2018-03-14 16:53 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

前回に引き続き、念願の初ドイツ語版RENTのレポです。

 

●キャスト編

 

ロジャーがロックギタリストの見た目では全くなかったので(不摂生してメタボ気味の元イケメン)、どうなるかと思ったけど、素晴らしいロックな声で、全体を引っ張ってた。きれいな高音からハスキーな低音に切り替えて歌う効果は、ほかのロジャーで聞いたことないロックでカッコイイ感じだった。

 

ああ、このロジャー、雰囲気としてマテに似てるわ。丸い優しい顔でタレ目で。ロジャーって貧乏だけど一応ジーンズとTシャツにジージャンのイメージだけど、このロジャーは穴あきまくったひどいセーターw 三年以上引きこもってた人にしか見えないw なのに素晴らしい歌声と演技!

 

マークは飄々としてて、声も最初安定してなかったから大丈夫かと思ったけど、「アメリカ」が素晴らしかった!エンジンかかり出したの遅かったw ミミはもっと歌えるミミも聞いたことあるけど、この人はこの人の魅力があって、とくに二幕のロジャーと喧嘩するところの切なさがよかった。

 

モリーンとジョアンヌも、全体で見たらもっとうまい人見たことあるとは思うけど、今日の二人はほんとに良かったし、私は満足。モリーンのムーはかなりエグかったw ムー小声で言ってたら終わった。叫びたかった!ジョアンヌはアフリカ系のシャキッとした人で、頭脳派な役にぴったり。

 

コリンズが一番、え?って思ったかな。なんでスティーブ・ジョブズ似?!って混乱したけど、アメリカでコンピュータ時代の哲学者ってことか!しかしまさかヒョロいジョブズとはねw エンジェルもお世辞にもかわいいとは言えないどぎついメイクで、Today 4Uもイマイチだったのに、ほかの歌は良かった。

 

いやあもうエンジェルはWet Wetの曲のTake me-----(Nimm mich)のところがもう、あまりにも壮絶だった。。号泣。今まで見た演出のように、病室にいるシーンはなくて、何かの合唱の手前をコリンズに抱えられて、白い服に白い顔で横切るだけ。だからTake meがあまりに唐突で。。(涙)

 

エンジェルは今までで一番あっけなく感じて、それがもうすごい衝撃だった。エンジェルがまとってたシーツの四隅を持ち上げて階段降りるだけで棺に見えたのは感動した(今回の舞台で唯一よかった演出w)。そこからのコリンズのI will cover youがまた。。もう涙止まらない。。

 

メイン以外はベニー(今回のプロデューサーの人)が、通常のベニーよりかっこよくて目立ってた。ベニーの役どころがハッキリしたし、そこまで悪くもないこともわかった。いいベニーだった。アンサンブルは4人かな。バンドもキャストも最小限なので、コーラスとか音が薄かった。

 

●会場紹介

 

レントを見た巨大コンサート会場、Stadthalleの写真。中に大小複数のホールがあり、ミュージカルのツアー公演は小さめのホールだが、それでも相当大きい。世界的に有名なスターのコンサートはだいたいここで行われる。 

 

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このStadthalleとこないだアダムスファミリー見たMQは、ドイツからのツアー公演に使われる二大会場。この二会場は、チケットがウィーン平均より高いのに、会場が広いので、日本でミュージカルで見るのと似たような感覚になる。高いのにツアー版だから当たり外れがかなり多い。

 

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Stadthalleでミュージカルによく使われるホールの内部

 

ウィーンで〇〇上演するんだって!と聞いて、この二会場だと、私ならとりあえずいいや、ってなるw よほどレビューがよかったり、ずっと見たかった作品じゃないと行かない。ドイツからのツアー公演は時々作品名詐欺(オペラ座の怪人の非ALW版、レミズのオリジナル作品)もあるから注意。

 

しかしまあ、巨大な客席は半分しか埋まってなくて、ほんとここで上演することにした意味がわからない。一番安い50ユーロチケット買って、後方席大移動に巻き込まれて最終的には10列目で見れたw ウィーンにはレントを知らない人が多いんだろうな。

 

●20年前と今のレントを見て

 

これでレントは日本語、英語(英米)、独語と見たことになるのかな。独語版レントのライブCDがあまりに素晴らしかったので、ずっと独語で見てみたかった。こんなに有名な作品なのに、ウィーンではやってくれないし、初演から20年も経つしで、もう諦めてた。評判イマイチなドイツツアーでも、行く価値あった!

 

映画版レント見た時に「ああ、もう90年代は過去の世界なんだ。。」って痛感して寂しくなったけど、今日舞台で見たら全然過去の世界じゃなかった!携帯電話をスマホにしても違和感ないくらいの普遍性だった。インタラクティブ、3D、サイバーみたいな言葉がクールな最先端扱いされてたのは懐かしいw

 

もうこれ普通にスマホ持たせて(電話いっぱい出てくる話だからねw)、ミレニアムって言葉を言い換えて、サイバーとかをVRとかドローンとかで言い換えたら、普通に今でも上演できるよ。ヘアーみたいに「〇〇年代のミュージカル」って、時代の雰囲気に閉じ込めない方がいいと思う。

 

私はレント見て、同性愛者、ドラッグ、エイズの世界を身近に感じたし、おかげでその後できた同性愛者の友達とも、何の違和感もなく普通に遊んでた。ドラッグに関しても、自分の意見が持てるようになった。知らない=怖いじゃなくて、ある程度知らないと、それに対する自分の意見は持てないと思う。

 

レントは人種も宗教も立場もすごいミックス。ユダヤ系、アフリカ系、スペイン系、インテリ、アーティスト、金持ち、ホームレス。この作品に出会ったから、人はそれぞれ違うこと、それを認めあってワイワイやることの大事さを学んだ。私の人生に大きな影響を与えた作品。

 

だからこそ、今の若者が見て、なにか感じて学んでほしい。こういう非寛容になりがちな世の中だからこそ、見てほしい作品だなぁ。90年代の作品だから、というカテゴリに入れてしまうのはほんとにもったいない。世代を超えて、若者にこそ見てほしいし、そのために改変はどんどんしてほしいと思う。

 

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2018-03-12 16:52 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

少し前になりますが、2017年11月17日に見た、独語版RENTのレポです。初演から21年目に見る作品ですが、私の中では相当思い出深いミュージカルです。

 

独語版のCDを以前聞いてから、絶対一度ドイツ語で見たかった作品。ツアー版で色々気になる点はありましたが、作品自体が大好きなので、沢山感動しました。

 

それでは、つぶやきまとめ行きますー。

 

===幕間===

 

いつか独語で見たかった、RENT見に来てます!なんと初演からほぼ20周年!!1996年の作品なんだよこれ!!当時はこれが最新すぎて、ものすごい衝撃だったんだよ!!今でもすごい衝撃だよ。。携帯電話の形以外で、古さをほとんど感じないよ。。傑作すぎるよRENT。。

 

会場は久々すぎるStadthalle。劇場として好みでないので避けてたけど、RENTなら来るしかないよね。。しかし、ドイツの小規模ツアーの客演なので、質が高くないのにチケット代は高いことは承知済みで、それでもあれから20年、同じ作品を見て自分が何を思うのかを知りたかった。

 

●全体の感想

 

役者さんも無名の人ばかりで、レベルもそこまで高いとは言えないけど(ウィーンの音楽学生の方が上かも)、ところどころ上手いソロもあって、悪くはない。スタッフ最悪、役者無名な公演なのに、こんなに号泣してる自分がいることに驚き。。レントというだけで泣ける。。

 

一幕の半分は泣いてたかも。役者さんのソロで素晴らしい曲がいくつかあったし、そこから新しい発見があって泣いたり、最初にレント見て衝撃を受けた自分を思い出し、衝撃が減った代わりに理解は深くなって感動も進化した自分に気づいたり。全く古い作品じゃないよ!最高だよレント。。

 

ラヴィボエームの早口人名羅列、昔は誰が誰か全くわからなかったのに、20年(正確には19年かな)経った今は、ほとんどピンと来るw 年齢とともに知識も増えたw カルミナブラーナとかソンドハイムとか、この作品で初めて聞いた固有名詞だったわ。人生経験重ねて見た方がわかることもあるなー。

 

近年こんなに泣き続けた舞台作品はあっただろうか。。全体合わせたら半分以上泣いてた。。特にエンジェル退場からはもうずっと泣いてた。私のレント史上でも最大に泣いた。泣くつもりで行ってなかったから、色々やばかったw あんなに粗の多い舞台だったのに、心は最大限に揺さぶられてた!

 

なんか泣いて泣いて心が洗われたというか、最近すごい悩んでたことがあったけど、No Day But Today, Es zahlt nur jetztって、なんか昔は私と同世代だった独身の若者を見て、私も当時はそういう生き方してたけど、もうしてないな。。でも私の中にあの時の私がいるんだから、できるはず!って思った。

 

ほんと昔と全く違う視点で見れた。ロジャーの命に対する焦りや、後ろ向きな気持ち、昔はバカにしてたけど、今ならほんとよくわかる。逆に当時共感してたマークが、悩みの少ない平坦な傍観者に見えたし、ミミやエンジェルの命を燃やすような生き方には、憧れさえ抱いた。

 

以前は自分が若くて強い人間だったから、安定したキャラに共感したけど、だんだん弱さを経験するようになって、弱いキャラの深みに気づき、共感するようになった。こんなにロジャーが身近に感じられるなんて。自分はいつまで生きられる?生きてる間に自分になにか意味のあることができるだろうか?

 

先は短い。あれもこれもできない事ばかり。先回りして、できない事をリストアップすることに貴重な時間を浪費してる。人と比べたり、嫌われるんじゃないかと心配したり。No Day but Todayと考えたら、できないことについて悩むより、できることを終わらせることに専念できるかも。

 

 

●イマイチだった点 

 

とにかく不思議な公演だった。キャストは無名で、歌も安定せず、演技もあれ?って所もあった。セット付属の照明がギラギラするだけで、邪魔なだけ。キャラの動線や舞台の使い方も不自然。音響は壊滅的としか言いようがない。

 

前情報で照明と音響が酷いとは聞いてたけど、こんなにメチャクチャだとは。。目と耳を覆いたくなるくらいw ドイツのミニツアーがなぜこんな大きな箱に。。小劇場でやっても全然いい作品なのに!っていうか、もういっそのこと、小劇場で生声&セットなしで聞きたいよ。。役者さんがかわいそう。

 

ほぼ全てのセリフの出だしでマイクがオフ。そのくせ舞台袖の役者のマイクがオンになってて咳を拾いまくる。ムーでモリーンのマイク音割れ。ライフサポートのコーラスでハウリング。後方席はスピーカーの音が全然届かず、全くロックな感じがしない。前方席は音量は上がるが、左右に偏った音。

 

役者さんも音の酷さに最初かなり硬くなってて、そのせいで演技が噛み合わなかったり、歌に気持ちがこもらなかったりしたけど、One Song Gloryがいきなりあまりに凄くて、ここから一気に客席もキャストも引き込まれた。来なきゃよかったかな。。と思ってた私が、この曲で号泣してた。

 

あともマイクトラブルがあまりにカオスで、キャストもぎこちないところもあったけど、素晴らしいソロが沢山あり、デュエットもモリーン&ジョアンヌペアがよく息が合ってて、皆さん固くなってない時はすごくいい演技した!幕間に側でしゃべってたお客さんは「スタッフが酷いけど、キャストはよく頑張ってた」って言ってた。

 

(次回は、キャスト編、会場編、そしてレントを20年見守ってきて感じた事をまとめてみました) 

 

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2018-02-24 16:39 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

2017年4月3日に観劇したレポの下書きが出てきました。。めちゃくちゃ遅ればせながらですが、レポ載せておきます。

 

ウィーンでは2017年6月で終わってしまった作品ですが、見た時のテンションのまま、当時のツイートをまとめてますね。ほんと時季外れですみません。。

 

あと、ウィーンでの上演が終わっていることもあり、ネタバレ有りのレポです。

 

●幕開き前

 

シカネーダー上演中のライムント劇場。一番好きな三階列の一番後ろ(30ユーロ)。気兼ねなく観劇できるw 一階席はほぼ満席だけど、上の席はガラスキ。イースターだからか、客入り減ってるのかわからないけど、多分後者。終わる前に当日券でフラッと見たい人チャンス! 

 

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あ、シカネーダーガラスキだけど、ウィーンミューってだいたいこんなもんだから。余程のリピーターがつく延長作品以外は、初日から半年もしたらこんな感じ。私はプレビューで一度見て、リピートはこうなってから当日券で行く派。6月でシカネーダーも終わり。

 

夜のライムント劇場。今日は歌の先生もスタッフで仕事してた。観劇前に「今から見に行く!」って書いたら、もう勤務中、楽しんで!ってSMS来たw レッスンで会ったとこなので、出待ちはしなかったけど。

 

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シカネーダー自体は、プレビューよりみんな柔らかくリラックスしてて、ジョークのテンポも良く、客席によくウケてた。拍手は少なめ、笑いは多めな不思議な観客w 相変わらず私はそこまでヒューヒューしたくなる歌がないけど、何曲かはめちゃめちゃ良かった。パーツパーツはとてもいいんだよね。

 

●キャスト

 

キャストはマークがシカネーダー、エレオノレがセカンドのMarle Martens。Milicaを超えるのは難しいかと思いきや、めっっっっっっちゃよかった!!!!素晴らしかった!!!見れてよかった!!!

 

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Marleは見た目、声質共にまさにシシィ(シシィセカンド歴長い)で、特に深く響く歌声は、明るくてお日様のようなMilicaとは全然違う。前半はシシィとトートがバロック時代に生まれ変わったようにしか見えなくてどうしようかと思ったw けど、歌上手いし、表情が知的でいい!

 

後半エレオノレが、ウキャーって奇声をあげて何度かブチ切れるんだが、Milicaは元が温和な人なのか、普段怒らない人がいきなりキレたって感じなんだけど、Marleは常に何か言いたいことを我慢してるような表情なので、ブチ切れがシームレスで自然。私でもキレるわそれ、って共感した。

 

マークはいつものマークw 出だし動きが悪かったけど、Traeum Grossでめっちゃ元気に。魚の歌の落ち込みと空元気が最高だw マリネッリ撃退したあとの魔笛の構想の歌が好きすぎる。ムキムキ堪能シーンあったのすっかり忘れてた。

 

ヨハン・フリードルはファーストのFlorian。アンサンブルにソックリのセカンドさんがいるので、気になって仕方なかったw なんかプレビューの時よりダメダメ人間になってる。もう金以外なんの魅力もないボンボンやん。。もう少し魅力的な恋敵らしい脚本なら、死ぬ時も泣けたはずなのに。

 

フリードルがシカネーダーの対比キャラとしての位置づけしかないから、魅力なさすぎる。。エポニーヌ的立ち位置なのに、まず結論最初で言っちゃうし、最後も弱音ばっかり吐いて全然泣けない。ただの当て馬やんw フリードルが魅力的なら、シカネーダーの魅力も強調されるのになー。

 

(ネタバレ)幕間で同行者「あの男死ぬよね?」「え?なんで知ってるの?」「最初で言ってた」のくだりは、脚本これでいいんかって気分になったw あと、最後の大問題も、すぐに同行者が「これ〇〇をXXしたら解決するよね?」って答え見つけてて、絶望して歌うマーク台無しw 少なくとも〇〇なくすとかバレない仕掛けが欲しかった。

 

あともう一つ「アナマリア・ミラー、めっちゃ歌上手いよね!」と言うと「どう聞いてもドイツ語ネイティブじゃなくて、違和感ありまくりだけどね。あれイギリス人の設定なの?」「いや、普通にドイツ人設定」という会話が。RobやDrewのドイツ語があんなに自然なのは、すごい事だなー。

 

 

● 盛り上がりと痴話げんか

 

間をあけて二回見ると、お気に入りのシーンが分かってくる。やはり盛り上がるのは、Traeume Gross、マリアアナ・ミラーのソロ、魚の歌、2幕はマリネッリ撃退から魔笛構想と、次の役者カオスの収束。魔笛が話に絡むと、途端にワクワクする。

 

(ネタバレ)個人的には、恋愛より歴史派なのでw、やっと恋愛のすったもんだが落ち着き、さあ魔笛作るぞ!ってなってから(2幕中盤)、クライマックスー!とワクワクしてくるわけですよ。構想、稽古、音楽、そして本番さながらのタミーノと巨大ヘビ!うーゾクゾクする!ってところで問題発生。。

 

いや、もう、本気で、あのまま魔笛全部やって、やっぱり2人は無敵の夫婦!って結末でもういいじゃん!いろんな魔笛作成の裏話を織り込んで、ハプニングとか入れてさ。それが、問題発生からまた流れが恋愛に戻り、3曲くらいまた痴話喧嘩。

 

(ネタバレ)痴話喧嘩も「浮気しない約束守ってね。ハイ。愛は勝つ!(直訳w)」って無理やり解決。おー魔笛再開!と思いきや、ほとんど見せずになし崩し的に話がいつのにか終わっているという。。ほんとこの、魔笛の中断以降がほんと長いし気持ちが乗れない。せっかくいいパーツもあるのに。

 

●音楽

 

シカネーダー、音楽は流石にいい。耳に残る曲が多いし(私の場合、魚の歌とTraeum Gross)、オペラ的な特徴を発見したり、キャラが魔笛で演じる登場人物の伏線(パパゲーナをやるバーバラがパパパ言ったり)も上手く入ってる。三重唱など、キャラの特徴もよく出てる。

 

オペラ的曲調といえば、もちろんモーツァルトっぽいところや、バロックオペラ的なところもあったけど、もっとオペラ全体のオマージュになってるのかなって今回は思った。エレオノーレの最後のソロMein Liedはワーグナーっぽい!あとヴェルディやプッチーニっぽいところもある。

 

今回は見終わって、音楽がとても良かったので、CDもっと聞きこまなきゃ、って思った。あと夫が、音が高低にジャンプするフレーズが多いと言ってたけど、まさにそんな感じで、なかなか難易度高そうな歌が多かった。

 

(ネタバレ)前回より今回がいいと思ったシーンは、魔笛役者のカオスから、音楽聞こえてきて収束する所。最初の方で「楽譜は今届いてオーケストラが練習中」というセリフの伏線がある→役者陣が魔笛に出たくない!と文句を言う→音楽が聞こえてきて感動し、やる気になる、というシーン。

 

このカオス中に聞こえてくる音楽は、同時進行で架空のオケピで進行している、オケの音合わせの音楽だったんだ!書割が客席で、役者たちは奥に向かって見下ろしているから、架空のオケを見てる!ここは前回気がつかなかったから、感動した!

 

それでも、アウフ・デア・ヴィーデン劇場で魔笛を上演してるシーンは、ゲネプロの蛇の一瞬と、「愛は勝つ」の時に下手に斜めになったサラストロの場面だけで、あとはカテコ。これでは、当時の劇場の観客の気持ちが全く味わえない。。MMO8の時に少なくとも同時代感を味わえてよかった。。

 

●構成

 

ドンカミッロ見てからまたシカネーダー見たら、やっぱり思ったけど、ドンカミッロ(クンツェ氏脚本)はトラブルが山のように積み重なってクライマックスを迎えるけど、シカネーダー(S氏脚本)は一個の歌の中でトラブルが発生して解決して、次の場面になる。

 

だからシカネーダーでは、最後に問題解決した爽快感が薄くて、え?そんな終わり方でみんなハッピーなの?ってなる。ドンカミッロと対照的。やはり、作品を通してひとりの脚本家が書くのと、脚本家と作詞家が遠隔地でそれぞれの仕事をして、時々話し合うという仕事のスタイルも構成に影響してるのかな。

 

●シカネーダーの人生

 

ミュージカルとしてのシカネーダーは私のレポ読んでもらったら分かる通りなんですが、この作品が上演されることで、シカネーダーや魔笛関連にスポットライトが当たって、イベントや研究が進むのは素晴らしいこと!そういう意味での上演はほんとに有難い。

 

てか、シカネーダーの人生って、ミュージカルより大河ドラマ向けなんじゃない?波乱万丈過ぎて、2,3時間じゃとても描けない。端折るのがもったいないエピソードが多すぎて、映画でも描ききれないと思う。

 

個人的には、こないだのシカネーダー街歩きの時に知った、舞台上演中に観客を引き連れて川を渡り、アウフ・デア・ヴィーデン劇場からアン・デア・ウィーン劇場に引っ越したエピソードとか、ミュージカルに入れてくれたら面白かったのになー。魔笛上演以降の彼の人生も興味深い。

 

 

●シカネーダーの楽しみ方

 

あーなんか思ったけど、シカネーダーは恋人や友達とフラッと観劇して、あーなんか軽くて楽しいもの見て、ちょっとウィーンの歴史も感じたなー、さあ飯食いに行くか!っていく、軽く楽しい夜のエンターテイメントとしてはピッタリかもしれない。

 

なんかガッツリ泣いて笑って感動して揺さぶられたい人向けではないというか。逆にエリザとかM!とかは、デートや友達と行っても、ズドーンやられたぁ。。みたいになって、同行者どころではなくなるから、一緒に行く人との時間を楽しむか、作品にどっぷり浸かるかという、目的の違いはあるかも。

 

前誰かとエリザ見た時、作品にハマりすぎて、観劇後会話にならなかったんだった。てか、ミューファンでない人と一緒に観劇すると、帰り道のテンションがちぐはぐになるw けど昨日は、感想とかあまり語り合わず、その後の散歩やディナーを集中して楽しめたんだよね。観劇後のディナーデートを楽しくする、軽い作品の需要もあるんだなー。

 

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オーストリアの非公式の国歌と言われる、ラインハルト・フェンドリッヒ作詞作曲、「アイ・アム・フロム・オーストリア」の歌詞を訳してみました。

 

オーストリア人の中では、国家の次に重要な曲が「美しき青きドナウ」で、その次に大事なのがこの曲です。

 

フェンドリッヒの他の曲と同様、この曲も歌詞はウィーン弁で書かれているので、普通のドイツ語を知っているだけでは、読み解くことはできません。だから、この歌詞を翻訳できるようになるまで、記事にするのはずっと待っていたという経緯があります。

 

私は歌詞の意味を知って以来、この曲を聞くと自然に涙が流れてきてしまいます。そんな曲は、Udo JuergensのIch war noch niemals in New Yorkとこの曲だけです。

 

Ich war noch niemals in NYはこちらで以前和訳しましたので、ご覧ください。私の大好きな二曲が、どちらもミュージカル化され、曲名が作品名になっているのも感慨深いものです。

 

●翻訳の種類

 

歌詞は、Fendrichの公式サイトから取ってきました。妙なドイツ語のスペリングに見えるのは、ウィーン弁をそのまま文字にしている歌っているからです。

 

まずは歌詞を見て、日本語のこなれた感を出さず、独語の流れのまま日本語に置き換えてみました。(翻訳A)

 

それから半年ほど置いて、気分が乗った時に、日本語として「詩」らしく聞こえるように書きなおしました。(翻訳B)

 

両方読み直してみると、翻訳Bの方がかっちりとまとまってはいるのですが、文字が少なく漢文っぽい感じで、ちょっとよそよそしい感じになっています。一応こちらを第一の訳としますが、何となくウィーン弁ののんべんだらりとした感じが出ていない気もします。

 

なので、敢えて日本語として未熟な翻訳Aも、その後に載せています。こちらの方が日本語は荒いですが、独語のロジックの流れや、感情の揺れのようなものは感じ取れるかもしれません。

 

というわけで、色々とこだわりはありますが、歌詞を読んで、感じてみてください。

 

●独語歌詞

 

Dei´ hohe Zeit ist lang vorüber
und auch die Höll´ hast hinter dir,
vom Ruhm und Glanz ist wenig über,
sag´ mir wer zieht noch den Hut vor dir,
außer mir.


I kenn´ die Leut´,
i kenn´ die Ratten,
die Dummheit,
die zum Himmel schreit,
i steh´ zu dir bei Licht und Schatten,
jederzeit.


Chorus:
Da kann ma´ machen was ma´ will,
da bin i her, da g´hör´ i hin,
da schmilzt das Eis von meiner Seel´
wie von an Gletscher im April.
Auch wenn wir´s schon vergessen hab´n,
i bin dei Apfel, du mein Stamm.
So wie dein Wasser talwärts rinnt,
unwiderstehlich und so hell,
fast wie die Tränen von an Kind,
wird auch mein Blut auf einmal schnell,
sag´ ich am End´ der Welt voll Stolz
und wenn ihr a wollt´s
auch ganz alla -
I am from Austria
I am from Austria


Es war´n die Störche oft zu beneiden,
heut´ flieg´ ich noch viel weiter fort,
i seh´ di´ meist nur von der Weiten,
wer kann versteh´n
wie weh das manchmal tut.


Chorus:
Da kann ma´ machen was ma´ will,
da bin i her, da g´hör´ i hin,
da schmilzt das Eis von meiner Seel´
wie von an Gletscher im April.
Auch wenn wir´s schon vergessen hab´n,
i bin dei Apfel, du mein Stamm.
So wie dein Wasser talwärts rinnt,
unwiderstehlich und so hell,
fast wie die Tränen von an Kind,
wird auch mein Blut auf einmal schnell,
sag´ ich am End´ der Welt voll Stolz
und wenn ihr a wollt´s
auch ganz alla -
I am from Austria
I am from Austria

 

I - Texte - Musik - Rainhard Fendrich

 

●日本語訳(翻訳B短いバージョン)

 

最高の時は過ぎ去り
地獄の時も既に過去のもの
栄華と輝きはないに等しく
敬意を表す者も他にいない
あなたに帽子を取るのは

私一人だけ

 

私は知っている
その民衆もドブネズミも
天に向かって叫ぶような
耐え難い愚かさも
光でも闇でも
私はあなたの側にいる

いつでも

 

(リフレイン)

動かすことのできない事実
ここは私の故郷。私の属するところ

4月の氷河のように
わが魂の氷が溶ける場所

 

たとえ忘れてしまったとしても
私はリンゴで、あなたはその幹だ


抑えがたく、清く
まるで子供の涙の様に
水が谷に向かって流れるように
そんなふうに一気に早く
私の血は流れるだろう

 

世界の終わるとき、誇りをもって

望むなら
たった一人になったとしても、

私は言う
アイ・アム・フロム・オーストリア

 

 

コウノトリを羨んだこともある
私はもっと遠くまで飛んできた
あなたを遠くから眺めるしかない
誰がわかってくれるだろうか
時折感じるそのつらさ(苦しみ)を

 

(リフレイン)

 

===

 

●日本語訳(翻訳A長いバージョン)

 

最高の時はずっと前に終わってしまった
そして、地獄の時期も過ぎ去った
名声と栄光はほとんど残っていない
誰があなたなんかに帽子を取って敬意を示すのか
私の他に

 

その人たちのことを知っている
そのドブネズミたちのことも知っている
耐えられないような(天に向かって叫びたくなるような)愚かさも。
光でも闇でも、私はお前の味方に付く
いつでも

 

(リフレイン)

もうどうすることもできない
私の故郷。私はそこに属している

私の魂の氷が溶ける
4月に氷河が溶けるように

 

もうみんな忘れてしまったとしても
私はリンゴで、お前はその幹だ


水が谷に向かって流れるように、
いやおうなしに、そして清く(きらきらと、明るく)
まるで子供の涙の様に
そんなふうに私の血は一気に早く流れる


世界の終わりに、誇りをもって
そして、たった一人になったとしても、
私は言う
アイ・アム・フロム・オーストリア

 

 

(遠い外国まで飛んでいく)コウノトリがうらやましいと思ったこともある。
しかし今私はもっと遠くまで飛んできてしまって、
あなたを遠くから眺めるしかない
それがどんなにつらい事か
誰がわかってくれるだろうか

 

(リフレイン)

 

●動画


私がその場にいて実際に聞いて、とても感動した、2007年のドナウインゼルフェストでのI am from Austriaです。



●感想とか

 

どちらの翻訳が好みでしたか?その日の気分によって、好みは変わる気もします。

 

オーストリア人は、コンサートでこの曲がかかると、国歌斉唱と同じように、胸に手を当てて歌うんです。その光景を見た時には感動しました。

 

ちょっと気になった点や、私なりの解釈をまとめておきます。

 

・呼び方

 

オーストリアに対する国の呼びかけとして、翻訳では「あなた」と訳していますが、独語ではDuと親しみを込めた呼び方をしています。「君」と訳してもなんだかしっくりこないので「あなた」にしていますが、敬語ではなくタメ口で、友人のように話している、という口調です。

 

・歴史の比喩

 

オーストリアの歴史を知って、この歌詞を読み解くと、比喩が何の事を示しているのかはすぐにわかります。

 

最高の時は過ぎ去り
地獄の時も既に過去のもの
栄華と輝きはないに等しく
敬意を表す者も他にいない

 

上記の「最高の時」や「栄華と輝き」はハプスブルク時代、地獄は第二次世界大戦のドイツ併合から敗戦、再独立までの年月。「敬意を表す者もいない」とは、アルプスの小国に成り下がって、「オーストリア?それどこ?」と言われるようになってしまった事を指します。

 

欧州随一の帝国が、今では名もなき小国。なのに「私」だけは、帽子を取って敬意を示す。コンサート会場では、この「私」はオーストリア人全員ですので、みんな帽子を取る仕草を無意識にしていました。

 

 

私は知っている
その民衆もドブネズミも
天に向かって叫ぶような
耐え難い愚かさも

 

上記の「ドブネズミ」とは、ズルく汚いヤツ、オーストリアの歴史上の人物事でしょうし(もしかしたら特定の近代史の人物かもしれませんしね)、「耐えがたき愚かさ」も、オーストリアの近代史を思い起こせば、ドイツ併合後に行われた、ホロコーストの類の事を示しているのでは、と想像できます。

 

もちろん比喩からの想像は、聴衆の自由ですので、私が近代史に限って想像を働かせてしまう以外の解釈もあるかもしれませんが、一番オーストリア人の頭に浮かびやすそうな歴史、ということで考えてみました。

 

・自然の比喩

 

抑えがたく、清く
まるで子供の涙の様に
水が谷に向かって流れるように
そんなふうに一気に早く
私の血は流れるだろう

 

また、リフレインで「谷」「川」「氷河」等の比喩が多用されますが、これはもちろんオーストリアのアルプスを意識していて、「リンゴ」はオーストリアの名産品です。

 

川の流れが「血」と重ねられている比喩がありますが、この川を「ドナウ河」と連想するか、アルプスの峰から流れる清流と思い浮かべるかは、その人の住んでいる場所によっても異なるかもしません。

 

氷河→雪解け水→川の連想ですとアルプスですが、「美しき青きドナウ」→Wiener Blut(ウィーン気質)とシュトラウスつながりとも考えることはできそうですね。子供の涙の様に、などの比喩もありますので、雪解け水の方がイメージは合いそうですが。

 

・コウノトリの比喩

 

そして、2番で意外な事実が明らかになります。この歌の「私」は、オーストリアに住んでいるわけではなく、国外在住のオーストリア人という設定だったのです。

 

「コウノトリ」もオーストリアの夏の風物詩で、ルストなどのオーストリア南部に6-8月の間だけ巣を作ります。オーストリア人であれば、コウノトリ=遠方から来た、という連想が働きます。

 

参考:毎年夏にコウノトリが飛来するルストに関する記事

 

そして、そのコウノトリよりも故郷から遠いところにいる「私」。愛する故郷を遠いところから眺めるしかない、故郷を想う気持ちは、海外在住者にとっても心を打つ一節となっています。

 

そして、だからこそ、この歌のタイトルが英語のI am from Austriaなんですね。海外在住(おそらく内容から言ってアメリカ?)のオーストリア人が、「何人ですか?」と聞かれて「アイ・アム・フロム・オーストリア」と答え、その知名度の低さに慣れてしまいつつ、こみ上げる故郷への思慕と尊敬を歌にしたもの、と考えることができるでしょう。

 

●まとめ

 

歴史を示唆する比喩の巧みさ、血と重なる自然の美しさ、故郷を外から見た時の思慕の念、唐突に挟まる英語詞の謎解き。全てが重なりあい、意味を成し、独特のアクセントで歌い上げることで強調される感情の波。

 

どこの国にいても、自分の「幹」になる国があり、その国の歴史も自然も愛し、自分の「ことば」がある。

 

オーストリア人の心にぐっと響く歌というだけでなく、海外在住者が生まれ育った国を思い出す気持ちも重ね合わされ、国境を越えて多くの人の心に訴えるのではないかと感じました。

 

フェンドリッヒには、他にもオーストリア愛、ウィーン愛に満ちた歌が沢山あります。もし興味を持たれたら、他の歌も聞いてみてくださいね。

 

ラインハルト・フェンドリッヒ ベストアルバムCD "So Weit So Gut"

 

アイ・アム・フロム・オーストリア ウィーン版キャストアルバム<2枚組みCD>

 

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2018-01-25 16:57 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

引き続き、2016年10月17日に観劇した、Maya Hakvoort 50歳記念コンサートのレポです。

 

前半のレポはこちら

 

●Kevin TarteとTdV

 

エリザ組以外で印象的だったのは、やっぱりKevin Tarteかなー。この10年ウィーンで歌ってないので、なんと私は初見!素晴らしかったー!これは絶賛されるだけある!マヤさんとデュエットでイタリア語で歌ったPrayerはもうこれオペラ歌手でしょって思ったw

 

この歌を選んだ理由が、マヤさんと二人で2泊した高野山で、すごくスピリチュアルで特別な体験をした場所だったって、高野山の話5分くらいしてた。私ももちろん行ったことあるから、激しく頷いてたw 朝5時に起きて祈祷とかやったやった。

 

KevinはあとMarjan(ものすごく痩せた。。)とTotale Finsternisを歌ったんだが、見慣れたトーマスと全然違った!何これ!セクシーすぎる。。色気だだもれ。。

 

トーマスはクールで支配的に寄り添って、当然のように噛み付くけど、Kevinは最初は偉そうなのに、だんだん我慢出来なくなってくるの!もう襲わせてくれ!お願い!俺はもう噛みたくて噛みたくて仕方が無いのだ!ってw 迫り来る色気の塊にクラクラ。。

 

最後はMarjanの方がクールで、Kevinは肩掴んでグルン!と半回転させて、抱きしめて顔をうずめて首をガリガリ噛むww 噛んだ後も「おっしゃ!」みたいな勢いw こんなクロロックいたらセクシーすぎてヤバイわ。。

 

●ドンカミッロ

 

後半はNext2Normalの出演者全員集合して(Robも!)、5曲くらい歌ったり、サンセット3曲歌ったりしたかなー。Don Camilloからも3曲あって、神父の歌が名曲だった。マヤさんは80歳の老婆役とのこと。

 

ドンカミッロは思ったより良くて、ちょっと見に行きたくなった。マヤさんは80歳の老婆役だけど、歌い出したらほんとに老婆に聞こえる声でびっくり!神父役のAndreas LichtenbergerはなんかUweに歌い方や目つきが似てきたw

 

この神父の「私の村」っていう歌が名曲!「50軒の家に100人の住民。そんな小さな平凡な村だけど私は村も村人も好きだああああーー!!」っていう歌なんだけど、まさにクンツェ氏しか書けない素晴らしい歌詞!!この曲聴くためだけにドンカミロ見たいくらい!

 

●マヤさんと13人の男たちの「最後のダンス」

 

ああもう思い出すだけでやばい。色気がすごい。13人の男達がマヤさんを囲んだ「最後のダンス」www シュナップス13杯一気飲みしたくらい興奮した。。熱くて濃くて熱気ムンムン。もう色々激しすぎてww 記憶に焼き付けた!

 

忘れないうちに書いとく。マヤさんを囲んで左に9人。〇〇アンドレ〇ルカス〇RobマヤMate〇KevinRamesh〇〇という順番で、一番左の人から最後のダンスを2行ずつ歌っていく。 Andreがabgewendetのとこw

 

Hochzeit nur der Gastの所をGeburtstagと替え歌したのは最初に歌ったガウディの人。左8人で一番前半歌ったら、Rob飛ばしてMateがサビ。客席騒然ww あーマテ。。やっぱり君がいてこそだよ。。このハチャメチャな祭りにピッタリだよ。。

 

2番は右の端から2行ずつ。若手が多かった。Rameshとかいた。で、二番のサビもマテ。Robマヤさんの横にいるのにまだ歌わないの?けどマテのクネクネダンス見れて嬉しいw Robはマヤさんにマイク差し出してる。

 

かと思ったら!warte ich in dunkelnのとこでRobソロ!!来たーー!めっちゃ高音素敵な所!!あー夢のRobトート!ich gewiiiinnnnとかもう!当時より高音出てるし!好きすぎる。。ほんといいパートだよ。。最高だよ。。

 

その後のサビコーラスは13人の男達で歌いつつ、突然誰か(多分Andreas?)がマヤさんくるくる回して踊り出すし、マテもクネクネしてノリノリだし、なぜかRobが律儀にシャウトしてくれてて私は昇天気味だし、濃すぎる!アツすぎる!

 

でこの辺はリハしてなかったのか、マテじゃなくてずっとRobが超高音で盛り上がって歌ってて、最後のnur mit(しーん)で、急にマイク構えて我に返るマテw ここはオレだ!と言わんばかりに右手をシッシッってして(それをまた笑われるw)diiiiiiiiiirrrrrrrr!!!!

 

けどなんか興奮してたのかちょっと上ずってたw で、決めのmit diiiiiiiirrrrrは、高音に自信ありのRobが上を、マテが下を歌って、超熱く決まった!!なんかもう興奮しすぎて舞台上がすごいことになってたwww 13人の男達がお互いを相手に踊りまくるタイムww 男の楽園w

 

もう客席は総立ちで、このあと最後まで立ち続けてた。懐かしの足ドタドタもめっちゃ聞こえて、ヒューヒューの嵐で、これぞウィーンミュージカル!!愛!!って感じ!!ああこれがアンデアウィーン劇場だったらな。。ってふとよぎったよ。。

 

●全員で「私だけに」

 

この流れで女性ゲストも全員出てきて、最後はみんな一列に並んで、マヤさんが「私だけに」熱唱。もうこの辺りぐちゃぐちゃで、誰かが歌ってるマヤさんに抱きついて離さなかったり、マテが気を使ったり、ルカスが携帯取り出して左右に振ったり、Rameshが携帯のライトつけて振ったり。

 

それを見て客席も携帯のライトつけて、左右に振って(私ももちろん振ったよ!)、マヤさんがそれ見てSchoenって言ったり、盛り上がるところで地響きのような拍手が起こったり、warte auf Freundeでみんなを指したり、もうなんか一瞬一瞬が濃かった。。

 

なんかもう、久々のマヤさんの私だけに、じっくり聞くつもりが、うわーぎゃースゲーありえない!信じられない!濃い!熱い!懐かしいー!ああみんなー!!って思ってる間に終わってしまったw 最後のnur miiiiiirrrはしっかり聞いたよ!!やっぱり最高だよマヤさん。。

 

●映像紹介

 

昨日のマヤさん50歳コンのニュース映像!しっかり長めなのでぜひ見てみて! 一番最後!13人の男たちによる「最後のダンス」映ってる!!!AndreもLukasもRobもKevinもMateも映ってるよ!!必見!!

 

 

Maya Hakvoort←MayaさんのFBの動画ページへのリンクです

 

しかしまさかこれが映像に残ってるとは。。ORFに感謝。。

 

それもラストのシャウトでRobが高音歌い上げてる時にアップとか!!もうドキドキするわ。。それに上手い事Andre,Lukas, Kevinもアップになってるので、日本のファン的にはとっても嬉しい映像。ああ、これは永久保存版だな。。。

 

最初のマヤさんが白地に青のドレス着てるのは、終演後の地下のパーティーの様子。11時半ごろかな。めちゃくちゃ長かったから、みんなすごい疲れてたはずなのに盛り上がってて凄いなー。あのド派手なスーツは旦那さんだったのか。開演前も幕間もウロウロしてて、1幕ラストちょっと舞台に出てきた。

 

あと、客席がライト振ってるのは、「私だけに」の時ね。舞台から見たらこんなにきれいに見えたのかー。参加してよかったー!あと、3曲目くらいでマヤさんがヒールを脱いだんだけど、明らかに裸足の方が声がよくなったって言ってた。だから脱いだのか!

 

子供のJason君(9)は途中でDas Wunder von Bernの歌を歌ったんだけど、めちゃくちゃほほえましかった!両側の子たちと手をつなぎたくてもつなげなくて、やっとつなげて、ってところがもう、いじらしすぎて客席からの温かい拍手!

 

息子さん9歳ってことは、再演エリザの後で生まれたんだなーと思ってたんだけど、そういえば出産直後のVictor/Victoriaを見たのを思い出したわ。つまり、再演エリザ時代に主要キャストで子供がいたのはRobだけだったってことかー。感慨深いな。。

 

●二つ目の動画

 

こちらもマヤさん50コンニュース映像。1幕最後でマヤさんにサプライズで、ウィーン市から「金のラートハウスマン」の賞が贈られたことがメイン。マヤさんは数々の子供たちのためのチャリティコンサートをやってきたことが評価された。

 

Maya Hakvoort ←元動画

 

また息子のJason君の歌ってる映像が出てる(7歳じゃなくて9歳ね)。最後のカテコ映像は「私だけに」を歌い終わった瞬間。めっちゃ私のヒューヒューが聞こえるwwあとルカスの長めのインタビューもアリ。

 

●「私だけに」映像

 

こちらは、全員集合「私だけに」の動画です。最初は音声だけですが、少し待ったら映像も映ります。マヤさんの隣のマテが。。(涙)

 

Maya Hakvoort - Ich glaube der emotionalste ever.....←元動画

 

客席がスマホにライト付けて振ってる様子とか、客席の暖かい盛り上がりとか、過去の共演者たちの暖かさとか、もう何もかもがエモーショナルに迫ってきます。ぜひ、ぜひ見てみて!

 

あとここにマヤさんコン写真いっぱい!muellerphotos

 

●まとめ

 

というわけで、色々と手作り感いっぱいの、客席も舞台上も温かさに満ち溢れた、マヤさん50歳記念コンサートでした。とにかく再演エリザの完成度の高さと、出演者や客席の愛を感じ、ウィーンミュージカルの歴史の一ページを刻んだコンサートでした。

 

一ファンながら、一つ一つの歌に感動し、みんなで歓声を上げ、改めてウィーンミュージカルのコミュニティに属してるだなあ。。と感じた夜でした。

 

マヤさん、おめでとうございます!これからも素晴らしい歌声を楽しみにしています!

 

 

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2018-01-23 16:57 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

少し前のコンサートですが、まとめていなかったのでレポをお届けします。2016年10月17日に行われた、Maya Hakvoort 50歳の誕生日コンサートのレポです。

 

===

 

(幕間ツイート)

マヤさん50歳コン幕間。テレビカメラ多すぎw ソサエティニュースになりまくりそうな気配w リーヴァイ氏と普通にすれ違ったw ORFとATVがセレブにインタビューしまくってて、戦々恐々としてる。。さっきまで舞台にいたゲストもそのへんにいるしw

 

(終演直後ツイート)

Mayaさんコン、最後の2曲で全部持って行かれたあああぁぁぁ!!やられたああーーー!ぐああぁーーー!!興奮がヤバイヤバイ、アドレナリン出まくってる!!なんと13人の男達による「最後のダンス」!!ありえない豪華さ!MateもRobもLukasもAndreもKevinもいるし!!

 

●全体の感想

 

マヤさんと共演した人たちを呼んでデュエットしたり、ソロ歌ってもらったりして、お世話になった人総出演状態。知らない人や知らない歌も半分位あったけど、それだけ私の知らないマヤさんの側面があるってことで、50歳の女性の生きざまを見た感じ。

 

全体的には、マヤさんの人生にとって重要な友人を招いて、時系列でデュエットやソロを一緒に歌う形式。ほぼゲスト毎に2曲とたっぷり。演奏はソロコンのバックバンド(オレンジの髪のギタリストの)とピアノとキーボード。

 

エリザ時代は始まりに過ぎず、ソロコン、VoM、サンセット、N2Nだけでなく、ミュージカルではない曲も沢山あった。ドンカミッロからも3曲。時間的には前半が2時間、後半が1時間半の超長丁場。ゲストの聴きごたえある曲から、マヤさんレパートリー強化版、子供の歌まで予期せぬサプライズ満載。

 

普段バンド演奏でエリザとかオケ曲を聴くと物足りないのに、このバンドだと全然違和感なかった!すごいな!管楽器の人がサックスとかフルートとか5本くらい持ち替えて演奏してた!ピアノは演奏者3人位変わったかな。あのアーロンさんが出てきて感動した!!

 

19:30スタート23:05終演の超長丁場でどうなる事かと。。1日限りのお祭りなので、すべてを詰め込んだら時間がオーバーしまくったw 超楽しかった!

 

●曲目

 

プログラムとかなかった上、知らない曲や知らない人も多かったので、結構うろ覚えです。。

 

1幕は白いドレスで、Music is my futureの歌をピアノ弾き語り→ガウディ3曲→靴を脱ぐ→エリザ(嵐、踊る時、鏡、ボート)→レミズ(他の人のオンマイオウン、夢やぶれてデュエット)→知らないオランダ人のめちゃくちゃ上手いアイーダのオシャレの歌→知らない男性ゲストを迎え結構沢山知らない曲→RameshとジキハイのDangerous Game→女性5人の歌→サプライズで過去のマヤさんの業績の紹介があり、ウィーン市の賞をもらう、って感じ。相当時間が押してたらしく、サプライズ出てきたら焦ってたw

 

2幕はVoMシャドウランズ→子供の歌→サンセット(Julian Loomanと)→Prayer(Kevinと)→KevinとMarjanのToFi→N2N全員集合5曲(Rob含む)→ドンカミッロ(Andreas Lichtenbergerと)3曲→13人男子最後のダンス→私だけに。

 

マヤさんも時々ソロを歌ったんだけど、どちらかと言うとゲストとのデュエットが多かったかなー。「夢破れて」のデュエットがなんだかすごい明るくて楽しかったwソロの中でも素晴らしかったのは、ソロコンのPapa can you hear me。久々に聴いたら5倍くらいパワーアップしてた!

 

マヤさんらしいなと思ったのは、裸足になって歌ってたことと、ものすごい数の友人が駆けつけて、一緒に歌って祝ってくれたこと。最高の誕生日じゃないですか。。かなり手作り感があって、声を掛けた友達全員来ちゃったから時間が押しちゃった感じがまたアットホームw

 

しかし、私ウィーンでやってるマヤさん作品はほぼ全部見てるはずなんだが、それでも知らない歌が結構あったなー。今ざっと思い出しただけで、エリザ、エビータ、Victor/Victoria、キスミーケイト、ソロコン、LNDコンかなー。まだ見てると思うんだけど。

 

あと、マヤさんが子供たちのためにしてきたイニシアチブがすごくてびっくり。いつもソロコンで子供コーラスと歌ってるけど、ああいうのも全部、恵まれない子供たち(離婚家庭、病気、貧困など)のための団体に寄付したりしてたのね。金のラートハウスマンってwって思ったけど、素晴らしいよ!

 

あ、ラートハウスマンっていうのは、ウィーン市庁舎のてっぺんに建ってる兵隊の像のこと。ウィーンの景観保存地区ではこの像より高い建物を建ててはいけないことになってる。一応ウィーン市の象徴になるのかな。

 

 

●再演エリザベートの出演者の思い出

 

エリザパートは、最後の2曲以外は、最初の方に固まってたんだが、マテとマヤさんの「私が踊る時」聞いて、もう再演は伝説だなと。。やはり当時私がアンデアウィーンで感じた濃さと熱さは、この2人でないと出せない化学反応だったなと、あれから10年のふたりの生き方見てて思った。

 

マヤさんとマテって、この10年見てるとものすごく似てる。テンションが振り切れてるところとか、すごい賑やかで朗らかなところとか、内省的な一面を実は持ってるところとか、ソロ活動や自分でプロジェクト組む方が性に合ってるところとか。

 

本能に従って人生を切り開く、超魅力的な一匹狼タイプな2人が、人生であの2年だけ大きなプロダクションに雇われて演じたシシィとトート。そりゃ相性ピッタリなわけだよ。二人共そもそも異端児なんだもん。だからあんなに熱くて濃い舞台だったんだ。2人の一匹狼の短い共演だったんだ。

 

それを考えると、FJやった後のアンドレがずっとVBWに出演してきたこと、再再演の主役2人もVBWに残って大きな舞台に立ち続けたことが、マヤさんやマテの人生と対極に見える。Robだってソロ活動したりして異端児だったし、再演エリザはやっぱり濃いわ!

 

●エリザベート

 

前半のエリザパートレポ。まずは「日本のカイザー」として紹介されたMarkus Polと「嵐も怖くはない」。後ろから抱きしめたりしてラブラブww マヤさんの声が当時のままで、ものすごく深く感動した。次にマテが出てきて私が踊る時!あーやっぱりこの2人でなくちゃ。。

 

もう二人の歌い方の特徴が全て脳裏にインプットされてて、懐かしくて嬉しくて。。その癖振りとかかなり忘れてて、その場の雰囲気で合わせてる、その息の合い方がまた昔の通りで、野外コンとかフェスとか思い出したよ。。

 

しかしマテ、ハンガリー訛りになってる!昔は歌は訛ってなかったのに!(笑)ハンガリー訛りのトートってなんかかわいいけど、あながちシシィの気持ち的には間違いではない気もするしなー。なんか新しい発見w トートはハンガリー人だった!ドイツ人よりは史実に即してるw

 

ああ、私が踊る時自体、エーヤンの直後なんだから、トートが地元で口説いてるってことで、辻褄合うしw 11年を経て未だに新解釈とは、マテトートやるな。。w

 

マテは最後のダンスでも感じたけど、私が踊る時の最後のalleinも上がりきってなかったなー。マヤさんが気づいてフォローしてたけど、全体的に昔の歌い方通りで、ラストだけ違ったので、気がつく人は気がついただろうね。けど、マテはマテだからいいのだ!(笑)

 

次はルカスの「ママは僕の鏡だから」。さすがにルカスルドは再再演でも見てたから新鮮味は無かったけど、再演の時の若いルドから格段に良くなってて、めちゃくちゃ成長したなと、マヤさんと合わせてみて気がついた。今になってやっとマヤさんにふさわしいルドルフになった気がする。

 

そして、ルドルフがしっかりしてるからこそ、それを拒否るマヤさんがいい感じなんだよ!あああの声。。マヤさんがシシィ歌ってるだけでうおーってなるよ。。ルカスルドルフ昔を覚えてるだけに、感慨深かったなー。Buehnensohnって呼ばれてたなw

 

前半のエリザパートで一番感動したのは、Andreとの夜のボートだな。。当時アンデアウィーンで泣いた記憶ないのに、今日は涙が止まらなかった。アンドレの髭が白くなってるのと、最初のマヤさんのパートで目にフランツヨーゼフが宿る瞬間を見たのとで、めっちゃ引き込まれて戻ってこれなかった。

 

なんていうか、もうエリザベートはマヤさんのあの再演で完成されてて、私にとってはあれしかないって、突きつけられた。ものすごい久々にマヤさんシシィ、アンドレFJ聞いて、ああこれだよ。。って、何もかもしっくり来た。

 

(後半に続きます)

 

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2018-01-13 16:53 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth

12月10日のことなのですが、テレビでエリザベートのドキュメンタリー番組をやっていたので、ORFIII(ネットのライブストリーム)で見てみました。

 

それも、初めて放送されるもので、リアルタムで見ることができるとは、とても貴重なチャンスです。

 

内容をざーっと書くと、こんな感じでした。

 

===

 

・シシィ三部作の甘いシシィ像を壊す形で、エリザベートの真実を描いた、クンツェ氏の脚本

・「死」の擬人化に至った経緯

・作曲家探しの道のり

・リーヴァイ氏と共に苦悩の中生み出した「私だけに」

・常に献身的なサポートを続けたプロデューサーPeter Weck

・オペラとミュージカルを融合した世界的演出家ハリー・クプファー(マイクを使うミュージカルはオペラと異なり、舞台上のどの位置でも歌をきかせられる)

・興奮するだけの大物役者セラフィンw

・役作りの苦労と楽しさやキャスティングエピソード等を話してくれたPia,Uwe,Viktor,Maya

・オペラ劇場をミュージカルで使うことへの周囲からの抵抗(TadWを使えてたのは、Peter Weckの力だったんだなぁ(涙))

・初演時の観客の興奮とは裏腹に、酷評だった劇評(クラシックの土壌のウィーンでは、劇評家が受け付けなかった)

・キャストを支え続け、世界的成功に導いたPeter Weck。

・最後に日本と韓国の舞台映像(日本からは城田トートの映像)と、MayaとUweの日本公演での観客に対する印象が語られた(Uweは日本語で「最後のダンスは」って歌ったwマヤさんは日本でまるで自分がシシィであるかのように熱狂的に迎えられたことに驚いていた)

 

==

 

ドキュメンタリー自体はとてもシンプルで、初演と再演の舞台映像をふんだんに挟みつつ、スタッフとキャストのインタビューをたっぷり聞かせてくれました。

 

誰が誰で、どんなに役割を演じたかなどの背景は、オーストリア人ならほぼ知ってるから、その前提で説明は最小限で作られていた印象。

 

キャスティングのエピソードはとても興味深かったので、ご紹介します。

 

シシィ役は15歳から60代まで演じる上、2.5オクターブと声域が必要なので、女優探しは難航し、年齢によって2人のシシィを採用する案もありました。クラシック一辺倒だったウィーンとは異なり、オランダはジャズやポップスの学校が多く、そんな国からピアが呼ばれました。

 

トートはハイネに似ていることが最重要でした。オーディションで何の役をするかも知らずに受けたUweは、スタッフからしたら完璧なハイネ似のルックスでしたが、本人はなぜ皇帝やルドルフじゃなくて「死」なの?と戸惑ったそう。

 

初演前に撮った宣伝用写真では、皇帝一家がニコニコと写る中、トートとルキーニだけは場違いで、おまけにストーリーを知らずに見ると「この人たち誰?」となるので、居心地が悪かったというエピソードも(ここ、当時の映像と合わせてみたらかなり笑えますw)

 

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インタビューは基本的に近年に行われたものですが、一部当時のものも織り交ぜつつ。クンツェ氏の当時のインタビューは、かなり挑戦的な言葉もあり、今の彼は相当丸くなったんだなぁと感じました。作詞作曲には五年を要し、当時NYにいたクンツェ氏は、LAにいたリーヴァイ氏と何度もあって作品作りを進めたそうです。

 

「死」の擬人化のアイデアは、クンツェ氏が半分夢の中のような状態で思いついたもの。シシィはエロティックなことに全く興味がなかった人生に見えるが、自作の詩の中では、「死」に対して、かなり際どい表現も使用している。Pia曰く、最後のトートとのキスは「救済Erloesung」だそうです。色々な解釈ができますけどね。

 

 

このドキュメンタリーは、記帳は映像やインタビューも織り交ぜ、この作品の事は結構知っているつもりだった私でも、新しいことを沢山学びました。

 

後で伺ったところによると、ORFIIIのオンデマンド視聴はオーストリア国内のみだったようで、国外の皆様は見ることができなかったようです。上記のレポで、少し雰囲気が伝わったらいいのですが。。

 

Uwe&Piaの初演エリザベートといえば、やはりこちらですね!

 

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

同じUwe&Pia円熟版として、エッセン版もあります。

エリザベート エッセン2001年版キャストアルバムCD

 

こちらが再演版(Maya&Mate)


エリザベートウィーン版2枚組CD

 

こちらは再々演版(Annemieke&Mark)


エリザベート ウィーン版2012年新キャストCD

こちらのDVDはMaya&Mateの再演版です。

エリザベートウィーン版DVD

 

ウィーンミュージカル チケット代行サービス

2018-01-10 16:34 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

こちらの続きで、MQでツアー公演をしていた、アダムス・ファミリーのレポです。今回はキャストとパロディ、ローカルジョークについてです。

 

●パパゴメス役のUwe Kroeger 

 

Uwe! Uwe!! 素晴らしい!!!ハマり役!当たり役!!出番もソロも多いわ、キャラ最高だわ、バラードから激しい曲まで歌うわ、見たことないくらい踊るわ、Uweの魅力がたっぷりすぎて語り尽くせないよ!長年のUweファンの人にこそ見てほしいなぁ。あんな面白いUwe見たことないわ。

 

この役は実は結構難しくて、ラテン系で、おちゃめで、男の魅力は妻に全振り(妻大好き)、娘にはちょっと甘い、ものすごく人間味のあるパパなのです。大黒柱だけど悩む。けどそれを愛する家族には見せない。家族のために全力を尽くして、笑いも忘れない。こんな難しい役ないよ。。

 

Uweの一番の魅力は演技力だと私は勝手に思ってるんだけど、この作品はその演技力がフルで発揮されてて、表情見てるだけでゴメスのキャラが好きになる。Uweの顔の表情の作り方は、捨て身なところがあって(変顔をものともせず、演技を優先するw)、それが役によく合ってる。

 

スペイン語訛りも、笑えるのにピッタリで、かわいかったり男らしかったり、いろんな魅力をアップしてる。妻にメロメロ、娘を愛し、自分の個性アピールもしっかりやってて、自分に自信があって、家族も愛して信頼してるいいパパ。ゴメスは妻に弱いけど、ちゃんと家族の中心にいる。

 

しかしUwe踊る踊る!BWの作品だから、歌手も踊る前提w(初代ゴメス役はネイサン・レイン)あんなに踊ってるUweを見たのは初めてかも!ルドルフのターフェですら、この1/3くらいだったよ!(あれもタンゴだったw)タンゴの群舞でセンターは凄い!ママとペアでも踊ったし、すごいダンス量!

 

なんかまだUweの魅力を語り尽くした気がしない。。パリのホテルの予約の歌(タンゴアムール)とか、他にもめっちゃいいソロたくさんあった!これはCD聞き直さなきゃ。。娘と彼氏と三人でおしゃべりしてる時の何気ない演技とかもよかったなぁ。。

 

●他のキャスト

 

ほかのキャストも知ってる人少なかったけど、みんな素晴らしかったよ!娘(ウェンズデー)のソロとか素晴らしかったし、ママは雰囲気が妖艶でカッコイイ!タンゴの衣装がセクシー!ゴメスとの身長差が理想的w この母娘の地声の低さもほかのミュージカルにない感じで独特。

 

FesterおじさんはOliver Muench!懐かしい!こんな大きな役で見れて嬉しいよ!それもキャラがピッタリすぎてほかの人考えられないw 語り部役としての存在感も、ご先祖たちとの短いシーンも、月ラブソングのフライングwトリックも、何もかもハマりすぎだわw歌も素晴らしい!

 

彼氏さん役も頼りないキャラかと思いきや、めっちゃ美声!おまけにリンゴ事件でキャラが一気に立ったよ!自分よりクレイジーな男と付き合いたいって、私も思ってたから、なんかわかるよ、この二人の関係!

 

彼氏ママもキャラ濃い!韻を踏むキャラっていそうでいなかったよねw そしてこの人は物語にとってとても重要。何がノーマルで何がクレイジーかの垣根をぶっ壊したのがこの人。一幕ラストのソロはもう息もつけないぶっ壊れっぷり。迫力とカオスとほんとに狂ったかのような歌声のアップダウン。圧巻。

 

彼氏パパはほぼ唯一キャラ薄かったかな。この役を最初はイーサン・フリーマンがやってたのか。当時はキャラ濃かったのかな。執事は聞いてた以上にすごくて、最後のコーラスに深みが出まくった。おばあちゃんがどこから来たのか誰も知らないってw この話最大の謎w

 

弟は一番ヤバイ子なんじゃwウェンズデイいいお姉さんすぎるよw イッちゃってるのに、歌いだしたら素晴らしい美声で、そのギャップがまた怖いくらい。ママとの寝かしつけの会話が好きw

 

●泣けた箇所

 

アダムスファミリーで泣くと思ってなかった。。2幕のUweが娘に歌う「嬉しい悲しい」の歌。これはヤバイ。Lieben heisst Veraenderungen, jeden Tag etwas neues(愛とは変わっていくこと。毎日新しいことが起きる)で、まんまと号泣。

 

親になってみたら、子離れされる親の歌がことごとく泣けてくるようになったよ。。マンマのSlipping through~とか、RJのジュリエットのパパのソロとか、M!の心を鉄に閉ざしてとか。昔は泣けなかったのに。。それも泣かしに来てるって知ってても泣いてしまうよ。。

 

あとゴメスのキャラだからこそ、この曲が重くならずに、軽く楽しい感じを出しつつ、ズドンと来るんだよね。。ほんとこの作品はギャップがうまい。おどろおどろしい歌詞なのに、超盛り上がったり(ママと死神の歌)、バカバカしい歌詞なのにすごいロマンチックな曲だったり(月w)

 

●オマージュ・パロディ・ローカルジョーク

 

これだけミュージカルパロディの多い作品も久々に見たわ。オマージュ大好きなので嬉しい♪私が気がついたのは、RHSのオードリー、SoMのクックー(客席で爆笑してたの私だけwトラップ大佐の目の前でw)、死神の黒いスカートをJosephみたいにクルクルしたやつ、かな。まだあった気も。

 

先祖が出てくるところはどう見てもTdVの墓場のシーンだったけど、これはパロディじゃなくて偶然似たのかな。。TdVに比べていい人たちだったけどw あーなんかまだパロディあったけど思い出せないー。

 

そうそう、ドイツから来てるツアーなのに、ウィーンローカルジョークが多くて、お客さんの心掴んでた!ママがTopfenstrudel焼いたり、電話帳にPerchtoldsdorfが出てきたり、ばあちゃんがなぜかウィーン弁しゃべったり(だから正体不明なのかw)

 

あと、Festerおじさんがサッカーしながら出てくるシーンがあるんだが、紫のウェア着てるのは、ウィーンに二つあるチームの一つAustria(アウストリア)のユニフォーム。Rapidじゃないのはなぜw 。

 

●感じた事、まとめ

 

なんか、気持ち悪くて怖い話なんだろうと思って行ったら、とても心温まる話で、たくさん共感したなぁ。1幕はアダムスファミリーの変人、異常っぷりを強調して、彼氏ママの変貌で普通と変の垣根を壊し、2幕は表面上の違いを超えて、家族愛は同じっていう普遍的テーマに持って行った。

 

なんかさぁ、各家庭それぞれの事情も好みもあるけど、家族が愛し合ってたら、周りがなんと言おうとたいしたことないんだ。家族って、周りからどう思われるかじゃなくて、家族内で愛があるかどうかが一番大事なんだなぁ。アダムスファミリーの変人っぷり、他人事じゃないかも。。

 

アダムスファミリー、映画も見たことなくて、予備知識ほとんど無かったけど、なんの問題もなかった。ただ、あの有名な曲は時々出てくるから、チャラララ♪パンパン!と手拍子できると楽しいかも。

 

なんだか、ほぼ無予習で見てこれだけ感動したわけだし、また機会があればリピートしたいなあ。。Uweパパが見れたらそりゃ素晴らしいだろうけど、ストーリー時代にもかなり感動したし、歌もすごく良かったし、これは違うキャストだったとしてもやっぱり見たい作品!とりあえずまたウィーンに来てね!!

 

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

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2018-01-08 16:32 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

10/26にMQで観劇した、Uwe Kroeger主演のアダムス・ファミリーのレポです。

 

なんか夜急に空いて、チケットあったので、MQにツアーで来てた、アダムス・ファミリー初日に行きました。あまりミュージカルを見に行かない劇場なので、まず会場の様子からご紹介します。

 

●MQ Halle E+Gの様子

 

最寄り駅はVolkstheater (U2,U3)。下りてすぐがMQですので、一番大きな中庭に入りましょう。

 

ミュージアムが集まるMuseumsquartierの多目的ホールが会場。

 

2017-10-25 19.45.26

夜のMQのメイン建物

 

このメインの建物の右端、階段の手前に、入り口のHalle E+Gがあります。

 

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ホールへの入り口

 

2017-10-25 19.46.30

ポスター(真ん中)もとてもいい感じ。

 

2017-10-25 19.46.52

入り口にはポスターが映写されてました。

 

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元ハプスブルク家の厩舎を多目的ホールにしたものなので、所々インペリアルな内装が残っています。

 

クロークは地下にあります。友人のクロークと無人のロッカー両方ありますよ。この日は、大富豪のルーグナーがクロークの人だかりの中で、テレビ局のインタビュー受けてたw

 

前回アニメフェスで来た同じホールが劇場に模様替え。この値段でこの距離は、馬蹄形の客席に慣れてると、かなり遠く感じます。まあ、一番安いチケットを買うと、ライムント劇場の一番安いチケットよりも舞台からは1.5倍くらいは遠い感じです。

 

けど、私のオペラグラスでは、ほぼ何の問題もなくよく見えました。この劇場で後ろ半分に座る時は、オペラグラスをお忘れなく!

 

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●全体の感想

 

それでは、感想行きます!つぶやきのまとめなので、文体荒れてますがw

 

アダムスファミリー、めっちゃよかった!!思ってよりずっと好みドンピシャだったw 話のクレイジーさとラストのハッピーさが好きw 5日だけの公演だけど、またツアーが来たらリピートしたい!Uweゴメス超当たり役!Uweの魅力盛り沢山すぎる!見てよかった!オススメ!

 

久々にウィーンミュー以外で新作見た気がする。なんかウィーンミューにないテイストが新鮮だった!これ系でこんなに楽しい作品があるなんて嬉しいなー。おまけにほぼ無予習だったので、おいおいこの人たち大丈夫?これどう収集つけるの?!ってドキドキ感がよかったw

 

荒唐無稽でカオスなのに、ちゃんと筋は通ってて、気持ち悪い話かと思いきや、温かい気持ちになれて、異形の登場人物が、終わる頃にはみんな友達みたいな気分がした。いい作品見て、いい気持ちで家に帰れる、満足感たっぷりのミュージカル!

 

みんな表現の仕方が常識外れで、変で濃いから、一見違う世界の住民に見えるけど、ホントはみんな愛に満ちてて、その愛情表現がぶっ飛んでただけ。表面的なものを取り払ってみたら、家族を愛する気持ちはみんな同じだった。それも深く温かい愛。いいねえこういう作品。

 

私の好きな作品の特徴に、波乱万丈のぶっ飛んだストーリーで、脇役キャラが濃くて、ラストに3カップル以上できる、っていうのがあるんだが、この作品は、ありえない事件の連続な上に、きっちりキャラの濃い3.5カップル作ってきてくれて、満足感たっぷりw 改善点が思いつかないくらいw

 

●あらすじ

 

ざっくりとあらすじをご紹介。一言でいうと、ロッキー・ホラー・ショーのラカージュw

 

大半のキャラが化け物系で妙な生活をしていて、そこに一般人が紛れ込んでめちゃくちゃな目に合うという点ではRHSで、若いカップルが親同士の初対面の場を設定し、親が世間ズレしてるところがばれないかとパニクってさらにめちゃくちゃになるのが、ラカージュ的w

 

アダムス・ファミリーの構成は、パパ=ゴメス、ママ=モーティシア、娘=ウェンズデー、弟=バグスレー、フェスタ―おじさん、祖母、執事。一般人側は、ウェンズデーの彼氏とその両親。

 

とりあえず、アダムス・ファミリーというお化け一家がニューヨークの片隅にひっそり住んでて、娘のウェンズデーが一般人の彼氏との婚約を決めて、両家の親をアダムス家の家で初対面させるというお話。

 

アダムス・ファミリーはお化け一家で、気持ち悪いもの、怖いもの、おぞましいものが好き(逆に美しいものとかは嫌いっぽい)。お化けだから感覚が逆なのは仕方ないw。そのぶっ飛びっぷりを、彼氏とその両親の前だけでは隠しきれるかどうかが、筋になるわけです。

 

結局、まともって何?変人って何?それよりもっと大事なものがあるよね?という感じのお話です。

 

(次は、キャスト編、パロディ、ローカルジョーク編です)

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

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2017-12-21 16:58 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

2017年12月20日、恒例のMusical Christmas行ってきました!Ronacher満員御礼!バタバタな日常生活で、立ち止まってクリスマスのbesinnlich感(うまい日本語訳が出てこない。。静けさの中でワクワクする、クリスマス特有な感じ)に浸る機会は大事だなー。クリスマスはプレゼントだけじゃないと、実感する。

 

出演者で日本のファンにも有名なのは、主催のMarjanとLukas、Mayaさん、Wietske(レベッカのIch)、Carinさん(RJの乳母)、Oliver Arno(トートセカンド)、Barbara Obermeyer(キューティーブロンドのエル)、Marle Martens(今のTdVのマグダ)くらいかな。TdVとIAFAのヒロイン二人も来てたよ。

 

基本TdVとIAFAのキャストやアンサンブル+おなじみのVBWキャストの皆さんって感じなんだけど、どちらも無名の人が多目のキャスティングなので、結構「これ誰?」感あったw あと、ミュージカルとなんの関係もない人もいて少し混乱したw ミュージカルかクリスマスどちらかには合わせてきて欲しかったかも。

 

本日のライムント劇場。相変わらずの二階席最後列w 隣の人がくじ引きで賞が当たったのに、気づいてもらえなさすぎて笑ったw

 

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プログラムから曲目です。

 

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●クリスマス風味のミュージカルソングも初登場

 

いつもこのコンサート聞いた後、ミュージカルクリスマスなのに、一般的なクリスマスソングばっかりで、ミュージカルのクリスマスの歌が無い!って嘆いてたんだけど、今回初めてミュージカルから選曲されたので嬉しい!来年はもっとミュージカル部門増やしてね!

 

Let It Go(Barbaraが独語で)、美女と野獣(MarleとMartin Berger w)はまだクリスマスっぽいけど(美女と野獣なら、主題歌じゃなくてSomething Thereだよねw)、三曲目がノートルダムの鐘のGod save the outcast(独語)だった!!この曲好きすぎる!!思わず涙が。。

 

クリスマスと関係ないのになぜこの曲?って思ったけど、この曲のメッセージは今の時代にとっても大事だし、VBWの方向性とも合致してる。クリスマスは、自分のことだけじゃなくて、周りの人の幸せも考える時期。辛い暮らしをしている人を助け、みんなで明るく年を越そう。選曲に涙。。

 

ミュージカルコーナーは三曲で全部ディズニーだったけど、他にも子供コーラスの二曲目がWhistle down the wind(ALW)、ワイルドホーンのVienna(去年アンネミーケが歌った曲)、クンツェ&リーヴァイ新曲Licht ins Dunkelなど、ちょこちょこミュージカル関連曲は出てきた。

 

あと、2幕最初の曲がワンデイモア!それも二台のピアノとオケの共演で、とにかくオケがすごかった。。ワンデイモアは歌がなくてもテンション上がるね。。(自分で口パクで歌ってるしw)

 

●全体の構成とか、良かった点、イマイチだった点など

 

全体の構成としては、1幕はクリスマスソング→ミューソン→子供コーラス。2幕はよく知らない人たちがミュージカルともクリスマスとも関係ない歌を歌うタイム(ヒドw)→クリスマスの暗めの歌→チャリティー締めって感じ。適当すぎるまとめw 一幕は何度も感動したけど、2幕は「誰これ?」状態w

 

一幕の構成はとても良くて、新しい顔ぶれ(TdVとIAFAヒロインデュエットは火花バチバチw)の合間に懐かしい人たち(WietskeとかCarinさんとかBarbaraとか)が出てきて、若い世代も頑張ってるけど、ウィーンから羽ばたいたスターたちの持つ声のパワーってすごいなーと実感した。

 

やはり共演者同士のデュエットは楽しそうだし、歌う方もニコニコしてる。WietskeとCarinの、レベッカな2人なんて懐かしかった!

 

逆に、TdVとIAFAのヒロインデュエットは、サラのDianaの雰囲気や表情もあって、ピリピリしてた。どちらも押しの強い、男を翻弄する激しい女の役だしね。

 

やっぱりWietskeとBarbaraの声は、鳥肌スゴイ。鳥肌が連続コンボできたら、突然涙が。。なんか脳にキラキラしたものが降ってきてるみたいな気分になる。この2人の主役作品を何度もリピートできた私は幸せだなぁ。。(レベッカとブロンド)

 

アンサンブルの歌がめっちゃ楽しかった!クリスマスまであと何日!プレゼント買うの忙しい!って歌なんだけど、持ってるのが作品紙袋w M!とかエビータとか貴婦人とかシカネーダーのロゴが踊るw 7枚公演ロゴで、最後の一枚がスポンサーのPalmersなのに笑ったw

 

コンサートを全体的に振り返ると、一幕はめっちゃ好みだし、選曲も構成も良かったのに、二幕はだんだん何のコンサートなのか分からなくなってきたw 無名歌手の知らない歌と有名歌手の暗い歌が交互に出てきて、結構どんよりした気が。

 

そんな中、二幕のバイオリンソロ曲は、暗いけどすごいよかった!Mama can you hear meって曲なんですが、Mayaさんのソロコンの曲目に入ってて、結構私は好きな曲。ソリストの人がめちゃくちゃ情感込めて弾いてて、もちろんVBWオケもバリバリ鳴らしてて、目をつぶって音を全身で楽しむしかない感じでした。バレエダンサーも舞台に出てたけど、音楽に集中したくて、ずっと目をつぶって聞いていたいくらい、素晴らしい演奏でした。

 

MayaさんやCarinさんもとてもよかったんだけど、選曲が歌い上げ系でなかったからか、サッパリしてた。CarinさんのViennaの最後は迫力あったけど、個人的には前に聞いたAnnemiekeバージョンのほうが好きかも。

 

Oliver Arnoは後半で、唯一の自作曲を披露。んー、この場でそれはいいのかな。。亡くなった祖父についての歌だそうです。

 

あと意味わからなかったのが、失恋の歌と見せかけた、かなりディープで女々しいゲイの歌。ゲイの歌を入れる事自体は賛成なんだけど(寛容のテーマからして、異文化と同性愛両方入れるのは間違ってない)、ここはRentのI will cover you一択でしょう。。クリスマスの話だし、レントは入れなきゃ!

 

最後にMarjanとLukasが、クンツェ&リーヴァイ新曲Licht ins Dunkelを歌ったんだけど、この曲とてもよかった!(確か前回も聞いた気がするけど)バラードだけど、歌い上げて盛り上がる感じ!世の中辛い人生もあるけど、暗闇を小さい光で照らすこともできる、みたいなクンツェ的な歌詞!

 

●司会とテーマ

 

司会は今までMarjanとLukasがかわいらしい感じでやってたんだけど、今回はなぜかIAFAのパパママペアが司会で、Marjanたちは裏方(と2曲ずつ)。この司会、パパだけでよかったんじゃ。。ママ役の人アドリブ多すぎるし、進行妨げるし、カオスw パパがほんとうまくまとめてました。

 

去年のコンサートは、MarjanとLukasの子供の話題も出たし、昔からのVBW出演者が集まって、まさにファンも含めたファミリー感が強かったけど、今回は司会が変わったからか、若いキャストが多かったからか、そこまで親密な感じはなかったかな。今回のテーマは去り際に聞こえた「寛容」だったのかな。

 

●チャリティー活動について

 

しかしね、これ系のVBWのチャリティコンサートって、ほんとに出演者もオケも全くギャラ出てないのよ。チャリティーって言っても、私たちはチケット代の対価として素敵な時間をもらってるけど、一番大変なのは舞台上の人たちなんだよね。Mayaさんが無料で歌ってくれるとかすごい事だよね!

 

集めたチケット代と寄付金は、多文化の子供たちが音楽を学ぶコーラスグループに寄付されます。クリスマス前のこの時期、オーストリアでは援助を必要としている人たちに、寄付をする習慣があります。ルカスとマジャーンが7年来続けている、VBWのチャリティーコンサートの一巻として、クリスマスのいい時期に開催することができたのではないでしょうか。

 

というわけで、Musical Christmasレポでしたー。

 

 

ミュージカル・クリスマス2004 ウィーンキャスト コンサートライブCD(マヤ・ハクフォート、ルカス・ペルマン、マジャーン・シャキ出演)

 

ミュージカル・クリスマス2010 ウィーンキャストCD(ウーヴェ・クレーガー出演)



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2017-12-16 16:17 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

Maya Hakvoort, Lukas Perman, Marjan Shaki, Mark Seibert, Missy May, Ramesh Nairの6人が出演する、ミュージカルコンサートVoices of Musicalのレポ第二段です。

 

前半のキャスト別レポはこちらからどうぞ。

 

●曲目別レポ

 

まず、プログラムの曲目のページはこちら。

 

 

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・Akt 1

 

なんかもう1曲目の、サビしか知らないSongs for a new worldの曲で既に涙出てきた。劇場の拍手の暖かさに、ホーム感に、帰ってきたマヤさん、ルカス(Hausherrってw←「館の主人」の意味、いまIAFAで主役やってるから)、Marjan、マークに。(マヤさんはここでは主演してないけど。)私の原点の歌声。

 

おまけに次のブロンドの曲が好きすぎて、マヤさんやMarjanがコーラスしてるのがすごすぎて、また、涙。。次のサンセットのルカス(レア!)がどう見ても宝塚で、Ein guter Jahrのマヤさんのイタズラっぽくて偉そうな演技が!そこからのGood byeソロ!畳み掛けすぎでしょ!

 

MarjanのSomebody to loveがものすごかった。。声を自由自在に操る上、残りの五人全員コーラス!!贅沢すぎる!!コーラスをオペラグラスでガン見w めっちゃ楽しそうw 最後のfind me somebody toって畳み掛けるところの、コーラスの入り方超カッコイイ!

 

そして、コーラスもソロも堪能しまくってからの、Marjanのsomebody toooooooooo looooooveのラスト!!こんなに好きな曲を、フレディ・マーキュリー以外が歌ってこんなに興奮するとは!!

 

次女性3人の歌の後、男性三人の歌がNdPのBelle!英語!この歌を歌うルカスとマークってレアすぎる!ルカスの少しハスキーな声も、マークの低音も、なかなか良くあっていた。ロッキーの曲はMarjanのトチリがあったけど、声を二回も堪能できてラッキー!

 

そしてなんと、アイーダのオシャレの歌をマヤさんが!!コンサートならではの選曲!めちゃくちゃ声があってる!ハマり役!!ダンサーの振り付けがRameshっぽくて好きな上、マヤさんめっちゃ踊る!ポーズとかカッコイイし、早着替えあるし、大好きだわこの歌!

 

一幕最後はサイゴンの世界が終わる夜(マークがハマり役)と、Rameshのアメリカンドリーム。星条旗で手旗信号w

 

・Akt2

 

★キャバレーメドレー

 

二幕は冒頭から、キャバレーメドレー!RameshのWillkommenめっちゃ良かった。。ダンサーの振り付けも、Rameshのダンスも、口紅だけ塗った妖しさもイイ!そしてマヤさんの「キャバレー」ショートバージョン。素晴らしかった!フルでききたい!!

 

からの、Money makes the world go around。RameshのMCとマヤさんのサリーとか、最高じゃないですか。。オマケにRameshの振り付け。。好きなものがコラボしすぎてて幸せ過ぎる。。マヤさんめっちゃ踊るし、楽しい曲だし!

 

★エビータメドレー

 

次のエビータメドレーは、Don't cry~、high flying adored(多分チェパート)、ブエノスアイレス。全部Marjanソロ。ブエノスアイレスが声質的にも最高!schau mal!の声がかわいい!

 

★TdV

 

そしてルカスのFuer Sarah。19歳でこのライムント劇場でTdVを見て、ミュージカルに魅了された、その劇場でこれを歌う。この劇場が私のホームであるように、彼のホームでもあるんだな。。再演で聞いた時より、コンサートアレンジ気味。演技の入れ込み方とか盛り上げ方が少し違った。

 

マヤさんの「私だけに」も、舞台版とコンサート版は違うんだけど、ルカスのこの歌も違ったね。見せ方が違うんだろうね、役に入ってる時と、コンサートでは。だからこそ、コンサートであまり歌ってない曲の方が、舞台の演技が残ってたりする。

 

で次のGierについてはマーク編で語ったからここでは省略。あまりにGierが素晴らしすぎて、しばらくぼーっとしてて、次のMissyのダンスナンバー記憶にない。。次のロミジュリで復活してよかった。

 

 

★R&J

バルコニーのデュエット、この劇場で、この二人の歌がまた聴けることにまず感動。 そして、当時は結構バタバタ動きながら歌ってた曲を、こんなふうにじっくり見つめあって歌うのも新鮮。この2人あの時に付き合い始めて、今はもう子供いるんだよ。。

 

そして次が世界の王!うぎゃーー!!盛り上がりすぎてヤバい!!!ルカスのHerrscherの第一声!!めっちゃ久しぶりだよ!!そして次がマークw そこはRasmus wwマークはティボルトw この劇場で、当時の気持ちに浸ってたのに、マークそこにいたら笑うわw

 

で、Matthias EdenbornのベンヴォーリオパートがRamesh。もう、ルカス、Rasmus、Matthiasが揃うことなんてないのかな。。三人とも大好きだったな。。そして三人とも(加えてマークも)出世したな。。

 

(当時のキャストはルカス→ロミオ、Rasmus→マキューシオ、Mathias→ベンヴォーリオ、マーク→ティボルト)

 

★Mayaさん熱唱ソロなど

 

次の曲やらずに、RameshはMCの為だけに出てきた気がする。マヤさんの次のソロの解説で、世界の王の大興奮から落ち着くことができた。次のマヤさんのソロがあまりに素晴らしくて、オペラグラスも目に当てられず、全体の空気の振動とパワーを感じてた。

 

チェスを作った人たち(つまりアバ)のマイナー作品「クリスティーナ」から、絶望の中に神を見出す歌。マヤさん本人の独語訳。素晴らしい曲。マヤさんが見つけたコンサート用のマイナー曲って、外れることなく素晴らしいな。。マヤさんコンで知ったいい曲いっぱいある。

 

Missyのオンマイオウンは英語で、口パクで一緒に歌った。MarjanとマークのTime of my lifeはマークのダンスに釘付けw これ確か元歌、めっちゃうまい男性ダンサーじゃなかったっけ?(笑)。LSHのシーモアRamesh懐かしい!

 

★エリザベート

 

そして最後にエリザから、ママ鏡、最後のダンス、私だけに。昔の声のルカスルドルフと、演技モードのマヤさんシシィに涙。。あれから10年以上経っても、二人親子だよ。。再演エリザ好きすぎるよ。。アンデアウィーン劇場に戻りたい。。次の「最後のダンス」で、マテやRobじゃなくてマークなのが違和感w劇場もここだしw急に時代が飛んだw

 

最後の「私だけに」は、めっちゃマヤさん力入ってた。いつももっとリラックスしてコンサートで歌ってる気がする。あ、そう言えば、マークが突然最後のダンスの2番で客席に歌わせてきてびっくりw Spiegelsaalの辺りねw マテは最初から歌わせてたけどw

 

ラストはシャドウランド。バンド紹介など。バンドのギターは、ずっとマヤさんバンドやってる、オレンジの髪のオランダ人。見慣れた顔が嬉しいね。

 

という訳で、曲別の感想でしたー。

 

●まとめ

 

やっぱり、暖かい拍手とヒューヒュー、アットホームな感じ、六人の仲良し感、思い出の残る劇場の舞台に立つという一種のタイムトリップ感。普通のガラコンにない、親密な空気がありました。

 

歌手だけでなく、ダンサーも素晴らしかったし、6人バンドであの音楽の厚みも素晴らしい。コンサートとしてのクオリティの高さ、選曲のバリエーション、劇場をあとにした時の満足感も極上♪これマヤさんほぼ1人でプロデュースしてるんだよね。。スゴすぎる。。

 

確かマヤさん、日本でもこのコンサートやりたいから、招聘元を探してるって言ってなかったっけ?これは、日本でやるにはなかなかいいと思うよ!このメンバーで、この選曲、このクオリティは、ミュージカルファンなら絶対楽しい!ルカスとマーク両方来たらすごい事になるよ!!

 

 



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2017-12-14 16:15 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

Maya Hakvoort, Lukas Perman, Marjan Shaki, Mark Seibert, Missy May, Ramesh Nairの6人が出演する、ミュージカルコンサートVoices of Musicalに、満を持して行ってきました!

 

ウィーン近辺のホールでよくツアーで回っていたのですが、交通の便が悪く、いつかウィーンに来るだろうと待っていました。やっと、待ちに待ったライムント劇場での公演が決まり、交通機関を気にせず行けるようになりました♪


ちょっと以前の写真ですが、I am from Austria仕様のライムント劇場

 

以下は、10月16日のコンサートのレポです。

 

===

 

Voices of Musicalライムント劇場公演に行ってきました!もう五年もツアーやってるのに初めてw めっっっちゃ楽しくて、あたたかくて、ホーム感があって素敵だった!Mayaさん、Lukas、Marjan、Mark, Ramesh, Missyのフルメンバー。魅力たっぷり!

 

いやなんかもうね、マヤさんとルカスとマジャーンとマークが同じ舞台にいたら、もうあの2005年くらいの、再演エリザとロミジュリ並行でやってた頃のウィーンに逆戻りして、当時の曲が聞こえる度に涙出てヤバかった。。


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●キャスト編

 

・Maya Hakvoort

 

マヤさんの声はなんか脳みそに不思議な鳥肌が立つ。 ソロでもコーラスでも、マヤさんの歌声が聞こえたら、なんか後頭部側面の頭蓋骨と皮膚と間が、ぞわぞわーってするんだよ。今日何度もこの現象が起きた。脳科学的になにか特殊な周波数なのかな。。

 

ソロコンで見せたあのイタズラっぽい笑顔や、素晴らしいソロで見せる劇場を包み込むエネルギー、元気に歌い踊る様子、nur mirのmiiiiiiiir! この13年のマヤさんを定期的に舞台上で見られて、ほんとに幸せだと思った。ママは僕の鏡だからの久々のシシィ役見れて、泣けたよ。。

 

・Lukas Perman

 

ルカスは、IAFAで声がハスキー気味になって、ロックがよく似合うようになったって感じたけど、今日聞いたらやはりそうだった。めっちゃロックなヘアーのI've got Lifeを、ルカスがあんなにロックにかっこよく歌うなんて!年齢重ねるって素晴らしい!

 

 

ロミジュリのMarjanとのデュエットは、Marjanの声は当時と全く同じなのに、ルカスの声は現在だった。それはそれで素敵なんだけど、うわー当時とは変わったんだーって、時の流れも感じたな。ところがその後の「僕はママの鏡だから」で、突然の昔のルカス声!染み付いてる!すげー!!

 

・Marjan Shaki

 

Marjanの声はほんと変わらない。ずっととても好きな声。ジュリエットで10年以上前と全く同じ声と歌い方で、同じ劇場で、この舞台にルカスとMarjanが立って、ロミジュリ歌って、おまけに今は子供いるとか、なんという奇跡!って思って、そんなことで泣けてきた。とにかくたくさん泣いたw

 

Marjanは、ブエノスアイレス超よかった!彼女のエビータ見れなかったから嬉しい!

 

・Mark Seibert

 

マークは色々ヤバすぎたww マークは作品としてはよく見るけど、ガラコンでこんないろんな種類の今日を歌ったのを聞くのはもしかしたら初めてかも。いろんなマークの知らない表情を見れてよかった。コーラスで歌うマークとルカスとか超レアw なんか二人でノリノリで目を合わせて笑ったりしてるしw

 

マークのダンスで爆笑したw フットルースでダンサーに囲まれて踊りながら歌うナンバーでは、空手してるように見えて、笑いが止まらないw 時々手刀を繰り出すw よく見てたら、手足を動かしても腰が動かないので、四角い板が塊のままで動いて、手足がピョコピョコしてるように見えるんだ。

 

マークはミスサイゴンのLast Night of the Worldのクリスがめちゃくちゃよくて、マークにあまりにぴったりの役と声で、聞き惚れた。ハマり役すぎる。。全く演技しなくて、素のままでできるよこれ!表情とかもすごく良かった!

 

しかし、マークはもっとすごい見せ場があった!!Unstillbare Gier(抑えがたき欲望)がああああー!!!ヤバイヤバイヤバイ!!何このマーク!!スゴすぎる!!あの体から全てのパワー放出して歌ってた!おりゃゃゃぁぁ!俺のフルパワー!!!くらえ!!!みたいな。

 

いや、マークのGierこんなんだとは思ってなかったわ。。傲慢で、頭脳も肉体も完璧で、上から目線で、けどどうしようもない怒りがあって、それが弱点で、そんな自分の弱さにさらに怒る、みたいな。これは、マーククロロック絶対見逃せないわ。。

 

マークのGier見てて、これは本当に体力勝負の歌なんだな、って感じた。もう後半に差し掛かった頃から、常人ならぶっ倒れてる。そこから、まだ三回くらい盛り上がって、最後もあの「予言してやる」ってところ、繊細で全く気が抜けない。マークは筋肉で歌ってた。主に背筋。

 

・Ramesh Nair

 

Rameshは私の大好きな振付家で、久々に歌って踊る彼が見られてとっても嬉しい。彼自身の振付で、彼自身がダンサー従えて踊るなんて、なんて素晴らしいの!キャバレーとか、Moneyとか、アメリカンドリームとか、タップの曲とか、Rameshの魅力満載!歌声も深くて素敵!

 

Rameshが「劇場には、みんなのための場所がある」って言ってたを聞いて、なんか泣いてしまった。ウィーンで活躍するインド人ミュージカルスターRamesh。電話会社のイメージキャラクターとか、振付家とか、色んな仕事を経て、舞台に戻ってきた。歌って踊る彼を見れて嬉しい。

 

・Missy May

 

Missy Mayはあまりウィーンで見ない人だけど、アメリカンな感じの曲が似合う。キューティーブロンドのSo much better歌ってくれて嬉しい!ブロンド大好き!サビでマヤさんとMarjanのコーラス入って鳥肌立って泣いたよ。。ブロンドもっともっと聞きたいよ!!

 

VoMライムント劇場公演、キャスト編の大体のレポはこんな感じかなー。次は気に入った曲とか、取りこぼしを拾っていきます。

 



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前回に引き続き、9月28日に観劇した、ウィーン再々演版ダンス・オブ・ヴァンパイアのプレビューレポです。

 

過去のTdVウィーン版レポやキャスト情報はこちらへどうぞ。

 

===劇場紹介===

 

Ronacher劇場、個人的にはこの内装が好き。チケットオフィスの横の丸い部屋。

 

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いつもながら美しくて大好きな、Ronacherの客席。このシャンデリアがオペラ座の怪人コンで落下するかも!な演出に使われた。

 

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それでは、舞台美術や演出、ダンスシーンなどの解説です。

 

●演出編

 

演出は基本再演版とほぼ同じです。一幕は少し違いもあるけど、二幕はセット、振り付けともにそのまま。新曲、新演出なしの再演なんて多分初めてだよ。。しかし、ダンスの振り付けをここまで覚えていた自分にもびっくりw 一幕(ニンニクとDraussen ist freiheit)はうろ覚えだけど、二幕は全部同じ。

 

再演の時に六回見たので(四回トーマス二回Drew)、演出のトリックとか笑いどころは全部覚えてて、懐かしかったー。鏡のトリックとか、墓場の振付の鳥肌立つ瞬間とか、前と同じ!墓場はホント素晴らしいよね。。大好きだよこのダンス。二列目の貴族と曲中ずっと目が合ってて、すごい怖かったw

 

悪夢のシーンの振り付けも、見覚えありすぎて感動した!同じ振付で見れるのも嬉しいものだねー。私の悪夢のシーンのメモに「ムキムキ!描いてないムキムキ!」って激しく書いてあるw すごいダンサーの筋肉なの!再演の時は筋肉描いてたけど、今回は描かなくても巨大!美しい!再再演最高!

 

やっぱり一番好きなのはDraussen ist freiheitだなぁ。ここは前と違った印象を受けたけど、振り付け変えたのかな?照明の違いかな?とにかくカッコイイ!多分この作品で一番舞踏会らしいシーンで、最後の舞踏会シーンよりずっとウィーン人のイメージする舞踏会に近い。

 

演出で変わったと感じたのは、幕開けの雪山の映写。再演の時の不自然なCG感がなくなって、3D感のある自然な映写が、リアルに雪山を歩いてるみたい。これはかっこいいオープニング。そしてオケが最高にカッコいいので、オープニングはホント鳥肌立ちます。音楽監督はSchoots氏!まだいた!

 

オケは最高!Schoots氏の後任の求人出てたし、そろそろ辞めるんだと思ってたから、まだ指揮棒振っててくれて嬉しいよ!終わったあとオケの金管の真上で、生音聞きながら泣きそうになった。ほんとウィーンミュージカルのオケは世界最高のミュージカルオケだよ。。またコンサートやって欲しいな。 (注:この二日後の初日が最後の指揮だったとのことです)

 

再演の後半で導入されたフライングは、今日はなしでした。危険だったから止めることにしたのかな?あれ結構笑えたので、なくなって少し残念w またそのうち復活するかもね。

 

最後の舞踏会は前も思ったけど、もっとウィンナーワルツとか激しいの踊って、社交ダンスで盛り上げてほしいんだよね。あの中世ダンス(?)は物足りないよ。螺旋階段も再演と同じだけど、よく見たらこれ、教会の説教台のデザインだ。十字架はダメなのに、説教台はいいのか?

 

●フィナーレの書き割りの謎に迫る!

 

ウィーン版のフィナーレの書割はウィーンの景色だよ!再演の時は市庁舎とか王宮の屋根も写ってて、わかりやすいウィーンの景色だったのに、今回はパッと見どこかわかりにくいよ!しかし私はこの景色めちゃめちゃ知ってるw どこから撮ったかも分かるw

 

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VBW公式サイトより。この書き割りの写真です。

 

TdVフィナーレの書割は、左に国連、正面に白い尖ったビル、右にドナウ。この景色が書割に使われてたよ!ドナウタワーからの景色!これになぜか背景に雪山を合成してたw

 

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ドナウタワーよりひょろ撮影の写真

 

●フィナーレの意味

 

最後サラがアルフレート噛んで、教授を狙うアルフレートを押し留めるサラ→観客を襲うぞ!と牙を向く2人→クロロック高笑い→フィナーレ(書割はウィーン、ヴァンパイアは現代服)って事で、現代のウィーン人はヴァンパイア!って結論ねw

 

だから私は、TdVではミニコスプレするw 一人観劇なので自己満足だけど、私もヴァンパイアなウィーン人w 軽くゴスっぽい黒いトップスに、蜘蛛の巣のペンダントと赤いハンドバッグ。TdVは黒い服にに赤いスカーフとか、黒地に赤の小物がおすすめ!

 

これでとりあえずTdV再再演レポ終わりですー。四列目右の良席、再演と合わせて七回目のTdVでした。再演とほぼ同じ演出なので、懐かしさが嬉しかった公演でした。Drewはもうチケット取れなさそうなので、マークで見れたら見て(予想つかないw)、トーマスは絶対見たいな!

 

 

●おまけ:「描かないムキムキ」黒ヴァンパイアの出身地

 

「悪夢」のシーンで大興奮した、「描かないムキムキ」黒ヴァンパイア(クロロックをイメージしたソロダンサー)、アジア系のルックスなので調べたら、ロシアのエリスタという町出身らしい。

 

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(公式ツイッターより。中央の上半身裸の人)

 

エリスタを首都とするのは、Kalmykia共和国。ロシアの一部です。ロシアの南、黒海とカスピ海の間、ウクライナとカザフスタンに挟まれて、ジョージア(グルジア)、アゼルバイジャンの北。仏教が盛ん。

 

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赤い枠のところが、

 

この辺ってアジア系だっけ?西隣のウクライナ人の友達は見た目ロシア系で正教、東隣のカザフスタン人友達は見た目も宗教もイスラム系、カスピ海挟んだ向こうのトルクメニスタン人の友達は見た目がロシア系だった。南のアゼルバイジャンの友達はルックスも宗教もイスラム系。なのに、ここだけアジア系ルックスで仏教?

 

で、気になって調べたら、カルムイク共和国に住んでるのは、モンゴル系のアジア人だった!おまけにチベット仏教だった!なんだそりゃ。。

 

チベット仏教の遊牧民が17世紀に今の場所に移住→18世紀に元いた場所に戻ろうとするが、半数しか戻れず→残った人たちはロシア、帰った人たちは中国(新疆の自治区)領内に住む。だからこんな所にアジア系チベット仏教徒がいるのか。。

 

TdVで筋肉に惚れた人から、こんな小国の歴史を知ってしまうとか。。ミュージカル奥が深い。。

 

というわけで、ウィーンでこれからTdV見る方は、この黒ヴァンパイヤのソロダンサーに注目してみてください!動きも体もすばらしいです!

 

 

●おまけ2:グッズ編

 

ウィーン版ダンス・オブ・ヴァンパイアグッズのご紹介。ジムバッグ、モーツァルト以来定番化るけど、使いやすいし集めようかな。アヒルに牙があるのには無理があるよ。。 あと、傘がかっこいい!パーカーやTシャツは再演時とほぼ同じかな。

 

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今のところ、今回の再々演版TdVグッズは当店で扱う予定は現時点ではありませんが、この写真を見てピンポイントで欲しい!というものがありましたら、WienMusical@gmail.com までお問い合わせください。個別にお取り寄せさせていただきます♪

 

 

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

ルカス・ペルマン、マジャーン・シャキ、トーマス・ボルヒャート版です

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア オリジナル・ウィーン・キャスト 1998年初演版全曲CD<2枚組>

スティーブ・バートン版です

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

9月30日に初日を迎えた、ウィーン再々演版ダンス・オブ・ヴァンパイアですが、その二日前の9月28日にプレビューを見てきました。

 

その時のレポ(ツイートまとめ)ですー。

 

参考:過去のTdVウィーン版レポやキャスト情報はこちらへどうぞ。

 

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ダンス・オブ・ヴァンパイア仕様のRonacher劇場。

 

幕開き前はこんな感じ。ああ!この背景、遠くから見たら黒地に紫コウモリ!今気がついた。。

 

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==幕間==

 

奇跡的にチケット取れた、ダンス・オブ・ヴァンパイアのプレビューに来てます!まだ幕間だけど、これは結構いいかもしれない。。再演より脇役キャストがみんな濃くてイキイキしてる!サラもとてもいい!そしてDrew様が凄すぎる。。再演後半とかなり違う!Gott ist totヤバイ!

 

まだ半分だからわからないけど、再演より好み!演出は再演を踏襲して、パワーアップした感じ(少なくとも1幕は)。脇役キャストがいいのが大きいな。Drewはすごい迫力と表情!目が離せない!残席的に唯一のDrew回かも。目に焼き付けよう。後半も楽しみ!

 

==観劇後==

 

TdVプレビュー見てきた!やはりウィーンの作品をウィーンで見るのはいいねぇ。。お客さんの反応も、スタッフの雰囲気もなんかアットホームでツーカーって感じ。おかえりTdV!ゆっくりしていってね!って気分w

 

●キャスト編

 

サラがめちゃくちゃいい!なんという才能!!声が神がかっててどこまでも伸びるし、プレビュー初日なのに全く緊張せずのびのび演じてて、演技も自然で表情豊か。まだ音大の学生とか信じられないよ。。文句のつけようがない突出した才能と個性に拍手!!

 

アルフレートは緊張も見られたし、サラのすごさの前に少し霞んでたけど、Fuer Sarahの後半は素晴らしかった!まあ、再演時のルカスの飄々とした感じも懐かしいけど、緊張が取れたらいい感じになってくると思う。この人も学生なんだよ。。なにこの才能の都。。

 

シャガールと奥さんとマグダがものすごく良かった。再演はどれも影薄かった気がするけど、今回はすごいいいよ!パパメチャ歌上手いし、動きや表情もお茶目で楽しい。死んだ時の奥さんの歌で泣けた。見た目のインパクトと泣ける歌詞のギャップがいい。。

 

マグダはMarle Martens。やばい。上手すぎ。シシィセカンドだよ!美しすぎる。。すごいかわいい。。めっちゃ目を引くし、歌声素晴らしいし(シシィやっててもすごいよかった)、Tot zu sein~の歌がもうすごい迫力!表情も、急に現実に触れた戸惑いみたいなのがすごくいい!

 

マグダとパパは人間時代があまりによかっただけに、吸血鬼になってからはなんか深みがなくて前のキャストとあまり変わらなかった気が。まあ、あれ以外にやりようがないんだがw人間の時の哀愁がよかったし、歌詞に深みが出た。

 

ヘルベルトはお客さんに大人気w 再演キャストより少し体が大きめでがっしりしてる。前の華奢な王子様風より、強引な感じ。前の人は猫が忍び寄る感じで、今回の人は虎が狙ってるみたいなw 客席には大ウケw プフイ!が激しかったw

 

教授。プレビュー初日にしてファースト不在で、セカンドのFernand!再演エリザでルキーニセカンドして以来ずっとチョイ役ながら目で追ってた彼が、こんな大きな役を飛び入りで!全く見劣りせず、難曲も歌いこなし、素晴らしかった。Krannerさん以外の教授は初めて!

 

教授は探究心が強く、本好き、メモ好きで、知識欲(Gier)の塊。対してクロロックは同じくらい博識なのに、いくら知識を蓄えても、血の欲(Gier)は収まらない。知識は自分の欲を満たさないと悟って、諦めのような境地に達している。そういう意味で、教授とクロロックは対置されてるのかな、なんて今日感じた。

 

一幕はパパ、奥さん、マグダがいい感じなんだが、後半は出番が少なく、アンサンブルが多め。再演の時のアンサンブルは知った顔が多くて見てて楽しかったけど、今回は知らない名前ばかりなのが少し寂しい。ムキムキ伯爵と墓場で目が合った怖い人(端っこなのにメチャ顔の演技怖い)の2人は覚えとこう♪

 

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キャスト表

 

 

●Drew Sarichクロロック

 

さてDrew伯爵ですが、ヤバいね。。特にソロや瞑想モード、語りモードの時のクロロックの表情が切なすぎる。。あと、サラに惹かれる自分に困る表情とか。。ToFiの最後でサラにキスされそう→衝動にかられそうで焦る→噛もうとする→理性を取り戻す、の流れが最高です。。

 

そして舞踏会でサラの目を見れない、片思いの男子高校生みたいなDrewが。。純情クロロック。。けど、噛んだ後は結構冷静に踊ってる。このギャップがたまらん。純情モードと冷静モード、俺様モードと瞑想モード。個人的には純情モードと瞑想モードが好きw

 

城の門の前で、知識を無尽蔵に得てって箇所、すごい切ない顔するの!ほんとここいい!まあ、瞑想モードからブーって驚かすんだけどねw ここのDrewめっちゃ好きだw

 

あとGott ist totがほんと目が離せなかった。私この曲のトーマスがめちゃくちゃ好きで、再演の後半でDrewになった時に、影の指の動きがバルタン星人みたいで、笑いを堪えられなかった記憶しかないんだけど、今回は影見てられないくらいよかった!

 

歯と目の表情ですごい引きつけるの、このシーンのDrew。歩き方もすごい存在感で、出てきた時には「きはった。。」ってなぜか京都弁でひとりごとが浮かんだよw 肩を動かさない歩き方が、歌舞伎役者とか舞子さんとかみたいなんだよw

 

トーマスとDrewとどう違うのか考えながら見てたんだけど(声や歌以外で)、トーマスのクロロックは立って、マント翻して、指を動かすだけで、ほかの部分はほとんど動かなかった気がする。歌う時の表情も歪めたりはなくて、声で気持ちを伝える。それが人間を超越した存在感を出しててミステリアス。

 

Drewクロロックは歌いながらも、手や頭や上半身を基本動かし続けてる。ぴたっと止まることはほとんどない。歌が激しくなった顔も歪める。だからなんか人間らしくて、吸血鬼に見えないことがある。これが長所でもあり短所でもある気がする。

 

Gott ist totは照明の位置が決まってるので、Drewもかなり動きを制限させる。それで、計算された最低限の動きだけになり、私好みの伯爵だった。けど舞踏会への招待とか、セリフの部分は結構動くから、なんか普通のお兄ちゃんみたい。それが切なさにもなる一方、神秘性は減る。

 

Gierは前半の恋を思い出して歌うところは、ほんと切なくてよかった。後半の歌声も素晴らしかったし、ロングトーンとか鳥肌モノだった!!けど、大好きなトーマスクロロックも思い出しちゃうなぁ。。声質も表情も真逆だから、好みの問題かなぁ。。

 

私が個人的に一番Drewで好きなのは、フィナーレw ロックなDrewには歴史物よりロックな衣装が似合うよw 円陣の真ん中から出てきた時の、ライオンの雄叫びのような満面の笑顔!あーこのDrewが見たくて来たんだ!もう全編この服で演じてもいいよ!この服はトーマス似合わないんだよねw

 

という訳で、Drewクロロック、以前よりずっと私の好みの演技やシーンが増えてて、歌声も前よりクロロック寄りに深みが出てて、おまけに切なくて、いい表情や迫力ある歌声に大満足!けどトーマスも見たい病も発病してしまった。。これは好みだから仕方ない。

 

観劇後に男性の観客が同行者の女性に、クロロックの違いを説明してたのがうまくまとまってた。Drewはロックで、トーマスはミステリアスだって。まさに正反対だねw

 

(演出編、フィナーレ編、グッズ編などに続きますー)

 

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

ルカス・ペルマン、マジャーン・シャキ、トーマス・ボルヒャート版です

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア オリジナル・ウィーン・キャスト 1998年初演版全曲CD<2枚組>

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ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

 

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ウィーン新作ミュージカル「アイ・アム・フロム・オーストリア」に関して、フォロワーさんから「聞き取りが苦手で、元歌わからなくても楽しめるかなあ・・」というご質問がありましたので、お答えします。

 

聞き取り元ネタ問題は心配ご無用だと思いますよ!とにかく視覚と曲で楽しめます!元歌はベストアルバム一枚聴き込めば予習としては十分だと思います!

 

私も持ってるのはこのベストアルバムだけですが、これで十分です♪

 

ラインハルト・フェンドリッヒ ベストアルバムCD "So Weit So Gut"

 

というわけで、元歌歌手のラインハルト・フェンドリッヒが作った曲のことについて、とりとめもなくつぶやいたのをまとめておきます。

 

●Fendrichの元歌や経歴について

 

ノリのいい曲も多めだし、かと言って名曲のバラードもしっとりとしていいし、やっぱりFendrich素晴らしいよ。こんなに長い期間オーストリア人に愛されるのホントわかるよ。スキャンダルもあったけど、それでも彼の歌を聴きたい。みんなで歌いたい。

 

Fendrichって、そもそも元々はミュージカルの人なんだよね。ウィーン版シカゴのビリーww お似合いすぎるww このライムント劇場だったんじゃないかな。Fendrichもシカゴも好きだし、めっちゃ見たかったなー。CDはもちろん持ってて、聞いてはニヤニヤしてるw (残念ながら現在は廃版です。。)

 

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真ん中のビリー役が若かりし頃(1999年)のFendrich

 

Fendrichで有名な曲を3つ選ぶとしたらなんだろう。I am from Austriaは永遠の一番として、Wien bei Nachtと、Macho MachoとBlondとBergwerkと。。あれ?もう5曲w

 

途中で、スキーしよう!ってセリフがあって、隣の兄ちゃん含め客席がSchifoan来る!って色めきたって、来なかったから、帰宅して夫に、Schifoan無かった。。って言ったら、それFendrichじゃなくてAmbrossの曲wっていわれたw 私としたことが! ww

 

オーストロポップの2枚組CD買ったら、Fendrich, Ambross, Danzer, Falco, STSとかの定番が沢山入ってるよ。シュラーガーとは別ジャンル。ドイツや日本でどのくらい知られてるんだろうw

 

Wien bei Nachtは独語の教材によく使われるかな。外国人に向けて作られたこの曲以外のFendrichの曲は基本ウィーン弁で、歌詞のスペルも独特だから、慣れないと解読も聞き取りもなかなか難しい。ローカル地名とか沢山出てくるし。わかった時のニヤニヤ感は格別w

 

●知名度とかスキャンダルとか

 

Fendrichの歌手としてのすごさと人気は、日本の歌手で言うと誰かなーと思ったけど、チャゲアスがちょうどいいかな?Fendrichは自分で作詞作曲して歌ってるソロアーティストだし、チャゲアスよりヒット曲も多くて芸歴も長いけど、長く活躍して、知名度高い曲が多いって点では似てる。

 

Fendrichは第二の国歌であるI am from Austriaの生みの親ってだけで、あまり日本に比較対象がいないんだけど(日本のポップソングで第二の国歌と言える曲ってなんだろう?)、10代から70代まで誰でも数曲はサビを歌えるレベルの超有名歌手なわけです。

 

チャゲアスを引き合いに出したのには別の理由があって、Fendrichも覚醒剤で捕まってるのwその時は国民的歌手の大スキャンダルで、もうメディアは大騒ぎ。2,3年位静かにしてたけど、その後は普通に復帰して、コンサートツアーも野外コンも普通にやってる。もうみんな気にしてない感じ。

 

●まとめ

 

けっこうとりとめのない感じですが、ひとまず、オーストリア人にとってフェンドリッヒという歌手がどういう位置づけなのか、わかっていただけたでしょうか?

 

ミュージカル界と縁が深く、おまけに超有名なシンガーソングライターです。スキャンダルにもかかわらず、やっぱりオーストリア人に愛されているフェンドリッヒは、やはり歌詞と曲が最高です。。

 

 

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 全曲版CD<2枚組>

 

ニューヨークに行きたい!!ウィーン版ライブCD

 

ラインハルト・フェンドリッヒ ベストアルバムCD "So Weit So Gut"

 

 

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