺院とかが見えるのでうれしいね!!


アマデとヴォルフが作曲をしていると、橋の上手側からシカネーダーと4人の男がわらわらと入ってくる。ヴォルフは作曲を離れてシカネーダーたちとおしゃべりをしているあいだもアマデは作曲を続けている。


そうこうしているうちに、女性陣がわらわらと橋の間の扉から入ってきて、いっしょに遊びに行こうと誘う。その時、アマデの作曲が完成し、ヴォルフに完成した楽譜を見せる。ヴォルフはお祝いだ!と言って、みんなで町へ繰り出していく。


Valahol mindig táncolnak
Constanze
Irgendwo wird immer getanzt


ヴォルフたちが出て行ってすぐに下手側からコンスタンツェが登場。おおーー。これはダンスの歌だ!!!この曲大好きなの!!!と大興奮の私。


けど、、最初の前奏のピアノの音が変すぎる!!!ちゃんと弾けてないし!


コンスタンツェの歌は文句なくうまいんだけど、この演出は突込みどころ満載です。。


まず、ベッドの上を片付けようとしながら歌いだすコンスタンツェ。ピアノがへたくそなのでちょっと困惑気味ですが、オケが入るとびんびん歌いだします。


舞台中央には、四角い鏡(鏡部分にはアルミ箔のようなものが貼ってあります)が置いてあり、その前で絶唱するコンスタンツェ。うまい!!!!どちらかと言うとウィーン版系の声ですが、歌はうまいよ!!!


と思っていると、一番のサビの前くらいから、なんと後ろ幕のスクリーンにコンスタンツェの顔がアップで映し出される!!!!顔の表情がよく見えるようにという配慮なのだろうか。。本当によくわからない効果だ。。。

 

ちなみに、これは前もって映された映像ではなく、今ライブでどこかのカメラから映して、そのまま映像を送っているものと思われる。そこまで特殊効果をいれる意味が全くわからない!!!


Irgentwo wird immer getanzt♪とサビが始まると、もうちょっと落ち着いて聞けるかなあと思いきや!!!コンスタンツェはコマのように激しく回転をしながらサビを歌う!!!!くるくるくるくる!!!!って!

 

そんなに回ってたらちゃんと歌えないって!!と思ったのに、歌声は相変わらずうまい!!!!というか、ミストフェリーズばりに回るんですけど。。ミストフェリーズですら歌うときと踊るときは分けてるのに、コンスタンツェ大いに回る!!それも、声が震えたりしないのはほんとにすごい!!!


しかし、彼女があまりにも高速で回転するため、彼女の表情を映すはずのスクリーンの映像はぐるぐる回るコンスタンツェを追いかけるのに必死!!!スクリーンの意味がわからない。。それに彼女がこんなに回転する意味もわからない。。。


2番の前半は回転も終わって落ち着いていたのに、また2番のサビでも激しく回転するし!!!!!!ほんと、回転しなくていいからゆっくり聞かせる歌い方をしてほしかったなあ。。まあ、どっちにしても歌はうまかったんだけどね。


Maszkabál - Ki kicsoda?
Wolfgang
Mummenschanz
Rätsellied


舞台の上からテープのようなものが何本も降りてきて、黒子の人がそれを舞台下のほうに引っ張り、舞台上では包帯が斜めに何度も掛けられているように見える。

 

この状態で変な衣装(肌色の衣装に胸のところだけ緑の包帯をしたような感じ)のアンサンブルが舞踏会のダンスを踊る。って!舞踏会って言うから、せめてR&Jの舞踏会のような派手さを期待してたのに、この衣装は何でこんなに微妙なの?


この妙な人たちの中で、なぞなぞの歌を歌うヴォルフ。CDを聞いていると、楽しそうな歌なんだろうなあと思ってたんだけど、ものすごい暗い感じ!!!絶望的じゃないですか。っていうか、ヴォルフの歌は絶望的なのばっかしだ。。。


舞台上からたれている包帯は、歌っている間もヴォルフの体に絡みつき、ヴォルフは舞台上で包帯から逃れられなくなる。と。。。なんか手前で動くものが!!と思った瞬間、銀橋のセリ上がるセリの上には、ファントム!じゃなくて、黒い服に白いマスクのパパが。。。

 

パパはこのセリの上から舞台でがんじがらめになっているヴォルフに向かって、なぞのこたえを言う。ここも、日本語版では「幸せだ!」って言うし、ドイツ語版でもGlueck!って一言なのに、ハンガリー語版ではめちゃめちゃ長いの!!!なんとかなんとかなんとかなんとかーーって6個くらい単語があったんじゃ。。ハンガリー語で幸せってそんなに複雑なのか。。。

パパがセリに消えていくと同時に、ヴォルフは包帯から逃れてパパを追いかけるが、追いつけない。


Colloredo Zitat, Hogyan lehetséges ez?, Leopold érkezése, Colloredo újra
Waldstätten, Colloredo, Leopold, Colloredo, Ensemble
Wie kann es möglich sein?


場面は変わって、中央の巨大なセリ上の箱には、地下室のような雰囲気がかもし出されている。アルコが脳みそを持って立っている。(フランス人画家の脳みそですっていうところだね)

 

コロレドはそれに見向きもせず、中央の机のところで楽譜をなめるように見ては、自分で音楽を感じようとしている。(これはモーツァルトの楽譜)アルコの脳みそトークもあまりちゃんと聞いていない。(ちなみにこの地下室は古い本と脳みそが置いてある部屋らしい。)


じゃじゃ!とWie kann es moeglich sein♪(神よなぜ許される♪)の曲が始まると、脳みそ部屋でコロレドはもだえるように歌いだす。このときの手つきがゲイっぽい!!!!!ゲイじゃなければジョニーデップだけど。。。

 

とにかく、この恍惚とした様子!繊細な指使い!!!ああ、ゲイだと思い出した瞬間、笑いが。。いや、これは重要な曲だし笑ってはいけない!!!と思うのに、コロレドの顔を見たら噴出しそうになる。。。(ごめん。。ちゃんと曲聞いてません。。。)それに、このゲイ的動きが Uweを参考にしたものだったら、罪なやつだよ、Uwe..世界中のコロレド役者はゲイ扱いされるからね。。。


ここは日本語版と同じで、一番が終わると、一旦パパが入ってくる。孫のレオポルドが!とか言って追い出されると、続きを歌うコロレド。(このパパパートは日本語版より少なかったし扱いも軽かったような。。)

 
今度は脳みそ部屋から出て、舞台のもっと手前のほうで熱唱する。片手にはろうそく、もう片方の手にはさっきの楽譜を持っている。ゲイっぽくてひょろひょろしているのに加えて、ろうそくが激しく燃えるので、危なくって気になって仕方ないよ。。


2番のサビ当たりで、左右対称の橋を通って、脳みそ部屋の屋根の部分に上るコロレド。そこで地面にろうそくを突き刺し、楽譜を燃やそうとする。(ヴォルフガングのことを無礼で何とかって言うところ)が、心変わりして、Zauber der Muziiiiiiiiiik!!!で楽譜を燃やすのをやめて抱きしめ、恍惚とする。


素敵だーーーーー!!!!このコロレドは背が高くて見目麗しいのがやっぱりすてき!!!!!!!ゲイっぽくなければ惚れてたかも。。。いや、ゲイでもこの際いいけど!!!!!


まあ、Uweバージョンを聞き込みすぎていたので、Uweほど完璧に歌ったわけじゃないけど、彼もなかなか素敵でした。それに、CDで聞いたらこの人のWie kann es moeglish sein♪はUweを超えてるかも!!と言う勢いです。(ラストの高音をアレンジしていてすごくいいの!!)

Levél Bécsből
Nannerl, Postás
Brief aus Wien


また中幕が降りて、ザルツブルグのナンネールと夫のシーン。夫がパパからの手紙を持って帰ってくる。それを受け取り開封し、ヴォルフの成功を告げる部分を読むナンネール。夫が出て行ってから、暗い部分を読む。

 
Esz-dúr Zongoraverseny, Hallgass meg, jó apám, Miért nem tudsz olyannak szeretni, Csillagok aranya - repríz
Wolfgang, Waldstätten, Leopold
Lieber Vater, hör nur!/Warum kannst du mich lieben, wie ich bin?

 
中幕が開き、橋のの向こう側にコンサート会場が見える。今回はお客さんもたくさん集まっており、ピアノの演奏が終わったヴォルフもうれしそう。橋の間にはカーテンがあり、その手前は控え室と言う設定。パパは、そこからコンサートの様子をこっそり見ている。


コンサートが終わると、男爵夫人が走って出てきて、コンサートの大成功を父親に告げる。父親はそれを聞いて、怒ったような態度をとる。(ここは市村さんの演技が見たかった!)


パパが喜んでくれないのを見て、ヴォルフガングはなぜ愛せないの♪を歌い始める。舞台はセットが全部はけて、舞台中央に大きな四角の鏡を残すのみ。ヴォルフは激しく熱唱し、もう、みんなトランス状態で聞きほれる!!!!!


と!二番のサビに来たあたりで、ヴォルフが変な行動を取り始める!!中央の鏡のところに来たと思うと、いきなりコートを脱ぎだす!!!そのままつるっと上半身全部脱いで、来ていた服は全部回りに脱ぎ散らかす。

 

何で脱ぐの???と思いながらも、すかさず筋肉チェックをしている間に、なんとズボンとパンツもつるっと脱いで、お尻が丸見え!!!!下半身を脱いだ瞬間に手で前を隠して鏡のそばにうずくまる。

 

そのまま回転する盆。いやあ、筋肉はしっかりついてるし、かなりムキムキだ!!!と観察していて思ったものの、何で脱ぐ必要があるのかさっぱり。。。。


「このままの僕を」愛してほしいという意味をこめて裸になったんだろうねえ。。けど、全裸に興奮したのと、筋肉チェックを思わぬところでしていたため、せっかくの名曲の盛り上がりのラストはあまり集中できませんでした。。。


曲が終わると、最初に脱ぎ捨てたロングコートを拾って、ヴォルフに掛けてやるのは男爵夫人!!!は!いきなりこんな人にコートを掛けてもらっていいのか??


そのまま歩いて、自分の部屋のコンスタンツェが待つベッドまでとぼとぼ歩いていき、コンスタンツェの助けを借りて急いでさっきまで着ていた服を身につける。って、衣装も前といっしょなら、なおさら脱ぐ必要はないじゃないですか!!!それに、男爵夫人やコンスタンツェからは、丸見えだろうなあ。。


Ne beszélj mellé, Nem fogok többek hazudni miattatok, Constanze gyere, Tisztességes család - repríz, Könyörgő levelek
Cäcilia, Aloysia, Josepha, Sophie, Constanze
A papa halála
Wolfgang, Waldstätten, Nannerl
Papa ist tot


ヴォルフの部屋。わらわらとやってくるウェーバー一家の皆さん。お金を無心に来たのだが、ヴォルフガングはもうお金は人に上げない!!とシャウトする。


その時ナンネールが(やっぱり超巨大!)旅行かばんとともに登場し、パパの死を告げる。


Zárd vasba a szíved
Wolfgang
Schließ dein Herz in Eisen ein


パパの死の知らせを受けてヴォルフが嘆いて心を鉄に閉じ込めて♪を熱唱する。まあ、死んだ人の歌を、死なれた人が歌うのは定番と言うか、ママ何処なの♪をシシィが歌う感じですね。(親子が逆。。)


Mozart látomása
Wolfgang, Waldstätten, Amadé, Constanze, Ensemble
Was für ein grausames Leben


そのまま続けて、残酷な人生♪を歌うヴォルフガング。
舞台の様子はがらっと変わって、アンサンブルが黒い衣装でヴォルフガングをさいなむ。Milch黒バージョンみたいでかなり怖いよ。。


歌の後半は、アマデがヴォルフにつかみかかってはヴォルフが払いのける。このときのアマデの運動神経がすごい!!!ムキムキヴォルフにつかみかかっては、地面に投げられたり、かなり強く押しのけられたりするのに、毎回さらっと流して側転してから立ち上がる。痛くないのかな?っていうか、ふわっとしていて全くヴォルフの暴力を気にしてない!!!アマデかっこよすぎる!


もうこの当たりでぼろぼろのヴォルフガング。そんなに悪いやつじゃないのに、何でこんなに苦しんでるんだろう。。かわいそうに。。


Közvetlen út
Wolfgang, Colloredo
Direct path?


アンサンブルが消えて、舞台上では円盤が3本のワイヤーに吊り上げられて山形になったほうを上にして1メートルほど浮き上がる。その上に立っているのは、ヴォルフガングとコロレド!!!

 

キャーー。もうコロレドの出番は終わったと思ってたのに、もう一曲あるなんて!!!しかし、コロレドとヴォルフの曲なんてあったかな?と思っていると歌が始まった。なんかかっこいい曲だ!!!!でも、多分聞いたことないぞ。。(ハンガリー版新曲です。)曲の雰囲気は闇が広がる♪に似ている上、男二人デュエットなので、かなりかぶってますね。。


それにしてもこの曲もアクロバティックではらはらする!!!こう、男同士がフラフラになりながらも相手をけなしあっているシーンってなんか妙にセクシー。それも、コロレドはゲイチックだし、ヴォルフは背は小さいけどムキムキだし、なんか異様なムードだなあ。。闇が広がる♪は最近ルドルフかかし状態だっただけに怪しさがいまいちなんだけど、このシーンはマジで怪しくて素敵!!!


二人は円盤の上で、頂上に立とうとして何度も相手を蹴落としあいます。蹴落とされたコロレドは、円盤を吊り上げているワイヤーにつかまって、何とか踏みとどまります。(円盤とワイヤーがそんなにしっかりしたつくりのものなのか心配なんですが。。二人のでかい男がくんずほぐれつ格闘していると言うのに。。)

 

蹴落としたヴォルフは円盤の一番高いところに立とうとしますが、相手が円盤から落ちそうになってワイヤーとかを引っ張るので円盤自体のバランスが悪く、ちゃんと立てません。そうしているうちにコロレドが立ちなおって、再びヴォルフにけんかを仕掛けます。今度は二人ともバランスを崩して、それぞれ別々のワイヤーにつかまり、ほとんど落ちそうになります。(ほんとこんなに体重かけて大丈夫か。。)


舞台上に注目しすぐて全然字幕を見てなかったんですが、さびの部分はYou must stay where then belong to♪(人は自分の属するところにとどまるべし♪)という感じで繰り返してました。


それにしても、この曲がこのタイミングで挟まる意味もよくわからないし、コロレドはもう用ナシなんだと思ったのに、こういう形で抽象的に復活してくるし、ストーリーの流れ的には全く意味不明なんですが、それでもこの二人のデュエットはなかなかおいしい!!!


Az ember attól ember, hogy egyenesen jár
Wolfgang, Schikaneder, Sonnenferd, Ensemble
Der Mensch wird erst Mensch durch den aufrechten Gang


と、ここで、人間は自分の足で立って始めて人間になる♪の歌になります。1789年のフランス革命の余波を受けてウィーンでもミニ革命が起きたりする時期ですね。ウィーンで革命と言えば1848年のやつ(メッテルニヒを追い出して、フランツヨーゼフが皇帝になったやつ)ですが、この時期にもかなり盛り上がってたんだよね。


しかし1幕でもパリの革命のシーンがあったし、ここで再登場してもなんか目新しくないんだけどなあ。でも、日本版はこの曲はここで初登場でしょ?


この曲かなり好きなんですけど、最近まじめで暗い曲が多かったので、助かります。。


Requiem / Álarcos
Wolfgang, ÁLarcos
requeim order


黒いコート、黒いシルクハットに黒い仮面をつけた男が、ヴォルフガングにレクイエムを注文します。(というか、このタイミングか。。)ヴォルフガングは、男が金の入った袋を手渡そうとしますが、拒否します。でも、袋を自分のほうに投げられるとあきらめて夢うつつのような状態で注文を受けます。


って、このまま行ったら、レクイエム書いてお話が終わっちゃうじゃないですか!!シカネーダーのソロは?そして、魔笛は??


Graben
Schikaneder, Ensemble


さっきの暗ーい雰囲気から照明がついて、ヴォルフの部屋のシーン。シカネーダーが入ってきて、既に完成した歌詞を見せ、ヴォルフに魔笛の作曲を依頼します。


ヴォルフはさっきまでレクイエムの件で震え上がってたのに、速攻元気になり、二つ返事で注文を受け、アマデはすぐに床に座って、二人で書き始めます。


Egy kicsit az agynak, egy kicsit a szívnek, Constanze repríz
Wolfgang, Schikaneder, Constanze, Ensemble
Ein bissel für`s Hirn und ein bissel für`s Herz


アマデとヴォルフが二人で集中して魔笛を書いている間に、シカネーダーがやっとやる気を出した!!チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに♪ の時間です!!!めっちゃ待ったよ。。。この曲、M!でもほんとに好きな曲なの!!!(でも、日本版はいまいち。。。ウィーン版のBoris Ederが最高!!!!!)

 

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しかし、このシカネーダー顔が変。。口ヒゲに長髪。。まあ、歌がうまくて楽しかったらこの際いいや!!と思っていると、歌はなかなか。歌い上げると言う感じじゃなくて、楽しく歌うほうだけど、B&BのBe our guest♪のルミエールを思い出したよ。帽子とステッキ持ってるし。

あと、雰囲気はミスサイゴンのアメリカンドリーム♪かな。途中で出てくるでかい車の代わりにピアノがあって、その上で歌い踊る!!!変なのは、アンサンブル(みんな帽子とステッキ付き)が緑のシャツを着てること!!もうちょっと派手な色とかにしたら?とおもったんだけどね。。あと、アンサンブルがばらばら。。。。せっかく小道具あるんだから、あわせてほしいんですけど。。


でも、シカネーダーの歌は最高に楽しくて、よかったよ!!!ただ、全体的にレクイエムの注文も終わってるし、暗い雰囲気の中でのシーンだったから、底抜けには楽しめなかったんだけどね。。


曲が終わると、モーツァルトは、「おまえに働きやすい環境を用意してやったよ!」と言われ、中央のピアノのところに連れて行かれる。そこには金髪セクシー美女が!!(ヴォルフはあまり見向きもせず、作曲中)

Irgendwo wird immer getanzt (Reprise)


そこへ、コンスタンツェが旅行から帰宅。金髪美女を見て怒り、ダンスは止められない♪のリプライズ。


Egy kicsit az agynak - repríz, Varázsfuvola
Ensemble
Zauberflötenmedley


魔笛が完成し、メロディーが流れるシーン。さっきの星から降る金♪でいろんなオペラキャラが蝋人形のように回ったので、そんな感じかなあと思っていたら、舞台に登場したのは白い服を来た人が8人ほど。舞台中央にたいまつを持ってたって、盆が回る仕組みなんだけど、なんか、もっと派手にしてくれてもいいのに!!

 

せっかくバックでパパゲーノや夜の女王の曲が流れてるって言うのに、舞台上は激しく地味。。。絶対ハイライト版っぽく魔笛のシーンを再現してくれると思ってたのに、簡単に流さ。れてしまいました。派手なシーンを期待してたので残念。


Közönség taps, Nem tudok többé!, A hercegből király lett
Wolfgang, Amadé
Der Prinz ist zum König geworden (Reprise)


ううむ。この曲、すみませんが記憶にありません。。
たしか、モーツァルト!モーツァルト!って言う声が聞こえるところだよね?
レクイエムの注文者がもう一度現れて催促してたような気がする。

 

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歌が終わると、ヴォルフガングとアマデはは上手の手前でレクイエムの作曲を続けている。1幕の最後と同じように、ペン(音叉)のインクが出なくなったアマデ。二人は話し合いながら作曲をしているので、それにすぐに気づくヴォルフガング。

 

1幕の最後と同じように、腕を差し出すが、血はもう出ない。アマデは手振りで、心臓を指差すと、ヴォルフガングはアマデの言いたいことがわかり、死を覚悟する。ここは、私の解釈では、父も去り、妻も去った今、自分に残されたたった一人の友人はアマデで、そのアマデが自分の血を要求するならくれてやろうと言う意味に取れたよ。


だし、アマデがほしがる血を与えてやると、ヴォルフだけではなくアマデも死ぬことになる。アマデはそれは平気に見えるが、ヴォルフガングは自分の唯一の友達、アマデを失いたくない。そこで、ヴォルフガングは何度も愛を込めてアマデを抱きしめる。アマデも「お兄ちゃん!別れ別れになりたくないよ!」と言う表情をする。

 

3度強く抱きしめた後、ヴォルフガングは胸を開き、死を受け入れる。アマデは胸を音叉(ペン)で一突きし、アマデとヴォルフガングは全く同じ動作で左右対称に倒れる。

 

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うーーーー。ハンガリー語なのに泣いちゃったよーーー。このアマデを抱きしめるところのヴォルフがすごくいい!!!!アマデの表情もいい!!!


Zitat
Wolfgang, Doktor Mesmer, Costanze Nissen, Ensemble
Mozart, Mozart!


再び、プロローグの墓場の舞台設定(二人は舞台手前に横たわったまま。円盤が山形のほうを上にして地面に置いてあり、今度は多くの貴族が花を持って登場し、みんなでその花をモーツァルトの墓(円盤)に向かって投げながら、モーツァルト!モーツァルト!♪の歌を歌う。


男爵夫人があの超難解なソロの部分を、お墓の上に立って絶唱。完璧や!!すごい!!!それも、後半あまり目立ってなかった男爵夫人がいきなりこんなところで出てきて褒め称えてもいまいち信憑性にかけるんですが。。


まあ、それは置いておいて、ヴォルフとアマデは歌の途中で立ち上がって、お墓の上に立ち、歌に加わる。ラストは、Mozart!Mozart!の大合唱で幕。

 

(カテコ編&まとめに続きます)

 

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2015-01-31 06:32 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

それでは、ブダペスト版モーツァルト!レポも3回目!今日はストーリー編の1幕をお送りします。


キャスト編と重複するところもありますが、ストーリーの順番や演出も覚えているだけ書きました。

曲のタイトルは日本語とドイツ語ごちゃ混ぜですが、できるだけ日本語のタイトルを使うようにしています。

===

●ストーリー編 1幕


曲目はハンガリー語で見つかったのでそのまま転用します。。それも、ハンガリー語のオンライン辞書を引きながらシーンのおさらいをしてるので結構大変!!


ちなみに、ハンガリー版は日本版やウィーン版とシーンや曲の順番がずいぶん違います。

 

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舞台全体の感じ。この写真はアマデとヴォルフが二人ずついるので、何かのイベントのときだと思いますが。。


Prológus I.
Doktor Mesmer, Constanze Nissen
プロローグ。


これは日本版、ウィーン版と同じです。暗い中に上から照明が降り注ぐように降りて、ドクトル・メスマとマダム・ニッセンが登場し、円盤が山形に舞台上に置かれ、お墓を象徴します。ドクトル・メスマがジャンピエール!って言うところが、日本語のやつと言い方が似てて笑った。


Ez egy csoda! Micsoda kincs!
Leopold, Amadé, Nannerl, Waldstätten, Zinzendorf, Salieri, Mesmer, Ensemble


これはウィーン版と同じ曲。Was fuer ein Kind!の曲です。(日本語版は神がー♪って言うやつなんだけどね)


赤い服をきたアマデ(12歳くらい?)が指揮棒を振っているところにスポットが当たり、舞台中央の楕円形のせりに乗ってコンサート会場となるピアノがセリあがってきます。

 

ナンネールを子供の役者がやってるんだけど、一言歌うところ(熱がある♪)が下手!!!日本では子供ナンネールはいないらしいですね。


アンサンブルもちょっと統一されていなかったので残念。


次の男爵夫人がアマデに声を掛けるシーンでは、アマデは音叉を手に持っている。この音叉の二股になってないほうペンのようにして作曲をするわけですが、私はアマデが箱を持っていると思っていたので、全然違うものを想像していました。。

A vörös kabát
Wolfgang, Nannerl, Leopold, Amadé


スポットライトが中央にあたり、子供の姿のアマデ(なぜか照明が失敗して全然ピントが合わなかったが。。。)のシルエットが舞台に浮かび上がる。前奏の終わりで、このスポットライトの中央から、スクリーン代わりになっている白い布を突き破って大人になったヴォルフガングが登場。

 
これは赤いコートのシーンですね。ザルツブルクの町をかたどった形の中幕(赤い壁紙)が下りると、舞台手前はモーツァルト一家の部屋と言う設定。上手端っこにアマデが常駐する作曲用ミニ机、下手端っこには礼拝台。下手奥には鏡の入っていない鏡台、上手奥には机。中幕には布をたらした形の扉が家の入り口となります。


家の入り口からナンネールが帰ってくると、ヴォルフガングが赤いコートが入った包装紙を放り上げてはしゃいでいる。なんか、音楽を聞いてて予想した通りなのでいきなり感動!!!


この時点でアマデはすでに舞台上にいて、鏡の入っていない鏡台の後ろ側に周り、ヴォルフガングと鏡をはさんで左右対称の動きをしてみせる(ううむ。これで分身とわかるなんて絶妙な演出だね。。)その後も、ヴォルフガングはアマデにイェーイ!とかするので、通じ合っててすごくいい!


Hol van Mozart!
Arco gróf, Colloredo, Wolfgang, Leopold, Ensemble
Wo ist Mozart!


これは何処だモーツァルト!♪のシーン。中幕が開くと、宮廷の人たちがうごめいていて、上手手前でArcoが歌う。舞台中央のセリは上がった状態なので、セリ上の箱の上(舞台奥)からコロレド登場。

 

背が高くて目立つ!!これは結構かっこいい人なんじゃ!耽美系コロレド。黒い長髪(後ろくくってる)に黒い衣装。Tybaltの衣装の黒い版みたいに刺繍がいっぱいしてある。


コロレドはヴォルフガングからセレナーデを書いた楽譜を受け取るが、ヴォルフガングの態度に怒って空中に投げ捨てる。それを見て更に怒るヴォルフガング。怒ったままヴォルフとパパは退場。


ううー。コロレドの出番が短いのが残念だよー。


Éjszakai szerenád
Colloredo, Arco gróf


ううむ。夜のセレナーデと言う意味のタイトル。このシーンでは、さっき床に投げ捨てた楽譜をもう一度拾って読み直し、「音楽家たちにこの曲のリハーサルをさせろ!」と命令するシーン。


Senki nem szeret úgy, mint én
Wolfgang, Leopold, Nannerl, Maria Anna, Amadé
Niemand liebt Dich so wie ich


私こそおまえを愛するものはいない♪のシーン。パパはやっぱり福々しいオペラ歌手なので、この曲を歌うと強い怖いパパと言うより、思春期の息子に反抗されてしょぼんとなってるパパみたい。その点ナンネールは強い!いやあ、この二人かなりいい組み合わせだよ。(笑)

 

最後はママとヴォルフは旅に出ることにする。ちなみにママ役者は白髪混じりの髪の毛をしているだけで、見た目はナンネールは男爵婦人とあまり変わらないような気が。。


というか、ふと正気に返ってみると、ウィーン版ではこの曲は星から降る金♪の次の曲じゃない?日本版はよく知らないけど、ここでこの曲が入るのは不思議。。


Én vagyok a zene
Wolfgang, Amadé
Ich bin ich bin musik
僕こそミュージック♪のハンガリー語版です。


続けて、舞台上に残ったヴォルフがアマデといっしょに歌う。やっぱりウィーン版に慣れてるとちょっと変だけど、日本語版との僕こそミュージック♪ です。つまり、Warum kannst du mich lieben wie ich bin♪のサビの部分がメジャーにマイナー♪となるバージョンね。


さっきのシーンで旅に出るのに大きなスーツケースと小さいスーツケースをもってきたヴォルフガング。この大きいほうにヴォルフが腰掛けて、小さいほうにアマデが座って、同じ動作をします。アマデかわいい!!

 

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ファーストキャストのドルハイ・アッティラとアマデ


 

ヴォルフはアマデを肩車したりして、お兄ちゃん!って感じで楽しそう!こう、音楽を作るときは二人で一人さ!って感じ。


ここで既にアマデは運動神経を発揮します。肩車した状態から、ヴォルフの肩に脚を掛けて後ろに逆立ちして逆立ち歩きをすると言う芸当をして見せます。すごいなあ、このアマデ。。


歌の後半はアマデはアマデ常駐デスクにいて、ヴォルフは銀橋のほうに歩いてきてメジャーにマイナー♪の部分を熱唱!!!もう、このヴォルフガングの熱唱はすごいよ!!!!声量もすごいし熱い!!

 

銀橋の中央まで来たとき、驚愕のセリ上がりが!!!!ヴォルフガングは中央の楕円形の上がるセリに乗ってかなり高いところで歌います。これは迫力はすごいし、視点が高い分びんびんパワーが伝わってくるけど、空中に浮いているようで猿之助を思い出したのは私だけ?だろうなあ。。


歌の最後には、アマデが銀橋をたたたーと走ってきて、まだかなり高い位置にあるセリによじ登って二人でセリの上で抱き合う。なんか、仲がよくて息が合っててすごく素敵な二人!


Ó, Mozart kisasszony!
Nannerl, Arco gróf, Ensemble
Ah, das Fräulein Mozart


そうか、、。この順番で市場のシーンになるわけね。。まァ、モーツアルトの娘さん!♪です。さっきの銀橋のシーンの間に舞台を用意していたらしく、幕が開くと屋台のようなテーブルの後ろに売り子さん並んでいて、市場の雰囲気は満点!上からいろんなものが垂れ下がっていて、微妙にガチャガチャした感じがぴったり。

 

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さて、あの巨大ナンネール(いや、なにもネガティブな意味で言ってるわけじゃないんだけど。。)が登場し、買い物とかをします。途中でアルコが登場しいやなことを言って退場。その後やけ買いのようにトマトとかレタスとかを買いあさるナンネール。そうか、これがやけ買いだとは、CDでは気がつかなかったよ。。(爆)遠くにいるパパと弟を心配するナンネール。


Egy tisztességes család
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophie, Constanze, Fridolin
Eine ehrliche Familie


市場のシーンの後は、心を鉄に閉じ込め♪が入るはずなんだけど、もういきなりマトモな家庭♪に突入です。


舞台は中央の巨大セリに乗って来た巨大な箱の中にウェーバー家の寝室が現れます。この箱の左右には、左右対称の橋があって、箱の上まで登れるようになっています。

アロイズヤが銀橋上手端っこから登場し、めんどくさそうに歩きながら、舞台上の椅子に座ってスカートを脱いで下半身下着だけになります。歌が始まると、寝室のベッドの上には、セシリア・ウェーバーと娘たち4人が座って、ehrliche Familie♪と歌いながら枕投げをしています。

 

やっぱりちょっとコンスタンツェ役の子は他の人よりかわい目だね。でも、女性5人が歌って踊るとやっぱり派手だねえ。


パパが帰ってきて、モーツァルトが町(マンハイム)に来ていることを告げます。曲の途中でセリが一旦微妙に下がり、照明も暗くなって、中幕が降りてきます。


Zárd vasba a szíveg
Leopold
Schließ Dein Herz in Eisen ein


降りてきた中幕は、前述のザルツブルグの風景が付きの赤い壁。ここはザルツブルグのモーツァルト家の部屋。残されたパパが心を鉄に閉じ込めて♪を歌います。そりゃ、オペラ歌手パパは朗々と歌うわけですよ。

 

ここは文句なしにうまかった!!!!!!!!!特にラスト、Eisen e----------inと言うところは、ハンガリー語でも似たような音だったのですごく気持ち的に感情移入できました。しかし、この見た目から行って、やっぱり反抗期の息子を持つ父親だよなあ。。


Egy tisztességes család 2.
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophie, Constanze, Fridolin, Wolfgang
Eine ehrliche Familie


再び中幕があがって、舞台はマンハイムへ。ヴォルフガングがウェーバー父に連れられて部屋に入ってきます。アロイズヤが歌手と知ったヴォルフガングは自分の持ってきた楽譜を渡して、歌わせます。ウェーバー家の皆さんにちやほやされていすに納まっているヴォルフガングが尊大な感じでやなやつだなあ。 (笑)

 

アロイズヤは最初は楽譜を見て発声練習らしきものをしますが、とうとう歌いだすとかなりうまい!でも、日本語版ほど歌ってる時間は長くなかったぞ。。


アロイズヤが歌いかけたあたりで、座っていたヴォルフガングは吸い寄せられるように立ち上がり、アロイズヤは興奮してベッドの上でジャンプジャンプしながら歌います。

 

こんなに高い音なのにジャンプとかして大丈夫なのか?歌が終わるとすぐにヴォルフガングはアロイズヤを抱きしめ、そのまま二人で橋を通って寝室の屋根の部分にあたる、アロイズヤのベッドに移動します。


屋根には人が一人は入れるくらいのくぼみがあるので、そこにすっぽりとはまったヴォルフガングは頭を客席に向けているのはわかりますが、体は見えません。その状態で脱がれた服がぽんぽんと空中を舞い、ヴォルフガングの上に馬乗りにまたがるアロイズヤ。

 

Eine ehrliche Familie♪の最後のメロディーを階下のウェーバー家の皆さんが歌う中、アロイズヤはリズムにあわせて上下にゆれるので、明らかに下品なラブシーン!ううむ。体は見えないけどヴォルフガングは手を上に差し出してアロイズヤの胸とかを触るし!!いや、一応体は見えないとはいえ、ここまで露骨にしてもいいものか。。

Irgalmas Isten
Leopold
Barmherziger Gott


こんなシーンがマンハイムで繰り広げられる中、また中幕が降りてザルツブルグのパパのシーン。パパは今度は息子が誘惑に屈しないよう、神に祈っています。うー。この辺パパの似た曲が多いので、どんな曲か忘れてしまった。。


なるほどね、幕を使うことでマンハイムとウィーンの同時進行を表そうとしたわけね。明るいシーンとまじめなシーンが交互に出てくるのは効果としてはいいけど、別にウェーバー家のシーンを分割しなくてもいい気はするんだけどなあ。まあ、これはこれで演出効果はあったわけだし、いいかな。


Lázongás, Padampampam
Wolfgang, Mama, Ensemble
riot


中幕が再度開くと、場面はパリ。ヴォルフガングは橋の上を母親の手を引いて歩いていますが、舞台上は革命の人たちが旗を振ってDer Mensch wird erst Mensch durch den aufrechten Gang♪(人間は自分の足で歩いて始めて人間になる♪)のリプライズを歌っています。母親は革命を怖がり、家に戻ろうとしますが、革命に興奮しているヴォルフガング。


このシーンはここで挿入する意味はあるんでしょうか?どうせ後で革命のシーンあるし。。


Iraglams Isten repríz
Leopold
Barmherziger Gott


もう一度パパの祈りの短いリプライズ。ちょっとこの行ったり来たりは多すぎる気もするけど。。まあ、舞台変換のためと言う別の言い訳もあるだろうし、それほど気にならないからいいです。


C-moll zongoraszonáta
Wolfgang, Maria Anna
C-minor piano sonata


ピアノ・ソナタ ハ短調(kv457)。これは左右対称の橋の向こう側で演じられます。演奏会用のいすが並んでいて、ピアノを演奏しているヴォルフガング。ただし客席には母親ともう一人意地悪そうな貴族のおばさんがいるだけ。このおばさんも拍手を二回だけして去っていきます。


二つの橋の間から舞台手前に登場した母親とヴォルフガング。「いつかちゃんと成功するから!」というヴォルフガングに激しい咳でしかこたえられない母親。


Mama hálála
Wolfgang, Mama, Amadé
Mama's death


この間に橋が取り除けられ、下手奥にはベッドが薄暗い中にかすんで見えます。家に帰ってきた母親はせきをしてベッドに横になり、そのまま亡くなります。母親の死に気づいたヴォルフガングは、「ろうそくのように消えた。。」と言って、ふらふらとと立ち上がり無言でさまよいます。


舞台上は母の死とともに3人の黒子が3本のたいまつを持って登場し、街頭に火をつけますが、ヴォルフガングが歌いだすころには街頭の火も消えてしまいます。


Requiem - A nyomorúságos létről
Wolfgang, Amadé, Ensemble
Was für ein grausames Leben


残酷な人生♪です。もう、最高に燃えるヴォルフガング!!!!
この曲は私はすごく好きなので(変かな?)聞きほれてしまいました。真っ暗な舞台でふらふらと客席のほうに歩いてくるヴォルフガング!このヴォルフは本当にいい!!


Az árnyékod hogy léped át
Wolfgang, Ensemble
Wie wird man seinen Schatten los?


えっと、残酷な人生♪の後に続けて影を逃れて♪ですか?連続ってすごいなあ。。(といいながら、かなりいっぱいいっぱいだったのでちゃんと覚えてません。。確か中幕の前だったはず。)


Salzburgban tél van
Ensemble
In Salzburg ist Winter


さっきまで超悲しいシーンだったのに、中幕が開いてみると、ザルツブルグの居酒屋のシーン。というか、ビールとかを変える屋台が中央の巨大セリに乗っています。アンサンブルはオーストリアーーーって感じの衣装を着て(ステレオタイプなので笑)、ビールジョッキを持って踊ります。

 

この曲今まで聞いたことなかったかもー。日本語版に入ってるのかな?聞き逃したのかな?とりあえず、ザルツブルグの冬は寒いよって感じのないようだと思います。(アンサンブル見てて字幕まで気が回らなかった。。)


この曲は派手目の楽しい曲なので、アンサンブルの皆さんは最後は銀橋まで来てくれて、かなり近いところで歌ってくれます。ビアジョッキを見てガストン♪(B&B)を思い出したけど、あの時はビアジョッキは金属だったよね。


Én vagyok a zene repríz
Wolfgang, Nannerl, Leopold
Ich bin music reprise


再び中幕が下がると、ザルツブルグのモーツァルト家の部屋。おそらく、さっきのザルツブルグの飲み屋のシーンの間にママがなくなったヴォルフが一人でウィーンに帰ったという時間経過をあらわしていると思われます。


ヴォルフガングがパパとナンネールと話しているシーンです。(ちょっと記憶飛んでます。。すみません。。)


そこへ男爵夫人が登場し、「明日ウィーンへ行くが、ヴォルフガングもいっしょに来ないか」と言います。パパは断固反対しますが、男爵夫人はがっかりして帰りかけて立ち止まり、「お話を聞かせてあげましょう」と言って歌い始めます。


Csillagok aranya
Waldstätten, Leopold
Gold von den Sternen


わおーーーー。この男爵夫人は只者じゃないぞ!!!!超うまい!!!もしかしてこれは、完璧と思われたウィーン版を越えるかも!!!!(すみませんが、私は日本版は苦手なので。。)


ハンガリー語なのに泣ける!これはすごいぞ!!!ザルツブルグの形をかたどった中幕の向こう側には、星が見えるし!!!


2番に入ったころから中幕が上がり、中央のセリ部分に星型のセットが組まれ、蝋人形のような人物が10人ほど立ったまま回っている様子が見えます。

 

いったいこれはどういう意味だ!っていうか、この名曲の途中からこんなセットを導入してどうするつもりだ!と思って、歌に集中したいのにセットも見ていると、歌のほんとに最後のほうになってやっとわかった!この蝋人形のうち二人はパミーノとタミーナだ!!

 

ってことは、この蝋人形は、これからウィーンでモーツァルトが有名になって生み出していく作品の登場人物たちなのか!!!この蝋人形を指し示しながら星から降る金♪を歌うことで、モーツァルトがウィーンで成功することを暗示しているのね!!!


この演出はちょっと凝りすぎてはいるけど、結構気に入りました。けど、ほんとに、オペラの登場人物って気づいた人は観客の何人くらいだったんだろうか。。考えてるうちに歌が終わっちゃうよ。。

 
ちなみに、今まで私が聞いたのは、ウィーン版Lennkeさん(CD)、日本版久世星佳(CD)、日本語版一路真輝(Uweコン)、ドイツ語版 Carinさん(Donauinselfest)と今日のハンガリー語版ですが、本当にこれは一番よかったと言ってもいいくらい!!(ちなみに、Maya さんバージョンが手に入る当てができたので楽しみ。。)


Senki sem szeret úgy...
Wolfgang,Nannerl, Leopold
Niemand liebt Dich so wie ich

 

パパ、さっきもこの歌歌ったじゃーん。私ほどお前を愛するものはいない♪だね。ヴォルフが男爵夫人に連れられてウィーンに行こうとするのでパパが引き止めるために歌う。ヴォルフガングはそれでもウィーンへ行ってしまう。


っていうか、1幕でもう既に相当名曲出ちゃってますねえ。もうこの当たりで休憩時間にしてもいいって言うくらい、相当おなかいっぱいです。

Rám bízták
Colloredo,Arco gróf, Ensemble
馬車のシーン


演出的には、このシーンが一番好き!!!!!!!!!!!!後ろ幕には雪の降りしきる森のスクリーンに映し出されます。コロレドとアルコと二人のお付きがそり式の馬車の人が乗る部分(そりの部分)をもって登場し、部下がそりから2本長い紐を引っ張ってそれぞれの舞台の端に結び付けます。


舞台中央に置かれたそりにどっかりと腰をおろすコロレドとアルコ。歌が始まると、お付きの二人はそりの後部からスキーのストック(古いやつ)を2本ずつ引っ張り出して、そりの両側でクロスカントリーをするように激しくスキーをします。中央のアルコとコロレドはでこぼこの山道をそりで走っているように体を激しく上下しながら歌います。

 

後ろのスクリーンに映った雪山の画像もそりとお付きのスキーに合わせて上下するので、全員がぴったり動きが合うと、本当に雪山をそりとスキーで滑っているよう!!!

 

本当にこの演出はすごいです。面白いのはこのスキーの二人が、クロスカントリー風に片足ずつ滑ったり、ウェーデルン風にジャンプジャンプしたりすることで、上り坂か下り坂かまでわかること!!!


ちなみに、この二人の会話内容は、モーツァルトがウィーンに行ってしまったからザルツブルグからウィーンまで探しに行くのだーって言ってたと思う。これも演出見てて字幕見てなかった。。(たぶん歌は、私が神にゆだねたもの♪だと思うけどはっきりとはわかりません。。)


一旦スピードが遅くなって、曲が止まると、そりから降りてきて激しくおなかを押さえるコロレド(背が高いし見栄えがするので、こんなことしたらもう爆笑じゃないですか!)。お付きの人は急いでついたてを出してきて何をするのかと思いきや。。あの有名なトイレのシーンはここだったのか!


音けしの水もあったし、話に聞いていたとおりだな!それにしても、全くこの場面の必要性がわからないけど面白いからいいか!っていうか、山口氏がトイレするのは何度も聞いてるので面白いのはわかるけど、Uweもトイレしたの???スーパースターUweがしたの???ああ!!!これはぜひ見たかった!!!!


トイレが終わると、そりの進行方向は上手に変わり、4人はウィーンに到着します。


PRATER
Hol van itt valami látnivaló?/Hát Önök azok a Weberék/Ez tetszett nekem
Wo gibt`s was zu gucken?/Alles Schwindel
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophia, Thorwart, Arco gróf, Wolfgang, Constanze
me


プラーターのシーン。舞台上には中央の巨大セリ部分に、サーカスの舞台上のセットがあり、ウェーバー家の3人の娘と母親が派手派手しく立って客引きをしています。


ヴォルフはアンサンブルにまぎれて、その辺の女の子をナンパしたりしています。セシリアが首切りされたい人ーと言うと、ヴォルフが観客から引っつかまれて、舞台上の載せられます。まず頭に茶色の麻袋をかぶせられ、頭部を観客から見えないように更に布で隠され、斧で首を切られると、頭くらいの大きさのボールが入った麻袋が飛びます。で、布をはずしてみるとヴォルフはぴんぴんしている!と言うトリックです。


パフォーマンスが終わって、セシリアとアロイズヤはどうしたの?と言う話をするヴォルフガング。企みのシーンね。


Nyald ki
Wolfgang, Ensemble
Leck mich, ich bin extraordinär


ここでいきなり登場するアルコ。で、アルコと口喧嘩した末、Sauschwanz von Drecken♪(並みの男じゃない♪)を歌いだすヴォルフ。(ここは、舞台に上げられたから歌うって言う感じじゃなくて、アルコむかつくーって言う感じの設定なんだけど)


このシーンのヴォルフガングがすごくいい!!もう、悪がきの悪大将!って感じ。舞台狭しと踊りまくるし。(それも、なんかひざを開いたり閉じたりとか、変な踊りなんですけど!!)ヴォルフガングにあわせてアンサンブルもみんな踊る!それも、なんか、盆踊りみたいな単純な踊りなんだけど楽しそう!!!アルコは舞台中央で、アンサンブルに踊らされてる!

 
日本版のこのシーンを聞いてると、アルコのひゃーとか言う声が聞こえてくるんだけど、このシーンはアルコは踊らされてる以外は結構静かかな。
まあ、ラストで脱がされて下着だけになるけど、それほど激しくいじめられてるって感じはしないなあ。


この後、コンスタンツェをがそのままのあなたを愛しているの♪と歌い、ヴォルフガングが犬のように四つん這いになってワンワンと言って、コンスタンツェが同じように四つん這いになりにゃーと言って、そのままお互いにちかづいてキスをする。このとき、ちゅっちゅし過ぎて面白すぎ!


Van- e olyan zene, amely soha nem ér véget?
Nannerl, Leopold
Gibt es Musik, die nie zu Ende geht?


と、ウィーンでヴォルフガングが遊びほうけている間、パパとナンネールはもう、どんどん凹んでいきます。。ほんとこの二人は凹み役だなあ。かわいそう。。


クリスマスツリーを前に、娘と父親の二人きり。。これは寂しい図だぞ。。


二人は終わりのない音楽がこの世にあるかしら♪と歌いながら、ツリーのろうそくにマッチで火をつける。っていうか、このマッチすごい長いこと燃えてるんですけど!(曲が終わると吹き消します)
パパとナンネールのハモるところは本当に美しいよねえ。。

Bécsben maradok / Szauna
Wolfgang, Arco gróf, Colloredo, Ensemble
Ich bleibe in Wien / sauna


中幕が再びあくと、中央の巨大セリ部分の箱の中には、もうもうと煙が!そして、白いタオルを体に巻いた女性たちと、同じく白の下着一丁のコロレドがその中に!これはサウナと言う設定だろうなーと思っているうちに、ヴォルフガングが殴りこみに!!

 

コロレドのサウナ中に突撃されたので、ちょっとおびえ目でタオルを体に巻きながらサウナから出てくる。(このときに上半身の一部と腕がよく見える!!!体が細くて背が高いので、ひょろひょろなコロレドかと思いきや、腕はかなりいい感じに盛り上がっている!!これならファンになってもいいなあ。。)


ヴォルフガングがやいやいと言っている間に、コロレドは3方向を大きなタオルで隠されて顔だけ出して、半裸のバスローブからちゃんとした服に着替えている。


ラストの、もうおまえとは縁を切った!と言うところは、ヴォルフが(字幕によると)Kiss my assといったらしく、観客が相当笑ってました。

 

最後のコロレドのせりふの後で、エレキギターがぎゃーーんと入るのが好きなんだけど、タイミングずれるし、音も悪いし!!!


で、追い出されて、アルコにお尻をキックされ、床をごろごろと激しく転がって床に這いつくばるヴォルフ。そのまま立ち上がって銀橋に立ち、Ich bin Frei!!!!と絶叫。Frei(自由だ)はハンガリー語でもかなり似ているのでなんとなくドイツ語版を聞いてる気分になったよ。


Árnyékdal
Wolfgang, Amadé, Ensemble
Wie wird man seinen Schatten los?


そのまま銀橋で闇から逃れて♪いやあ、もうこれも一度前に歌ってるから、新鮮味がいまいちなんですけど。。けど、アンサンブルに囲まれて歌うところは本当に壮絶!このヴォルフガング、本当に声がいいしハートにびんびん伝わってくるよ。


舞台手前で作曲を続けるアマデ。ペン(音叉)のインクが出なくなるので、ヴォルフに話すと、ヴォルフは「じゃあ俺の血を使ってくれ」と言わんばかりに袖をまくって腕を見せる。一瞬ヴォルフの顔を見上げるが、アマデは手を振り上げてヴォルフの腕に音叉を突き刺し、作曲を続けるアマデ。
腕から血を流したまま(白いシャツなので、血糊が付いている)、ふらふらとヴォルフは舞台奥で平らなほうをこちらに向けてぶら下がっている円盤に自らを縛り付け、大の字になった状態で円盤ごと空中に浮かび、ラストのシャウトを熱唱する。=幕=


==幕間==
ボックス席に座って感想をしゃべっていると、パンフ売りのお姉さんが呼びに来て、VIP質に連れて行ってくれる。ただで飲み物と食べ物のサービスがあるらしい。これはなんか素敵だ!!と言うわけで、シャンパンとか飲んだし。。これはどういう意図のサービスなんだろうか。。ただの伝統なのか(ウィーンではない)、リピーターを増やす作戦なのか。。どちらにしてもかなりよかったので、他の劇場も取り入れてみては?

 

(ストーリー編2幕に続きます)

 

モーツァルト!ウィーン版キャストアルバムCD

 

モーツァルト! 楽譜(ソングブック)

 

モーツァルト!ウィーン公演 チケット代行

 

 

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2015-01-29 06:21 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

2005年に見た、ブダペスト版モーツァルト!の感想第二段。今回はキャスト編です。

 

●キャスト編

 

キャスト:(●の付いたもの。ただしファースト&セカンドの順不同。苗字+名前の順番)
Wolfgang Mozart: Dolhai Attila/●Mészáros Árpád Zsolt
Amade the Porcelainchild:?Visnyei József/Rónai Attila /Rónai András
Hieronymus Colloredo Prince Archbishop of Salzburg: ●Szabó P.Szilveszter /Németh Attila
Constanze Weber:Szinetár Dóra/●Siménfalvy Ágota
Leopold Mozart:●Földes Tamás /Pálfalvy Attila
Nannerl Mozart:●Janza Kata /Kékkovács Mara /Bíró Eszter
Baroness von Waldstätten:Náray Erika /●Polyák Lilla
Emanuel Schikaneder:Szolnoki Tibor/Bereczki Zoltán /●Forgács Péter
Count Karl Joseph Arco Colloredo's first chamberlain: ●Dézsy Szabó Gábor/Langer Soma
Doctor Messmer: ?Marik Péter /Jantyik Csaba
Cäcilia Weber: ?Molnár Piroska /Felföldi Anikó
Aloysia Weber: ?Dénes Judit/Gál Judit
Josepha Weber: ?Ullmann Zsuzsa /Gál Judit
Sophie Weber: Tihanyi Lívia
Sonnenfeld : G .Szabó Sándor
Assistant of Count Arco: ?Langer Soma /György Rózsa Sándor
Salieri: Kocsis Tamás
Little Nannerl: Csifó Dorina /Bognár Eszter
Maria-Anna Mozart: Papadimitriu Athina


・Wolfgang


すばらしい!!!セカンドらしいけど、全然セカンドって感じじゃない!!もう舞台上で暴れまわるし、なんと言ってもスター!って言うオーラが!外見は髪が短くて背も小さめ。やんちゃぼうず!!って感じ。もう一人のDolhai Attilaは写真で見た感じお兄さん!って感じがするんだけどね。


歌もうまい!!!!すごい絶叫系。ブダペストってこんなにレベル高いの?すごいよ!!ヴォルフガングは歌ってばっかりなんだけど全てにすごい迫力!!群集と歌っててもひときわ歌声が響くし、何より立っているだけで目立つ!


演技は、アマデとの絡みの部分がすごくよかった!!特にラストはアマデを何度も抱きしめて、最後に心臓を音叉で突き刺される!!ハンガリー語なのに泣いたって!!


アロイズヤやコンスタンツェとの絡みの部分はホントなんかいやらしげで、モーツァルト遊び人!って感じだ!


それに、セットからすごい高さをジャンプして飛び降りたりするし。。それは怪我するんじゃ、、大丈夫なのか?そんな無茶して。。最後の方のコロレドとの一騎打ちのシーンも空中に浮かぶ円盤状でコロレドとすごいアクロバティックな動きをするし。。すごいなあ、二人とも。。

あと、ヴォルフガングが舞台上で全裸になるシーンがあるのですが(なぜこのままの僕を愛せないの♪)慎重は小柄ながらムキムキ度は高いぞ!!!アマデを軽々と肩車したり、相当筋肉が付いている!!!!しかしあの全裸の必要性がいまだによくわからん。。


・アマデ


パンフに写真がないので、誰だったかわかりません。。アマデの役者は同じ苗字の子供が二人いるけど、兄弟かな?


このアマデが舞台の要でした!!!!すごい大活躍!!!まじですごいって!!まず、バク転しまくり!!!!!!

 

ラストのレクイエムを書くか書かないか!って言うところで、ヴォルフガングと格闘するところでも、子供なのに何度もヴォルフガングにつかみかかっては払いのけられて、側転でさらりと受け流す!!なんて運動神経!!カテコでも奥からバク転5回転位するし!!


演技もうまい!ヴォルフガングとの絡みがもう、心が通じ合ってる!!(っていうか分身だし。。)と言う感じが伝わってくる!!動きがきりっとしていて、姿は子供だけど心は大人だなあという感じがした。ヴォルフガングより絶対頼もしいって(笑)。


・Leopold Mozart


なんか、オペラ歌手っぽいパパです。ウィーン版のThomas,日本版の市村さんを予想してたら、オペラ歌手のように丸々としたパパが登場したのでびっくり。なんか、やさしそうっていうか、絶対怒ったりしなさそうだし、怖くないから暴れん坊ヴォルフガングになめられまくりそう。

なのに、ヴォルフガングはパパのことを尊敬して言うことを聞いているので、なにかパパは脅しのネタでもつかんでるのでしょうか?ホントこの親子は不思議です。。


歌はうまいよ!!うまいんだけどちょっと波が。。ほとんどの曲はもう、朗々とオペラ歌手さながらに歌い上げるんだけど、時たまちょっと失敗する。。けど、この失敗も福々しい様子になぜか許しちゃうパパ。


・Nannerl


なんかのこの人はすごい有名人みたいで、カテコのときの拍手も一番多かった!!!!それに、かなりうまかった!けど年齢はかなり上っぽくてWaldstaetten男爵婦人とあまり変わらないんじゃ。。って感じでした。


日本版のNannerlでもウィーン版のNannerlでもない感じの声で、どちらかと言うとエポニーヌ声(島田歌穂系)でした。歌は安定していてパワーもあってすごくよかった!!!特にパパとハモるところが、パパが本気出すともう最高!!!!


でも、ナンネールの方がパパ&ヴォルフガングより背が高いので、並んで立つとちょっと笑える。。それに見た目の年齢のこともあり、ママが死んだ後はナンネールとパパが結婚しているように見える。。貫禄ありまくりのナンネールでした。

 

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・コンスタンツェ


ウィーン版と日本版を比べると、これは絶対日本版(松たか子)に軍配が上がるんだけど、このコンスタンツェはどちらかと言うとウィーン版の流れでした。声の感じがビーンとした声なの。ううー。松たか子のやつが聞きたいよー。


それにしても、ダンスはやめられない♪でいきなりコンスタンツェコンサート状態になったのに爆笑。どこからか映像を送ってるらしく、舞台奥が急にスクリーンになって、コンスタンツェがアップで映し出される!!

 

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このアップの必要性がいまいちよくわからないんですけど。。。あと、サビの部分で激しく回転しながら歌うのにびっくり。いや、ゆっくり立って歌って聞かせてくれたらいいから。。。あんなにパワフルに歌いながらもぐるぐる回転して目が回ったりしないんだろうか。。と余計な心配をしてしまったよ。


・コロレド


いや、この人は有名な人らしいよ。エリザでトート(ハンガリー版はHalaleと言います)をやったらしいし、見た目から言っても有名人!!って感じです。

 

Uweがコロレドをやって以来、出番が少ないくせにセレブがコロレドをやるのが定着しちゃったけど、別にセレブじゃなくてもいい気がするんだけどなあ。


彼はすごい長身で見ていても気持ちがいいくらいすらっとしてスタイルがいい!ルックスもいいし、いやあ、コロレドっておいしいわー。出番がもっとあればいいのに!!!


それに、登場シーンがどれもこれも面白い!!!ザルツブルグの晩餐会準備のシーン、雪山をそりで走るシーン(プラストイレ)、サウナから出てくるシーン(ヴォルフガング追放)、脳みそ部屋(Wie kann es moeglich sein♪)そして円盤上でのヴォルフガングとの格闘シーン(闇が広がる♪っぽい曲)どれもこれも異色シーンで笑える!!!

 

これはUweで見たら突込みどころ満載だろうなあ。。っていうか、祐一郎氏で見ても相当笑えるんだろうなあ。。といろいろと想像して楽しませてもらったよ。


サウナから出て来るシーンでは、かなり露出が高いので腕や方をチェックさせてもらいましたが、かなりいい感じで筋肉付いてます。この人は顔で年齢が全然わからないけど、体は全然年取ってません。(Uweはおなか出てきてるけど。。。)


ただ、脳みそ部屋でWie kann es moeglich sein♪を歌いながら手つきがゲイっぽい!!!!もうゲイかも!って思い出しだ段階で歌に集中できなくなってしまったよ。。

 

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歌もうまい!!!トートやっただけありますね。。けど、やっぱりWie kann es moeglich sein♪ではUweバージョンを聞きこんでしまったので、比べてしまって申し訳なかったなあ。そのまま聞いたら相当うまかったと思うんだけど、「Uwe はこう歌ってた!」と思い出すときりがなくて。。

 

後でもう一度CDで聞いたら、本気でうまかったです。ちゃんと聞いてなくてごめんなさい。。(動きを見すぎた。。)ただ、アレンジは祐一郎バージョンでした。(変調の後一オクターブ上げて歌うところ)


・Waldstaetten男爵夫人


この人は二番目に拍手が多かったよ!!!すごいうまかった!!特にCDで聞くともう、完璧と思われていたLennkeさん(ウィーン版)の星から降る金♪よりもうまい!


ただ、この人の役どころ自体がなんだかよくわからないので、何でこの人こんなに目立ってるの?って思ってた人もいたかも。重要な歌をいっぱい歌うくせに、肝心のときにヴォルフガングを助けないし(お金を貸してって言われたのに貸して上げないとか)。助けるつもりなら全部お金払って上げたらいいのにー。と思った。


・アンサンブル


このアンサンブルは結構踊るんだけど、踊りの内容は結構簡単なダンスなので、エリザのように歌のうまい人を集めたのか、R&Jのようにダンサー中心に集めたのかいまだによくわからない。。それに、ダンサーで集めたとしたら、群舞がばらばらすぎ。。。シカネーダーのソロでも、みんなコーラスラインみたいな小道具で踊るんだけど、あまりにもばらばらでびびったよ。。


コーラスは不思議なことに、すごい迫力で最高!!!と思うとき(革命の歌、コロレドの館など)と、ちょっといまいち(Hier in Wien♪)。。。って思うときのアップダウンが激しいなあ。。エリザのようにコーラスの質を一定に保つのは難しいかな。

・オーケストラ


ううむ。。。これは完全にウィーン版に軍配が上がりますね。。なんか相当微妙なところもあったし。。ダンスはやめられない♪の最初のピアノのソロがやばすぎ!!!!


でも、CDで聞くとウィーン版くらいオケがいいんだけど。これはどういうことだろうねえ。


あ、そうそう、今回ちょっと一番最初に幕が開くのが遅れたんだけど、観客が待ってる間、オケが曲の練習してるふりして別の作品のフレーズをぴろぴろって弾くのに爆笑した!!!!

 

だって!!!!あと1分でM!が始まるって言うのにエリザのバードイシュルとかプロローグのEs muss liebe sein♪とか弾くんだもん!それも最初はクラリネットだけぴろりんっていたずらみたいに弾いてたんだけど、しばらくしたら、他の楽器もハモりだして、もうエリザのオケ状態!!これはオケは使い回しですね。。。しかし超楽しいファンサービスだったよ!!!

 

(一体一フレーズで曲が当てられるほどのファンがこの観客に何人いると言うのだろう。。)

 

(ストーリー編に続きます)

 

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2015-01-27 06:16 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

今日からしばらく、2005年に観劇したブダペスト版モーツァルト!のレポもお届けします。

 

この時私はモーツァルト!初見だった上、ハンガリーミュージカルも初体験だったので、色々と驚いておりますが、その辺も笑って読んでやってください(爆)

 

ハンガリーミュージカルに免疫のない方は、「ブダペストってなんかちょっと違うんだな・・」って思って読んでいただけたらいいかと(笑)。演出やら解釈やら色々とオリジナルで、とっても面白いですよ。

 

この公演はまだ時折ブダペストでもやっているので(それもキャストもほぼ同じ)、ハンガリーミュージカルの深みにはまりたい方はぜひどうぞ(笑)


===


●全体の感想


ブダペストM!見てきました!!実は、日本でもウィーンでもM!は見たことがないので、いきなりハンガリー語で大丈夫かなあと思ってたんだけど、いやあ、本当に遠征のしがいがあったよ!


ヴォルフガングはセカンドだったんだけど、それ以外は大体ファーストキャストだった模様。それにしても、ヴォルフガングはホントにスターのオーラが漂っていて本当にうまかったので、幕間にキャストチェックするまでは絶対ファーストだと思ってた。。なかなかやるなあ、ハンガリー。

前もって日本語版(全曲入り)とウィーン版(ハイライト)を聞いてかなり予習して行ったので、ハンガリー語でもほぼ95%わかりました。

 

おまけになんと、英語の字幕付き!これはありがたい!!実際は演技を見てて字幕は見る時間がなかったけど、ホントに歌詞わすれちゃったり、新曲のときとかは字幕の助けも借りたりしたし。


6月末にハンガリー人の友達に手伝ってもらってオンライン予約をしたのが馴れ初め。ハンガリー国内じゃないとチケットの受け取りすら出来ないらしいので、友達にわざわざ頼んで取りにに行ってもらったりして、何ヶ月かかかった結構大変な遠征だったのだ!当日劇場に行くのもウィーンから車を飛ばして片道4時間弱だからね。。(車でもM!聞きまくったけど。。)というわけで、ホント一日がかりのM!の日だったよ。


座席はRang1のちょうどど真ん中!!これが24ユーロ?日本なら絶対1万円、オーストリアでも50ユーロは軽くする席だよ!!それも、VIP 待遇らしく、幕間には飲み物と軽食が出るVIPルームに連れて行ってもらえる。なんかすごい。。それに、同じボックスにいた女の子二人連れはオーストリア人でR&Jのロゴ入りジャケットを着てるし。。遠征組か。。


迷ってたけど、舞台があまりにもよかったのでCDとパンフも買ってしまいました。いや、これはホント買いだったよ。

 

帰りの車でハンガリー語版CD を聞いたけどすばらしい!何曲かは完璧と思われたウィーン版をしのぐ勢い!!すばらしいです。ハンガリー版M!を見た人は必ずCDも買いましょう!!!


●劇場編


ブダペストオペレッタ劇場です。国立オペラ座の側で、劇場が乱立しているあたりです。ブダペストはウィーンのミュージカルようにロングラン形式ではなく、ウィーンのオペラのようにシーズン形式を取っているので、6つほどのレパートリーをひとつの劇場で日によって演じ分けます。

 

つまり、昨日 R&Jやってたと思ったら、3日間はM!をやって、その後B&Bをやるといった具合です。セットとか大変だろうなあー。役者さんは使いまわしなのか、それとも休暇ばっかりで1ヶ月に一週間くらいしか働かないのかな?オケはほぼ確実に使い回しです。(理由は後述)


今シーズンはM!の他にR&J,B&B,エリザ(もうほとんどやってませんが)他3つほどオペレッタを。おかげで劇場の飾りがすごいことになってました。

 

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劇場を前から見るとR&JとB&Bのロゴが並んでどどんと!!(笑)R&Jのロゴの裏側にはM!のロゴが!!裏表違うんかい!と突っ込みたくなるような統一性のなさです。。劇場前にはそれぞれの演目の写真も飾ってあるのですが、もうオペレッタもミュージカルもまぜまぜ(笑)。

 

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こういう雑多な感じがまるでミュージカルのディズニーランド的な雰囲気をかもし出していて、ミュージカルファンにはほほえましい光景でした。でもミュージカル初心者は、今日はM!を見に行ってるのに劇場前にはR&Jの垂れ幕が?みたいな不思議な気持ちにならないのかなあ?


さて、劇場内部に入ると、全体的にはTheater an der Wienと非常に似た作りです。平土間があって(TadWより小さい。Rangの下にもぐりこんだ部分がない)、1Rang,2Rangまで。(日本式に言えば三階席まである)

 

ただしTadWは平土間と同じ高さにLogeがあるのに対して、ブダペストオペレッタ劇場ではこの部分のRangがありませんでした。オケ頭上のLogeの部分は照明器具置き場になっていました。 つまり、TadWに比べて収容人数は7割くらいになるのかな。


ちょっとびっくりしたのは、壁紙がホーフブルグと同じ!!!フランツの謁見の間とかに使われている「パイナップル」と呼ばれるデザインです。エリザを見た人は宮廷のシーンのいすなどに貼られているクロスも同じデザインなのでよーーく見たら見覚えがあるかも!


さて、舞台に目を向けると、なんと銀橋が!!!!宝塚以外で銀橋を見たのは初めてなのでかなり笑ってしまう。オケピットの頭上を舞台から銀橋に渡る橋があって、役者はそこを通って銀橋に出ます。また、銀橋の舞台袖あたりにはもうひとつミニ舞台袖があり、舞台への出入り口としても使われます。


この銀橋が宝塚と一味違うのは、銀橋の中央に楕円形のせりがあること!!それも、せり下がるせりじゃなくて、せり上がるの!!!空中にびよーんって。舞台にこんな変なせりが付いているのは見たことがないので、最初に動いたときにはまじでびびったよ!!(M!中は2回しか使われません。僕こそミュージック♪のときと、なぞなぞの歌でパパがばばーんと登場するところ)それもかなり空中高く上がるので、一番高くて私の視点(1Rang)くらい。ちょっと笑いそうになったよ。。

舞台本体はTadWと同じくらいの大きさで、同じくらいのサイズの盆が回ります。違いは、盆の中央に巨大な楕円形のせりがあること。ほとんどの舞台セットはこの楕円形のせりに乗って出てくるので、かなり便利。(ウェーバー家の寝室、ザルツブルグの飲み屋、コロレドの脳みそ部屋など)


そのほかのセットとしては、三角形の舞台を横切る橋のようなものが左右対称に2つ登場します。役者はこの上を歩いたりもできるのでかなり使われてます。


また、舞台の上から3本のワイヤーで吊り下げられた大きな円盤のようなもの。これはワイヤーによって角度を調節されるので、時には平らなほうが客席に向けられてそこにヴォルフガングが縛り付けられたり、山なりになったほうが上になって舞台上に置かれてモーツァルトのお墓になったりします。(この円盤の上でヴォルフガングとコロレドが戦ったり(?)します。

 

観劇日:2005/10/01


(キャスト編に続きます)

 

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2012-07-03 07:22 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
(3回にわたってお送りした、ブダペスト版レベッカレポラストです!出待ち編はおまけ。。)

●出待ち

同行者さんが出待ち希望だったので、おしゃべりがてら付き合ってみる。お目当てはシルヴェスターさんとリラさんらしい。私はシルヴェスターさんとアダムが見れたらいいかな。15分くらい待ってると、シルヴェスターさんが出てきた。カテコの時機嫌悪げだったけど、出待ちでは中の下くらいか。奥さん(超スラっとしてて美人でモデルさんみたい!)と子供(6、7歳くらいの女の子)がいたのであまりゆっくりできないようす。

こんな時明らかに外国人の外見は強いかも。「写真お願いします」って言ってみたら、「遠くから来たのに無視したらかわいそう」みたいなムードになって、一緒に撮ってもらえた♪それも、女の子も写ってるし(笑)。

Ichの子も出てきたけど、小柄で白いドレスでかわいかったー。

次にAdiが出てきた。永遠の少年かとおもいきや少し老けた。。シルヴェスターさんの老けなさにびっくりしたけど、Adiは年相応になってきちゃったかも。。しかし向こうからバシバシ日本語話してくる!それも、他に待ってる人がいなかったのか、すごい時間取ってくれるしw.写真の時ぎゅっとしてくれるのが嬉しいね。(Robみたいに凄いぎゅってしないけど、適度な感じで)最後は「おやすみなさい」って帰っていった。気さくー。

最後にリラさんもでてきて(なんか舟形のお花を持っていた)、出待ち終了ー。さらっとした感じで楽しかった♪


ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



ウィーン版レベッカキャストアルバム


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2012-07-02 07:14 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
(前々日、前日からのハンガリー版レベッカレポですー。舞台写真はオフィシャルサイトより。カテコ写真はひょろ撮影)

●演出編

ざざーっとメモ見ながら演出など感想ー。

・最初のIch hab getraeumt von Mandaleyで紗幕の後ろで始まる様子は、鳥肌-!ウィーン版をうまく再現してるなあ。ただ、Ichが毛皮なのだけ謎。もこもこだわ。マンダレイの人たちの振り付けがかっこいい。動きに切れがあって、すごく好き。

・紗幕はウィーン版と同じくよく使ってるかな。渚の映像と雲の映像はよく出てくる。

・ホテルはウィーンのほうが豪華でリッチだったわ-。ブダペスト版はどこかのカフェみたい。おまけにGrand Hotelって書いてあるwww。歌詞では「モンテカルロのグランドホテルのうちの一つ」なので、グランドホテルはホテル名じゃなくて、ジャンル名なんだけどね。。

・しかし、宿泊客の衣装がどうにかならないものか。一体あれは何だったのか、思い出すだけでなんか笑ってしまう。ウィーン版は40年代の時代考証ちゃんとして、すごく上品にきっちり作った、まさにタイムトリップのような衣装だったけど、ブダペスト版は誰の衣装も無駄に派手で、おもいっきり微妙wwどこかから引っ張ってきたのかしら。派手すぎて、脈略なさすぎて笑ってしまうわwww

・マキシムとIchが崖デートしてる時とか、アンサンブルが噂してる様子が、ウィーン版よりわかり易かったかな。

・結婚式のシーン、まずはマキシムとIchが教会から普通の服でこっそり出てきて、入り口で神父から書類を受け取る(結婚証明書だろうね)。直後に同じ教会からウェディングドレスの新郎新婦が現れ、ブーケトス。偶然足元に落ちたので拾ったIchからブーケを取り上げ、その辺にいた女の子に押し付けてその場をさろうとするマキシム。

この演出は色々とわかりにくいぞwwまず、二人が結婚したってこれだけでわかるのか?(一応日本で言う婚姻届を出して受理された、ってことだと思う)。そしてその花。ストーリー知ってると、あの花はレベッカが好きだった蘭(カトレア)だからマキシムが嫌がった、ってわかるんだけど、そうじゃなかった伏線としては目立ちすぎかな。

・マンダレイの紗幕の絵は、相当豪華でゴシックな城で、これはウィーン版のあのCG丸出しのイマイチな城に勝ってる!w

・マンダレイ到着。雨なし(ウィーン版では嵐の日にコートかぶって登場する)。Ichが手袋を落として自分で拾うが、落とした瞬間ダンヴァース夫人だけじゃなくて召使全員がはっと手を出してひろおうとする。呼吸がピッタリだが、なぜ全員ww

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・階段はちゃんと回る。せり上がりはないけど、これだけのセットが廻ってくれて、図書館とか色々なってくれると大満足。あとでわかるが、この階段は2つに分かれて、内側の回る階段の外側をもう一周する階段がある。これは結構感動ー!

・Sie ergibt sich nicht♪レベッカの書斎で、巨大な男女の絵がかかっている。キャロライン・ド・ヴィンターの絵だと思うんだけど。まさかマキシムとレベッカの絵じゃないよね?(女性はキャロラインの白いドレスを着てるし)

・歌の間、上から白い花びらが落ちてくる。北島三郎大いに歌うみたいw

・図書館のシーン。しっかり螺旋階段が廻ってくれて大満足!

・チェスに負けたシルヴェスターさんが超かわいいが、切れると超怖いーーー!!!

・Hilf mir durch die Nachtの前奏で鳥肌ーー!この曲好きだったんだわー!

・螺旋階段が周り、Ichは壁の向こうのベッド、マキシムは回った階段の上で、ウィーン版よりさらに「夫婦喧嘩して二人は寝室を共にせず、まんじりともせず悩んでる」って感じがよく出てた。

・ベアトリスの弟想いの歌。前にも書いたけど、仙台ドヴィンター氏が姉ベアトリスと弟マキシムの手を引いてる絵が紗幕に移しし出される。途中から、そのさらに奥の紗幕に、マンダレイのファサードが映し出され、鳥肌モノ。紗幕を二重に使うとは!

・レベッカ寝室。これはウィーン版の方が3倍くらい豪華で素敵。ブダペスト版なら、別にそれほどお金かかってなさそう(爆)。やっぱりあのカーテンで徐々に部屋の様子がわかる方がドキドキするわー。

・ファヴェル、鏡台からなにか盗んでるー。

・しかし、ブダペスト版のレベッカ寝室が怖いのはこれからだ!曇った鏡が4枚あるんですが、レベッカの歌が始まると、その奥でレベッカ亡霊が動いてるー!これはこわいーーー!それも4人も!!鏡の中から手を出したりして暴れてる。怖いよーー!!これは相当ホラー効果アリ!!

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・ボート小屋。これも掘っ立て小屋っすね。。それに、掘っ立て小屋の屋根から階段が降りてて、小屋の屋上に立って歌えるようになってるww不自然すぎww

・マキシムのWarum。キレキレ。小屋の上に歌ってソロで歌ってるとか、ジャイアンみたいで微妙に笑えるw

・ゴルフのシーン。皆さんおしゃべりな感じがいいw.ウィーン版より短かった?このシーン、ドイツとかで切られてることもあるそうなので、あってよかった-。みんな普通にゴルフクラブ持ってて、ウィーン版みたいにヨーヨーゴルフボールはなかったな。

・フランクのソロ。結構普通だが、知らない人が見たらフランクがIchの事好きなんじゃ。。っていうくらいフランク好意的w

・仮面舞踏会。着物、ヴァンパイヤは発見。ヴァンパイヤはTdVそのままの衣装なんですがw。ダンスは激しく迫力。

・ヴァンホッパー夫人の自由の女神がすごすぎるw.I am an American Womanはなかなかいいけど、もっと「男に取り囲まれる」って感じが欲しかったかなー。

・Ichの着付け。衣装は白くて素敵。この曲短いけど好きー。

・そしてIch登場。マキシムはショックを受けるっていうか、キレキレで怒ってる。レベッカの亡霊に悩まされて追い詰められる(Uwe的)というより、Ichが悪ふざけしたと思ってるんじゃない?

・そして、ダンヴァース夫人が勝ち誇って歌う。階段が内と外で二重に回転するので、すごい迫力!ダンヴァース夫人が乗った台の下部分が曇った鏡かガラスになってて、最後の最後で出て来られない亡霊のようにレベッカの手がババン!ってガラスの内側から手のひらで叩いてて、ホラー映画のようで超怖かった!


ー2幕ー

・Ichの座り込み。マキシムの寝室の前で座り込むんだと思ってたんだけど、マンダレイの屋敷の玄関前で座り込んでるんですけど。。いつの間に家を追い出されたの?(爆)カノッサの屈辱みたいw

・レベッカ寝室でダンヴァース夫人を問いただす。鏡の亡霊は相変わらず怖い。舞台が廻ってベランダの方に出てきたら、ベランダの下にも4人亡霊がいて暴れている(建物からベランダを切り離す操作もしてる)。ベランダは安っぽい造りw。

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・Strandgut(浜辺)。舞台全体を使っているのはヘルシンキ風。ウィーン版みたいに紗幕前でやってくれたほうが好きなんだが。。と思いながら、皆さんが行き交う様子を見てたんですが、このシーン、最後がめちゃめちゃかっっこいい!!!

ウィーン版で縄を前後するところ、ハンガリー版はアンサンブルがどんどん前にジャンプして飛び出してくるのがものすごい迫力で好きー!この曲結構好きなので、良い感じにかっこ良くしてくれて嬉しいわー。

・Kein Laecheln war nie so kalt。Ichが散々「あなたはレベッカの事好きなのね!」って問い詰めてるのに、全然聞いてないマキシムw.屋根に登って熱唱ww。もうキレキレwwUweは切れても冷静な恐怖感があったけど、シルヴェスターさんはもう完全に自分を失ってるキレキレっぷり。ボート小屋のドアはは開けるが、赤いライトで女性のシルエットが。

・歌を聞きながら、「ああ、そうだった、レベッカってこんなに悪いやつだったわ。それも、マキシムやばいなw」って思ってた。かなり忘れてたわー。

・最後はIchがセレットレク!で抱きしめるんだけど、シルヴェスターさんすごい汗。。そしてヘタレ過ぎww

・お片づけの歌。イマイチお片づけ進んでない気がw.レベッカ亡霊が鏡と一緒に連行されてたけどw.

・Mrs de Winter bin ich!はものすごい迫力。床に投げつけてがしゃがしゃと壊しまくり。ダンヴァース夫人もラストは床にぶったおれw

・裁判のシーン。裁判前はIchに甘えるマキシムが新鮮。Ich突然倒れるwあんなに強そうなIchだったのに!

・ファヴェルソロ。アディ歌はうまいが、鬱陶しさとネットリ感が多少不足か。マキシム、ファヴェルを首締めて殴りそうになるとか、熱すぎw

・判事とファヴェルとIchが病院に行ってかけてくる電話。ウィーン版ではフランクとマキシムだが、ブダペストは召使全員が注目してるww召使が20人くらい聞き耳立ててる様子は壮観(笑)

・いい結果だって安心。「これで自殺の理由になる」のフランクはやっぱり無茶w

・召使に一人超年配のおばあちゃんが混じってて、いつもゆっくりしか歩けないんだけど、この人が他のキャストからいちいち特別扱いwシルヴェスターさんも特別扱いしてて、召使というよりマキシムのお母さんみたいw

・駅は映像なしで物足りない。。

・Jenseits der Nachtは好きー。出たー!銀橋の中央でせり上がり1

・「空が赤い。マンダレイだ!」のあと、ウィーン版だとキュルキュルとエレキギターが入ってかっこいいんだけど、それがなくてちょっとさみしい。

・しかし、前も書いたけど燃えが足りない!最初に手すりが燃えてて、ダンヴァース夫人が階段の上で髪振り乱してろうそくで火をつけてるのはウィーンと同じ。あと、2回ほどパンパン!って言って破裂音がするけど、圧倒的に火が少ない。

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この写真ほどは燃えてませんでした。。

・燃え足りないー!と思ってる間に紗幕が降りて、後は紗幕の火の映像のみ。それも、崩れていくところも普通に火の映像のみで、ウィーンみたいに瓦礫が崩れる映像はなし。シャンデリアがパン!って言って落ちるのもなしだし、ダンヴァース夫人の背中に火がついて横切るのもなし。レベッカ亡霊4人が苦しんでるのはあったけど。

●まとめ

というわけで、個人的には、レベッカを最初から最後までゆっくり楽しめて、うろ覚えのストーリーを補完していくのが楽しかったわー。

あと、シルヴェスターさんの前半のかっこ良さと、後半のヘタレっぷりw.アディの悪人っぷりもよかった。アンサンブルのダンスがやっぱり迫力ねー。最初のシーンとかStrandgutとかすごくよかったー!

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カテコ!

まあ、燃えたりなかったので不完全燃焼なんですが、それ以外は随分と楽しめました♪次はブダペストで何見ようかなー♪



ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



ウィーン版レベッカキャストアルバム


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2012-07-01 07:09 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
(ブダペストで見たレベッカレポの続きです。舞台写真はオフィシャルサイトより引用)

●キャスト編

・シルヴェスターさん@マキシム

うおーー!キャスト表見て盛り上がったって!シルヴェスターさん久しぶりー!結構当たる確率少ないので、超嬉しかった!しかし、あの超人間的なシルヴェスターさんが人間の役ってどうなるんだろう(爆)とドキドキww

いやあ、めちゃかっこよかった--!特に前半。背が高くて、ロングコートの裾ひらひらするのが様になってて、目が離せない!第一、マキシムが背が高いことに目がなれない(爆)。いや、Uweはともかく、Timは背が高かったのに、それでもシルヴェスターさんの超人的ヒョロ高さは目がなれるまで不思議ー。

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何がかっこいいって、特にモンテカルロのスカした紳士っぷりがもう、オペラグラズで追っかけまくるくらいかっこいいの!!ヴァンホッパー夫人のあしらいっぷりwww。興味が無いことにはとことん冷たく、興味があることにはさり気なく優しく。耳の上のちょっとした白髪が初老っぽくて、ものすごい似あってる。

あんなに大人でさらっとして、けど眼の奥に炎を秘めた表情ができるのねー。横顔で目を細めてIchを見る様子とか、ほんとに彼女に癒されて好きなんだなあ、って思った。それに、キスが!もう、耐えられない!って感じで!今まで抑えた紳士だったのが、実は強く求めてた、って感じが、もう、ホントかっこいい!!!あんな超人的に顔の綺麗な人に、あんなに強引に誘われたら、デートだってしちゃうでしょうよ!w

そして、崖のシーンで下をジーっと見つけながら崖っぷちに歩いて行くシーン(ブダペストでは細長いせりが空中にせり上がってから回転するので、マキシムだけせりの上を手前に歩いてくる)。ここ、マキシムは自殺を考えてるんだけど、ウィーン版だとよく見ないと気が付かないところが、ハンガリー版はホント、落ちる気満々に見えてる。ここの演出も演技も好きだわ-。

そして、キスがスイート♪(←観劇メモにそう書いてあるww)

しかし、Uweマキシムが年齢不詳だったのが、シルヴェスターさんは初老の紳士。まさに初老の紳士が娘くらいの年齢の女の子を口説いてるって感じで、ホテルの他の人達の噂の歌がリアル。

こんな感じに、モンテカルロではめちゃめちゃかっこいいシルヴェスターさん。かっこ良さはマンダレイのチェスのシーンまで続きます。Ichとマキシムがチェスして、マキシムが負けかけるあのシーン!もう、負け惜しみっぷりがもうかわいいーーー!!これは、惚れるかも!って思った瞬間。。。キレたwwww

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チェスのシーンのラブラブっぷり

そして、このあとはキレっぱなしwww.あんなに紳士的でかっこよかったのに、もう、一回キレたら際限なくキレて、かっこよさはどこへやら。。演技的にはキレキレで全然いいんですが、あのツーンとした超人的な空気感が。。まあ、キレてる時は表情崩れまくって、っていうのはUweでもそうだったし、美形男性が表情崩してキレるのはきらいじゃないんですが、けどやっぱり、前半の仮面のような美男子っぷりがもう見れないのは悲しい。。(苦笑)

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キレたシルヴェスターさんはどこぞで見た、キレたトートとか、キレたティボルトとか、見慣れた感じ。まあ、ロンゴコートの裾ヒラはまだかっこいいけどw.結局キレキレのままラストまで行き、やっとこさ最後の駅のシーンでスイートでキリッとしたかっこいいシルヴェスターさんが一瞬だけ戻ってきました。けど、最後の最後の、舞台が空になって二人が奥に歩いて行くところ。シルヴェスターさんは客席を振り向いてるんだけど、目がうつろだよ。。あんた、全然心の傷癒えてないし。。あんなに希望に燃えてたくせに。。

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そして、カテコ。もう演技じゃないのにまだ目がうつろ。。これは機嫌悪そうだなあ。楽屋裏でも超機嫌悪いだろうなあ、って雰囲気w.かと思ったら、隣のIchになんかささやいては、Ichが「もうあんたそんな悪い冗談」みたいなあしらいをしてる。これを3,4回繰り返して、嫌がられたらしくw,今度は逆隣のヴァンホッパー夫人にまた同じようにささやき、同じようにあしらわれてる。あれは一体何だったんだ。。

まあ、楽屋裏に出てきてみたら、機嫌はまあまあ中の下。奥さんと娘さんが来てたのでちょっと急ぎ気味だったけど、ちゃんと一緒に写真とってもらえました♪

・Ich@Zsuzsi Vago

可もなく不可もなく、と言ったところ。見慣れたウィーン版と比べると、やっぱり押しが強い。ウィーン版のWietskeの初々しさ、おどおどした感じ、透き通った声がまだ目に、耳に残っているので、全く別キャラに見えるー。フィンランド版の強い強いIchと似た役作り。見た目も似てて、背が低くて顔が丸く、自信に満ち溢れた感じ。声はキーンと強く、Wietskeの透明感はそれほどない。ブダペストの役者さんの多くがそうだけど、得意音域はどかーーんと飛ばしてくるけど、多少ずれると普通の声。高音はWietskeのほうが安々と声を出していた気が。

モンテカルロからして、Wietskeみたいにヴァンホッパー夫人にへこへこして腰が低いわけではなく、「このおばちゃんギャーギャーうるさいよ、一応言うことは聞いておくけど」みたいな感じ。マキシムを好きになるのも、Wietskeはマキシムの押しに押されたって感じだったけど、今回は結構積極的に好きになってる。

最初から強いIchなので、もう後半の「愛する女性の力で」の歌とMrs de Winter bin Ich! (エット・アーン!って聞こえた)が押せ押せ。めちゃめちゃ強くて笑えたwwMrs de Winetr bin Ichは、もう、全部床に投げて壊すし。。ウィーン版はちゃんとゴミ用の木の箱があって、そこに上品に入れていっていた。花は召使(Christophさんw)に言って下げさせてたし。
それがブダペスト版では、ひたすら全部がちゃがちゃ床に投げる投げる!!レターペーパーとかだけじゃなくて、あのキューピッドもどかどか投げるし、極めつけは蘭の花(日本語訳はカトレア?なぜ?)。引きちぎって床にどかーーーん!そして、同時にダンヴァース夫人も床にドカーーンとぶっ倒れるwww相変わらず激しいっすねえ。。

・ダンヴァース夫人

まあ、ウィーンのSusanで見慣れてると、他の誰も多少物足りないのは仕方ないんですが(StuttgartのPiaさんがものすごかったらしいが)、彼女もオペレッタ劇場特有の、得意音域は大声で、それ以外は普通、って感じでした。いや、迫力があってよかったんだけど、Susanほど記憶に残るって感じじゃないかな。

2幕のレベッカ二重唱でIchをベランダから自殺に追い込もうとするシーンは結構怖かったわ。

しかしラスト、ウィーン版では背中に火がついたままダンヴァース夫人が舞台を横断して、ダンヴァース夫人が気が狂って屋敷に火をつけ、あの火事で亡くなったことを示唆してるんだけど、そこんとこがすごくわかりにくくなってた。

まず、ダンヴァース夫人が気が狂ったかどうかは、ブダペスト版ではピンとこない。一応階段の上で髪の毛ほどいてろうそくを左右に振ってたけど、あれだけで気が狂って屋敷に火をつけたってわかるべきなのか?
それ以前のレベッカの賛美っぷりもまあまあ普通で、Susanのような気味の悪いストーカーのような賛美っぷりまでは行ってなかった気が。あと、背中に火がついたダンヴァース夫人は全く登場しなかったので、ブダペスト版ではダンヴァース夫人は死ななかったことになってるのかな。色々となぞですが。

・ベアトリス

今回上の3人が3人とも、得意音域は大声でそれ以外が普通な歌い方だったのに対して、ベアトリスがあまりに素晴らしい歌いっぷりで、拍手は一番たくさんあげちゃいました。あの、姉が弟を思う歌!ものすごいすばらしかった!!!!!

この人、テクニックもしっかりたくさんあって、ソロでは聴かせるだけたっぷり聞かせてくれて、大満足!(「愛する女の力」ではデュエットでサポートしてたからそれほどだったけど)。あと、親戚乾杯の歌もすごくよかった!!!

あと、ベアトリスがマキシムの妹じゃなくて姉だって初めて分かったw.ブダペスト版は、この弟想いの歌の背景の紗幕に、厳しそうな先代ドヴィンター氏に手を惹かれた姉と弟(10歳と6歳くらい?)の絵が描いてあって、微妙に田舎臭いながらも(先代ドヴィンター氏が百姓っぽいw)、なんだか、伝統ある一家を守らないといけないマキシムの不安定さを心配するベアトリスの姉心が伝わってきたわー。

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・フランク

余り言う事無いです。微妙にぽっちゃりさんで、Andreとの見た目の違いにびっくりw。ダブルキャストのもう一人、Tamasおじちゃん(オペラ歌手みたいな方)でも見たかったなあ。

・ファヴェル

アディーーーー!!!!見れて嬉しいよ!それも、悪役とかwwwあんな良い人アディが悪役とかwwww

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そして、この悪役っぷりは結構好きだww。声もCarstenっぽく変えてあって、個人的にはイメージに合ってた。衣装も胡散臭いセールスマンみたいでイイ!!ほんと、悪役の声と演技ががんばっててよかったよ!それにアディだから実は可愛くて(爆)、小悪人っぷりが可愛いw(本物の悪役なら合わなかったかもね。。)

だから、Eine Hand waescht die andere Handのソロを期待したんですが、微妙に舞台上の動きやセットの場所に制約されて、それほど魅力は発揮できてなかった気が。これはCarsten のほうが迫力あったわ。。

まず、ウィーン版はもっとファヴェルが手前まで出てきて、客席煽る勢いだったし、もっとショーナンバーっぽく盛り上げてた気がする。手前に出てきてたから、こう、「俺って悪いやつだけど、みんなわかってくれるよな?」的な感じがあった。それが、ブダペスト版はソファーの場所とかが奥なので、ファヴェルが勝手にマキシムに人生の美学を語っているようで、なんとなく観客から遠い感じがした。

ウィーン版は客席を味方につけることで、ファヴェル&観客VSマキシム&Ichって感じだったのが、ブダペスト版は客席は「何あの人都合のいい事言ってるの?」みたいな気分になってた。英語訳も「片手がもう片方の手を洗う」っていうのをサビに使ってなかったからピンときにくかったのかも(英語版の歌詞の「私があなたの背中をかいてあげたら、あなたも私の背中をかいてくれる」ってやつ)。

・ベン

ああ、ベンとか印象的な役は、ホントウィーン版であの役を作ったNobertoさん(うちの近所に住んでて、教会でよく会うw)が偉いと思うわ。。Nobertoさん、おっさんが子供っぽい人を自然に演じる、っていう新ジャンルを作ったよね。ハンガリー版は微妙に子供っぽさが子供っぽいだけで、あのNobertoさんの謎めいた、実は色々知っているんじゃ。。っていう雰囲気が少なかったかな。Norbertoさんのベン、素晴らしかったなあ。。

・ヴァンホッパー夫人

ものすごい派手でケバくて、ものすごいおしゃべりが激しくて、もう、まさにヴァンホッパーって感じ!ウィーンのどのヴァンホッパーより図々しかったwww。衣装もドハデだし、かなりイケイケで満足!仮面舞踏会の時の衣装が、自由の女神で大爆笑!ウィーンにもこのセンスが欲しかった!(爆)あと、仮面舞踏会にIchの後釜の召使の女の子を釣れてるんだけど、この子が無駄に目立ってて微妙だった。。

DSC_0433 web
衣装もポーズも自由の女神!

・アンサンブル

全体的に若くて、動きに切れがあってよかった。けど、アンサンブルのシーン(ゴルフとか召使とか)では、ボイトレ先生のChristophさんを無意識に探しちゃうなあ。レベッカ見てた時って、そんなにChristophさん探ししてたのね、私。背が高いから見つけやすいのよー。

Zsuzsi Vago:"I"
Szilveszter Szabo P.: Maxim de Winter
Arpad-Zsolt Meszaros: Jack Fawell →キャスト変更でBailnt Adam
Erika Naray: Mrs. Van Hopper
Attila Palfalvy: Frank Crawley
Lilla Polyak: Mrs. Danvers
Veronika Nadasi: Mrs. Danvers
David Pirgel: Ben
Gabor Dezsy-Szabo: Colonel Julyan
Peter Marik: Frith
Tibor Olah: Robert
Lajos Csuha: Giles
Richard Peter: Horridge
Adrienn Aranyi: Mrs. Rutherford




ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



ウィーン版レベッカキャストアルバム


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2012-06-30 05:57 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
ブダペストでレベッカを見てきました。ウィーンで見て以来なので、ものすごいひさしぶり!とりあえずレベッカが久々に見れて、あの曲が聞けるだけで嬉しくて、それ以外の予習(キャストとか)も全然せずに劇場入りしました。

DSC00854_20120625070615.jpg
オペレッタ劇場入り口

入り口のキャスト表前で「うわ!シルヴェスターさんとアディだ!」キャストのことなんてはなっから忘れてチケット取ったよね、私。。(苦笑)

DSC00857_20120625070617.jpg
キャスト表

とりあえず、一番嬉しかったのは、レベッカを久々に見たということ。なんといっても、ストーリーものすごい忘れてて(爆)、「あれ?レベッカってなんで死んだんだっけ?」って思い出せなくて悩んでたくらい(爆)。どうしたんだ私w.で、自問自答して「自殺だっけ?レベッカって悪いやつじゃなかったっけ?あれ?他殺?誰が殺したんだっけ?ボートも関係あったよね?」みたいなうろ覚え度w。お陰で、ストーリーの終わりまで緊張して楽しめました(爆)。

今回個人的には3ヶ国語目。ウィーン版、ヘルシンキ版(フィンランド語)、ブダペスト版(ハンガリー語)。奇しくもフィンランド語もハンガリー語もアジア系ヨーロッパ語なんだよね。そして、あとで書くけど、ヘルシンキ版とブダペスト版のIchの雰囲気がそっくりだったよ。まあ、ブダペスト版はヘルシンキ版みたいに実物レベッカが出て気はしなかったけど(爆)。

で、ウィーンでさんざん見た大好きな作品レベッカ。ブダペストの満足度は、90%くらいかな(ウィーン版を100%として)。とにかく、ウィーン版の舞台をなるべくオペレッタ劇場のセットを使ってうまく再現できていたのには満足。あのせり上がる螺旋階段をどうするのかと思ったけど、せり上がらないけどそれ以外はかなり良い感じに再現できてたと思う。螺旋階段が二重になってたのはウィーン以上の迫力で感動した。しかし、ラスト。ハンガリーなんだから身の危険を感じるかと思うくらい燃えるだろうと期待してたんですが、燃え方が足りなすぎて不完全燃焼だよーー!!火事のシーンでは、まさかのウィーン勝利。ううむ。。

あとで話してたんですが、マイミクさんがレベッカ見に行った時に、火事になって劇場追い出されたって話があったので、あれから少し燃やすのを減らしたのかな?しかし、ものすごい燃え足りなくて、それでマイナスポイント。(どれくらい燃えたりなかったかは後述しますー)

座席は平土間右奥。5000フォリント(15ユーロ)の席で、よく見えました。やっぱり安いね、ハンガリーは!

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オペレッタ劇場フォアイエ

(キャスト編、演出編に続きますー)


ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



ウィーン版レベッカキャストアルバム


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2009-03-19 06:53 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

2009年3月に見た、ブダペスト版R&J(3回目)のレポです。

 

その一年ほど前にマチソワでファーストキャスト、セカンドキャスト合わせて2回見た時のレポを書きそびれているので、そちらのレポもちょっとだけ含みます。


●1回目と2回目レポ


生まれて初めて見たハンガリー版のR&Jは鋭角ロミオ(セカンドキャストで鼻と顎が尖ってる)と平凡Julia(名前忘れた。。)。

 

あらゆる意味で衝撃を受けた。なんだこの濃さは!エアロビにレザーに不倫に!もう、モンタギューもキャピュレットも狂ってる!!!もう、テンションの高い惑星、ヴェローナ星へようこそ!!!セレレム、ミンデン!って感じで、かなり反応に困った。

 

そして、そこへ現れた存在感の薄いロミオと平凡少女Julia。二人は、ヴェローナ星人のテンションの高さに戸惑い気味。鋭角ロミオはこの妙な人たちの中でやっと自分に似た、平凡な地球人平凡Juliaを発見し、恋に落ちる。

 

そう、これは、テンションの高いエイリアンに囲まれた、二人の一般人が、まるで見知らぬ異国で同郷の仲間を見つけて恋に落ち、可哀想なことにエイリアンたちのテンションの犠牲になるお話。

 

(↑これは私のセカンドキャストの解釈で、別にエイリアンとか出てきません(笑)そのくらい周りが濃くて、ロミオとジュリエットが大人しかったって例えですw)


そう思って納得してたら、ファーストキャストのソワレがすごいことに!もう、

 

ドルハイのロミオは濃いヴェローナ星人の巣窟の中でも、際だって濃い!Juliaもテンション高いし、すでにエイリアンにとけ込んでいる!!!うおー。この世界で落ち着いてるのは私だけ?みたいな世界になってしまって、微妙に取り残された気分がしたので、驚いたのを覚えてる。


やっぱり衝撃だったのは、エアロビ&ボクシングのHerrscher der Welt(世界の王)ラップ付きかな。パリスのあばれっぷりや、Juliaママの不倫っぷりにもびっくり。あと、Tybaltの狂い方(火に手をかざしてあぶるとか)も恐ろしい。バルは火祭りだし。

 

●チケットゲット編


今回チケットは前日の7時頃キャンセルがでたのを窓口で買いました。5500フォリントで、1Rang右側のボックスの2列目。見切れることなくよく見えました。

 

ただ、後ろの女の子がカテコのロミオとJulia登場でいきなりぎゃあああああああ!!!と悲鳴を上げたのでびっくりした。まるで断末魔。ほんとに殺されたのかと思って振り返ったら嬉しそうに拍手していたので、おそらくひゅーひゅーのつもりだったかと思われます。


●今回の感想軽く


今回は、前回の衝撃が大きかったからか、かなり落ち着いてました。座ってた席が悪かったのか、かなり声がくぐもって聞こえて迫力が少なかったのも残念。

 

ファーストキャストだったんですが、オペレッタ劇場ってみんな声量が大きくてオーラのある役者をそろえてる割に、丁寧に歌わないところがあるので、どの人も結構歌に粗がでてたのが残念。前はハンガリーはそんなもんかと思ってたけど、マダーチ劇場の歌の完成度の高さからして、オペレッタ劇場ももうちょっと頑張れると思う。


あと、やっぱりR&Jはウィーン版が一番好きなのは、オケのアレンジだわ。フランス版はふわーっとしてるし、ハンガリー版もある程度柔らい。ウィーン版みたいなジャジャン!というロックっぽいのが個人的には一番かっこいいと思う。あと、かなり曲がどれも早いよ。。


演出は盆と階段と前のシーソーみたいなやつを存分に使って、相変わらずかなり複雑でスムーズな演出。

 

この劇場は役者に危険な動きをさせるね。。高いところから飛び降りたり(ロミオがJuliaのバルコニーから飛び降りたのにはびっくり。すごい高かった)。オペレッタ劇場の役者さん、超人だわ。。


キャストは、今回はファーストの日だったので、ドルハイロミオ(濃い。。そして、体重重そう。。)、BernadetteのJulia(ふつうにかわいい。歌自然にうまい)、シルヴェスターさんのTybalt(背が高くて細くて、お目付け役のようだ。かっこいい♪けど、Tybaltという柄ではない気が。。)、Arpiベンヴォーリオ(Arpi最高!!!この日では一番オーラ出てた。腕ムキムキ!!キャラもかわいいし!!!マキュより遙かに目立ってるよ。。)、Davidマキュ(細くて小柄。いまいち目立たないせいで、なんで喧嘩して刺されるのかいまいち。ウィーン版のRasmusみたいな狂ったマキュがいいなあ。。)。

 

乳母は歌はうまいけど、もうCarinさん思い出しちゃうから、可もなく不可もなくといった感じか。神父はパパで、うまいうまい。領主はホモンナイさんがよかったなあ。今日の人より、ウィーン版のBorisの方が断然好きだわ。Juliaママはブロンドでかわいい感じ。 Juliaパパはあんなにおじいさんなのね。。だから不倫するのか。ロミオのママは超怖い。こっちだけファーストだったらしい。胸大きすぎて胸ばっかりみてたw。


というわけで、今回一番すてきだったのはArpiかな。ドルハイは珍しく歌いだしで結構はずしてたし、高い音域も出てなかったところがあったので。。それに、シルヴェスターさんの2幕のソロとか外しまくりでどうしたのかと思った。 結構見る日にほってムラがある気がする。


一番好きだったシーンはVerzweifelung(喧嘩の後家族が集まるコーラス)かな。この曲のウィーン版がものすごい鳥肌ものなんですが、ハンガリー版もがんばってくれてました。

 

バルのシーンも火のスタントの人が入るのでなかなかいいかも。後なぜかパリスご乱心のシーンが結構心に残ってる。パリス、なかなか歌うまかったんだよね。

 
あとどうでもいいけど、Tybaltのおつきの人がおじさんで、踊ってたりして目立って笑った。。


私のR&Jの唯一の泣きポイント、Schuldigのベンヴォーリオの一言Einmal sind sie nicht mehr einsam♪が聞こえてこなかったのが残念。。もう、あのMathiasの声お聞いた瞬間涙腺ゆるむのにね。。

 

●ブダペスト的妄想解釈


そうそう、大事な喧嘩のシーンですが、戦う二人Tyboltとマキュがよく考えたらトートとルドルフだなあ、と考え出すと、もう違う舞台に見えてしまって。


サボー先生トート「Davidルドルフ!おまえむかつくんじゃー!」(ナイフを持って突進)

Davidルドルフ「友達って言ったのにーー!」
ドルハイ(二人の間に割って入って)「本物のルドルフは俺だ!!!」
グサ!!!!Davidルドルフ刺される。サボー先生トート、呆然とする。ドルハイ固まる。


そう!実はDavidルドルフを指したのはドルハイだったのだ!!!これぞモンスターの性。サボー先生が殺したように見せかけ、実は真のルドルフの座を奪うためにDavidを殺したのだ!そして怪物ドルハイなそのまま、心配なふりして死んだライバルの名を呼び続ける。。なんて腹黒いルドルフだ。。トートを殺人犯に仕立てあげたDavidルドルフの死、それこそが、怪物ドルハイが覇権を築く第一歩だったのだ。。


だめだ、もうこの喧嘩のシーンがどうみてもRJにみえなかった。。(ごめん、妄想で。。)


●曲目、曲順比較(ネタバレあり!)


・Ich bin Schuldlosとes wird Zeitが逆。ウィーン版ではIch bin Schuldlosが1幕Ballの途中で、客をスローで倒していく曲。ブダペスト版では2幕の2曲目。「ごゆっくりきんちゃん」で始まって、Tybalt が靴を脱いだり、ジュースを飲んだりする歌w。

 

Es wird Zeitはウィーン版は2幕2曲目で、MarkのTybaltが左上の橋の上で身を乗り出したり、滑り棒を降りたりする。ブダペスト版はBallの途中で Tybaltが発作を起こしてうぎゃーーーとか吠えて盛り上がる歌。


・Der Hassがウィーン版は一幕2曲目だが、ブダペスト版は1幕ラストから2曲目。Liebeの直前なので、対比ができているようだが、最初の背景説明の曲がない感じ。


・気がついたら、VeronaIIとJuliaパパのソロがカットされている。


・パリスのソロがある。Juliaの仮死後。やたら盛り上がる。


・ロミオの死の歌もなし。Juliaの死体のそばにいたパリスと戦いながらSeinを歌って、パリスの死語はAngstを歌いながら首に縄を掛けて死ぬ。

●ストーリーの違い (ネタバレあり!)


・パリスが結構大きな役。Tybalt死後はロミオのライバル的立場。そのくせ結構すぐ死ぬ(Juliaとロミオの死の間だ)


・最後の死に方は、ロミオ、Juliaの死を知りパリスを殺してから首吊り。なぜかJuliaをおなかに縛っている。このとき背中からフックがでていて、仮死状態のJuliaの手がなぜか動いてフックをかけるので死なないようになっている。

 

→Juliaおなか縛られたまま、ロミオのポケットからナイフを取り出し、まず左手首、次に右手首を切って、全く痛くなさそうに歌を歌い終わってから死ぬ→ロレンツォ神父がWarumを歌いながら、二人の死体を降ろす。


・手紙がなくなる経緯が違う。ウィーン版だと、ベンヴォーリオではなくて白い服の使者が手紙を運んでたと思う。で、Juliaのソロ(毒を飲む曲)の時に前幕前で白い使者が風の精みたいなのに巻き込まれ、手紙が失われる。ベンヴォーリオはJulia ist tod!を聞いてロミオを訪ねる途中でソロを歌う、という筋。

 

ブダペスト版は、Juliaが毒を飲む曲は毒を飲むだけで、ベンヴォーリオが神父に頼まれて手紙を届ける途中、Juliaの死を知り、ソロを歌っている最中にやけくそで破る。ほんと、二人が死んだのはベンヴォーリオのせいじゃん!!!


・最後、Schuldigが終わってから、舞台奥の格子のところで二つ火が燃えるんですが、あれは火葬にしたのかな?

 
●まとめ


というわけで、3回目R&Jなかなか面白かったけど、1回目ほどの衝撃はなかったかな。微妙に最近マダーチの完成度の高さのほうが好きかも、という気がしてきた。けど、おなじみのメンバーの顔を見るのは楽しみなんだけどねー。オペレッタ劇場では、あと何が見たいかなー。B&Bやってたら見たいかもー。

 

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2005-10-05 15:11 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
●カテコ編

いやあ!!!ラストもすごく盛り上がったし、すばらしかったよ!ほんとおなかいっぱいになった!!特にヴォルフとアマデがすごかったよ!!!と、感動に打ち震えていると、カテコが始まった!まあ、普通に拍手して、ちょっと抑え目にヒューヒュー言ったらいいかなあと思っていたら、なんか異変が!!!普通の拍手じゃなくて、ぱん!ぱん!ぱん!って、みんな手拍子を合わせるの!!!!いったい誰がどんな方法で拍手リーダーしてるのかわからないけど(見たところ立見席もないし、リピーターもそんなにいなさそうなのに)、見事な手拍子!!!こんな組織的な手拍子は、いろんな国でミュージカルを見てきたけど見たことないよ!!

カテコ編続き、まとめ、おまけに続きます。
2005-10-05 15:07 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
今日はブダペスト版モーツァルト!のストーリー編をお送りします。
もう色々と質問でこたえてしまったり、キャスト編と重複するところもありますが、ストーリーの順番や演出も覚えているだけ書きました。
曲のタイトルは日本語とドイツ語ごちゃ混ぜですが、できるだけ日本語のタイトルを使うようにしています。


43373040_70.jpg

===

●ストーリー編

曲目はハンガリー語で見つかったのでそのまま転用します。。それも、ハンガリー語のオンライン辞書を引きながらシーンのおさらいをしてるので結構大変!!

ちなみに、ハンガリー版は日本版やウィーン版とシーンや曲の順番がずいぶん違います。

2005-10-05 05:32 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
やっと完成!!ブダペストM!レポです!!
なんか、演出がブダペストオリジナルっぽいので、その辺も詳しく書いてたらかなり完成までに時間がかかったよ。。

とりあえず今回は全体の感想編と劇場編をお送りいたします。
私はM!初見なので、レポ中の私のつぶやき質問に、だれかM!経験者がレスしていただけると助かります。。
特に、ウィーン版、エッセン版、日本版との比較など、ご意見をお寄せください。

===

観劇日:2005/10/01
キャスト:(●の付いたもの。ただしファースト&セカンドの順不同。苗字+名前の順番)

Wolfgang Mozart: Dolhai Attila/●M?sz?ros ?rp?d Zsolt
Amade the Porcelainchild:?Visnyei J?zsef/R?nai Attila /R?nai Andr?s
Hieronymus Colloredo Prince Archbishop of Salzburg: ●Szab? P.Szilveszter /N?meth Attila
Constanze Weber:Szinet?r D?ra/●Sim?nfalvy ?gota
Leopold Mozart:●F?ldes Tam?s /P?lfalvy Attila
Nannerl Mozart:●Janza Kata /K?kkov?cs Mara /B?r? Eszter
Baroness von Waldst?tten:N?ray Erika /●Poly?k Lilla
Emanuel Schikaneder:Szolnoki Tibor/Bereczki Zolt?n /●Forg?cs P?ter
Count Karl Joseph Arco Colloredo's first chamberlain: ●D?zsy Szab? G?bor/Langer Soma
Doctor Messmer: ?Marik P?ter /Jantyik Csaba
C?cilia Weber: ?Moln?r Piroska /Felf?ldi Anik?
Aloysia Weber: ?D?nes Judit/G?l Judit
Josepha Weber: ?Ullmann Zsuzsa /G?l Judit
Sophie Weber: Tihanyi L?via
Sonnenfeld : G .Szab? S?ndor
Assistant of Count Arco: ?Langer Soma /Gy?rgy R?zsa S?ndor
Salieri: Kocsis Tam?s
Little Nannerl: Csif? Dorina /Bogn?r Eszter
Maria-Anna Mozart: Papadimitriu Athina

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●全体の感想

ブダペストM!見てきました!!実は、日本でもウィーンでもM!は見たことがないので、いきなりハンガリー語で大丈夫かなあと思ってたんだけど、いやあ、本当に遠征のしがいがあったよ!

ヴォルフガングはセカンドだったんだけど、それ以外は大体ファーストキャストだった模様。それにしても、ヴォルフガングはホントにスターのオーラが漂っていて本当にうまかったので、幕間にキャストチェックするまでは絶対ファーストだと思ってた。。なかなかやるなあ、ハンガリー。

前もって日本語版(全曲入り)とウィーン版(ハイライト)を聞いてかなり予習して行ったので、ハンガリー語でもほぼ95%わかりました。おまけになんと、英語の字幕付き!これはありがたい!!実際は演技を見てて字幕は見る時間がなかったけど、ホントに歌詞わすれちゃったり、新曲のときとかは字幕の助けも借りたりしたし。

6月末にハンガリー人の友達に手伝ってもらってオンライン予約をしたのが馴れ初め。ハンガリー国内じゃないとチケットの受け取りすら出来ないらしいので、友達にわざわざ頼んで取りにに行ってもらったりして、何ヶ月かかかった結構大変な遠征だったのだ!当日劇場に行くのもウィーンから車を飛ばして片道4時間弱だからね。。(車でもM!聞きまくったけど。。)というわけで、ホント一日がかりのM!の日だったよ。

座席はRang1のちょうどど真ん中!!これが24ユーロ?日本なら絶対1万円、オーストリアでも50ユーロは軽くする席だよ!!それも、VIP 待遇らしく、幕間には飲み物と軽食が出るVIPルームに連れて行ってもらえる。なんかすごい。。それに、同じボックスにいた女の子二人連れはオーストリア人でR&Jのロゴ入りジャケットを着てるし。。遠征組か。。

迷ってたけど、舞台があまりにもよかったのでCDとパンフも買ってしまいました。いや、これはホント買いだったよ。帰りの車でハンガリー語版CD を聞いたけどすばらしい!何曲かは完璧と思われたウィーン版をしのぐ勢い!!すばらしいです。

劇場編、 キャスト編に続きます。