2017-11-05 16:22 | カテゴリ:事件

このあいだ遭遇した、すごく怖かった事件。息子の習い事の送迎で、Sバーン(電車)でRennweg駅に向かってた。いつもと変わらない車内に、野太く腹に響く男の声が響き渡った。「うおー!Don't move!」車内が凍りついた。

 

「うおー!」の時点では、変な人かな?と思ったんだが、その後ハッキリとした英語でDon't moveと言ったから、テロだ!って思って、声のした車内後方を一瞬見て、血の気が引いた。

 

かなり体格の大きい、黒いパーカーの男が立っていて、銃のようなものを、角の席に座った人に向けて構えてる。ただ、構えているのは銃には見えず、とっさに「懐中電灯?」って思った。オレンジ色の筒のようなものに見えた。

 

誰も動けないしんとした車内で、ドタドタと車両前方から、最初の男の似た黒いパーカーで大きな男が二人、走ってきた。とっさに「男の仲間が来た!」って思った。ちょうど電車が駅に着いたので、そっと息子の手を引いて扉のそばに行き、ドアが開くと同時に電車を降りた。

 

ホームを足早に歩き、エスカレーターから振り返ると、その車両では何人かが遠巻きにしていて、慌ただしい人の出入りが少しあったが、外から見たら比較的落ち着いていた。一人の若い男性がホームを全速力で走り、運転手に電車を止めるよう話していた。私が見たのはそこまで。

 

落ち着いてから少し考えてみたんだが、英語でDon't moveって言ったんだから、黒パーカーの男は外国人かな?テロリストじゃないとしたら、角に座ってた人とケンカになったのかな?でも明らかになにか発射する系の武器持ってるってことは、計画的?第一声の前にもめたりしてなかったし。

 

とにかく息子の命のことばかり考えてて、その場から一番うまいやり方で逃げられてよかった。息子にも、こういう時には、大きな声を出さず、今日みたいに静かについてくるんだよ、って後で言い聞かせた。

 

●謎解き

 

夜オーストリア人にその話したら、推測だけど、謎解きをしてくれた。WEGA(ウィーンの特殊警察)のEinsatz(出動)で、黒パーカーの男が私服特殊警官。あとをつけていた逮捕対象が駅で降りて逃げようとしたので、銃(多分スタンガン)を構えて動きを封じ、同じ車両にいた私服特殊警官2人が駆けつけた。

 

Don't moveと言ったのは、銃を構えた方が英語話者だったわけではなく、多分逮捕対象が独語を理解しない外国人だったから。懐中電灯みたいなのは、後で調べたら、ほんとにWEGAの最近式のスタンガンだった!このニュースに写真もある!http://wien.orf.at/m/news/stories/2836173/…

 

上のリンク先の、二人構えてる写真の奥の人が持ってるやつだ!ほんとに懐中電灯みたいに明るい。銃みたいに構えてるのに、先が尖ってなくて平らだなーって思ったけど、これだった!先からびょーんって電気ショックの端子が飛び出して、刺さったらビリビリするんだって。(すごい適当な説明w)

 

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あと、黒パーカーの三人がみんな体格がよかったのは、特殊部隊で鍛えてるのもあるけど、防弾チョッキ着てるからなのもあるみたい。銃を構えた瞬間、私服の一部が剥がれて、警察マークが出る仕様なんだとか。そこまで見えなかったけど。

 

しかし、怖い思いはしたけど、COBRAと並んで世界的に有名な特殊部隊WEGAのEinsatzの場に立ち会えたとは。話してくれた人は何度か遭遇して、隊員に話を聞いたこともあるので、色々尊敬の念を込めて説明してくれた。WEGAすごい。。

 

 

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2005-10-28 23:29 | カテゴリ:事件
昨日は普通に仕事終わって家に帰る途中で、いつも乗るウィーン郊外行きの電車に乗りました。30分に一本しかないので、ちゃんと行き先を確認して乗車。電車の中ではウィーン訪問予定の知り合いにSMS(携帯メールのようなもの)を何通か書いていました。何ともない普通の帰宅風景。

電車が途中の駅で停車し、何人かが降りていきました。私は普通に携帯メールを書いていると、急に電車の電気が全部消えた!!びっくりして周りを見回すと、電車はまだホームに止まってるけど、真っ暗な電車の中には私一人!!急いでドアをあけようとしても、ドアも閉まっていて開きません。ホームにいた人が外から開けようとしてくれたけどロックされているようで開かない!!!電車に閉じ込められた!どうするあみいご!!

慌てて電車のドアを開けようとしているうちに、電車が私を乗せたまま出発!慌てて車掌さんを呼びに後ろの車両に行こうとするが、車両のつなぎ目で渡れないようになっているので、後ろの車掌さんにも前の運転手さんにも私の存在を伝えられない!!!!電車はお客さんを乗せていないので荒っぽく急停車をしながら私を乗せて真っ暗な方向へ走っていく。ほんと、スピードとかそういうアクション映画の雰囲気だ!!

もう電車の中を右往左往して開けれそうなドアはすべてあけようとしてみても、全部かぎがかかっている!マジで閉じ込められた!しばらくして他の電車がいっぱい止まっている車庫のようなところでやっと電車が止まったので、窓を開けて顔を出してみる。ちょうど作業員のおじさんがいたので「ドアを開けてー!」というと、おじさんは強いウィーン弁で何か叫ぶとあちらへ行ってしまった。。こんな時にウィーン弁でしゃべるな!(怒)

よーくみると電車の前方から運転手らしき人が歩いてくるので、窓の外を通るタイミングを待って「電車に閉じ込められちゃったんですけど、出してもらえますか?」と聞いてみる。お。マーカス・ローガン(オーストリア人水泳選手)似のハンサムなお兄さんじゃないか!お兄さんは「あほなやつだなあ」という顔をして「後20分で元の駅に戻るから、それまで待つしかないね」と言って、おもむろに電車のドアを開け、車内に電気をつけてくれて、そのまま立ち去っていきました。って!!!!外に出してよ!!!!

うー。電気はついているとはいえ、人っ子一人いない屋外の車庫に一人で座ってるのってやっぱり怖いなあ。。それも外は夜。。と思っていると、電車ががたがたゆれだした!!!もう!!20分待てばいいだけのはずだったのに!がたがたの音はどんどん近づいてくる!とおびえていると、急に私の車両のドアが開いて、荒くれ男たちが5人ほど入ってきた!!ひーー!荒くれ男たちは私の車両を駆け回り、嵐のような勢いでごみ収集をして、次の車両へ去っていきました。

みんなかぎを持ってるのに私を出してくれない。。。20分たって、おもむろに電車がプシューと言う音とともに動き出しました。ああよかった!これで文明社会に戻れる!と思ったのもつかの間、電車はちょっと走ってまた止まってエンジンを切ってしまいました。おいおい!!!今度は車庫でもなんでもなく、普通の線路の上。窓から逃げ出そうにも、フェンスとかがいっぱいあるし、他の電車が通るので一般道へ逃げることもできません。それに、もう20分待ったし!!!予定変更なら先に言ってよ!!!

待つことさらに20分。。電車は再度出発し、また荒っぽいブレーキを何度も繰り返してやっともとの駅に戻ってきました。明るい!人がいる!ということがこんなにすばらしいことだとは。。こんなに町の人々を愛しいと思ったことはない!と思ったものの、回送電車から一人で降り立つ私を愛しい町の人々は珍しい動物でも見るような目で見てました。。

助かってよかった。。
2005-09-14 21:57 | カテゴリ:事件
昨日、駅で自転車に乗って帰ろうとしたら、なんと、私の自転車がなんか変!!

サドルがはずされて、前輪のチェーンロックのあたりにぶら下がっている!よく見ると、車輪を止めてあるチェーンロックにサドルの棒の部分を入れて、ぐるぐると激しくねじってある!!チェーンロックはもう修復が不可能な形に捻じ曲がっていて無残な状態に。。。

誰かが自転車を盗むつもりだったんだけど、あきらめたっぽいオーラでいっぱい。盗まれなくてよかったー。と思いながらチェーンを逆方向にねじってたんだけど、どう考えてもおかしい。自転車を盗むのに失敗しても、自転車のアクセサリは盗むことができたはず。荷物を停めておくバンド(ほぼ新品)とか、後ろのライト(取り外し可能で結構いい)なんかはそのままで、中途半端な状態で放置してある。。

そこまで考えて、ふと思い当たった!私が自転車置き場に歩いていったときに、自転車置き場のそばに立ってた女性が、自転車置き場の中にいた男性に声をかけて、二人は足早に立ち去ったんだった。。男性は自転車を停めてるもんだと思ってたんだけど、見てみたら、そこにある自転車は私のだけだった。。つまりこの男性が、チェーンねじねじ作戦で自転車を盗もうとして、女性が見張り役だったんだ!!っていうか、まさか盗もうとしている自転車の持ち主本人が現れるとは思ってなかったんだろうねえ。ざまあみろ。

と思うと急に怒りが湧いてきて、チェーンからサドルを取り出すのに成功。後は、チェーンロックをかぎで開けるだけさ!超簡単!!と思って、かぎを差し込んでみたらば、多分ねじりすぎて金具が変になっちゃったらしく、ロックがあかない!!!

もう暗くなってくるし、田舎の駅で人通りも少ないし、さっきの自転車窃盗犯が戻ってくるかもしれないので、怖くなって居候先の人に電話をして、車で来てもらうことにしました。車を待っている間に、再度かぎで開けようとしたら、力を入れすぎて、かぎが鍵穴に残った状態のままちぎれてしまった!!!

これじゃチェーンロックはもう外れないじゃないか!と思って、泥棒さんたちが使った手を再度試してみることにする。もしかしたら泥棒さんたちは、私が現れなかったらチェーンねじねじ作戦でロックをねじ切るのに成功していたかもしれないからだ!ところが、いくらサドルでねじねじしても、チェーンロックはねじれるだけで、捻じ切れる気配がない。。っていうか、泥棒さんたち、このやり方じゃ絶対無理だよ。。盗めないっすよ。。本人がそういってるんだもの。間違いないって。

そうこうしているうちに次の電車がついて、人が通るようになる。なんか、私が窃盗犯に見えるんじゃ。。と思っていると、やっと救いの車が来た!それに、お迎えに来てくれた人はのこぎりを持参!!チェーンロックなんてのこぎりじゃ切れないよ。。と思ってたんだけど、やってみたら超簡単に切れた!!!わーい。私の自転車は救われたのだ!!!!

でも、泥棒さんたち、あんな面倒で非生産的なねじねじ作戦じゃなくて、普通ののこぎりを使えば簡単に盗めたと思うんですけど。。

とりあえず、新しい頑丈なかぎを入手するまでは、自転車通勤は控えます。。