その他ウィーンミュージカルレポ の記事一覧
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2018-03-14 16:53 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

前回に引き続き、念願の初ドイツ語版RENTのレポです。

 

●キャスト編

 

ロジャーがロックギタリストの見た目では全くなかったので(不摂生してメタボ気味の元イケメン)、どうなるかと思ったけど、素晴らしいロックな声で、全体を引っ張ってた。きれいな高音からハスキーな低音に切り替えて歌う効果は、ほかのロジャーで聞いたことないロックでカッコイイ感じだった。

 

ああ、このロジャー、雰囲気としてマテに似てるわ。丸い優しい顔でタレ目で。ロジャーって貧乏だけど一応ジーンズとTシャツにジージャンのイメージだけど、このロジャーは穴あきまくったひどいセーターw 三年以上引きこもってた人にしか見えないw なのに素晴らしい歌声と演技!

 

マークは飄々としてて、声も最初安定してなかったから大丈夫かと思ったけど、「アメリカ」が素晴らしかった!エンジンかかり出したの遅かったw ミミはもっと歌えるミミも聞いたことあるけど、この人はこの人の魅力があって、とくに二幕のロジャーと喧嘩するところの切なさがよかった。

 

モリーンとジョアンヌも、全体で見たらもっとうまい人見たことあるとは思うけど、今日の二人はほんとに良かったし、私は満足。モリーンのムーはかなりエグかったw ムー小声で言ってたら終わった。叫びたかった!ジョアンヌはアフリカ系のシャキッとした人で、頭脳派な役にぴったり。

 

コリンズが一番、え?って思ったかな。なんでスティーブ・ジョブズ似?!って混乱したけど、アメリカでコンピュータ時代の哲学者ってことか!しかしまさかヒョロいジョブズとはねw エンジェルもお世辞にもかわいいとは言えないどぎついメイクで、Today 4Uもイマイチだったのに、ほかの歌は良かった。

 

いやあもうエンジェルはWet Wetの曲のTake me-----(Nimm mich)のところがもう、あまりにも壮絶だった。。号泣。今まで見た演出のように、病室にいるシーンはなくて、何かの合唱の手前をコリンズに抱えられて、白い服に白い顔で横切るだけ。だからTake meがあまりに唐突で。。(涙)

 

エンジェルは今までで一番あっけなく感じて、それがもうすごい衝撃だった。エンジェルがまとってたシーツの四隅を持ち上げて階段降りるだけで棺に見えたのは感動した(今回の舞台で唯一よかった演出w)。そこからのコリンズのI will cover youがまた。。もう涙止まらない。。

 

メイン以外はベニー(今回のプロデューサーの人)が、通常のベニーよりかっこよくて目立ってた。ベニーの役どころがハッキリしたし、そこまで悪くもないこともわかった。いいベニーだった。アンサンブルは4人かな。バンドもキャストも最小限なので、コーラスとか音が薄かった。

 

●会場紹介

 

レントを見た巨大コンサート会場、Stadthalleの写真。中に大小複数のホールがあり、ミュージカルのツアー公演は小さめのホールだが、それでも相当大きい。世界的に有名なスターのコンサートはだいたいここで行われる。 

 

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このStadthalleとこないだアダムスファミリー見たMQは、ドイツからのツアー公演に使われる二大会場。この二会場は、チケットがウィーン平均より高いのに、会場が広いので、日本でミュージカルで見るのと似たような感覚になる。高いのにツアー版だから当たり外れがかなり多い。

 

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Stadthalleでミュージカルによく使われるホールの内部

 

ウィーンで〇〇上演するんだって!と聞いて、この二会場だと、私ならとりあえずいいや、ってなるw よほどレビューがよかったり、ずっと見たかった作品じゃないと行かない。ドイツからのツアー公演は時々作品名詐欺(オペラ座の怪人の非ALW版、レミズのオリジナル作品)もあるから注意。

 

しかしまあ、巨大な客席は半分しか埋まってなくて、ほんとここで上演することにした意味がわからない。一番安い50ユーロチケット買って、後方席大移動に巻き込まれて最終的には10列目で見れたw ウィーンにはレントを知らない人が多いんだろうな。

 

●20年前と今のレントを見て

 

これでレントは日本語、英語(英米)、独語と見たことになるのかな。独語版レントのライブCDがあまりに素晴らしかったので、ずっと独語で見てみたかった。こんなに有名な作品なのに、ウィーンではやってくれないし、初演から20年も経つしで、もう諦めてた。評判イマイチなドイツツアーでも、行く価値あった!

 

映画版レント見た時に「ああ、もう90年代は過去の世界なんだ。。」って痛感して寂しくなったけど、今日舞台で見たら全然過去の世界じゃなかった!携帯電話をスマホにしても違和感ないくらいの普遍性だった。インタラクティブ、3D、サイバーみたいな言葉がクールな最先端扱いされてたのは懐かしいw

 

もうこれ普通にスマホ持たせて(電話いっぱい出てくる話だからねw)、ミレニアムって言葉を言い換えて、サイバーとかをVRとかドローンとかで言い換えたら、普通に今でも上演できるよ。ヘアーみたいに「〇〇年代のミュージカル」って、時代の雰囲気に閉じ込めない方がいいと思う。

 

私はレント見て、同性愛者、ドラッグ、エイズの世界を身近に感じたし、おかげでその後できた同性愛者の友達とも、何の違和感もなく普通に遊んでた。ドラッグに関しても、自分の意見が持てるようになった。知らない=怖いじゃなくて、ある程度知らないと、それに対する自分の意見は持てないと思う。

 

レントは人種も宗教も立場もすごいミックス。ユダヤ系、アフリカ系、スペイン系、インテリ、アーティスト、金持ち、ホームレス。この作品に出会ったから、人はそれぞれ違うこと、それを認めあってワイワイやることの大事さを学んだ。私の人生に大きな影響を与えた作品。

 

だからこそ、今の若者が見て、なにか感じて学んでほしい。こういう非寛容になりがちな世の中だからこそ、見てほしい作品だなぁ。90年代の作品だから、というカテゴリに入れてしまうのはほんとにもったいない。世代を超えて、若者にこそ見てほしいし、そのために改変はどんどんしてほしいと思う。

 

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2018-03-12 16:52 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

少し前になりますが、2017年11月17日に見た、独語版RENTのレポです。初演から21年目に見る作品ですが、私の中では相当思い出深いミュージカルです。

 

独語版のCDを以前聞いてから、絶対一度ドイツ語で見たかった作品。ツアー版で色々気になる点はありましたが、作品自体が大好きなので、沢山感動しました。

 

それでは、つぶやきまとめ行きますー。

 

===幕間===

 

いつか独語で見たかった、RENT見に来てます!なんと初演からほぼ20周年!!1996年の作品なんだよこれ!!当時はこれが最新すぎて、ものすごい衝撃だったんだよ!!今でもすごい衝撃だよ。。携帯電話の形以外で、古さをほとんど感じないよ。。傑作すぎるよRENT。。

 

会場は久々すぎるStadthalle。劇場として好みでないので避けてたけど、RENTなら来るしかないよね。。しかし、ドイツの小規模ツアーの客演なので、質が高くないのにチケット代は高いことは承知済みで、それでもあれから20年、同じ作品を見て自分が何を思うのかを知りたかった。

 

●全体の感想

 

役者さんも無名の人ばかりで、レベルもそこまで高いとは言えないけど(ウィーンの音楽学生の方が上かも)、ところどころ上手いソロもあって、悪くはない。スタッフ最悪、役者無名な公演なのに、こんなに号泣してる自分がいることに驚き。。レントというだけで泣ける。。

 

一幕の半分は泣いてたかも。役者さんのソロで素晴らしい曲がいくつかあったし、そこから新しい発見があって泣いたり、最初にレント見て衝撃を受けた自分を思い出し、衝撃が減った代わりに理解は深くなって感動も進化した自分に気づいたり。全く古い作品じゃないよ!最高だよレント。。

 

ラヴィボエームの早口人名羅列、昔は誰が誰か全くわからなかったのに、20年(正確には19年かな)経った今は、ほとんどピンと来るw 年齢とともに知識も増えたw カルミナブラーナとかソンドハイムとか、この作品で初めて聞いた固有名詞だったわ。人生経験重ねて見た方がわかることもあるなー。

 

近年こんなに泣き続けた舞台作品はあっただろうか。。全体合わせたら半分以上泣いてた。。特にエンジェル退場からはもうずっと泣いてた。私のレント史上でも最大に泣いた。泣くつもりで行ってなかったから、色々やばかったw あんなに粗の多い舞台だったのに、心は最大限に揺さぶられてた!

 

なんか泣いて泣いて心が洗われたというか、最近すごい悩んでたことがあったけど、No Day But Today, Es zahlt nur jetztって、なんか昔は私と同世代だった独身の若者を見て、私も当時はそういう生き方してたけど、もうしてないな。。でも私の中にあの時の私がいるんだから、できるはず!って思った。

 

ほんと昔と全く違う視点で見れた。ロジャーの命に対する焦りや、後ろ向きな気持ち、昔はバカにしてたけど、今ならほんとよくわかる。逆に当時共感してたマークが、悩みの少ない平坦な傍観者に見えたし、ミミやエンジェルの命を燃やすような生き方には、憧れさえ抱いた。

 

以前は自分が若くて強い人間だったから、安定したキャラに共感したけど、だんだん弱さを経験するようになって、弱いキャラの深みに気づき、共感するようになった。こんなにロジャーが身近に感じられるなんて。自分はいつまで生きられる?生きてる間に自分になにか意味のあることができるだろうか?

 

先は短い。あれもこれもできない事ばかり。先回りして、できない事をリストアップすることに貴重な時間を浪費してる。人と比べたり、嫌われるんじゃないかと心配したり。No Day but Todayと考えたら、できないことについて悩むより、できることを終わらせることに専念できるかも。

 

 

●イマイチだった点 

 

とにかく不思議な公演だった。キャストは無名で、歌も安定せず、演技もあれ?って所もあった。セット付属の照明がギラギラするだけで、邪魔なだけ。キャラの動線や舞台の使い方も不自然。音響は壊滅的としか言いようがない。

 

前情報で照明と音響が酷いとは聞いてたけど、こんなにメチャクチャだとは。。目と耳を覆いたくなるくらいw ドイツのミニツアーがなぜこんな大きな箱に。。小劇場でやっても全然いい作品なのに!っていうか、もういっそのこと、小劇場で生声&セットなしで聞きたいよ。。役者さんがかわいそう。

 

ほぼ全てのセリフの出だしでマイクがオフ。そのくせ舞台袖の役者のマイクがオンになってて咳を拾いまくる。ムーでモリーンのマイク音割れ。ライフサポートのコーラスでハウリング。後方席はスピーカーの音が全然届かず、全くロックな感じがしない。前方席は音量は上がるが、左右に偏った音。

 

役者さんも音の酷さに最初かなり硬くなってて、そのせいで演技が噛み合わなかったり、歌に気持ちがこもらなかったりしたけど、One Song Gloryがいきなりあまりに凄くて、ここから一気に客席もキャストも引き込まれた。来なきゃよかったかな。。と思ってた私が、この曲で号泣してた。

 

あともマイクトラブルがあまりにカオスで、キャストもぎこちないところもあったけど、素晴らしいソロが沢山あり、デュエットもモリーン&ジョアンヌペアがよく息が合ってて、皆さん固くなってない時はすごくいい演技した!幕間に側でしゃべってたお客さんは「スタッフが酷いけど、キャストはよく頑張ってた」って言ってた。

 

(次回は、キャスト編、会場編、そしてレントを20年見守ってきて感じた事をまとめてみました) 

 

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2018-01-10 16:34 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

こちらの続きで、MQでツアー公演をしていた、アダムス・ファミリーのレポです。今回はキャストとパロディ、ローカルジョークについてです。

 

●パパゴメス役のUwe Kroeger 

 

Uwe! Uwe!! 素晴らしい!!!ハマり役!当たり役!!出番もソロも多いわ、キャラ最高だわ、バラードから激しい曲まで歌うわ、見たことないくらい踊るわ、Uweの魅力がたっぷりすぎて語り尽くせないよ!長年のUweファンの人にこそ見てほしいなぁ。あんな面白いUwe見たことないわ。

 

この役は実は結構難しくて、ラテン系で、おちゃめで、男の魅力は妻に全振り(妻大好き)、娘にはちょっと甘い、ものすごく人間味のあるパパなのです。大黒柱だけど悩む。けどそれを愛する家族には見せない。家族のために全力を尽くして、笑いも忘れない。こんな難しい役ないよ。。

 

Uweの一番の魅力は演技力だと私は勝手に思ってるんだけど、この作品はその演技力がフルで発揮されてて、表情見てるだけでゴメスのキャラが好きになる。Uweの顔の表情の作り方は、捨て身なところがあって(変顔をものともせず、演技を優先するw)、それが役によく合ってる。

 

スペイン語訛りも、笑えるのにピッタリで、かわいかったり男らしかったり、いろんな魅力をアップしてる。妻にメロメロ、娘を愛し、自分の個性アピールもしっかりやってて、自分に自信があって、家族も愛して信頼してるいいパパ。ゴメスは妻に弱いけど、ちゃんと家族の中心にいる。

 

しかしUwe踊る踊る!BWの作品だから、歌手も踊る前提w(初代ゴメス役はネイサン・レイン)あんなに踊ってるUweを見たのは初めてかも!ルドルフのターフェですら、この1/3くらいだったよ!(あれもタンゴだったw)タンゴの群舞でセンターは凄い!ママとペアでも踊ったし、すごいダンス量!

 

なんかまだUweの魅力を語り尽くした気がしない。。パリのホテルの予約の歌(タンゴアムール)とか、他にもめっちゃいいソロたくさんあった!これはCD聞き直さなきゃ。。娘と彼氏と三人でおしゃべりしてる時の何気ない演技とかもよかったなぁ。。

 

●他のキャスト

 

ほかのキャストも知ってる人少なかったけど、みんな素晴らしかったよ!娘(ウェンズデー)のソロとか素晴らしかったし、ママは雰囲気が妖艶でカッコイイ!タンゴの衣装がセクシー!ゴメスとの身長差が理想的w この母娘の地声の低さもほかのミュージカルにない感じで独特。

 

FesterおじさんはOliver Muench!懐かしい!こんな大きな役で見れて嬉しいよ!それもキャラがピッタリすぎてほかの人考えられないw 語り部役としての存在感も、ご先祖たちとの短いシーンも、月ラブソングのフライングwトリックも、何もかもハマりすぎだわw歌も素晴らしい!

 

彼氏さん役も頼りないキャラかと思いきや、めっちゃ美声!おまけにリンゴ事件でキャラが一気に立ったよ!自分よりクレイジーな男と付き合いたいって、私も思ってたから、なんかわかるよ、この二人の関係!

 

彼氏ママもキャラ濃い!韻を踏むキャラっていそうでいなかったよねw そしてこの人は物語にとってとても重要。何がノーマルで何がクレイジーかの垣根をぶっ壊したのがこの人。一幕ラストのソロはもう息もつけないぶっ壊れっぷり。迫力とカオスとほんとに狂ったかのような歌声のアップダウン。圧巻。

 

彼氏パパはほぼ唯一キャラ薄かったかな。この役を最初はイーサン・フリーマンがやってたのか。当時はキャラ濃かったのかな。執事は聞いてた以上にすごくて、最後のコーラスに深みが出まくった。おばあちゃんがどこから来たのか誰も知らないってw この話最大の謎w

 

弟は一番ヤバイ子なんじゃwウェンズデイいいお姉さんすぎるよw イッちゃってるのに、歌いだしたら素晴らしい美声で、そのギャップがまた怖いくらい。ママとの寝かしつけの会話が好きw

 

●泣けた箇所

 

アダムスファミリーで泣くと思ってなかった。。2幕のUweが娘に歌う「嬉しい悲しい」の歌。これはヤバイ。Lieben heisst Veraenderungen, jeden Tag etwas neues(愛とは変わっていくこと。毎日新しいことが起きる)で、まんまと号泣。

 

親になってみたら、子離れされる親の歌がことごとく泣けてくるようになったよ。。マンマのSlipping through~とか、RJのジュリエットのパパのソロとか、M!の心を鉄に閉ざしてとか。昔は泣けなかったのに。。それも泣かしに来てるって知ってても泣いてしまうよ。。

 

あとゴメスのキャラだからこそ、この曲が重くならずに、軽く楽しい感じを出しつつ、ズドンと来るんだよね。。ほんとこの作品はギャップがうまい。おどろおどろしい歌詞なのに、超盛り上がったり(ママと死神の歌)、バカバカしい歌詞なのにすごいロマンチックな曲だったり(月w)

 

●オマージュ・パロディ・ローカルジョーク

 

これだけミュージカルパロディの多い作品も久々に見たわ。オマージュ大好きなので嬉しい♪私が気がついたのは、RHSのオードリー、SoMのクックー(客席で爆笑してたの私だけwトラップ大佐の目の前でw)、死神の黒いスカートをJosephみたいにクルクルしたやつ、かな。まだあった気も。

 

先祖が出てくるところはどう見てもTdVの墓場のシーンだったけど、これはパロディじゃなくて偶然似たのかな。。TdVに比べていい人たちだったけどw あーなんかまだパロディあったけど思い出せないー。

 

そうそう、ドイツから来てるツアーなのに、ウィーンローカルジョークが多くて、お客さんの心掴んでた!ママがTopfenstrudel焼いたり、電話帳にPerchtoldsdorfが出てきたり、ばあちゃんがなぜかウィーン弁しゃべったり(だから正体不明なのかw)

 

あと、Festerおじさんがサッカーしながら出てくるシーンがあるんだが、紫のウェア着てるのは、ウィーンに二つあるチームの一つAustria(アウストリア)のユニフォーム。Rapidじゃないのはなぜw 。

 

●感じた事、まとめ

 

なんか、気持ち悪くて怖い話なんだろうと思って行ったら、とても心温まる話で、たくさん共感したなぁ。1幕はアダムスファミリーの変人、異常っぷりを強調して、彼氏ママの変貌で普通と変の垣根を壊し、2幕は表面上の違いを超えて、家族愛は同じっていう普遍的テーマに持って行った。

 

なんかさぁ、各家庭それぞれの事情も好みもあるけど、家族が愛し合ってたら、周りがなんと言おうとたいしたことないんだ。家族って、周りからどう思われるかじゃなくて、家族内で愛があるかどうかが一番大事なんだなぁ。アダムスファミリーの変人っぷり、他人事じゃないかも。。

 

アダムスファミリー、映画も見たことなくて、予備知識ほとんど無かったけど、なんの問題もなかった。ただ、あの有名な曲は時々出てくるから、チャラララ♪パンパン!と手拍子できると楽しいかも。

 

なんだか、ほぼ無予習で見てこれだけ感動したわけだし、また機会があればリピートしたいなあ。。Uweパパが見れたらそりゃ素晴らしいだろうけど、ストーリー時代にもかなり感動したし、歌もすごく良かったし、これは違うキャストだったとしてもやっぱり見たい作品!とりあえずまたウィーンに来てね!!

 

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

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2018-01-08 16:32 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

10/26にMQで観劇した、Uwe Kroeger主演のアダムス・ファミリーのレポです。

 

なんか夜急に空いて、チケットあったので、MQにツアーで来てた、アダムス・ファミリー初日に行きました。あまりミュージカルを見に行かない劇場なので、まず会場の様子からご紹介します。

 

●MQ Halle E+Gの様子

 

最寄り駅はVolkstheater (U2,U3)。下りてすぐがMQですので、一番大きな中庭に入りましょう。

 

ミュージアムが集まるMuseumsquartierの多目的ホールが会場。

 

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夜のMQのメイン建物

 

このメインの建物の右端、階段の手前に、入り口のHalle E+Gがあります。

 

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ホールへの入り口

 

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ポスター(真ん中)もとてもいい感じ。

 

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入り口にはポスターが映写されてました。

 

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元ハプスブルク家の厩舎を多目的ホールにしたものなので、所々インペリアルな内装が残っています。

 

クロークは地下にあります。友人のクロークと無人のロッカー両方ありますよ。この日は、大富豪のルーグナーがクロークの人だかりの中で、テレビ局のインタビュー受けてたw

 

前回アニメフェスで来た同じホールが劇場に模様替え。この値段でこの距離は、馬蹄形の客席に慣れてると、かなり遠く感じます。まあ、一番安いチケットを買うと、ライムント劇場の一番安いチケットよりも舞台からは1.5倍くらいは遠い感じです。

 

けど、私のオペラグラスでは、ほぼ何の問題もなくよく見えました。この劇場で後ろ半分に座る時は、オペラグラスをお忘れなく!

 

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●全体の感想

 

それでは、感想行きます!つぶやきのまとめなので、文体荒れてますがw

 

アダムスファミリー、めっちゃよかった!!思ってよりずっと好みドンピシャだったw 話のクレイジーさとラストのハッピーさが好きw 5日だけの公演だけど、またツアーが来たらリピートしたい!Uweゴメス超当たり役!Uweの魅力盛り沢山すぎる!見てよかった!オススメ!

 

久々にウィーンミュー以外で新作見た気がする。なんかウィーンミューにないテイストが新鮮だった!これ系でこんなに楽しい作品があるなんて嬉しいなー。おまけにほぼ無予習だったので、おいおいこの人たち大丈夫?これどう収集つけるの?!ってドキドキ感がよかったw

 

荒唐無稽でカオスなのに、ちゃんと筋は通ってて、気持ち悪い話かと思いきや、温かい気持ちになれて、異形の登場人物が、終わる頃にはみんな友達みたいな気分がした。いい作品見て、いい気持ちで家に帰れる、満足感たっぷりのミュージカル!

 

みんな表現の仕方が常識外れで、変で濃いから、一見違う世界の住民に見えるけど、ホントはみんな愛に満ちてて、その愛情表現がぶっ飛んでただけ。表面的なものを取り払ってみたら、家族を愛する気持ちはみんな同じだった。それも深く温かい愛。いいねえこういう作品。

 

私の好きな作品の特徴に、波乱万丈のぶっ飛んだストーリーで、脇役キャラが濃くて、ラストに3カップル以上できる、っていうのがあるんだが、この作品は、ありえない事件の連続な上に、きっちりキャラの濃い3.5カップル作ってきてくれて、満足感たっぷりw 改善点が思いつかないくらいw

 

●あらすじ

 

ざっくりとあらすじをご紹介。一言でいうと、ロッキー・ホラー・ショーのラカージュw

 

大半のキャラが化け物系で妙な生活をしていて、そこに一般人が紛れ込んでめちゃくちゃな目に合うという点ではRHSで、若いカップルが親同士の初対面の場を設定し、親が世間ズレしてるところがばれないかとパニクってさらにめちゃくちゃになるのが、ラカージュ的w

 

アダムス・ファミリーの構成は、パパ=ゴメス、ママ=モーティシア、娘=ウェンズデー、弟=バグスレー、フェスタ―おじさん、祖母、執事。一般人側は、ウェンズデーの彼氏とその両親。

 

とりあえず、アダムス・ファミリーというお化け一家がニューヨークの片隅にひっそり住んでて、娘のウェンズデーが一般人の彼氏との婚約を決めて、両家の親をアダムス家の家で初対面させるというお話。

 

アダムス・ファミリーはお化け一家で、気持ち悪いもの、怖いもの、おぞましいものが好き(逆に美しいものとかは嫌いっぽい)。お化けだから感覚が逆なのは仕方ないw。そのぶっ飛びっぷりを、彼氏とその両親の前だけでは隠しきれるかどうかが、筋になるわけです。

 

結局、まともって何?変人って何?それよりもっと大事なものがあるよね?という感じのお話です。

 

(次は、キャスト編、パロディ、ローカルジョーク編です)

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

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2017-03-05 16:29 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

ミニミニ小劇場Brick 5でDrew主演のLast 5 Years見てきた!(観劇日:12/8)Drew怪演過ぎて後半怖かったわ。。80人くらいの部屋であの迫力は、全員吹っ飛ぶよ。。なんかすごい濃密でドロドロしてて救いようのない何かを感じたよ。。

 

"The Last Five Years" by Jason Robert Brown - vienna theatre project

 

Drewの奥さんのAnnさんと夫婦共演になるはずが、Annさん急病でCaroline Frankが飛び入り。Carolineは9年前(!)にRobと共演したの見てたので、実はめっちゃ嬉しい♪すごい上手い人なんだもん!期待通り素晴らしかった!

 

個人的には、前半はCarolineが、後半はDrewが良かったなー。普通ラブラブ期の方が楽しいはずなのに、どちらも恋愛的に後期の方が演技に力がこもってた。だから全体的にどよーんとした印象だったのかも。けど、なんか色々考えさせられた。

 

正直言うと、今の私は明るく笑える作品を求めてるので、先週同じ劇場(部屋w)で見た「ローマで起こった不思議な出来事」の方が、気持ち的には合ってたなぁ。明るい作品見たいなぁ、と思った。9年前とミュージカルの好みが変わっている。。

 

9年前にRobとCarolineで同じ作品見た時の私は、結婚もまだでバリバリ仕事してて、この作品の出会いから結婚直後辺りの気持ちがすごい理解出来たし、男ってこんなもんだ!って思ったなー。今見たら、結婚後の二人の関係って結構よくある気がするけど、乗り越えるかどうかは紙一重だなーと。

 

男がある程度身勝手で、女が男の秘密の部分を覗きたがるって、どのカップルでもある程度ある気がするんだけど、あとは頑固になるか、諦めて別のことで気を紛らわすかの違いな気がする。子供いたらまた違うしなー、なんて、9年前とは違う視点の自分がいたw

 

出会いから子供が大人になるまでの時間枠で、L5Yみたいなのがあればいいなー。Last 20 Yearsになるけどw 二人芝居で子供出てこなくていいから、出会い→ラブラブ→結婚→新婚&妊娠→出産&育児の中での戦友的夫婦関係→(私には未知の世界)。みたいな感じで。

 

話を公演に戻すと、会場は簡易椅子が80個ほど並んだ部屋。コの字型に舞台を囲む感じ。ピアノ、バイオリン、チェロがいて、こんな狭いのにマイクあり。しかし、マイクトラブルで一部生声(ラッキー♪)。とにかく近くて最後列(5列目)でも目が合いまくる。Drewすごいつば飛んでるw

 

Drewは前半の出会いからラブラブ期は、常にハイテンションで、観客にめっちゃ話しかけてて、血管切れそうw Robはここまでぶっ飛んでなくて、落ち着いた中での内省的喜びだったなー、と、Robが懐かしくなった。Drewは最初三曲くらいソロコンサート状態って感じ。

 

Carolineの前半(この話は男が時間軸前→後、女が後→前で進むので、女の前半は離婚後)は、とにかく、辛さの中でも明るさや希望を失うまいと、無理にスマイルしたり明るく振舞ったりするのが、健気で可愛かった!こんなイイコなのになんで別れるのさ!って、かわいそうになったよ。。

 

急病で出演キャンセルしたAnnさんだけでなく、Carolineものどをやられてたらしいんだけど、そんなこと感じさせない素晴らしい歌声で、プロのすごさを見せつけられた。日曜17時半に代役打診され、18時半からDrewと稽古したとのこと。9年前のセリフの3/4をおぼえてたって!

 

話の真ん中でプロポーズ(結婚)なんだけど、二人のイチャイチャは少し見てて微妙だった。。病気じゃなければ、ここは奥さんのAnnさんとの濃厚キスだったはずで、Carolineはほんと素晴らしかったけど、Drewの演技はAnnさんだったら変わったかな、とか思いながら見てただけにね。。

 

しかし正直、このシーン以降逆に、全くAnnさんのこともRobのことも考えずに見れたのは不思議。後半はDrewの怪演が続いて、前半より惹き付けられた。目が離せなかった。Drewって、ドロドロの悩める男演じさせたら泥沼っぷりがピカイチだわ。。

 

この作品で実は一番好きな、テンプテーションのシーン。Rob版と山本耕史版を前比較したことがあるけど(舞台はウィーン! The Last 5 Years日本版&ウィーン版を聴き比べ)、今回はセットがなくて、場所や状況はもっと象徴的。このシーンのDrewメチャ面白かったw しかし怒り出すの早いなw 小道具が9年前携帯電話だったのが、今回スマホだったのに衝撃w

 

次の女のオーディションのシーンの、Carolineの心の声の演技がスゴすぎ!9年前もこんなにすごかったっけ?そんなブランクあるとは感じさせない、早口&ノリノリっぷり!このシーンはとにかく呆気に取られて見てた。あまり知られてないけど、この人ホントすごいよ。。

 

この辺りから、Drewが喧嘩腰になるわけだけど、もう怖い怖い。プリーズ!って怒鳴るところ、ヒェー!って縮み上がったわ。私がDrewの子供だったら、パパ怖すぎて絶対泣いちゃう。すごい声だった。

 

あとは、悩み苦しむDrew、説得するDrew、絶望するDrew、別れを告げるDrewなど、ドロドロDrewオンパレード。濃密に、どよーんと、客席みんなが怒られたみたいに、息もできないほどシーンとなってた。Drewの世界だった。謎のパワーで完全に場を支配してた。

 

なんかその気持ちを引きずって帰宅したので、まだあの苦しむDrewの横顔が目に焼き付いてるんだが、相手役が奥さんのAnnさんだったら、もっと悲惨だっただろうと思うと、ほんとCarolineでよかった。なんていうか、最初から少し合わないところのあるカップルの方が、別れが納得できる。

 

そう言えば、Robの時はRobが人懐っこくて可愛げがあって、Carolineがツンとしたお嬢様っぽい冷たい感じだったけど、今回はDrewが亭主関白的で、Carolineは少し天然な可愛い感じだった。同じ相手で見比べられてよかった!

 

あと、Carolineはニュートラルなイギリス英語に近い英語だったのが、Drewはネイティブだからアメリカ英語で、最初違和感あったけど、後半慣れた。Robの時はまた違ったしね。あぁ、またRobで見たくなってきた。。

 

と言うわけで、DrewとRobが出てるJCSのCDとかご紹介!

 

ジーザス・クライスト・スーパースター ウィーンコンサート2011年版ライブCD<2枚組>

ジーザス・クライスト・スーパースター ウィーンコンサート2005年版ライブCD

 

あとは、悩むDrewと言えばルドルフかなー。

ルドルフ ウィーン版 全曲ライブ版CD<2枚組み>

 

DrewソロCD、最近新作が出てますー。

ドリュー・サリッチ Let Him Go

 

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2016-05-24 16:26 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

前回に引き続き、ウィーン版エビータのレポです。今回はキャスト編から行きます。

 

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●キャスト編

 

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キャスト感想。チェのDrewはとってもとっても良かったけど、勿体なさ過ぎた。説明調の歌声もすごく素敵なんだが、ロックな部分が2か所くらいしかなかった。それでも、カネカネではそもそもシャウトしない所シャウトしてくれたりサービス良かったけど、勿体なかった。。

 

ペロンのトーマスはやはりエビータに会う前が素敵。あとは、Don't Cry for me Argentina直前のイケイケスピーチ後の晴れやかな無責任笑顔とか、政治と関係ないところで時々トーマスらしさが出てたが、基本むっつり悩んでる役なので、これはもったいないにもほどがある。実は実物ペロンとトーマスは似ているw

 

とにかく、Drewとトーマスがいるのにそりゃないだろうという勿体なさ。この二人が一緒に歌うのは、レインボーツアーの教室?のシーンだけだけど、変な虹踊り一緒に踊って1フレーズ一緒に歌うくらい。あーもったいない。

 

で、エビータの人。とにかくペロンと結婚するまで違和感ありまくり。田舎の小娘がどう見てもオバチャンで、声はハスキーで、音楽に集中しようにも、声を聴くと現実に引き戻されてどうしようかと。結婚後以降老けて来ると、見た目も声もよく合ってきたから、後半はあまり違和感なかった。

 

エビータってペロンが大統領になった時に26歳で、がんで亡くなるのが33歳。見えなかったなあ。。若くとも45歳くらいに見えた。時々実物のエビータの写真が映写されるので、更に違いが強調されて。。せめて見た目が若くなくてもいいから、若い時の声だけでもクリアにしてくれたらなー。

 

マガルディは見た目笑えたので合格!(爆)歌声もオペラのテノールみたいでよかった!ミストレスもとてもがんばっていた。Drew娘さんは、サンタエビータでロウソク持ってる4人の女の子の一人。大人も二人混じってるんだけど、その大人より背が高い子役wソロはなかったと思う。

 

アンサンブルが歌う場面が結構あるけど、名前のないアンサンブルさんが皆さん安定してとても良かったし、何よりコーラスが素晴らしかった!!オケも前書いたけどさすが!!振り付けは所々下品と言うか卑猥なのがねえ。。中高生いっぱい見に来てたんですけど。。

 

●演出メモ(ネタバレあり)

 

それでは、気に入った演出のとこだけメモするので、少しネタバレですー!要注意!!!以下3段落くらいネタバレします!!!!

 

(以下ネタバレ!!)

 

最初は、若き日のエビータ主演の白黒映画上映される映画館。途中で男が入ってきて、エビータの死を告げると、客席から黒い服のエビータの死を悲しむ民衆がわらわらと登場するという流れ。おお!と思ったけど、映画と同じだよね。

 

椅子取りゲーム(ネタバレ注意!!)遊園地の射的の人形の代わりに軍人が5人ぐるぐる変なダンスで回っている。トーマスは白。チェが客席からピストルで撃つと、一人ずつ倒れる仕組み。2,3発目はお客さんに撃たせてたwこの演出は面白い。トーマスの変なダンスが見所w

 

ああ、あと、サンタエビータのマリア様の絵がエビータ本人だったのはちょっと笑ってしまったwメリーポピンズのフライング装置をそのまま使ったのかな?(笑)場所的にも同じだw

 

(ネタバレ箇所終わり)

 

舞台は奥までぶち抜いて、かなり奥行きのあるスペースだが、あまり有効に使えていない印象。貴婦人の時みたいに街の書き割りを左右に重ねるけど、舞台が広すぎてブエノスアイレスのシーンとか全然にぎわってるように見えない。

 

他は、エレベーターの大きなセット(中はエビータとペロンの寝室で、上下に動く)と、巨大な3つの階段なんだが、大きいのはいいけど、そこまで必要?と言う気もしたなー。階段とかバリケードみたいで。ベッドだって別にエレベーターにする必要ないし、もうちょっとシンプルにしてもよかったのでは?

 

まあ、Mayaさんのバーデン版があまりにシンプルで、とっても頭を使った好みの演出だったのだが、それが頭にあったからか、世界的にすごい演出家!と謳ってたから期待してたのか、演出コンセプトは結構普通だった気がする。

 

●エビータとエリザベートの類似点

 

久々にエビータ見ると、エリザと似過ぎてて驚くルキーニはチェそのまま。(立場とか批判の仕方とか)。若くしてのし上がった美貌の持ち主で、民衆に大人気で、政治家でもないのに政治に口を出すなんて、シシィの描かれ方はエビータとうり二つ。ペロンとFJは存在感の薄い夫で軍人風。

 

カネカネの歌はまるでミルクだし、ファッションの歌(髪とかメイクの歌)は、見返りシシィ直前の女官の歌だし、Oh What a Circus(最初のチェの歌)はまるでキッチュ。Hassみたいな軍人の歌もあるし。エリザは絶対エビータ参考にして作ったよね。。

エビータを見た雑感などをまとめておきます。

 

●エビータとJCS

 

エビータとJCSは裏表の話と言う話も聞きました。ジーザスとエビータでは歴史の重みも世界的な知名度も全然違うとは思うのですが、混乱の時代に神格化され早逝する実在の人物、語り手的に批判する人物、と言った共通点も無きにしも非ずかな。

 

そ れでも、個人的にはJCSの方がエビータよりずーーっと深いし、考えさせられる点も多いし、演技や演出の幅も広いし、何より既存の概念を打ち崩していると ころが革命的だと思うので、作品としてのレベルは全然違うとは思うのですが、まあ、そういう視点も一つの見方と言うことで。

 

●エビータとエリザベート

 

それより、エビータとエリザベートの共通点の方がずっと面白いテーマだと思うなー。美貌の女性で、影の薄い政治指導者の夫がいて、皮肉で 陰のある語り手が茶々を入れて、民衆の貧しさと金持ちや貴族の華やかさが対比されて、って、挙げたらきりがないほど共通点が多い。

 

もちろんエビータの独語版を翻訳したのはクンツェ氏だし、エリザベートを書く際のインスピレーションは絶対来てると思うんだよねー。エリザを書いたたときには、そこまで世界的に有名になるとは思ってなかったはずだから、存分にアイデアを取り入れたかもしれないし。

 

●まとめ

 

というわけで、リピートするかしないかと言えば。。夏で終わるならしないなー。年末までやるなら、そしてエビータの人が変わるなら、秋ごろに右側から、できれば1階席で見てみたいなー。チケット売れなくなってきてラストミニッツ狙いがいいかな。別のエビータ役者さんが見れるとしたら楽しみかも。

 

●おまけ(四季の思い出)

 

私が四季のエビータ見た時って、野村さんエビータ、芝さんチェ、下村さんマガルディだったのは覚えてるけど、ペロンって今井さんだっけ?確か、ジャベールでデビューして四季に入って直後だったかな。ものすごいいい席で、野村さん見上げて震えてたの覚えてる。芝さん至近距離だったし!

 

 

 

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2016-05-22 16:21 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

始まったばかりのウィーン版エビータ見てきました。

 

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普通ウィーンミュージカルは、初日に前のプレビューでまず見て、全体の印象や好みを判断して、リピートするかしないかを決めるんですが、この作品は久々に、プレビューに行かなかった、というより、行けなかった。。

 

エビータの初日は、モーツァルト!楽日やらトーマスコンやらの直後で、もうこれはどう頑張ってもそこまで観劇詰めたら家族に怒られるレベル。。おまけに作品が作品なだけに、イマイチ無理してまで見たいとも思えず、とりあえず間を空けて余裕が出てから見に行くことに。

 

というわけで、珍しく、プレビューでも初日でも楽日でもなく、普通の日に観劇したレポです。一応キャストだけはメイン3人がファーストになる日を選んだけど。

 

というわけで、キャストはKatharine Mehrlingのエビータ、Drew Sarichのチェ、Thomas Borchertのペロンという、ありえない良キャストでした♪観劇日は4/19。

 

●開演前

 

2016-04-19 17.54.34

Evita仕様のRonacher劇場

 

久々のRonacher立ち見。ブロンド以来かな。Ronacherチケット代上がりすぎだよ!予算的に立ち見以外の選択肢が無いレベル。ほんとどうなってるのこれ。。平日公演でこの値段はウィーンらしくないよ。

 

立ち見にもリピーターより旅行客?一般客?が多い印象。これだけ高かったら、座るのバカバカしくなるわ。始まったばかりだし、チケットよく売れてるのね。

 

NYも初日直後でお客さんが行ってるはずなのに。火曜日は開演が早いから、学校グループや年配者が多くて売り切れだって。なるほど。

 

Drewの娘さん、エビータ子役で出演してる!キャスト表見てびっくり。

 

隣の人関係者らしいが、夏以降の延長分はキャスト変更になると言ってる。(エビータは年末前での公演延長が決まっています。)チェ以外は変わるとか。トーマスは変わるとして、Drew残って、別のエビータになるなら、夏以降リピートもありかな。今日良かったらだけどね。

 

隣の人のチケット転売の会話が面白い。1人は低所得者用の割引チケットを転売して儲けたい、合法だし、資本主義的に正しい、と言ってる。もう1人は、長期的に損するのは私たちファン。今だけ儲けても、全体的にルールが厳しくなって、今のような観劇を楽しめない、とハッキリノー。タイムリーな話題。

 

●1幕

 

Ronacherのエビータ幕間。うん、なかなかいい。満足ではあるが、ノリ切れない感じもある。面白い私好みの演出があるのは嬉しい。Drew出ずっぱりでとっても嬉しいが、その分舞台上で脇役の時があるのが少し残念。常に熱くシャウトしてるDrewが見たいのは望み過ぎかな。

 

いやもうトーマス面白すぎる。椅子取りゲームの変なダンスだけでも見る価値ある!(ネタバレしないよここはw)しかし、エビータと会った後は腰抜け。。エビータと会う前の一瞬のトーマスペロンがもう色々楽しすぎて、トーマスで見れてよかった!

 

エビータは逆にペロンと結婚してから、やっと役者が役に合ってきた感じがする。まだ後半わからないけど。歌うリズムがかなりオケとズレるので、ノリ切れない理由はここにあると思う。独特の早口やタメで、デュエット相手が苦労して合わせてる感じ。声はふと現実に引き戻されるが、慣れるかな。

 

オケはさすが!素晴らしい!オペラ座の怪人コンやLNDコンでも思ったけど、VBWオケはALWとの相性がとてもよい。聞きなれたメロディーもこのオケの手に掛かると、オトナで何ひねりか入ってオーってなる。不協和音とかもう最高!

 

演出は、何カ所かおっと思う場面がある(最初と椅子取りゲームとエレベーター)が、それ以外はイマイチひねりがないかも。あの映画の人だよね。こんなすごい人呼ぶなら、部分部分おっと思うレベルじゃなくて、全体のコンセプトからしてオーーーってなる演出を期待したけどなー。後半に期待。

 

レミズ、Amstetten版JCS、エリザ、Volkstheater版キャバレー、Alte Dameを彷彿とさせる演出あり。映画はあまり思い出す場面なかったな、今までは。カネカネでバンデラピーが水飛ばしながら踊ってる場面を再現してほしいなー。

 

●2幕

 

 

 

ううむ。1幕の方が演出的に工夫があったなー。2幕は特に目新しいことはなかった。おまけに2幕激長(座ってたら違ったかも。。)。

 

エビータの人は、2幕ずっと良くなった。っていうかペロンと結婚してやっと年齢や性格が合ってきた。(少女時代とか無理ありすぎた)あのハスキーな癖のある声も、大人の女性なら違和感少ない。落ち着いた高そうな服とかは結構似合ってた。

 

Don't cry for me Argentinaは2幕冒頭だけどこれはとってもよかったー!この人全体的にイマイチでもこの歌はとてもよかった!その前のペロンのオセオセイケイケな感じとの対比がとってもいい。心がこもってて、愛されてて。

 

Mayaさんのエビータは、何もない舞台で歌声だけで聴かせる演出が最高だったけど、今回は四季みたいに上から(それも足場でカサロサーダは映写)舞台上の民衆に語り掛ける感じ。やはりMayaさんのあの文句なしの歌と比べると全然違うけど、民衆一人一人に丁寧に語り掛けてたのはよかった

 

ただなんだろう、聞き込んだ英語版とは全然印象が違うんだよね。。多分独語詩をかなり変えてるのかな。そのおかげで、エビータが民衆出身である点が強調されていた。英語版はカラオケの十八番だからよく覚えてるけど、もっとのし上がった感じも歌詞に出てたよね。

 

独語詞が相当英語詞と変えてある(逆にティムライスの意味の深い英語詞を全て訳さず、エッセンスだけ独語化するしかなった)のが、作品全体を骨組みだけにしたというか、皮肉やダブルミーニングが消されてしまってた気がする。

 

You must love meがVerlass mich nicht「おいて行かないで」だったのが全然違う。あれは上から目線だからいいんだよーそれも語り掛ける相手はペロンは囮wでほんとは民衆なのに、前半は漠然と、後半はペロンに話しかけてて、ピンと来なかったなー。

 

2幕で大好きなカネカネは、確かに派手で賑やかなシーンではあったけど、もっとどっかーんとくるかと思った。せっかくミルク的なアンサンブルのシーンなのに物足りなかった。。演出学芸会だしw上から家とかが降りてきて「エビータ財団からお金をもらって家を買いました」みたいな。

 

全体的に客席降りがとても多くて、Drewは2曲に1回は下から歌っていたのではないだろうか。ちょっと多すぎて全然びっくりしなくなっちゃったよ。確かに観客を民衆やチェ側に引き込むなら客席降りは意味あるけど、もうヒマがあったら降りてたからねー。慣れちゃうとまたかーってなる。

 

しかし、久々のフル立ち見は、この作品ではキツかった。。もう足ガクガク。ブロンドやシスアクでは全く気にならなかったのに、暗い作品は足に来るわ。。死にそうになってから、6曲くらいあるし。You must love meのあとすぐ終わるんじゃなかった?記憶違い?

 

You must love me以降は足ががくがくでかなり厳しかった。ペロンの不安ソングの後、エビータが副大統領になると言い出し(史実ではペロンが提案した)、最後のラジオスピーチをして、走馬燈ソング(TdVっぽい)、死に際ソングともう、暗い曲が続いてヘロヘロ。。

 

いやほんと、何で終わりそうになってからこんなに長いの?走馬灯シーンとかあったっけ?てか必要?のし上がるのがあんなに速かったのに、なんで病気からあんなにかかるの。。同じことの繰り返しだし、特に何も起きないし。悪くなかったけど最後の最後でどよーん。。

 

 

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2014-09-11 07:49 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

6月25日に行った、ウィーン版マンマミーア!のレポです。

 

ずいぶん遅くなってしまいましたが、9月から夏休み明けに再スタートしているので、見に行かれる方もいらっしゃるかなーと思って、この時期にレポにしてみました。

 

個人的な事情もあって、ロングランしているのに1度しか見に行かないことになりそうな作品なので、キャストが当たりの日でよかったです♪

 

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すっかりマンマミーア仕様のライムント劇場

 

===

 

●全体の感想

 

夏休み直前のマンマミーアに駆け込みで来てます。夏休みさえなければ体調いい時期に来れたのに。。しかし、ほぼリピート無理なので、大事にこの一回楽しもうー!

 

皆さん作品のキャパ超えてうますぎる。。このメンバーでマンマはもったいないくらい!なんとまあ贅沢な経験をさせてもらいましたよ。多分一回しか見れない中、キャストも見たかった人ドンピシャだし!

 

●マンマミーアという作品について

 

私が初めてマンマ見たのは2006年にマドリッドとラスベガスで(旅先で偶然やってた)。8年前ねー。当時はソフィー側に感情移入してたけど、今回見たらソフィーw若すぎwwドナ苦労したんだねぇ。ってドナ側に立ってるのに気がついて愕然。8年分年取ったってそういうことよねー。ううむ。。

 

しかし、マンマロンドン初演は2004年と10年前。多分ドナの年齢も、当時のアバ世代(当時40代?)に合わせたんだろうけど、既に今はその人達はもう50代だよね。。なんだか、作品が時代に置いて行かれてる不思議。

 

●マンマミーアをウィーンで上演することについて

 

作品と劇場について。やっぱり前から言われているように、世界最高のミュージカルオケを持つウィーンで、バンド演奏のマンマはもったいなすぎる。オケピガラガラw その割に音響がイマイチで、片側のスピーカーから爆音がちょっとうるさいくらい。まあ慣れるけど、老貴婦人といい、最近音響が粗い?

 

DSC03346

ガラガラのオケピw ウィーンなのに。。

 

あと、これだけ歌えるすごいキャストなのに、聴かせ所をゆっくり聞かせてくれないのはちょっともったいない。2幕はソロでたっぷり聞かせる歌も多少あるけど、バンドの音が大きすぎるのと、舞台上にいないコーラスがほとんどのサビで入るのが、微妙に邪魔かも。もっとたっぷりソロを聞かせてほしい。

 

ほんと舞台上にいないコーラスがほとんど全部のサビで登場するのが、なんか変な感じ。歌ってるなら舞台上にいてもいいようなものなのにw 多分、あまり歌えないキャストでもそれなりに聞こえるための工夫なのかな。けどウィーンキャストには必要ない気が。。

 

まあ、なんだかんだ言ってもマンマだし(笑)、最後は盛り上がって楽しくスタオペ拍手で、力技で大満足なのでした(爆)。ただ、カテコくらいは英語で歌って、歌詞を字幕で出して欲しかったなー。やっぱり全体的に、英語で良く知ってる歌をドイツ語で歌われてもしっくりこない。。

 

最後に売れ行きについて。老貴婦人は割引出しまくりなのに、マンマの割引の話は全く聞かないけど、案の定かなり良く売れてるみたいです。けど、当日券もラストミニッツも当日立ち見も出ることは出ます。実際14時半額当日券で35ユーロで見れたし(妊婦じゃなかったら立ち見だったけどねw)。

 

●キャスト別感想

 

なんといってもAna Milva Gomesのドナが見れて良かったーー!!もう鳥肌モノに素晴らしかった!!一幕は聞かせる歌が少ないので、マニーx3のアー、アーアアーくらいだったけど、二幕がもう聞かせどころの連続!

 

SOS、Slipping through the fingers, The winner takes it allと、ドナ押せ押せの熱唱ぞろいでAnaのど迫力を堪能!Slipping~はやっぱり泣いたし、Winnerのラストはもう震えて呆然!すごすぎてマンマにはもったいないほど。

 

そして私的一番の見所!Boris Pfeifferのサム!!ライムント劇場はRJ以来だね!育休から長かったけどよく頑張ったよ!そしてやっぱりかっこいい。。歌うますぎて素敵すぎる。。特に映画のサムのピアス・ブロスナンのギャグ並みの下手さを聞き慣れてたので、こんな上手いサムなんて!w

 

Borisはもっと演技の幅もあるし、歌もいろんな歌い方ができるから、こちらもサムにはもったいないくらい。しかし、SOSの最初のソロが最高だし、Knowing Me Knowing You(Ich bin ich du bist du)で同じフレーズを演技で歌い分けるのが上手い!

 

この曲(Knowing me knowing you)って今日初めて気がついたけど、ソフィーに結婚について語っているようで(この場合Youはソフィー)、実は自分の離婚した妻(You)に対して、どうしようもないって語りかけてるシーンを再現してるんだね。この2つの使い分けが上手い!

 

ハリーのRamin Dastdarがなんだかチョコちょお面白いwレベッカの後釜ファヴェルの人ね。最初からゲイオチを知ってるからかもだけどやっぱり、細かい演技が面白い。Our Last Summerが軽妙でよかったわー♪彼氏の名前はクラウス。カテコでは男と戯れないw

 

おばちゃんたちは、ドナ以外セカンドだったけど、ロージーがメチャウマだった!ファーストはJacqueline Braunでこちらも見たかったけど、セカンドのIsabella Prühsが見た目も歌声もCarinさんそのままでウマ過ぎ!Take a chance~とかど迫力!

 

ターニャはセカンドのCaroline Frank。この人前から好きなのー。Last 5 YearsでRobの相手役だった人で、すごくうまかったんだけど、まさかおばちゃん役とは。。ロージーと違ってセカンドっていう感じはしたけど、Does your mother know良かった♪

 

ソフィーはMadeleine Lauwというオランダ人の子。最初声がかすれててどうしたのかと思ったけど、途中から高音がカーンと伸び出して、実はうまかったw.けどI have a dreamはもっと透明感が欲しかったかなー。実はすごいダンスのキレが良かった。

 

スカイがwwセカンドだったんだが、まさかのキャッチミーの三刑事の一人Tim David Hüning wおまけにファーストもキャッチミーの刑事仲間のAndreas Wanasek w見た目的には黒髪で背が高いTimのほうがスカイに合ってる気が。歌もうまかった!

 

4人のボーイズが身体能力高くてびっくり。私が見たバージョンでは、スカイを含めてムキムキが多かったのが、みんなヒョロっこいのであれ?と思ってたけど、Does your mother knowでのアクロバティックな動きが!こんなシーンあったっけ?っていうくらいすごかった!

 

開演前にバタバタして、キャスト表をよく見てなかったんですが、なんとアンサンブルでRobert D Marx出てた!それも、最後の結婚式のシーンで牧師やってるの見て初めて気がついたwwしかし、カテコのアホみたいなノリノリを見れて大満足♪彼、カバーでビルとハリーですとwwハリーww

 

●他バージョンとの比較

 

マンマ3バージョン目(プラス映画)だけど、ほとんど演出みんな同じなのに、印象に残ったシーンが違うのが不思議。スペイン版はマニーx3がものすごかった(スペイン版はホントレベル高かった!)。ラスベガス版はムキムキスカイがw。ウィーン版は、足ひれペタペタ→ギミギミがなんだか気に入った

 

あと、映画版を間に見てるので、映画だとここは海に飛び込んでたなー、船に乗ってたなー、山羊がいたなーなんて、思い出してた。舞台版はシンプルでまあいいけど、映画のギリシャのリアル感がいいよね。けど、映画のサムの笑える歌が忘れられないw(←褒めてるw)

 

既に好きな役者が決まってるからかもしれないけど、2幕はやっぱり聞かせるソロ系Knowing me knowing you、Slipping through~、The winner takes it allが良かったなあ。この辺は他のバージョンでは聞き飛ばしてたバラードかも。

 

●最後に一言

 

というわけで、一度見るなら大満足!盛り上がって満腹感いっぱいのマンマでした♪何度も言うけど、このキャストでこの作品はもったいないけどね。。まあ、興行的には成功のようだし。けど、つわりで動けないこの半年、ある意味ウィーンのロングランが老貴婦人とマンマで助かったww。

 

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緞帳はこんな感じでした♪

 

 

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2013-08-27 00:37 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

それでは、前回に引き続き、Staatzの美女と野獣のレポですー。今回は、つぶやきまとめとその補足です。ちょっと順番が前後し茶ってすみません。思い出した順だったりするので。。

 

●つぶやきまとめ(実質観劇レポ)

 

ちょっと重複するところもありますが、観劇直後のつぶやきまとめておきますー。

 

超超楽しみにしてた、Staatz岩舞台の美女と野獣!!あーーーー!野外で見る美女と野獣最高だぁーーーー!!!星!風!森!自然がそのまま背景に!

 

野外劇場のミュージカルは壮大で大好き!特にこのStaatzは山の上の廃墟を背に作られた野外劇場で、雰囲気満点!ウィーンから一時間のど田舎にあるので、車がないとたどり着けない。気に入った作品の年に見に来て、今年で四回目。レミズ、Joseph、三銃士を見たけど、どれも素晴らしかった!

 

ここの作品は、有名役者は一切登場せず、まとめ役のWerner Auerおじさんと若手や地元の人達がキャストやスタッフ。なのに、なんとレベルが高いことか!ド田舎劇場の無名役者の集まりとバカにしてたらもったいない!オケも役者も実力ある若手ばかりで、オーストリアの層の厚さを実感。

 

野外の壮大な舞台を使った迫力の演出もミューファンには垂涎モノ。後この舞台が大好きなのは、毎年作品をよーく研究してるので、演出や解釈にうるさい私も、基本を踏まえて、独自解釈をきっちり演出に組み込んでくれてるのに大満足。作品への愛を感じるよねー。

 

数年前はそうでもなかったけど、評判が広がったからか、なかなかチケットが取りにくい公演になってきた。今年は7月に入って取ろうとしたらもう追加公演も売り切れで残念がってたら、更なる追加公演が出てやっと取れた!それも何故か最前列!ラッキー!

 

で、作品感想。相変わらずの無名キャストが素晴らしい!ベルの子がロミ・シュナイダー風でかわいかった!Home史上最高かと思うほど感情乗っててうまかったし、ガストンのあしらいや、野獣の魅力に徐々に気づく演技も自然。また舞台で見たいなあ。

 

野獣はまとめ役のWerner Auerおじさん。さすがすばらしかったー!しかし、最後変身するかと思いきや、別人の若いイケメン王子が出てきて笑ったww変身っていうかすり替えwwカテコで本物出てきたww

 

ルミエールが!素敵すぎる!無名だからってほんとすごい!ノリノリでバベットとの相性もバッチリ!コグスワース(von Unruhがドイツ名)ともピッタリ!笑えるし歌えるし最高!フランスの演劇学校出て、キャバレティストとか、ルミエールに適役すぎ!


演出は美女と野獣では珍しい、独自演出。ブダペストが数少ない(唯一の?)独自演出だから、奇しくも二作品連続でレア版を見たことに。ちなみに私のB&B歴は、四季、ウィーン(Caroベル!Viktorルミエール!)、ロンドン、ブダペスト、Staatzの四ヶ国語。作品としても好き!


一列目だったから、最初のベルのシーンで、パン屋とか目の前で感動!パパの発明品の車の実物が目の前通って火花出して迫力!二幕の狼が客席から出てきてビビった!モブソングでガストンが松明持って触れるところに!

 

野外劇場の素晴らしさは、自然を演出に取り入れること。上手に本物の森があるんですが、パパが向かっていくのがうっそうとした本物の森で鳥肌!ベルと野獣が心通わせるところで、照明消して満天の星空を見せる!星を指して語り合う2人!ため息出るわー。風で翻る野獣のマントも効果的。

 

独自演出なこともあり、台詞が増えてて面白くなってた。ルミエールとバベットやコグスワースの掛け合いが長くなって、ルミエールの魅力満載。マイクが故障した時も、ルミエールの魅力で逆に拍手喝采で再開できたし。

 

というわけで、文句なしに素晴らしい舞台でした!こういう田舎の舞台見たら、オーストリアの層の厚さに驚かされるわ。。気温も29度で、野外劇場にしては楽勝な天気(笑)。二幕は地元のワインも入り、シーンごとに泣きまくりだったw来年はWSSだって!

 

昨日のB&B思い出したらじわじわ笑えてきたwオオカミが2幕だけ登場。客席(それもすぐ隣!)から登場して思わずぎゃーって言ってしまったし、アクロバットが結構すごかったけど、もこもこで、どう見てもライオンにしか見えずwwディズニー版の切り裂いたような衣装ならオオカミに見えるのに。。

 

●補足

 

・途中で、ルミエールとコグスワースが会話しているときに、急にマイクが故障した時がありました。野外だし、風が強かったので、このまま上演中止になるのではと客席はかなりひやりとしたんですが、ルミエールもコグスワースも、まるで何もなかったかのように生声でボリュームを上げて会話を続けたのが、ショー・マスト・ゴー・オン、って感じでかっこよかった!

 

それも会話の内容は「召使の○○は足ふきマットになっちゃったよ」っていうやつで、二人の掛け合いやジョークが面白いところ。ここを、吹きさらしの風の中で生声で演じるのは結構きつかったはずなのに、5分くらいはこのまま普通にしゃべってたのがすごかった!

 

すると突然、一番上の扉から野獣(のメイクと衣装のままのWerner Auer)が出てきて、「この地帯で停電が発生したので、しばらくお待ちください」って。いや、野獣が業務連絡したのが結構おもしろかったんですが、野外だし、このおじさんいつも天候不良とかになると、衣装のままで業務連絡してくれるのがまたなんか好きw。

 

で、野獣が引っこんでから、やっとほっとするルミエールとコグスワース。けど、ルミエールはものすごいテンション高くて、超面白い(たぶん普段からこんな感じで面白い人)なので、音声でなくてもそのままルミエールになりきってアドリブでおしゃべり。

 

「停電でこのまま照明もつかなくなっても。。僕のロウソクがあるから大丈夫!(ロウソクほんとにつけるw)」って、フランス語アクセントのままアドリブで言ったので、客席大爆笑で拍手の嵐。いやあ、アクシデントの後でよくここまでやるわ。。

 

そのままなんだかんだしゃべってると、すぐにマイクが戻って、本人もびっくりw。マイクが治ったー!それじゃまた元に戻らないと!」みたいなことを言ったので、また爆笑。

 

で、再びマイクが不調になったところから、コグスワースとのおしゃべり開始。さっきよりなんか元気な感じw。

 

・チップ役は女の子で、名前はTassiloでした。これは子供のほうが嬉しいなあ。っていうか、これが男の子だったら、100%号泣してた。。

 

・皿!皿の面白さについて書くのを忘れていた!!ビー・アワ・ゲストで皿が出てくるでしょ?!あの皿まで再現してて、大爆笑ww

 

フォークとナイフの騎兵隊みたいな人たちと、ナプキンのカンカンダンサーがいたので、独自演出だし、こんなもんかな、と思ってたら、途中から皿が4枚登場!!!いや!君たち、そこで無理しなくてもいいから!!!wwwでも、皿出てきてくれてうれしいーーー(爆)やっぱり皿いなかったら寂しかったわww

 

おまけに、さらの輪郭が光ってるしww。狭い通路に立ってるもんだから、方向転換ができなくてきつそうwwwごめん、皿が登場してから皿に突っ込みまくりでしたww

 

・ベルがルミエールとコグスワースに案内させながら、勝手に消えてしまうシーン、ちょっとディズニー版の演出だと、ベルがわざと二人をまいたって感じで感じ悪いんですが(爆)、このバージョンでは、二人が解説とおしゃべりに夢中になって、ベルを置いてどっかいってしまったので、ベルは仕方なく道を探して迷い込んだ、って感じになってた。

 

・ベルが家に帰してもらった後で、新曲のソロが入ってた。この曲いつから入ったんだっけ?ブダペスト版では既に聞いたことがあったけど。子供のころと今の世界とは違う、って感じの歌詞だった。

 

・ビースト殺せ!って歌は、ガストンが最前列の私の目の前で松明振ってって、ほんと触れそうな距離だった!

 

・タンス夫人のワルキューレは、やはりウィーンでは大うけw

 

・ちなみに、「バラ」はこれです。野外だったけど結構よく見えました。

 

DSC05828

 

 

カテコの様子。一歩前に出ているおじさんが、Werner Auerで、この後恒例の、キャスト全員並んでランニングタッチをするところ。これ見ると、ほんとにこのプロダクションは、このおじさんのステキキャラで持ってる、家族みたいな舞台なんだあ、っていつも思います。

 

DSC05822

 

●キャスト

 

Belle:     Tanja Petrasek
Biest:     Werner Auer
Gaston:     Reinhard Reiskopf
Le Fou:     Nicholas Harras
Lumiére:     Florian Stanek
Von Unruh:     Ludwig Flessl
Mme. Pottine:     Eveline Schloffer
Babette:     Elisabeth Sikora
Mme. La Grande Bouche:     Marja Hennicke
Maurice:     C.A. Fath
Der junge Prinz:     Christoph Apfelbeck
Drei alberne Mädchen:     Stanja Hezoucky
    Anja Hrauda
    Theresa Manschein
Tassilo:     Alexandra Kloiber
Monsieur D´Arque:     Manuel Heuser
   

Ensemble:

Johan Bech – Jil Clesse – Karin Dangl - Philipp Dürnberger - Lisa-Maria Greslehner – Jonas Kägi – Steven Klopp – Philipp Kreinbucher -
Petra Niedermayer – Rupert Preißler – Korbinian Reile - Yvonne Seidl

 

●まとめ

 

というわけで、独自演出な上、野外劇場な美女と野獣、最高でした!ところどころ、野外ならではのアクシデントや、見慣れない演出もあったけど、それを補って余りある、自然をふんだんに使った演出が、もう大感動!森も、風も、月も、星も、全部作品の一部なんだと、この劇場に来るたびに強く思います。

 

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2013-08-06 15:35 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

5月13日にRonacher劇場で一度だけ上演された、ウーヴェ・クレーガーとピア・ダウエスの舞台25周年を記念したコンサート、Die groessten MUSICAL HITSというガラコンのレポです。

 

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とりあえず、つぶやきまとめて、プログラムだけ書き起こしてみましたー。

 

UwePiaコンレポ。もともと行くつもりなかったけど、やっぱり行ってよかったわー!Uweも相当持ち歌聞いたけど、レアなのもあったし!Piaは安定してすごい声だし!しゃべりもメチャ笑ったし。キス魔のUweがキスもしないで真面目に歌うと思ってたら、最後キスの嵐だったw

 

UwePiaコンを一言でまとめると、Piaのファッションショー兼Uweの変顔大会(笑)。オペラグラスでアップで見たら、夢に見そうな変顔の数々w 顔しかめるとかいう次元じゃないけど、変顔だけに説明しづらい(笑)。Piaの衣装はどれも素敵だったー!片方の肩のドレスが多いのね。

 

歌もどれも良かったよー!Uwe的には、あの超レアCDで聴いて以来、いつか生で聞きたかった、キャバレーのWillkommenが聞けて、一曲目から大興奮!彼のバージョンはどの言語も自然で、史上最高なんじゃないかと思ってるくらい。

 

あと、プログラムになかった、美女と野獣の愛せぬならばも、初生かも。雄叫びのところがめちゃよかったー!Uweは歌より演技の人だと思ってるので、オペラ座の怪人の「歌え!」の所の表情が絶妙過ぎて釘付け!!演技最高だよUwe!!!

 

カテコ2曲目でSchleier(エリザの最後の曲)が感動した!!!あそこで泣かない私が、泣きそうになったー!まず、この選曲の絶妙さ!UweのPiaへのラブラブっぷり!無駄に濃厚なハグとキス(笑)、お姫様抱っこして背中を向けたUweが振り返るとぐったりしたPia!Uweの表情!!

 

Piaで凄かったのは、キャバレー、レベッカ、All that Jazz、Ich bin zurueckかなー。キャバレーは難曲なだけあって、Piaさんが歌うともう、計算し尽くされて次元が違いすぎる。真っ赤な衣装も歌にピッタリ!エルシー!(爆)

 

レベッカは、Susan,Maya,Piaと三人生歌で聞いたけど、みんな見事に全然違うわー。Susanがやっぱり一番耳に慣れてるけど、Piaのは支配を楽しんでる感じ。怖いやろー、おらおらおらーー!って迫力が迫り来るよう。(←なんと言う感想ww)

 

All that Jazzは初見じゃないけど、やっぱりすばらしかった!これもMayaさんやSusanバージョンも見たけど、Piaさん史上最高だわ!まず、黒いミニドレスも体のラインも超セクシー!そして、この曲だけヘッドセットのマイクにして、両手を自由にしてあのインパクトのある振り付けが最高!!

 

いやあ、ほんとPiaのAll that Jazzすごすぎるわ。。迫力も、フレーズごとの表情も振り付けも、メリハリも、場の空気の作り方も。もう何もかもが完璧すぎて、全く目を離せない!難曲歌わせるとほんと実力が出るよね。。

 

Ich bin zurueckは、Piaで聞いたのは初めてかも。もっと悪役の暗く怖い曲のイメージがあったけど、Piaはなんか、晴れ晴れして、すごい嬉しそうに歌うの。Ich bin zurueckイェイ!みたいな感じwそれがかわいかったw。

 

あともちろんエリザパートは最後のダンス、私だけに、私が踊る時の3曲。最後のダンスはUwe久々!だったけど、懐かしのUwe節(gassssssssssssst, mich eeeeeeeeeeein)に爆笑。やっぱり安定してるなー、と思ったらラストでひっくり返ったが、上手くカバー。

 

Piaの私だけには、やっぱりすごい!まあ、もう何度も聞いてるけど。それにMayaさんがやっぱり好きだけど。いやあ、ちょっと、現ウィーン組がんばってくれよ。。(爆)

 

私だけに♪の後は、あえてひゅーひゅーを控えめにして、会場の拍手と歓声の熱気を全身に浴びつつ、「そう!この空気!この空気だよ!」とか満足げにつぶやいてる、怪しい観客になってました(笑)

 

Uweは白い靴も黒い靴もヒールだったけど、それでもPiaの方が背が高かったかも。それより、Uweの顔の大きさが、余裕でPiaの倍あったことに、人体の不思議を感じた(笑)。

 

アンサンブルの4人の歌が2つあって、Seasons of LoveとJCSのスーパースターだったのが嬉しかった!実力はまだまだだけど、ビートボックスとかアカペラとか取り混ぜた編曲が新鮮!あとギターのオレンジ髪のおじさん、Mayaコンバンドにもいる人だよね?

 

しゃべりは、いきなりPiaがレミズ話から立ちションパントマイムになったのにびっくり。客席から男性を招いて演技指導ww次のStars歌ったUweも歌う前に立ちションwwなんなんだww

 

サンセットのNur ein Blickの歌いだしで2回もミスるPiaが珍しい!朝英語でプローべしたので、独語の歌詞と混ざっちゃったんだとか。フォローが上手くてかわいいし、ちゃっかりスポンサー(宝石屋)の宣伝までしてたw。歌は英語で始めて途中からドイツ語に。結局、歌は上手くて文句なし!!

 

次にレーダーホーゼンでエーデルワイスを歌ったUwe。散々「世界的には超有名ミュージカル!」って強調しておいて、ギターを抱え「緊張しちゃうなw。2回までなら間違ってもいいよね」ってPiaのミスをネタにw。途中からディアンデルで乱入デュエットのPiaのサービスが嬉しい♪

 

Piaのディアンデルはおばあちゃんのを直して着てるんだって!しかし、オーストリアでそのデザインのディアンデルは浮くよ。。エプロンの結び目がおかしいと思ってたら、後のMCのネタにw。右が既婚で左が処女(未婚)?じゃ左左!ってエプロンごと回すしw

 

Uweのキス魔っぷりが毎回インパクトが強すぎるwwTotale Finsternisのラストは、Piaの肩に長々と唇すりすりして、最後は逃げられるw。MCで膝に乗るPiaを見上げ、物欲しげな表情で無言でキス要求のUweに気がつき、仕方なくキスするPiaw

 

Schleierでも超濃厚なキスw。そういえば、エリザ初演時のルドルフに、マイヤーリンクのシーンでフレンチキスされたってUwe言ってたけど、相手はAndy?うきゃーー!

 

客席にいたセレブは、リーヴァイ氏(最前列)、Mark Seibert、Uwe彼氏のクリストフさんくらい(あまり私は探せなかったけど。。)それより、Legally Blondeのムキムキ宅配兄ちゃんとすれ違ったのが一番興奮した!(爆)思わず擦り寄って行ってしまったww

 

プログラム(一部うろ覚え)

 

1. Overture - Band & gudrun
2. Willkommen (Cabaret) Uwe & gudrun
3. Cabaret (Cabaret) Pia
4. Nobody's side (Chess) Pia, Uwe & gudrun
5. Stern (Les Miserables) Uwe
6. Ich hab getraumt vor langer Zeit (Les Miserables) Pia
7. Oh Herr! (3M) Uwe
8. Milady ist zurueck (3M) Pia
9. gudrun - a cappella Seasons of Love (Rent)
10. Totale Finsternis (TdV) Uwe&Pia&gudrun
11. Nosferatu (Dracula) Uwe
12. Rebecca (Rebecca) Pia & gudrun
13. Musik der Nacht (Poto) Uwe
14. Das Phantom der Oper (Poto) Uwe&Pia
 
Teil 2
15. Overture (Band & gudrun)
16. If I cannot love her (BB) Uwe
17. All that Jazz (Chicago)
18. Sunset Boulevard (Sunset Boulevard ) Uwe
19. Nur ein Blick (Sunset Boulevard)
20. Edelweiss (SoM) Uwe & Pia & Gudrun
21. gudrun - a cappella Superstar (JCS)
22. Der letzte Tanz (Elisabeth) Uwe & gudrun
23. Ich gehoer nur mir (Elisabeth) Pia
24. Wenn ich tanzen will (Elisaabeth) Uwe & Pia

 

カテコ3曲
26. Die Schleier faellt (Elisabeth) Uwe & Pia

 

このコンサート、すぐに売り切れたこともあり、10月28日に再演が決まっています。見逃した方は是非どうぞ!

 

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エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

ウーヴェ・クレーガー Absolut Uwe<DVD>

 

サウンド・オブ・ミュージック ザルツブルク版CD

2013-07-26 10:29 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

さて、今回は久々の長文レポということもあり、ちょっといつもと違う感じですが、最後に気が付いたことをまとめておきます。

 

(参考記事)

公演情報:ハロー・ドーリー!@夏のバートイシュル
ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル①会場Kongress&Theaterhaus

ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル②つぶやきまとめ

ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル③オペレッタと古典ミュージカルの位置づけ

ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル④Boris&Caro編

♪ハロードーリー!初日@Volksoper

 

・今回は舞台が狭い目で、アンサンブルがぎゅうぎゅうに詰め込まれているという印象。衣装が華やかで、セットもシンプルながら派手だったので、チープな印象はなかったが、豪華なシーンでもう一息!という気がした場面もちらほら。

 

Volksoperのレポを見直すと、やはり派手なシーンはものすごい派手で印象に残っていた。まあVolksoper版は私の好きな演出家と振付だったしなあ。

 

今回は、最初のNYセントラルステーションのシーンは「うわ!アンサンブル多!舞台ぎゅうぎゅうだ!」って思ったし、Yunkersの駅から電車で出発するシーンは、ものすごいちゃちな電車の張りぼて(壁だけw)が出てきて苦笑wwけど、不思議と張りぼてなのに、アンサンブルがぎゅうぎゅうに入ったら、それなりに電車に見えてちょっと感動。

 

ハーモニアガーデンのハロー・ドーリーの見せ場は、高級レストランのはずなのに、なんだかせせこましい感じは否めず。けど、なんだか、嫌な感じはしないんだよなあ。衣装がしっかりしてたからかな。もうちょっと広い舞台でやった方が大きなシーンが映えたとは思うけど、とてもよくやっていたと思う。

 

・バートイシュル版とVolksoper版でほかに大きく違ったのが、配役。Volksoper版では、いかにもドーリーそのままの世話焼きの大きなおばちゃんをSigrid Hauserが好演。それも、頭が切れて笑いのセンスもあって、場を仕切る雰囲気がもうドーリーそのまま!対するホレースはどんな役でもどんと来い!みんな大好きRobert Mayer。歌は少ないけど、ちょっと頼りなさげでかかあ天下タイプと合いそうな感じが、Sigrid Hauserとのナイスカップルっぷりを予感させる。Sigrid Hauserは、もう私もいい年だし、亡くなった夫に「老後を誰かと一緒に過ごしたいので、再婚したいんだけど。。」っていう様子がなんか切実。

 

対するバートイシュル版は、ドーリーがあのAnnさんなので、全然未亡人に見えない!かっこよくてセクシーなんだもん!確かに世話焼き姉御っていう雰囲気はあるけど、正直ほおっておいても男が寄ってきそうなかっこいいお姉さん!Sigrid Hauserと似てるのは、場を仕切る能力。これはほんとスターのオーラもあるよね。。なので、Annさんのドーリーは、亡くなった夫に話しかけるシーンでは「私再婚したいのよー。未亡人には若すぎるのよー」みたいな感じ。

 

対するホレースは、ツンデレ系おやじww。Robert Mayerより悪いやつっぽくて、裁判の後でドーリーに放置されるところはざまあみろ感が大きい。けど、何か知らないけど、あの超魅力的でモテモテなドーリーが、なぜか悪者ツンデレおやじにメロメロ。男ならより取り見取りだろうに、よりによってなんでこんなややこしい男?それとも、そういう趣味なの?

 

ちょっとこの、最後ドーリーがホレース選ぶっていうところがピンと来なかったけど、ホレースもいいやつに改心したっぽいし、タイプだったのかな?なんて思ったり(爆)。

 

・あと、今回の舞台では、派手なアンサンブルを使ったシーンが思ったより効果が上がらなかった分、3人の素晴らしい役者たちの登場するシーンがものすごい見せ場になってた。これはさすがAnnさんBoris,Caroの三人の力だわー。

 

・Annさんと言えば、子供が何人もいるとは思えないセクシーさなんですが、普段の仲人の緑の服は平凡なのに、レストランに登場して、あの名曲ハロー・ドーリーを歌うところの赤いピカピカドレスがなんというセクシーさ!!かっこいいーー!超にあってるーーーー!!それも、裾をはだけまくって太腿まで見せてるのが素敵だーー!!!カテコできてた白と赤の縞々の服も素敵だし!ああー!素敵な大人の女性って見てて楽しいよねー。

 

 

・Annさんは歌も素晴らしかったし、ソロも結構あったけど、昔のミュージカルって今ほど難曲がないので、彼女の実力からしたら楽勝だったはず。これはBorisもそうだけど、歌を聴いて「うわーー!聞きごたえあるーー!」みたいな曲が少なかったのが残念かな。

 

・アンサンブルは、Volksoperと同じく、歌うアンサンブルと踊るアンサンブル(男女4人ずつ)に分かれてました。こういうやり方はウィーンの舞台事情に合ってるよね。

 

 

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というわけで、また長文レポでいっぱい書いちゃいましたが、バートイシュルのハロー・ドーリー、よかったよー!もし機会があればぜひどうぞ。

 

 

 

モーツァルト!ウィーン版キャストアルバムCD

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

2013-07-25 23:31 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

まあ、今回のハロー・ドーリーは、初めての劇場で、それもウィーンではないし、キャスト以外あまり期待してなかったんです。けど、ほんとに出来が良くて大満足!!

 

何が良かったって、やっぱり一番よかったのはウィーンで主役張れる役者3人がそろい踏みだったこと!!!Ann Mandrella(IWNNINY)やCoroline Vasicek(モーツァルト!のナンネール、美女と野獣のベル)、Boris Pfeiffer(R&Jのヴェローナ大公、Mayaさんエビータのチェ)の三人は、みんな大好きで、一人出てても見たいと思う作品に3人も!

 

それも、実生活でBorisとCaroは長年のおしどり夫婦(実際はまだ結婚してないんだっけ。とにかく、子供もいて、相当前から付き合ってる)。Caroの出演作の楽屋口でBorisが待ってたり、客席にいたりと、ほんとお互いの舞台に夫婦で協力し合って出演してるって感じがとてもほほえましいの。

 

Caroの方は、モーツァルト!のナンネール以来、美女と野獣のベルなど、有名作人に恵まれ、一時はウィーンミュージカルのスター(今でいうとMarjan ShakiやLisa Antoni的な立ち位置?)としてもてはやされたけど、出産などで一時舞台を離れた感じ。そのあとはロングランには出演せず、JCSコンのマグダラのマリアなど、有名どころを単発でこなす仕事の仕方。最近見たのはAndyのソロコンサートのゲストだったかな。

 

透明感のある高音とセリフや低音のハスキーさと相まってとても魅力のある歌声。演技が初々しくとてもかわいらしい。この3年ほど、永遠の少女だったCaroが一気に老けてきた感じがするけど、やっぱり演技して動いてる彼女を見たらかわいし、歌声は更につやと表現力が増してる!

 

今回のハロー・ドーリーでは、帽子屋の落ち着いた女主人で、しっかりしたコーネリウス(後で書くけど、これは実生活で夫のBorisの役)とくっつく役。登場した時は「うわー。また老けちゃったー」と思ったのに、その直後の帽子の歌が、明るくにぎやかな作品の中でいきなりどよーんと暗い曲なのに、素晴らしく艶があって、高音があの聞きなれた透明感のあるナンネールの声で、急に舞台の雰囲気をガラッと変えてくれて、それでいて曲の明るい部分は損なわない、という絶妙の歌い方をしてくれました。この作品でどの曲が一番よかった?って聞かれたら、迷わずこの帽子の歌!って言うわ!(曲としては一番地味なのに。。)

 

で、その相手役のBoris Pfeiffer。いやあ。この人ヴェローナ大公以来ファンなんですよ。けど、当時はただのかっこいい美形美声な若者だったわけ。まあ、ほかの出演者のルカスやRasmusやMatthiasやマークに比べて出待ちファンは少なかったけど、表現力ではメインの4人に負けてなかったと思うし(Matthiasはさすがにうまかったけど)、ほんとあのソロの少なさの中で、ヴェローナ大公の悲哀とか責任感とか、よく表現できてたと思うよ。声が深くてカッコよくて、惚れ込んでしまったんです。

 

そしたら直後に、エリザベート終わったばっかりのMayaさんがBadenで出演したエビータにチェ役で出てたの!!大喜びで見に行って、Mayaさんのエビータの素晴らしさにも酔いしれたけど、もう彼のチェのかっこよさにしびれた!!!

 

これからBoris売れるぞ!と思ってたら、急に舞台で見かけなくなったの。奥さんのCaroはJCSのマリアとかでチョコチョコ復帰してるのに、Borisはいつも客席か奥さんのお迎えで見るだけ。

 

元気そうにはしてるけど、舞台でも見たいなー、と思ってたら、急に2年くらい前のVolksoperのDie Spinne, Die Roemer!(ローマで起こった不思議な出来事)のキャストに名を連ねててびっくり!!それも、ヒステリウムってヒステリでゲイなドタバタの悪役!え?あの美形美声のBorisが何やってるの?

 

(レポはこちら:

Die spinnen, die Roemer!「ローマで起こった奇妙な出来事」@Volksoper

 

で、作品としても見てみたかったので、劇場に足を運んでみてびっくり!髪の毛逆立てて、変な衣装とメイクで奇声を上げるBorisは、あの美形美声のヴェローナ大公とは打って変わったコメディアンっぷり。誰も彼が美形だとは思わないよ。。

 

最初はちょっと「あんた、何やってんの。。」と思ってた私ですが、このヒステリウムの最後の大一番、超ドタバタの女装シーンで、彼は客席を大爆笑の渦に巻き込むのです!!!!もう私もヒーヒー腹を抱えて笑ったよ!ありえん!あの美形Borisがこの笑わせっぷり!!!!惚れ直した!!!!!!!

 

いやあ、美形美声の持ち主がここまで開き直ってコメディに徹するとは、ほんと偉いわ。。それも、完全に美形も美声も封印したコメディアンっぷりで、ものすごい喝采浴びるなんて、ほんと勇気あるよ!!そして、彼、コメディアンの才能ある!動きのタイミングが絶妙だし、表情豊かでよく客席を見ている!ウィーン人の笑いのテンポをよく掴んでいる!

 

こうして、単なる美形美声のファンだった私は、彼のコメディアンっぷりに惚れ直して、彼の次の舞台を楽しみにしてたんです。

 

男も女も、ある年齢を超えると、単なるかっこいい男の子や可愛い女の子ではやっていけなくなるでしょ。かっこいい、かわいいで通じるのも、35才くらいまでで、そこから先は、大人の男らしさ、女らしさを身に付けないと、何かいつまでも過去の栄光にしがみついてる、若作りしたおじさん、おばさんになっちゃうよね。

 

私がこちらでミュージカル見だしたころに若くてカッコよかった世代(ルカスとかも含めてね)が、30代超えるにしたがって、そして、次の若くてかっこいい世代がどんどん出てきてる中で、みんな「大人の男」になる方向性を模索することになるみたい。

 

そこで、うまく転換できないと、若い世代に置いて行かれるのでこれは死活問題。役者をやめて演出や振付や教師の仕事に行く人もいるし(有名な人じゃないけど、HenrikとかFritz Schmidtとか私の歌の先生とかも)、キャバレティスト(コメディアン)の道に進んで大成功するViktor Gernotみたいなのもいるし、ソロコンと時折の出演で十分な生活をできる人もいるし、ダンディなおじさんやかっこいいおばさん役でミュージカル界で主役張る人(UweとかMayaさんとかね)、名脇役として生き残る人(Andreとかかな?)、自分がスターな劇場で主となる(Sigrid HauserとかRuth Kvam(M!のコンスタンツェの人)とか)など、「大人の男/女」の生き様もさまざま。もちろん、いまだに「俺ロックスター」って言ってる30代後半の役者さんも数人知ってます。

 

そんな中、Borisは敢えて美男美声なのにコメディの道を進んだのは、すごいかっこいい!それも、才能あるし!これは、ほんと見守っていきたい感じ!

 

そして、前置きが長かったけど、今回の舞台。金持ち店主ホレースの店で働くしがない店員1コーネリウス(店員2はダメダメ君のバーナビー)が彼の役どころ。マイナーかと思いきや、ソロで言うと主役のドーリーの次くらいに多い感じ。金と社会的地位はないけど、しっかりしてて頼りがいがある、30才彼女なし君。うわー。Borisの役作りに期待!

 

そして、しっかり応えてきてくれました!あの美形で舞台を見つめて、「さあ!頑張って彼女見つけるぞー!今日中に誰かにキスするぞー!」なんて言われた日にゃあ。。応援するしかないじゃないですかーー!そして、帽子屋で出会ったアイリーンに一目ぼれ。。実生活では妻のCaroにおどおどと腕を組もうと腕を差し出す、あの仕草。。恥ずかしそうに腕を差し入れるCaro。かわいすぎるーーー!!

 

実際ラブラブ夫婦が、こうやって出会ったばかりの恋人役して、それも超自然に可愛く演じてるのって、ほんとほほえましくて、涙出てきた。いいよね、こういうの。。。。

 

で、店長のホレースが帽子屋にやってきてタンスに隠れるBoris。こういうドタバタコメディめちゃくちゃうまいんだよー!それに、Caroが落ち着いてしっかりしてるのに、いろいろと取り繕って可愛いし、そこにAnnさんがやってきて、堂々といろいろやらかしてくれるし、ホレース役のオペレッタのおじさんの怖い感じもピッタリ!

 

で、ホレースが出て行った後、AnnさんにBorisがダンスのレッスンしてもらうところ!!!ほんとは踊れる役者さんが踊れない振りするのって難しいと思うけど、ほんと最初腰が引けてて笑えるほどへたくそなの!Boris本と演技うまいわ。。そして、全然踊れてないくせに(横で激しく吹き出すバーナビーも絶妙!)、Ich tanze!(僕踊ってるよ!)って有頂天で宙を舞って、マネキンにぶつかるBoriswww会場大爆笑ww

 

いやあ、Boris、君がここまで笑わしてくれるなんて、ほんと嬉しいよ。。それに、なんか笑いのツボに入るんだよね。。

 

まあ、そのあとはミュージカル的にお約束で、奥さんのCaroと軽く上手に踊るんだけど、またこの時の体のキレもいいの!あれだけ美声だったら、特に歌と踊りの区別のあるウィーンでは、「歌う人」のくくりになって、踊りはあまりしないのかと思ったら、体もよく動くし、ダンスリーダーっぽい立ち位置でくるくる回ってるの!ああ。。なんて多才なんだ。。。美形で美声で、演技もコメディもできてダンスも人並み以上とか!はぁ。。。。

 

というわけで、なんだか、Boris&Caroカップルでものすごい語ってしまったけど、これからも二人はずっと応援していきたいな、と思ったわけです。

 

 

モーツァルト!ウィーン版キャストアルバムCD

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

2013-07-24 23:41 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

昨日のつぶやきレポで、バート・イシュルのハロー・ドーリーの雰囲気はわかってもらえた気はするんですが、少し補足しておきますー。

 

公演情報:ハロー・ドーリー!@夏のバートイシュル
ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル①会場Kongress&Theaterhaus
♪ハロードーリー!初日@Volksoper

 

まず、オペレッタと古いミュージカルの位置づけについて。ウィーンでは最近、最近のミュージカルはウィーン劇場協会などのミュージカル畑の人たちが、1970年代以前のいわゆる古典ミュージカルは、オペレッタ専門のVolksoperが上演する、という棲み分けがで来ています。

 

Volksoperとしては、オペレッタの観客より若いミュージカル観客の世代も取り入れたいところで、発声法からしても、古いミュージカルは上演しやすい。(それでも、VBWの若い役者もどんどん取り入れていますが)どちらにしても、VBWはそんな古い作品には興味を示さない、というわけで、オペレッタに近いミュージカルはオペレッタ畑で上演してもOK、という雰囲気になってきています。

 

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今回のレハール・フェスティバルのチラシは、ハロー・ドーリーが一番上に来てます!写真ももちろんAnnさん!

 

今回、オペレッタが独壇場のはずのレハールフェスティバルで、ミュージカルが上演されたのも、このVolksoperの流れがあってのことなんだと思います。ハロー・ドーリーは結構最近Volksoperでも上演されてますしね(初日見に行きました。レポは上。)

 

古くて有名な作品を見る機会があるっていうのは、ほんとにありがたいことで、Volksoperのレパートリーでは、ガイズアンドドールズ、サウンドオブミュージック、アナテフカ(屋根の上のバイオリン弾き。これは絶品!!)、マイフェアレディ、ローマで起こった不思議な出来事(これ爆笑!)など、名作勢ぞろい!本当に、古いミュージカル見れてうれしいです♪

 

ちなみに、来年はGigiをやるそうで、これは私も未見なので、キャストとタイミングによっては見に行きたいなあーと思っています。このまま、レハール・フェスティバルでミュージカルを1作上演するという伝統が残ってくれるといいなあ、と思います。

 

まあ、オペレッタの祭典レハールフェスティバルでわざわざミュージカルを上演したのは、若い観客を取り込みたいっていうのはあると思うけど(そして、まんまと取り込まれた私w)、実際劇場に行ってみたら、おじちゃんおばちゃんばっかりだったなあ。

 

このキャストだったら、ウィーンのミュージカルファンで遠征する気がある人たちは見に来ると思うんだが。。(しかし、ウィーンのミュージカルファンってそこまで気合い入ってるのか?(笑)私も近くにいたから来ただけだし。。)

 

それに、チケットは、売り切れの日もあるけど、私が行った日は日曜マチネだったこともあり、一階席に空席もありました。こんないい公演だったのにもったいないーー!

 

 

 

モーツァルト!ウィーン版キャストアルバムCD

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

2013-07-23 23:26 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

さて、前回会場を紹介した、バートイシュルのコングレス&テアターハウス。ここでは、毎年バートイシュルで夏を過ごした有名なオペレッタの作曲家、フランツ、レハールを記念して、レハール・フェスティバルが開かれ、町の各地でオペレッタが上演されます。

 

私は毎年7月にザルツカンマーグートのアッター湖に避暑に来ているので、タイミングもピッタリ。いつか行ってみたかった演劇祭だったのですが、今回初めてオペレッタ以外の演目も上演されることになり、それもかなりの良キャスト!飛びついて見に行くことにしたわけです。

 

関連記事:

公演情報:ハロー・ドーリー!@夏のバートイシュル

ハロー・ドーリー!@バートイシュルのレハール・フェスティバル①会場Kongress&Theaterhaus

♪ハロードーリー!初日@Volksoper

 

 

 

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こちらが劇場内部。オーストリアの円形劇場と違って、日本と近い縦長の劇場。私はいつも通り一番安いチケット(25ユーロくらい)だったので、2階席の真ん中あたりだったんですが、まあまあ良く見えました。ライムント劇場の一番遠い席よりは遠い感じかな。

 

それでは、つぶやき感想まとめ、行きますー。

 

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バートイシュルのレハールフェスティバルで「ハロー・ドーリー」見てきた!豪華キャストで大満足!Ann Mandrellaがドーリーとか贅沢すぎ!Boris PfeifferとCaroline Vasicekが舞台上でもラブラブカップルを熱演して素敵!古いミュージカルも楽しくて好き!

 

レハールフェスティバルは、バートイシュルで夏に開かれる、オペレッタ作曲はフランツ・レハールのオペレッタ祭り。今年から古いミュージカルも仲間入りして、それもいきなり素敵キャストでとても見たかったんだ!今いるアッター湖からすぐ近くなので、行けてよかった。

 

ハロー・ドーリーはVolksoperでSigrid HauserとRobert Mayerの黄金コンピで見てたんだけど、今回は役者さんも雰囲気もずいぶん違って面白かった!こういうのが古いミュージカルの醍醐味だよね。役者のキャラで印象が変わるのが楽しい。

 

ドーリーのAnnさんはIch war noch niemals in NYのLisa役でお馴染みのスタイルよくてかっこいい迫力の歌声の持ち主でDrew Sarichの奥さん。Sigrid Hauserの人の良いおばちゃんとはずいぶん違ってかっこいいけど、またそういう役もいい。

 

歌声はもう何でもござれ。見た目もすごいオーラでセクシーな衣装も似合ってかっこいい!死んだ夫に話しかけるマジなシーンはキュートで、ほんと彼女の魅力ってすごいわー。

 

R&Jヴェローナ領主でお馴染みのBoris Pfeifferはコーネリウス(ドーリーと最終的にくっつく金持ちホレースの部下)。チョイ役かと思いきやソロも多くて、性格もコミカルでしっかり者。ダンスもするし、何より彼は美形なのにコメディがしっかりできるのが芸の幅になってる。

 

Borisはヴェローナ大公とMayaさんエビータのチェの後でしばらくブランクがあった間に修業したのか、そのあと出てきた「ローマで起こった不思議な出来事」では急に美形美声キャラを捨ててゲイの爆笑ヒステリ役に挑戦して大成功!ゲイの幅を広げるってホント魅力になるよね。

 

で、BorisコーネリウスとくっつくのがCaroアイリーン(帽子屋)。少し老けた?と思ったけど、ナンネールやベルで魅せた歌声は更に磨きがかかってる。実生活で実質夫のBorisと一目ぼれの役なんて、二人とも演技うまいしほんとスイート♪帽子の歌が感情豊かで一番よかった!

 

BorisもCaroも好きだし、この二人がおしどり夫婦なのも素敵なのに、二人が舞台上でもラブラブなのが見れるとか(それも一目惚れで最初は控えめ♪)、見てるだけでなんかほほえましくて泣けるわー。この二人共演見たのは初めてだし、これからもあるかどうか。

 

ハロー・ドーリーは最後4カップルできる楽しい古い作品で、オペレッタの流れそのままのミュージカルと言った感じ。派手な曲と静かな曲がバランスよくメリハリになってるし、セリフパートが多くてドタバタで見てても飽きない。派手なシーンもアンサンブル沢山で豪華!

 

キャストも結局歌うメインキャラはドーリー(Ann)とコーネリウス(Boris)とアイリーン(Caro)とホレース(オペレッタの有名な人)の4人で、配薬的には超豪華!これは偶然とはいえ遠征の価値ありありだった!

 

会場はバートイシュルの歴史的な「会議場」立派な建物で、内部は日本的な縦長のホール。音響がいまいちだったけどすぐ慣れた。舞台は小さ目(Volksoperに比べても)だけど、舞台枠に映写して自然に上手く場所を演出してた。セットは2つの巨大階段を回すだけでうまくできてたなあ。

 

古い作品なので場面転換が少なく、NY駅→ホレースの店→Yunkers駅→帽子屋→パレード(幕)→レストラン→裁判→ホレースの店だけ。1シーンに3曲くらいあるけど、全然飽きないのは流れがいいからか。特に帽子屋のシーンが静かな帽子の歌→ホレースのドタバタ→ダンスの歌といい流れ。

 

いっぱい爆笑シーンはあるけど、一番笑ったんはBorisがドーリーとダンスの練習をして、たいして踊れてないのに有頂天になってIch tanze!って飛び上がって喜ぶとこ。こういう笑い、Borisほんとうまいわー。オーストリア人のツボ突いてるw

 

Volksoper版は舞台も大きいし、セットも豪華にできるので、今回と見せ場がずいぶん違った気がする。今回は舞台が小さいけどアンサンブル詰め込んだ感じで、NY駅、レストランなどのシーンは派手でだった、それよりメインキャストのやり取りが秀逸だった。

 

衣装もセットもお金かかってないのにわかりやすくて可愛くてよくできてたわー。帽子屋のシーンがほんと好きで、Caroの帽子の歌が一番よかった。そのあとのホレースが入ってきて男二人隠しまわるシーンがまた爆笑。BorisのコメディセンスとCaroのまじめさとAnnのパワーのいいバランス!

 

そっかー。Volksoperは人海系の豪華シーンがよかったのに対して、今回はこの3人の名キャストが集ったシーンが良かったって感じかー。それにホレースもRobert Mayerは違う役作りでとても合ってた。Boris&Caroが小さくて、Ann&ホレースが大きいのもバランスいいね。

 

これからもレハールフェスティバルで古いミュージカルやってくれそうなので、キャスト見てよさげだったらまた来年も来てみよう!楽しみが一つ増えたぞ♪

 

ちなみに、フランツ・レハールはこちらでは「レェーーハー」って前にアクセントつけて呼ぶので、なんか呼びにくい。ハンガリー語の名前だからって、そこまで前にアクセントつけなくても。。w

 

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2013-07-22 23:16 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

仕事やら帰国やら劇場オフシーズンやらで、前の観劇から2か月も経ってしまった!相当観劇行きたくてイーーーーー!!ってなってたので、満を持しての久々観劇!

 

それも、初!バートイシュルのコングレス&テアターハウス(会議場兼劇場)!なんて素敵なロケーション!!

 

このバートイシュルのハロー・ドーリーについての記事は、こちらから。

 

公演情報:ハロー・ドーリー!@夏のバートイシュル

 

というわけで、観劇レポの前に、この会場についてご紹介します。

 

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こちらが会場となったKongress&Theaterhaus。現在は会議場兼劇場として使用され、とくに夏のレハールフェスティバルの時は、主会場としてオペレッタが上演されます。

 

広大な敷地の庭園の中にあり、バートイシュルのメインストリートからも一筋曲がったところという好立地。バートイシュル自体小さい町なので、皇后エリザベートや皇帝フランツヨーゼフが夏を過ごしたカイザーヴィラからも歩いてすぐ。バートイシュルって歴史や伝統があり、文化もしっかりしてるわりに、ほんと歩いて回りやすいサイズで、とても気に入っています。

 

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建物横から。庭園も花がいっぱいで素敵!

 

1872年に「クアハウス」として建てられたこの建物。当時は皇帝おひざ元の避暑地として、舞踏会やコンサートの場として使われていました。

 

第二次世界大戦で劇場などが焼け落ちた後再建され、現在は会議場兼劇場として使われています。

 

外見はハプスブルク時代の華やかさそのまま!ともすれば、皇帝の別荘カイザーヴィラより華やかで洗練されているようにも見えるのが皮肉です。そりゃ、皇帝のおうちより、接待に使われる舞踏会会場のほうが豪華なほうが実用的ではあるんだけどね。。(笑)

 

写真の正面のひさしがある部分は、現在テラスレストランとなっていて、劇場の入り口は向かって左側。裏手に駐車場があります。

 

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こちらが向って左側、劇場入り口。

 

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ハロードーリーの旗がはためく入口。観光用列車に乗って観劇に来るおばちゃんたちもいて、なんか避暑地って感じー。

 

劇場内部は、外部の華やかでクラシックは感じと打って変わって、実用的でモダンな感じで、装飾は最小限ながら品はある感じ。

 

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フォアイエを上から。

 

客席には民族衣装の人が多くて、私もここぞ!とディアンデルを着て行った甲斐があったというものです♪ウィーンで観劇にディアンデルはないけど、ザルツカンマーグートならアリなのよね♪去年St Wolfgangで買ったディアンデル用バッグも大活躍!

 

それでは、次は、ハロー・ドーリーのレポに行きます!

 

↓今回のハロー・ドーリーには、オリジナルナンネールのCaroline Vasicekとヴェローナ大公Boris Pfeiffer夫妻が出演していたので、CD紹介も二人の出演作にしてみました♪

 

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