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それでは、ドン・カミッロ&ペッポーネのエピソード解説第二段行きます。

 

過去のレポや登場人物解説は、ドン・カミッロ&ペッポーネDon Camillo & Peppone  カテゴリからどうぞ。

 

エピソード解説後半は、===の印のあるところ以下になります。それより上のエピソードは、一個前の記事、もしくは上のカテゴリからどうぞ。

 

ドン・カミッロエピソードリスト

 

・レーニンの洗礼式

・ノンノと先生と魂

・落書きとマニフェストと葉巻

・Mein DorfとHeimat

・若者のラブストーリーと昔の恋

・資本家と労働者の対立

===

・十字架行列と雨と悔い改め

・埋蔵金と教会の塔

・市長のテスト

・神父と市長の確執

・牛とスト

 

●十字架行列と洪水と悔い改め。

 

一幕後半から二幕前半の大きなエピソード。ラジオをこっそり聞く神父のところに資本家が相談に来る。娘が「人間のクズ」の男と付き合っている、聞くと神父は、あなたのような独り占めする資本家がいるから、マリオリーノのように共産主義に傾倒するものが現れると諭す。

 

弱者に傲慢なあなたのような人間が格差社会の原因なのに、貧しいものに味方する共産主義者を、主義主張だけで「クズ」呼ばわりする権利はない、と叱りつける。資本家は、今まで同じカトリックとして神父を支持してきたが、これからはお前もアカの手先だ!と怒って出ていく。

 

次に市長が登場し、十字架行列に共産党員は赤旗を掲げて参加する、と宣言し、政治の場ではないのでは旗は禁止と言う神父と喧嘩する。資本家からも労働者からも参加を断られ、たったひとり孤独にキリスト像を掲げて川に向かう神父。道中、武器を持った共産主義者グループが道を塞ぐ。

 

十字架を振り回すと、流石にキリスト像は撃てない共産主義者。市長も始めは銃を向けるが、威圧されて「神父のためでなく十字架のためだ」と呟いて帽子を取る。結局赤旗と教会の白黄の旗両方が見守る中、川に到着。怒りに満ちた神父が祈ると、突然の大雨。(幕)

 

二幕最初のパントマイムは、大雨の晴れ間。二幕が始まっても雨は続いていて、川が氾濫する恐れがあるため、村ごと避難する必要が出てきた。そこに神父が「祈り、悔い改めよ」と言って、村人は皆祈ると、雨は降るのに水位が下がりはじめ、雨もそのうちやんだ。奇跡だ!とみんな信じて喜ぶ。

 

けどこの奇跡は、ラジオで天気予報とダムの開閉時刻をこっそり知っていた神父が演じたトリック。その事をキリストに咎められた神父は、「村人に信心を取り戻させる嘘だから良い嘘だ」というが、「どんな嘘もいけない」と言われ、大事にしていた葉巻を砕いて、悔い改めの証拠とする。

 

このラジオの仕掛けの話を偶然立ち聞きした先生は、これをネタに、埋蔵金の両替の手助けをお願いしに来る。結局ここでは拒否するが、次のシーンで市長と交渉成立w(埋蔵金の詳細はまた別エピで)

 

この奇跡の洪水のエピソードは、神父がみんなに裏切られ、完全に孤独になったところからの巻き返しが鳥肌モノ。それも、みんなに悔い改め(Reue)を迫りながら、後で嘘を咎められたらちゃんとしおらしく自分も過ちを反省し、悔い改める所がまた素敵キャラ。

 

●埋蔵金と教会の塔

 

労働者達は広場で偶然、ムッソリーニ時代の市長が逃げる前に隠した埋蔵金を発見して大喜びする。しかし先生によると、昔のお札なので中央銀行での両替が必要で、その際に理由を聞かれて真実を言うと国に没収される、とのこと。村の財政は火の車でお金は欲しいのに、使えないお金。

 

先生は洪水の奇跡のからくりを知って、神父に半脅しで掛け合いに行く。教会の献金箱に入っていた事にして神父がローマに両替に行けば、お金は国に没収されず、村のものになる。一旦はは拒否する神父だが、市長と交渉して、埋蔵金の一部を教会の塔の修復費用にするという条件で、両替に応じる。

 

この交渉がお互いがっぷり四つに組んでて面白い。ローマに行かなければ、塔が危険だから教会は閉鎖せざるを得ない、と市長も譲らない。ローマへの電車代は共産党持ちねwってセリフが好きw 市長と共産主義者はこのお金で広場に噴水(巨大な像)を作り、神父は塔を修復する。(新しい鐘は別の話)

 

このエピソードは、一見お金をめぐる喧嘩のようだけど、二人共自分のために使うのではなく、村のための建設費用なんだよね。立場は違うけど、利害は一致してて、2人の似てるところもよく表せてる。この噴水の像の除幕式が最後のクライマックスになる。

 

 

●市長のテスト

 

マニフェストがミススペルだらけで、博識な神父に恥をさらし、口述筆記を頼もうとした先生には断られ、一念発起して勉強をやり直すことにした市長。

 

先生に相談したら、家で自習しなさいと本を渡され、とうとう試験(中学か高校卒業試験レベルだったと思うから、大検みたいな感じ)の日になる。黒板に数学と国語の試験問題が書いてある。数学の試験は、頭が混乱して全然わからない。

 

そこへやってくる先生と神父。もちろん神父は答えがすぐにわかっていて、困っている市長を見かねて助けることにする。厳しい試験官に「緊急事態なので、市長と5分間だけ話がある」と言い「あなたが信用できるんですか?」と聞かれて「私が神父だから信用できます!」とか言いつつ、背中の後ろでは指をクロスして「嘘バリア」。

 

そうやって試験官を追い払い、まず市長に突き付けたのは、答えではなく別の紙切れ。「教会の鐘の修理費を市の費用から出します」と言う紙にサインしたら、答えをあげるよ、と交渉する神父。仕方なく市長はサインし、数学の答えをもらう。神父は「今から鐘を注文したら、新しい噴水の除幕式に間に合う」と大喜び。

 

しかし問題はもう一つ残っている。国語のテストは「忘れられない人」。神父は「この問題の答えは、タダであげるよ」と言いつつ、自分の顔を思いっきり指さす。

 

 

●牛とスト

 

資本家Filottiが頑固で、小作人の借金を断固取り立てようとするのに対抗して、コミュニストがストを始める。しかし、工場のストとは異なり、農村では餌をやらなければ乳牛は死ぬ。ムームー牛の声が響く中、神父と市長は村の行く末を話し合う。

 

資本家は頑固なやつで、牛が死んで鳴き声が止まるまで労働者を苦しめるだろう、と神父が言った時、妙案が浮かんだ。2人で牛にこっそり餌をやって、牛が泣き止めば、資本家は牛が死んだと思って折れるのでは。

 

牛は鳴きやみ、神父は資本家に「乳牛が全部死に絶えて、お前という牡牛一人になるぞ」と告げる。こんな事態になったのだから、小作人の借金を帳消しにするかと問われ、振り下ろした右手を勝手に神父に掴まれ握手に持ち込まれ、帳消しに合意させられた資本家。横で父親のノンノが「帳消しの証人となる」と宣言して、無理やり解決。

 

ここ、一番ヤバめのクライマックス直前の大きなエピソードなのに、解決の流れがめっちゃ分かりにくかった。結局資本家は勝手に合意に持ち込まれ、父親でご隠居のノンノ(先生とラブラブ)が、労働者の肩を持ってダメ押しした、という流れ。神父と市長の餌やりは、牛が死んだと資本家に思わせるためだったのね。

 

この後は、スト事件を解決した神父が、満足げに葉巻を吸う→ジーナとマリオリーノが両家両親に殴られ血だらけで結婚を求めにやってきて、目の前でケンカする→ケンカするなら結婚はまだ早いと神父が言う→カップルは絶望して心中しようと川へ→捜索隊→頭ごっちん、という流れになります。

 

●神父と市長の確執

 

まあそもそも、なんでこの二人が犬猿の仲かというと、神父=保守、市長=コミュニストという立場の違いであって、二人が人間としていがみ合ってるというわけではないんだよね。一般的に保守=持てる者の見方=資本家の見方=労働者の敵と思われてるけど、実際教会は弱者や貧しい人の味方で、神父もそれを貫いている。誤解されるのは周りが勝手に解釈して敵味方を作ってるから。

 

一方コミュニストは、教会が金持ちの味方で、労働者から搾取していると思っているので、無宗教で、教会にケンカ売ってる。けど、荒くれ者の市長は労働者出身で学がないという弱点もあり、学のある先生や神父に劣等感を感じていて、偉そうにふるまうところもある。

 

こんな風に、結局教会もコミュニズムも、弱者を救おうという考え方は同じなのに、主義や信仰の仮面をかぶった自分勝手な人間にゆがめられ、偏見や敵意を持たれる結果になっている。それがバカバカしいと気づいたから、市長と神父は裏で手を組んだりしている。


最後の最後、若者が発見され、父親同士がけんかしてる時「神の名のもとに」「法律の名のもとに」って神父と市長が言ってるの聞いて、結局二人は村の両輪のようなもので、片方欠けても上手くいかないんだろうなーと思った。

 

父親同士のケンカを暴力で仲裁は「政治的観点から」できないという市長に頼まれ、神父が頭ごっちんをやるのなんて、やっぱり、一人じゃ制約があるけど、二人だったらなんでもあり、みたいなのがニヤニヤw

 

一番最後に、ずっと左に掛けてあった赤旗を外して市長が丸め、黄色と白の旗を神父が丸め、二人そろって川に投げ込むところ!結局信仰や主義は水に流そうぜ!結局は人間だ!っていう感じで、ほんと好きなエンディング。

 

 

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それでは、ドン・カミッロ&ペッポーネのエピソード解説行きます。

 

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●エピソード箇条書き

 

ドンカミッロのストーリー解説のリクエストがあったんだが、時系列より、エピソードごとの方がいいかなぁ。けど、エピソードも複雑に絡み合ってるから、うまく説明できるかなあ。

 

まず、手始めにエピソードを書き出してみる。

 

・レーニンの洗礼式

・ノンノと先生と魂

・落書きとマニフェストと葉巻

・Mein DorfとHeimat

・若者のラブストーリーと昔の恋

・資本家と労働者の対立

・十字架行列と雨と悔い改め

・埋蔵金と教会の塔

・市長のテスト

・神父と市長の確執

・牛とスト

 

こんな感じかなー。 

 

ドンカミッロのエピソードって、それぞれ複雑に絡み合ってるから、他との絡みが少ないものから始めようか。ぼちぼち行きます。

 

●レーニンの洗礼式

 

物語序盤で、神父と市長が初めてぶつかるエピソード。市長に子供が生まれ、無神論者の共産主義者なのに、妻の意向でイヤイヤ神父に洗礼式をやってもらうことに。洗礼名にレーニンが含まれることに怒った神父は、市長と殴り合いの喧嘩をする(教会からわざわざ出て舞台袖でw)

 

結局神父が勝ち、レーニンは洗礼名から削ることになるが、最終的な命名の時は、リベロ・レーニン・カミッロとなる。驚く市長に、「カミッロがあればレーニンも悪さできまい」とのたまう神父w ハレルヤコーラスw

 

●ノンノと魂

 

一旦死にかけて蘇り、美人先生に惚れるノンノ(80すぎの老人w)。ノンノはカトリック、先生は共産主義者で無神論者。ノンノは先生の魂を1万リラで買い取るという。魂の存在を信じない先生は、ないものに大金を払うなんてと驚くが、ただでお金を貰えるのまいっか、とサインする。

 

その後もラブラブアピールを続ける健気でかわいいノンノに、先生も悪い気はしない。二度目にノンノが死から蘇った理由は、先生に魂の契約書を返すのを忘れていたから。ここで先生に紙を返し、「返金はいらないよ」っていうノンノに、先生は思わずキス。ノンノは蘇り、先生とダンスを踊る。

 

このエピソードは、魂の存在を信じない人にとっても、その魂を売り買いされたりしたら、存在を意識してしまう。存在を意識した瞬間、見えてなかった恋愛感情も認識したって感じかな。ノンノはアホっぽく見えてインテリ資本家ご隠居なので、実はなかなか釣り合ってるのかも。お幸せに!

 

●落書きとマニフェストと葉巻

 

洗礼式のエピソードの後も、神父は市長が気に入らない。夜の闇に紛れて、コミュニストのポスターにESEL(ロバ)と落書きする。落書きに起こった市長は、犯人を罰するマニフェスト(声明)を出すが、学がないため恥ずかしいスペルミスだらけ。

 

市長は神父が犯人とは知らず、スペルミスを直してもらうよう頼みに行くが、神父は直したふりだけして、お礼のハバナの葉巻をせしめる。キリストに怒られるが、「これは教会のものではなくプライベートのもの」と言って、こっそり楽しもうと隠しておく。

 

こんな不正な手段で入手した煙草だが、結局洪水エピの後でキリストに嘘はダメだと叱られ、悔い改めたことの証拠として、半泣きで葉巻を破壊する。その後ストを止めたあとで、教会前で吸う葉巻(たぶん新しいのをもらった)の旨さは格別。


●Mein DorfとHeimat

 

神父のソロMein Dorf(直訳「わが村」別名「36の家と170の魂」)は、この作品碧玉のソロ。多分この作品を代表する曲を選べと言われたら、私ならこれを選ぶ。喧嘩っ早くて世俗的な神父だが、この曲では半分神を代弁しているようにも思える。

 

要約したら、「36軒の家しかない小さな村だが、全ての人を愛している」ってだけなんだけど、なんだか人類愛みたいな歌。まだドンカミッロ見るか決めかねてた時に、何かのコンサートでこの曲を聞いて、絶対見たい!って思ったの思い出した。クンツェ氏の傑作の一つだと思う。

 

対するHeimat(故郷)は、市長のソロ。明るいテンポで村人が楽しく踊る。「故郷はただの場所ではないし、ただの言葉でもない」と、故郷の大切さを歌った歌。注目すべきは、ものすごく簡単な言葉と単純な歌詞であること。小学生でもわかるし、メロディも一度聞いたら忘れられない。楽しくて、わかりやすくて、覚えやすい。

 

けどね、Heimatと言う単語は、今のオーストリアでは気を付けるべき言葉なんだよ。。極右自由党が選挙ポスターにHeimatって使いまくってるんだよ。。それも、極右は労働者や低学歴の若者向けに平易な言葉でメッセージを送っている。労働者をターゲットにしたポピュリストと言う観点から言うと、すごく重なる。

 

そういう意味では、このHeimatと言う曲は、とても楽しくていい曲なのに、背景を考えるとぞっとして鳥肌が立ちそうになる、二重の意味で恐ろしい曲。こんな明るい曲に、こんなメッセージを込められるクンツェ氏が恐ろしい。。

 

●若者のラブストーリーと昔の恋

 

この話には、明らかにロミジュリを意識したような資本家の娘と労働者の息子のカップルが登場するわけですが、他の登場人物が脇役に至るまですごくキャラが濃くて目立つのに、この二人は何となく影が薄い。これは何となく、わざとな気がする。多分クロシュ、やろうと思えばもっと濃い演技もできるはずだけど、わざとステレオタイプに抑えてるような気がする。ジーナもそうで、誰がやっても一緒のような、予想がつく演技。

 

多分この二人は、記号なんだと思う。他の人のキャラの立ちっぷりに対して、この二人は性格より「ロミジュリを示唆する」と言う役割が重要で、性格はあまり重要じゃないんだな。ここを淡泊に描くことで、神父や市長やノンノや先生のキャラがくっきり浮かび上がるし、更に、老ジーナの人柄がじんわり染み渡る。多分、平凡なロミジュリ的恋人に対して、感情のほとばしりを見せる老婆を対置することで、老ジーナの気持ちにみんなが共感できるように作ってあるんだろうな。

 

だって、この二人のラブソング聞いてても、親同士が反対する恋かわいそう、って泣けないもの。せいぜい「はいはいロミジュリ展開ねw」くらい。逆に、老ジーナが二人を遠くから見守ってたり、マリオリーノをすり抜けて何とも言えない悲しみと諦めの表情を見せたり、そのくせジーナを応援するようなしぐさを見せたり、そっちばっかりオペラグラスで追っちゃう。

 

物語は神父と市長が主人公で進んでいくけど、語り手の老ジーナの中では、この二人は時代の背景みたいなもので、主人公は若い恋人たちなんだ。こう考えると、客席が見ている視点と、老ジーナの視点がずれていて、同じ話を二つの視点から見ているような不思議な気分がする。

 

●資本家と労働者の対立

 

資本家代表がジーナの父親Filotti、労働者代表がマリオリーノの父親Bursco。この二人は隣同士だが、Filottiが500頭以上の乳牛を飼い、労働者を大量にこき使っていることに、皆腹を立てている。神父曰く「お前のような人がいるから、コミュニストが生まれるんだ」

 

労働者を搾取する資本家がいなければ、コミュニストも生まれなかったわけで、コミュニストの本当の敵は資本家で、教会はとばっちりを受けていつも神父は割を食っている。本当は弱者の味方なのに、誰も助けを求めに来てくれない。ジレンマだなー。

 

(続きますー)

 

 

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ミュージカル「ドン・カミッロ&ペッポーネ」の登場人物とストーリーを解説しておきます。

 

まず、この作品は、同名のイタリア・フランス共同制作の映画シリーズを舞台化したもの。時代は第二次世界対戦直後のイタリアの架空の村。

 

村のカトリックの神父ドン・カミッロと、新しく選ばれたコミュニストの市長ペッポーネの、真剣だけどコミカルな、村を巡る攻防のお話です。

 

今回は、もし日本上演された時に備えて(あればいいけどあるかな?)、ネタバレ無しの登場人物紹介をしておきます。

 

●登場人物紹介

 

ドン・カミッロ:36軒の家と170人の住民しかいない村のカトリックの神父。教会のイエズス像と会話ができる。カトリックなので保守的だが、性格は結構荒っぽくて世俗的。夢は、教会に沢山人が来ることだが、来なくても少ない信者向けにそれなりにやっていっている。カトリック=保守的=金持ちの味方とレッテルを貼られがちだが、実際の所カトリックの教えを守って、弱者の味方でもある。

 

ペッポーネ:第二次世界大戦で台頭したファシズム(ムッソリーニ)の反動で選ばれた、バリバリのコミュニスト(共産主義者)の市長。学がなく荒くれ物。コミュニストなので弱者の味方だが、市が財政難のため、お金にちょっとがめつい。ポピュリスト的なところがあるので、市民を煽ったり、すぐに発砲したりする。

 

(村なのに市長と言う言葉を使っているのは、ドンカミッロは「わが村」と呼んでいるんだけど、ペッポーネの肩書はBuergermeister(市町村長)で、何となく今までのレポで「市長」と呼んでたからという適当な理由です。神父と市長っていう方がなんかゴロがいいし、対等っぽいしw)

 

資本家Filotti:村に住む資本家。500頭の乳牛と広大な土地を持ち、労働者をこき使っている。ムカつく頑固な金持ち。Filotti家は資本家なので、カトリック。

 

ノンノ:Filottiの隠居した父親。ノンノはイタリア語で「おじいちゃん」の意味。のほほんとしていて、80越しても女好き。

 

ジーナ:Filottiの一人娘。労働者の息子でコミュニストのマリオリーノと恋に落ちる。

 

労働者Brusco:Filottiの隣に住む貧しい農民。Filottiと同じくらい頑固で、嫌い合っている。

 

マリオリーノ:Bruscoの息子で、共産主義にどっぷりの若者。Filottiを嫌っているが、その娘のジーナと恋仲。

 

先生(ラウラ):村に派遣されてきた学校の先生。インテリで共産主義者。このお話でまともに読み書きできるのは、神父との先生のみ。コミュニストなので神や魂の存在を信じていない。ノンノと色々ある(笑)

 

老婆:語り手役の老婆。後半この人物が誰か明らかになる。

 

では、次回から、ネタバレ有りのエピソード解説になりますー。

 

 

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●観劇直後のつぶやき

 

ドンカミッロやばい。。ヤバイよ。。この幸福感、喜びで涙が溢れる。。マヤさんの声聞いたら涙、演技見たら涙。。

 

気持ちがいっぱい。暑い夏の日にドンカミッロを見ると、冷たい川に足をつけたくなる。観劇後にはイタリアン食べることにしたw

 

三回目なのに、メモA4 4枚分!初見の新作でも、2,3枚なのに!リクエストあったので、ちゃんと説明書くつもり。時間が。。w

 

(今回は三回目レポと言うこともあり、ネタバレ解禁してます)

 

●全体のまとめ

 

ドンカミッロ3.5回目(MMO含む)にして自分楽。見れば見るほど好きになる。いくつか前回からの宿題だった謎も解けて、これで疑問点はすべて解消したので、ストーリーのことならなんでも聞いてー!(笑)神父と市長の他にも、資本家パパと労働者パパが二人共カッコよすぎた。おじさん万歳!

 

ジーナとマリオリーノはロミジュリ意識してると何度か語ったけど、これはどっちかと言うとウェストサイドストーリーだわ。「いつかどこかの島で」の歌は、Somewhereそのまま。最初これ聞いた時、パクリかと思ったけど、伏線だったんだなー。

 

●キャスト

 

神父のAndreas Lichtenbergerは、ほんとに見ててスカッとするwめちゃめちゃ当たり役だわ。Uwe的なキャノンが時々出るんだが、Mein Dorfのサビとか、スト中の「私は常に弱者の見方だ」って叫ぶところとか、資本家をしかりつけるところとか、風圧すごかった。

 

それに、スト後の「ドンカミッロは何でも知ってる」みたいな歌で、葉巻吸うところ、憎らしいほどめっちゃ満足げなのも、見てて嬉しくなるw最後資本家パパと労働者パパがケンカするのを市長と止めるところも、殴り合いのけんかのにイキイキしてるしwそれでいて、神の代弁者に見えることもある不思議。

 

あと、Andreas Lichtenbergerの変顔選手権w多分一番すごかったのは、市長が試験を受けている教室の窓ガラスに顔を押し付けて、変顔したままずり落ちていくところwあれはほんとありえないwガラスにすごい跡ついてたw

 

市長はセカンドのKai Peterson。優しいおじちゃん役が多い中、今回めっちゃダミ声(普段は美声)で、役作りにビックリ。Frankの破天荒っぷりにはかなわないけど、とても良かった!本人楽日なのか、カテコでキャストに深々と礼をしてた。

 

資本家パパとがバルジャン役者のBrusmann氏で、労働者パパがレオポルトセカンドのThorsten。Thorstenは神父セカンドで見て以来なんか気になってて、声がすごくいいし、表情もとてもいい。ハンサム系なルックスなのに、荒くれ者の演技が似合う!かなり好みかもしれない。。

 

あとセカンドは、ノンノとジーナかな。ジーナは声きれいのに、なぜかよく音外してた。ノンノはファーストの人が芸達者すぎるけど(すごい役者で歌手の人)、セカンドの人も顔が丸くて、背が小さくてかわいかった。ファーストがオラフ、セカンドがテディベアって感じ。

 

 

二幕始めのマヤさんのパントマイム、今日は今までで一番の拍手で、水から上がるとこ(ハンカチの敷き方と畳み方が几帳面でおばあちゃん!)、ハンカチ取るとこ、靴に届かなくて手をピョコピョコするとこ、靴を足で立たせるところと、爆笑&拍手の嵐。腰さする後ろ姿にも笑えて泣ける!

 

 

●泣き所

 

泣き所が多すぎて覚えてるかな。マヤさんの第一声。Mein Dorf(一番好きな歌)、最初の若者デュエットの後でマリオリーノをハグしかけて微笑み、ジーナに手をかざす老ジーナ、二幕始めのパントマイム、初キスの時のすれ違う老ジーナ(号泣)、自転車キス、カテコの三人ではね回るマヤさん。

 

●色々単発の気づいたこと

 

最後老ジーナとのキスの後で、若ジーナがなんと自転車に乗れず、クロシュも斜めに倒れそうになる自転車支えるのに必死w結局乗れないまま、ジーナは徒歩で退場w カテコでワイワイ楽しくて気にならなかったけどねw

 

もちろんスタオベなんだが、カテコのマヤさんが出てくるところでみんな立ち上がった!あれは体が勝手に立ち上がるよね。マヤさんって知らない人も、アレはすごいって分かるもん!後でシシィやってた人だって知ったら、もっと驚くだろうなw

 

先生のキャラが一貫してて好きw 最後ノンノと結婚するって言うのも、神父じゃなくて市長に言うのね。教会式じゃなくて、役所での式優先なのね。あの二人くっついてほんと嬉しい。 劇場近くのレストランでディナーしてたら、先生役の役者さんが横通って帰ってたw

 

神父が2回、背中で指をクロスする場面があるんだが、独語圏では「守るべき約束を守ってないよ、へへーん」って意味。1回目はマニフェストのスペルチェック(したふりしてしてない)、2回目はテストの時試験官に「神父ですよ!嘘つくわけないです!」って言った時だったと思う。

 

●老ジーナについて

 

なんとなく自転車キスの後で老ジーナは成仏したのかな、と今日感じたけど、カテコで3人で水バシャバシャしてはね回って、ジーナと抱き合って踊って、マリオリーノにカジュアルにキスしてもらってて、幸せすぎて泣いた。。

 

老ジーナはナレーターなので見えない設定だけど、結婚式の後で喜び絶頂の神父に話しかけられ「あなたはまさか。。」と聞かれて思わず「私はあのジーナなんです!」って打ち明けるところも号泣。

 

老ジーナは語り手という意味では、ルキーニにも重なる。シシィ役者のマヤさんが語り手として気持ちを込めて語る対象が、ルキーニ役者のクロシュ演じるマリオリーノってところに、不思議な逆転を感じるよね。

 

●ヒトラーの扱いについて

 

ドンカミッロは終戦直後のイタリアを舞台にしているんだが、二曲目で歴史背景の説明の歌がある。ここでムッソリーニやヒトラーの話も出てこざるを得なくて、舞台に鉤十字の旗、アンサンブルが入るヒトラーのポーズを30秒ほどするところがある。舞台上部にはヒトラー本人役も。

 

どれも劇場の外では違法行為なので、客席は氷のように固まり、居心地の悪さから早くこの場面終わってくれと願う場面。「この支配も終わり」と言う歌詞で、雷が鳴り、稲妻が光り、ヒトラーも民衆も地面に倒れるという収め方は、観客が見てもほっとするもので、とても難しいけど絶妙だと思う。

 

更に気が付いたんだけど、ヒトラー役の人、顔は帽子と逆光で見えないんだけど、すごく背が低かったし華奢だった。多分あれ、女性の役者がやってたんだ。いつも教会にいる二人の黒服の夫人のうち、小さい方と背格好も服も似てる。女性にヒトラー役をさせるなんて、ひねってるなー。

 

あとこれは完全に推測なんだけど、ノンノが一回目に死にかけるシーンで、二階に老ジーナと黒服の女性がいて、下をじっと見てるんだよね。深読みかもしれないけど、二人は死後の世界(女性はノンノの妻?)から、死にかけノンノを見てるのかなと思った。個人的には老ジーナは生きてると思いたいけど。

 

●老ジーナの考察

 

で、老ジーナって結局何?と言う疑問が残る。これは答えずにおいておきたいけど、一応推測する。①今90歳くらいで生きていて、タイムトリップ的に当時の事を語ってくれている。②90歳くらいで亡くなったばかりで、魂として語っている。③実は心中事件で死んでいて、「もしあの時死なずに発見されていたら」と言う設定で語っている と三つくらいかな。

 

まあ、一番自然なのが①だと思うし、年齢的にもピッタリ。多分、夫マリオリーノが先に亡くなり、夫の記憶を求めて語っているんだと思う。マリオリーノが結婚後すぐに死んだのか、長寿で最近死んだのかは全く語られないけど、個人的には、マリオリーノが亡くなったばかりで、まだ好き過ぎて消化できないので、思い出の中の若かりし頃を振り返っていると思う。もちろん、老ジーナはマリオリーノの死後ボケてしまって、1945年の世界でふらふらしているとも考えられるけど、幕間の老ジーナとかめっちゃユーモラスでしっかりしてて、ボケたとは思えない感じだし。

 

②の死の直後説は、最後の自転車マリオリーノにキスした後サッと消えるところと、死にかけノンノを上から見つめるところがその理由。けど、マリオリーノのキスの後は普通に見たら、夢→現実って感じで、成仏ではないかな。。

 

あと、神父に最後見られてしまうところは何だろう?老ジーナが喜びのあまり、タイムトラベラーなのに姿を見せた(①説)かもしれないし、神父が喜びのあまり一瞬神に近づいて、魂となった老ジーナが見えた(②説)かもしれない。もちろんどちらも混合かもしれない。考える材料としては面白いなー。

 

そして、③のタイムリープ説。これは考え過ぎかなーとも思うけど、あの時は二人は心中して死んでしまったけど、死なない未来もあったはずという物語と言うのも、ありえなくはない。マリオリーノをすり抜けた時にすごく切なそうな表情をしたのとか、結婚式の時に異様に喜んでいた(達成感?)とか、自転車マリオリーノのキスで消えた(やっと願いがかなったので消えた)とか、根拠は一応ある。

 

けど、もし心中で死んでたら、もっと全体的に老ジーナだけ思い詰めてるだろうし、思い出に浸って幸せを感じる、なんてことも少ないんじゃないかな。あと、タイムリープしてるんだったら、あそこまで老けた姿でいる理由がないよね。

 

と考えると、やっぱり①の現代を生きているその辺のおばあちゃんが、亡くなった夫との恋物語を語ってくれている、っていうのが一番矛盾がないし、希望に満ちてるかなー。

 

 

●まとめ

 

というわけで、やっぱり大好きで、いっぱい泣けて、いっぱい笑えるドン・カミッロ&ペッポーネ、見納めでした。

 

正直、ドイツ語や社会背景がわからないと難しい作品かなーと思ったけど、最後の最後で、その辺全然わからなくても超楽しくて大好きな作品!って言ってくれた人に出会えて、ああ!!やっぱり、私が好きって思った作品は、言葉や背景がわからなくても素晴らしい作品だった!って再確認したと同時に、あまり固く考えず、好きなら好きともっと大声で言っておけばよかった。。とちょっと後悔。

 

だって、ツイッターやブログでは、「ちょっとこれは難しめかも。。」なんて書いたから、敬遠した人もいたんじゃないかな、とか思ったり。正直私の中では、シカネーダーよりずっとずっと見るべき作品だったし、シカネーダーは2回見て見過ぎたって気がしたけど(爆)、ドンカミッロは3.5回見て全然見足りない!って感じ!

 

やっぱり、好きな作品は全部理解してるわけじゃなくても、勢いとか感動とかがどーっと押し寄せてきたら、あまり深く考えずに、好きだー!!みんな見て!!!って叫ぶべきだなw言語や知識なんかに遠慮しなくてよかったんだ。。今度からは、好きだったら、細かいことは気にせず、とにかく見て!って言うことにする(笑)

 

それでも、やっぱり背景知識知ってたら10倍面白いと思うので、次の記事で、この作品のエピソード解説していきますー。

 

 

●おまけ

 

昨日劇場のスタッフがこのうちわ持ってたので、どこで貰えますか?って聞いて、教えられたとおりチケットオフィスに行こうとしたら、あとから追いかけてきて、本人が使ってたのくれた!めっちゃいい人♪表はTdV,裏はアイ・アム・フロム・オーストリア。大事に使おう。

 

 

 

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ドン・カミッロ&ペッポーネ ウィーン版プログラム

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ミュージカル・ミーツ・オペラ9 ドン・カミッロ&ペッポーネコラボの記事の続きです。

 

過去のミュージカル・ミーツ・オペラの記事はミュージカル・ミーツ・オペラカテゴリからどうぞ。

 

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Ronacher劇場

 

●出演者

 

ドンカミッロ側の出演者もマヤさんやらAndreas Lichtenbergerやらファーストが沢山出ていて、それもすごい名のある人ばかり!なんだか、シカネーダーの時より、出演者のやる気やら楽しんでるリラックス感が伝わってきて嬉しくなった♪

 

ドンカミッロは、前回(4日前)見た時セカンド率が高かったのは、Andreasの急な手術が入ったからだったんだとか。土曜日(8日前)に急に腹痛を訴え、すぐに手術をして、この日(日曜)には舞台に立ててたんだから、すごいよね!おなかにはピアスだらけらしいw そのせいで、ドンカミッロをセカンドのThostenがやって、Thorstenの役(クロシュの父)を別の人がやり、Martin Bergerが資本家をやったという、かなりイレギュラーな配役だったっぽい。

 

今回は4日前に見た時よりファースト多めで、セカンドは市長だけかなー。それも顔と声でKai Petersonかなーけど出てたっけ?と思ってたら、やっぱりKaiで大当たり!!Frankより優しそうだけど、これもThorstenと同じく声量が素晴らしく、この作品はファーストはキャラ、セカンドは歌声で選んでるなー、と実感。どちらも素晴らしいので、迷うよー!

 

Thorstenの神父は芯が通っていて頼れる人だけど、実は人情にあふれてて、人間くさいって感じですごく好きなんだけど、Andreasはしっちゃかめっちゃかで、どんな破天荒なことを起こすか予想できないけど、よく見たらいい人、っていうのもすごくいい。歌声もThorstenの方が安定してる深い美声だけど、AndreasもUwe的なキャノンが出るからなー。甲乙つけがたいなー。

 

インタビューで主要キャストの過去の役について話してたんだけど、あまりにおじさんたちがみんなすごい人たち過ぎて震え上がったわ。死にかけじいちゃんがまさかの、本職はオペラ歌手で、オペラ座の怪人ウィーンで4年もやってた人とは!ほぼソロはない役なのに、実は超美声で、オソレミーオの歌声が素晴らしかった!御年77歳で、86歳の役をやってる。っていうか、ファントム様スケベオヤジになって降臨w

 

そして、ジーナのパパの資本家のファーストキャストはReinhard Brussman。初代バルジャン様でございます。。貴婦人にも出てたよね。めちゃくちゃ怖そうで声が野太い美声。。

 

更に、クロシュの父のファーストがMartin Berger(水曜日は資本家役で見た)。この人キャッチミーの刑事で大好きだったんだよね。「ミスサイゴンのクリスもTdVのクロロックもやったけど、恋愛が成就するのに死ぬなんて、やつらはルーザーだ。この役が好きだ!」とか言ってて爆笑wいや、クロロック死んでないけどw

 

 

オペラ歌手側は、大好きなMorton Frank Larsen(フォルクスオーパーのスウィーニー)や、前回出ててものすごく上手かった、若手(20歳!)バリトンのAlexander Grassauerが出演してて、もう恍惚となって聞いてた。他の二人のソリストClaudiaとCarlos Osnaも素晴らしくて、残念なソリスト一人もいなかった!

 

Larsen様はMMOは3回目!いつもオファーしたら、二つ返事で出演を即答するんだとか。いつもご機嫌で、色々提案してくれて素晴らしい!とMMO賞みたいなのを受賞してたよ。Larsen様大好きだよ。。セビリアの理髪師のフィガロの歌と、リゴレットの父娘の故郷についての歌を歌ってくれて、クロスオーバーのラブソングも歌ってくれたよ。。

 

音楽監督 Koen Schoots

 

DON CAMILLO & PEPPONE

Andreas Lichtenberger, Maya Hakvoort, Kai Peterson, Kurosch Abbasi, Jaqueline Reinhold, Ernst Dieter Suttheimer, Reinhard Brussmann, Martin Berger, Femke Soetenga

演出家 Andreas Gergen

 

オペラ歌手

Claudia Goebl, Morton Frank Larsen, Carlos Osuna, Alexander Grassauer

 

 

●新しい試み

 

今回のMMOでいつもと変わってたのは、いつも指揮者とは別にピアノ演奏のWolter Lochmann氏がいるのに、今回はピアノも指揮もKoen Schoots氏だったこと。オケ(上の階)とピアノ(舞台上)と行ったり来たりが大変。MMOでSchoots氏が前面に出るのは初めて。

 

Schoots氏がインタビューされたのも初めて。オペラの指揮もしていましたが、大規模オケと少人数のバンド編成ではどう違いますか、と聞かれ、「Handwerk ist Handwerk(手作業は手作業)」と答えていたのが職人ぽくて印象的。この人がある程度の長さをしゃべるのを聞いたのは初めてだわ。

 

あと演出のGergen氏のインタビューもあった。なんと墺人だった!好感の持てる感じで、頑張って仕事してる感じがあって、ちょっと応援しようと思った。彼の仕事っぷりは、マンネリもあるけど、サプライズもあって、どう評価しようかまだ迷ってたけど、インタビュー聞いてなんか好きになったw

 

●バックステージを舞台に乗せて解説

 

今回は主要スタッフのインタビューだけでなく、作品のバックステージを見せるという試みも新たにあった。マヤさんが老婆メイクの途中で出てきてくれたのもあったし、何より爆笑だったのは、赤ちゃんの洗礼式の前に神父と市長が殴り合いのけんかするシーン。

 

ここ何度見ても爆笑のシーンなんだけど、実際の殴り合いは舞台袖で行われて、舞台上で見えるのは、ケンカを見ている4人だけ。うち一人はけんかを止めに入って、ボコボコにされるw最後は神父が勝つわけだけど、この舞台袖の様子を見せてくれた!

 

なんと、ガンガン殴ってる音は、金属製のごみ箱を神父が落として転がしてるだけだったwその間市長は殴られメイクされてるw見習い修道士引っ張りこむのも神父本人w靴を投げるのは市長w舞台袖で本人たちがテンション高くゴミ箱転がしてるのは、超面白かった!!この作品好きだ。。

 

 

●恒例メドレーとかフィナーレとか 

 

ラストはドンカミッロのラストの、超盛り上がる曲!!!像はないし、婚礼衣装ではないけど、ちゃんとクロシュが帽子にマントに自転車で、マヤさんにキスしたところは、もう号泣。。。なんで文脈ないのに泣くの私。。アンサンブルが少ないので、マヤさんからジーナに切り替わるところも見えた。

 

ああ・・やっぱりこの作品全部好きだけど、このラストの歌とシーンが大好きだわ。。ほんと、この歌聞いたら来てよかったー!って思う!!!実はこの作曲家結構好きかもしれないので、またミュージカル作って欲しいなー!!

 

というわけで、コラボ作品自体が好きなんだけど、MMOの構成もゆったりとして時間に追われない感じで、舞台上の皆さんがリラックスして楽しんでた感じがすごい伝わってきて、数年前のMMOの雰囲気に戻ってきた気がする。今回はそういう意味で、すごく楽しかった!!次回はTdVでやるかもよー!との言葉が、いつも大好きな博識の司会者Daenemark氏の口からありましたよー!

 

星の王子様で、「砂漠は井戸を隠しているから美しい」っていうせりふがあるけど、大好きな作品を上演している時のウィーンは、普段より美しい気がするよね。なんで今更こんなにドンカミッロにハマったんだ私w

 

Musical Meets Opera 9 | Aktuelles | Musical Vienna - Die offizielle Seite der VBW

 

 

 

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観劇日2017/5/7 Ronacher劇場にて

 

ドンカミッロコラボのミュージカル・ミーツ・オペラに行ってきました!最高だったー!前回のよりのんびり楽しめて、ホントいい雰囲気だった!MMO大好きすぎる!これこそミュージカルとオペラを愛する、芸術家と観客全てのための祭典!最高に幸せな気分になれる一度きりのお祭り!

 

とにかく構成がとても良く、前回よりインタビューとかゆっくり聞けて、キャストやスタッフの魅力満載だった!ミュー側もほぼファースト、オペラ側のソリスト2人も大好きな人が出てた!マヤさん大活躍でめっちゃ楽しそうだった!

 

もうなんだか、作品への、キャストとスタッフへの、司会者への、オペラ歌手への、観客への、すべての愛に満ちあふれて、変な幸せホルモン出て、ハイな気分になってるwこういう時に人と会うと危険w 落ち着かなきゃw しかし、私が舞台を見るのは、この幸せホルモンの為なんだなーw

 

ドンカミッロを何回か見て思ったけど、この作品のおじさんパワーがすごすぎてびっくりするわ。主役二人もすごいけど、敵対するパパ同士が初代バルジャンとキャッチミーの刑事。そのカバーがモーツァルト!のレオポルト。驚いたのが、死にかけじいちゃんがオペラ座の怪人ファーストだったこと!

 

ミュージカル・ミーツ・オペラ3-8の記事はミュージカル・ミーツ・オペラカテゴリからどうぞ。

 

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Ronacher劇場の天井。その昔オペラ座の怪人コンサート版で、このシャンデリアが落下するかという演出があって、鳥肌モノだった。

 

●全体の感想

 

今日見てきた、ミュージカル・ミーツ・オペラ第九回、ドン・カミッロ&ペッポーネとのコラボコンサートのレポ行きます。ウィーンミュージカルとオペラのコラボ企画も今回で第9回目。ほぼ全回見てるMMOファンの私としては、今年は2回もあるのでワクワク(ちょっと前にシカネーダーもやってた)。

 

参考記事:

ミュージカル・ミーツ・オペラ8(シカネーダーと魔笛)①全体の感想と出演者

ミュージカル・ミーツ・オペラ8(シカネーダーと魔笛)②全体の流れと歴史的感動

 

前回はまさにミュージカル・ミーツ・オペラそのもの作品シカネーダ―だったけど、今回はあまりオペラと関係のないドンカミッロとのコラボということで、どうなるかと思ったけど、私は今回の方がのんびり楽しめたかなー。司会のDaenemark氏もリラックスしてた。

 

毎回リハ一回だけのかなりぶっつけ本番感が強いこのコンサートなんですが、今回は前回の教訓を生かして、ソリストや歌を詰め込みすぎず、キャストインタビューやバックステージ裏話を多めにして、普段舞台で見られないことを沢山見せてもらえた気がする。ほんと楽しかったー!

 

●クロスオーバー

 

このMMOの醍醐味の一つに、クロスオーバー(オペラ歌手がミューソンを歌ったり、ミュー役者がオペラを歌ったり)があるんだけど、専門外の歌を歌うのを嫌がる人も多く、最近とても少なくて残念だった。今回はかなり多めでそれだけでも嬉しいよ!

 

クロスオーバーは、まず驚いたことに、しょっぱなでマヤさんがカルメンのハバネラ歌った!凄いレア!いつになく緊張して、楽譜見ながら歌ってたの初めて見た!けど、時々にやっとして客席見るのがチャーミング!歌声は、ちゃんと響かせるところは声出てて、ミュー歌手が歌うオペラにしては本当によかったと思う!あんな表情のマヤさん見れてラッキー♪

 

直後のインタビューで、ミュージカルとオペラの発声の違いを聞かれて、ミュージカルは子音を前に出していくところを、オペラはもっと体の奥で響かせるのが違う、と言っていて、まさに両方やった私はスゴイわかる!声の出し方が違うと、同じ人でも表情まで違うのねー!

 

マヤさんは、この後1時間かけて老婆のメイク。途中で頭と目元だけメイクして、下はピカピカドレスで出てきて、こんなメイク途中を見れるのも珍しい!後半はちゃんと老婆メイクで出てきて、舞台上では完璧に老婆で素晴らしかった!インタビューがチャーミング♪

 

身長が老婆でぐっと低くなるのは、膝を曲げているからだと言ってたけど、それじゃ等身がおかしくなるので、もしかしたら衣装も腰が高い位置に見えるように工夫してあるのかも。

 

あと、老婆の衣装で一度だけ外を歩いたことがあるんだとか。開演30分前に、リングストラッセガラリーエンの有料駐車場に停めた車の助手席に財布を置いてきたことを思い出し、既にメイクしてあったが、下は普段着のままで猛スピードで走って(たぶん走っても5分かかる距離w)車まで戻ったんだとか。顔と髪だけ老婆が猛スピードでウィーンを駆け抜ける様子想像して笑ったw

 

クロスオーバー二つ目は、恋人の歌をクロシュ&ジャックリーヌのファースト二人の横で、Morton Frank LarsenとClaudiaのオペラコンビが歌い、四重唱になってたこと。まずLarsenさんが裸足で川に水付けてるだけでもおちゃめで笑えるwこの二人本当にうまいので、四人で歌ってハモったりして、ほんと素敵だった!さらに、曲の最後でミュー組がキスしてる中、オペラ組はおでこをコツンとくっつけて超カワイイ!!!(Larsenさんスキー!!)

 

最後のサプライズクロスオーバーは、カルロスがオソレミーオを歌ってたら、突然杖ついておじいちゃんが登場し、耄碌したのかと思ってたら、突然最大音量でおおおおーーーーーそれーーーみいいいいおおおおおお!!と熱唱し始めたこと!!!オペラ歌手に負けない声量!もう割れるような拍手!流石ファントムやってた人!!昔取った杵柄過ぎてもう鳥肌モノ!!!

 

●選曲とコンサートの流れ

 

MMOはいつも、ミュージカルとオペラの共通点を見つけて歌い比べるんですが、今回はドンカミッロに対して、リゴレット、セビリアの理髪師、ロミジュリのオペラから選曲。

 

ドンカミッロの2幕始めの嵐の歌→

カルメンのハバネラ(マヤさん)→

ドンカミッロは何でも知っている的な歌(Andreas)→

セビリアの理髪師が何でも知っている的な歌(Larsen氏)→

Heimat(Kai)→

リゴレット父娘の故郷の歌(Larsen+Claudia)→

Koen氏インタビュー→

おじいちゃんの死(一回目)→

主要キャストインタビュー(マヤさんメイク途中)→

シューベルトのアベマリア(お祈りつながりで、Claudia)→

Mein Dorf(Andreas)→

赤ちゃんの洗礼式のシーン→

ケンカのバックステージ再現www→

ラブソング四重唱(クロシュ、ジャックリーヌ、Larsen氏、Claudia)→

Zaunが出てきてパパたちとケンカ→

オペラロミジュリからロミオのソロ(カルロス)→

ドンカミッロ1幕終わりの洪水のフィナーレ(マヤさんソロから)→

Andreas Geregenインタビュー→

セビリアの理髪師から小雨が大雨になる歌(Alexander Grassauer)→

Wunder geschehen→

(晴れるつながりで)オソレミオ(カルロス+じいちゃん)→

メドレー→

Bravo Bravissimo(フィナーレ)

 

 

 

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2017/5/3に見た、ドンカミッロ&ペッポーネ@Ronacher劇場二回目観劇のレポです。

 

ネタバレ有り、ストーリー解説なしなので、私の感想書きなぐりって感じですが、そのうちストーリー解説もするので、とりあえず感動を叫ばせてください(笑)

 

2017-05-03 18.21.17

雨のRonacher劇場

 

●全体の感想

 

ドンカミッロ、22ユーロで二列目で見てきたーー!!やっぱりこの作品大好きだー!二回見たのにまた見たい。。何度も涙が止まらなかった。。マヤさんが素晴らしすぎる。脚本最高。。音楽もめっちゃいい感じ!あーまた見たいなー!ラストの開放感がもう至福だわー!好きだなぁこの話!

 

もうすぐ終わるというのに、久々に作品にハマりそうな予感。。安く前で見れる手段も見つけたわけだし、時間なんとか作って、なんとかあと1回見たいなー!これは誰か友達と見たい!めっちゃ楽しい気分になる!あー、ミュージカルの醍醐味。。

 

なんでこんなに好みなんだろう、この作品。なんか、前のレポでは結構頭使ったみたいな事書いたけど、今回はラスト知ってたから、安心してハートで楽しめたなー。前はなんか結末がわからないドキドキで不安だったけど、今回はもう手放しで楽しめた!適度に話忘れてたのもよかったかもw

 

あーやばいまた見たい。。全てのピースがぴったりハマる快感!カッコイイとかカワイイとか派手なことは何も無いのに、なんかドキドキしてニヤニヤしてしまうw トラブルがあっても基本愛のある世界で、人間って素敵って思える。

 

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Ronacher劇場の天井。その昔オペラ座の怪人コンサート版で、このシャンデリアが落下するかという演出があって、鳥肌モノだった。

 

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ドンカミッロ開演前。前列はすごいスモーク。戦争直後から話が始まるから、開幕前からホコリっぽくしてある。

 

 

●キャスト

 

あまりに作品が好きすぎて、キャストの感想とか個別のことがどうでも良くなってきたけど、一応書いとく。マヤさん素晴らしすぎる!二列目で見た幕間のパントマイムは、前回より拍手多くて、3回も!私の目の前の名演技を、瞬きもせずに見たよ!マヤさんが完璧すぎてもう彼女以外考えられない。

 

セカンドはドンカミッロのThorsten Tinneyで、ジーナの資本家パパがMartin Berger。Thorstenはモーツァルトのパパのセカンドで何度か見た人で、歌はうまいけど堅物だと思ってた。めっちゃ笑顔が素敵で、あんな魅力があるとは!歌も超美声! 後この人は、マリオリーノパパのファーストでもあるね。

 

ThorstenはファーストのAndreas Lichtenbergerよりは硬い(というか、Andreasが適役すぎる荒ぶりっぷりw)けど、それでも、ほんと腕まくりがよく似合って、芯のある中ににやりとする感じがほんと素敵。歌はAndreasより安定した深い素晴らしい声。

 

特に、ストのコーラスを突き抜けてくる、「私は常に貧しい人の味方だご誤解されたー」という、苦しみを歌うところが鳥肌モノ。大好きなMein Dorfの歌もめっちゃ泣いた。ほんと名曲。

 

資本家パパのMartin Bergerは、こんな大物がこの役?ってびっくりしたけど、どう見てもあの彼。この人時々、特徴のある脇役するけど、すごくいいよね。キャッチミーの刑事(これは主役かw)とか、WWRYのかしょーぎとか、シスアクの三人衆とかw ファーストより記憶に残るパパだった。 (ファーストは元バルジャン役者のReinhard Brussmannでこの人も好きだけど)

 

なんと言っても、マヤさんで何度も泣いた。恋人のシーンで、愛おしそうなあの表情が!彼への愛しさと、彼女への懐かしさ。ラブソングを聞きながら、マヤさんの表情見てるだけで、涙だだ漏れ。すり抜けた時の驚きに号泣。

 

ラストどうなるかかなり忘れてたけど、最後自転車に黒コートのマリオリーノとマヤさんが、一瞬キスするところでまたもや涙腺崩壊。それもすべて一瞬で消え去る。けどあの一瞬のおかげで、彼女は救われた。紛れもなく全員がハッピーエンドを迎えた。

 

最後に大喜びする神父が、興奮してマヤさんに話しかけちゃうんだね。で、あなた誰?ってなって、マヤさんも戸惑いながら正体を明かす。ここほんと絶妙!神父だからこその出会い!超自然的な一瞬だったよ!

 

マヤさんが舞台にいる時は、全身全霊でマヤさんを見ることをオススメします。すべての演技や動きに意味があって、常に完璧。誰も見てない退場の時ですら、演技は最後まで気を抜かない。見てれば見てるだけ泣ける。スゴすぎる。。

 

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ドンカミッロのキャスト表。アンドレがアンサンブルにいて、ちょこまかと面白かった。

 

●雨のシーン

 

今回二列目で見たドンカミッロだけど、前回三階席最後列で見た時と、感動の大きさは変わらなかった。最後列大好き♪と再確認。ただ、最後列だとオペラグラスで字幕を読むレベルの視力なので、二列目なら横を見上げる角度だけど肉眼で字幕が読める。大きな違いはそれだけかなー。

 

雨の振り方は、後ろから見てたら全体が見えて、雨が増えていく様子(二段になって降ってる)がはっきり分かって、アンサンブルの興奮とあいまって鳥肌すごい。前列で見たら、気づいたら自分に降ってきそうで、青白く光る雨粒が大量に落下するのがキレイで、上見て見とれてしまう。どっちもイイ!

 

ドンカミッロ幕間。一幕終わりの雨が降り続くまま休憩タイム、という異例の演出。幕間の後半は、マヤさんがつかの間の晴れ間のパントマイム。幕間の天気が次のシーンの伏線になってる。

 

幕間のパントマイム中のマヤさんは、撮影可かどうかわからなかったから撮らなかったんだけど、マヤさん目の前の一列目で、5分くらいフラッシュ焚いて撮り続けてる人達がいて、パントマイム中のマヤさん微妙だったろうな。。途中からそっち向かない演技に切り替えてた。

 

あと、客席降りは最後列は気が付かなかったけど、まああまり感動に影響ないレベル。雨のシーンと捜索シーン。搜索シーンでライトで照らしつつ客席降りは、この演出家三回目くらいじゃない?貴婦人の黒豹とか。

 

 

●ほか色々

 

一回目に見た印象は、二回目見てもそのままだった。Heimatの歌、一回目穿った聞き方してたかなーと思って、今回は頭空っぽにして聞いたけど、「Heimatはただの言葉ではない」とあれだけ繰り返して歌い、あの膝パタパタダンス見てると、意図したメッセージは伝わるな。

 

恋人がどう見てもロミジュリで、WSSみたいに「2人きりの島に行こう」みたいな事言ってるから、ほんとテンプレ通りで心配しちゃう。クンツェ氏脚本でこんなベタな展開?って思ってたら、やはり最後は裏かいてきた!このサプライズは騙されて嬉しいやつ!

 

ほんともう、トラブルがどれもかなり限界までやばくて、解決の仕方がまた予想外で、駆け引きの会話が一筋縄では行かなくて、神は綺麗事言うけど、実際に頭と手を動かすのは人間で、なんか、人間臭さって最高、ってしみじみ。

 

●まとめ

 

と言うわけで、22ユーロで2列目で見れたのは最高だったんですが、この作品は脚本があまりに素晴らしいので、劇場のどこで見ても感動する!前列は前列の良さがあり、後列は後列の良さがある。

 

こんな大好きな作品を、色んな視点から見られてよかった♪

 

あともう少しで終わってしまうけど、ちょっとでも楽しめるうちに楽しもう!

 

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2017-06-25 16:50 | カテゴリ:公演情報

フォルクスオーパー2017/18シーズンが発表されましたので、ミュージカル部門のみまとめておきます。

 

まずこちらが、来シーズンのオペラ、オペレッタ、バレエ、ミュージカルの新作紹介動画です。

 

 

こんなに作品も歌手もダンサーも役者も魅力的なら、ミュージカル以外も沢山見に行きたくなってしまいますね!

 

それでは、来シーズンフォルクスオーパーのミュージカル上演作品をまとめてみました。配役や注目点などある場合は追記しています。

 

●新作

・ジプシー 2017/9/10初日

Maria Happel主演、Werner Sobotka演出
・回転木馬  2018/3/17-4/22

ロジャーズ&ハマースタイン作品

 

●再演

・ハウトゥーサクシード 2017/10/25-12/13

2016/17シーズン初演作品。独題はWie man Karriere macht ohne sich anzustrengen
・マイフェアレディ 2017/12/21-2018/1/19
・アクセル、天国の扉にて Axel and der Himmelstuer 2017/12/26-2018/1/31

Andreas Bieber主演。正確にはオペレッタ。
・サウンド・オブ・ミュージック 2018/1/14-2/10,4/27-5/1
・ヴィヴァルディ~第五の季節~ 2018/1/27-3/1

Drew Sarich主演

・オズの魔法使い 2018/4/29-6/8
・スウィーニートッド 2018/6/12-28

Morten Frank Larsen主演

 

こちらから、月別の上演作品を見ることができます。

https://www.volksoper.at/spielplan/

 

●フォルクスオーパーの上演システム

 

ちょっとだけ、フォルクスオーパ上演システムについて説明しておきます。

 

フォルクスオーパーでは、日本にはないレパートリー制というシステムを採用しています。ロングランではないけれど、毎日公演のある短期公演でもない、その中間のようなシステムです。

 

上記の演目紹介に日付が書いてありますが、この日付で毎日上演するわけではなく、この期間のうち、作品によって決められた回数だけ上演されます。

 

例えば、「オズの魔法使い 2018/4/29-6/8」とありますが、その場合は、この期間で3~5日に一回くらいの頻度で公演があります。他の日は他のレパートリー作品を上演しているので、常時約5-6作品を日替わりで上演している感じです。

 

スター頼りの作品(Axel, Vivaldi, Sweenyなど)は、役者の空き具合によっては短期間に公演を詰める場合もありますが、通常はダブルキャスト制です。

 

●オススメ作品

 

サウンド・オブ・ミュージックは、見たことない人には多分フォルクスオーパーミュージカルでは一番のオススメです!あのおなじみの曲をドイツ語で!ウィーンの客席で見るこの作品は、他のどの国や年で見るのとも違う、特別な経験になります

 

楽しいミュージカル好きな人は、オズの魔法使いを全力でお勧めします。とにかく演出がすごい!何度も目を疑うようなびっくりがあります。

 

暗くても鳥肌モノの作品が見たい人は、スウィーニートッド!!この作品は、ウィーンのオケで聞かなきゃ!!!ものすごい音楽体験ができます。演出も芸術的。

 

ウィーンに遠征や旅行で来るミュージカルファンの方には、Andyのアクセル、Drewのヴィヴァルディなどが、、役者目当てだとオススメ。ハウトゥーも初演時の良キャストが残っていればお勧めです。

 

しかし今年の新作はあまり魅力を感じないなあ。どちらも見ておくべき作品ではあると思うけど。。

 

●見たさランキング

 

私の見たさ度合いを☆で表してみました。

 

☆☆☆(絶対見たい!)

・オズの魔法使い(一度見て最高によかった!今度は息子と見たい!)

・ハウトゥーサクシード(初演シーズンに見逃した)

・ヴィヴァルディ(初演シーズンに見逃す可能性あり)

 

☆☆(大好きな作品なので、時間見つけてぜひ見たい!)

・スウィーニートッド(Morton Frank Larsenのスウィーニーは本当に素晴らしい!!演出も鳥肌モノ!定期的に見たくなる・・)

・アクセル(Andy主演宣言してるし!これも演出最高!そして、Andy最高!!)

 

☆(ぽっかり空いた夜にちょうど見たい作品がなかったら見る)

・ジプシー

・回転木馬

 

あと、私が見たい作品は2018年1月に固まっていて、もう予定をどうしようかと今から悩む。。

 

 

というわけで、再演がアツい!フォルクスオーパー 2017/18年シーズンのまとめでした。

 

サウンド・オブ・ミュージック オーストリア初演フォルクスオーパー版CD

サウンド・オブ・ミュージック ザルツブルク版CD

 

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2017年秋から再々演が決まった、ウィーン版ダンスオブヴァンパイヤ。新トレイラーが公開されています。

 

 

映像は再演時のDrew Sarich、Lukas Perman、Marjan Shaki版です。(赤いブーツのシーンだけ再演時の映像じゃない気がする。)

 

当時はこんな演出だったんだなー、とハイライト版を見る気分でどうぞ。こういう舞台上でカメラを動かすトレイラーは、エリザベート再々演からスタートしたと思ってたけど、実はこの時に既に使っていたのに、しばらくお蔵入りになってたのね。最初の墓のシーンメチャ怖くてすごい好きだったなー。

 

細かく言うと、再演時のクロロックは始めはThomas Borchertで、途中からDrewに変更になったので、この映像はDrewになってから撮影したもの。

 

そして映像でクロロック飛んでるから、終わりかけのかなり最後の方の映像だね。これ実際飛んだ時結構笑ったw メアリーポピンズより一瞬しか飛ばないし、影武者見えるしw

 

個人的には、前半のトーマスの方が好きだった。Got ist totでバルタン星人のような影絵する時、トーマスの指の方が繊細に動くのがほんと鳥肌モノ。けど、ラストの現代版のロッククロロックはDrew似合いすぎてここはDrew大好きだったなー。

 

再々演版はまた演出がらりと変わる可能性があるので、それも含めて楽しみです♪

 

(おまけ)

 

StuttgartのクロロックがJan Ammannになるそうで、その動画がこれ(

Seid ihr bereit? Ein neuer Graf von... - Tanz der Vampire - Deutschland)なんだけど、ツッコミどころ多くて、なんか真面目なのに笑えるw ウィーンでもこういうの撮影してほしいw



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    前回の記事に引き続き、2017年9月30日から上演される、20周年記念ウィーン再々演版ダンス・オブ・ヴァンパイアのキャスト発表記者会見のご紹介です。

     

    2017/6/13 11:00-Ronacher劇場にて

    https://www.musicalvienna.at/de/aktuelles/338/Castpraesentation-TANZ-DER-VAMPIRE

     

    ウィーンミュージカル チケット代行サービス

    こちらで、ウィーン版「ダンス・オブ・ヴァンパイア」2017年9月から2018年3月(延長の可能性あり)のチケット購入代行を承っています。

    お気軽にお問い合わせください♪

     

    今回は、この記者会見の最後に二曲だけ歌われた歌唱部分のコメントから行きます。上記の映像で言うと、55分ごろからです。

     

    <歌唱映像>

     

    ♪Draussen ist Freiheit(アルフレートとサラ)

     

    二人とも現役学生で若いが、声の質もピッタリで、歌も文句なく上手い。表情の作り方もいい感じ。声に感情も上手く乗っている。

     

    こういうサラ、Marjanにはなかった雰囲気ー。若いから未知のものに対して恐れ知らずで、ちょっとやんちゃな感じ。世話焼きで怖がりのアルフレートと対照的。これは楽しみー!

     

    ♪Totale Finsternis(二人のクロロックとサラ)

     

    右からDrew左からマーク。真ん中にサラ。マークとDrewが二人でハモるところがいい!!

     

    Drewの声はロックで深く芯がある、Markはシカネーダー風(トーマスのように深くはないが、クラシック寄りに響かせようとしている感じ)

     

    二人で一緒に歌うところがほんと鳥肌モノ。Drewの高音がいい!Markの高音はちょっと顔が赤くなってるw

     

    サラも、よくこの二人と対決して歌っている。歌声が頭飛び出して響くだけじゃなくて、落ち着いて演技している。表情がすごくいい。このサラを見ていたら、今まで感じたことのなかった物語の理解が深まりそうな気がする。この声なら、マークよりDrewの方が合いそう。

     

    結局この曲、サラの歌だから、サラの歌声と表情次第だなー。Marjanよりも初演の人のパンチのある声に似てる。めっちゃ期待膨らむ。さっきの無邪気な恐れ知らずな少女が、ここでクロロックのダークサイドを知って受け入れ、女になる。

     

    最後のVerstandを歌うサラを見つめるマークの表情がファン垂涎wそして、キスした後素に戻って苦笑するDrewとマークに対して、最後まで演技を続けるサラ素晴らしい。

     

  • <セカンドやアンサンブルを含めた全キャスト>
  • Krolok – クロロック:Drew Sarich(9/20-11/9), Mark Seibert(11/10/12/31), Thomas Borchert (1/2-); Cover: Florian Fetterle,  Filippo Strocchi
  • Sarah – Diana Schnierer, Cover: Abla Alaoui, Anetta Szabo
  • Alfred – Raphael Groß, Cover: Christopher Dederichs, Daniel Eckert
  • Professor Abronsius – Sebastian Brandmeir, Cover: Fernand Delosch, Luc Steegers
  • ChagalNicolas Tenerani, Cover: Fernand Delosch, Martin Stritzko
  • Herbert – Charles Kreische, Cover: Christoph Apfelbeck, Jan-Eike Majert
  • Magda – Marle Martens, Cover: Anja Backus, Tanja Petrasek
  • Rebecca – Dawn Bullock, Cover: Floor Krijnen, Tanja Petrasek
  • Koukol – Florian Resetarits
  • Nightmare Solo – Vinicius Gomes, Filippo Strocchi, Cover: Fernand Delosch, Christoph Apfelbeck
  • Tanz-Solistin – Lucy-Marie Fitzgerald, Martina Borroni, Vanessa Spiteri
  • Weißer Vampir – Jasper Caransa, Cover: David Baranya, Jan-Eike Majert
  • Schwarzer Vampir – Arltan Andzhaev, Cover: Jordan Hinchliffe, Fabian Lukas Raup
  • Ensemble Gesang – Abla Alaoui, Anetta Szabo, Christopher Dederichs, Luc Steegers, Martin Stritzko, Floor Krijnen, Anja Backus, Tanja Petrasek
  • Ensemble Tanz – David Baranya, Jordan Hinchliffe, Fabian Lukas Raup, Martina Borroni, Vanessa Spiteri,
    Julia Waldmayer, Maja Luthiger
  • Swing – Daniel Eckert, Christoph Apfelbeck, Susanna Panzner, Jan-Eike Majert, Tamsyn Blake, Anouk Rietveld, Morten Daugaard

musicalzentrale - Tanz der Vampire (2017/18) - Ronacher Wien

 

<ひとこと>

 

最初は、無名の新人やら学生やらキャスティングして大丈夫かVBW?って感じだったんですが、サラとアルフレートの歌唱を聞いて不安は吹き飛びました。これは、超若返りキャストですが、期待できるかも!教授も超若い人で、初演再演とKrannerさんしか知らなかったウィーンの観客はちょっとビックリするかも。けど楽しみ。

 

今回のキャストは、クロロック以外はマグダのMarle Martensくらいしか有名な人はいないんですが、若々しくて弾けるような舞台になる気がしてきました。

 

そもそもTdVは、初演で高校生くらいの若者の間で熱狂的な人気を博したわけで、そういう意味では、キャストがその高校生にウケそうなメンバーと言うことも、意味があるのかもしれません。

 

しかし、20年前に初演されたってことは、初演当時高校生だったファンは30代になってるわけで、今回のキャストで初演を知っている人はほとんどいないんじゃないかな。そう思うと、完全に世代交代だなー。客層をうまく狙って、初演の時のような人気が出るといいね。

 

更に、ここだけ馴染みの顔が並ぶと、逆にちょっと浮いているクロロックのキャスティング。DrewとMarkとThomas全員連れて来るとはww他のキャストでかなり賭けに出たのに、ここだけ堅実w

 

私は再演のクロロックとしてトーマスとDrew両方見てるけど、トーマスのクロロックはほんと好きだから、また戻って来てくれて嬉しいです。

 

Drewはトーマスと比べるとそこまで好みではなかったんだけど(Drew自身はすごい好きだけど、この役はもっと深い声が合ってる気がする。。)、今回のサラの声との相性は、この三人で一番良さそう。

 

大御所っぽい貫禄をたたえるトーマスやマークに対して、Drewはロックよりなだけあって、いつまでも若者とつるんでそうなので、今回の異様に若いキャストにもスムーズに溶け込んで、今回の三人クロロックの中では一番、他のキャストに馴染む気がする。

 

Drewクロロックは何度も見たからいいかなーと思ってたけど、やっぱりこのメンバーなら、Drewで一度見たくなってきたな。

 

マークは唯一見てないクロロックなんだけど、ドイツの映像で思ったよりよさげだったので、一度は見ておきたい。けど期間短いし、競争率高そうだな。。

 

というわけで、当初Drew0、Mark1、Thomas2くらい見たいなーと思ってたのが、歌唱映像見てDrew2,Mark1, Thomas2になってしまった。。絶対そんなに見に行けない。どうしよう。。。(笑)

 

けど、クロロックより正直、サラとアルフレートが超気になってる。この二人のおかげで、再演の時に感じられなかったストーリーの発見があって、この作品の魅力に気が付けるかもしれない(再演の時は、この作品がそんなカルトになる理由がイマイチ自分で発見できなかったので)。

 

というわけで、キャストもキャストだけど、作品の魅力に気が付かせてくれるチャンス!やはりストーリーの深みがあってこその舞台なので、根本的なところから楽しませてもらえるといいなーと期待しています。

 

 

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    2017年9月30日から上演される、20周年記念ウィーン再々演版ダンス・オブ・ヴァンパイアのキャスト発表が行われました。

     

    映像はリアルタイムでストリーミングで流されましたが、その後今はオンデマンドで以下のサイトから見ることができます。

     

    2017/6/13 11:00-Ronacher劇場にて

    https://www.musicalvienna.at/de/aktuelles/338/Castpraesentation-TANZ-DER-VAMPIRE

     

     

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    それでは、この記者会見の内容を要約しますー。

     

    <VBW総監督Struppeck氏による作品紹介>

     

    ・12言語、14か国で、820万人の観客が観劇した。

    ・20周年紹介映像(14か国のYoutubeに上がっているもの)

     

     

    <リーディングチームの紹介>

     

    ・監督Cornelius Baltus

     

    再演ウィーン版と同じ人。オランダ人。

    ロマン・ポランスキーの右腕で、1999年から一緒に仕事をしている。ウィーン初演版は参加していないが、次のシュトットガルト版から参加している。「自分は作品の乳母のようなものだと感じる。」「キャストは大きく刷新された。」

     

    ・舞台美術と衣装のKentaur

     

    赤いパーカーwハンガリー人。320枚の衣装。当時の時代の衣装を取り入れるため、トランシルヴァニアで衣装と建築を調べてきた。博物館や当時の東ヨーロッパの衣装を取り入れた。

     

    衣装実物を持ち込んで説明。クロロックの19世紀終わりの衣装。世紀末なので、懐古的なデザイン。サラの衣装はワインレッド。日本の高い素材と200個のスヴァロフスキを使っている。

     

    墓の中の人たちは、物語のさらに100年以上前から墓に入っているので、もっと古い時代のハンガリーの衣装を再現した。

     

    ・CorneliusとKentaurの過去の仕事ぶりについて


    CorneliusとKentaurはハンガリー、ロシア、ポーランドなどで一緒に仕事をした。

     

    言葉の分からない国で演出をする時、言葉ではなくジェスチャーで表現するので、外国語版の演出の方がより感情が伝わる場合もある。

     

    ポーランドでシャガールがユダヤ人だから十字架が効かない、と言うシーンでは、劇場が教会に貸し出されたものだからと言う理由で、十字架を投げ捨てるのではなく、優しく床に置くという演出に変わったりもした。

     

    モスクワで「カワイイお尻ね」と言う表現があったが、子の台詞のせいで18禁にしないといけないので、「スタイルいいね」に変えた。

     

    ・リーディングチームの他のメンバーは登場せず、S氏からの軽い紹介だけ。

     

    ・ロマン・ポランスキーの映像。

    「映画を作った時は、怖い話を聞いた子供に戻った気持ちだった。
    これほど長く人気が続くと思わなかった。
    20周年おめでとう。」

     

    <キャスト発表>

     

    ここで、アンサンブルからキャストが発表されました。順に短いインタビューも。

     

    Koukol – Florian Resetarits
    背が高いスキンヘッドの若い男性。クコールは話さないが、なぜクロロックの元で働いているか等、背景も考える。カジモドのように歩くのはかなりキツイし挑戦になるだろう。

     

    Magda – Marle Martens

    再々演エリザベートのセカンドや、シカネーダーのエレオノレ。再演のセカンドだった。マグダは今までの役と違い、地声(ベルト)を多く使う役だが、自分に合っていると思う。

     

    Herbert – Charles Kreische

    初ミュージカル舞台の新人。ハンブルクのミュージカルアカデミー出身。

     

    Rebecca – Dawn Bullock

    恰幅の良いオランダ人。ウィーンデビュー。この作品はYoutubeで見ただけで、実物を見たことはない。

     

    Chagal – Nicolas Tenerani

    写真だけ(飛行機が遅れて来れなかった)。イタリア人で、テレビ畑の人。

     

    Professor Abronsius – Sebastian Brandmeir

    モーツァルト、エリザベートのツアーで出演した、ウィーン私立音大(MUK)出身。今のSt Gallen(スイス)でこの役を演じた。

     

    Alfred – Raphael Groß

    とても若い。初めての大きな役。10歳の時に見た。まだ吸血鬼が怖かった。ウィーン私立音大(MUK)の現役学生。役に受かったと聞いたときには母親に電話して泣いた。

     

    Sarah – Diana Schnierer

    MUKの現役学生。まだ作品を見たことがない。Youtubeで見ただけ。経験の少ない若い女の子と言うことで、自分に合っていると思う。

     

    クロロック - Drew Sarich, Mark Seibert

    二人一緒に登場。二人ともこの役の経験者。

     

    Drewは1989年NYでこの作品に出会った。21歳。CDを見て、Badass!と思った。Badassと言うのは、クールでタフでアブナくて予想がつかない感じで、褒め言葉。Badassプロダクションで仕事ができてうれしい。

     

    マークはまだクロロックはウィーンでやってない。クロロック役は複数いるが、それぞれの役者に合わせてリーディングチームが方向性を与えてくれる。

     

    DrewはBWでクロロックを演じた。違いは?と言う質問に対し、NYは全ての規模が大きい。作品も会社も役者も多く、大きな市場だが、質としては比べられるかどうか。ウィーンの歌手、プロダクションは素晴らしいし、世界最高のミュージカルオーケストラがある。ウィーンこそミュージカルの町だ。

     

    Drewが語る過去のエピソード。Gott ist totの直前、クロロックがゆっくり、頭を上下させずスーッと歩く。その歩き方で舞台に向かっていたら、正面から人が来た。役に入っていたので吸血鬼の様にガオーとやったら、その相手(老人)は「トイレはどこですか?」と聞いてきて、その後のクロロックの歌を笑って歌えなくなるかと思った。

     

    三人目のクロロックは来ていないが、Thomas Borchert。コメント映像あり。衣装のままw

     

    この場では特に発表されていませんが、出演予定は以下のように発表されています。

     

    Drew Sarich(9/20-11/9)

    Mark Seibert(11/10/12/31)

    Thomas Borchert (1/2-)

 

Drewの期間中の休演日にMarkやThomasが飛び入りすることはなく、その場合はアンサンブルからセカンドキャストが入ります。

 

次は、歌唱映像のコメントと、全セカンド、アンサンブルの発表です。

 

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6月13日に、ウィーン再々演版ダンス・オブ・ヴァンパイアのキャスト発表がありました!

初演から20周年を記念する公演は、2017年9月末よりロングラン上演となります。現時点では2018年3月までチケットが発売されています。



記者会見の詳細な内容はまた後でまとめますが、ひとまず、キャストだけ先にまとめておきます。

クロロック役はDrew Sarich、マーク・ザイベルト、トーマス・ボルヒャートとの三人がリレー形式で演じます。

クロロック:Drew Sarich(9/20-11/9), Mark Seibert(11/10/12/31), Thomas Borchert (1/2-)
サラ:Diana Schnierer
アルフレート:Raphael Groß
アブロンシウス教授:Sebastian Brandmeir
シャガール:Nicolas Tenerani
ヘルベルト:Charles Kreische
マグダ:Marle Martens
レベッカ:Dawn Bullock
クコール:Florian Resetarits


写真、ロゴはVBW公式より

記者会見の詳細や映像は次回以降の記事でご紹介しますー。

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●新作の特徴やあらすじは?

 

ウィーン新作ミュージカル、I am from Austriaは、家族と故郷がテーマの派手なレビュー作品になりそう。女性人気ハリウッドスターがウィーンのオペラ座舞踏会に出席→豪華ホテルの跡継ぎ(ルカス)と知り合う→スターの抱える問題をルカスの真面目パワーで解決、って感じかな、と予想してみるw

 

この作品の特徴は、キャストをオーストリア人で固めたこと(スタッフはドイツ人とアメリカ人が多めw)。オーストリア愛に満ちていて、各地の方言が沢山登場する。キャストはミュージカル畑でない人が多いので、オーストリアを主軸にしたジャンル混合メンバー。

 

注目点は、超有名曲に乗せた、派手でレビュー的なダンスシーンが繰り広げられること。振付家キム・ダディの手にかかるんだから、そりゃあすごいことになりそう。編曲家がIWNNINYの人だから、こちらも似た感じの派手な編曲だろうなー。派手さはとっても楽しみ♪

 

ルカスは真面目くんの役なので、まあキャラに合ってるかな(今日の見た目が男っぽくて驚いたけどw)。相手役の人がちょっとMarjanっぽい雰囲気あるなー。そして、脇役キャラが相当立ってそうで、脇役が楽しい系の作品は好き♪暴言乱発ばあちゃんや、ルカスの母役の人もいい感じ。

 

いやあ、ほんとにルカスの変貌には驚いたよ。。ちょっと前まで王子さまっぽくて幼い感じで、男っていうより少年って感じだったけど、今日はすごい大人の男感がムンムン漂ってた。すごいセクシーなオーラだったわ。。永遠の少年が一瞬で男になる瞬間を見たw父親になるって偉大だ。

 

えっと、一応有名元ネタモチーフをあげておくと、高級ホテルのモデルはホテル・ザッハだろうね。家族経営で、オペラ座に近いホテルだし。あと、ホテルを舞台にした作品というと、オペレッタ「白馬亭にて」なんかもきっとネタとして出てきそう。しかし、これならTdVのクアホテル案はなくなるな。。

 

●オーストリア人キャストと方言について

 

I am from Austriaのミュージカルで、オーストリアの方言が沢山出て来るのは、ウィーンの観客にすごくウケるはず。IWNNINYの時、老人ホームの受け付けのオバチャンの訛りがどんどんきつくなっていって、大うけだったの思い出した。私もバリバリ方言作品は大好き。

 

舞台がウィーンのホテルなわけだから、これでキャラがドイツのドイツ語しゃべってたらおかしいでしょ。

 

そういえば、ウィーンでロミジュリやってた頃のDIF(野外フェス)で、ルカスがOhne Sieをウィーン弁で歌って、客席が大爆笑したんだったw真面目な歌をウィーン弁バージョンで歌うだけで、こんなに喜ぶ観客w
 

そもそも、フェンドリッヒの曲の歌詞はウィーン方言で書かれているので、歌詞サイトで調べても、辞書に載ってない単語もいっぱいあるし、省略表現も多い。フェンドリッヒの歌詞の和訳をやってみようとしたけど、全部は無理で断念したことが何度かある。

 

とにかくウィーン人に媚びて媚びて媚び尽くすドイツ人脚本家たちwこれで脚本家が墺人だったら、「墺人による墺人のための作品」って言えると思うんだけど、なにせ脚本がドイツ人だから「墺人によらない墺人のための作品」なんだよね。。キャストは一人を除いて全員オーストリア人だけど、スタッフのは演出家だけな気がする。


「墺人のための作品」というコンセプトとしてはとても面白いし、墺人役者の活躍の機会を与えると同時に、ミュー役者以外の歌える役者を集めて、アンサンブルでミュー畑の人をそろえたという点も興味深い。こういう割り切った作品作りは戦略的だなー。(歌のレベルは開けてからのお楽しみw)

 

実際、ウィーンミュージカルなのに、キャストにもスタッフにもオーストリア人がほとんどいないという実態は、ずいぶん前からヤバいね、とは言われていた。打開する一歩になってくれれば。。

 

●I am from Austriaのキャスト発表記者会見を終わって、ちょっと私の事前情報から変わってるところがあるので、訂正しますー。

 

関連記事:

舞台はウィーン! ウィーン新作ミュージカル「I am from Austria」記者会見とツッコミ

 

まず、ハリウッドスターは女性の方で、ルカスはホテルザッハ的な高級ホテルの跡継ぎ役。あと謎のアルゼンチンのサッカー選手は脇役でいたw(あれは脇役のオーディション案内だったのかw)

 

●まとめ

 

というわけで、ラインハルト・フェンドリッヒの名曲を綴った、新作「アイ・アム・フロム・オーストリア」は、家族と友情をテーマに、オーストリア愛たっぷりの、派手なレビュー満載な賑やかな舞台になりそうです。

 

フェンドリッヒが好きな上、キャストも内容もワクワクするので、私は個人的にはとっても楽しみにしています。

 

 

関連記事:

ブログカテゴリアイ・アム・フロム・オーストリアI Am From Austria

舞台はウィーン! ウィーン新作ミュージカル「I am from Austria」記者会見とツッコミ

 

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速報でキャストをお伝えした、ウィーンミュージカル「I Am From Austria」ですが、5月16日に開かれた記者会見の様子をまとめておきます。

 

一つ前の記事で、スタッフによる作品紹介をまとめましたが、今回はメインのキャスト発表部分です。

 

参考記事:

【速報!】ウィーン新作I am from Austriaの主演はルカス・ペルマン!

ブログカテゴリアイ・アム・フロム・オーストリアI Am From Austria

 

こちらが、当日の記者会見ライブストリーミングをオンデマンドで見れるリンクです

Schon gesehen? Die Pressekonferenz vom... - I Am From Austria - das Musical im Raimund Theater Wien | Facebook

 

それでは、つぶやきまとめの続き行きます。

 

===

 

さて、視聴者数163人。キャスト発表の瞬間!もうわかってるのにドキドキするw

 

ほとんどの歌は方言で歌われるため、ほぼ全てのキャストがオーストリア人。テレビ、ラジオ、コメディアン、ストプレ役者、オペラ歌手など、色々なジャンルからオーストリアを集めた。

 

ジャーナリストのReiner Berger役は、Martin Berger。ドン・カミッロ、Sister Act、WWRYなどに出演。ウィーンのAKHで生まれて、Weinviertelで育って、ウィーン23区に住んでた、オーストリア人。

 

ヒロインと共にオペラ座舞踏会に参加するアルゼンチンのサッカー選手Pablo Garcia役はFabio Diso。 役者本人が元サッカー選手という異色キャスト。唯一の非オーストリア人キャスト。

 

Felix Moser(ホテルで働いてる人で車好き)役はMathis Trattner(ドンカミロに出てる人で、オーストリア人)。リンツの少年合唱団出身。「ワークショップでは、役者が作品を一緒に作っていく過程がワクワクした」

 

ホテルのコンシェルジュ役ELFIE SCHRAT役はDOLORES SCHMIDINGER(白髪のおばあちゃん。テレビや舞台で活躍する喜劇役者(キャバレティスト)で、めちゃくちゃオーストリア人のアクセント)「大きなプロダクション制作のノウハウにびっくりしてる。」突然自分の本の宣伝始めたwwww

 

おばあちゃん、「ミュージカルは、歌は下手だけどダンスができるオペレッタ歌手を雇ってるんだと思ったけど、全然違うわー!」とか、めちゃくちゃぶっちゃけてて、客席もS氏も笑いが止まらないwwなにこのおばちゃんww

 

ヒロインのマネージャーのRICHARD RATTINGER役はMARTIN BERMOSER。ケルンテン州出身で、アメリカ映画界の人で、アメリカのブルーマングループで12年舞台に立っていた。(そっちの宣伝始めてカオスw)ミッションインポッシブルにもちょこっと出たらしい。

 

ホテルオーナーで主役の父親WOLFGANG EDLER役は、ANDREAS STEPPAN。テレビ界の人で、ストプレ舞台などで活躍中。初めてオーディションで役を射止めたからびっくりしたw一歩引いた感じの人で、オーストリア人的w

 

オーナーの妻で主役の母親ROMY EDLER役はELISABETH ENGSTLER。テレビの司会者でこの人も有名人。堂々としたキャラの立つ女性。実は歌の教育を受けていて、ユーロヴィジョンにも挑戦した。

 

ハリウッドスターEMMA CARTER役はIRÉNA FLURY。ミュージカルの教育を受けたが、映画とストプレをやっていて、ミュージカルに戻ってきた形。(ブロンドではなくて黒髪!さっきのROMY役の人がブロンドだったから、ブロンドの歌はこっちか?)

 

ホテルの跡継ぎJOSI EDLER役はLUKAS PERMAN!!!ちょっとなんか雰囲気変わった。少年ぽさが消えて、大人の男っぽくなった。マークっぽい雰囲気?これは相当セクシーかもしれない。。

 

ルカス「JOSIの役は真面目て忠実な人で、EMMAを地に足の着いた生活へ導く。役を作っていく過程は、ロミジュリの時の、役があってそこに入るのとはまた違ったプロセスだ。」

 

元歌の歌手で、オーストロポップのレジェンド、ラインハルト・フェンドリッヒ紹介映像。もしかして今、シカゴのビリーの映像一瞬出た?ワークショップの後にフェンドリッヒのコメント映像(Youtubeにあるやつ)。

 

ホテルにケーキがwEdlertorteとかwwもうどう考えてもザッハトルテww歌の発表はなしかー。ルカスのシルエットがマークっぽ過ぎるw 記者会見終わりー!

 

5957

 

写真はケーキ入刀するスタッフとキャスト。左からVBW総監督Struppeck氏、ルカス・ペルマン、ヒロイン役、演出のAndreas Gergen。

 

===

 

続いて、セカンド情報です。これは、記者会見で発表されませんでしたが、色々なサイトから情報を集めてきました。

 

I am from Austriaセカンドやアンサンブルを含めたキャストはこちら→https://www.musicalvienna.at/de/spielplan-und-tickets/spielplan/production/243/I-AM-FROM-AUSTRIA… のBesetzungのところ。なんと、Oliver Arnoがルカスのカバー!なんと私の予想が当たり過ぎて怖い(というかこの二人しかないw)

 

Oliver ArnoのFBでの報告→https://www.facebook.com/OliverArnoMusic/ サンセットとバンドのソロ活動とI am from Austriaの同時進行かー。彼の仕事の選び方は、こないだの本人インタビューでとくと聞いたので、それを考えるととても感慨深いなー。

 

それからCarin FilipcicがRomy Edler(ルカス姉)のカバー。絶対こっちで見たいよね。そしてMartin ParschingがいるwOliverとMartinの共演とかもう笑うしかないwProhazkaさんもいる!ああ、これはセカンドとアンサンブルが楽しい系だ!

 

 

こっちで見た方が、I am from Austriaのキャストがセカンドまでよくわかるかな。musicalzentrale - I Am From Austria - Raimund Theater Wien

 

 

●スタッフとキャスト

Musik        Rainhard Fendrich
Buch        Titus Hoffmann, Christian Struppeck

Regie        Andreas Gergen
Musical Arrangements und Supervision        Michael Reed
Orchestration        Michael Reed, Roy Moore
Choreografie        Kim Duddy
Bühne        Stephan Prattes
Kostüme        Uta Loher, Conny Lüders
Licht-Design        Andrew Voller
Sound-Design        Thomas Strebel
Video-Design        Sonke Feick


●キャスト(カッコ内はセカンド、カバー)

Josi Edler        Lukas Perman,(Martin Bermoser)(Oliver Arno)

Emma Carter        Iréna Flury,(Marianne Curn)(Katharina Gorgi)

Romy Edler        Elisabeth Engstler, Carin Filipcic, (Barbara Czar)(Ariane Swoboda)

Wolfgang Edler        Andreas Steppan,(Martin Berger)(Franz Frickel)

Richard Rattinger        Martin Bermoser,(Martin Berger)(Martin Pasching)

Felix Moser        Matthias Trattner,(Paul Csitkovics)(Stefan Mosonyi)

Elfie Schratt        Dolores Schmidinger,(Ariane Swoboda)

Pablo Garcia        Fabio Diso,(Thomas Höfner)(Peter Knauder)

Rainer Berger        Martin Berger,(Franz Frickel)(Martin Pasching)

Ensemble       

Anna Carina Buchegger, Arthur Büscher, Barbara Castka, Paul Csitkovics, Marianne Curn, Barbara Czar, Florian Fetterle, Franz Frickel, Katharina Gorgi, Thomas Höfner, Judith Jnadl, Peter Knauder, Martin Pasching, Marina Petkov, David Rodriguez-Yanez, Ariane Swoboda
Swings       

Florian Klein, Stefan Mosonyi, Jennifer Pöll, Georg Prohazka, Rita Sereinig, Birgit Wanka

 

I am from Austiraメインキャストの写真撮影。

 

5956

 

 

(作品の特徴などに続きます)

 

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前回の記事で、速報でキャストをお伝えした、ウィーンミュージカル「I Am From Austria」ですが、5月16日に開かれた記者会見の様子をまとめておきます。

 

参考記事:

【速報!】ウィーン新作I am from Austriaの主演はルカス・ペルマン!

 

こちらが、当日の記者会見ライブストリーミングをオンデマンドで見れるリンクです

Schon gesehen? Die Pressekonferenz vom... - I Am From Austria - das Musical im Raimund Theater Wien | Facebook

 

それでは、記者会見をライブで見ながらつぶやいていたツイートをまとめておきます。ドイツ語の内容もまとめていますが、ほぼ同時通訳状態で打ち込んでいたので、ところどころ矛盾とかあるかもです。ストリーミングを見ながら読むと、字幕みたいな感じになるかもしれません。

 

===つぶやきまとめ===

 

VBW記者会見始まった!

 

VBWのFacebook Liveかなりきれいに見れます。記者会見をライブできれいに見えるのは初めてかもw

 

I am from Austria記者会見実況レポ行きます。

 

シュトルッペック氏(VBWミュージカル部の総監督。以下S氏)の作品紹介。愛と家族と友情がテーマ。オーストリア出身のハリウッドスターが、オペラ座舞踏会に来るためにウィーンに戻ってきて、架空のホテルEdlerを舞台に繰り広げられる。

 

「ブロンド」の演奏をバックに、リーディングチームが登場。

 

脚本家Hoffman氏「フェンドリッヒの曲はドイツでも有名で、よく聞いていた」(なんと、脚本も歌詞もドイツ人だったw)

 

演出家Gergen氏。リサーチが必要な歴史ものと違い、クリエイティビティが前面に出て来る作品。歌毎に舞台美術を考える必要があった。レビューやショー的な要素が各歌にサプライズで飛び出して来る。この人はオーストリア人。

 

キャストとワークショップをして、役者にインスピレーションを与え、役者本人達も気が付かないような個性を引き出した。オーストリアの方言もたくさん登場する。地方ごとに専門家チェックをしてもらった。

 

振付家のキム・ダディと編曲Michael Reed。一からの作品作りは興味深かった。フェンドリッヒの歌からイマジネーションが広がり、ハリウッドショーのような派手なレビューになっている。キムは英語とドイツ語混じりw

 

衣装と舞台美術。時代は80年代。派手でキラキラ。衣装は、登場人物の性格を抽出する感じで仕事をした。1幕はとても派手なレビューの連続だが、その間に真面目な人たちの日々の問題が描かれる。フェンドリッヒ自身の人生と似ている。舞台美術はホテルの空間が最も重要。舞台変換のスピード感。

 

振り付けとダンサーについて(キム・ダディ)。色々な種類や体形の役者やダンサーがいる。それぞれの特徴にあったダンスの役割を与えるプロセスが興味深かった。

 

キャスティングについて。主役のキャラを書き出してみて、こんな人は見つからないだろうと思ってみたら、オーディションでピッタリの人が現れた。(今思うとサッカー選手のことかと。。)

 

開始30分で、Facebook Live視聴者155人。

 

Micheal Reedがピアノ演奏をしながら、I am from Austriaの主題歌を解説。「皆が知っている歌を舞台用に編曲するのは挑戦だった。」次に「ブロンド」の演奏。原曲より軽いポップなトーンになっている。

 

「マッチョマッチョ」は大きなサルサ的なロックダンスナンバー。編曲の感じすごくいい!踊り出したいようなテンポになっている。オケの音源も披露。これはキム・ダディの振り付けが光るシーンだな!

 

(キャスト発表に続きます)

 

 

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