ウィーンミュージカル の記事一覧

●新作の特徴やあらすじは?

 

ウィーン新作ミュージカル、I am from Austriaは、家族と故郷がテーマの派手なレビュー作品になりそう。女性人気ハリウッドスターがウィーンのオペラ座舞踏会に出席→豪華ホテルの跡継ぎ(ルカス)と知り合う→スターの抱える問題をルカスの真面目パワーで解決、って感じかな、と予想してみるw

 

この作品の特徴は、キャストをオーストリア人で固めたこと(スタッフはドイツ人とアメリカ人が多めw)。オーストリア愛に満ちていて、各地の方言が沢山登場する。キャストはミュージカル畑でない人が多いので、オーストリアを主軸にしたジャンル混合メンバー。

 

注目点は、超有名曲に乗せた、派手でレビュー的なダンスシーンが繰り広げられること。振付家キム・ダディの手にかかるんだから、そりゃあすごいことになりそう。編曲家がIWNNINYの人だから、こちらも似た感じの派手な編曲だろうなー。派手さはとっても楽しみ♪

 

ルカスは真面目くんの役なので、まあキャラに合ってるかな(今日の見た目が男っぽくて驚いたけどw)。相手役の人がちょっとMarjanっぽい雰囲気あるなー。そして、脇役キャラが相当立ってそうで、脇役が楽しい系の作品は好き♪暴言乱発ばあちゃんや、ルカスの母役の人もいい感じ。

 

いやあ、ほんとにルカスの変貌には驚いたよ。。ちょっと前まで王子さまっぽくて幼い感じで、男っていうより少年って感じだったけど、今日はすごい大人の男感がムンムン漂ってた。すごいセクシーなオーラだったわ。。永遠の少年が一瞬で男になる瞬間を見たw父親になるって偉大だ。

 

えっと、一応有名元ネタモチーフをあげておくと、高級ホテルのモデルはホテル・ザッハだろうね。家族経営で、オペラ座に近いホテルだし。あと、ホテルを舞台にした作品というと、オペレッタ「白馬亭にて」なんかもきっとネタとして出てきそう。しかし、これならTdVのクアホテル案はなくなるな。。

 

●オーストリア人キャストと方言について

 

I am from Austriaのミュージカルで、オーストリアの方言が沢山出て来るのは、ウィーンの観客にすごくウケるはず。IWNNINYの時、老人ホームの受け付けのオバチャンの訛りがどんどんきつくなっていって、大うけだったの思い出した。私もバリバリ方言作品は大好き。

 

舞台がウィーンのホテルなわけだから、これでキャラがドイツのドイツ語しゃべってたらおかしいでしょ。

 

そういえば、ウィーンでロミジュリやってた頃のDIF(野外フェス)で、ルカスがOhne Sieをウィーン弁で歌って、客席が大爆笑したんだったw真面目な歌をウィーン弁バージョンで歌うだけで、こんなに喜ぶ観客w
 

そもそも、フェンドリッヒの曲の歌詞はウィーン方言で書かれているので、歌詞サイトで調べても、辞書に載ってない単語もいっぱいあるし、省略表現も多い。フェンドリッヒの歌詞の和訳をやってみようとしたけど、全部は無理で断念したことが何度かある。

 

とにかくウィーン人に媚びて媚びて媚び尽くすドイツ人脚本家たちwこれで脚本家が墺人だったら、「墺人による墺人のための作品」って言えると思うんだけど、なにせ脚本がドイツ人だから「墺人によらない墺人のための作品」なんだよね。。キャストは一人を除いて全員オーストリア人だけど、スタッフのは演出家だけな気がする。


「墺人のための作品」というコンセプトとしてはとても面白いし、墺人役者の活躍の機会を与えると同時に、ミュー役者以外の歌える役者を集めて、アンサンブルでミュー畑の人をそろえたという点も興味深い。こういう割り切った作品作りは戦略的だなー。(歌のレベルは開けてからのお楽しみw)

 

実際、ウィーンミュージカルなのに、キャストにもスタッフにもオーストリア人がほとんどいないという実態は、ずいぶん前からヤバいね、とは言われていた。打開する一歩になってくれれば。。

 

●I am from Austriaのキャスト発表記者会見を終わって、ちょっと私の事前情報から変わってるところがあるので、訂正しますー。

 

関連記事:

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まず、ハリウッドスターは女性の方で、ルカスはホテルザッハ的な高級ホテルの跡継ぎ役。あと謎のアルゼンチンのサッカー選手は脇役でいたw(あれは脇役のオーディション案内だったのかw)

 

●まとめ

 

というわけで、ラインハルト・フェンドリッヒの名曲を綴った、新作「アイ・アム・フロム・オーストリア」は、家族と友情をテーマに、オーストリア愛たっぷりの、派手なレビュー満載な賑やかな舞台になりそうです。

 

フェンドリッヒが好きな上、キャストも内容もワクワクするので、私は個人的にはとっても楽しみにしています。

 

 

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前回の記事で、速報でキャストをお伝えした、ウィーンミュージカル「I Am From Austria」ですが、5月16日に開かれた記者会見の様子をまとめておきます。

 

参考記事:

【速報!】ウィーン新作I am from Austriaの主演はルカス・ペルマン!

 

こちらが、当日の記者会見ライブストリーミングをオンデマンドで見れるリンクです

Schon gesehen? Die Pressekonferenz vom... - I Am From Austria - das Musical im Raimund Theater Wien | Facebook

 

それでは、記者会見をライブで見ながらつぶやいていたツイートをまとめておきます。ドイツ語の内容もまとめていますが、ほぼ同時通訳状態で打ち込んでいたので、ところどころ矛盾とかあるかもです。ストリーミングを見ながら読むと、字幕みたいな感じになるかもしれません。

 

===つぶやきまとめ===

 

VBW記者会見始まった!

 

VBWのFacebook Liveかなりきれいに見れます。記者会見をライブできれいに見えるのは初めてかもw

 

I am from Austria記者会見実況レポ行きます。

 

シュトルッペック氏(VBWミュージカル部の総監督。以下S氏)の作品紹介。愛と家族と友情がテーマ。オーストリア出身のハリウッドスターが、オペラ座舞踏会に来るためにウィーンに戻ってきて、架空のホテルEdlerを舞台に繰り広げられる。

 

「ブロンド」の演奏をバックに、リーディングチームが登場。

 

脚本家Hoffman氏「フェンドリッヒの曲はドイツでも有名で、よく聞いていた」(なんと、脚本も歌詞もドイツ人だったw)

 

演出家Gergen氏。リサーチが必要な歴史ものと違い、クリエイティビティが前面に出て来る作品。歌毎に舞台美術を考える必要があった。レビューやショー的な要素が各歌にサプライズで飛び出して来る。この人はオーストリア人。

 

キャストとワークショップをして、役者にインスピレーションを与え、役者本人達も気が付かないような個性を引き出した。オーストリアの方言もたくさん登場する。地方ごとに専門家チェックをしてもらった。

 

振付家のキム・ダディと編曲Michael Reed。一からの作品作りは興味深かった。フェンドリッヒの歌からイマジネーションが広がり、ハリウッドショーのような派手なレビューになっている。キムは英語とドイツ語混じりw

 

衣装と舞台美術。時代は80年代。派手でキラキラ。衣装は、登場人物の性格を抽出する感じで仕事をした。1幕はとても派手なレビューの連続だが、その間に真面目な人たちの日々の問題が描かれる。フェンドリッヒ自身の人生と似ている。舞台美術はホテルの空間が最も重要。舞台変換のスピード感。

 

振り付けとダンサーについて(キム・ダディ)。色々な種類や体形の役者やダンサーがいる。それぞれの特徴にあったダンスの役割を与えるプロセスが興味深かった。

 

キャスティングについて。主役のキャラを書き出してみて、こんな人は見つからないだろうと思ってみたら、オーディションでピッタリの人が現れた。(今思うとサッカー選手のことかと。。)

 

開始30分で、Facebook Live視聴者155人。

 

Micheal Reedがピアノ演奏をしながら、I am from Austriaの主題歌を解説。「皆が知っている歌を舞台用に編曲するのは挑戦だった。」次に「ブロンド」の演奏。原曲より軽いポップなトーンになっている。

 

「マッチョマッチョ」は大きなサルサ的なロックダンスナンバー。編曲の感じすごくいい!踊り出したいようなテンポになっている。オケの音源も披露。これはキム・ダディの振り付けが光るシーンだな!

 

(キャスト発表に続きます)

 

 

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超速報!ウィーン新作ミュージカルI am from Austriaの主演はルカス・ペルマンです!

 

5月16日にRonacher劇場にて行われた、キャスト発表記者会見にて、ウィーンミュージカル新作、I am from Austriaのキャストが発表されました。

 

 

そして!主演のウィーン高級ホテルの跡継ぎJOSI EDLER役がルカス・ペルマンに決定しました!!(上のポスターの男の人は関係ありませnw)

 

以下が、公式から発表された、メインキャストの配役。

 

JOSI EDLER: LUKAS PERMAN

EMMA CARTER: IRÉNA FLURY,

ROMY EDLER: ELISABETH ENGSTLER,

WOLFGANG EDLER: ANDREAS STEPPAN,

RICHARD RATTINGER: MARTIN BERMOSER,

FELIX MOSER: MATTHIAS TRATTNER,

ELFIE SCHRAT: DOLORES SCHMIDINGER,

PABLO GARCÍA: FABIO DISO

REINER BERGER: MARTIN BERGER

 

ルカスとMartin Berger以外は、見慣れない名前が多いですね。ミュージカル畑以外からもキャストを集めたとのことで、混合メンバーが楽しみです。

 

記者会見の模様をツイートで実況した詳しい内容は、また記事にまとめます。今回はとりあえずキャスト情報のみ速報でどうぞ。

 

また、以下の公式サイトのキャスト情報をよーく見ると、Oliver Arnoがルカスの役のカバーだったり、Carin FilipcicがRomy Edlerのカバーだったりと、セカンドがまた豪華!

 

I AM FROM AUSTRIA | Spielplan | Spielplan & Tickets | Musical Vienna - Die offizielle Seite der VBW

 

ラインハルト・フェンドリッヒの名曲を綴った、新作「アイ・アム・フロム・オーストリア」は、家族と友情をテーマに、オーストリア愛たっぷりの、派手なレビュー満載な賑やかな舞台になりそうです。

 

フェンドリッヒが好きな上、キャストも内容もワクワクするので、私は個人的にはとっても楽しみにしています。

 

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舞台はウィーン! ウィーン新作ミュージカル「I am from Austria」記者会見とツッコミ

 

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2017-05-16 16:02 | カテゴリ:レベッカ Rebecca

BWレベッカ投資詐欺事件の裁判の結果が出ました。今回の裁判は、プロデューサーVS投資家に手を引くよう匿名のメールを送った広報担当者で、実質広報担当者の勝利と言える結末になりました。

 

BWレベッカ投資詐欺事件背景はこちら

舞台はウィーン! BWレベッカ謎の巨額投資家の死と開幕無期延期の経緯

 

これまでの経緯を要約すると、BWで上演される予定だったウィーン発のミュージカル「レベッカ」を巡り、前代未聞の投資詐欺が発覚し、上演中止&FBIによる捜査が行われていました。

 

上記の記事を書いた2012年以降何があったのか要約します。

 

①死亡したとされる架空の投資家Paul Abramsを仲介したMark Hottonは詐欺罪で3年の懲役。

 

②投資不足額を埋める新規の投資家Larry Runsdorfに「匿名の悪質なメール」を送り、投資を断念させる原因となった謎の人物が、公演の広報担当のMarc Thibodeauだったことが判明。

 

③プロデューサーのBen SprecherとLouise Forlenzaがこの広報担当者に対して民事訴訟を起こした。結審は2017年5月10日。1000万ドルの請求に対し、9万ドルの賠償が認められた。内訳は8.5万ドルは潜在的投資家に干渉したため、5千ドルは契約違反で、請求額の大半を占める名誉毀損は認められなかった。

 

ThibodeauはベテランのBW広報エージェントで、今回投資家に警告メールを送ったのは、広報担当者として間違った行動ではなかった、プロデューサーは投資詐欺が発覚する前から、大口投資家が架空の人物だることは気づいていたはずだ、と主張している。

 

今回、名誉毀損が認められなかったということは、広報担当者の実質勝利といえます。裁判の結果からすると、プロデューサー側はこの興行が失敗するのが目に見えていて、資金集めのために粗を隠していたが、広報担当者が投資家に警鐘を鳴らして救った、という構図が見えてきます。

 

控訴の可能性はありますが、プロデューサーが興行権を失っていることから言っても、せっかくセットも衣装も作ってBWの倉庫に置いてはありますが、このプロデューサーの下でのレベッカBW公演の可能性はなくなってしまったようです。

 

参考記事

‘Rebecca’ Lawsuit Verdict Falls Far Short for Broadway Producers - NYTimes.com

Trial for Broadway窶冱 窶漏ebecca窶・Scandal Begins - NYTimes.comNew Investors Found for the (Would-Be) Broadway Musical Rebecca | Playbill

 

●ひとことつぶやき。。


裁判の結果やら、誰が悪かったかという話はさておき、「レベッカ」という作品のファンとしては、プロデューサーが版権を失っていることが裁判で判明したことが一番残念。。お金さえ集まれば公演ができる状態だったのに、もうせっかく作った衣装やセットは日の目を見ることはないんだな。。

 

いつか、このレベッカ詐欺事件で一つのミュージカル作品が作られることを、密かに期待してしまいます。ミュージカル「プロデューサーズ」を知っていると、プロデューサーがお金だけ集めて、興行を失敗させ、計画倒産してドロンとかありえますしねw

 

更に、ウィーンでレベッカをライムント劇場でやっていた頃、Ronacherで上演されていたのがプロデューサーズですから、並々ならぬ縁を感じてしまいます(笑)

 

こんな謎な事件が起きても、この作品の素晴らしさは変わりません!ブロードウェーにこだわらず、世界中で多くの人の目に触れてほしいものだと思います。

 

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2017-04-13 16:27 | カテゴリ:公演情報

2017年秋にライムント劇場で初演予定の、ウィーンミュージカル新作、I am from Austriaの記者会見のニュースをまとめて、色々ツッコんでみました。(また、記者会見自体は結構前だったんですが、まとめるのが遅くなってしまって。。)

 

国民的大スターで、今回のジュークボックス・ミュージカルの原曲全てを作詞作曲したReinard Fendrich、VBW総監督のStruppeck氏、脚本担当のHoffmann氏の三人が記者会見の場に登場して、あらすじやスタッフについて語りました。

 

I am from Austriaは、オーストリアの第二の国歌(非公式国歌)と言われる名曲。今はアルプスの小国となってしまった昔の大国オーストリアの自然と人々を愛する、謙虚で誇りに満ちたオーストリアへの愛を歌ったこの歌は、この国や歴史を知っていると涙なしに聞くことはできない素晴らしい曲です。

 

この、オーストリア人なら絶対に知っている曲をタイトルにしたジュークボックス・ミュージカル。地元民なら全曲歌えて当然な舞台になるはずですが、その内容を垣間見つつ、予想してみました。

 

(以下ツイートまとめなので、ちょっと調子が軽い感じですが、お気になさらずw)

 

<あらすじ>

 

「ハリウッドスターがオペラ座舞踏会でウィーンに戻ってくる話」と言うあらすじに変わってる!公式サイトもそうなってる!オーディション要綱にあったアルゼンチン人サッカー選手の案は没かwせっかくぶっ飛んだストーリー考えたのになーw

 

以前のあらすじについてはこちら→舞台はウィーン! ウィーンでダンス・オブ・ヴァンパイヤ再々演!&2017年秋新作紹介(ちょっと古い情報ですが・・)

 

<ポスター>

 

こちらがポスター。脚本家の名前が以前とと代わって、Struppeck氏とHoffmann氏の二人になってる。。これは。。

 

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右のハリウッドスターは、オーストリア出身のハリウッドスター、クリストフ・ワルツがモデルとしか思えないw。このスターと、左のオーストリア国旗カラーを意識しまくりなの口元な女性のラブストーリーなんだろうなー。脚本にS氏が加わったことで、もうストーリーも結末も予想できてしまう。。

 

(ボヤキ&毒吐き)

 

てかさあ、、総監督がS氏になってから、S氏とGergen氏の組み合わせか、どちらかが関わってる作品しか作ってないではないか。そりゃどれ見ても似た感じになるわけだよ。お願いだからバリエーション作ってよ。。特に脚本なんとかしてくれ。。Gergen氏の演出も嫌いじゃないけどいつも同じ感じだし。。

 

<キャスティング予想>

 

これで、主役のハリウッドスターがドイツ人だったらずっこけるwけど多分そうなるwドイツ人が歌うI am from Austriaとかもうホントやめてほしい。けどきっとそうなる。S氏とGergen氏なら。オランダ人だったら爆笑するw そもそもこんな役できる墺人役者思い当たらないしなー。

 

墺人男性役者で主役張れるのなんて、ルカス・ペルマンとOliver Arnoくらいしかいないよね。。そしてそのどちらも、役のモデルと思われるクリストフ・ワルツに全然似てないし、ポスターの人にも似てない。てか、ポスターの人はただのイメージだよね?知らない人だし。。

 

ああ!オーストリア人でハリウッドスターと言えば、クリストフ・ワルツ以外にシュワルツネッガーがいたわ!こっちが主役のモデルかもwwそれなら、キューティーブロンドの宅配のムキムキさんが一番適役!!そして、ルカスもOliverもそこまでムキムキじゃない。まあ、ポスターはワルツ似だよねw 

 

<名曲の数々>

 

オーストリアの有名な歌で、私が聞いたら必ず泣く双璧は、Ich war noch niemals in New York(Udo Juergens)とI am from Austria(Reinhard Fendrich)で、どちらもそれ自体が作品のタイトルになったミュージカルがあるんだから、ファンとしては幸せなんだろうな、きっと。

 

公式によれば、作中曲は20曲以上。 „Es lebe der Sport“, „Blond“, „Strada del Sole“, „Tango Korrupti“, „Nix is Fix“, „Weu‘sd a Herz host wia a Bergwerk” „Macho, Macho“, „Haben Sie Wien schon bei Nacht gesehen?“, “I Am From Austria“など。楽しい曲やら名曲揃いですなぁ。

 

ああ、だから相手役はブロンドなのかwそして男はマッチョではないと推測できるw たぶん夜のデートシーンがあるんだろうな。舞踏会抜け出してwああ。。予想を裏切って欲しいけど。。

 

<まとめ>

 

なんやかんや言っても、大好きなFendrichのジュークボックス・ミュージカルなんだから、楽しみ!まあ、好きすぎて期待だけ膨らみまくり、情報が出てくるたびにヤキモキしてるんですが、それもこれも、この主題歌が大好きだからだし。

 

オーストリアの非公式国歌と皆が認めるI am from Austriaの大合唱を、野外コンサートで聞いたときほどの感動は、忘れられない。。私にとってだけじゃなくて、オーストリア人全員にとってとっても大切な歌なんです。いい作品作ってください。お願い。。

 

 



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2017-03-22 16:05 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

●シカネーダーと魔笛

 

今回のMMO8は、シカネーダーと魔笛の比較だったんだけど、去年モーツァルト!と魔笛の比較をやったので、内容かぶっちゃうのかな、とちょっと心配した。まあ、被った部分もあったけど(魔笛扱うなら、夜の女王は外せないし)、終わってみたら結構違う印象。

 

と言うのも、シカネーダーと言う作品自体がミュージカル・ミーツ・オペラを体現しているので、作品をハイライト的に時系列に歌って行くだけで、ミュージカル・ミーツ・オペラが成立してしまうという。

 

あとは、その流れに合わせて、「恋人の出会い」というテーマだと、エマヌエルとエレオノレの出会いの歌Traeum GrossVSパパゲーノがパパゲーナを想う歌とか、「父親」のテーマだとFranz MoserのOhne Sie(妻を亡くした老人の歌)VSサラストロだったり、「ラブソング」と言うテーマで結婚式VSタミーノとパミーナの歌だったり。

 

「女の悲しみ」のテーマでは、タミーノが試練で口が利けない時にパミーナが悲しむ歌VSエレオノレの悲しみの歌。この二曲は二人ともとてもよかった!!!

 

面白い比較として、魔笛は二人の恋人カップルが2組いるのが、シカネーダーは三角関係が2組だね、って話wここでは、「高貴な男性」がテーマで、エレオノレとヨハンの歌So jemand wie duとタミーノがパミーナの絵を見て歌う歌。

 

この辺りで一旦テーマから離れて、マリアアナが妊娠しあ歌とか、シカネーダーの魚の歌とか、一幕終わりの歌とかシカネーダータイム。

その後は三人の歌と言うテーマで、バーバラ、ベネディクト、ヨセファの三人の歌VS三人の童子。続いて悪役の歌ということで、夜の女王(これは結構イマイチ。。)とスポンサーのバウアーンフェルトのGeld und Glueck。

 

後は、Letzte Vorhang(シカネーダーが悲しむ高音の歌)をオペラ歌手二人+Ricardoで歌った三重唱、パパゲーノとパパゲーナの歌などを経て、恒例のこの公演のためだけに一回だけ歌われる、シカネーダー+魔笛メドレー(史上最長)で幕を閉じました。その後最後たしかLiebe Siegtを歌った気が。

 

●歴史に出会う感動の瞬間!

 

今回のMMOはインタビューやクロスオーバーが少な目で、結構サラッと進んでいったので、印象は薄めなんですが、そんな中でどうしても忘れられない感動があったので、書いておきます。

 

実はシカネーダープレビュー見てから、シカネーダー街歩きというガイドツアーに参加して、シカネーダーにゆかりのある場所を歩いて回って、色々と資料を見せてもらったんです(このことも絶対記事にします)。更に、演劇博物館に行って、当時の劇場機構の模型や、ロウソク立ての実物を間近で見たりして、かなり知識を身に着けた状態での、今回のコンサート。

 

この街歩きツアーで、私が10年以上探していた、魔笛初演劇場アウフ・デア・ヴィーデン劇場の本当の場所がわかり、今は道になってしまった当時の客席から、今はアパートになってしまった当時の舞台を見上げ、感動に打ち震えたものです。

 

そして、このライムント劇場で、当時のセットそのままのあの舞台装置が組まれ、その前で、魔笛の登場人物たちが歌う!!!もうその場は、疑似アウフ・デア・ヴィーデン劇場!!!

 

私の心は、あの様変わりした街角にあり、道路からアパートの壁を見上げたところで、巨大な木枠の真ん中で魔笛を歌う、シカネーダー一座のバーバラ・ゲアル(パパゲーナ役)やベネディクト・シャンク(タミーノ役)、そしてシカネーダー本人(パパゲーノ役)が、目の前にいるような気がして、なんだかそんな複雑な歴史の脳内復活に、思わず涙がこぼれてしまったんです。

 

って、今こうやって書いても、どんな複雑な脳回路で、この場面で泣けるのか客観的に理解できないと思うけど、私的には「魔笛が初演された劇場で魔笛を聞く」と言う、もう現代では絶対になしえることができない夢を、脳内でかなえてしまったんです。歴史、劇場、音楽、この三つがすべてそろって、あの舞台が再現されてしまったんです。そういう意味で、この作品はものすごく私にとって意味があるものでした。

 

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客席の様子

 

●まとめ

 

というわけで、シカネーダーと魔笛のコラボのミュージカル・ミーツ・オペラ、今回も常連客の大満足のスタオベで幕を閉じました。

 

実はこのコンサートの運営に当たり、関係者の知人からちょっと驚きの暴露があったんですが、それにもかかわらず今年はもう一度、ドン・カミッロとのコラボイベントがあるようです。

 

裏事情がどうであれ、お客さんが大喜びする素敵なイベント。司会の方も素晴らしく、とても為になるプログラムですし、あとは出演者の方も楽しんでくれたらいいなと、心から思います。

 

(ちょっと思ったこと)

 

オペラ歌手はOpernsaenger、ミュー役者はMusicaldarstellerと表記されることが多いけど、歌手やダンサーをまとめて相手することが多い知人は、Kunstler(芸術家、アーティスト)と自然に呼んでるなぁ。舞台芸術家っていうと、ジャンルの垣根がなくなるね。

 

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2017-03-19 16:05 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

ウィーンで上演中のミュージカルと有名オペラを一気に舞台に上げ、その共通点や相違点を楽しむミュージカル・ミーツ・オペラ。その8回目の公演に行ってきました。 

 

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シカネーダー仕様のライムント劇場

 

ミュージカルもオペラも大好きなので、その両方がコラボしたこの一回限りのイベントは見逃すわけにはいかないのです。それも今回はシカネーダー。モーツァルトの「魔笛」のバックステージをミュージカル化したこの作品自体が、ミュージカル・ミーツ・オペラの世界。

 

とりあえず出演者から。

オペラ歌手
Alexander Grassauer(パパゲーノとタミーノ)
Georgina Melville (パパゲーナとパミーナ)
Svetlana Merzlova(夜の女王)
Martin Summer(サラストロ)
Jinxu Xiahou(忘れた・・何か有名な歌を一曲だけ堂々と歌ってたけど、タミーノだったかな。)

 

ミュージカル役者

Daniela Braun, Shane Dickson, Katie Hall(マリアアナ), Milica Jovanovic(エレオノレ), Katja Reichert, Franziska Schuster(バーバラ), Rebecca Soumagne, Livia Wrede, Oliver Floris(結婚式の神父), Ricardo Frenzel Baudisch(シカネーダーのセカンド), Jon Geoffrey Goldsworthy(フランツ・モーザーのセカンド。M!のアルコの人), Tobias Joch(ヨハン・フリーデルのセカンド), Reinwald Kranner(マリネッリ), Peter Kratochvil(たぶんベネディクト・シャンク), Ulrich Talle(バウアーンフェルトのセカンド) und Stef Van Gelder

 

●客席からの眺め

 

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シカネーダーの緞帳。二列目右端からの眺め。両脇のシャンデリアにはオーバーチュアでろうそくの火をつけ、上に上がっていく。オケピ手前のうさぎの耳みたいなのが並んでるのは、舞台照明用のロウソク。この緞帳だけでも、モーツァルト時代の劇場を再現する気合いが伝わってくる。

 

●MMOの良いところ

 

チケット代が全席20ユーロの格安なこともあって、今回は二列目端っこの席をゲット。シカネーダーをまともに見ようと思ったらこの値段じゃ無理だし、それでいてシカネーダーのいいとこどりハイライトが見られるので、本当にお得。

 

あとこの公演の一番の見どころは、司会のDaenemark氏。オペラとミュージカル両方にものすごい博識で、おまけにこの公演のコンセプトから企画、プログラム、キャスティングまで全部やってるすごい人。司会中もいろんな裏話をしてくれたり、インタビューでツッコんだ質問をしてくれたりして、ほんと好き。

 

司会進行的には、今回はいつもに増して時間が押してたので、のんびりトークは聞けなかったかな。巨大セットが乗った盆が回転しまくるので、キャストが舞台上に残って他の人が歌うのを聞くといういつものスタイルが取れず、ミュー役者とオペラ歌手同士の会話とかがなかったのが少し残念だったかもー。今までの公演からすると、インタビューが少なめでした。

 

●ミュージカル側の出演者

 

この公演はセカンドキャストが多いので、まとめて気になってたセカンドに当たる大きなチャンスでもある。

 

今回はシカネーダーのセカンドのRicardoがすごくよかった!最初マークじゃないのが体格的に違和感あったけど、二曲目から見た目全然違うのに違和感なくなってきて、すごく自信があって魅力的な人だった!

 

なんでこの人がマークのセカンドになったのか全然わからないくらい、顔も体格も声も正反対なのに、やっぱり話が成立してしまうのが不思議だ。。マークの方が口だけ達者でその場限りの勢いで生きてるシカネーダって感じで、Ricardoは色々計画練って考えてはいるけど、そっちに集中しすぎて周りが見えなくなっちゃうタイプに見えた。

 

この人を見ながら、「シカネーダー似の美男子」と言うフレーズが浮かんできて、ニヤニヤしてたwこのブログで、シカネーダーが美男子かどうか、本当の顔はどうだったのかをさんざん検証した結果、Ricardoは美男子モードのホンモノのシカネーダーに相当そっくりです。

 

他のセカンドキャストは、ヨハン・フリードル(さらっとした病弱秀才系イケメン)とベネディクト・シャンク(ちょっと記憶が。。)とフランツ・モーザー(突然アルコ出てきたからびっくりしたw超美声)と大富豪のバウアーンフェルト(特に印象はなし)。

 

ファーストはMiliica(エレオノレ)がほんとにいつもながら素敵だった。バーバラ・ゲアル役のFranziskaも一年前のM!に引き続いての素敵な出演者♪去年よりリラックスしててニコニコ楽しそう。

 

マリアアナ役のKatie Hallは、シカネーダーではあほな悪役で、オペラ的にいうとコロラトゥーラがミュージカルに出演する珍しいケース。イギリス人でウェストエンドでレミズとかスウィーニートッドとかオペラ座の怪人に出てた実力者。

 

シカネーダーだけで見てるとタダのあほな歌だけ上手い子って感じだけど、インタビューでしゃべってるの聞いたら見直した。。楽しい子の役をするのは初めてなので、この役はすっごい楽しい!と、ため息出そうに美しいイギリス英語で。。もうとろけそう。。。

 

マリネッリのReinwaldさん、そりゃあもう素晴らしい芸達者っぷりで、ライムント劇場の人気者wまさかメアリーポピンズであのパパやってたとは思えない面白さw

 

Josepha HoferのKatja Reichertもインタビューで好感度アップ。ちゃんと司会の人は、「あなたはコンスタンツェの姉で・・」って聞いてって、さすが博識!

 

通常公演よりセカンド率かなり高いけど、一気にこれだけ見られて、それもシカネーダーのセカンドがかなり良くて、ヨハンのセカンドもなかなかで、大満足です。

 

●オペラ側の出演者

 

いつもは何人かは国立オペラ座やフォルクスオーパーで主役張る人を連れて来るんだが、今回は若手ばっかりだった。

 

そんな中でも、Alexander GrassauerとGeorgina Melvilleが頑張りまくってたので、これからも応援しよう。

 

Alexanderの方はパパゲーノとタミーノ、Georginaの方はパパゲーナとパミーナ両方を歌ってしまい、違和感なし!とっても初々しくてGeorginaの方の演技力が素晴らしくて、安心してみていられました。

 

おまけにこの二人、最後の方のシカネーダーが悲しむ歌で、Ricardoの後ろに立って、ミュー+オペラの三重唱にしてくれた!これすごく良くて、おまけに唯一のクロスオーバーの歌で、感動した!ありがとう!!!

 

後、今回は初めてコーラス隊がいたり、三人の童子を女の子三人がやってくれたり、人海作戦的な感じではあった。

(続く)

 

シカネーダー ウィーン版 スタジオ録音全曲CD<2枚組>

 

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2017-03-05 16:29 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

ミニミニ小劇場Brick 5でDrew主演のLast 5 Years見てきた!(観劇日:12/8)Drew怪演過ぎて後半怖かったわ。。80人くらいの部屋であの迫力は、全員吹っ飛ぶよ。。なんかすごい濃密でドロドロしてて救いようのない何かを感じたよ。。

 

"The Last Five Years" by Jason Robert Brown - vienna theatre project

 

Drewの奥さんのAnnさんと夫婦共演になるはずが、Annさん急病でCaroline Frankが飛び入り。Carolineは9年前(!)にRobと共演したの見てたので、実はめっちゃ嬉しい♪すごい上手い人なんだもん!期待通り素晴らしかった!

 

個人的には、前半はCarolineが、後半はDrewが良かったなー。普通ラブラブ期の方が楽しいはずなのに、どちらも恋愛的に後期の方が演技に力がこもってた。だから全体的にどよーんとした印象だったのかも。けど、なんか色々考えさせられた。

 

正直言うと、今の私は明るく笑える作品を求めてるので、先週同じ劇場(部屋w)で見た「ローマで起こった不思議な出来事」の方が、気持ち的には合ってたなぁ。明るい作品見たいなぁ、と思った。9年前とミュージカルの好みが変わっている。。

 

9年前にRobとCarolineで同じ作品見た時の私は、結婚もまだでバリバリ仕事してて、この作品の出会いから結婚直後辺りの気持ちがすごい理解出来たし、男ってこんなもんだ!って思ったなー。今見たら、結婚後の二人の関係って結構よくある気がするけど、乗り越えるかどうかは紙一重だなーと。

 

男がある程度身勝手で、女が男の秘密の部分を覗きたがるって、どのカップルでもある程度ある気がするんだけど、あとは頑固になるか、諦めて別のことで気を紛らわすかの違いな気がする。子供いたらまた違うしなー、なんて、9年前とは違う視点の自分がいたw

 

出会いから子供が大人になるまでの時間枠で、L5Yみたいなのがあればいいなー。Last 20 Yearsになるけどw 二人芝居で子供出てこなくていいから、出会い→ラブラブ→結婚→新婚&妊娠→出産&育児の中での戦友的夫婦関係→(私には未知の世界)。みたいな感じで。

 

話を公演に戻すと、会場は簡易椅子が80個ほど並んだ部屋。コの字型に舞台を囲む感じ。ピアノ、バイオリン、チェロがいて、こんな狭いのにマイクあり。しかし、マイクトラブルで一部生声(ラッキー♪)。とにかく近くて最後列(5列目)でも目が合いまくる。Drewすごいつば飛んでるw

 

Drewは前半の出会いからラブラブ期は、常にハイテンションで、観客にめっちゃ話しかけてて、血管切れそうw Robはここまでぶっ飛んでなくて、落ち着いた中での内省的喜びだったなー、と、Robが懐かしくなった。Drewは最初三曲くらいソロコンサート状態って感じ。

 

Carolineの前半(この話は男が時間軸前→後、女が後→前で進むので、女の前半は離婚後)は、とにかく、辛さの中でも明るさや希望を失うまいと、無理にスマイルしたり明るく振舞ったりするのが、健気で可愛かった!こんなイイコなのになんで別れるのさ!って、かわいそうになったよ。。

 

急病で出演キャンセルしたAnnさんだけでなく、Carolineものどをやられてたらしいんだけど、そんなこと感じさせない素晴らしい歌声で、プロのすごさを見せつけられた。日曜17時半に代役打診され、18時半からDrewと稽古したとのこと。9年前のセリフの3/4をおぼえてたって!

 

話の真ん中でプロポーズ(結婚)なんだけど、二人のイチャイチャは少し見てて微妙だった。。病気じゃなければ、ここは奥さんのAnnさんとの濃厚キスだったはずで、Carolineはほんと素晴らしかったけど、Drewの演技はAnnさんだったら変わったかな、とか思いながら見てただけにね。。

 

しかし正直、このシーン以降逆に、全くAnnさんのこともRobのことも考えずに見れたのは不思議。後半はDrewの怪演が続いて、前半より惹き付けられた。目が離せなかった。Drewって、ドロドロの悩める男演じさせたら泥沼っぷりがピカイチだわ。。

 

この作品で実は一番好きな、テンプテーションのシーン。Rob版と山本耕史版を前比較したことがあるけど(舞台はウィーン! The Last 5 Years日本版&ウィーン版を聴き比べ)、今回はセットがなくて、場所や状況はもっと象徴的。このシーンのDrewメチャ面白かったw しかし怒り出すの早いなw 小道具が9年前携帯電話だったのが、今回スマホだったのに衝撃w

 

次の女のオーディションのシーンの、Carolineの心の声の演技がスゴすぎ!9年前もこんなにすごかったっけ?そんなブランクあるとは感じさせない、早口&ノリノリっぷり!このシーンはとにかく呆気に取られて見てた。あまり知られてないけど、この人ホントすごいよ。。

 

この辺りから、Drewが喧嘩腰になるわけだけど、もう怖い怖い。プリーズ!って怒鳴るところ、ヒェー!って縮み上がったわ。私がDrewの子供だったら、パパ怖すぎて絶対泣いちゃう。すごい声だった。

 

あとは、悩み苦しむDrew、説得するDrew、絶望するDrew、別れを告げるDrewなど、ドロドロDrewオンパレード。濃密に、どよーんと、客席みんなが怒られたみたいに、息もできないほどシーンとなってた。Drewの世界だった。謎のパワーで完全に場を支配してた。

 

なんかその気持ちを引きずって帰宅したので、まだあの苦しむDrewの横顔が目に焼き付いてるんだが、相手役が奥さんのAnnさんだったら、もっと悲惨だっただろうと思うと、ほんとCarolineでよかった。なんていうか、最初から少し合わないところのあるカップルの方が、別れが納得できる。

 

そう言えば、Robの時はRobが人懐っこくて可愛げがあって、Carolineがツンとしたお嬢様っぽい冷たい感じだったけど、今回はDrewが亭主関白的で、Carolineは少し天然な可愛い感じだった。同じ相手で見比べられてよかった!

 

あと、Carolineはニュートラルなイギリス英語に近い英語だったのが、Drewはネイティブだからアメリカ英語で、最初違和感あったけど、後半慣れた。Robの時はまた違ったしね。あぁ、またRobで見たくなってきた。。

 

と言うわけで、DrewとRobが出てるJCSのCDとかご紹介!

 

ジーザス・クライスト・スーパースター ウィーンコンサート2011年版ライブCD<2枚組>

ジーザス・クライスト・スーパースター ウィーンコンサート2005年版ライブCD

 

あとは、悩むDrewと言えばルドルフかなー。

ルドルフ ウィーン版 全曲ライブ版CD<2枚組み>

 

DrewソロCD、最近新作が出てますー。

ドリュー・サリッチ Let Him Go

 

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2017-03-02 16:53 | カテゴリ:公演情報

以下の記事は、ニュースが出た去年の12月に書いた記事で、下書きにしたまま埋もれてました。。取り上げたどちらの作品も既に新情報が出てきて、以下の情報は時代遅れになってますが、記録として面白いので、一部訂正しつつ、このまま記事にします。


①ダンス・オブ・ヴァンパイヤ再々演


2017年秋からのウィーンミュージカル上演作品は、Ronacher劇場で「ダンス・オブ・ヴァンパイヤ」と言うニュースが飛び込んできました!!!

 

再々演です!!早いなー!初演から20周年公演とのこと。再演は2009-2010年、ライムント劇場でした。ルカスのアルフレートとマジャーンのサラが記憶に新しいところです。クロロックは前半はトーマス・ボルヒャート、後半はDrew Sarichでした。

 

ダンス・オブ・ヴァンパイヤのウィーン再々演版(2017)のオーディション告知が出てますが(VBW - Auditions)、教授30-40歳ってw 私のイメージでは60歳越えてるんですがw クコール身長180cm以上とのこと。「劇中一度もまっすぐ歩きません」の注意書き付きw

 

ウィーン再々演版TdW、稽古は2017年8月中旬から、初日は9月終わりとのことです。

 

あー、クロロック、トーマスがいいけど。。マークになるのではないかと。。マークでも一度見てみたいけど。。他誰かやりそうな人いるかな。MarjanとLukasまた見たいけど無理かな。。 


(追記:この作品、スイスのSt GallenでThomas Borchert主演で上演されていますが、その演出が衝撃の現代演出の事。ウィーン版もそれに倣う可能性もあり、色々と楽しみです。)


②新作アイ・アム・フロム・オーストリア

 

そして、同時期に開幕する新作「アイ・アム・フロム・オーストリア」はライムント劇場で2017年9月中ごろから。稽古は7月17日スタート。オーストリア人有名歌手Reinhard Fendrichのジュークボックスミュージカルです。両劇場秋スタートでバタバタしそう。

 


(追記:以下の内容は、そのあと2月の情報で完全になかったことにされましたが、以下の設定もちょっと記録として面白いので残しておきます)


意味不明なのは、主役っぽいのがアルゼンチン人のカリスマチックなサッカー選手?え?オーストリア人が主人公で泣ける話じゃないの?第二の国家歌う人だよ?

 

ちょーまて、「アイ・アム・フロム・オーストリア」の脚本だけはオーストリア人が書いてくれ。。まさかあの人がまた書くんじゃ。。(←最近VBW新作の脚本を書きまくっている、総監督のS氏のことですw)アルゼンチン人って何よそれ!まさかプロデューサーズのリープキントみたいなのが出て来るんじゃないでしょうね?(ナチのスパイが多くアルゼンチンに逃亡したからw)

 

ちょっとアルゼンチン人が気になるので、役柄の詳細を要約します。パブロ・グラシア。20-25歳。アルゼンチン・ナショナルチームの世界的なサッカー選手。写真家でファッションデザイナーでもあり、自分の香水ブランドも。究極のセクシーなラテンラバー。プライベートを隠し、インタビューもしない。魅力的、スポーティー、カリスマ的、ユーモアがあり、イケメンで賢い。すばらしいダンサーで歌手であること。

 

なんだこれなんだこれ!こんな人いるわけないじゃん!サッカー選手でラテンラバーでおまけに頭脳明晰?無理無理無理!!おまけに歌って踊るとか、なにこの話!

 

プライベートを隠してるっていうから、実はオーストリア人であることを隠してて、本名パウリw・グラスシュタインで、レッドブル社の社長の隠し子とか言う設定じゃないでしょうねwww(その妙な香水とか写真とかファッションとか言う件も無理やり収めようとレッドブル絡めてみたw)

 

しまった、暴走して妄想書きなぐったw


(追記:2月の時点では、全く別のストーリーで、脚本家などの名前も発表されています。そのことはまた別の記事にしますね。とりあえずアルゼンチン人のサッカー選手はなかったことになりました。。ホッとしたような、残念なような。。)

 

というわけで、ダンス・オブ・ヴァンパイヤ再々演も気になるわけですが、個人的にFendrichが好きなので、「アイ・アム・フロム・オーストリア」結構注目してます。あと、ダンス・オブ・ヴァンパイヤは、再演と演出が同じになるのかとか、キャストとか、気になる話題他にもいっぱいありますねー!

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア オリジナル・ウィーン・キャスト 1998年初演版全曲CD<2枚組>

 

「ダンス・オブ・ヴァンパイヤ」特集号 世界各国公演写真集

 

 

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2017-02-27 16:44 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

ウィーンミュージカル新作としてドンカミッロ&ペッポーネのトレイラー、舞台映像、インタビュー、稽古映像などを集めてみました。


まず、トレイラーはこちら。

歌は、市長の「故郷」の歌と、神父の「我が村」。「36軒の家と170の魂。世界にとってはなんでもなくても、私にとっては世界の全てだ」あークンツェ氏らしい。。




こちらは演出家のコメント付きで、長め。アンドレもクロシュも映ってます。やはりあの恋人をロミジュリ風にして、あんなふうな運命を辿らせるのは、サプライズ狙ったんだなー。巧妙な罠にはまれて嬉しいw 




 

記者会見でのインタビュー。神父と市長役の人の話がすごいw 「二人をつなげるものは?」という質問に、同時に「村!」と答える二人。打合せしてないのにかぶった、というコメントまでかぶるw 二人共バリバリのドイツのドイツ語w 


 

この動画で演出家は、「二人共自分の理想に村を近づけようとして引っ張りあっている。自らの政治的、宗教的理想のために、壁を築いて対立するのは、現代の状況を反映して訴えかけるはず」と説明している。やはり、トランプやホーファーの壁を作るやり方を批判してるんだ!鳥肌立つわー!!!

 

ドンカミッロ稽古風景。舞台見てからこれ見るとしみじみするわー。マヤさんの変貌途中はこんな感じ。アンドレ映りまくってるw 神父と市長仲良すぎw 作曲家Dario Farinaはイタリア人。独伊共作でスイスとオーストリアで初演かw


 

インタビューとか聴けば聴くほど、ドンカミッロ&ペッポーネは、現代の政治が掲げる非現実的な理想や、それに伴う衝突と、解決策としての寛容さを訴えてるってことがわかってくる。実際見てると意識するシーンはそこまで多くないけど、終わって思い返すと思い当たることがいっぱいで深い。。

 

学がなくガサツで労働者に人気な市長と、博識で熱血だけど教会に誰も来ない神父。そのくせ市長が神に祈ったり、神父が選挙ポスターに落書きしたり、いろんな側面がある。二人共村のことを一番に考えてるからこそ対立し、村の危機では裏で手を結んで協力する。なんて深い話だ。。

 

ドンカミッロに関するクンツェ氏の氏のインタビューが待たれるなー。一人一人のキャラの濃さと人間臭さ。歴史と現代への洞察。伏線と仕掛けの巧妙さ。クンツェ氏の本気の凄さを見た気分です。。

 

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

エリザベート ウィーン2005年版 コレクターズエディションDVD <3枚組DVD>

 

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2017-02-24 16:44 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

前回に引き続き、ウィーンミュージカル新作「ドン・カミッロ&ペッポーネ」のレポです。

 

●マヤさんはすごかった!(ネタバレあり)

 

マヤさんが何の役かを言ってしまうと壮大なネタバレになるので、知りたくない人は以下読み飛ばしてくださいー。私は全ストーリーの中で、マヤさんの正体に一番驚いたし、これだけは実際見て驚いてほしいので、見る予定の人は気をつけて!ネタバレ行きます!

 

幕が上がると、老婆がとぼとぼ舞台上を歩いてきて、三匹の猫(パペット)に餌をやり、この村の説明を歌い出す。出演者が全員登場し、コーラス。しかしいるはずのマヤさんがいない!何度も見直してるうちに、老婆の歌声に聞き覚えが!

 

メチャ歌上手いし老婆!見た目的にありえないけど、この老婆の声はマヤさん!絶対聞き間違えないよ!けど、オペラグラスで見ても、マヤさんの片鱗もない顔と立ち姿。歌はマヤさんコンで本人が歌ってるの聞いてたし、ふとした口の歪め方がマヤさんだ!しかし、完全に騙されたよ。。

 

この老婆はナレーター的な存在で、しょっちゅう歌ったり舞台上にいるんだけど、片時もマヤさんらしくなかった!2幕始めで靴を取ろうとして屈んで、無理して取った時の拍手!腰をさする手つき。。もう完全に80越えたヨボヨボ老婆だったわマヤさん。。

 

そして、この老婆は恋人の女の子の現在の姿ということが段々わかってくるんだけど、2人のラブソングで彼氏(クロシュ)に向かって、愛しそうに見つめて歩いていく姿見ただけで涙腺崩壊。。歌ってないマヤさんの演技で泣くとか!おかげで最後までクロシュ死ぬんじゃと思ったよ。。

 

先代シシィと直近のルキーニのキスとか、アンサンブルに先代FJのアンドレがいるとか、妙に気になったw みんな違いすぎて、それがまたいいよねw

 

この老婆の件だけでも、何重にもサプライズ仕掛けてきてるし、それぞれのエピソードで何度もひっくり返るから、ほんと面白い!洪水の奇跡だって、学のない市長の伏線だって、記念碑の拡大解釈だって、もうほんと、脳みそをギリギリとこじ開けられて、裏をかかれまくった!クンツェ氏に弄ばれた幸せw

 

(ネタバレ終わり)

 

 

●社会風刺

 

ストーリー的なサプライズだけじゃなくて、今の社会風刺なのかな?という場面もあった。荒々しくてアホっぽく、労働者に支持されるポピュリストの市長が着任するとか、今のアメリカに重なるし、市長がHeimatの歌を村人に歌うところは、墺国の極右のスローガンを思い起こさせる。

 

時代や主義は違っても、ポピュリストの在り方や、指導者の常套句、支持者の盲目感が今の情勢とすごい重なって、ここまで考えて作ってたら、クンツェ氏凄すぎだろう。。

 

政治の世界に対して、人気のない宗教の世界。なのに村の危機には市長も村人も、神に祈り、助けを求める。問題が解決したら、宗教用無しw それでも、裏で奔走して問題を解決する神父偉いけど、人間臭すぎて親近感w ほんとこの神父が絶妙で、Andreas Lichtenberger当たり役。

 

●貴婦人の訪問との類似点と違い

 

サンクトガレン→ウィーンの作品で、田舎の村の人間関係がテーマで、演出家も同じなのに、貴婦人の訪問とドンカミッロは真逆だなー。ピア様のピア様感vsマヤさんの非マヤさん感。薄く伸ばしたダークな話vs濃くアップダウンの多い笑える話、薄い脇役キャラvsみんな濃い登場人物w 全然違うw

 

●演出

 

まあ演出は同じ人だし、貴婦人っぽい所はあったかなー。舞台の2階のテラスみたいなところにオケがいたのがイタリアっぽくて雰囲気よかった。本水も効果あったなー。教会とか外とかの場面転換もわかり易かった。おしゃれな感じの舞台美術でした。

 

犬と猫3匹のパペットもなかなか効果があった。ただの人形じゃなくて、市長と神父がまるで犬と猫のように対立してるという歌があったので、二人を象徴してるのね。だんだん神父が犬と仲良くなるのがいい感じ。ほんとよく考えてある。

 

●音楽

 

脚本について褒めすぎて、音楽について書いてなかった。ミュージカル初っぽい、ドイツやイタリアのポップスや映画音楽を作ってる人だけど、全体を通して見たら悪くなかった。印象に残るメロディが多い。ただ、戦後のイタリアなのにロックとかシュラーガーは最初は笑ったなー。後半作品の空気に合ってきた。

 

マヤさんコンで4,5曲聴いてたので、聞き覚えのある歌が多かった。一度聞いたら忘れない系の歌だなー、どれも。特に神父の「我が村」が好き。

 

●翻訳上演の可能性

 

あーこの作品、日本での翻訳上演あるかなー。かなり歴史背景と宗教の知識が必要なので、このまま訳しても伝わらないだろうなー。神と気軽におしゃべりするとか、魂を信じない共産主義者がお祈りするとか、洗礼や告解の習慣とか、身近にないとピンとこないしなー。

 

なんとなく、VBWとしては海外に売れないし、ウィーンを舞台にしてないので補助金の足しにもならないし、BW作品の翻訳上演で集客見込めるわけでもないのに舞台に載せたのは、クンツェ氏の力だったのかなーと勘ぐってみたり。

 

●ウィーンでの観劇はオススメ?

 

なんかね、観劇中はリピートしたいか、お勧めしたいかずっと判断しかねてた。拍手もそこまでしなかったし、どかんと盛り上がりはしなかったのね。なのに、最後の最後でうおー!これは好きだぁ!超絶リピートしたい!ってなったの。こんな作品初めて。

 

それだけ、作品に緊張感とほどよいアップダウンがあって、最後の最後まで笑っていいのか泣いた方がいいのか、ハッピーエンドなのか誰か死んで後味悪いのか、全然読めなかったんだよねー。だからこそ、ラストで色々こみ上げてきたんだなー。なんて緻密な脚本構成。。

 

けど、これは日本人にはオススメしにくいw ネイティブの独語力+イタリア語初級レベルの持ち主、もしくは、英語字幕を一瞬で読んで舞台も見れる視力の持ち主で、かつ第二次世界大戦後のイタリア情勢の知識がと宗教の知識がないと、ついて行くのに必死。セリフがわからないとあまり楽しめないかも。(追記:オーストリア人ネイティブでも、歌の歌詞は非常に聞き取りにくかったそうです)

 

●Ronacher色々写真

 

ドンカミッロと共産主義者デモ隊のアヒルw ピンポイントすぎて、コレクター以外に全く意味の無い商品w グッズ少なめの作品なのに、アヒルはきっちり作るんだなーw

 

 

Ronacher劇場って内部の装飾も好きなんだよなー。三階席に上がる階段。グレーの部分は元々金とか高価な装飾だったのを、修復予算不足で誤魔化したものが多いそうなんだけど、グレーなのもかっこいいから好きだなー。

 

 

あんなに通ってるのに、初めて見つけたトイレw Ronacherは地下、二階席の後ろ階段の踊り場のほかに、三階席左後方に二個だけトイレがあった!個室広めで洗面台も個室内で広々。個人的には、二階席の後ろのトイレが珍しい感じで好きだなー。

 

 

Ronacher帰りはここを通るのが好き。クライネスカフェーとフランツィスカーナ教会に面するフランツィスカーナ広場。夜の雰囲気がいいよねー。ニューイヤーコンサートでもちらっと出てきたね。

 

(続きます)

 

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2017-02-21 16:43 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

1月27日に初日を迎えた、ウィーンミュージカル新作「ドン・カミッロ&ペッポーネ」のプレビューを1月26日に見てきました。

 

ドンカミッロ仕様のRonacher劇場。ちょうど劇場付きのプロのカメラマンが同じところでカメラ構えてました。

 

 

開演前はこんな感じー。一枚目は三階席左、二枚目は一階席右。舞台上のテラスになってるカフェっぽい二階部分に、よく見たら人が座ってるのはオケです。

 

 

 

観劇直後に結構しっかりレポを書いたので、まとめておきますね。

 

===

 

ウィーンミュージカルの新作として、エビータの後のRonacherで上演されるドンカミッロ&ペッポーネ。プレビュー見てきました!

 

●予習段階での見どころ

 

ウィーンミューファン的に注目は、クンツェ氏脚本Maya Hakvoort出演(スゴすぎた。。)、再再演エリザのルキーニ、Kurosch Abassi出演くらいかな。Andre Bauerも出てます。

 

あと、IWNNINYのアクセル役Andreas Lichtenbergerが神父役、往年のバルジャン役者Reinard Brussmannが悪役と魅力的。けど、地味ミューだと思ってた!いや、地味なのがいいw

 

ドンカミッロのキャスト表。マヤさん一番に書いてある。色々意味深。アンドレがアンサンブルにいます。Thorsten(再演Mのパパセカンド)はクロシュの父親役。

 

 

●全体の感想

 

ドンカミッロ&ペッポーネのプレビュー!これは好きかも! 複雑に入り組んだ筋に、キャラ濃い登場人物盛りだくさん大量の伏線を全部回収する脚本の大勝利!!ラストのカタルシスが特大!あー頭使ったー!いい気分で劇場を後に出来る幸せ。これはクンツェ氏の脚本が全てだな。。

 

原作は本があって、それをもとにしたイタリアの白黒映画。墺国では知名度高い。シリーズの映画なので、舞台版は映画のシーンを繋いだ感じかと。(映画は最初の話の最初の5分しか見てないw)エピソードが8個くらい詰め込まれてた印象。後半ぶつ切れ感が少なかったのは伏線のおかげだな。

 

全く予習なしだったので、終わる直前までどうなるのか全然わからなくて、すごいドキドキした!ずっと空気がヤバめとハッピーを行ったり来たりするので、全く先が読めない!毎シーン結構笑えるけど、皮肉や捻りのある一言で、頭脳派な笑い。派手なラストでもないのに、終わった時の快感が凄かったわー!

 

今思い出しながら全体の感想を考えてるけど、やはり脚本が全て。クンツェの真骨頂だったなー!観劇中何度騙されたことか!心配なことや気になること、謎や奇跡、ヤバそうな問題の種、全部予想の裏をかいて、サプライズ展開w 細かい伏線や小道具全部回収したし、もう二十件落着って気分!

 

●あらすじ(ネタバレ無し)

 

しかしサプライズが多すぎて、ネタバレせずにあらすじが書きにくいw ネタバレなしで大雑把に書いてみる。第二次世界大戦直後1947年の北イタリアの小さな村が舞台。村の熱血神父ドンカミッロはキリスト像と話が出来る。新しい市長は共産主義者のペッポーネ。学がない男で荒々しいが根はいいヤツ。

 

市長はムッソリーニのファシズムに対するパルチザンとしての共産主義者なので、貧しい労働者を味方につけ、理想に燃えてボリシェヴィキ万歳=保守的な教会と資本家は嫌い。けど、カトリック教徒ではあるので、教会にもたまに来るのが優柔不断w なんか憎めない男w

 

神父と市長は表向き対立するものの、村の危機では何やかやいいながら手を結ぶ。二人共超魅力的!資本家(Rainhart Brussmannなので、大昔のレミズでバルジャンとジャベールやった人)が、まあ悪役かな。あとは、この資本家の娘と、労働者の息子(クロシュ)が叶わぬ恋人同士。

 

まああとは、色んなエピソードが絡み合うわけですよ。ちょっと箇条書きにしてみたらこんな感じー。(若干ネタバレ含みます)

 

・市長の息子に洗礼受けさせるけど洗礼名で神父と揉める話

・教会の修復費用がない話

・埋蔵金を見つけるが換金できなくて困った話

・神父が市長のポスターに落書きする話

・死にかけじいちゃんが若い女教師にモーションかける話

・恋人がいかにもロミジュリな話

・大洪水で村が沈みそうになる話と、それを奇跡で救った神父と、ほんとに奇跡かって話

・市長がこっそり卒業試験を受けるけどカンニングする話

・資本家にキレた労働者がスト起こすと、牛が腹減ってムームーなく話

・埋蔵金で記念碑を建てたら、色々解釈できてみんなハッピーな話

 

(続きます)

 

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2017-01-26 16:24 | カテゴリ:公演情報

2017年上半期のウィーンミュージカル上演情報をまとめてみました。

 

〇ウィーン劇場協会

 

二つの劇場でロングラン作品を上演しています。

 

ライムント劇場にて、2016年9月に初日を迎えた「シカネーダー」が引き続き上演されます。2017年6月までの予定。主演はMark SeibertとMilica Jovanovic。

 

SchikanederLogos

 

Ronacher劇場にて1月27日から新作「ドン・カミッロとペッポーネ」が上演されます。イタリアの有名白黒映画の舞台化。Maya Hakvoort, Andreas Lichtenberger, Kurosh Abassi等が出演。

 

doncamillos

 

4月7日―16日まで、イースター恒例ジーザス・クライスト・スーパースターがRonacher劇場で上演されます。主演はDrew Sarich.

 

Maya Hakvoort, Lukas Perman, Marjan ShakiのVoices Of Musicalコンサートがライムント劇場で5月22日に上演されます。

 

上記のロングラン公演は、当店でチケット代行にてご予約可能です。詳しくはこちらからどうぞ。

 

ウィーンミュージカル チケット代行サービス

 

 

〇フォルクスオーパー

 

フォルクスオーパーはロングランではなくレパートリー制ですので、初日から1-2ヶ月ほど、週一ほどの頻度で上演されます。

 

2月21日にフォルクスオーパーでスタートする「ハウ・トゥ・サクシード」ローズマリー役はLisa Antoni。Axel Herrigも出演。独題はWie man Karriere macht, ohne sich anzustrengen。

 

レパートリー作品では4月9日からラマンチャの男(演出も相当暗くて重いです。。)、5月6日から屋根の上のバイオリン弾き(独題アナテフカ、超おすすめ!)がスタート。

 

また、6月3日からDrew主演の新作「ヴィヴァルディ四季」が上演されます。

© Johannes Ifkovits, zum einmaligen Abdruck freigegeben.

 

〇Stadthalle

 

昨日、私はStadthalleのミュージカルは見に行かないのかと聞かれたんですが、色々あそこは苦手で避けてるんだよね。。まず、チケットがめちゃくちゃ高い(50ユーロ以下はまずない)。そして、高いくせに舞台からスゴイ遠い。音響悪い。1-3日のツアー公演で質がバラバラ(と言うか、質のいいものにあまり当たったことがない)。キャスト情報が公式にほとんど出てない。

 

Stadthalle公演の一番の問題は詐欺まがいな公演があることなんだよ。。「オペラ座の怪人」と銘打ちながらALWじゃなかったり(それも毎年やってて、明らかに初心者だます気満々なポスター)、「レミゼラブル」のロゴまで使いながらシェーンベルクじゃなかったり。レミズは結構問題になったよね。

 

しかし演目だけ見たらまあ魅力的ではあるけど。。ってことで、一応まとめておくけど、自己責任でどうぞ。この、メジャーどころのパチモン狙いっぽさが伝わるかな。。唯一のホンモノは美女と野獣だけど、ブダペスト版なので演出はディズニー版とはちょっと違うと思います。私はこれ好きだけどね!

 

オペラ座の怪人Gerber版2/15、Sasson/Sautter版2/2、ノートルダムの鐘非ディズニー版4/26、美女と野獣ディズニー版だけど演出は多分ブダペスト版1/4~、レミゼラブル(非シェーンベルク版)ファルコミュージカル4/1~、レント11/16、Uwe&Piaコン3/28、ベスト・オブ・ミュージカル2/5, All You Need Is Loveビートルズミュージカル4/16。

 

〇まとめ

 

ウィーンミュージカルの公演情報はぽつぽつあとから出てくるのも多いので、全然これで全部じゃないですが、とりあえず大きめの会場のものをまとめました。

 

ライムント、Ronacher,Volkoperのものは、うちのチケット代行で喜んでお手伝いいたします。お問い合わせくださいねー。

 

ウィーンミュージカル チケット代行サービス

 

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2017-01-11 16:03 | カテゴリ:フォルクスオーパーVolksoper作品

フォルクスオーパー観劇前後に立ち寄りたい、私の個人的お気に入りスポットをご紹介します。

 

●カフェ・ワイマール

 

この辺りはあまりカフェがないですが、唯一の、そしてまさにカフェらしいカフェがこちら。観劇前後に入ると気持ちも盛り上がります。

 

夕方はピアノの生演奏もあり、雰囲気も豪華で、コーヒーも美味しく、とってもお勧めです。日曜マチネの観劇前後は、ちょっと混雑して入りにくいかもしれませんが。。

 

というわけで、リアルタイムレポまとめです。

 

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なんか1時間も早く着いてしまったので、Cafe Weimarで贅沢なケーキタイム。フワっと系が食べたかったのでカーディナルシュニッテ。震えるほど美味しかった!寒い日に甘いものは染み渡るわー!

 

 

コーヒーは取材も兼ねてたので、珍しくメランジュにしてみた。自分で頼むのは初めてかも(猫舌でエスプレッソ派なので)。ミルクたっぷりコーヒーが好きな人は、メランジュのまろやかさが最高だろうなー。体が暖まったー♪

 

 

フォルクスオーパー開演一時間前のカフェ・ワイマール、周辺には人っ子一人いないのに、一歩足を踏み入れると相席になるほどの混雑!それも上品な老婦人や老紳士ばかりで、劇場でも同じ客層。ジャンルがミュージカルからオペレッタになるだけでこんな客層になるとは、ジャンルの壁高いな。

 

●チベット料理屋

 

フォルクスオーパーの隣のチベット料理屋はめっちゃオススメ。観劇後に必ず寄って、ちょっと食べて帰ります。昨日も友達と待ち合わせてディナーした。レストランに詳しい友人なのに、ここは初めてで、美味しすぎて感動してた。素材も作り方も自然派で手作りで、安心して味わえる。

 

ここは独特の雰囲気と馴染みのない料理名に、初めて入る人は躊躇するかも。厳選素材と注文してから作る料理は、ゆったり時間を過ごして待つ価値あり!心からリラックスできる空間がお気に入り。

 

ここのマンゴーラッシーは絶品なので、必ず注文してる。薬草茶の種類も多く、喉やお腹にいいお茶を入れてくれるのも嬉しい。料理は、日本の料理っぽい懐かしさの中に、素朴さと深い味わいで、どれ食べてもじんわり美味しい。茹で餃子みたいなモモは中身が色々で嬉しい。

 

私はいつもThuk Paというヌードルスープを頼む。簡単に言うと、トマトとチーズ入りのきしめんのうどんw 素朴なのにすごく美味しくて、在住日本人にも人気。観劇後の遅い時間は、4ユーロの小のサイズが嬉しい。お箸ではなくフォークとスプーンで食べます。

 

ここは基本チベット料理だけど、カレーは色んな国のバリエーションがあって、辛さも選べる。夫はいつも激辛をヒーヒー言いながら食べてるけど、昨日の友達はタイ風チキンカレー甘口。一口もらったけど、さすがの味!次はこれ食べようかな。。

 

タイ風チキンカレー甘口。見た目素朴なのに、あの美味しさが忘れられない!

 

 
ここは、サービスかなりゆっくりなんだけど、それも店の雰囲気のうち。むむーーっていうBGMを聞きながら、瞑想でもしつつ大人しく待ちましょう。待つ価値あるから!観劇前より、観劇後に行くほうが安全かな。

 

 

 

アンディと言えばまずは初演版エリザベートのルドルフ

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

Bettinaとアンディの共演は、あの爆笑作品プロデューサーズ!

プロデューサーズ ウィーン版オリジナルキャスト ライブ版CD

 

アンディはこちらでも大活躍

ニューヨークに行きたい!!ウィーン版ライブCD

 

親友役のBoris Ederはこのシカネーダーを聞いてから、生でなかなか見れないオリジナルキャストで、探し求めてたので、今回しっかり舞台上で堪能で来て感動!

モーツァルト!ウィーン初演版キャストアルバムCD

 

 

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2017-01-08 16:02 | カテゴリ:フォルクスオーパーVolksoper作品

フォルクスオーパーで上演されたAxel an der Himmelstuerのレポ第5段です。今回はトレイラーをご紹介します。

 

この作品の以前のレポを含む、フォルクスオーパー作品のレポはこちら

フォルクスオーパーVolksoper作品

 

●トレイラー、舞台映像など

 

フォルクスオーパーでAndreas Bieber主演のオペレッタAxel an der Himmelstuer、作品サイト見たらトレイラーとか写真とかめっちゃ出てる!

Axel an der Himmelstür 11. Oktober 2016 - Volksoper Wien

 

    Andreas Bieber主演Axel an der Himmelstuerのトレイラーの中ではこれが一番お勧め

     

    ビデオのタイトルをここに入力します

     

    舞台映像もたっぷり。脇役も魅力的だなー。しかしこれオペレッタって言うよりミュージカルだよねwこれは見逃せないぞ!

 

Axelのトレイラー見直してたんだが、最後の「どんな美しい衣装も消えてしまう」っていう名曲、映像ではグロリアシーツみたいなの着てるけど、舞台ではめっちゃスケスケ下着だったwトレイラーには載せられないくらいセクシーだったのかな 

 

アンディ主演のAxel an der Himmelstuerがオペレッタの賞を取ったって!https://www.br-klassik.de/themen/oper/operettenpreis-axel-an-der-himmelstuer-volksoper-wien-100.html…

 

2016年12月に全編がオーストリア国営放送で放送され、その映像が1週間限定でインターネットで見ることができました。これは手元に置いておきたい作品なので、いつかDVDとして発売されたらいいなーと思います。

 

●拍手のしすぎで。。

 

アクセルのカテコで、全力で拍手していたら、結婚指輪がぶつかる左手の手の平の一箇所だけ痛くなってきたので、ちょっと叩き方を変えたりしてパチパチしてた。劇場見て手の平見たら、左手の中指付け根辺りが青あざになってる。。拍手で指輪が当たって青あざって激しすぎw

 

あ、今普通に右手薬指の結婚指輪って書いたけど、オーストリアでは結婚指輪は右手です。日本と違ってゴールドがメジャー(私は金じゃないけど)。結婚指輪一つとっても、文化がかなり違って面白いわ。南ドイツやスイスも右手なのかな。

 

(フォルクスオーパー周辺のお気に入りグルメ紹介に続きます)

 

 

アンディと言えばまずは初演版エリザベートのルドルフ

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

Bettinaとアンディの共演は、あの爆笑作品プロデューサーズ!

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アンディはこちらでも大活躍

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親友役のBoris Ederはこのシカネーダーを聞いてから、生でなかなか見れないオリジナルキャストで、探し求めてたので、今回しっかり舞台上で堪能で来て感動!

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